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C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標

準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業

大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 61175 : 1993,Designations for signals

and connections

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS C 0450

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考) 信号名に使用する文字記号及びニモニック

附属書 1(参考)  用語索引


C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  一般事項

2

3.1

  信号指定の構造

2

3.2

  推奨文字

2

3.3

  長さ

3

4.

  品目指定の適用

3

5.

  信号名

6

5.1

  一般事項

6

5.2

  基本信号名

6

5.3

  信号バージョン識別子

13

5.4

  信号レベル表示

13

附属書 A(参考)信号名に使用する文字記号及びニモニック

16

附属書 1(参考)用語索引

23

 


日本工業規格

JIS

 C

0450

:2004

(IEC 61175

:1993

)

電気及び関連分野−信号指定及び接続指定

Designations for signals and connections

序文  この規格は,1993 年に第 1 版として発行された IEC 61175,Designations for signals and connections

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,電気及びその関連分野の信号及び接続を識別する指定並びに名称の組合せに

関する規則について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 61175 : 1993

,Designations for signals and connections (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 0445

  文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法

備考  IEC 60445 : 1988, Identification of equipment terminals and of terminations of certain designated

conductors, including general rules for an alphanumeric system

が,この規格と一致している。

JIS C 0452-1

  電気及び関連分野−工業用システム,設備及び装置,並びに工業製品−構造化原理及び

参照指定−第 1 部:基本原則

備考  IEC 61346-1 : 1996, Industrial systems, installations and equipment and industrial products−

Structuring principles and reference designations

−Part 1 : Basic rules が,この規格と一致している。

JIS C 0617-12

  電気用図記号  第 12 部:2 値論理素子

備考  IEC 60617-12 : 1997, Graphical symbols for diagrams−Part 12 : Binary logic elements が,この規

格と一致している。

JIS C 1082

  (全ての部)電気技術文書

備考  IEC 61082 (all parts), Preparation of documents used in electrotechnology からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

JIS Z 8202-5

  量及び単位−第 5 部:電気及び磁気

備考  ISO 31-5 : 1992,Quantities and units−Part 5 : Electricity and magnetism が,この規格と一致し

ている。


2

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

JIS Z 8204

  計装用記号

備考  ISO 3511-1 : 1977, Process measurement control functions and instrumentation − Symbolic

representation

−Part 1 : Basic requirements からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

IEC 60027

  Letter symbols to be used in electrical technology

IEC 60747

  Semiconductor devices−Discrete devices and integrated circuits

ISO/IEC 646 : 1991, Information technology

−ISO 7-bit coded character set for information interchange

ISO 8859-1 : 1987, Information technology

−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 1 : Latin

alphabet No.1

3.

一般事項  信号指定は,文書化する品目,組立品,装置,プラント,設備,その他システムの集合内

のポイント(例えば,端子,接続部など)間の,簡単な機能的又は電気的接続を一意に識別しなければな

らない。

この規格では,用語“信号指定”は電力及び他の定レベル信号の接続の指定も含む。

参考  参定レベル信号の接続については,5.2.1 を参照。

3.1

信号指定の構造  信号指定は,信号名を含むものであり,必要に応じてその先頭に品目指定を入れ

る構造とする。信号名は,基本信号名をつけ,必要に応じてその後に信号バージョン識別子をつける。直

接論理極性表示を使用する回路図で 2 値論理信号を用いる場合は,信号名の残りの部分に信号レベル表示

をつける。

“信号指定”の各部は,次のように表す。

                                    i   ;  b   :  v   (  l   )

ここに,  i    は,品目指定(4.参照)

         ; は,品目指定分離記号

          b    は,基本信号名(5.2 参照)

         : は,信号バージョン分離記号

          v    は,信号バージョン識別子(5.3 参照)

        (  ) は,信号レベル分離記号(一方式だけを示す。5.4 参照)

          l    は,信号レベル表示(5.4 参照)

b

部から 部までは,信号名を形成する。

信号指定の例:

=A1A2 ; CNTEN1 : A(H)

 START(H)

 ON

=T1 ; 230V_L1

3.2

推奨文字  信号指定は,小文字を除く標準文字セットによって構成しなければならない。信号名内

の種々のニモニック (mnemonic),略称,識別子,接尾辞などは,読みやすくするために,1 文字分のスペ

ース又はアンダーバー(_)によって分離してもよい。コンピュータ処理の互換性を維持するために,文字

セットは,制御文字及び各国置換文字(

1

)

以外の ISO/IEC 646 に規定する 7 ビット文字セットの基本記号表

の文字に限定しなければならない。使用するコンピュータ及び通信システムが 8 ビット文字セットを処理

できるものに限定されている場合には,ISO 8859-1 を補足文字として推奨する。

注(

1

)

各国置換文字は,各々の国内委員会が ISO/IEC 646 において試験的に割り当てられたもの以外


3

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

に図形文字を割り当てることができる文字記号である。

参考  関連規格として ISO/IEC 646 を基礎とした JIS X 0201 があるが,いわゆる 1 バイト片仮名(半

角文字符号)への対応は困難(文字化けの発生の可能性)であり,これらの文字符号の使用は

必ずしも適切でない場合があり ISO/IEC 646 と同じ範囲を使用するのがよい。また,ISO 8859-1

の 8 ビット記号は,欧州標準文字を含んでおり,通常 7 ビット処理である日本の計算機システ

ムでは対応が困難であるため,使用に適しない。

推奨文字を,次に示す。

−  大文字 A∼Z

−  数字 0∼9

−  否定文字:長音符( ̄)(

2

)(

3

)

又は論理否定(

¬)(

2

)(

3

)

。7 ビット文字の場合はティルデ(~)(

4

)

を用いなければ

ならない(否定方式は,5.2.3.1 を参照。

−  スペース文字:アンダーバー(_)又はスペース

−  品目指定分離記号:セミコロン  ( ; )

−  信号バージョン分離記号:コロン  ( : )

−  代数演算子:マイナス(–),プラス (+)

−  論理演算子:上付きドット(・)(

2

)

−  特殊文字:  ! “ % & ‘ ( ) *  ,  . / < = > ?

