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B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  一般的な条件及び推奨事項  

2

3.1

  一般  

2

3.2

  信号特性  

2

3.3

  メッセージフォーマット  

2

3.4

  作業機の機器構成オフセット  

5

附属書 A(規定)パラメータ定義  

6

附属書 B(規定)パラメータグループ 

79

附属書 C(参考)トラクタ制御メッセージ−例  

103

附属書 D(参考)トラクタ機能の作業機制御−制御の実装 

109


B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本農業機械工業会(JAMMA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

9225-7

:2016

(ISO 11783-7

:2009

)

農業機械−

シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−

第 7 部:作業機メッセージアプリケーション層

Tractors and machinery for agriculture and forestry-

Serial control and communications data network-

Part 7: Implement messages application layer

序文 

この規格は,2009 年に第 2 版として発行された ISO 11783-7 を基とし,トラクタと作業機との間におけ

る通信制御技術を製造業者間で共通化するため,技術的内容及び構成を変更することなく作成した日本工

業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

適用範囲 

この規格は,農業用トラクタと,直装,半直装,けん(牽)引,又は自走作業機とのシリアルデータネ

ットワークの制御及び通信について規定する。その目的は,トラクタ又は作業機に直装するセンサ,アク

チュエータ及び制御素子と,情報保存・表示装置との間でのデータ転送形式並びに方法を標準化すること

である。

この規格は,メッセージセットを規定して,トラクタと連結した作業機との間の通信方式で使用するメ

ッセージについて定義し,ネットワークの作業機メッセージアプリケーション層について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 11783-7:2009

, Tractors and machinery for agriculture and forestry − Serial control and

communications data network

−Part 7: Implement messages application layer(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“一致している”こ

とを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 9225-3

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 3 部:データリンク層

注記  対応国際規格:ISO 11783-3,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and

communications data network

−Part 3: Data link layer(IDT)

JIS B 9225-5

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 5 部:ネットワーク管理


2

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

注記  対応国際規格:ISO 11783-5,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and

communications data network

−Part 5: Network management(IDT)

ISO 639 (all parts)

,Codes for the representation of names of languages

ISO 11783-1

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 1: General standard for mobile data communication

ISO 11783-6

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 6: Virtual terminal

ISO 11783-9

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 9: Tractor ECU

IEC 61162-3

,Maritime navigation and radiocommunication equipment and systems−Digital interfaces−Part

3: Serial data instrument network

一般的な条件及び推奨事項 

3.1 

一般 

この規格で規定するメッセージセットは,作業機とトラクタとの間の連携動作を可能にする機械的な操

作装置と同様に,トラクタからの情報に対する作業機の基本的な要求を支援するために設計する。このメ

ッセージセットは,次の情報を含むメッセージをサポートする。

−  時間

−  対地速度

−  (走行)距離

−  ナビゲーション

−  パワーテイクオフ[power take-off: PTO(以下,PTO という。

]パラメータ

−  3 点ヒッチ

−  一般プロセスデータ

−  照明ファンクションパラメータ

メッセージは,定期的に一定の間隔で繰り返し送信する。

メッセージのパラメータは

附属書 による。また,パラメータグループは附属書 による。

トラクタの制御メッセージの例を,

附属書 に示す。

3.2 

信号特性 

ISO 11783

規格群によって構築されたネットワークは,流れているデータを電子制御ユニット(以下,

ECU

という。

)からネットワーク上の他の ECU へ提供し,かつ,他の ECU で使用することを目的として

設計する。

データの受信とデータの送信との間隔は,データの種類ごとに決められた送信間隔の 2 倍を超えないこ

とが望ましい。

3.3 

メッセージフォーマット 

3.3.1 

一般 

ISO 11783

規格群によって構築されたネットワークは,パラメータグループのラベルとしてパラメータ

グループ番号(以下,PGN という。

)を使用する。グループ内の各パラメータは,3.3.3 で定義した範囲の

スケーリングされたデータ,又は 1 ビット以上のファンクション状態として表現する。これらは,一番左


3

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

のビットを最初として順に送信する。

二つ以上のデータバイトで構成の数値パラメータは,最下位バイトを最初に送信しなければならない。

例えば,

図 に示すようにパラメータがデータフィールドの複数のバイトにまたがるときは,パラメータ

最下位ビット(Lsb)は最下位バイト内に,残りの最上位ビット(Msb)を次の高位バイト内の第一ビット

側に置く。

 

データ

b5

b4

b3

b2

b1

Ms

L b

配置 Msb

バイト 8 Lsb

Msb

バイト 7 Lsb

(ビッグエン

8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1

ディアン)

b5

b4

b3

b2

b1

Msb

Lsb

a)

  バイト境界を越え バイト未満のデータパラメータ 

データ

b10

b9

b8

b7

b6

b5

b4

b3

b2

b1

Ms

L b

配置 Msb

バイト 2 Lsb

Msb

バイト 1 Lsb

(ビッグエン

8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1

ディアン)

b10

b9

b8

b7

b6

b5

b4

b3

b2

b1

Ms

L b

b)

  バイト境界で終わり バイトより大きいデータパラメータ 

データ

b12

b11

b10

b9

b8

b7

b6

b5

b4

b3

b2

b1

Ms

s

配置 Msb

バイト 8 Lsb

Msb

バイト 7 Lsb

(ビッグエン

8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1

ディアン)

b12

b11

b10

b9

b8

b7

b6

b5

b4

b3

b2

b1

M b

L b

c)

  バイト境界で始まり バイトより大きいデータパラメータ 

図 1バイト以上のデータ・パラメータ配置 

3.3.2 

データタイプ 

パラメータには,コマンドデータタイプと測定データタイプとがある。

−  コマンド

コマンドデータは,送信 ECU が要求する設定値の数値,ファンクション,マルチステートパラメー

タの要求された状態を指定する。コマンドの要求は,必ずしも保証されない。例えば,コマンドは,

ソレノイドがそのファンクションを実現したか確認できなくても,ソレノイドの作動を要求してもよ

い。

トラクタは,与えられた任意コマンドを自動的に実行することはない。制御コマンドは,システム


4

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

への変更又は作動,及び動力の導入に影響を与え,様々なトラクタシステム内からの他のコマンドと

並行して発令することがある。各コマンドは,トラクタの他の制御,作動条件とともに判断されなけ

ればならず,トラクタ制御システムが適切であると判断したものだけを実行しなければならない。

例 1 PTO 接続,補助弁による押出し,ヘッドライトのハイビーム(走行用前照灯)点灯,リヤヒ

ッチ作動

−  測定値

測定データは,定義されたパラメータの状態を評価しつつ,送信 ECU で測定又は監視されたパラメ

ータの現在値を伝達する。

例 2  対地速度,ヒッチポジション,PTO 接続,作業機ポジション

3.3.3 

パラメータの範囲 

表 は送信信号の有効な値の範囲を,表 は離散パラメータの状態を示す範囲を,表 は制御モードコ

マンドの状態を示す範囲をそれぞれ定義する。

“エラー指示値”の範囲は,センサ,サブシステム,又は

ECU

が直ちに表示する場合に用いられる。

ECU

故障でパラメータのための有効なデータ送信ができない場合は,

表 又は表 に規定した適切なエ

ラー指示値を,

そのパラメータデータの代わりに使用することが望ましい。

測定データ又は計算データが,

定義されたパラメータ範囲を超えていても,有効な値が得られている場合は,エラー指示値を使用しては

ならない。データは,適切な最小又は最大のパラメータ値で送信する。センサが,測定データ又は計算デ

ータが有効かどうか判定できないときは,エラー指示値を送信しなければならない。

3.3.4 

パラメータグループへの追加 

幾つかのパラメータグループは,未定義で将来定義する新パラメータに代わるバイトを含む。既存のパ

ラメータグループ定義が,新しいパラメータを含むことを許可しない場合,新しいパラメータグループを

定義してもよい。

パラメータグループに追加するパラメータ,及び創出する新しい PGN の追加の定義,並びにこれらを要

求するための手順は,ISO 11783-1 に示す。

表 1−送信信号範囲 

範囲名

1

バイト

2

バイト

4

バイト ASCII

有効な信号

0

∼250

00

16

∼FA

16

0

∼64 255

0000

16

∼FAFF

16

0

∼4 211 081 215

00000000

16

∼FAFFFFFF

16

1

∼254

01

16

∼FE

16

パラメータ特定表示値 251

FB

16

64 256

∼64 511

FBxx

16

4 211 081 216

∼4 277 858 431

FBxxxxxx

16

None

将来の指示ビット用の

予約範囲

252

∼253

FC

16

∼FD

16

64 512

∼65 023

FC00

16

∼FDFF

16

4 227 858 432

∼4 261 412 863

FC000000

16

∼FDFFFFFF

16

None

エラー指示値 254

FE

16

65 024

∼65 279

FExx

16

4 261 412 864

∼4 278 190 079

FExxxxxx

16

0

00

16

使用不可,インストール
なし又は要求なし

255

FF

16

65 280

∼65 535

FFxx

16

4 278 190 080

∼4 294 967 294

FFxxxxxx

16

255

FF

16


5

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

表 2−離散パラメータ(測定)の送信値 

範囲名

送信値

使用不可(オフ,能動の,など) 00

使用可能(オン,能動の,など) 01

エラー指示値 10

使用不可又はインストールなし 11

表 3−制御コマンドの送信値 

範囲名

送信値

機能使用不可コマンド(止める,など) 00

機能使用可能コマンド(入れる,など) 01

予約 10

ドントケア(状態を維持)/何もしない。

(状態を変更しない。

11

3.4 

作業機の機器構成オフセット 

トラクタと作業機との連結構成値,及びトラクタと作業機との連結基準点との距離は,ナビゲーション

パラメータ及びプロセスデータメッセージの作業機構成の中で使用する。JIS B 9225-10 参照。


6

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

附属書 A

(規定)

パラメータ定義

A.1 

協定世界標準時(UTC 

次の 3 パラメータが,協定世界標準時[Universal Time Coordinate: UTC(以下,UTC という。

]での現

在時間を提供する。ローカル時間オフセットパラメータ(A.4)が 125(FA

16

)と等しいとき,時間パラメ

ータは,UTC に代わりローカル時間となる。

データ長:

3

バイト

分解能:

バイト 1 = 0.25 s/bit,0 s オフセット−サスペクトパラメータ番号

(以下,SPN という。

)959

バイト 2 = 1 min/bit,0 min  オフセット−SPN 960

バイト 3 = 1 h/bit,0 h  オフセット−SPN 961

作動範囲:

バイト 1 = 0 s to 59.75 s;

バイト 2 = 0 min∼59 min;

バイト 3 = 0 h∼23 h

タイプ:

測定値

A.2 

日付 

次の 3 パラメータは,UTC での現在の年月日を提供する。ローカル時間オフセットパラメータ(A.4

が 125(FA

16

)に等しいとき,日付(date)パラメータは,UTC に代わりローカル日付となる。

データ長:

3

バイト

分解能:

バイト 1 = 1 month/bit,0 month  オフセット−SPN 963

バイト 2 = 0.25 d/bit,0 day  オフセット−SPN 962

バイト 3 = 1 y

1)

/bit

,1985 year  オフセット−SPN 964

作動範囲:

バイト 1 = 1 month∼12 months

バイト 2 = 0.25 d∼31.75 d

バイト 3 = 1985 (year)∼2235 (year)

タイプ:

測定値

注記  月(バイト 1)の値が 0 の場合は,Null(空)値を意味する。1 は 1 月を意味し,2 は 2 月を意

味し,以下同様となる。日(バイト 2)の値が 0 の場合は,空値を意味する。1,2,3 及び 4

は,月最初の日(1 日)を意味し,5,6,7 及び 8 は,月の 2 番目の日(2 日)を意味し,以下

同様となる。年(バイト 3)の値が 0 の場合は,1985 年を規定し,1 は 1986 を規定する。

1)

 SI

単位系では,

“年”

(annum)は a を用いる。

A.3 

ローカル分オフセット 

ローカル分オフセットは,UTC とローカル時間との年月日間の差を分で表したものである。この値は,

ローカル時間の年月日を決めるときに,UTC 時間の年月日に加算する。ローカルオフセットは,グリニッ


7

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ジ子午線から東側に向かって国際日付変更線までは正の値であり,グリニッジ子午線から西側に向かって

国際日付変更線までは負の値である。ローカル分オフセットは,時間及び年月日のパラメータが UTC の時

間と年月日とで表されているときにだけ適用可能である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

min/bit

,−125 min  オフセット

作動範囲:

−59 min∼59 min

タイプ:

測定値

SPN

: 1601

A.4 

ローカル時間オフセット 

ローカル時間オフセットは,UTC とローカル時間との年月日間の差を時間単位で表したものである。こ

の値は,ローカル時間の年月日を決めるときに,UTC 時間の年月日に加算する。ローカルオフセットは,

グリニッジ子午線から東側に向かって国際日付変更線までは正の値であり,グリニッジ子午線から西側に

向かって国際日付変更線までは負の値である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

h/bit

,−125 h  オフセット

作動範囲:

−23 h∼23 h

タイプ:

測定値

SPN

: 1602

ローカル時間決定にローカル時間オフセットの値を使用するために,時間及び年月日のパラメータは

UTC

にしなければならない。ローカル時間オフセットの非作動範囲時間及び日付パラメータの説明は,

A.1

による。

表 A.1−ローカル時間オフセットの解釈 

ローカル時間 
オフセット値

受信パラメータの解釈

時間及び年月日

ローカルオフセット

−125∼−24

(00

16

∼65

16

時間標準未知

未知

−23∼23

(66

16

∼94

16

UTC

時間及び年月日

ローカル時間オフセット

24

∼123

(95

16

∼F8

16

時間標準未知

未知

124

(F9

16

UTC

時間及び年月日

オフセット規定なし

125

(FA

16

ローカル時間及び年月日

オフセット規定なし

126

∼130

(FB

16

∼FF

16

時間標準未知

未知

A.5 

対地車速 

レーダなどのセンサで測定された実際の対地車速。

データ長:

2

バイト


8

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

分解能: 0.001

m/s/bit

,0 m/s  オフセット

上位バイト分解能 = 0.256 m/s/bit

データ範囲: 0

m/s

∼64.255 m/s

タイプ:

測定値

SPN

: 1859

A.6 

対地走行距離 

レーダなどのセンサで測定された実際の対地走行距離。

走行距離が 4 211 081.215 m を超えたとき,値はゼロにリセットし,追加走行距離を加算することが望ま

しい。

データ長:

4

バイト

分解能: 0.001

m/bit

データ範囲: 0

m

∼4 211 081.215 m

タイプ:

測定値

SPN

: 1860

A.7 

対地進行方向 

走行方向のとおり,前進又は後進のいずれかを示す測定シグナル。

速度がゼロのとき,別方向が検出するまで,直前の進行方向を示す。

注記  前進及び後進は,トラクタ又は作業機シャーシの通常走行方向をいう。その方向は,運転者の

視点が変わっても同じである(すなわち,運転席が反転するとき)

例  運転席の反転

データ長:

2

ビット

意味

00

後進

01

前進

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1861

A.8 

ホイール基準の車速 

測定ホイール又は車軸の回転速度から算出した機械の速度値。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.001

m/s/bit

,0 m/s  オフセット

上位バイト分解能 = 0.256 m/s/bit

データ範囲: 0

m/s

∼64.255 m/s

タイプ:

測定値

SPN

: 1862


9

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.9 

ホイール基準の走行距離 

測定ホイール又は車軸の回転速度から算出した機械の走行距離。

走行距離が 4 211 081.215 m を超えたとき,値はゼロにリセットし,追加走行距離を加算することが望ま

しい。

データ長:

4

バイト

分解能: 0.001

m/bit

データ範囲: 0

m

∼4 211 081.215 m

タイプ:

測定値

SPN

: 1863

A.10 

ホイール基準の進行方向 

走行方向のとおり,前進又は後進のいずれかを示す測定シグナル。

速度がゼロのとき,別方向が検出するか又は選択され連動するまで,直前の走行方向を示す。

注記  前進及び後進は,トラクタ又は作業機シャーシの通常走行方向をいう。その方向は,運転者の

視点が変わっても同じである(すなわち,運転席が反転するとき)

例  運転席の反転

データ長:

2

ビット

意味

00

後進

01

前進

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1864

A.11 

キースイッチの状態 

トラクタ又は電源装置のキースイッチの状態を示す。

これはエンジン始動時などでの不測の停電は示さない。

データ長:

2

ビット

意味

00

キースイッチオフ

01

キースイッチオフでない

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1865

A.12 

トラクタ電源の最大時間 

現在の負荷でトラクタ又は電源装置供給の電力最大残存時間。

このパラメータは,測定値だけでなく推定値でもよい。

データ長:

1

バイト


10

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

分解能: 1

min/bit

,0  オフセット

データ範囲:

0

∼250

タイプ:

測定値

SPN

: 1866

A.13 ECU

の電源維持 

トラクタ ECU に次の 2 秒間,主電源 ECU_PWR の電源維持を要求する。

データ長:

2

ビット

意味

00 ECU_PWR

延長を要求しない。

01 ECU_PWR

の 2 秒延長を要求

10

予約

11

どちらでもよい。

タイプ:

コマンド

SPN

: 1867

A.14 

アクチュエータの電源維持 

アクチュエータに次の 2 秒間,PWR の電源維持を要求する。

データ長:

2

ビット

意味

00 PWR

延長を要求しない。

01 PWR

の 2 秒延長を要求

10

予約

11

どちらでもよい。

タイプ:

コマンド

SPN

: 1868

A.15 

作業機の移動状態 

トラクタ又は電源装置に接続した作業機の移動状態を示す。

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機は移動できない。

01

作業機は移動できる。

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1869

A.16 

作業機の駐車状態 

トラクタ又は電源装置から切り離してよいかどうかの作業機の状態を示す。


11

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機は切り離してはいけない。

01

作業機は切り離しできる。

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1870

A.17 

作業機の準備状態 

作業機が,トラクタ又は電源装置に接続されて,準備の完了を示す。

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機は作業の準備未完了

01

作業機は作業の準備完了

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1871

A.18 

ナビゲーションロケーションパラメータ 

ISO 11783

規格群によって構築されたネットワークは,IEC 61162-3[NMEA 2000

2)

]に規定するナビゲ

ーションロケーションパラメータを使用する。

複数のデータフレームを使用する必要があるメッセージは,

JIS B 9225-3

に規定するトランスポートプロトコルの代わりに,NMEA の高速パケットプロトコルを使用

する。

注記  ナビゲーション受信機のアンテナは,トラクタ/作業機のナビゲーション受信機ポイントに位

置する。

2)

 2000

年に Nation Marine Electronics Association で定められた通信規格である。

A.19 

ヒッチパラメータ 

A.19.1 

フロントヒッチポジション 

フロント 3 点ヒッチの測定ポジションで,パーセントで全作動工程を表す。0 %は最下降ポジション,

100 %

は最上昇ポジションを示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %  オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1872

A.19.2 

リヤヒッチポジション 

リヤ 3 点ヒッチの測定ポジションで,パーセントで全作動工程を表す。0 %は最下降ポジション,100 %

は最上昇ポジションを示す。


12

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %  オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1873

A.19.3 

フロントヒッチポジション−コマンド 

設定するフロント 3 点ヒッチポジションを許可するコマンドで,パーセントで全作動工程を表す。0 %

は最下降ポジション,100 %は最上昇ポジションを示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %  オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 1874

A.19.4 

リヤヒッチポジション−コマンド 

設定するリヤ 3 点ヒッチポジションを許可するコマンドで,パーセントで全作動工程を表す。0 %は最

下降ポジション,100 %は最上昇ポジションを示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %  オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 1875

A.19.5 

フロントヒッチの作業中表示 

フロントヒッチポジションが,可変スイッチングしきい値を下回る(作業中)か又は超える(作業外)

かを表示する測定シグナル。

スイッチングしきい値を決める方法は,標準化されておらず製造業者が決定する。

データ長:

2

ビット

意味

00

ヒッチのポジションは作業外

01

ヒッチのポジションは作業中

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1876

A.19.6 

リヤヒッチの作業中表示 

リヤヒッチポジションが,可変スイッチングしきい値を下回る(作業中)か,又は超える(作業外)か

を表示する測定シグナル。

スイッチングしきい値を決める方法は,標準化されておらず製造業者が決定する。


13

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

ヒッチのポジションは作業外

01

ヒッチのポジションは作業中

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1877

A.19.7 

フロントドラフト 

作業機からフロントヒッチに作用する見掛けの水平力。

正の値は,トラクタ進行方向とは逆に力が加えられたことを示す。

データ長:

2

バイト

分解能: 10

N/bit

,−320 000 N オフセット

データ範囲:

−320 000 N∼322 550 N

タイプ:

測定値

SPN

: 1878

A.19.8 

リヤドラフト 

作業機からリヤヒッチに作用する見掛けの水平力。

正の値は,トラクタ進行方向とは逆に力が加えられたことを示す。

データ長:

2

バイト

分解能: 10

N/bit

,−320 000 N オフセット

データ範囲:

−320 000 N∼322 550 N

タイプ:

測定値

SPN

: 1879

A.19.9 

公称フロントロワーリンク力 

フロント 3 点ヒッチのロワーリンクでドラフトの表示を提供する測定。

見掛けロワーリンク力は,ドラフトに関してほぼ線形であることが予想され,それぞれのヒッチポジシ

ョンでドラフトに比例する。この測定は,通常,ロワーヒッチリンクの荷重変換器から得られ,一般的に

ドラフト制御の基データとして使用する。正の値は,トラクタ進行方向とは逆に力が加えられたことを示

す。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.8

%/bit

,−100 %  オフセット

データ範囲:

−100 %∼100 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1880

A.19.10 

公称リヤロワーリンク力 

リヤ 3 点ヒッチのロワーリンクでドラフトの表示を提供する測定。

見掛けロワーリンク力は,ドラフトに関してほぼ線形であることが予想され,それぞれのヒッチポジシ

ョンでドラフトに比例する。この測定は,通常,ロワーヒッチリンクの荷重変換器から得られ,一般的に

ドラフト制御の基データとして使用する。正の値は,トラクタ進行方向とは逆に力が加えられたことを示


14

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

す。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.8

%/bit

,−100 %  オフセット

データ範囲:

−100 %∼100 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1881

A.19.11 

フロントヒッチ制限ポジションのステータス 

連続的なコマンドのパラメータに関連付けられる,

トラクタ ECU の現時点の制限状態を伝えるために使

用するパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値の 010 及び 011)は,設定

値に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバ

シュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定で

きる。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5150

A.19.12 

リヤヒッチ制限ポジションのステータス 

持続的であるリヤヒッチポジションコマンドに関連付けて,

トラクタ ECU の現時点での制限状態を伝え

るパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限


15

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5151

A.20 PTO

パラメータ 

A.20.1 

フロント PTO 出力軸の回転速度 

フロント PTO 出力軸の測定回転速度。

クラッチ接続の前に PTO 速度を監視する既存のトラクタとして,PTO 速度は PTO が接続したときだけ

有効で解除すると利用できない。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

測定値

SPN

: 1882

A.20.2 

リヤ PTO 出力軸の回転速度 

リヤ PTO 出力軸の測定回転速度。

クラッチ接続の前に PTO 速度を監視する既存のトラクタとして,PTO 速度は PTO が接続したときだけ

有効で解除すると利用できない。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

測定値

SPN

: 1883

A.20.3 

フロント PTO 出力軸の回転速度設定点 

フロント PTO 出力軸回転速度の設定点測定値。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

測定値

SPN

: 1884

A.20.4 

リヤ PTO 出力軸の回転速度設定点 

リヤ PTO 出力軸回転速度の設定点測定値。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット


16

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

測定値

SPN

: 1885

A.20.5 

フロント PTO 出力軸の回転速度設定点−コマンド 

フロント PTO 出力軸回転速度の設定点コマンド。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

コマンド

SPN

: 1886

A.20.6 

リヤ PTO 出力軸の回転速度設定点−コマンド 

リヤ PTO 出力軸回転速度の設定点コマンド。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

1/min/bit

,0 1/min  オフセット

データ範囲: 0

1/min

∼8 031.875 1/min

タイプ:

コマンド

SPN

: 1887

A.20.7 

フロント PTO 入切 

フロント PTO が,

“入”か又は“切”かを示す測定シグナル。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

01 PTO

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1888

A.20.8 

リヤ PTO 入切 

リヤ PTO が,

“入”か又は“切”かを示す測定シグナル。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

01 PTO

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2408

A.20.9 

フロント PTO モード 

フロント PTO モードが,540 r/min か又は 1 000 r/min かを示す測定シグナル。


17

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

モード 540 r/min

01 PTO

モード 1 000 r/min

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1889

A.20.10 

リヤ PTO モード 

リヤ PTO モードが,540 r/min か又は 1 000 r/min かを示す測定シグナル。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

モード 540 r/min

01 PTO

モード 1 000 r/min

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1890

A.20.11 

フロント PTO エコノミーモード 

フロント PTO エコノミーモードが,

“入”か又は“切”かを示す測定シグナル。

エコノミーモード PTO は,エンジン低回転数において 540 r/min 又は 1 000 r/min で運転する。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

エコノミーモード切

01 PTO

エコノミーモード入

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1891

A.20.12 

リヤ PTO エコノミーモード 

リヤ PTO エコノミーモードが,

“入”か又は“切”かを示す測定シグナル。

エコノミーモード PTO は,エンジン低回転数において 540 r/min 又は 1 000 r/min で運転する。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

エコノミーモード切

01 PTO

エコノミーモード入

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1892

A.20.13 

フロント PTO 入切−コマンド 

フロント PTO の“入”か又は“切”コマンド。


18

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

切にせよ。

01 PTO

入にせよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1893

A.20.14 

リヤ PTO 入切−コマンド 

リヤ PTO の“入”か又は“切”コマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

切にせよ。

01 PTO

入にせよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1894

A.20.15 

フロント PTO  モード−コマンド 

フロント PTO のモード選択コマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00 540

r/min

モードを選択せよ。

01

1 000 r/min

モードを選択せよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1895

A.20.16 

リヤ PTO モード−コマンド 

リヤ PTO のモード選択コマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00 540

r/min

モードを選択せよ。

01

1 000 r/min

モードを選択せよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1896

A.20.17 

フロント PTO エコノミーモード−コマンド 

フロント PTO エコノミーモード入切のコマンド。


19

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

エコノミーモード切にせよ。

01 PTO

エコノミーモード入にせよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1897

A.20.18 

リヤ PTO エコノミーモード−コマンド 

リヤ PTO エコノミーモード入切のコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00 PTO

エコノミーモード切にせよ。

01 PTO

エコノミーモード入にせよ。

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1898

A.20.19 

フロント PTO の接続要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のフロント PTO 接続要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

外部要求受付済み。受付後のオペレータの介入なし。

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は

トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5152

A.20.20 

フロント PTO のモード要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のフロント PTO モード要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告するパラメー

タ。

データ長:

2

ビット

意味

00

外部要求受付済み。受付後のオペレータの介入なし。

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は

トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5153

A.20.21 

フロント PTO のエコノミーモード要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のフロント PTO エコノミーモード要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告す

るパラメータ。


20

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

外部要求受付済み。受付後のオペレータの介入なし。

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は

トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5154

A.20.22 

フロント PTO 軸回転速度の制限ステータス 

持続的であるフロント PTO 軸速度のコマンドと関連した,トラクタ ECU の現時点での制限状態を伝え

るパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5155

A.20.23 

リヤ PTO の接続要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のリヤ PTO 接続要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

受付後のオペレータの介入なし

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は

トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5156


21

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.20.24 

リヤ PTO のモード要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のリヤ PTO モード要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

外部要求受付済み。受付後のオペレータの介入なし。

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は
トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5157

A.20.25 

リヤ PTO のエコノミーモード要求ステータス 

過渡的/一時的/単発のリヤ PTO エコノミーモード要求に関連したトラクタ ECU の状態を報告するパ

ラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

外部要求受付済み。受付後のオペレータの介入なし。

01

制御オーバライド(最新の外部要求は,オペレータ又は
トラクタシステムのオーバライドで無視された。

10

エラー

11

利用不可(パラメータサポートなし)

タイプ:

測定

SPN

: 5158

A.20.26 

リヤ PTO 軸回転速度の制限ステータス 

持続的であるリヤ PTO 軸回転速度のコマンドと関連した,トラクタ ECU の現時点での制限状態を伝え

るパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ


22

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5159

A.21 

補助バルブパラメータ 

A.21.1 

補助バルブ番号 

補助油圧バルブには,0 から最大数まで順番に番号を付与する。トラクタの補助バルブは,これら補助

バルブ番号に対応するバルブ番号を貼り付けられなければならない。補助バルブメッセージがブロードキ

ャストする接続システムにおいて,送信されたバルブ番号は,作業機又は機器が接続された補助バルブの

番号ラベルに対応していなければならない。補助バルブ番号は,補助バルブの場所又は取付けのいずれも

示さない。

“パワービヨンド(油圧ループ回路)

