サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 適合性···························································································································· 1 

3 引用規格························································································································· 2 

4 試験及び測定条件 ············································································································· 2 

5 仕様書に記載する情報 ······································································································· 3 

附属書A(規定)プリンタのクラス分類−クラス3及びクラス4 ··················································· 9 

附属書B(参考)テストパターン ··························································································· 11 

附属書C(参考)プリンタの分類 ··························································································· 16 

附属書D(参考)仕様書記入例 ······························································································ 17 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人ビジ

ネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案

を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が

改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS B 9527:2004は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 9527:2015 

(ISO/IEC 11160-2:2013) 

情報技術−事務機器−プリンタの仕様書様式− 

第2部:クラス3及びクラス4プリンタ 

(ページプリンタ) 

Information technology-Office equipment-Minimum information to be 

included in specification sheets-Printers- 

Part 2: Class 3 and Class 4 printers 

序文 

この規格は,2013年に第2版として発行されたISO/IEC 11160-2を基に,技術的内容及び構成を変更す

ることなく作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。 

適用範囲 

この規格は,使用者が自分の要求に合ったページプリンタを選択しやすくすることを意図している。 

この規格は,異なった機種間のページプリンタ特性を比較できるように,仕様書に記載する最小限の情

報について規定する。ここでいう仕様書は,取扱説明書,カタログ,Webなどに記載されるページプリン

タの性能仕様を記述したものをいう。 

この規格は,一般的なオフィス環境で使用するページプリンタに適用する。特別な設備を施した部屋又

は特別に訓練した操作者を必要とするようなプリンタは,この規格では考慮していない。 

ISO/IEC 11160シリーズは,プリンタの異なるクラスについて規定している。この規格は,附属書Cに

示す“クラス3及びクラス4に属するプリンタ”について提供する。“クラス3及びクラス4に属するプリ

ンタ”の細目は,附属書Aで規定する。シリアルプリンタは,附属書Cに示す“クラス1及びクラス2

に属するプリンタ”に分類され,ISO/IEC 11160-1による。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO/IEC 11160-2:2013,Information technology−Office equipment−Minimum information to be 

included in specification sheets−Printers−Part 2: Class 3 and Class 4 printers(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。 

適合性 

ページプリンタの仕様書がこの規格に適合するためには,その仕様書は箇条5のうち記載対象の機種に

該当する全ての項目を,定められた順序で,記載しなければならない。 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS X 6931 モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測

定方法 

注記 対応国際規格:ISO/IEC 19752,Information technology−Method for the determination of toner 

cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that 

contain printer components(IDT) 

JIS X 6932 カラー電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定

方法 

注記 対応国際規格:ISO/IEC 19798,Method for the determination of toner cartridge yield for colour 

printers and multi-function devices that contain printer components(IDT) 

JIS X 6937 カラーインクジェット方式のプリンタ及び複合機のインクカートリッジ印刷可能枚数測

定方法 

注記 対応国際規格:ISO/IEC 24711,Method for the determination of ink cartridge yield for colour inkjet 

printers and multi-function devices that contain printer components(IDT) 

JIS X 6940 情報技術−事務機器−プリンタ及び複合機の印刷生産性測定方法 

注記 対応国際規格:ISO/IEC 24734,Information technology−Office equipment−Method for 

measuring digital printing productivity(IDT) 

JIS X 7778 音響−情報技術装置の表示騒音放射値 

注記 対応国際規格:ISO 9296,Acoustics−Declared noise emission values of computer and business 

equipment(IDT) 

JIS X 7779 音響−情報技術装置から放射される空気伝搬騒音の測定 

注記 対応国際規格:ISO 7779,Acoustics−Measurement of airborne noise emitted by information 

technology and telecommunications equipment(IDT) 

ISO 9295,Acoustics−Measurement of high-frequency noise emitted by computer and business equipment 

試験及び測定条件 

特に指定がない限り,全ての試験及び測定は,次の条件で行わなければならない。 

a) 温度 

23 ℃±5 ℃ 

b) 相対湿度 

(50±20)% 

c) 電源電圧 

定格入力電圧 

d) 電源周波数 

定格周波数 

e) 用紙サイズ 

A4 

f) 