注(

2

)  ISO 8859-1

に含まれる。ISO/IEC 646 にはない。

(

3

)

当該文字セットのところにティルデ(~)を使用してもよい。

(

4

)  ISO/IEC 646

の各国置換文字である。

3.3

長さ  コンピュータ処理及び文書のスペース制限によって,信号指定の長さには,実用上の限界が

ある。これらの指定を構成するときには,このことを考慮しなければならない。

信号指定の信号名部(5.参照)は,24 文字以下に制限しなければならない。

4.

品目指定の適用  信号指定は,品目指定から始めてもよい。この品目指定は,信号指定の残り,すな

わち,信号名とはセミコロン  ( ; )  で分離しなければならない。

信号指定の品目指定部は,信号指定の信号名部が一意になる範囲で,特定の品目,品目の集合である組

立品,装置,プラント,設備などを識別するために用いる。この階層内の信号指定の例を,

図 に示す。

品目指定は,JIS C 0452-1 の原則に従って構成しなければならない。

備考  一つの信号指定を一つの文書上に示す場合,混乱が生じないときには,文書全体又は文書ペー

ジ(例えば,表題欄で示される共通部)に当てはまる品目指定の部分を省略してもよい(

5

)

同様に,信号指定の品目指定部は,図表の境界枠内,又は信号リストのセクション内で示す

全品目に共通する部分を省略してもよい(

図 参照)。

注(

5

)

これに関する詳細なガイダンスは,JIS C 1082(全ての部)及び JIS C 0452-1 を参照。


4

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

図 1a

図 1b

図 1c

参考  図表中の英数記号は,信号指定の記載例である。

  1  階層内の信号指定

図 1a は,二つの事前に設計された回路(F123 及び F456)を使う二つの例を図示したものである。図 1b

は,F123 及び F456 の内部を示す図である。

図 1c は,図 1a  を更に詳細化した(展開した)形式を示す。

いずれの信号指定の場合でも,それぞれの信号は一意に識別できる。

信号指定の信号名部を定義する中で,品目を示す品目指定を含んでいる信号指定(例えば,=P1 ; FAULT)

と,発信源の品目指定,行き先又は信号の目標となる品目指定を信号名部に含む信号指定(例えば,

RUN-M1

)との間の相違を

図 に示す。


5

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

  2  発信源,行き先,又は信号の目標品目を示す品目指定及び信号名自体を定義する品目を示す品目指定

5

C

 0450


2004 (IE

C

 61
175


1

993)

5

C

 0450


2004 (IE

C

 61
175


1

993)


6

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

5.

信号名

5.1

一般事項  信号名は,文書化する品目,組立品,装置,プラント,設備,その他のシステムの境界

内のポイント(例えば,端子,接続部など)間の,簡単な機能的又は電気的接続を一意に識別しなければ

ならない。

信号名は,基本信号名(5.2 参照)を含み,更に信号バージョン識別子(5.3 参照)及び/又は信号レベ

ル表示(5.4 参照)を含んでもよい。

機能が類似していても,同一の信号名を異なる信号に適用してはならない。次の規則を適用する。

a)

類似回路の類似信号は,異なる信号名をもたなければならない。異なる回路を区別するために基本信

号名(5.2 参照)に適切な接尾辞を加えてもよい。例えば,

図 では,二つの電動機制御回路はそれぞ

れ,各々の電動機を止める信号をもつ。これらの異なる信号は,STOP1 及び STOP2 と命名する。

  3  類似の信号(STOP1 及び STOP2)及び信号バージョン

b) 

信号名は,信号が増幅,反転,別の信号とのゲート,遅延,チョップ,蓄積又は何らかの方法で変わ

るときは必ず,変更しなければならない。この変更は,基本信号名の変更(5.2 参照)又は基本信号名

への信号バージョン識別子の追加(5.3 参照)の形態をとってもよい。

c)

同一信号が複数回発信され,増幅,レベルシフトされ,又は導電性素子を通過する場合,基本信号の

それぞれの発生に対して異なる信号バージョン識別子(5.3 参照)を付加し,基本信号名を同一にする

ことが望ましい。例えば,

図 で,信号 STOP1 は,二つの増幅器を駆動する。それらの増幅器の出力

は,STOP1 : 1 及び STOP1 : 2 と命名する。

d) 2

値論理信号(5.2.3 参照)が単に否定又は反転されるなら,基本信号名は,否定表示の追加(又は削

除)を除いては,変更せずに残さなければならない。直接論理極性表示を使用する場合は,信号レベ

ル表示(5.4 参照)を変更してもよい。信号が複数回反転される場合,異なるバージョン識別子(5.3

参照)を,信号の反転又は非反転の違いを区別するために使用しなければならない。例として,

図 3

の信号 STOP2 : 1,

1

:

2

STOP

及び

STOP2 : 2

を参照。

5.2

基本信号名  信号指定における基本信号名は,回路中の信号によって伝達する一つの情報を表す。

そのような回路信号の固有名称は,共通情報を示す同じ基本信号名を使って構成することが望ましい。

基本信号名は,信号によって伝える情報又は果たす機能を示さなければならない。


7

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

状態信号の場合は,その信号が伝える情報に基づいて命名してもよい。例えば,電動機

M2

が稼働して

いるかどうかを表す信号は,

M2_RUNNING

と命名してもよい。

操作又は制御する信号は,それらを発信した信号又は機能によるものではなく,それらが果たす機能に

基づいて命名することが望ましい。

図 に示すように,例えば,信号

RUN_EN

が別の信号

CLK6

&

ゲー

トし,

RUN

という名称の双安定な素子への設定信号を出力するとき,その出力信号が

SET_RUN

と命名し

ていれば,その機能は明白である。しかし,出力信号を

RUN_EN_CLK6

という名称にすると,その機能に

はあいまいさが残る。

  4  制御信号の名称の例

可能な限り,ニモニック,標準的な略称及び標準的な文字記号を使うのが望ましい。ニモニック,略称

及び文字記号は信号名が現れる文書又は作成要領中で説明しておくか,又はそれらを説明した規格を引用

しておかなければならない。

スペースの余地があるなら,短すぎる略称よりも理解容易なニモニックを使うべきである。例えば,

“装

1

を選択する”という意味を伝えるには,

SD1

よりも

SELDEV1

の方がよい。

備考

国際規格となったニモニック,略称及び文字記号は,言語に依存せず,どんな言語の使用にも

適しているとみなされる。他のニモニック及び略称は,言語に依存する。原語以外の言語を使

う場合,ニモニック又は略称の覚えやすいという特性は失われる。

5.2.1

電力及び他の定レベルの接続  電力及び他の定レベルの接続における命名原則は,アナログ信号や

2

値論理信号の場合と同じである。

それぞれの指定は,設備又は装置で一意となるようにしなくてはならない。

定レベルの接続は,

そこに流れている定レベルの物理量の特徴に応じて命名するのが望ましい。

これは,

単位記号付きの数値か,定格値のような一般的に理解される略称でもよい。許容誤差又は他の追加特性を

含んでもよい。例えば,接地接続は,

0V

又は

GND

と命名してもよい。

TTL

供給電圧接続は,

+5V

又は

VCC

と命名してもよい。電力主回路接続は,

50HZ 230V L1

と命名してもよい。

ニモニック及び略称は,IEC 60747 又は JIS C 0445 で規定する文字記号を応用することが望ましい。便

宜のため,JIS C 0445 の導体表示を,

附属書 の表 A.4 に示す。

図 は,交流電力供給システムにおける信号指定の例である。


8

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

  5  交流電力供給システムにおける信号指定の例

5.2.2

アナログ信号  アナログ信号は,取り得る物理量の連続的な範囲をもつ。アナログ信号の名称は,

その信号によって表す変数又は機能を示すことが望ましい。

アナログ信号の名称は,平易な言語に基づくか,又は記号化するならば,この規格の 2.で規定したよう

に,適用可能な国際規格に従って構成することが望ましい。フィードバック制御回路における信号名の例

図 に示す。

  6  フィードバック制御回路における信号名の例

(プロセス制御装置又は適用可能ならその他の)計測変換器の出力信号の名称を記号化するときには,

名称のために次の規格を適用する。

非電気的な量:JIS Z 8204

附属書 の表 A.1 参照)

電気的な量:IEC 60027 及び JIS Z 8202-5 中の量及び単位の文字記号(

附属書 の表 A.2 参照)

修飾子:JIS Z 8204

附属書 の表 A.3 参照)

例を,

図 及び図 に示す。


9

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

  7  アナログ信号を記号化した信号名の例−非電気的な量の測定回路

  8  アナログ信号を記号化した信号名の例−電気的な量の測定回路

5.2.3

2

値論理信号  二つの状態だけをもつ信号で,その信号に対する二つの重ならない範囲の物理量で

表す。これらの二つの範囲は,レベルと呼ぶ。

2

値論理信号に対する基本信号名は,ステートメントの略称又は真若しくは偽(又は,

1

若しくは

0

)を

評価できる表現とすることが望ましい。例えば,名称

ALARM

は“

ALARM

がアクティブである”という

ステートメントの略称である。

ステートメント又は基本信号名で表す表現を評価して得られる真の値は,“信号状態”(信号の論理状

態)と呼ぶ。

備考

JIS C 0617-12

で用いる用語“外部論理状態”は“信号状態”とは同一でないが類似している。

直接論理極性表示を用いた回路図上の

2

値論理信号は“外部論理状態”の表現ではないが,名

前をもったすべて

2

値論理信号は,

“信号状態”で表す。

基本信号名によって表現するステートメントの真の値は,信号

1

−状態に対応する。基本信号によって

表されるステートメントの偽の値は,信号

0

−状態に対応する。例えば,信号名

ALARM

は,

1

−状態が


10

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

ALARM

がアクティブ”が真であることを意味し,信号が

0

−状態であれば偽であることを意味する。

表 

No.1

及び

No.2

を参照。

5.2.3.1

否定信号

NORUN

(非運転)のような,本来的な否定を具体的に表す否定信号の名前は理解し

にくい。対応するステートメントの“

no run

がアクティブ”が真又は偽かどうかを決めるためには,ある

種の考え方を切り換える必要がある。可能ならば,このような名称は本来,真にする方がよい。例えば,

STOP

又は

IDLE

NORUN

の代わりに用いることができる。

しかし,場合によっては,ある条件が真でないときも,その動作が行われることがあるため,否定を表

現する望ましい方法は次による。

否定を表現している名称の上部に否定バーを置く。例えば,

RUN

の場合はこの方法が好ましい。しか

し,信号名をコンピュータ処理するときは実用的でないことが多い。このような応用の一つとして次

のような文章の表記を推奨する。

論理否定の数学的な表記をその名称の適当な部分の前に置いてもよい。例えば,

RUN

と表現する。テ

ィルデ

(~)

は,論理否定記号をもたないコンピュータシステムの文字セットの一部として置き換えても

よい。

名称の適切な部分に“

-N

”を続ける。例えば,

RUN-N

文書中又は作成要領で説明した別の表記を使用する。

RUN

は“

run

がアクティブでない”に対応している。基本信号名が否定の表示を含んでいることに注目

する。

RUN

は,信号状態が

1

−状態では“

run

がアクティブでない”が真であり,信号状態が

0

−状態では

偽であることを意味する。さらに,これは,

run

がアクティブである”は信号

RUN

0

−状態にあるとき

真であり,

RUN

1

−状態にあるとき偽であることを示している。

表 

No.3

及び

No.4

を参照。

  1  状態及び信号名(簡単な論理規約)

否定シンボルの有無によって

定義した関係

No.