”技術を使用のシステムでは,バルブ番号 0 は,

“パワービヨンド”

制御バルブの識別に使用しなければならない。

A.21.2 

補助バルブ番号 の伸びポート測定流量 

トラクタ補助バルブ番号 0 の伸びポートを通過する測定流量で,全流量に対する比率で表示する。

ゼロパーセントは全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタ

に戻る最大流量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %  オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1899

A.21.3 

補助バルブ番号 の縮みポート測定流量 

全流量比率として表示するトラクタ補助バルブ番号 0 の縮みポートを通過する測定流量。

ゼロパーセントは全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタ

に戻る最大流量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %  オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値

SPN

: 1900

A.21.4 

補助バルブ番号 の伸びポート推定流量 

バルブの指令位置に基づくことができる,トラクタ補助バルブ 0 の伸びポートを通る流量コントローラ

によって報告する値。

ゼロパーセントは全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタ

に戻る最大流量を示す。このパラメータは,推定値であり測定値ではないため,フィードバック制御シス

テムで使用する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %  オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %


23

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

タイプ:

推定値

SPN

: 1901

A.21.5 

補助バルブ番号 の縮みポート推定流量 

バルブの指令位置に基づくことができる,トラクタ補助バルブ 0 の縮みポートを通る流量コントローラ

によって報告する値。

ゼロパーセントは全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタ

に戻る最大流量を示す。このパラメータは,推定値であり測定値ではないため,フィードバック制御シス

テムで使用する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %  オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

推定値

SPN

: 1902

A.21.6 

補助バルブ番号 のバルブ状態 

補助バルブ番号 0 の測定状態。

ブロック状態は,バルブが閉じていて,バルブからの又はバルブへの流れはなく,作動油は圧力下でも

よいことを意味する。フローティング状態は,バルブからの又はバルブへの制御された流れはなく,バル

ブポートは作動油タンクに直接接続されていることを意味する。これは作動油が,アクチュエータの作動

でバルブへ又はバルブから流れてもよいことを意味する。伸び状態は,流量がバルブの伸びポートで制御

されて縮みポートへ戻ることを意味する。縮み状態は,流量がバルブの縮みポートで制御されて伸びポー

トへ戻ることを意味する。

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1101

予約

1110

エラー表示

1111

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1903

A.21.7 

補助バルブ番号 の伸びポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 0 の伸びポートで測定した呼び圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 1904

A.21.8 

補助バルブ番号 の縮みポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 0 の縮みポートで測定した呼び圧力。


24

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 1905

A.21.9 

補助バルブ番号 のリターンポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 0 のリターンポートで測定した呼び圧力。

データ長:

1

バイト

分解能: 16

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼4 000 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 1906

A.21.10 

補助バルブ番号 のポート流量−コマンド 

トラクタ補助バルブ番号 0 の伸び又は縮みポートを通る流量設定のコマンド。0 %は全く流量がないこ

とを,100 %は最大流で,全流量に対する比率で表示する。

流れは,反対側のポートを通じてトラクタに戻る。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 1907

A.21.11 

補助バルブ番号 の状態−コマンド 

補助バルブ番号 0 の状態を設定するコマンド。

フローティング状態のとき,作業機を動かすことによって,作動油がトラクタへ又はトラクタから流れ

てもよい。

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1110

予約

1111

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1908

A.21.12 

補助バルブ番号 のフェールセーフモード−コマンド 

補助バルブ番号 0 のフェールセーフモードを設定するコマンド。


25

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 1909

A.21.13 

補助バルブ番号 のフェールセーフモード 

補助バルブ番号 0 のフェールセーフモードの測定状態。

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 1910

A.21.14 

補助バルブ番号 の測定流量制限ステータス 

持続的であるバルブ番号 0 の流量コマンドと関連し,

トラクタ ECU の現時点で測定された流量制限状態

を伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5160

A.21.15 

補助バルブ番号 の推定流量制限ステータス 

持続的であるバルブ番号 0 の流量コマンドと関連し,

トラクタ ECU の現時点で推定された流量制限状態


26

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

を伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5161

A.21.16 

補助バルブ番号 114 のパラメータ 

この規格は,補助バルブ番号 0 及び 15 のパラメータだけを規定する。ただし,バルブ番号 1∼14 のデー

タ構造はバルブ番号 15 と同一とする。データもまたバルブ番号を除いて同一とする。

A.21.17 

補助バルブ番号 15 の伸びポート測定流量 

トラクタ補助バルブ番号 15 の伸びポートを通過する測定流量で,全流量に対する比率で表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタに戻る最大

流量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値

SPN

: 2335

A.21.18 

補助バルブ番号 15 の縮みポート測定流量 

トラクタ補助バルブ番号 15 の縮みポートを通過する測定流量で,全流量に対する比率で表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタに戻る最大

流量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値


27

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

SPN

: 2336

A.21.19 

補助バルブ番号 15 の伸びポート推定流量 

流量コントローラによって報告する,

トラクタ補助バルブ番号 15 の伸びポートを通過する推定流量の値

で,コマンドされたバルブのポジションに基づく場合もある。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタに戻る最大

流量を示す。このパラメータは,推定値であり,測定値ではないため,フィードバック制御システムで使

用する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

推定値

SPN

: 2337

A.21.20 

補助バルブ番号 15 の縮みポート推定流量 

流量コントローラによって報告する,

トラクタ補助バルブ番号 15 の縮みポートを通過する推定流量の値

で,コマンドされたバルブのポジションに基づく場合もある。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,トラクタに戻る最大

流量を示す。このパラメータは,推定値であり,測定値ではないため,フィードバック制御システムで使

用する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

推定値

SPN

: 2338

A.21.21 

補助バルブ番号 15 のバルブ状態 

補助バルブ番号 15 の測定状態。

ブロック状態は,バルブが閉じていてバルブからの又はバルブへの流れはなく,作動油は圧力をかけら

れていることを意味する。フローティング状態は,バルブからの又はバルブへの制御された流れはなく,

バルブポートは作動油タンクに直接接続されていることを意味する。これは作動油が,アクチュエータの

作動でバルブへ又はバルブから流れてもよいことを意味する。伸び状態は,流量がバルブの伸びポートで

制御されて縮みポートへ戻ることを意味する。縮み状態は,流量がバルブの縮みポートで制御されて伸び

ポートへ戻ることを意味する。

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1101

予約

1110

エラー表示

1111

利用不可

タイプ:

測定値


28

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

SPN

: 2339

A.21.22 

補助バルブ番号 15 の伸びポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 15 の伸びポートで測定した呼び圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2340

A.21.23 

補助バルブ番号 15 の縮みポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 15 の縮みポートで測定した呼び圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2341

A.21.24 

補助バルブ番号 15 のリターンポート圧力 

トラクタ補助バルブ番号 15 のリターンポートで測定した呼び圧力。

データ長:

1

バイト

分解能: 16

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼4 000 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2342

A.21.25 

補助バルブ番号 15 のポート流量−コマンド 

トラクタ補助バルブ番号 15 の伸び又は縮みポートを通る流量設定のコマンドで,

全流量に対する比率で

表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を示す。流れは反対側のポートを通じてトラクタに戻る。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 2343

A.21.26 

補助バルブ番号 15 の状態−コマンド 

補助バルブ番号 15 の状態を設定するコマンド。

フローティング状態のとき,作業機を動かすことによって,作動油がトラクタへ又はトラクタから流れ

てもよい。


29

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1101

予約

1111

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2344

A.21.27 

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモード−コマンド 

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモードを設定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2345

A.21.28 

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモード 

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモードの測定状態。

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2346

A.21.29 

補助バルブ番号 15 の測定流量制限ステータス 

持続的であるバルブ番号 15 の流量コマンドと関連し,トラクタ ECU の現時点で測定された流量制限状

態を伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限


30

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5190

A.21.30 

補助バルブ番号 15 の推定流量制限ステータス 

持続的であるバルブ番号 15 の流量コマンドと関連し,トラクタ ECU の現時点で推定された流量制限状

態を伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5191

A.21.31 

汎用バルブ伸びポートの測定流量 

汎用バルブの伸びポートを通過する測定流量で,全流量に対する比率で表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,バルブに戻る最大流

量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値

SPN

: 2937


31

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.21.32 

汎用バルブ縮みポートの測定流量 

汎用バルブの縮みポートを通過する測定流量で,全流量に対する比率で表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,バルブに戻る最大流

量を示す。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

測定値

SPN

: 2938

A.21.33 

汎用バルブ伸びポートの推定流量 

流量コントローラによって報告する,汎用バルブの伸びポートを通過する推定流量の値で,コマンドさ

れたバルブのポジションに基づく場合もある。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,バルブに戻る最大流

量を示す。このパラメータは,推定値であり,測定値ではないため,フィードバック制御システムで使用

する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

推定値

SPN

: 2939

A.21.34 

汎用バルブ縮みポートの推定流量 

流量コントローラによって報告する,汎用バルブの縮みポートを通過する推定流量の値で,コマンドさ

れたバルブのポジションに基づく場合もある。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を,−100 %はこのポートを通り,バルブに戻る最大流

量を示す。このパラメータは,推定値であり,測定値ではないため,フィードバック制御システムで使用

する場合は注意が必要である。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

%/bit

,−125 %オフセット

データ範囲:

−125 %∼125 %

タイプ:

推定値

SPN

: 2940

A.21.35 

汎用バルブの状態 

汎用バルブの測定状態。

ブロック状態は,バルブが閉じていて,バルブからの又はバルブへの流れはなく,作動油は圧力下でも

よいことを意味する。フローティング状態は,バルブからの又はバルブへの制御された流れはなく,バル

ブポートは作動油タンクに直接接続されていることを意味する。これは作動油が,アクチュエータの作動

でバルブへ又はバルブから流れてもよいことを意味する。伸び状態は,流量がバルブの伸びポートで制御

されて縮みポートへ戻ることを意味する。縮み状態は,流量がバルブの縮みポートで制御されて伸びポー

トへ戻ることを意味する。


32

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1101

予約

1110

エラー表示

1111

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2932

A.21.36 

汎用バルブの伸びポート圧力 

汎用バルブの伸びポートで測定した呼び圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2941

A.21.37 

汎用バルブの縮みポート圧力 

汎用バルブの縮みポートで測定した呼び圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2942

A.21.38 

汎用バルブのリターンポート圧力 

汎用バルブのリターンポートで測定した呼び圧力。

データ長:

1

バイト

分解能: 16

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼4 000 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 2943

A.21.39 

汎用バルブのポート流量−コマンド 

汎用バルブの伸び又は縮みポートを通る流量設定のコマンドで,全流量に対する比率で表示する。

0 %

は全く流量がないことを,100 %は最大流量を示す。流れは反対側のポートを通じてトラクタに戻る。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,0 %オフセット

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 2944


33

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.21.40 

汎用バルブの状態−コマンド 

汎用バルブの状態を設定するコマンド。

フローティング状態のとき,作業機を動かすことによって,作動油がバルブへ又はバルブから流れても

よい。

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フローティング

0100

∼1101

予約

1111

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2933

A.21.41 

汎用バルブのフェールセーフモード−コマンド 

汎用バルブのフェールセーフモードを設定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2935

A.21.42 

汎用バルブのフェールセーフモード 

汎用バルブのフェールセーフモードの測定状態。

データ長:

2

ビット

意味

00

ブロック

01

フロート

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2934

A.21.43 

汎用バルブの負荷検出圧力 

汎用バルブの作業ポート A 及び B のうち,現時点で測定された圧力の高い方。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 4086

A.21.44 

汎用バルブのパイロット圧力 

汎用バルブのパイロット供給ポートで測定した圧力。


34

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

1

バイト

分解能: 16

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼4 000 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 4087

A.21.45 

汎用バルブアセンブリの負荷検出圧力 

バルブ 2 個以上で構成できる汎用バルブアセンブリで,全ての負荷で検知する現時点で測定された圧力

の最大測定圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 4088

A.21.46 

汎用バルブアセンブリの供給圧力 

バルブアセンブリへの油圧供給ポートの測定圧力。

データ長:

2

バイト

分解能: 5

kPa/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

kPa

∼321 275 kPa

タイプ:

測定値

SPN

: 4089

A.21.47 

汎用バルブの測定制限ステータス 

持続的である汎用バルブの流量コマンドと関連し,

トラクタ ECU の現時点で測定された流量制限状態を

伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。


35

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

タイプ:

測定値

SPN

: 5192

A.21.48 

汎用バルブの推定制限ステータス 

持続的である汎用バルブの流量コマンドと関連し,

トラクタ ECU の現時点で推定された流量制限状態を

伝えるパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5193

A.22 

照明パラメータ 

A.22.1 

ハイビームヘッドライト−コマンド 

機械のハイビームヘッドライト

3)

を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2347

A.22.2 

ハイビームヘッドライト 

機械のハイビームヘッドライト

3)

からの測定データを供給するパラメータ。


36

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2348

3)

  JIS

としては関係ないので削除する。

A.22.3 

ロービームヘッドライト−コマンド 

機械のロービームヘッドライト

4) 

を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2349

A.22.4 

ロービームヘッドライト 

機械のロービームヘッドライト

4)

からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2350

4)

3)

に同じ。

A.22.5 

代替ヘッドライト−コマンド 

機械の代替ヘッドライト(ロービームだけ利用可能)

4),  5)

を点灯又は消灯するコマンド。代替ヘッドラ

イトは,主ヘッドライトがローダー又はスノウプラウでブロックする可能性がある場合に使用する。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2351

5)

3)

に同じ。


37

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.22.6 

代替ヘッドライト 

代替ヘッドライト

6)7)

からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2352

6)

3)

に同じ。

7)

3)