用紙坪量 

60〜90 g/m2 

g) 用紙送り方向 

標準方向 

テストパターンは,附属書Bを用いるのがよい。 

附属書Bは,ISO/IEC 10561をガイドライン(フォント,サイズなど)としてテストターゲットを作成

している。このドキュメントはテキストだけであり,少しの修正は測定結果には影響しない。 

文字色は,モノクロテストパターンは全ての文字を黒で,カラーテストパターンは搭載トナー全色を任

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

意の場所に入れるのがよい。 

A4サイズ以外の用紙を用いる場合,テストページ及び出力用紙に対して共にその国で最も汎用のサイズ

を用いてもよい。その場合はサイズを仕様書に明記する。 

仕様書に記載する情報 

表1は,各項目ごとに,項目名と簡単な記載事項とを規定する。これらが仕様書に記載する情報を構成

する。必ず仕様書に記載しなければならない項目は“R”(必須,required)と表示し,記載することが望ま

しい項目は“O”(任意,optional)と表示している。 

仕様書の冒頭には,この規格(JIS B 9527)に従って作成した仕様書であることを記載する。全ての項

目に関して,特記事項がない場合は,項目の名称はそのまま使用しなければならない。該当しない項目は

削除してもよいが,その項目以降の順番を変更してはならない。 

項目にない機能を説明するに当たり,表1の関連項目に隣接させて新しい項目名を挿入してもよい。 

記載量が多い項目については,図,表などで別途記載してもよい。その場合,図又は表のタイトルは,

表1の項目名と一致させる。 

“記載要領及び記載例”欄は,仕様書を準備する人のために提供され,仕様書への記載は意図していな

い。この欄には,参考例並びに規定としての試験方法及び表記方法が記載されている。他の規格に記載が

ない場合には,この欄に記載されている試験方法が適用される。 

仕様書に用紙の枚数を記載する場合は,基準となる用紙の坪量(g/m2)を記載する。 

便宜上項目ごとに番号を付しているが,規定ではない。 

表1−仕様書に記載する情報 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

1 一般データ 

1.1 プリンタのクラス 

クラス3又はクラス4 

附属書A参照 

1.2 商品名・形番 

商品名及び形番を記載する。 

1.3 形式 

形式を記載する。 

付加装置なしの標準構成で,床置きか,
デスクトップか,ポータブルかを記載す
る。 

1.4 プリント方式 

採用しているプリント方式を記載す
る。 

インクジェット,熱転写,電子写真(レ
ーザ),電子写真(LED)など。 

1.5 解像度 

水平方向及び垂直方向の25.4 mm当
たりのドット数(dpi)の最大値を,
水平及び垂直の順番で記載する。 
設計理論上配置できるドット数を記
載する。 

設計理論上の解像度と実際のプリント
画像の解像度とは異なる点に注意する。 
解像度を切り替えられる場合は,切替え
可能な解像度を記載するのがよい。 
擬似的に解像度を高めるような工夫(ラ
インスムージング,ドット当たりの階調
制御など)がなされている場合には,相
当する解像度,その方式,商標などを併
記するのがよい。 

1.6 階調 

設計理論上の表現できる階調数又は
色数を記載する。 

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−仕様書に記載する情報(続き) 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

2 性能 

2.1 ウォームアップ時
間 

次の1) と2) とを併記する。 
 
1) 電源投入と同時に印刷を開始(PC

で印刷指示をするなど)し,1枚
目が完全に排紙されるまでの時
間からファーストプリント時間
(2.2参照)を差し引いた時間を
分及び/又は秒で記載する。 

2) 省電力モードから印刷を開始(PC

で印刷指示をするなど)し,1枚
目が完全に排紙されるまでの時
間からファーストプリント時間
(2.2参照)を差し引いた時間を
分及び/又は秒で記載する。 

もし2) が1) と同じか長い場合は,1) 及
び2) の両方を記載する。 
もし1) が2) よりも長い場合は,2) の
記載は省略してもよい。 
測定値は環境温度が23 ℃の場合の値を
記載するのがよい。 
秒の小数点以下は四捨五入する。ただ
し,10秒未満の場合は,小数点以下2
桁目を四捨五入して,有効数字2桁で表
示する(例 5.35→5.4秒)。 
又は,数値を切り上げて“その数値以下”
又は“未満”と記載してもよい。 
省電力モードが複数ある場合は,各モー
ドごと,又はその中での最長時間を記載
する。 

2.2 ファーストプリン
ト時間 

ジョブを開始した時点から1枚目の
用紙が完全に排出されるまでの時間
を秒で記載する。 

数値とともに測定条件及び/又は測定
に使用した規格名を記載する。 

2.3 連続プリント速度 

連続プリント速度(S)は,プリンタ
を動作させ,1枚目が完全に排紙され
た直後から1分以上印刷して最後の
用紙(n)が排出されるまでの時間を
秒(t)で測定し,次の計算式で1分
間の値に換算する。 

)1

(

60

÷

=

n

t

S

両面印刷機能をもつ場合には,両面印
刷時のプリント速度を記載する。 
 
表記方法 
片面印刷時:枚/分 
両面印刷時:面/分 
(両面印刷時の“面/分”は,上記S
の計算式結果を2倍にする。) 