入力(又は出力)

システム状態

信号状態

(真の値)

外部論理状態

内部論理状態

1

    ALARM

alarm

no alarm

真(true)=1

偽(false)=0

1

0

1

0

2

    ALARM

alarm

no alarm

真(true)=1

偽(false)=0

1

0

0

1

3

    ALARM

alarm

no alarm

偽(false)=0 
真(true)=1

0

1

0

1

4

    ALARM

alarm

no alarm

偽(false)=0

真(true)=1

0

1

1

0

備考1.  真の信号状態は,常に外部論理状態の 1 に対応する。

2.

偽の信号状態は,常に外部論理状態の 0 に対応する。 


11

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

一連の表記法で,信号名のどの部分を否定しているか混乱するおそれがあれば,否定表示とその名称の

部分とを括弧でくくってもよい。否定の範囲は次のとおりである。

a

)

接頭辞の否定表示では,

次のいずれかが最初に現れるまで,否定はその表記の右側文字列に適用する。

1

)

右片括弧

2

) 1

対の括弧の中で囲まれていないスラッシュ

3

)

文字列の終わり

¬

XY

XY

と等価である。

(

¬

X)Y

Y

X

と等価である。

(

¬

X)

¬

Y

XY

と等価である。

¬

(

¬

X)Y

Y

X

と等価である。

¬

X/Y

/Y

X

と等価である。

¬

(X/Y)

X/Y

と等価である。

¬

(

¬

(X/Y)/Z)

/Z

X/Y

と等価である。

b

)

添字による否定は,否定は次に掲げる項目の中で,最も近い手前の文字にさかのぼって表示する左側

の文字列に適用する。

1

)

左片括弧

2

) 1

対の括弧で囲まれていないスラッシュ

3

)

文字列の始まり

XY-N

XY

と等価である。

X(Y-N)

Y

X

と等価である。

X-N(Y-N)

XY

と等価である。

X(Y-N)-N

Y

X

と等価である。

X/Y-N

Y

X/

と等価である。

(X/Y)-N

X/Y

と等価である。

(X/(Y/Z)-N)-N

Y/Z

X/

と等価である。

5.2.3.2

複数機能の信号  ある信号は複数の機能をもち,各々の機能を分離した名称で最適に記述する。

代替の名称又は表現は,基本信号名内に含むことができ,また,内容によって分離することもできる。例

えば,信号の

1

−状態がカウント,シフト,及びカウントとシフトとの両方を可能にする場合,信号は

CNTEN/SFTEN

と命名する(

図 参照)。

  9  複数機能信号の信号名の事例


12

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

すべての代替名称が同時に適用されるとは限らない(

図 10 参照)。

 10  異なったモードに適用した信号名の一部

カウンタが

 “up”

モード(これは,

M1

1

−状態を立てることを意味する。

)であるとき,

CT=15

に対

応する

MAX

を適用する。カウンタが

 “down”

モード(これは,

M2

1

−状態を立てることを意味する。

であるとき,

CT

0

に対応する

MIN

を適用する。

信号名は,本来矛盾を含んではならない。信号

ON

及び

OFF

が補完的な場合,すなわち,

OFF

が偽であ

れば

ON

は常に真で,

ON

が偽であれば

OFF

は常に真である場合は,名称

ON/OFF

は常に真であることを

包含しているため,意味がなくなる。

すべての部分の信号状態を一貫させたものにするために,否定表示を使用する場合がある。例えば,

ON/

OFF

がともに真である(又は偽である)場合がある。すなわち,

ON

がアクティブである”が真である場

合,

OFF

はアクティブでない”もまた真であり,

OFF

がアクティブである”が偽という意味である。

スラッシュの使い方の一つは,本来,反対の状態でない代替の結果を分離することである。例えば,

1

−状態の信号が回路のカウントを可能にし,

0

−状態はカウンタをシフトする場合は,

CNTEN/

SFTEN

が正

しい名称である。

5.2.3.3

バス信号及び他のグループ化信号  バス又は他のグループ化信号内のビット及びバイトのラベ

ル付けには,バス又はグループ名に数を表す接尾辞を付ける必要がある。内部に固有の重み付けをした信

号を含むバス又はグループでは,数値の接尾辞は信号の実際の重みを表す必要があり,そのすべては

10

進数又は

2

のべき乗の指数として一貫して表現する。

数値の接尾辞は

<>

括弧

(

6

)

でくくって表される。例えば,中間レジスタの

32

本の線は

IRBUS<1>

から

IRBUS<2147483648>

,又は

IRBUS<00>

から

IRBUS<31>

と命名することができる。

BCD

中間レジスタの

7

本の線は,

IRBUS<1>

IRBUS<2>

IRBUS<4>

IRBUS<8>

IRBUS<10>

IRBUS<20>

IRBUS<40>

と命

名しなければならない。

(

6

)

より少ない(

<

)及びより大きい(

>

)という記号で構成する。

バス内の個別の信号でなく,バス全体の接続を表している場合は次のように命名することができる。

IRBUS<0 : 31>

又は

IRBUS<0...31>

は,

IRBUS<0>

IRBUS<1>

...

IRBUS<31>

と等価である。

IRBUS<1

2

4

8

10

20

40>

は,

IRBUS<1>

IRBUS<2>

...