に同じ。

A.22.7 

トラクタのフロントローマウント作業灯−コマンド 

トラクタのフロントローマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2353

A.22.8 

トラクタのフロントローマウント作業灯 

トラクタのフロントローマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2354

A.22.9 

トラクタのフロントハイマウント作業灯−コマンド 

トラクタのフロントハイマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2355


38

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.22.10 

トラクタのフロントハイマウント作業灯 

トラクタのフロントハイマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2356

A.22.11 

トラクタの下側作業灯−コマンド 

トラクタの下側作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2357

A.22.12 

トラクタの下側取付け作業灯 

トラクタの下側取付け作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2358

A.22.13 

トラクタのリヤローマウント作業灯−コマンド 

トラクタのリヤローマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2359

A.22.14 

トラクタのリヤローマウント作業灯 

トラクタのリヤローマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。


39

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2360

A.22.15 

トラクタのリヤハイマウント作業灯−コマンド 

トラクタのリヤハイマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2361

A.22.16 

トラクタのリヤハイマウント作業灯 

トラクタのリヤハイマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2362

A.22.17 

トラクタのサイドローマウント作業灯−コマンド 

トラクタのサイドローマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2363

A.22.18 

トラクタのサイドローマウント作業灯 

トラクタのサイドローマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。


40

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2364

A.22.19 

トラクタのサイドハイマウント作業灯−コマンド 

トラクタのサイドハイマウント作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2365

A.22.20 

トラクタのサイドハイマウント作業灯 

トラクタのサイドハイマウント作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2366

A.22.21 

左折方向指示灯−コマンド 

トラクタ及び接続する全作業機の左折方向指示灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2367

A.22.22 

左折方向指示灯 

トラクタ及び装着作業機の左折方向指示灯からの測定データを供給するパラメータ。


41

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2368

A.22.23 

右折方向指示灯−コマンド 

トラクタ及び接続する全作業機の右折方向指示灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2369

A.22.24 

右折方向指示灯 

トラクタ及び装着作業機の右折方向指示灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2370

A.22.25 

左制動灯−コマンド 

トラクタ及び作業機の左制動灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2371

A.22.26 

左制動灯 

トラクタ及び装着作業機の左制動灯からの測定データを供給するパラメータ。


42

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2372

A.22.27 

右制動灯−コマンド 

トラクタ及び作業機の右制動灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2373

A.22.28 

右制動灯 

トラクタ及び装着作業機の右制動灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2374

A.22.29 

中央制動灯−コマンド 

トラクタ及び作業機の中央制動灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2375

A.22.30 

中央制動灯 

トラクタ及び装着作業機の中央制動灯からの測定データを供給するパラメータ。


43

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2376

A.22.31 

トラクタの標識(ポジション)灯−コマンド 

トラクタの,車幅灯,尾灯,一連の側方灯,番号(ナンバプレート)灯,計器類及びスイッチ類の背景

灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2377

A.22.32 

トラクタの標識(ポジション)灯 

トラクタの,車幅灯,尾灯,一連の側方灯,番号(ナンバプレート)灯,計器類及びスイッチ類の背景

灯を含むトラクタ標識灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2378

A.22.33 

作業機の標識(ポジション)灯−コマンド 

作業機の,車幅灯,尾灯,一連の側方灯,番号(ナンバプレート)灯,計器類及びスイッチ類の背景灯

を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2379

A.22.34 

作業機の標識(ポジション)灯 

作業機の,車幅灯,尾灯,一連の側方灯,番号(ナンバプレート)灯,計器類及びスイッチ類の背景灯


44

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

を含む作業機標識灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2380

A.22.35 

トラクタのクリアランス灯−コマンド 

トラクタのハイマウントクリアランス灯,及びセンタ認識灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2381

A.22.36 

トラクタのクリアランス灯 

トラクタのハイマウントクリアランス灯,及びセンタ認識灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2382

A.22.37 

作業機のクリアランス灯−コマンド 

作業機のハイマウントクリアランス灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2383

A.22.38 

作業機のクリアランス灯 

作業機のハイマウントクリアランス灯からの測定データを供給するパラメータ。


45

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2384

A.22.39 

回転灯−コマンド 

トラクタか作業機又は両方の,低速車(スロームービングビークル,SMV)の指示(回転)灯を点灯又

は消灯するコマンド。

低速車の指示灯の点灯は,コントローラが,必要に応じて,灯火を操作することが望ましい。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2385

注記  我が国では,回転灯の使用に制限があるため,道路運送車両法を確認する必要がある。

A.22.40 

回転灯 

トラクタ又は装着作業機の回転灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2386

A.22.41 

トラクタフロントフォグライト−コマンド 

トラクタのフロントフォグライトを点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2387

A.22.42 

トラクタフロントフォグライト 

トラクタのフロントフォグライトからの測定データを供給するパラメータ。


46

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2388

A.22.43 

リヤフォグライト−コマンド 

トラクタか作業機又は両方のリヤフォグライトを点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2389

A.22.44 

リヤフォグライト 

トラクタか作業機又は両方のリヤフォグライトからの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2390

A.22.45 

作業機リヤ作業灯−コマンド 

作業機のリヤ作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

注記  これは,トラック用途の後退灯と同じである。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2405

A.22.46 

作業機リヤ作業灯 

作業機のリヤ作業灯からの測定データを供給するパラメータ。


47

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2394

A.22.47 

作業機 OEM オプションライト 1−コマンド 

タンク検査又は充塡ライトのような,作業機の特殊な要求を満たすために提供する作業機 OEM  オプシ

ョンライト 1 を,点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2395

A.22.48 

作業機 OEM オプションライト 

作業機 OEM オプションライト 1 からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2396

A.22.49 

作業機 OEM オプションライト 2−コマンド 

タンク検査又は充塡ライトのような,作業機の特殊な要求を満たすために提供する作業機 OEM オプシ

ョンライト 2 を,点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2397

A.22.50 

作業機 OEM オプションライト 

作業機 OEM  オプションライト 2 からの測定データを供給するパラメータ。


48

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2398

A.22.51 

後退灯及び後退警音器−コマンド 

必要に応じて後退灯及び/又は関連した警音を,

点灯/発報したり消灯/発報停止したりするコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯/発報停止

01

点灯/発報

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2391

A.22.52 

後退灯及び後退警音器 

後退灯,関連した警音又は両方からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中/発報停止中

01

点灯中/発報中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2392

A.22.53 

作業機左前方作業灯−コマンド 

作業機の左前方を照らす作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2397

A.22.54 

作業機左前方作業灯 

作業機の左前方を照らす作業灯からの測定データを供給するパラメータ。


49

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2598

A.22.55 

作業機右前方作業灯−コマンド 

作業機の右前方を照らす作業灯を点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2406

A.22.56 

作業機右前方作業灯 

作業機の右前方を照らす作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2407

A.22.57 

作業機左向き作業灯−コマンド 

作業機に取り付けられ,作業機左端先の照明用作業灯を,点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2399

A.22.58 

作業機左向き作業灯 

作業機に取り付けられ,作業機左端先の照明用作業灯からの測定データを供給するパラメータ。


50

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2400

A.22.59 

作業機右向き作業灯−コマンド 

作業機に取り付けられ,作業機右端先の照明用作業灯を,点灯又は消灯するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2401

A.22.60 

作業機右向き作業灯 

作業機に取り付けられ,作業機右端先の照明用作業灯からの測定データを供給するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2402

A.22.61 

日中走行ライト−コマンド 

トラクタ又は動力車両の走行ライトを点灯又は消灯するコマンド。

注記  通常は,路上走行車で使用する。

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯

01

点灯

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2403

A.22.62 

日中走行ライト 

トラクタ又は動力車両の走行ライトからの測定データを供給するパラメータ。


51

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

消灯中

01

点灯中

10

故障検出

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 2404

A.22.63 

照明データメッセージ要求−コマンド 

ライト点灯状態を提供する全ての照明コントローラに,照明データメッセージを要求するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

データ不要求

01

データ要求

10

予約

11

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 2393

A.22.64 

バックグラウンド照明レベル−コマンド 

計器及び照明制御のレベルを設定するコマンド。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

,オフセット 0

データ範囲: 0

%

∼100 %

タイプ:

コマンド

SPN

: 1487

A.23 

言語コマンドパラメータ 

A.23.1 

言語コード 

全ての ECU に対して送信するコマンドで,情報に関してオペレータが希望する言語を特定するもの。

ISO 11783

規格群ネットワークは,ISO 639 規格群に準拠した 2 文字列の言語コードを使用する。

例  オランダ語:n,フランス語:fr,英語:en,ドイツ語:de,日本語:ja

データ長:

2

バイト

分解能:

7

ビット ISO Latin1 文字

タイプ:

コマンド

SPN

: 2410

A.23.2 

小数点記号 

全ての ECU に対して送信するコマンドで,小数点記号として,ポイント又はカンマのどちらを表示する

かを特定するもの。


52

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

カンマ使用

01

ポイント使用

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2411

A.23.3 

日付フォーマット 

全ての ECU に送られるコマンドで,日付の表示フォーマットを特定するもの。

データ長:

8

ビット

意味

0 ddmmyyyy

1 ddyyyymm

2 mmyyyydd

3 mmddyyyy

4 yyyymmdd

5 yyyyddmm

6

−250

予約

タイプ:

コマンド

SPN

: 2412

A.23.4 

時間フォーマット 

全ての ECU に送られるコマンドで,時間の表示フォーマットを特定するもの。

データ長:

2

ビット

意味

00 24

h

01

12 h (am/pm)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2413

A.23.5 

測定パラメータの単位 

A.23.5.1 

一般 

これらは,情報の表示に使用する測定単位を指定するために,全ての ECU に送信する。

A.23.5.2 

距離単位 

距離単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(キロメートル,メートル,…)

01

英国/米国単位系(マイル,フィート,…)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2414


53

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.23.5.3 

面積単位 

面積単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(ヘクタール,平方メートル,…)

01

英国/米国単位系(エーカー,平方フィート,…)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2415

A.23.5.4 

体積単位 

体積単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法

01

英国単位系(ガロン)

10

米国単位系(ガロン)

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2416

A.23.5.5 

質量単位 

質量単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(トン,キログラム,…)

01

英国単位系(ロングトン,ポンド,…)

10

米国単位系(ショートトン,ポンド,…)

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 2417

A.23.5.6 

温度単位 

温度単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(摂氏,絶対温度,…)

01

英国/米国単位系(華氏,…)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5194

A.23.5.7 

圧力単位 

圧力単位を指定するコマンド。


54

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(キロパスカル,パスカル,…)

01

英国/米国単位系(ポンド/平方インチ,…)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5195

A.23.5.8 

力の単位 

力の単位を指定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法(ニュートン,…)

01

英国/米国単位系(ポンド重,…)

10

予約

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5196

A.23.5.9 

単位系 

任意の単位又は A.23.5.2A.23.5.8 で明記されたもの以外の単位表示に使用する単位系を指定するコマ

ンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

メートル法

01

英国単位系

10

米国単位系

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5197

A.23.6 

送信周期−コマンド 

そのメッセージ内で関連付けられた PGN の,メッセージ送信周期のコマンド値を定義するパラメータ。

値が 65 535 のときは変更要求なしの意味であるが,値が 0 のときはデフォルト値を使用する意味である。

データ長:

2

バイト

分解能: 1

ms

データ範囲:

0

∼64 255

タイプ:

測定値

SPN

: 2418

A.23.7 

送信周期 

そのメッセージ内で関連付けられた PGN のメッセージ送信周期の実際値。

データ長:

2

バイト

分解能: 1

ms

データ範囲:

0

∼64 255


55

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

タイプ:

測定値

SPN

: 5198

A.24 

ワーキングセットパラメータ 

A.24.1 

ワーキングセットのメンバ数 

特定のワーキングセットは,このパラメータを含むメッセージの送信元アドレス(以下,SA という。

に関連付けられたワーキングセットマスタの NAME によって識別する。どのメンバ(ECU でなく,特定

の NAME で識別するように)も,一度に複数のワーキングセットには属することはできない。ワーキング

セットは,ISO 11783-1 及び ISO 11783-6 に示す。

データ長:

8

ビット

分解能: 1

データ範囲:

1

∼250

SPN

: 2409

A.24.2 

ワーキングセットメンバの NAME 

このパラメータは,ワーキングセットのメンバを識別する JIS B 9225-5 で定義されたフォーマットの

NAME

である。この NAME は,それに関連付けられた SA をクレームした際に,メンバが使用したものと

同じである。

データ長:

8

バイト

分解能:

1

カウント/bit

データ範囲:

0

∼(2

64

−1)

タイプ:

測定値

SPN

: 2845

A.25 

作業機作動状態のパラメータ 

A.25.1 

作業機作動状態−コマンド 

接続された作業機システムの作動状態を設定するコマンド。

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機をほ(圃)場作業状態に設定

01

作業機を運搬状態に設定

10

作業機を駐車状態に設定

11

何もしない。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5139

A.25.2 

作業機の作動スタート/ストップ 

作業機の作動を,始動する又は有効にするための,スイッチ又は他のオペレータ入力の状態。作業機が

作動ポジションにあるときは,始動又は始動可能な状態である。これは,オペレータがスイッチを ON 状

態にすることで得られる。このため,

“マスタ ON/OFF”スイッチとも呼ばれる。


56

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機作動停止又は無効

01

作業機作動始動又は有効

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5203

A.25.3 

全作業機停止操作 

接続システムを直ちに停止する,スイッチ又は他のオペレータ入力の状態。このスイッチが,全作業機

作動の停止に使われたとき,

“全作業機の作動状態を許可”では,直ちに作業機は再始動しない。この状態

で,作業機を再始動するためには,始動/停止(

“マスタ ON/OFF”

)スイッチ又は他の方法が必要である。

データ長:

2

ビット

意味

00

作業機作動停止

01

全作業機の作動状態を許可  ON

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5140

A.26 

トラクタの制御パラメータ 

A.26.1 

一般 

これらのパラメータは,連結作業機又はけん引するトラクタの作業を制御するタスクコントローラで使

用する。それによって,接続システムの性能が最適化する。トラクタは,各制御モードの制約を判断し,

コマンドに対して適切に応答する必要がある。

A.26.2 

トラクタの制御モードコマンド 

A.26.2.1 

一般 

連結作業機,タスクコントローラ,又は仮想端末(VT)上でトラクタ ECU インタフェースを使用する

オペレータからのコマンドである。これらは,トラクタ ECU のオプション機能の制御モードを設定するた

めに使用する。

これらのモードは,出力,スピード及びスリップの最適化,並びに進行方向の制御に着目して,最適化

する目標の様々な組合せを制御実現する。個々の制御モードは,A.26.2.2A.26.2.10 による。

データ長:

5

ビット

意味

00000

リモート制御を無効にする。

00001

クルーズ制御を有効にする。

00010

フロントヒッチスリップ制御を有効にする。

00011

リヤヒッチスリップ制御を有効にする。

00100

フロント PTO スリップ制御を有効にする。

00101

リヤ PTO スリップ制御を有効にする。

00110

減速スリップ制御を有効にする。

00111

補助バルブスリップ制御を有効にする。


57

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

意味

01000

最大けん引力制御を有効にする。

01001

定速 PTO 速度制御を有効にする。

01010

定速 PTO 速度及びクルーズ制御の複合モードを有効にする。

01011

最低エンジン速度制御を有効にする。

01100

エンジンエコノミー及びクルーズ制御の複合モードを有効にする。

01101

フロント PTO トルク制御を有効にする。

01110

リヤ PTO トルク制御を有効にする。

01111

フロントけん引負荷制御を有効にする。

10000

リヤけん引負荷制御を有効にする。

10001

∼11110

予約

11111

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 5204

A.26.2.2 

クルーズ制御 

トラクタが固定された対地速度を維持するためのコマンド。

この速度は,ホイール回転速度,対地速度又はナビゲーションシステムの速度から算出してもよい。ト

ラクタは,現作動条件に対して現在のトラクタでどの測定値を得ることができるかを決定し,最も正確な

測定値を提供する。また,その測定値を制御で使用する。ISO 11783-9 に示す。

意味

00001

クルーズ制御を有効にする。

A.26.2.3 

スリップ制御 

トラクタと土の接触面との動力ロスを減らすために,

トラクション装置のスリップを制限するコマンド。

スリップを制限するには,異なる制御の考え方に基づいた様々なモードがあり,それぞれに長所及び短

所がある。

−  リヤヒッチスリップ制御は,けん引力を減らすために,ヒッチに装着された作業機の作業深さを調整

して,トラクタ後方へ重量を転移させる。2 輪駆動及び機械式前輪駆動(MFWD)トラクタの場合,

重量転移は,トラクションを改善させるために後輪の駆動ホイールの荷重を増加させる。4 輪駆動及

びクローラ形トラクタの場合,この重量転移は効果が少ないか全くない。このモードでは,深さ調整

をするので,作業深さが一定にならない結果になる。

−  フロントヒッチスリップ制御は,けん引力を減らすために,フロントに装着された作業機の作業深さ

を調整するが,トラクタに有効な重量転移が生じない。このモードでは,深さ調整をするので,作業

深さが一定にならない結果になる。

−  補助バルブスリップ制御は,

けん引力を減らすために,

けん引された作業機の作業深さを調整するが,

トラクタに有効な重量転移は生じない。このモードでは,深さ調整をするので,作業深さが一定にな

らない結果になる。

−  フロント又はリヤ PTO スリップ制御は,可変 PTO を備えたトラクタと組み合わせて必要けん引力を

低減できる作業機(例えば,パワーハロー)で,けん引力を低減するために PTO 回転速度を調整する。

このモードでは,作業深さが一定になり,かつ,全出力(PTO 出力とけん引出力との合計)を最大限

にできるが,最適でない速度でエンジンを運転するのを避けるため,エンジン回転速度とは別に PTO

回転速度を調整する機能が必要となる。

−  減速スリップ制御は,必要けん引力を減らすために,車両の対地速度を調整する。このモードでは,


58

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

作業深さが一定であるが,最大出力以下での作動となる。

意味

00010

フロントヒッチスリップ制御を有効にする。

00011

リヤヒッチスリップ制御を有効にする。

00100

フロント PTO スリップ制御を有効にする。

00101

リヤ PTO スリップ制御を有効にする。

00110

減速スリップ制御を有効にする。

00111

補助バルブスリップ制御を有効にする。

A.26.2.4 

最大けん引力モード 

変速比を変えてけん引力を最大にするために,動力伝達性能(power train performance strategy)を設定す

るコマンド[すなわち,一定のエンジン回転速度(rpm)が減少したとき減速し(変速比を上げ)

,エンジ

ン回転速度(rpm)が回復又は最大出力点から超過したとき増速させる(変速比を下げる。

意味

01000

最大けん引力制御を有効にする。

A.26.2.5 

定速 PTO 回転速度モード 

クルーズ制御モードに基づいて,定速 PTO 回転速度モードを設定するコマンド。

意味

01001

定速 PTO 速度制御を有効にする。

01010

定速 PTO 速度及びクルーズ制御の複合モードを有効にする。

A.26.2.6 

最低エンジン回転速度モード 

騒音及び燃料消費を低減するために,エンジン回転速度,スロットル位置及びギヤ比を変えて,トラク

タの最低エンジン速度制御モードを設定するコマンド。

意味

01011

最低エンジン速度制御を有効にする。

A.26.2.7 

エコノミーエンジン制御モード 

最低限の燃料消費を達成するために,エンジン回転速度,スロットル位置及びギヤ比を変えて,トラク

タのエコノミーエンジン制御モードを設定するコマンド。

意味

01100

エンジンエコノミー及びクルーズ制御の複合モードを有効にする。

A.26.2.8 

フロント PTO トルク制御モード 

PTO

駆動の作業機を過負荷から守るために使うフロント PTO トルク制御モードを設定するコマンド。

意味

01101

フロント PTO トルク制御を有効にする。

A.26.2.9 

リヤ PTO トルク制御モード 

PTO

駆動の作業機を過負荷から守るために使うリヤ PTO トルク制御モードを設定するコマンド。

意味

01110

リヤ PTO トルク制御を有効にする。

A.26.2.10 

ドラフト制御モードコマンド 

A.26.2.10.1 

リヤけん引負荷制御 

けん引負荷を減らしてトラクタ後方へ重量を移動させるために,ヒッチに装着された作業機の作業深さ

を調整するコマンド。

2

輪駆動及び機械式前輪駆動(MFWD)トラクタの場合,重量転移は,トラクションを改善させるため


59

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

に後輪の駆動ホイールの荷重を増加させる。4 輪駆動及びクローラ形トラクタの場合,この重量転移は,

効果が少ないか全くない。このモードでは深さ調整をするので,作業深さが一定にならない結果となる。

意味

10000

リヤけん引負荷制御を有効にする。

A.26.2.10.2 

フロントけん引負荷制御 

けん引負荷を減らすために,フロントに装着された作業機の作業深さを調整するが,トラクタに有効な

重量転移が生じない。

このモードは,深さ調整の結果,作業深さと一定にならない結果となる。

意味

01111

フロントけん引負荷制御を有効にする。

A.26.3 

トラクタの制御コマンド値パラメータ 

A.26.3.1 

一般 

トラクタ ECU に送られる作業機コマンドによって完結する,指示値を提供するパラメータ。

A.26.3.2 

指示車両速度 

ホイール,対地又はナビゲーションに基づいたトラクタ速度の指示値。

データ長:

2

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.001

m/s/bit

,上位バイト 0.256 m/s/bit

オフセット: 0

m/s

データ範囲:

0

∼64 255

単位:

メートル毎秒

タイプ:

コマンド

SPN

: 5205

A.26.3.3 

指示 PTO 速度 

フロント又はリヤ PTO 速度の指示値。

データ長:

2

バイト

デフォルト値: 850

分解能: 0.125

min

1

/bit

オフセット: 0

min

1

データ範囲: 0

min

1

∼8 031.875 min

1

単位:

分の逆数

8)

タイプ:

コマンド

SPN

: 5206

8)

 SI

単位では,min

1

と記号で表す。

A.26.3.4 

指示ヒッチポジション 

フロント又はリヤヒッチポジションの指示値。

データ長:

1

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%


60

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

コマンド

SPN

: 5207

A.26.3.5 

指示 PTO トルク 

フロント又はリヤ PTO トルクの指示値。

データ長:

1

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

コマンド

SPN

: 5208

A.26.3.6 

補助バルブスリップ制御コマンド 

A.26.3.6.1 

一般 

指令された補助バルブのスリップ制御は,次の三つのパラメータを使用し,A.26.3.6.2A.26.3.6.4 に規

定する。

データ長:

2

バイト

バイト 1:

補助バルブ流量(A.26.3.6.2 参照)

バイト 2: 8∼5 ビット:補助バルブ状態(A.26.3.6.3 参照)

4

∼1 ビット:補助バルブ番号(A.26.3.6.4 参照)

タイプ:

コマンド

A.26.3.6.2 

指示補助バルブ流量 

A.26.3.6.4

に規定したトラクタ補助バルブ番号からの流量のスリップ制御機能内で設定するコマンド。

データ長:

1

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

コマンド

SPN

: 5209

A.26.3.6.3 

指示補助バルブ状態 

A.26.3.6.4

に規定した補助バルブ番号の状態を設定するコマンド。

フロートを有効にして,作業機によって駆動するときに作動油は,トラクタから又はトラクタへ流れて

もよい。


61

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1110

予約

1111

ドントケア

タイプ:

コマンド

SPN

: 5210

A.26.3.6.4 

指示補助バルブ番号 

スリップ制御機能内で指示された流量設定値に対応して選ばれた補助バルブ番号。

注記  このバルブ番号は,制限値にも使用する。

データ長:

4

ビット

デフォルト値: 0

分解能: 1/bit

オフセット: 0

データ範囲:

0

∼15

単位:

バルブ番号

タイプ:

コマンド

SPN

: 5211

A.26.3.7 

指示けん引負荷 

フロント又はリヤロワーリンクけん引負荷の指示値。

データ長:

1

バイト

デフォルト値: 0

分解能:

1 000 N/bit

オフセット:

−100 000 N

データ範囲:

−100 000 N∼150 000 N

単位:

ニュートン

タイプ:

コマンド

SPN

: 5212

A.26.4 

トラクタの制御モードコマンド応答パラメータ 

A.26.4.1 

一般 

オプション機能の制御モード設定でトラクタ ECU から測定されたパラメータ。

測定された制御モードは,A.26.4.2A.26.4.10 に定義する。

データ長:

5

ビット

意味

00000

リモート制御が無効である。

00001

対地速度クルーズ制御が有効である。

00010

ホイール速度クルーズ制御が有効である。

00011

ナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

00100

フロントヒッチスリップ制御が有効である。


62

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

意味

00101

リヤヒッチスリップ制御が有効である。

00110

フロント PTO スリップ制御が有効である。

00111

リヤ PTO スリップ制御が有効である。

01000

減速スリップ制御が有効である。

01001

補助バルブスリップ制御が有効である。

01010

最大けん引負荷制御が有効である。

01011

定速 PTO 速度制御が有効である。

01100

定速 PTO 速度対地速度クルーズ制御が有効である。

01101

定速 PTO 速度ホイール速度クルーズ制御が有効である。

01110

定速 PTO 速度ナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

01111

最低エンジン速度制御が有効である。

10000

エンジンエコノミー対地速度クルーズ制御が有効である。

10001

エンジンエコノミーホイール速度クルーズ制御が有効である。

10010

エンジンエコノミーナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

10011

フロント PTO トルク制御が有効である。

10100

リヤ PTO トルク制御が有効である。

10101

フロントけん引負荷制御が有効である。

10110

リヤけん引負荷制御が有効である。

10111

∼11110

予約

11111

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5213

A.26.4.2 

クルーズ制御 

トラクタ ECU のオプション機能のクルーズ制御モード設定を伝えるパラメータ。

意味

00001

対地速度クルーズ制御が有効である。

00010

ホイール速度クルーズ制御が有効である。

00011

ナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

A.26.4.3 

スリップ制御 

トラクタ ECU のスリップ制御モード設定を伝えるパラメータ。

意味

00100

フロントヒッチスリップ制御が有効である。

00101

リヤヒッチスリップ制御が有効である。

00110

フロント PTO スリップ制御が有効である。

00111

リヤ PTO スリップ制御が有効である。

01000

減速スリップ制御が有効である。

01001

補助バルブスリップ制御が有効である。

A.26.4.4 

最大けん引負荷 

変速比を変えてけん引負荷を最大にする動力伝達性能の設定を伝えるパラメータ。

意味

01010

最大けん引負荷制御が有効である。

A.26.4.5 

定速 PTO 回転速度 

トラクタ ECU の定速 PTO 回転速度制御モード設定を伝えるパラメータ。


63

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

意味

01011

定速 PTO 速度制御が有効である。

01100

定速 PTO 速度対地速度クルーズ制御が有効である。

01101

定速 PTO 速度ホイール速度クルーズ制御が有効である。

01110

定速 PTO 速度ナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

A.26.4.6 

最低エンジン回転速度 

騒音及び燃料消費を低減するために,エンジン回転速度,スロットル位置及びギヤ比を変えて,トラク

タの最低エンジン速度制御モードを伝えるパラメータ。

意味

01111

最低エンジン速度制御が有効である。

A.26.4.7 

エコノミーエンジン制御 

最低限の燃料消費を達成するために,エンジン回転速度,スロットル位置及びギヤ比を変えて,トラク

タのエコノミーエンジン制御モードを伝えるパラメータ。

意味

10000

エンジンエコノミー対地速度クルーズ制御が有効である。

10001

エンジンエコノミーホイール速度クルーズ制御が有効である。

10010

エンジンエコノミーナビゲーションスピードクルーズ制御が有効である。

A.26.4.8 

フロント PTO  トルク制御 

PTO

駆動の作業機を過負荷から守るために使うフロント PTO トルク制御モードを伝えるパラメータ。

意味

10011

フロント PTO トルク制御が有効である。

A.26.4.9 

リヤ PTO  トルク制御 

PTO

駆動の作業機を過負荷から守るために使うリヤ PTO トルク制御モードを伝えるパラメータ。

意味

10100

リヤ PTO トルク制御が有効である。

A.26.4.10 

ドラフト制御ステータス 

トラクタのドラフト制御モード設定を伝えるパラメータ。

意味

10101

フロントけん引負荷制御が有効である。

10110

リヤけん引負荷制御が有効である。

A.26.5 

トラクタの制御値応答パラメータ 

A.26.5.1 

一般 

これらのパラメータは,トラクタの指示された制御モードの指示値を伝える。

A.26.5.2 

車速設定点 

ホイール,対地又はナビゲーション基準のトラクタ速度制御モードの指示値を伝えるパラメータ。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.001

m/s/bit

,上位バイト 0.256 m/s/bit

オフセット: 0

m/s

データ範囲:

0

∼64.255

単位:

メートル毎秒

タイプ:

測定値

SPN

: 5214


64

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.26.5.3 PTO

回転速度設定点 

フロント又はリヤ PTO 回転速度の指示値を伝えるパラメータ。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.125

min

1

オフセット: 0

min

1

データ範囲: 0

min

1

∼8 031.875 min

1

単位:

分の逆数

タイプ:

測定値

SPN

: 5215

A.26.5.4 

ヒッチポジション設定点 

フロント又はリヤヒッチポジションの指示値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値

SPN

: 5216

A.26.5.5 PTO

トルク設定点 

フロント又はリヤ PTO トルクの指示値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値

SPN

: 5217

A.26.5.6 

最大スリップ設定点 

スリップ制御機能内で安定後の補助バルブの最大流量を伝えるパラメータ。

注記  選択されたバルブは,バルブ番号で示され,ポートの選択は,補助バルブのスリップ制御モー

ドの指示で行われる。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値/推定値

SPN

: 5218

A.26.5.7 

補助バルブスリップ制御 

スリップ制御機能内の流量設定点を示す補助バルブ番号。また,このパラメータは流れの方向も含む。


65

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

バイト

バイト 1:

補助バルブ流量(A.26.5.7.1 参照)

バイト 2: ビット 8∼5:補助バルブ状態(A.26.5.7.2 参照)

ビット 4∼1:補助バルブ番号(A.26.5.7.3 参照)

タイプ:

測定値

A.26.5.7.1 

補助バルブ流量 

A.26.5.7.3

で示すトラクタ補助バルブ番号からの流量のスリップ制御機能内で設定値を伝えるパラメー

タ。

データ長:

1

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値/推定値

SPN

: 5219

A.26.5.7.2 

補助バルブ状態 

スリップ制御機能内の流量制御のために選択されたバルブ状態を伝えるパラメータ。

データ長:

4

ビット

意味

0000

ブロック

0001

伸び

0010

縮み

0011

フロート

0100

∼1110

予約

1111

ドントケア

タイプ:

測定値

SPN

: 5220

A.26.5.7.3 

補助バルブ番号 

スリップ制御機能内の流量制御のために選択された補助バルブ番号を伝えるパラメータ。

注記  このバルブ番号は,制限値にも使用する。

データ長:

4

ビット

分解能: 1/bit

オフセット: 0

データ範囲:

0

∼15

単位:

バルブ番号

タイプ:

測定値

SPN

: 5221

A.26.5.8 

けん引負荷設定点 

フロント又はリヤロワーリンクけん引負荷の指示値を伝えるパラメータ。

データ長:

2

バイト


66

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

分解能: 10

N/bit

オフセット:

−320 000 N

データ範囲:

−320 000 N∼322 550 N

単位:

ニュートン

タイプ:

測定値

SPN

: 5222

A.26.6 

トラクタの制御制限パラメータ 

A.26.6.1 

一般 

これらのパラメータは,作業機からトラクタ ECU に送られるメッセージによって指示されたときに,指

示点に対する制限値の設定を伝え,トラクタコントローラで使用する。

A.26.6.2 

けん引負荷制限設定点 

指示されたフロント又はリヤロワーリンクけん引負荷の制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

kN/bit

オフセット:

−100 kN

データ範囲:

−100 kN∼150 kN

単位:

ニュートン

タイプ:

測定値

SPN

: 5223

A.26.6.3 PTO

トルク制限設定点 

指示されたフロント又はリヤ PTO トルクの制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値

SPN

: 5224

A.26.6.4 

最大 PTO トルクの絶対値の制限設定点(540 rpm 

540 rpm

のときの指示されたフロント又はリヤ PTO トルクの絶対値の制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 30

Nm/bit

オフセット: 0

Nm

データ範囲: 0

Nm

∼7 500 Nm

単位:

ニュートンメートル

タイプ:

測定値

SPN

: 5225

A.26.6.5 

補助バルブ流量制限設定点 

スリップ制御機能内で補助バルブからの安定後の流量制限値を伝えるパラメータ。

注記  この補助バルブ番号は,補助バルブ流量コマンドによって定義する。


67

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

測定値/推定値

SPN

: 5226

A.26.7 

トラクタの制御制限ステータス 

連続的なコマンドのパラメータに関連付けられる,

トラクタ ECU の現時点の制限状態を伝えるために使

用するパラメータ。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 5227

A.26.8 

トラクタの制御制限コマンドパラメータ 

A.26.8.1 

一般 

これらのパラメータは,作業機からトラクタ ECU に送られるメッセージによって指示されたときに,指

示点に対する制限値の設定を伝える。そして,トラクタコントローラで使用する。

A.26.8.2 

けん引負荷制限設定点コマンド 

指示されたフロント又はリヤロワーリンクけん引負荷の制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 1

kN/bit

オフセット:

−100 kN

データ範囲:

−100 kN∼150 kN

単位:

ニュートン


68

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

タイプ:

コマンド

SPN

: 5228

A.26.8.3 PTO

トルク制限設定点コマンド 

指示されたフロント又はリヤ PTO トルクの制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

コマンド

SPN

: 5229

A.26.8.4 

最大 PTO トルクの絶対値の制限設定点(540 rpm)コマンド 

540 rpm

のときの指示されたフロント又はリヤ PTO トルクの絶対値の制限値を伝えるパラメータ。

データ長:

1

バイト

分解能: 30

Nm/bit

オフセット: 0

Nm

データ範囲: 0

Nm

∼7 500 Nm

単位:

ニュートンメートル

タイプ:

コマンド

SPN

: 5230

A.26.8.5 

補助バルブ流量制限設定点コマンド 

スリップ制御機能内で補助バルブからの安定後の流量制限値を伝えるパラメータ。

注記  この補助バルブ番号は,補助バルブ流量コマンドによって定義する。

データ長:

1

バイト

分解能: 0.4

%/bit

オフセット: 0

%

データ範囲: 0

%

∼100 %

単位:

パーセント

タイプ:

コマンド

SPN

: 5231

A.27 

トラクタ機能のパラメータ 

A.27.1 

一般 

トラクタ ECU の機能を要求し伝えるときに使用するパラメータ。

A.27.2 

トラクタ ECU クラス要求 

トラクタ ECU のクラスを要求するときに使用するパラメータ。


69

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

2

ビット

意味

00 TECU

クラス 1

01 TECU

クラス 2

10 TECU

クラス 3

11

要求なし

タイプ:

コマンド

SPN

: 5232

A.27.3 

トラクタ機能の要求 

トラクタ ECU の機能を要求するときに使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

機能を要求しない。

1

機能を要求する。

タイプ:

コマンド

SPN

: 5233

A.27.4 

トラクタの ECU クラス応答 

トラクタ ECU のクラス要求に応答するときに使用するパラメータ。

データ長:

2

ビット

意味

00 TECU

クラス 1

01 TECU

クラス 2

10 TECU

クラス 3

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5234

A.27.5 

トラクタ機能の応答 

トラクタ ECU の機能の要求に応答するときに使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

機能利用不可

1

機能利用可

タイプ:

測定値

SPN

: 5235

A.27.6 

トラクタ機能の予約ビット指示値 

このパラメータは,メッセージ内の予約ビットが 0 又は 1 に設定されているかを示す。

注記  対応国際規格の旧規格では,トラクタ機能の予約ビットに対して例外を明記しておらず,予約

ビットは 1 に設定されているので,このパラメータは下位互換性に必要である。

データ長:

2

ビット

意味

0

予約ビットは 0 に設定

1

予約ビットは 1 に設定

タイプ:

測定値


70

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

SPN

: 5236

A.28 

ガイダンスコマンド 

A.28.1 

曲率コマンド 

機械の操だ(舵)システムが成立するために必要な地上の目標経路の曲率。目標の経路は,瞬間的な旋

回曲率半径の逆数として表現し,自動ガイダンスシステムで決める。曲率は車両が前進し,運転者に対し

て右に旋回しているときを正とする。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.25

km

1

/bit

,−8 032 km

1

オフセット

データ範囲:

−8 032∼8 031.75 km

1

タイプ:

コマンド

SPN

: 5237

A.28.2 

推定曲率 

現在の旋回曲率の機械ステアリングシステムによって指定する推定。曲率は車両が前進し,運転者に対

し右に旋回しているときを正とする。

データ長:

2

バイト

分解能: 0.25

km

1

/bit

,−8 032 km

1

オフセット

データ範囲:

−8 032∼8 031.75 km

1

タイプ:

測定値

SPN

: 5238

A.28.3 

曲率コマンドのステータス 

このパラメータは,誘導システムがこのコマンドを実行し,制御しようとしているかどうかを示す。

データ長:

2

ビット

意味

00

操だ(舵)意図なし

01

操だ(舵)意図あり

10

予約

11

利用不可

タイプ:

コマンド

SPN

: 5239

A.28.4 

要求リセットコマンドのステータス 

機械ステアリングシステムは,曲率コマンドの状態,

“操だ(舵)意図あり”から“操だ(舵)意図なし”

への変更を,自動誘導システムに要求する。

データ長:

2

ビット

意味

00

リセット不要

01

リセット必要

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5240


71

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.28.5 

操だ(舵)入力ポジションステータス 

機械の操だ(舵)システムは,手動操だ(舵)がガイダンスに対して正しい位置にあるかどうかを示す

(ステアリングが中立状態も含む。

データ長:

2

ビット

意味

00

正しい位置ではない。

01

正しい位置である。

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5241

A.28.6 

操だ(舵)システムの準備状況 

機械の操だ(舵)システムは,ガイダンスシステム動作を阻害する不具合が解消していることを示す。

データ長:

2

ビット

意味

00

システム準備未完了

01

システム準備完了

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5242

A.28.7 

機械システムのロックアウト 

運転者が自動操だ(舵)システム機能を無効にするロックアウトスイッチの状態。

データ長:

2

ビット

意味

00

有効ではない。

01

有効[自動操だ(舵)を OFF にできる。

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 5243

A.29 ISOBUS

適合性認証パラメータ 

A.29.1 ISOBUS

適合性認証の年 

認証試験を実施した適合性試験手順の年式。

データ長:

6

ビット

分解能:

1

年,2000 年オフセット

データ範囲: 2

000

∼2 061

タイプ:

測定値

SPN

: 4313

A.29.2 ISOBUS

適合性認証の改訂 

実施された適合性試験の改訂。複数の試験手順改訂がある年は,認証年に加えて,アルファベットを末


72

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

尾に追加する(A.29.1

データ長:

3

ビット

意味

000

第 1 回改訂(接尾語ない)

001

第 2 回改訂(接尾語 A)

010

第 3 回改訂(接尾語 B)

011

第 4 回改訂(接尾語 C)

100

予約

101

予約

110

予約

111

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 4314

A.29.3 ISOBUS

適合性認証試験機関のタイプ 

認証試験機関の団体。

データ長:

3

ビット

意味

000

認証研究機関なし/自己認証

001 EU

(欧州連合)内にある認証試験機関

010 NA

(北米)内にある認証試験機関

011

予約

100

予約

101

予約

110

予約

111

利用不可(認証なし)

タイプ:

測定値

SPN

: 4315

A.29.4 

適合性認証試験機関の ID 

適合性試験を実施した試験機関の製造業者コード。自己認証 ECU の場合,これは,アドレスクレームの

PGN

に含まれる製造業者コードに一致する。このパラメータの値は,認証機関にて割当てる(ISO 

11783-1:2007

の B.6 の表参照)

データ長: 11 ビット

分解能: 1/bit

データ範囲:

ISO 11783-1:2007

表 B.6 に従う。

タイプ:

測定値

SPN

: 4316

A.29.5 

適合性認証タイプ−ミニマム ECU 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

9)


73

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

9)

適合性試験の項目のうち“ミニマム ECU”の要件をクリアにしたことを意味する。

なお,A.29.6A.29.17 まで,この注を適用する。

タイプ:

測定値

SPN

: 4317

A.29.6 

適合性認証タイプ−TECU クラス 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4318

A.29.7 

適合性認証タイプ−TECU クラス 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4319

A.29.8 

適合性認証タイプ−TECU クラス 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4320

A.29.9 

適合性認証タイプ−クラス 3ECU 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4321

A.29.10 

適合性認証タイプ−仮想端末(VT 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり


74

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

タイプ:

測定値

SPN

: 4322

A.29.11 

適合性認証タイプ−VT ワーキングセットマスタ 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4323

A.29.12 

適合性認証タイプ−VT ワーキングセットメンバ 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4324

A.29.13 

適合性認証タイプ−タスクコントローラ TC 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4325

A.29.14 

適合性認証タイプ−TC ワーキングセットマスタ 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4326

A.29.15 

適合性認証タイプ−TC ワーキングセットメンバ 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4327


75

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

A.29.16 

適合性認証タイプ−ファイルサーバー 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4328

A.29.17 

適合性認証タイプ−GPS 受信機 

実施された適合性試験の種類を示すために使用するパラメータ。

データ長:

1

ビット

意味

0

認証なし

1

認証あり

タイプ:

測定値

SPN

: 4329

A.29.18 

適合性認証番号 

認証試験機関によって割り当てられた認証番号。この値は,認証機関の試験ファイルを個々に識別する

ために,認証試験機関 ID 及び ECU  製造業者 ID とともに使用できる。

データ長: 16 ビット

分解能: 1/bit

データ範囲:

0

∼64 255

タイプ:

測定値

SPN

: 4330

A.30 

選択された速度制御パラメータ 

A.30.1 

機械の選択された速度 

機械によって,複数のソースから決定された現時点の速度。このパラメータは,機械が判定した最善の

機械速度を示す値で,現時点で利用できる機械速度(ホイール,対地又はナビゲーションベース)の一つ

を伝える。

データ長:

2

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.001

m/s/bit

,上位バイト 0.256 m/s/bit

オフセット: 0

m/s

データ範囲:

0

∼64 255

単位:

メートル毎秒

タイプ:

測定値

SPN

: 4305

A.30.2 

機械の選択された距離 

選択された機械速度を基準として機械が実際に走行した距離(A.30.1 参照)

距離が 4 211 081.215 m を超えると,値はゼロにリセットされ,引き続き距離が増加する。


76

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

4

バイト

分解能:

0.001 m/ bit

オフセット: 0

m

データ範囲: 0

m

∼4 211 081.215 m

単位:

メートル

タイプ:

測定値

SPN

: 4306

A.30.3 

機械の選択された方向 

機械が走行する現時点の方向を示す。

注記  前進及び後進は,シャーシの普通の走行方向を示す。その方向は,運転者の視点が変わっても

同じである(例えば,運転席を反転したとき)

データ長:

2

ビット

意味

00

後進

01

前進

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 4309

A.30.4 

機械の選択された速度ソース 

機械の速度パラメータの中で,現時点で報告されている速度ソースの表示(A.30.1 参照)

。シミュレーシ

ョン速度は,機械が実際に動いていないときに,作業機の作動を可能にするためにシステムによって生成

された速度メッセージである。混合速度は,運転者又は製造業者が選択した論理回路を基にした実際の速

度ソースの組合せを使用した,速度メッセージである。例えば,対地速度ソースが 0.5 m/s 未満のとき,速

度メッセージがホイール速度ソースを送るような場合に使用する。

データ長:

3

ビット

意味

000

ホイール基準速度

001

対地速度

010

ナビゲーション基準速度

011

混合速度

100

シミュレーション速度

101

予約

110

予約

111

利用不可

タイプ:

測定値

SPN

: 4308

A.30.5 

機械の選択された速度設定点コマンド 

選択されたソースによって測定した機械速度の指示された設定値。

データ長:

2

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.001

m/s/bit

,上位バイト 0.256 m/s/bit


77

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

オフセット: 0

m/s

データ範囲:

0

∼64 255

単位:

メートル毎秒

タイプ:

コマンド

SPN

: 4310

A.30.6 

機械の選択された方向コマンド 

機械の指示された方向。

注記  前進及び後進は,シャーシの普通の走行方向を示す。その方向は,運転者の視点が変わっても

同じである(例えば,運転席が反転したとき)

データ長:

2

ビット

意味

00

後進

01

前進

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

コマンド

SPN

: 4312

A.30.7 

機械の選択された速度の設定点の制限 

機械が許容できる最高速度をトラクタへ伝えるために使用するパラメータ。

データ長:

2

バイト

デフォルト値: 0

分解能: 0.001

m/s/bit

,上位バイト 0.256 m/s/bit

オフセット: 0

m/s

データ範囲:

0

∼64 255

単位:

メートル毎秒

タイプ:

コマンド

SPN

: 4311

A.30.8 

機械の選択された速度制限ステータス 

連続的なコマンドのパラメータに関連付けられる,

トラクタ ECU の現時点の制限状態を伝えるために使

用するパラメータ(すなわち,過渡的/一時的/単発ではない。

データ長:

3

ビット

意味

000

制限されていない状態

001

オペレータによって制限/制御されている状態(要求は実行されない。

010

上側に制限されている状態(下方コマンドだけ有効)

011

下側に制限されている状態(上方コマンドだけ有効)

100

予約

101

予約

110

回復不能な不具合

111

利用不可(パラメータサポートなし)

制限されている状態(上表の値 010 及び 011)は,例えば,大きな設定ポイント変更が,変化率で制限

されている場合の一時的なものであることに留意する。このビット(上表の値 010 及び 011)は,設定値


78

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

に応答しようとして発生するワインドアップ(制限を超えて出力し続けること)及びそれに続くオーバシ

ュートを防止するため,変化(設定値に達するまでの出力値が変化している間)が完了するまで設定でき

る。

回復不能な不具合(上表の値 110)とは,作業機側からは回復不能な状態である。トラクタ内のオペレ

ータの操作によって問題を解決し,

“オペレータによって制限/制御されている状態(上表の値 001)

”へ

変化させることができる。

タイプ:

測定値

SPN

: 4307

A.31 

運転者方向の反転 

このパラメータは,報告された方向は運転者の視点に対して運転席が反転しているかどうかを示す(例

えば,運転席が反転している場合,機械の前進は運転者にとって後退である。

データ長:

2

バイト

意味

00

反転ではない。

01

反転である。

10

エラー表示

11

利用不可

タイプ:

コマンド

SPN

: 5244


79

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

附属書 B

(規定)

パラメータグループ

B.1 

時間/日付 

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 230

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 65254

(00FEE6

16

)

バイト 1∼3:

時間(UTC)

A.1 参照)

バイト 4∼6:

日付(A.2 参照)

バイト 7:

ローカル分オフセット(A.3 参照)

バイト 8:

ローカル時間オフセット(A.4 参照)

B.2 

対地速度及び距離 

建設及び農業作業機に実装するバス上のトラクタ ECU から通常送信し,

現時点の測定された対地速度を

接続されたシステムに提供するメッセージ(距離カウンター及び進行方向の指示も含む。

注記  ホイール基準及び対地基準のそれぞれの精度は,速度に依存し,低速度では低下することがあ

る。ホイール基準の情報は,低速度では,100 ms 周期で更新されないことがある。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 73

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65097

(00FE49

16

)

バイト 1,2:

対地機械速度(A.5 参照)

バイト 3∼6:

対地機械距離(A.6 参照)

バイト 7:

予約

バイト 8:

ビット 8∼3:

予約

ビット 2,1:

対地機械方向(A.7 参照)

B.3 

ホイール基準速度及び距離 

建設及び農業作業機に実装するバス上のトラクタ ECU から通常送信し,

現時点のホイール基準速度を接

続されたシステムに提供するメッセージ。このメッセージには,距離カウンター,進行方向の指示,スタ

ート/ストップスイッチ及び入力の状態も含む。


80

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

点火キースイッチが切られたとき,このメッセージを送信するために,ECU_PWR 及び PWR の双方は,

2

秒間追加で維持しなければならない。これは,エンジンのクランキング(始動)のときは不要である。

注記  ホイール基準及び対地基準のそれぞれの精度は,速度に依存し,低速度では低下することがあ

る。ホイール基準の情報は,低速度では,100 ms で更新されないことがある。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 72

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65096

(00FE48

16

)

バイト 1,2:

ホイール基準の速度(A.8 参照)

バイト 3∼6:

ホイール基準の走行距離(A.9 参照)

バイト 7:

トラクタ電源の最大時間(A.12 参照)

バイト 8:

ビット 8,7:

運転者方向の反転(A.31 参照)

ビット 6,5:

スタート/ストップ状態(A.25.2 参照)

ビット 4,3:

キースイッチの状態(A.11 参照)

ビット 2,1:

ホイール基準の進行方向(A.10 参照)

B.4 

電源の維持 

点火スイッチが切れていることを示したホイール基準速度及び距離メッセージを受信した後に,トラク

タ ECU が 2 秒間電源を切らないことを要求するメッセージで,実装バスに接続した任意の ECU によって

送信する。メッセージは,連結作業機の作動状態も含む。

送信周期:

点火スイッチが ON 状態から OFF 状態に変わったメッセージの受信

後必要に応じて。又は,パラメータ状態の変化があったとき。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 71

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 65095

(00FE47

16

)

バイト 1:

ビット 8,7: ECU の電源維持(A.13 参照)

ビット 6,5:

アクチュエータの電源維持(A.14 参照)

ビット 4∼1:

予約

バイト 2:

ビット 8,7:

作業機の移動状態(A.15 参照)

ビット 6,5:

作業機の駐車状態(A.16 参照)

ビット 4,3:

作業機の準備状態(A.17 参照)

ビット 2,1:

予約

バイト 3∼8:

予約


81

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

B.5 

ナビゲーションロケーションシステムのメッセージ 

ISO 11783

規格群ネットワークは,IEC 61162-3(NMEA 2000)に規定するナビゲーションロケーション

のメッセージを使用しなければならない。ISO 11783 規格群の優先(最小)メッセージは,GNSS 位置デー

タ,位置,急速アップデート及び GNSS 擬似範囲ノイズ統計である。複数のデータフレームの必要がある

メッセージは,JIS B 9225-3 に規定するトランスポートプロトコルではなく,NMEA 高速パケットプロト

コルを使用しなければならない。

B.6 

第二,又はフロントヒッチのステータス 

現時点のフロントヒッチパラメータの測定値を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 70

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65094

(00FE46

16

)

バイト 1:

フロントヒッチポジション(A.19.1 参照)

バイト 2:

ビット 8,7:

フロントヒッチの作業中表示(A.19.5 参照)

ビット 6∼4:

フロントヒッチ制限ポジションのステータス(A.19.11 参照)

ビット 3∼1:

予約

バイト 3:

公称フロントロワーリンク力(A.19.9 参照)

バイト 4,5:

フロントドラフト(A.19.7 参照)

バイト 6∼8:

予約

B.7 

第一,又はリヤヒッチのステータス 

現時点のリヤヒッチパラメータの測定値を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 69

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65093

(00FE45

16

)

バイト 1:

リヤヒッチポジション(A.19.2 参照)

バイト 2:

ビット 8,7:

リヤヒッチの作業中表示(A.19.6 参照)

ビット 6∼4:

リヤヒッチ制限ポジションのステータス(A.19.12 参照)

ビット 3∼1:

予約

バイト 3:

公称リヤロワーリンク力(A.19.10 参照)

バイト 4,5:

リヤドラフト(A.19.8 参照)

バイト 6∼8:

予約


82

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

B.8 

第二,又はフロント PTO 出力軸 

現時点の第二,又はフロント PTO 出力軸パラメータの測定値を提供するメッセージ。

送信周期:

接続時 100 ms,それ以外は要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 68

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65092

(00FE44

16

)

バイト 1,2:

フロント PTO 出力軸の回転速度(A.20.1 参照)

バイト 3,4:

フロント PTO 出力軸の回転速度設定点(A.20.3 参照)

バイト 5:

フロント PTO 出力軸状態

ビット 8,7:

フロント PTO 入切(A.20.7 参照)

ビット 6,5:

フロント PTO モード(A.20.9 参照)

ビット 4,3:

フロント PTO エコノミーモード(A.20.11 参照)

ビット 2,1:

フロント PTO の接続要求ステータス(A.20.19 参照)

バイト 6:

ビット 8,7:

フロント PTO のモード要求ステータス(A.20.20 参照)

ビット 6,5:

フロント PTO のエコノミーモード要求ステータス(A.20.21 参照)

ビット 4∼2:

フロント PTO 軸回転速度の制限ステータス(A.20.22 参照)

ビット 1:

予約

バイト 7,8:

予約

B.9 

第一,又はリヤ PTO 出力軸 

現時点の第一,又はリヤ PTO 出力軸パラメータの測定値を提供するメッセージ。

送信周期:

接続時 100 ms,それ以外は要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 67

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65091

(00FE43

16

)

バイト 1,2:

リヤ PTO 出力軸の回転速度(A.20.2 参照)

バイト 3,4:

リヤ PTO 出力軸の回転速度設定点(A.20.4 参照)

バイト 5:

リヤ PTO 出力軸状態

ビット 8,7:

リヤ PTO 入切(A.20.8 参照)

ビット 6,5:

リヤ PTO モード(A.20.10 参照)

ビット 4,3:

リヤ PTO エコノミーモード(A.20.12 参照)

ビット 2,1:

リヤ PTO の接続要求ステータス(A.20.23 参照)

バイト 6:

ビット 8,7:

リヤ PTO のモード要求ステータス(A.20.24 参照)

ビット 6,5:

リヤ PTO のエコノミーモード要求ステータス(A.20.25 参照)


83

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ビット 4∼2:

リヤ PTO 軸回転速度の制限ステータス(A.20.26 参照)

ビット 1:

予約

バイト 7,8:

予約

B.10 

ヒッチ及び PTO のコマンド 

ヒッチポジション,PTO 軸設定点回転速度及び PTO 入切の制御を提供するメッセージ。

送信周期:

アクティブ時に 100 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 66

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65090

(00FE42

16

)

バイト 1:

フロントヒッチポジションコマンド(A.19.3 参照)

バイト 2:

リヤヒッチポジションコマンド(A.19.4 参照)

バイト 3,4:

フロント PTO 出力軸の回転速度設定点コマンド(A.20.5 参照)

バイト 5,6:

リヤ PTO 出力軸の回転速度設定点コマンド(A.20.6 参照)

バイト 7: PTO 出力軸接続コマンド

ビット 8,7:

フロント PTO 入切コマンド(A.20.13 参照)

ビット 6,5:

リヤ PTO 入切コマンド(A.20.14 参照)

ビット 4∼1:

予約

バイト 8:

ビット 8,7:

フロント PTO モードコマンド(A.20.15 参照)

ビット 6,5:

リヤ PTO モードコマンド(A.20.16 参照)

ビット 4,3:

フロント PTO エコノミーモードコマンド(A.20.17 参照)

ビット 2,1:

リヤ PTO エコノミーモードコマンド(A.20.18 参照)

B.11 

補助バルブ の推定流量 

補助バルブ番号 0 の推定流量を提供するメッセージ。

注記  このバルブは,“パワービヨンド”(油圧ループ回路)制御に使用する。

送信周期:

アクティブ時に 100 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 16

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65040

(00FE10

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 0 の伸びポート推定流量(A.21.4 参照)

バイト 2:

補助バルブ番号 0 の縮みポート推定流量(A.21.5 参照)

バイト 3:

ビット 8,7:

補助バルブ番号 0 のフェールセーフモード(A.21.13 参照)

ビット 6,5:

予約


84

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ビット 4∼1:

補助バルブ番号 0 のバルブ状態(A.21.6 参照)

バイト 4:

ビット 8∼6:

補助バルブ番号 0 の推定流量制限ステータス(A.21.15 参照)

ビット 5∼1:

予約

バイト 5∼8:

予約

B.12 

補助バルブ の測定流量 

補助バルブ番号 0 の測定流量を提供するメッセージ。

注記  このバルブは,“パワービヨンド”制御に使用する。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 32

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65056

(00FE20

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 0 の伸びポート測定流量(A.21.2 参照)

バイト 2:

補助バルブ番号 0 の縮みポート測定流量(A.21.3 参照)

バイト 3,4:

補助バルブ番号 0 の伸びポート圧力(A.21.7 参照)

バイト 5,6:

補助バルブ番号 0 の縮みポート圧力(A.21.8 参照)

バイト 7:

補助バルブ番号 0 のリターンポート圧力(A.21.9 参照)

バイト 8:

ビット 8∼6:

補助バルブ番号 0 の測定流量制限ステータス(A.21.14 参照)

ビット 5∼1:

予約

B.13 

補助バルブ のコマンド 

補助バルブ番号 0 を通る流量制御を提供するメッセージ。

注記  このバルブは,“パワービヨンド”制御に使用する。

送信周期:

アクティブ時に 100 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 48

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65072

(00FE30

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 0 のポート流量コマンド(A.21.10 参照)

バイト 2:

予約

バイト 3:

ビット 8,7:

補助バルブ番号 0 のフェールセーフモードコマンド(A.21.12 参照)

ビット 6,5:

予約

ビット 4∼1:

補助バルブ番号 0 の状態コマンド(A.21.11 参照)

バイト 4∼8:

予約


85

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

B.14 

補助バルブ から 14 のメッセージ 

ISO 11783

規格群のこの規格は,補助バルブ番号 0 及び補助バルブ番号 15 のメッセージだけの定義を提

供する。バルブ番号 1∼14 のメッセージ定義は,B.15B.16 及び B.17 で与えられるバルブ番号 15 と同じ

である。バルブ番号以外のデータは同一である。これらのバルブメッセージ各々の PGN は,次のとおりで

ある。

A.21.16

参照

補助バルブ 1 推定流量 65041

(00FE11

16

)

補助バルブ 1 測定流量 65057

(00FE21

16

)

補助バルブ 1 コマンド 65073

(00FE31

16

)

補助バルブ 2 推定流量 65042

(00FE12

16

)

補助バルブ 2 測定流量 65058

(00FE22

16

)

補助バルブ 2 コマンド 65074

(00FE32

16

)

補助バルブ 3 推定流量 65043

(00FE13

16

)

補助バルブ 3 測定流量 65059

(00FE23

16

)

補助バルブ 3 コマンド 65075

(00FE33

16

)

補助バルブ 4 推定流量 65044

(00FE14

16

)

補助バルブ 4 測定流量 65060

(00FE24

16

)

補助バルブ 4 コマンド 65076

(00FE34

16

)