連続プリント速度にはクリーニングな
どの保守動作時間は含まない。 
連続プリント速度S(枚/分)は,10枚
/分未満の場合は小数点以下2桁目を四
捨五入して,有効数字2桁で表示する。
小数点以下1桁目が0の場合は,0を省
略できる(例 6.0→6)。 
10枚/分以上100枚/分未満の場合は,
有効数字2桁又は3桁を各社の判断で選
択してもよい。 
100枚/分以上は,有効数字3桁で表示
する。 
この値は,モノクロプリントのときか,
カラープリントのときか,又は両方での
値なのかを記載する。 
テストパターンについては,箇条4を参
照する。 

2.4 印刷生産性 

第1部印刷時間(FSOT)及び推定最
大印刷速度(ESAT)の値を記載する。 
全体報告(full report)の参照先を記載
する。 

JIS X 6940の測定方法による。 

3 制御方式 

項目3.2は,項目3.1の後に一緒に記載
してもよい。 

3.1 インタフェース 

接続可能なハードウェアの形態,規格
名称などを記載する。 

例えば,IEEE 1284,USB (2.0),
100BASE-TX/10BASE-T,無線LAN 
(IEEE 802.11b)など。 
付加機能の場合は,そのことを記載す
る。 

3.2 対応プロトコル 

通信プロトコルを記載する。 

例えば,TCP/IP,IPX/SPX,IPPなど。 

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−仕様書に記載する情報(続き) 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

3.3 コマンド体系 

ページ記述言語,エミュレーション,
及び/又はホストベースを記載する。 

3.4 対応OS 

対応しているOSを記載する。 

3.5 CPU 

商標,クロック周波数を記載する。 

3.6 メモリ 

項目3.6.1及び項目3.6.2を一緒に記載し
てもよい。 

3.6.1 標準メモリ 

容量をバイト数で記載する。 

メガバイト(MB),ギガバイト(GB)
など。 

3.6.2 オプションメモ
リ 

オプションメモリの容量をバイト数
で記載する。装着・増設の仕方を記載
してもよい。 

メガバイト(MB),ギガバイト(GB)
など。 
カード又はDIMMタイプの呼称を記載
してもよい。 

3.6.3 ハードディスク 

容量をバイト数で記載する。 

ハードディスクが付加装置の場合は,そ
のことを記載する。 

4 フォント 

4.1 標準フォント 

プリンタに内蔵されているフォント
又はフォント数を記載する。 
標準装備している文字集合を記載す
る。 

Times Regular Type 1,Roman Italic True 
Type,35 Type 1 fonts,45 True Type 

4.2 オプションフォン
ト 

追加可能なフォントを列挙するか,フ
ォント数及び文字集合を記載する。追
加方法を記載する。 

ホストPCからのダウンロード,フォン
ト用追加ハードディスクが必要など。 

5 用紙及び給紙・排紙 

各給紙装置ごとに項目5.1〜5.5を一緒に
記載してもよい。 

5.1 用紙の種類 

使用可能な用紙の種類を記載する。 

普通紙,再生紙,コート紙,OHPシート,
ラベル紙,郵便はがき,封筒など。 
各給紙装置ごとに異なる場合は,各給紙
装置ごとに記載する。 

5.2 用紙サイズ 

使用可能な用紙サイズの名称又はミ
リメートル(mm)で大きさを記載す
る。 

定型用紙サイズの名称:A4,B4など。
封筒は,洋形4号(JIS S 5502)など。 
不定形紙の場合は,ミリメートル(mm)
表示で幅(最大及び最小)及び長さ(最
大及び最小)など。 
各給紙装置ごとに異なる場合は,各給紙
装置ごとに記載する。 

5.3 印刷可能領域 

用紙の(印刷ができない)余白を記載
する。 

例えば,先端,後端,左右端の余白は各
4.1 mm。 

5.4 坪量 

1平方メートル当たりの質量(g/m2)
の最大値及び最小値で記載する。 

各給紙装置ごとに異なる場合は,各給紙
装置ごとに記載する。 
連量(kg/四六版・1 000枚)を併記して
もよい。 

5.5 給紙装置・容量 

各給紙装置ごとの収納可能な枚数と
その用紙坪量とを記載する。 

手差し,カセット,トレイ,引出し式な
ど。 
標準か付加装置かを記載する。 
同時に装着可能な給紙装置の数を記載
する。 
給紙方向が限定されるものは記載する。 

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−仕様書に記載する情報(続き) 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

