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  (IEC 60445 : 1988)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。


  (IEC 60445 : 1988)

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  目的

1

3.

  識別の方法

1

3.1

1

3.2

1

3.3

1

3.4

1

4.

  識別手段の適用

1

5.

  文字数字の表記に対する一般則

2

5.1

  一般的事項

2

5.2

  表示の原則

2

5.3

  識別指定された電線端末を意図した機器の端子の表示

2

5.4

  識別指定された電線端末の識別識別

2


日本工業規格

JIS

 C

0445

: 1999

 (IEC 60445

: 1988

)

文字数字の表記に関する

一般則を含む機器の端子及び

識別指定された電線端末の識別法

Identification of equipment terminals and of terminations of certain

designated conductors, including general rules for an alphanumeric system

序文  この規格は,1988 年に第 2 版として発行された IEC 60445,Identification of equipment terminals and of

terminations of certain designated conductors, including general rules for an alphanumeric system

を翻訳し,技術的

内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,抵抗器,ヒューズ,リレー,接触器,変圧器,回転機などのような電気機器

の端子の識別及び表示に対して適用する。また,識別指定された電線端末の識別にも適用する。

2.

目的  この規格の目的は,機器の端子の識別のため採用する必要がある種々の方法をまとめ,5.の表 1

に掲げる機器の端子及び識別指定された電線端末の識別のための文字数字表記に関する一般則を定めるこ

とにある。

備考  これらの一般則を特定の製品に適用する場合の詳細及び必要な補助的識別法は,該当する JIS 

(IEC) 

に示すことがある。

3.

識別の方法  機器の端子及び識別指定された電線端末の識別の方法は,次による。

3.1

該当製品に対して確立された表記に従う。すなわち,機器の端子又は識別指定された電線端末の物

理的又は相対的な位置で示す。

備考  IEC 60309 に一例が与えられている。

3.2

該当製品に対して確立されたシステムに従う。すなわち,機器の端子及び識別指定された電線端末

に関する色コードで示す。

3.3

IEC 60417

による図記号。図記号の追加が必要な場合は,それらは JIS C 0617 (IEC 60617)  と矛盾し

ないものとする。

3.4

5.

に規定する表記に従った文字数字の表記とする。

4.

識別手段の適用  識別用の色,図記号又は文字数字表記は,対応する端子の上側又は端子に隣接して

配置する。

複数の識別方法を使用するとき及び混乱のおそれがあるときは,それらの方法の間の相互関係を関連文


2

  (IEC 60445 : 1988)

書の中で明確にする。

5.

