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C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

これによって JIS C 0805 : 1989[電子部品のテーピング(横形及び縦形リード線端子部品)

]は廃止され,

この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権(平成 5 年 12 月 31

日以前に出願された出願公開後の実用新案登録出願を含む。

)又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触す

る可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような技術的性質

をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認に

ついて,責任はもたない。

部編成規格  この規格の部編成規格は,次による。

JIS

C

0806

群  自動実装用部品のパッケージング

JIS

C

0806-1

  第 1 部:アキシャルリード線端子部品の連続テープによるパッケージング

JIS

C

0806-2

  第 2 部:ラジアルリード線端子部品の連続テープによるパッケージング

JIS

C

0806-3

  第 3 部:表面実装部品の連続テープによるパッケージング

JIS

C

0806-4

  第 4 部:封止パッケージ電子部品(形状 E 及び形状 G)のスティックマガジン(予定)

JIS

C

0806-5

  第 5 部:マトリックストレイ(予定)

JIS

C

0806-6

  第 6 部:表面実装部品のバルクケース(予定)


C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  一般事項

1

2.

  寸法

1

3.

  包装

4

4.

  表示

6

関連規格

6


日本工業規格

JIS

 C

0806-1

 : 1999

 (IEC

60286-1

 : 1997

)

自動実装用部品のパッケージング−

第 1 部:アキシャルリード線端子

部品の連続テープによるパッケージング

Packaging of components for automatic handling

Part 1 : Tape packaging of components with axial leads on continuous tapes

序文  この規格は,1997 年に第 2 版として発行された IEC 60286-1, Packaging of components for automatic

handling

−Part 1:Tape packaging of components with axial leads on continuous tapes を元に,技術的内容及び規

格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。また,IEC 規格番号

は,1997 年 1 月 1 日から実施の IEC 規格新番号体系によるものであり,これより前に発行された規格に

ついても,規格番号に 60000 を加えた番号に切り替えた。これは,番号だけの切替えであり内容は同一で

ある。

1.

一般事項

1.1

適用範囲  この規格は,電子機器用アキシャルリード線端子部品のテープによるパッケージングに

ついて適用する。通常,部品のリード線端子をテープで固定する。

この規格は,自動実装,リード線端子の加工,挿入などの操作を行う装置を用いるテーピングの要求事

項について規定する。また,上記の目的のため,部品のテーピングに必要な寸法に限定して規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

IEC 60286-1 : 1997, Packaging of components for automatic handling

−Part 1 : Tape packaging of

components with axial leads on continuous tapes

1.2

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正

版・追補・Amend-ment には適用しない。

JIS K 6999 : 1994

  プラスチック−プラスチック製品の識別と表示

備考  ISO 11469 : 1993, Plastics−Generic identification and marking of plastic products が,この規格と

一致している。

IEC 60294 : 1969, Measurement of the dimensions of a cylindrical component having two axial terminations

2.

寸法

2.1

テープ及びアキシャルリード線端子テーピング部品の共通寸法  テーピングの形状を図 に示す。


2

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

図 

表 1

単位 mm

公称テープ幅  (T)

許容差

6

±1

9

±1

表 2

単位 mm

部品間の標準間隔  (A) 10 ピッチでの

累積許容差  (P)

  5

±0.5

±2

10

±0.5

±2

15

±0.5

±2

20

±0.5

±2

2.1.1

部品本体の位置(横方向の許容差)  寸法 は,部品本体が位置しなければならない横方向の寸

法を規定しており,部品本体の長さの最大値 L

max

よりも 1.0mm(B=26mm の場合)又は 1.4mm(B>26mm

の場合)長い寸法とする。部品本体の長さは IEC 60294 の規定によって測定する。

その他に規定がない場合には,この横方向の位置はテープ間の中央とする。

備考  寸法 を決めるためのゲージ測定法が実用的でない場合には,リード線の距離 L

1

及び L

2

を測

定してもよい。L

1

及び L

2

の差は,それぞれ 1.0mm(B=26mm の場合)又は 1.4mm(B>26mm

の場合)以下とする。

参考  IEC 60294 の測定方法を,次に示す。


3

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

円筒形リード線端子反対方向(アキシャル端子)の寸法ゲージ(方法 1

(

1

)