IRBUS<40>

と等価である。

他のいかなる取決めを使っても意味が明白にならない場合は,図表の上又は補助の文書で説明しなけれ

ばならない。関連した文書セット全体では同じ取決めを使わなければならない。

図表上の幾つかの個別の連結を一つの線で示す際に,個別の信号を指定する場合は,例えば,

ON

OFF

のように指定はカンマで区切る必要がある。

同じ品目指定がリスト内の連続した信号の指定に使用される場合,同じ品目指定が適用される信号の名


13

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

称を括弧でくくりグループ化することができる。

  =A1 ; (ABC

ABD

ABE)

=A1 ; ABC

=A1 ; ABD

=A1 ; ABE

と等価である。

5.2.3.4

演算及び論理表現  プラス記号(

+

)は代数的な足し算

 (plus)

を意味し,マイナス記号(−)は

代数的な引き算

 (minus)

を意味する。例えば,

AR+1

  “address register plus 1”

のニモニックである。

信号名に論理的な表現を使用する場合は,次の規則による。

代数的な足し算との混乱が生じない場合に限り,プラス記号(

+

)が

OR

機能を意味するように使っても

よい。文脈から明確に区別できない場合には,用語

OR

PLUS

の一つ又は両方を適宜代替使用することが

できる。

論理的

AND

機能は中点(・)

,アステリスク(*)

,又は,混乱しない場合は,並置によって表される。

例えば,

ENABLE

  “ENABLE A ANDed with BLOCK E”

のニモニックであり,

PQ

 “P ANDed with Q”

意味する場合がある(5.2 参照)

表現を明確にするために括弧を使用することができる。例えば,

(ENA) BLE

  “ENABLE A ANDed with

BLOCK E”

のニモニックを示すもう一つの方法である。

5.2.3.5

クロック信号  クロック信号名では,周期(又は周波数)若しくは位相といった重要な特性を含

めることがしばしば有用となる。

例えば,

基本的なクロック周期が

25ns

である場合,

ニモニックは

CLK_25N

である。この基本的なクロックから得られるものは,

CLK_50N

CLK_100N

などと表現することが望まし

い。

5.3

信号バージョン識別子  一つの基本信号は,増幅,レベルシフト又は導電性素子を通過することに

よって,システムの中で複数回現れる場合がある。このような場合,基本信号は基本信号名によって識別

され,派生信号は,バージョン識別子によって識別される。

識別子は,コロン

  ( : )

及び適切なアルファベット又は数字を組み合わせたものにしてよい。例えば,

3

で信号

STOP1

2

個の増幅器を駆動する。この増幅器の出力は,

STOP1 : 1

及び

STOP1 : 2

と命名されて

いる。

2

値論理信号(5.2.3 参照)が複数回反転する場合は,反転又は非反転バージョンを区別するバージョン

識別子を使用することが望ましい(例として,

図 参照)。

5.4

信号レベル表示  信号レベル表示は,直接論理極性表示システムだけで使用する。

単一の論理極性(正論理又は負論理)を使用している回路図では,信号の外部論理状態とこれに対応す

る内部論理レベルとの関係は固定化される。例えば,正論理極性を有効とするときは,

1

−状態にある信号

(信号名の真の状態)は常に

H

−レベルと一致する。負論理極性を有効とするときは,

1

−状態にある信号

は常に

L

−レベルと一致する。

信号レベル表示として他の方式を使用し意味が明りょう(瞭)でない場合は,図表又は文書で説明しな

ければならない。同じ方式は,関連する文書全体で統一しなければならない。

直接論理極性表示の回路図においては,論理記号は外部論理状態でなく,ただ論理レベルだけを意味し

ている。したがって,各論理信号名に,どちらの論理レベルが

1

−状態(真の状態)であるかを含むこと

が望ましい。このためには,信号名の後に論理レベルの表示(例えば,

H

又は

L

)を付加するのがよい。

この論理レベル表示は,括弧でくくるか,又は

1

文字分のアンダバー若しくはスペースを前に置く。

 ALARM

(H)

は,信号の論理レベルが

high

のときに“

ALARM

がアクティブである”は真で,論

理レベルが

low

のときは,偽であることを意味する。

ALARM

 (H)

は,信号の論理レベルが

high

のときに“

ALARM

がアクティブではない”は真で,

論理レベルが

low

のときは,偽であることを意味する。これはさらに,信号の論理レベルが

low


14

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

のときに“

ALARM

がアクティブである”は真で,論理レベルが

high

のときは,偽であることを

意味する。すべての組合せについては,

表 を参照。

STOP (L)

は,信号の論理レベルが

low

のときに“

STOP

がアクティブである”は真で,論理レ

ベルが

high

のときは,偽であることを意味する。

真の状態が

high

の論理レベルと一致する信号は,

true-when-high

信号と呼んでもよい。

真の状態が

low

の論理レベルと一致する信号は,

true-when-low

信号と呼んでもよい。

図表上のすべての信号名が

true-when-high

の場合は,論理レベル表示は信号名から省略してもよい。

論理否定とレベル反転とをともに適用して得られる信号指定は,

元の信号指定と等価である。このため,

異なる信号を識別するために使用してはならない。

 STOP

(L)

(H)

STOP

と等価である。

ALARM (H)

(L)

ALARM

と等価である。

RD/

(H)

WR

は RD

/WR (L)

と等価である。

論理回路図の解釈を容易にするため,通常,信号名は,そのレベル表示と接続先のシンボル極性表示と

が一致するように構成する(

図 11 参照)。

 11  極性表示と信号レベル

不一致な論理極性表示をもつ接続線上の信号名は,信号名が付いている部分の接続線が表しているもの

と同じ論理極性表示であることが望ましい(

図 12 参照)。

 12  不一致な極性表示

備考

接続線と交差している垂直線は,ここでは接続線を二分割するために使っており,その二つの

部分は,各々極性表示上の意味をもっている。この図記号は,JIS C 0617-12 で規定されている。


15

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

  2  状態,レベル及び信号名(直接論理極性表示)

否定シンボルの有無によって

定義した関係

No.