5.6 排紙装置・容量 

各排紙装置ごとの収納可能な枚数及
び用紙坪量を,印刷面が上向きか下向
きかとともに記載する。追加排紙装置
についても同じ項目を記載する。 

各排紙装置ごとに,排紙可能な用紙サイ
ズ,坪量,用紙種類などが異なる場合に
は,それらを記載する。 

5.7 フィニッシング
(後処理)機能 

フィニッシング(後処理)機能を記載
する。 

オフセット,パンチ,ソート,コレート,
製本,ステープル,折り畳み,排紙指定
ビン(トレイ),メールボックスなど。 
付加装置の場合は,そのことを記載す
る。 

6 自動両面印刷 

標準か,付加機能か,機能無し(又は
それに相当する表現)を記載する。 
印刷可能な用紙サイズ,坪量及び用紙
種類を記載する。 

7 物理的特性 

7.1 外形寸法 

幅×奥行×高さをミリメートル(mm)
で記載する。 

トレイ,ノブなどを含まない寸法である
か否かを記載する。 

7.2 機械占有寸法 

稼働時及び操作時の占有寸法を,幅×
奥行×高さをミリメートル(mm)で
記載する。 
図による指示でもよい。 
稼働時:稼働に必要な機械占有寸法。
使用する用紙によって寸法が異なる
場合はその条件を記載する。 
操作時:用紙補給及び紙詰まり除去の
ような操作に必要な機械占有寸法。 

この寸法は,附属品及び付加装置を含む
か否かを記載する。 
操作時とは,用紙補給,紙詰まり処理,
消耗品の交換をいう。 

7.3 質量 

設置時の質量を,キログラム(kg)で
記載する。 

附属品及び消耗品を含むか否かを記載
する。 
用紙を含まない消耗品装着時(使用可能
な状態)の質量を記載する。 

8 使用環境 

周囲温度及び相対湿度の範囲を記載
する。 

これは,使用者に望ましい使用環境をガ
イドするためのものである。 

9 電源 

項目9.1〜9.3は,項目名称を電源として
一緒に記載してもよい。 
項目9.4及び項目9.5は,項目名称を消
費電力として一緒に記載してもよい。 

9.1 定格電圧又は電圧
範囲 

ボルト(V)で記載する。 

ACかDCかを記載する。 
ACの場合:何相か(三相など)を記載
する。 
DCの場合:電池内蔵形か否かを記載す
る。 
許容範囲も記載する。 

9.2 定格周波数又は周
波数範囲 

ヘルツ(Hz)で記載する。 

AC電源の場合だけ記載する。 

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−仕様書に記載する情報(続き) 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

9.3 最大電流 

最大電流をアンペア(A)で記載する。 最大電流の測定は,最大電流が実現でき

る使用状況を設定して行い,アンペア
(A)で記載する。 
使用開始時の突入電流は記載の必要は
ないが,ヒューズの仕様には考慮する。 
特殊なヒューズを必要とする場合は,そ
のことを記載する。 
電流値は,基本構成及び(付加装置の)
最大構成の双方を記載する。(付加装置
の)最大構成とは,電流が最大になる構
成を表す。 
別電源の付加装置は除く。 

9.4 最大消費電力 

最大消費電力をキロワット(kW)又
はワット(W)で記載する。 

最大消費電力の測定は,最大電流が流れ
る使用状況を設定して行い,キロワット
(kW)又はワット(W)で記載する。 
定格入力電圧での値を記載する。 
別電源の付加装置は除く。 

9.5 平均消費電力 

1時間当たりの平均消費電力をkWで
記載する。 
− 動作時 
− 印刷可能状態(レディー時) 
− 省電力モード時 
基本構成及び最大構成での測定値を
記載する。 
モノクロとカラーとで測定値が異な
る場合は,両方を併記するか,数値の
大きい方を記載する。 

プリンタを定常状態で運転しながら,積
分形の測定器で測定する。 
テストパターンは,箇条4を参照する。 
基本構成での測定値を記載し,そのこと
を付記する。 
付加装置を含む最大構成での測定値を
記載してもよい。 

9.6 標準消費電力量
(TEC値) 

一週間当たりの標準消費電力量を記
載する。 

有効数字3桁のkWhで記載する。 
測定方法及び表記方法は,国際エネルギ
ースタープログラムの規定に従う。 

10 関連法令及び規格 

項目10.1〜10.3を一緒に記載してもよ
い。 

10.1 安全関連 

適用した規格,法令を記載する。 

10.2 EMC(電磁波に対
する両立性) 

適合した要求仕様,規格又は法令を記
載する。 

VCCI(情報処理装置等電波障害自主規
制)クラスB適合 

10.3 環境関連 

適合した要求仕様及び規格を記載す
る。 

例えば,国際エネルギースタープログラ
ム基準適合,エコラベル取得など。 

11 騒音・発熱 

11.1 騒音 

音響パワーレベル及び音圧レベルの
値を記載する。 
− 動作時 
− 印刷可能状態(レディー時) 

測定は,JIS X 7779及びISO 9295に基
づいて行う。 
JIS X 7779で規定している“基準箱”に
は,別に指示がない限り,カセット,ト
レイ,及びプリンタの突出部分を含む。 
記載する値は,JIS X 7778に基づいて算
出し記載する。 
使用した機器構成を記載する。 

background image

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−仕様書に記載する情報(続き) 