プリント配線板に使用する部品には1.5±0.05,その他の部品には4±0.05のものを用いる。

公称リード線径に対するゲージ穴径  (D)

公称リード線径

ゲージ穴径  (D)

公称リード線径

ゲージ穴径  (D)

 0.45

以下 0.8±0.02 0.9

を超え 1.15 以下 1.5±0.02

0.45

を超え 0.7  以下 1.0±0.02 1.15 を超え 1.32 以下 1.8±0.02

0.7

を超え 0.9  以下 1.2±0.02 1.32 を超え 2.0  以下 3.0±0.02

円筒形リード線端子反対方向(アキシャル端子)の寸法ゲージ(方法 2

(

1

)

プリント配線板に使用する部品には1.5±0.05,その他の部品には4±0.05のものを用いる。

2.1.2

テープ間隔  リード線の突出し乙 3 を含むテーピングの最大幅 W は 140mm 以下とする。また,そ

の最大幅 W は,部品の寸法に応じて選定する。

テープ間隔の推奨値を

表 に示す。


4

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

表 3

単位 mm

テープ間隔の内寸  (B)

26

1.5
0

52

2

1


63

±2

93mm

を超えるテープ間隔の内寸 は,テーピングの最大

幅 が 140mm を超えない範囲で,許容差±2mm とし,

93mm

から 10mm ずつ増加する。

73

±2

83

±2

93

±2

2.2

テーピング  アキシャルリード線端子部品は,次の要求事項を満たさなければならない(図 参照)。

2.2.1

極性がある部品はすべて同一方向に並べる。極性がある部品は,テープの色を変えるか又は表示に

よって明確に区別する。テープの色を変える場合には,陽極側を白又は中間色とする。

2.2.2 a)

  リード線のもつれ及び曲がりがない。

b)

部品のリード線をテープに位置決めするとき,リード線にきずその他の損傷を与えない。

c)

リード線の曲がりは,正常な位置から 1.0mm(B : 26mm の場合)又は 1.2mm(B>26mm の場

合)以下とする。この場合,テープの内側でのリード線の先端から部品のリード線の根本まで

の寸法を測定する(

図 の寸法 を参照)。 

2.2.3

リード線の先端は,テープの端から突き出さない  (L

3

)

ことが望ましい。しかし,リード線の突出

しが避けられない場合には 0.8mm 以下とする。

2.2.4

部品は,テープに十分固定し,通常の取扱いで外れたりすることがあってはならない。

2.2.5

テープは,テーピング部品の保管に耐えるのに適したものとする。テープの材料は,リード線方向

に沿って移動するものであってはならない。また,はんだ付け性に影響を与えたり,化学反応(例えば,

腐食)によって部品の特性又はリード線を劣化させるガスを発生するものであってはならない。

さらに,保管後にテープが離れて部品の相対的な位置がずれてはならない。また,テープの強度が劣化

して,テーピング部品を手作業でリールから取り出したり実装機で使用するときにテープが破損してはな

らない。

包装箱の中でテープが重なり合って,例えば,接着材がはみ出したりして固着してはならない。

2.2.6

テープの継ぎ目は,少なくとも元のテープと同じ強さでなければならない。また,厚さは,元のテ

ープの 1 枚の厚さの 4 倍以下とする。テープの継ぎ目のずれは,0.8mm 以下とする。テープを継ぐ場合に

も,部品間の間隔 A は,2.1 に規定する許容差以内とする。

2.2.7

部品がついていない両側のリーダ・テープの長さは 200mm 以上とし,テープの初めと終わりに付

ける。

3.