入力(又は出力)

システム状態

信号状態

(真の値)

外部論理状態

内部論理状態

1

    ALARM(H)

alarm

no alarm

真=1 
偽=0

H

L

1

0

2

   ALARM(L)

alarm

no alarm

真=1 
偽=0

L

H

1

0

3

        ALARM(L)

alarm

no alarm

真=1

偽=0

L

H

0

1

4

   ALARM(H)

alarm

no alarm

真=1 
偽=0

H

L

0

1

5

ALARM

(H)

alarm

no alarm

偽=0

真=1

L

H

0

1

6

      ALARM (L)

alarm

no alarm

偽=0 
真=1

H

L

0

1

7

ALARM

(L)

alarm

no alarm

偽=0 
真=1

H

L

1

0

8

      ALARM (H)

alarm

no alarm

偽=0

真=1

L

H

1

0

備考1.  真の信号状態は,信号名で指定した外部論理レベルと対応する。

2.

偽の信号状態は,信号名で指定したものと反対の外部論理レベルと対応する。 


16

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

附属書 A(参考)信号名に使用する文字記号及びニモニック

A.1

  変数用の文字記号  次の文字記号は,計測器の図記号に使用するものとして JIS Z 8204 に規定して

いる。これらは,計測器で測定する変数を識別する。これらの文字記号は,測定変換出力信号用の記号名

の第

1

文字としても使用してよい。この場合,これらは,信号で表現する変数を示す。

表 A.1  変数用の文字記号

第 1 文字 Variable

変数

D Density

密度

E (

1

)

All electrical variables

全電気変数

F Flow rate

流量

G

Gauging, position or length

厚さ,位置又は長さ

K

Time or time programme

時間又は時間設定

L Level

レベル

M

Moisture or humidity

吸水率又は湿度

N (

2

) Users’

choice

任意選択

O (

2

) Users’

choice

任意選択

P Pressure or

vacuum

圧力又は真空度

Q (

2

) Quality

,for example analysis,concentration,conductivity

品質。例えば,解析,濃度,導
電率

R Nuclear

radiation

放射線

S

Speed or frequency

速度又は周波数

T Temperature

温度

V Viscosity

粘度

W

Weight or force

重量又は力

X (

2

) Unclassified

variable

不特定の変数

Y (

2

) Users’

choice

任意選択

注(

1

)

信号名では,

表 A.2 の文字を代用しなければならない。

(

2

)

補足注記が必要。

A.2

電気変数用の特殊文字記号  次の文字記号は,JIS Z 8202-5 及び IEC 60027 からのものである。これ

らは,JIS Z 8204 の変数用の文字記号と同様に,測定変換出力信号用の記号名の第

1

文字として使用して

よい。これらの記号は,信号で表現する電気変数を示す。

表 A.2  電気変数用の特殊文字記号

第 1 文字 Variable

変数

F Frequency

周波数

I Current

電流

P Power

電力

Q Reactive

power

皮相電力

R Resistance

抵抗

U [or V]

Voltage

電圧

Z Impedance

インピーダンス


17

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

A.3

修飾子として使用する文字記号  次の文字記号は,計測器の図記号に使用するものとして JIS Z 8204

に規定している。これらは,計測器が識別する変数の絶対レベルではない量を測定することを示す。これ

らは,測定変換出力信号用の記号名の第

2

文字としても使用してよい。この場合,これらは,信号が記号

名の第

1

文字によって示す変数の絶対レベルでない量を表していることを示す。

表 A.3  修飾子として使用する文字記号

第 2 文字 Modifier

修飾子

D Difference

F Ratio

Q

Integrate or totalize

積分又は合計

R Residual

(N

in

ISO 3511-1

)

残差(JIS Z 8204 にはない。

A.4

指定導体の端末の識別  次の文字記号は,指定導体

 (designated conductor)

の端末を識別するものと

して JIS C 0445 に規定している。これらは,その導体に応じた信号用の信号指定の一部としても使用して

よい。

表 A.4  指定導体の端末の識別

表示 Conductor

導体

L1

Phase 1 for a.c. supply

交流電源の第 1 相

L2

Phase 2 for a.c. supply

交流電源の第 2 相

L3

Phase 3 for a.c. supply

交流電源の第 3 相

N

Neutral for a.c. supply

交流電源の中性相

L+

Positive for d.c. supply

直流電源の正極

L-

Negative for d.c. supply

直流電源の負極

M

Mid-wire for d.c. supply

直流電源の中間線

E Earthing

conductor

接地線

PE Protective

conductor

保護導体

PEN

Protective conductor and neutral conductor combined

保護導体と中性線との兼用 
(PEN 導体)

TE

Low noise earth conductor

低雑音接地線

MM

Frame or chassis connection

フレーム接続又はシャーシ接続

CC Equipotential

connection

等電位接続

A.5

記述的な信号名に用いるニモニック  表 A.5 は,信号名の一様化を促すための取組みである。これら

の表は,必ずしも網羅的ではないが,信号名を構成するために用いる幾つかの一般的な用語の覚えやすい

記号(ニモニック)を提案したものである。これらのニモニックは,複合語句を表現するために組み合わ

せてもよい。あいまいでなければ,必要に応じて列記したニモニックに他の意味を割り当てても,他のニ

モニックをその意味に割り当てても差し支えない。さもなければ,一連の文書では,同じ意味を特定のニ

モニックのために割り当てて,同じニモニックを特定の意味に使用しなければならない。

設計者がよい判断を行ったり,使用者が信号名の意味を解釈する方法を知ったりするためには,何らか

の規則を提示する必要がある。次の表の例は,典型的な使用方法を示す。


18

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

表 A.5  信号名ニモニック−ニモニックよるアルファベット順

ニモニック/記号 Meanings

意味

ACC Accep ;