項目 

R(必須) 
/O(任意) 

記載事項 

記載要領及び記載例 

11.2 発熱 

項目9.5で記載した3モードに対応す
る毎時の発熱量を,ジュール(J)又
はキロジュール(kJ)で記載する。 

見積り用としては,プリンタの消費電力
がほぼ全て熱に変換されたとみなして
もよい。 
毎時発熱量(kJ/h)= 
  毎時消費電力(kW)/3 600 
注記 1 kJ/h=1 kWs/3 600 s 

12 消耗品 

(使用者が交換する消耗品の品名を
記載する。) 
トナー又はインクカートリッジの印
刷可能枚数の算出方法を記載する。 

例えば,トナーカートリッジ10 000ペー
ジ,モノクロ機はJIS X 6931,カラー機
はJIS X 6932による。 
インクジェットカラー機はJIS X 6937
による。 

13 オプション 

プリンタに付加する機器を記載する。 例えば,両面装置,追加カセット,置き

台など。 

14 本体附属品 

本体に附属しているものを記載する。 
項目12の消耗品と同こん(梱)の消
耗品とでプリント可能枚数が異なる
場合は,同こん(梱)の消耗品のプリ
ント可能枚数を記載する。 

例えば,取扱説明書,ドライバ用
CD-ROM,トナーカートリッジ(2 000
枚)など。 

15 その他 

その他の特徴・機能を記載する。 

例えば,自己診断機能。 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(規定) 

プリンタのクラス分類−クラス3及びクラス4 

A.1 用語及び定義 

A.1.1 

プリンタ(Printer) 

画像信号を用紙に印刷する装置。この装置は,ラスタイメージプロセッサ(RIP)などの機能を含んで

もよい。 

A.1.2 

ページ(Page) 

テキスト及び図形類が印刷される用紙の片面のこと。 

A.1.3 

ラスタイメージプロセッサ,RIP(Raster Image Processor,RIP) 

符号化文字データ及び/又はベクトルデータをラスタデータに変換する装置。 

A.1.4 

印刷単位(Unit of printing) 

プリンタの印刷方式に基づいてソースファイルをブロックに分割する際のデータブロックの大きさ。 

A.2 プリンタ分類のための要素 

A.2.1 プリンタへの入力データの特性 

− 文字データ又は符号化文字データ 

− ラスタデータ 

− ベクトルデータ 

A.2.2 最小印刷単位 

− 1ページ単位又は1ページ未満(例えば,行単位) 

A.3 クラス3プリンタ 

A.3.1 定義 

− プリンタへの入力データが,“ラスタデータ”だけ,又は“文字データ,符号化文字データ及びラスタ

データ”のもの。 

− 最小印刷単位が1ページのもの。 

A.3.2 注釈 

− システム(プリンタの外)にRIPが装備されている場合は,使用者からのソースファイルにはベクト

ルデータが含まれてもよいが,プリンタへ伝送したファイルにはベクトルデータを含まない。 

− 入力データは,圧縮されていてもよい。 

− クラス1及び/又はクラス2プリンタ(シリアルプリンタ)のエミュレーションに対応していてもよ

い。 

10 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

A.3.3 例 

− ホストコンピュータが生成する漢字のビットストリームを受け付けるレーザプリンタ。 

A.4 クラス4プリンタ 

A.4.1 定義 

− プリンタへの入力データが,文字データ,符号化文字データ,ラスタデータ又はベクトルデータのも

の。 

− 最小印刷単位が1ページのもの。 

A.4.2 注釈 

− クラス1及び/又はクラス2プリンタ(シリアルプリンタ)のエミュレーションに対応していてもよ

い。 

− ページ記述言語(PDL)に対応している。 

A.4.3 例 

− PDLを受け付けるレーザプリンタ。 

11 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B 

(参考) 

テストパターン 

テストパターンは,次ページに示すターゲットドキュメントを使用するのがよい。このパターンは,

ISO/IEC 10561の附属書B(パターンB)に基づく。ターゲットドキュメントは,固定幅クーリエ・フォ

ント(又は最も近い等価物)で,文字サイズは10ポイントを使用するのがよい。 

異なるテストパターンを使用する場合,違いを仕様書に記載するのがよい。参考として,実際に使用し

たテストパターンのイメージを仕様書に添付するのがよい。 

background image

12 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

a) 英文テストパターン 

E X P R E S S  M A I L 
 
October 17, 1990 
 
Northern Lights Color Works, Inc. 
Dr. Harold M. Smith 
8934A North Main Street w105 97H 
North Rutherford, New Jersey 78916-9596 
 Re: X3/SD-10, October, 1989 

 Accredited Standards Committee; X3 - Information Processing Systems 
 Dear Dr. Smith: 

 Following our recent discussion, I want to provide you this additional information 

on X3 Standing Documents. 
 There is a series of documents. They were developed by X3 and the X3 Secretariat. 