包装  部品のテープは,リール巻きでもよいし,つづら折りでもよい。包装の単位は,100 の倍数を

推奨する。

3.1

リールの寸法  リールの推奨寸法を図 に示す。


5

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

単位 mm

リール径 A 400 以下

ハブ穴  C 14∼38

ハブ径  N 34.9∼102

図 2  リールの寸法

3.2

寸法 W

1

及び W

2

  寸法 W

1

及び W

2

は,テーピングの最大幅(

図 の W)に応じて規定し,リールの

巻取り及び巻戻しが適切に行える寸法でなければならない。

3.3

リサイクル  図 に規定するリールは,リサイクル可能な材料を用いることが望ましい。リサイク

ル可能な材料を用いる場合には,リールに耐久的なリサイクル・マークを表示する。リサイクルのための

材料表示は,JIS K 6999 の規定によることが望ましい。

参考  原国際規格では,上記の点線の下線部分は規定されていないが,IEC 60286-1 の直後に発行さ

れた IEC 60286-2 及び IEC 60286-3 では,リサイクルについて上記のように規定されている。

このため,明らかな誤記と判断し,上記のように修正した。

3.4

部品の保護  部品の損傷及びリード線のねじれを防止するために,テーピング部品の層の間,及び

最後の層の上に保護テープを付けてもよい。この場合,保護テープが部品又はリード線のはんだ付け'性を

劣化させてはならない。

3.5

リールへの巻取り  リールに巻き取る部品の総数は,部品及び外周の保護テープがフランジの最小

寸法からはみ出ない数とする。

3.6

つづら折り包装箱の寸法  つづら折り包装箱の外形寸法を図 に示す。


6

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

単位 mm

X

W

に対応して規定する。

長さ  Y 610 以下

高さ  Z 150 以下

図 3  つづら折り包装箱の外形寸法

3.7

部品の欠落  自動実装のために,部品の欠落数は,受渡当事者間の協定がない場合には,1 リール又

は 1 包装箱当たり 0.1%以下,又は 1 個以下のどちらか多い方とする。ただし,欠落が連続してはならない。

4.

表示  要求がある場合には,部品の 50 番目ごと又は 100 番目ごとの位置をテープに表示する。

関連規格  IEC 60286-2   Packaging of components for automatic handling − Part 2 : Tape packaging of

components with unidirectional leads on continuous tapes

IEC 60286-3

  Packaging of components for automatic handling−Part 3 : Packaging of surface mount

components on continuous tapes


7

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

電子部品 JIS 原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

平  山  宏  之

東京都立科学技術大学

(委員)

吉  田  裕  道

東京都立産業技術研究所

寺  岡  憲  吾

防衛庁装備局

藤  倉  秀  美

財団法人電気安全環境研究所

岩  田      武

村  岡  桂次郎

曽我部  浩  二

永  松  荘  一

通商産業省機械情報産業局電子機器課

兼  谷  明  男

通商産業省工業技術院標準部情報電気規格課

福  原      隆

沖電工業株式会社

村  上  昭  次

株式会社ケンウッド

山  本  克  巳

ソニー株式会社

西  林  和  男

株式会社東芝

中  島  眞  人

日本電気株式会社

小  林      弘

日本電気株式会社

中  野      武

松下通信工業株式会社

三  宅  敏  明

松下電器産業株式会社

山  本  佳  久

三菱電機株式会社

宮  島  明  美

多摩電気工業株式会社

三  浦  春  夫 TDK 株式会社

杉  岡  由  皓

日立エーアイシー株式会社

阿慈知  良  雄

ニチコン株式会社

栗  林  孝  志

松下電子部品株式会社

江  口  正  則

東京コスモス電機株式会社

豊  嶋  協  一 TDK 株式会社

平  野  芳  行

日本電気株式会社

秦      考  生

松下電子部品株式会社

山  本  圭  一

進工業株式会社

山  名  法  明

株式会社村田製作所

三  宅  邦  彦

松尾電機株式会社

尾  村  博  幸

日本ケミコン株式会社

阿  部  広  一 TDK 株式会社

(事務局)

塚  田  潤  二

社団法人日本電子機械工業会

中  山  正  美

社団法人日本電子機械工業会

JIS C 0806-1

分科会  構成表

氏名

所属

(主査)

秦      考  生

松下電子部品株式会社

(委員)

山  本  圭  一

進工業株式会社

加  藤  宗  一

太陽誘電株式会社

石  井      勝

第一電子工業株式会社

豊  嶋  協  一 TDK 株式会社

伊  藤      昇

ニチコン株式会社

新  海  雄  紀

日東電工株式会社

佐  藤  正  雄

日本ガーター株式会社

尾  村  博  幸

日本ケミコン株式会社

平  野  芳  行

日本電気株式会社

三  宅  邦  彦

松尾電機株式会社


8

C 0806-1 : 1999 (IEC 60286-1 : 1997)

石  井      平

松下電器産業株式会社

栗  林  孝  志

松下電子部品株式会社

(事務局)

塚  田  潤  二

社団法人日本電子機械工業会

中  山  正  美

社団法人日本電子機械工業会