Accumulator

受入れ;アキュレータ

ACK Acknowledge

肯定応答

ACT Activate

作動

ADD Adder

加算

ADR Address

アドレス

ALI Alarm

inhibit

アラーム抑制

ALU

Arithmetic logic unit

論理演算装置

AR Address

register

アドレスレジスタ

ASYNC Asynchronous

非同期

ATTN Attention

アテンション

BCD

Binary coded decimal

2

進化 10 進数

BCTR Bit

counter

ビットカウンタ

BG Borrow

generate

ボロウ生成

BI Borrow

input

ボロウ入力

BIN Binary

バイナリ(2 進)

BIT Bit

ビット

BLK Block

ブロック

BLNK Blank

ブランク

BP Borrow

propagate

ボロウ伝送

BUF

Buffer ; Buffered

バッファ

BUS Bus

バス

BUSY Busy

ビジー

BYT Byte

バイト

CDSEL Code

select

コードセレクト

CE Chip

enable

チップイネイブル

CG Carry

generate

キャリー生成

CHK Check

チェック

CI Carry input

キャリー入力

CK Clock

クロック

CLA Carry

look-ahead

キャリールックアヘッド

CLK Clock

クロック

CLR Clear

クリア

CMD Command

コマンド,命令

CNT Count

計数

CNTL Control

制御

CO Carry

output

キャリー出力

COL Column

COMP Compare

比較

CORR Corrected

修正

CP Carry

propagate

キャリー伝送

CPU

Central processing unit

中央演算装置

CRC

Cyclic redundancy check

周期冗長検査 (CRC)

CRY Carry

キャリー

CS Chip select

チップセレクト

CTR Counter

カウンタ

CTS

Clear to send

送信クリア

CURR Current

カレント

CYC Cycle

周期

D Data

データ


19

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

表 A.5  信号名ニモニック−ニモニックよるアルファベット順(続き)

ニモニック/記号 Meanings

意味

DCD Decode

デコード

DEC Decimal

10

進数

DECR Decrease;

Decrement

デクレメント(減少)

DEST Destination

目的地

DET Detect

検知

DEV Device

デバイス

DIFF Difference

DIS Disable

使用不可

DISK Disk:

Disc

ディスク

DLY Delay

遅延

DMA Direct

memory

access

ダイレクトメモリアクセス

DRAM Dynamic

RAM

ダイナミック RAM

DRV Driver

ドライバ

DSR

Data set ready

データセットレディ

DSRDY

Data set ready

データセットレディ

DTR

Data terminal ready

データターミナルレディ

DTRDY

Data terminal ready

データターミナルレディ

DWN Down

ダウン

EN Enable

使用可能

ENCD Encode

エンコード

END End

エンド

EOF End

of file

エンドオブファイル

EOL End

of line

エンドオブライン

EOT

End of tape ; End of transmission

テープ終端,伝送終了

ERR Error

エラー

ERS Erase

消去

ETY Empty

空,エンプティ

EVT Event

イベント

EXOR Exclusive OR

排他的論理和

EXT External

外部

FF Flip-flop

フリップフロップ

FIFO

First in, first out

先入れ,先出し

FLD Field

フィールド

FLG Flag

フラグ

FLT Fault

フォルト

FNC Function

ファンクション

G Gate

ゲート

GEN Generate

生成

GND Ground;

Earth

接地,アース

HALT Halt

中断

HEX Hexadecimal

16

進数

HLD Hold

(ing)

ホールド

HORZ Horizontal

ホリゾンタル

I/O Input/output

入力/出力

ID Identification

識別

IN

In ; Input

イン;入力

INCR Increase

増加

INH Inhibit

抑止

INIT Initialisation

初期化


20

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

表 A.5  信号名ニモニック−ニモニックよるアルファベット順(続き)

ニモニック/記号 

Meanings

意味

INT

Interrupt ; Internal

割込み;内部

INTFC Interface

インタフェース

INTRPT Interrupt

割込み

IRQ Interrupt

request

割込み要求

KYBD Keyboard

キーボード

LCH

Latch ; Latched

ラッチ

LD Load

ロード

LFT Left

LOC Location

ロケーション

LRC

Longitudinal redundancy check

水平冗長検査 (LRC)

LSB

Least significant bit

最下位ビット

LSBYT

Least significant byte

最下位バイト

LT Light

ライト

MAX Maximum

最大値

MEM Memory

メモリ

MIN Minimum

最小値

MOT Motor

電動機

MRD Memory

read

メモリ読み込み

MSB

Most significant bit

最上位ビット

MSBYT

Most significant byte

最上位バイト

MSK Mask

マスク

MSTR Master

マスタ

MTR Motor

電動機

MUX

Multiplex ; Multiplexer

マルチプレックス,マルチプレ

クサ

NACK Negative

acknowledge

否定応答

NEG Negative

否定

NO No

NO

OCT Octal

8

進数

OFF Off

OFF

ON On

ON

OUT

Out ; Output

アウト;出力

OVFL Overflow

オーバフロー

PAR Parity

パリティ

PC Programme

counter

プログラムカウンタ

PCI Programme-controlled

interrupt

プログラムコントロール割込み

PE Parity

error

パリティエラー

POS Positive ;

Position

ポジティブ;位置

PRCS Process ;

Processor

プロセス;プロセッサ

PRGM Program

プログラム

PROC Process ;

Processor

プロセス;プロセッサ

PU Pull-up

プルアップ

PWR Power

パワー

RAM Random

access memory

ランダムアクセスメモリ

RCIRC Recirculate

リサーキュレート

RCVR Receiver

レシーバ

RD Read

リード,読込み

RDY Ready

レディ

REF Reference

リファレンス,参照


21

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

表 A.5  信号名ニモニック−ニモニックよるアルファベット順(続き)

ニモニック/記号 

Meanings

意味

REG Register

レジスタ

REJ Reject

リジェクト

REQ Request

リクエスト,要求

RES Reset

リセット

RFD

Ready for data

データ準備完了

RFSH Refresh

リフレッシュ

RNG Range

レンジ

ROM

Read only memory

リードオンリーメモリ

ROW Row

RQTS

Request to send (data)