The series provides an information data base on Accredited Standards Committee 
X3 - Information Processing Systems. The documents are updated periodically, 

each on an individual basis. 

 This series is designed to serve several needs: 

first, they describe X3, and explain its program; 
second, they teach members of X3 committees the operational 

procedures of X3; and 

third, they insure systematic administration according to 

procedural requirements of the American National 

Standards Institute and the X3 Secretariat. 

 We have found that this set of documents serves well as guidance to the Secretariat 

staff, as well as to the several working subgroups, members and officers. 
 You had asked for a partial listing of the Standing Documents. I am pleased to 

provide them as follows: 
 

X3/SD-0 

Informational Brochure - January 1989 

X3/SD-1 

Master Plan - January 1988 

X3/SD-1B 

Master Plan (Operational) - April 1989 

X3/SD-2 

Organization and Procedures - July 1987 

X3/SD-3 

Project Proposal Guide - May 1987 

X3/SD-4 

Projects Manual - August 1988 

X3/SD-5 

Standards Criteria - September 1984 

 Perhaps a few more words of explanation about the last document would be helpful 

to you. 
 X3 subgroups produce a required annual report to X3 using the format described 

in this report. They do so according to the schedule defined in X3/SD-6, Membership 

and Officers. 
 I hope that this additional information is helpful to you. Should you wish to 

obtain copies of the listed documents, I will be pleased to provide them to you. 
 With warm personal regards, 

 Jonathan 

 ABC Institute NEDET 

Washington, D. C. 34921-2654 

background image

13 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

b) 和文テストパターン 

社員各位 

199△年10月1日 

総務課 

*社員旅行のお知らせ* 

温泉が楽しい季節になってきました。そこで今期は温泉旅行を企画しました。山間の渓流を眺めなが

ら、露天風呂でチョット一杯、なんていうのもトレンディではないでしょうか?もちろん露天風呂は混
浴だけではなく女性専用もあります。女性の方も安心して露天風呂が楽しめます。また、パソコン、   
CDプレーヤ、テレビなどの豪華賞品が当たる抽選会もありますので楽しみにしてください。 

なお、翌日は次の3コースに分かれます。希望するコースを10月7日までに幹事へご連絡ください。 
コースごとの詳しい内容は追って連絡します。 

記 

☆日 時 

199△年11月16日〜11月17日 

☆場 所 

栃木県鬼怒川温泉 

☆宿泊先 

ホテル○○○ 

☆集合場所・時刻 

本社ビル前 8 : 20AM 

☆スケジュール 

11月16日 

8 : 30出発 

12 : 00日光到着 

 昼食(湯葉懐石) 

13 : 30東照宮など寺社観光 

16 : 30鬼怒川温泉ホテル○○○到着 

露天風呂、大浴場、遊戯施設などご自由に 

18 : 00宴会 

ショー、演芸大会、抽選会(二次会もお楽しみに!) 

11月17日  第1コース 鬼怒川周辺観光 

9 : 30ホテル出発 

14 : 00ホテル着 

 第2コース テニス 

9 : 30ホテル出発 

全コース(バス) 

14 : 30ホテル着 

14 : 45ホテル出発 

 第3コース ゴルフ 

18 : 30本社ビル到着・解散 

7 : 00ホテル出発 

14 : 30ホテル着 

メモ 

(1)日光・鬼怒川方面は都心に比べて気温が低いので、カーディガンかジャンパーなど寒さを防ぐ

ものを用意したほうがよいでしょう。 

(2)第1コース選択の方は天候がよければ鬼怒川渓谷を散策する予定です。散策に適した履物を用

意ください。 

(3)第2コースの方はテニスに適した服装を用意ください。テニス用具を借りたい方はコース申し

込み時に幹事に申し出ください。 

(4)第3コースの方はプレー費は各自払いとなります。 
(5)道路の混雑具合により帰着時間は若干変わります。 

以 上 

(担当幹事) 

background image

14 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

<和文テストパターンの作成条件> 

a) 用紙 

A4サイズ縦 

b) 印刷位置 

次の値を目安とし,これに近い値に設定する。 

1) 上端20〜30 mm 

2) 下端10〜20 mm 

c) 書式条件 

1) 書体 

みん(明)朝体又はそれに近い書体 

2) 文字の大きさ 10ポイント又はそれに近いサイズ 

3) 改行ピッチ 

4.2 mm又はそれに近い値 

4) 文字ピッチ 

3.8 mm又はそれに近い値 

5) 空白 

下図を参照する。 

文字配置が次の図と同じになるように,直接位置を指定してもよい。 

15 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

d) 文字色 

箇条4による。 

background image

16 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C 
(参考) 