文字数字の表記に対する一般則

5.1

一般的事項  文字数字表記は,文字及び数字を使用する。文字はアルファベットの大文字だけを用

い,数字はアラビア数字だけとする。

備考  直流の素子に対する表示文字はアルファベットの前半部から選び,交流の素子に対する表示文

字はアルファベットの後半部から選ぶことを推奨する。

I

と O の文字は使用してはならない。記号“+”及び“−”は使用してもよい。

混乱のおそれがない場合は,次に示す表示の原則に規定されている文字数字表記の一部を省略してもよ

い。

5.2

表示の原則  端子の表示は,次の原則に基づく。

5.2.1

一つの素子の 2 個の端点は,連続する表示番号で区分する。そのとき奇数番号は,例えば,1 及び

2

のように偶数番号より小さい数にする(

例  図 参照)。

5.2.2

一つの素子の中間点は,表示数字で区分する。例えば,3,4,5 などのように自然に増加する順番

で表すのが望ましい。中間点に対して選ばれる表示数字は,端点に選んだ数字よりも大きい数でなければ

ならない。その数字決定は,小さい方の表示数字の端点に最も近い点から始める。したがって,例えば,

端点 1 及び 2 をもつ素子の中間点は,表示数字 3,4,5 などで示すことになる(

例  図 参照)。

5.2.3

数個の同様な素子が素子グループの中に組み込まれる場合は,素子を識別する次の方法のいずれか

を使用する。

−  二つの端点及び幾つかの中間点は,5.2.1 及び 5.2.2 に引用した表示数字の前に,文字を付けて区別

する。例えば,三相交流システムの各相に対応して U,V,W を付ける(

例  図 3a 参照)。

−  二つの端点及び幾つかの中間点は,相識別が必要でないか又は区別が可能である場合は,5.2.1 及び

5.2.2

に引用した表示数字の前に,数字を付けて区別する。混乱を避けるためこれらの数字はピリオ

ドで分離するものとする。例えば,一つの素子の端点は 1.1 及び 1.2 と表し,別の素子の端点は 2.1

及び 2.2 というように表す(

例  図 3b 参照)。

−  各素子の二つの端点は異なった連続数字で区分する。このとき各素子の奇数番号はその素子の偶数

番号よりも小さい数をとる(

例  図 3c 参照)。

5.2.4

同じ表示文字をもつ同一の素子のグループは,それらの表示文字の前に数字を付けて区分する(

図 4a 及び図 4b 参照)。

備考  図 は,文字数字表記によって識別した機器の端子及び識別指定された電線の相互接続を説明

した図である。

5.3

識別指定された電線端末を意図した機器の端子の表示  識別指定された電線へ直接又は中間の装置

を介して接続することを想定している機器の端子は,

表 に従った表示文字で識別する。

5.4

識別指定された電線端末の識別識別  指定された電線端末の文字数字による識別は,表 による。


3

  (IEC 60445 : 1988)

表 1  識別指定された電線端末を意図した機器の端子の表示法及びこれらの電線端末の識別法

識別指定された電線

文字数字表記

機器の端子の表示

5.3 参照)

備考

電線端末の識別

5.4 参照)

備考

交流電源システムの導線

1

U   L1

2

V   L2

3

W   L3

中性線 N

N

直流電源システムの導線

正 C

L

負 D

L

中間線

(Mid-wire)

M   M

保護接地線

PE   PE

PEN

導線

−   PEN

接地線 E

E

低雑音接地導線

TE   TE

フレーム又はシャーシ接続線 MM  (

1

) MM (

1

)

等電位接続線 CC

(

1

) CC (

1

)

(

1

)

これらの識別法は,これらの端子又は電線が,保護接地線又は大地の電位に対し,

その電位になることを意図しないときだけに適用する。 

図 1  二つの端子をもつ単一素子

図 2  二つの端点と二つの中間点, 

計四つの端子をもつ単一素子


4

  (IEC 60445 : 1988)

図 3a  端子をもつ三相機器

図 3b  六つの端点と六つの中間点, 

計 12 個の端子をもつ 素子の機器

図 3c  スイッチング装置


5

  (IEC 60445 : 1988)

図 4a  二つのグループの素子をもつ三相機器

図 4b  各 端子をもつ二つのグループの 

素子をもつ二相機器

図 5  機器の端子と識別指定された電線 

との相互接続


6

  (IEC 60445 : 1988)

接地線色別本委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

小  田  哲  治

東京大学工学系研究科

(委員)

伊  藤      章

通商産業省機械情報産業局

橋  爪  邦  隆

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

薦  田  康  久

資源エネルギー庁公益事業部

西  澤      滋

建設省大臣官房官庁営繕部

内  田  實太郎

電気保安協会全国連絡会議

浅  井      功

社団法人日本電気協会

真  部  利  應

電気事業連合会

村  田  光  一

東京電力株式会社

三  石  拓  治

中部電力株式会社

酒  井      偉

関西電力株式会社

小  熊  修  蔵

東邦電気株式会社

飯  村  正  憲

日本電設工業株式会社

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

福  田  和  典

社団法人日本配線器具工業会

浅  田  能  勝

社団法人日本電機工業会(株式会社日立製作所)

小  田  英  輔

社団法人日本電線工業会

栗  原  武  光

社団法人日本配電盤工業会(森井電業株式会社)

福  島  豊  治

社団法人日本電気計測器工業会(山武ハネウエル株式会社)

(事務局)

赤  嶺  淳  一

社団法人日本電機工業会

小  川      晋

社団法人日本電機工業会

接地線色別分科会  構成表

氏名

所属

(主査)

小  熊  修  蔵

東邦電気株式会社

(委員)

篠  崎  和  紀

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

浅  井      功

社団法人日本電気協会

内  田  實太郎

電気保安協会全国連絡会議

森  田      陽

東京電力株式会社

三  石  拓  治

中部電力株式会社

酒  井      偉

関西電力株式会社

飯  村  正  憲

日本電設工業株式会社

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

福  田  和  典

社団法人日本配線器具工業会

浅  田  能  勝

社団法人日本電機工業会(株式会社日立製作所)

小  田  英  輔

社団法人日本電線工業会

(事務局)

赤  嶺  淳  一

社団法人日本電機工業会

小  川      晋

社団法人日本電機工業会