(データ)送信要求

RST Restart

再スタート

RT Right

RTL

Return to local

ローカル復帰

RTN Return

リターン

RTZ

Return to zero

ゼロ復帰

RUN Run

ラン

SEL Select

セレクト

SET Set

セット

SEV Sum

even

偶数和

SFT Shift

シフト

SLV Slave

スレーブ

SODD Sum odd

奇数和

SPD Speed

スピード

SPLY Supply

供給

SRQ Service

request

サービス要求

START Start

スタート

STAT Status

状態

STDBY Stand-by

スタンバイ

STK Stack

スタック

STOP Stop

ストップ

STOR Store

ストア

STRB Strobe

ストローブ

SW Switch

スイッチ

SYNC Synchronization

同期

SYS System

システム

TERM Terminate ;

Terminal

終端;端末

TG Toggle

トグル

TRIG Trigger

トリガ

TST Test

テスト

UP Up

アップ

UTIL Utility

ユーティリティ

VERT Vertical

バーティカル

VID Video

ビデオ

VIRT Virtual

バーチャル,仮想

VLD Valid

有効

WR Write

書込み

WRD Word

ワード

XCVR Transceiver

トランシーバ

XMIT Transmission ;

Transmit

伝送;伝送する


22

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

表 A.5  信号名ニモニック−ニモニックよるアルファベット順(続き)

ニモニック/記号 Meanings

意味

XMT Transmission ;

Transmit

伝送;伝送する

XMTR Transmitter

トランスミッタ

XOR Exclusiv OR

排他的論理和


23

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

附属書 1(参考)用語索引

序文  この附属書(参考)は,使用されている用語を参考として示すものであり,規定の一部ではない。

IEC

規格原文で使用している用語は従来の JIS にない新しい用語が多く,抽象的な意味をもっており,

また相互に関連して使用されており,翻訳した日本語だけを掲載することは技術上のあいまい(曖昧)さ

を生み出すおそれがある。このため,理解を容易にする趣旨で参考として出現順に一括掲載する。

IEC

原文の英語

この規格  (JIS C 0450)  の日本語

箇条

図・表

structure of a signal designation

信号指定の構造

3.1  

recommended characters

推奨文字

3.2  

mnemonic

ニモニック(記憶名)

3.2  

(signal) length

(信号指定の)長さ

3.3  

application of item designation

品目指定の適用

4.  

signal designations in a hierarchy

階層内の信号指定

4. 

図 

item designations used to denote the item within

which the signal name is defined versus those used

to denote the source

,  destination or target item of

the signal

発信源,行き先,又は信号の目標品目を示す品
目指定及び信号名自体を定義する品目を示す
品目指定

4. 

図 

signal name

信号名

5.  

similar signals (STOP1 and STOP2) and signal

versions)

類似の信号(STOP1 及び STOP2)並びに信号
バージョン

5.1 

図 

basic signal name

基本信号名

5.2  

example of names for controlling signals

制御信号の名称の例

5.2 

図 4

power and other constant-level connections

電力及び他の定レベルの接続

5.2.1  

example of signal designation in an a.c. power

supply system

交流電力供給システムにおける信号指定の例

5.2.1 

図 

analog signals

アナログ信号

5.2.2  

example of signal names in a feedback control

circuit

フィードバック制御回路における信号名の例

5.2.2 

図 6

example of coded signal names for analogue

signals

− a circuit measuring non-electrical

quantities

アナログ信号を記号化した信号名の例−非電
気的な量の測定回路

5.2.2 

図 

binary logic signals

2

値論理信号

5.2.3  

truth-value

真の値

5.2.3  

signal state

信号状態又は信号の論理状態

5.2.3  

external logic state

外部論理状態

5.2.3  

negated signals

否定信号

5.2.3.1  

states and signal names (single logic convention)

状態及び信号名(簡単な論理規約)

5.2.3.1 

表 1

multifunction signals

複数機能の信号

5.2.3.2  

example of signal names for multifunction signals

複数機能信号の信号名の事例

5.2.3.2 

図 

parts of a signal name that apply in different

modes

異なったモードに適用した信号名の一部

5.2.3.2 

図 10

bus signals and other grouped signals

バス信号及び他のグループ化信号

5.2.3.3  

plus (+)

, minus (-)

足し算(+記号)

,  引き算(−記号)

5.2.3.4  


24

C 0450

:2004 (IEC 61175:1993)

IEC

原文の英語

この規格  (JIS C 0450)  の日本語

箇条

図・表

arithmetic and logical expressions

演算及び論理表現

5.2.3.4  

clock signals

クロック信号

5.2.3.5  

signal version identifier

信号バージョン識別子

5.3  

signal level indication

信号レベル表示

5.4  

polarity indications and signal levels)

極性表示及び信号レベル

5.4 

図 11 

mismatched polarity indications

不一致な極性表示

5.4 

図 12 

states

, levels, and signal names (direct logic

polarity indication)

状態,レベル及び信号名(直接論理極性表示)

5.4 

表 

letter codes and mnemonics for use in signal

names

信号名に使用する文字記号及びニモニック

附属書 A

letter codes for variables

変数用の文字記号

A.1 

表 A.1

special letter codes for electrical variables

電気変数用の特殊文字記号

A.2 

表 A.2

letter codes used as modifiers

修飾子として使用する文字記号

A.3 

表 A.3

identification of terminations of certain

designated conductor

指定導体の端末の識別

A.4 

表 A.4

designated conductor

指定導体

A.4  

mnemonics for use in descriptive signal names

記述的な信号名に用いるニモニック

A.5  

mnemonics for use in descriptive signal names

信号名ニモニック−ニモニックよるアルファ
ベット順

A.5 

表 A.5