プリンタの分類 

番号 

定義項目 

クラス1 

クラス2 

クラス3 

クラス4 

印刷の 

単位 

1ページ未満 

✓ 

✓ 

1ページ 

✓ 

✓ 

入力 

データ 

文字データ又
は符号化文字
データ 

✓ 

✓ 

✓ 

✓ 

ラスタデータ 

✓ 

✓ 

✓ 

ベクトルデー
タ 

✓ 

注釈 

システムにホス
トRIPが装備さ
れている場合は,
使用者からのソ
ースファイルに
はベクトルデー
タが含まれてい
てもよいが,プリ
ンタへ伝送した
ファイルにはベ
クトルデータを
含まない。 
HBP(ホストベー
スプリンタ)もこ
のクラスに入る。 

システムにホスト
RIPが装備されてい
る場合は,使用者か
らのソースファイル
にはベクトルデータ
が含まれていてもよ
いが,プリンタへ伝
送したファイルには
ベクトルデータを含
まない。 
クラス1及び/又は
クラス2プリンタ(シ
リアルプリンタ)の
エミュレーションに
対応していてもよ
い。 
入力データは圧縮さ
れることもある。 
HBP(ホストベース
プリンタ)もこのク
ラスに入る。 

PDLに対応。 
クラス1及び/又
はクラス2プリン
タ(シリアルプリ
ンタ)のエミュレ
ーションに対応
していてもよい。 

プリンタ

例 

文字専用プリン
タ,デイジホイー
ルプリンタ,ワイ
ヤドットプリン
タ,インクジェッ
トプリンタ,熱転
写式プリンタ 

PC及びハードコ
ピープリンタ,デ
イジホイールプ
リンタ,ワイヤド
ットプリンタ,イ
ンクジェットプ
リンタ,熱転写式
プリンタ 

レーザプリンタ,
LEDプリンタ,LCD
プリンタ,インクジ
ェットプリンタ 

レーザプリンタ,
LEDプリンタ,
LCDプリンタ,イ
ンクジェットプ
リンタ,熱転写式
プリンタ 

クラス分けは,そのプリンタの最大能力をもって定義する。 

この附属書は,クラス1及びクラス2のためのISO/IEC 11160-1,又はクラス3及びクラス4のためのこ

の規格に基づき適切な仕様書を作成できるようにするために,プリンタ製造業者がプリンタをクラス分け

するためのものである。 

17 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書D 
(参考) 

仕様書記入例 

一般データ 

1.1 

プリンタのクラス 

クラス4 

1.2 

商品名・形番 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 

1.3 

形式 

デスクトップ 

1.4 

プリント方式 

レーザによる電子写真式 

1.5 

解像度 

水平 1 200 dpi 
垂直 600 dpi 

1.6 

階調 

C,M,Y,K各色最大64階調 

性能 

2.1 

ウォームアップ時間 

電源投入時からの時間:○○ 秒以下(23 ℃において) 
省電力モードからの時間:○○ 秒以下(23 ℃において) 

2.2 

ファーストプリント時間 

モノクロ:○○ 秒(A4縦) 
カラー:○○ 秒(A4縦) 

2.3 

連続プリント速度 

モノクロ:○○ 枚/分(A4縦 片面), ○○ 面/分(A4縦 両面) 
カラー:○○ 枚/分(A4縦 片面),○○ 面/分(A4縦 両面) 

2.4 

印刷生産性 

         第1部印刷時間  推定最大印刷速度 
          (FSOT)     (ESAT) 
モノクロ片面印刷: ○○ 秒        ○○ ipm 
    両面印刷: ○○ 秒        ○○ ipm 
カラー 片面印刷: ○○ 秒        ○○ ipm 
    両面印刷: ○○ 秒        ○○ ipm 
JIS X 6940による測定。詳細は,URL :XXXXXXXに掲載。 

制御方式 

3.1 

インタフェース 

標準:IEEE 1284,USB 2.0 
オプション:100BASE-TX/10BASE-T 

3.2 

対応プロトコル 

オプション:TCP/IP,IPX/SPX 

3.3 

コマンド体系 

○○○○○○○○○○○ 

3.4 

対応OS 

○○○○○○○○○○○ 

3.5 

CPU 

○○○○○(○○○ MHz) 

3.6 

メモリ 

3.6.1 

標準メモリ 

○○○○○ MB 

3.6.2 

オプションメモリ 

最大○○○ MB 搭載メモリスロット:2基(空きスロット1基) 

3.6.3 

ハードディスク 

○○○○ GB(オプション) 

フォント 

4.1 

標準フォント 

日本語○○書体,欧文○○書体 

4.2 

オプションフォント 

日本語○○書体,欧文○○書体(ハードディスク) 

