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日本工業規格

JIS

 B

9518

-1992

金銭登録機用記録紙及び領収紙

Receipt and journal paper for cash register

1.

適用範囲  この規格は,主として金銭登録機などに用いる記録紙及び領収紙の巻紙(以下,ロールペ

ーパという。

)について規定する。ただし,感圧紙,感熱紙及び光学的文字読取り機用用紙には適用しない。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS P 0001

  紙・パルプ用語

JIS P 8110

  試験用紙採取方法

JIS P 8111

  試験用紙の前処置

JIS P 8113

  紙及び板紙の引張強さ試験方法

JIS P 8115

  紙及び板紙の MIT 形試験器による耐折強さ試験方法

JIS P 8116

  紙及び板紙の引裂強さ試験方法

JIS P 8123

  紙及びパルプのハンター白色度試験方法

JIS P 8124

  紙のメートル坪量測定方法

2.

この規格の中で{  }で示してある単位及び数値は従来単位によるものであって,参考とし

て示したものである。

2.

用語の定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001 によるほか,次による。

(1)

記録紙  金銭登録機において記号,数字,文字などを印字し,店舗の営業記録に用いるロールペーパ。

(2)

領収紙  金銭登録機において記号,数字,文字などを印字し,領収書として発行するのに用いるロー

ルペーパ。

3.

品質  ロールペーパの紙質は,印刷及び使用上支障を来すような汚れ,しわ,きず,紙粉,破れ,き

ょう雑物,ワイヤマークなどがなく,

表 の規定に適合しなければならない。ただし,白色度は,未着色

のものに限り適用する。

表 1  ロールペーパの紙質

番手

項目

45 55 70

坪量  g/m

2

52.3

±4% 64.0±4% 81.4±4%

縦  30 {3 }    以上 45

{4.5}

以上 60

{6}

以上

引張強さ  N {kgf}

横 15

{1.5}

以上 25

{2.5}

以上 30

{3}

以上

縦  15      以上

20

以上

25

以上

耐折強さ  回

横  10      以上

15

以上

20

以上

縦  0.25

{25}

以上

0.35

{35}

以上

0.5

{50}

以上

引裂強さ  N {gf}

横  0.25

{25}

以上

0.35

{35}

以上

0.5

{50}

以上


2

B 9518-1992

番手

項目

45 55 70

白色度  %

75

以上

75

以上

75

以上

4.

ロールペーパの寸法

4.1

寸法  ロールペーパの仕上がり寸法及びその許容差は,表 のとおりとする。

表 2  ロールペーパの仕上がり寸法

単位  mm

区分

寸法

許容差

幅    (A)    28, 38, 40, 45, 50, 58, 67, 71

+0.1
−0.5

用紙

外径  (B)    45, 50, 60, 80, 100

±1.0

外径  (C)   18, 25.5

+0.5
−0.1

巻きしん

内径  (D)   12, 17.5

+0.5

−0.1

4.2

ばらつき  ロールペーパのばらつきなどは,表 による。

表 3  ロールペーパのばらつき


3

B 9518-1992

単位  mm

ロールペーパの直径

項目

50

以上

60

以下

側面径の差

  (E) 

0.3 0.4

両側面外径の差

  (F) 

0.3 0.4

内部形状のゆがみ

  (G) 

0.4 0.5

側面の出入り

  (H) 

0.5 0.5

巻きしん端面の出入り    () 

0.5 0.5

5.

巻き方  ロールペーパの巻き方は,均一に巻かれており,緩み,ゆがみなどが生じてはならない。

6.

継ぎ目  ロールペーパには,継ぎ目があってはならない。

7.

エンドマーク  ロールペーパには,エンドマークとして終端から約 2m 以内の部分に,1∼1.5m の赤

色着色をする。

8.

試験方法  供試用紙は,JIS P 8110 によって採取し,JIS P 8111 によって前処置したものを用い,次に

よって試験する。

(1)

坪量  JIS P 8124 による。

(2)

引張強さ  JIS P 8113 による。

(3)

耐折強さ  JIS P 8115 による。

(4)

引裂強さ  JIS P 8116 による。

(5)

白色度  JIS P 8123 による。

9.

包装と表示

9.1

包装  ロールペーパの包装は,輸送中にきずが付いたり,湿度の影響によって,しわができないよ

うに行う。


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B 9518-1992

9.2

表示  表示は,次による。

(1)

包装の表面には,次の事項について表示を行う。

(a)

製造番号又はロット番号

(b)

番手

(c)

寸法(用紙の幅,用紙の外径及び巻きしんの穴径)

(d)

数量

(e)

製造業者名又はその略号

(2)

個々のロールペーパの側面には,見やすい位置に番手,ミリメートル (mm) の単位で表した用紙の幅,

用紙の外径及び巻きしん穴径の順序に印刷する。

なお,スタートマークとして番手を□で囲う。