用紙及び給紙・排紙 

5.1 

用紙の種類 

カセット:普通紙,再生紙 
手差しトレイ:普通紙,再生紙,ラベル紙,封筒 

5.2 

用紙サイズ 

カセット:A4,B5,A5,レター,リーガル 
手差しトレイ:A4,B5,A5,レター,リーガル,封筒 
      不定形サイズ(幅○○ mm〜○○ mm,長さ○○ mm〜○○ mm) 

18 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

5.3 

印刷可能領域 

用紙の先端,後端,左右端の各 ○○ mmを除く領域 

5.4 

坪量 

カセット:○○〜○○ g/m2 
手差しトレイ:○○〜○○ g/m2 

5.5 

給紙装置・容量 

カセット(標準):○○ 枚(○○ g/m2) 
カセット(オプション):○○ 枚(○○ g/m2) 
手差しトレイ(標準):○○ 枚(○○ g/m2) 

5.6 

排紙装置・容量 

フェイスアップトレイ○○ 枚(○○ g/m2) 
フェイスダウントレイ○○ 枚(○○ g/m2) 

5.7 

フィニッシング機能 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 

自動両面印刷 

標準(普通紙○○〜○○ g/m2) 

物理的特性 

次に示す寸法は,全て附属品を含む。 

7.1 

外形寸法 

幅○○ mm×奥行○○ mm×高さ○○ mm(トレイ及びノブを含む。) 

7.2 

機械占有寸法 

稼働時:幅○ mm×奥行○ mm×高さ○ mm(オプション○○段カセット装着時) 
操作時:幅○ mm×奥行○ mm×高さ○ mm(オプション○○段カセット装着時) 

7.3 

質量 

○○ kg(消耗品込み) 

使用環境 

温度:○○〜○○ ℃ 
湿度:○○〜○○ %RH(ただし,結露しないこと。) 

電源 

9.1 

定格電圧 

AC100 V±10 V 

9.2 

定格周波数 

50/60 Hz±2 Hz 

9.3 

最大電流 

基本構成       最大構成 
○○○○ A以下 

○○○○ A以下 

9.4 

最大消費電力 

○○○○ kW以下 

○○○○ kW以下 

9.5 

平均消費電力 
動作時 
レディー時 
省電力モード時 

基本構成       最大構成 
○○○○ kW 

○○○○ kW 

○○○○ W 

○○○○ W 

○○○○ W 

○○○○ W 

注記 最大構成とは最も高い電流を必要とする機器の構成をいう。 

9.6 

TEC値 

○○○○○○ kWh/週 

10 

関連法令及び規格 

10.1 

安全関連 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 

10.2 

EMC 

VCCIクラスB情報技術装置 

10.3 

環境関連 

グリーン購入法適合,エコマーク認定商品, 
国際エネルギースタープログラム適合 

11 

騒音・発熱 

11.1 

騒音 
 
表示A特性音響パワー 
レベル 
表示A特性放射音圧レベ
ル(バイスタンダ位置) 

JIS X 7779で測定しJIS X 7778に従って表示する。 
動作時      レディー時 
○○ B以下, 

○○ B以下(基本構成において) 

 
○○ dB以下, 

○○ dB以下(基本構成において) 

11.2 

発熱 
動作時 
レディー時 
省電力モード時 

基本構成       最大構成 
○○○○ kJ     ○○○○ kJ 
○○○○ kJ     ○○○○ kJ 
○○○○ kJ     ○○○○ kJ 

background image

19 

B 9527:2015 (ISO/IEC 11160-2:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

12 

消耗品 

トナーカートリッジ(シアン):○○ ページ 
トナーカートリッジ(マゼンタ):○○ ページ 
トナーカートリッジ(イエロー):○○ ページ 
トナーカートリッジ(ブラック):○○ ページ 
上記は,JIS X 6932による。 
 
感光体ユニット(シアン):○○ ページ(A4,連続プリント時) 
感光体ユニット(マゼンタ):○○ ページ(A4,連続プリント時) 
感光体ユニット(イエロー):○○ ページ(A4,連続プリント時) 
感光体ユニット(ブラック):○○ ページ(A4,連続プリント時) 

13 

オプション 

両面装置 
追加カセット 
認証機器 
置き台 

14 

本体附属品 

取扱説明書 
ドライバ用CD-ROM 
トナーカートリッジ(各色 ○○○ ページ。JIS X 6932による。) 

15 

その他 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 

注記 この仕様書記入例には,記入例を示した項目と示していない項目(“○”表示)とがある。 

参考文献 [1] ISO 216:2007,Writing paper and certain classes of printed matter−Trimmed sizes−A and B 

series, and indication of machine direction 

注記 ISO 216の1975年版に対応したJIS P 0138:1998(紙加工仕上寸法)があるが,2007

年版とは整合がとれないため国際規格をそのまま記載した。 

[2] ISO/IEC 10561:1999,Information technology−Office equipment−Printing devices−Method for 

measuring throughput−Class 1 and Class 2 printers 

[3] JIS S 5502:1997 封筒