補助バルブ 5 推定流量 65045

(00FE15

16

)

補助バルブ 5 測定流量 65061

(00FE25

16

)

補助バルブ 5 コマンド 65077

(00FE35

16

)

補助バルブ 6 推定流量 65046

(00FE16

16

)

補助バルブ 6 測定流量 65062

(00FE26

16

)

補助バルブ 6 コマンド 65078

(00FE36

16

)

補助バルブ 7 推定流量 65047

(00FE17

16

)

補助バルブ 7 測定流量 65063

(00FE27

16

)

補助バルブ 7 コマンド 65079

(00FE37

16

)

補助バルブ 8 推定流量 65048

(00FE18

16

)

補助バルブ 8 測定流量 65064

(00FE28

16

)

補助バルブ 8 コマンド 65080

(00FE38

16

)

補助バルブ 9 推定流量 65049

(00FE19

16

)

補助バルブ 9 測定流量 65065

(00FE29

16

)

補助バルブ 9 コマンド 65081

(00FE39

16

)

補助バルブ 10 推定流量 65050

(00FE1A

16

)

補助バルブ 10 測定流量 65066

(00FE2A

16

)

補助バルブ 10 コマンド 65082

(00FE3A

16

)

補助バルブ 11 推定流量 65051

(00FE1B

16

)

補助バルブ 11 測定流量 65067

(00FE2B

16

)

補助バルブ 11 コマンド 65083

(00FE3B

16

)

補助バルブ 12 推定流量 65052

(00FE1C

16

)


86

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

補助バルブ 12 測定流量 65068

(00FE2C

16

)

補助バルブ 12 コマンド 65084

(00FE3C

16

)

補助バルブ 13 推定流量 65053

(00FE1D

16

)

補助バルブ 13 測定流量 65069

(00FE2D

16

)

補助バルブ 13 コマンド 65085

(00FE3D

16

)

補助バルブ 14 推定流量 65054

(00FE1E

16

)

補助バルブ 14 測定流量 65070

(00FE2E

16

)

補助バルブ 14 コマンド 65086

(00FE3E

16

)

B.15 

補助バルブ 15 の推定流量 

補助バルブ番号 15 の推定流量を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 31

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65055

(00FE1F

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 15 の伸びポート推定流量(A.21.19 参照)

バイト 2:

補助バルブ番号 15 の縮みポート推定流量(A.21.20 参照)

バイト 3:

ビット 8,7:

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモード(A.21.28 参照)

ビット 6,5:

予約

ビット 4∼1:

補助バルブ番号 15 のバルブ状態(A.21.21 参照)

バイト 4:

ビット 8∼6:

補助バルブ番号 15 の推定流量制限ステータス(A.21.30 参照)

ビット 5∼1:

予約

バイト 5∼8:

予約

B.16 

補助バルブ 15 の測定流量 

補助バルブ番号 15 の測定値を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 47

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65071

(00FE2F

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 15 の伸びポート測定流量(A.21.17 参照)

バイト 2:

補助バルブ番号 15 の縮みポート測定流量(A.21.18 参照)

バイト 3,4:

補助バルブ番号 15 の伸びポート圧力(A.21.22 参照)

バイト 5,6:

補助バルブ番号 15 の縮みポート圧力(A.21.23 参照)


87

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 7:

補助バルブ番号 15 のリターンポート圧力(A.21.24 参照)

バイト 8:

ビット 8∼6:

補助バルブ番号 15 の測定流量制限ステータス(A.21.29 参照)

ビット 5∼1:

予約

B.17 

補助バルブ 15 のコマンド 

補助バルブ番号 15 を通る流量の制御を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 63

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65087

(00FE3F

16

)

バイト 1:

補助バルブ番号 15 のポート流量コマンド(A.21.25 参照)

バイト 2:

予約

バイト 3:

ビット 8,7:

補助バルブ番号 15 のフェールセーフモードコマンド(A.21.27 参照)

ビット 6,5:

予約

ビット 4∼1:

補助バルブ番号 15 の状態コマンド(A.21.26 参照)

バイト 4∼8:

予約

B.18 

照明コマンド 

トラクタから,

トラクタ及び装着された作業機上にある全照明コントローラへのグローバルメッセージ。

トラクタ及び作業機の作業灯及び走行灯には,別々のパラメータが提供される。特殊な作業機の要求を

満たすために,作業機上のオプション灯 3 個に追加コマンドを提供する。共通の形及び信号パラメータが

提供される。

このメッセージは,全照明ファンクションの状態を制御するために使用する。それは,照明器具各々の

状態変化又は方向指示灯及びハザードランプの同期を周期的な率で提供するときに送られる。

状態の値は,

点灯するか消灯するかで示す。点滅は,状態を交互に点灯又は消灯する照明メッセージを送り,行われる。

照明コマンドメッセージは,少なくとも 1 秒に 1 回は送られなければならない。トラクタが使用される国

又は通気の法令を満たし,正しい照明灯コマンド組合せを提供するのは,トラクタ設計者の責任である。

送信周期:

照明灯が ON/OFF 変化したとき。メッセージ間は最大 1 秒。全照明

灯で 1 秒当たり 10 メッセージより多くてはならない。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 65

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65089

(00FE41

16

)

バイト 1:

ビット 8,7:

ハイビームヘッドライトコマンド(A.22.1 参照)

ビット 6,5:

ロービームヘッドライトコマンド(A.22.3 参照)


88

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ビット 4,3:

代替ヘッドライトコマンド(A.22.5 参照)

ビット 2,1:

日中走行ライトコマンド(A.22.61 参照)

バイト 2:

ビット 8,7:

左折方向指示灯コマンド(A.22.21 参照)

ビット 6,5:

右折方向指示灯コマンド(A.22.23 参照)

ビット 4,3:

回転灯コマンド(A.22.39 参照)

ビット 2,1:

トラクタフロントフォグライトコマンド(A.22.41 参照)

バイト 3:

ビット 8,7:

左制動灯コマンド(A.22.25 参照)

ビット 6,5:

右制動灯コマンド(A.22.27 参照)

ビット 4,3:

中央制動灯コマンド(A.22.29 参照)

ビット 2,1:

後退灯及び後退警音器コマンド(A.22.51 参照)

バイト 4:

ビット 8,7:

トラクタの標識(ポジション)灯コマンド(A.22.31 参照)

ビット 6,5:

作業機の標識(ポジション)灯コマンド(A.22.33 参照)

ビット 4,3:

トラクタのクリアランス灯コマンド(A.22.35 参照)

ビット 2,1:

作業機のクリアランス灯コマンド(A.22.37 参照)

バイト 5:

ビット 8,7:

トラクタのリヤハイマウント作業灯コマンド(A.22.15 参照)

ビット 6,5:

トラクタのリヤローマウント作業灯コマンド(A.22.13 参照)

ビット 4,3:

トラクタの下側作業灯コマンド(A.22.11 参照)

ビット 2,1:

リヤフォグライトコマンド(A.22.43 参照)

バイト 6:

ビット 8,7:

トラクタのフロントハイマウント作業灯コマンド(A.22.9 参照)

ビット 6,5:

トラクタのフロントローマウント作業灯コマンド(A.22.7 参照)

ビット 4,3:

トラクタのサイドハイマウント作業灯コマンド(A.22.19 参照)

ビット 2,1:

トラクタのサイドローマウント作業灯コマンド(A.22.17 参照)

バイト 7:

ビット 8,7:

作業機左前方作業灯コマンド(A.22.53 参照)

ビット 6,5:

作業機右前方作業灯コマンド(A.22.55 参照)

ビット 4,3:

作業機 OEM オプションライト 1 コマンド(A.22.47 参照)

ビット 2,1:

作業機 OEM オプションライト 2 コマンド(A.22.49 参照)

バイト 8:

ビット 8,7:

作業機リヤ作業灯コマンド(A.22.45 参照)

ビット 6,5:

作業機左向き作業灯コマンド(A.22.57 参照)

ビット 4,3:

作業機右向き作業灯コマンド(A.22.59 参照)

ビット 2,1:

照明データメッセージ要求コマンド(A.22.63 参照)

B.19 

照明データ 

照明コマンドメッセージ内の照明データ要求に対する応答。

トラクタ及び装着された作業機上の各照明コントローラは,要求時,このメッセージをトラクタ ECU

へ送信しなければならない。トラクタはこの情報を,どの照明システムが機能しているかを判断するため

に使用する。ランプ検知機能をもつ照明コントローラは,電球不良も伝えなければならない。

注記  これは,多くの国又は地域での法的要件である。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0


89

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 64

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 65088

(00FE40

16

)

バイト 1:

ビット 8,7:

ハイビームヘッドライト(A.22.2 参照)

ビット 6,5:

ロービームヘッドライト(A.22.4 参照)

ビット 4,3:

代替ヘッドライト(A.22.6 参照)

ビット 2,1:

日中走行ライト(A.22.62 参照)

バイト 2:

ビット 8,7:

左折方向指示灯(A.22.22 参照)

ビット 6,5:

右折方向指示灯(A.22.24 参照)

ビット 4,3:

回転灯(A.22.40 参照)

ビット 2,1:

トラクタフロントフォグライト(A.22.42 参照)

バイト 3:

ビット 8,7:

左制動灯(A.22.26 参照)

ビット 6,5:

右制動灯(A.22.28 参照)

ビット 4,3:

中央制動灯(A.22.30 参照)

ビット 2,1:

後退灯及び後退警音器(A.22.52 参照)

バイト 4:

ビット 8,7:

トラクタの標識(ポジション)灯(A.22.32 参照)

ビット 6,5:

作業機の標識(ポジション)灯(A.22.34 参照)

ビット 4,3:

トラクタのクリアランス灯(A.22.36 参照)

ビット 2,1:

作業機のクリアランス灯(A.22.38 参照)

バイト 5:

ビット 8,7:

トラクタのリヤハイマウント作業灯(A.22.16 参照)

ビット 6,5:

トラクタのリヤローマウント作業灯(A.22.14 参照)

ビット 4,3:

トラクタの下側取付け作業灯(A.22.12 参照)

ビット 2,1:

リヤフォグライト(A.22.44 参照)

バイト 6:

ビット 8,7:

トラクタのフロントハイマウント作業灯(A.22.10 参照)

ビット 6,5:

トラクタのフロントローマウント作業灯(A.22.8 参照)

ビット 4,3:

トラクタのサイドハイマウント作業灯(A.22.20 参照)

ビット 2,1:

トラクタのサイドローマウント作業灯(A.22.18 参照)

バイト 7:

ビット 8,7:

作業機左前方作業灯(A.22.54 参照)

ビット 6,5:

作業機右前方作業灯(A.22.56 参照)

ビット 4,3:

作業機 OEM オプションライト 1(A.22.48 参照)

ビット 2,1:

作業機 OEM オプションライト 2(A.22.50 参照)

バイト 8:

ビット 8,7:

作業機リヤ作業灯(A.22.46 参照)

ビット 6,5:

作業機左向き作業灯(A.22.58 参照)

ビット 4,3:

作業機右向き作業灯(A.22.60 参照)

ビット 2,1:

予約

B.20 

バックグラウンド照明レベル−コマンド 

計器,スイッチなど,全バックグラウンド照明機能の状態を制御するために使用するメッセージ。

バックグラウンド照明レベルの変更ごとに,最大 5 秒間のメッセージ間隔で送信しなければならない。


90

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

送信周期:

バックグラウンド照明レベルの変更で,メッセージ間隔は最大 5 秒

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 208

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 53248

(00D000

16

)

バイト 1:

バックグラウンド照明レベルコマンド(A.22.64 参照)

バイト 2∼8:

予約

B.21 

言語コマンド 

接続されているシステムで使用する言語,日付,時刻フォーマットと測定単位とを,ISO 11783 規格群

によって構成されたバス上の全ての ECU に通知するために送信するグローバルメッセージ。

システムが電源起動及びアドレスクレームを完了した後,仮想端末(以下,VT という。

)は,このメッ

セージを送信しなければならない。

希望の言語が作業機 ECU にサポートされない場合,

デフォルト言語は,

接続システムで使用するために,トラクタ ECU と接続された VT に,格納されなければならない。VT は,

接続された作業機又は作業機の組合せのサポート言語のリストを表示し,このリストから言語を選択する

方法を,オペレータに提供しなければならない。工場出荷時の VT のようにオペレータが言語を選択して

いない場合は,VT はトラクタ ECU からデフォルト言語を要求し,それを VT のデフォルト言語として格

納する。オペレータが一度言語を設定すれば,VT の言語メッセージは,常にトラクタ ECU デフォルト言

語よりも優先する。オペレータの選択した言語は,トラクタ ECU,接続された VT,又はその両方に格納

されなければならない。その言語は,接続されたシステムの次回電源投入時に使わなければならない。

送信周期:

システムの初期化及び要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 15

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 65039

(00FE0F

16

)

バイト 1,2:

言語コード(A.23.1 参照)

バイト 3:

番号フォーマット

ビット 8,7:

小数点記号(A.23.2 参照)

ビット 6,5:

時間フォーマット(A.23.4 参照)

ビット 4∼1:

予約

バイト 4:

日付フォーマット(A.23.3 参照)

バイト 5:

測定値の単位

ビット 8,7:

距離単位(A.23.5.2 参照)

ビット 6,5:

面積単位(A.23.5.3 参照)

ビット 4,3:

体積単位(A.23.5.4 参照)

ビット 2,1:

質量単位(A.23.5.5 参照)


91

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 6:

測定値の単位

ビット 8,7:

温度単位(A.23.5.6 参照)

ビット 6,5:

圧力単位(A.23.5.7 参照)

ビット 4,3:

力の単位(A.23.5.8 参照)

ビット 2,1:

単位系(A.23.5.9 参照)

バイト 7,8:

予約

B.22 

可変送信周期 

B.22.1 

送信周期の要求 

メッセージ利用者が,システムに必要なバス帯域幅を合わせることを許可するメッセージ。

特定 PGN をもつメッセージ利用者は,特定の希望する送信周期を要求できる。これには,デフォルト送

信周期(0000

16

の値で要求できる。

)も含まれる。要求された PGN をもつメッセージの送信元が,要求す

る送信周期でメッセージ配信が可能な場合,要求は履行する。

ネットワーク上の全ての ECU は,バス上のこのメッセージを監視する必要はない。固定タイミング制御

ループを必要とするほかの ECU は,要求された送信周期を使用できないか,又は使用しない場合には,こ

のメッセージを無視してもよい。送信周期の変更を要求したリクエスタは,この要求メッセージの送信後

250 ms

待たなければならない。また,送信周期に関する応答メッセージが受信されない場合は,リクエス

タは要求が受けられなかったとみなさなければならない。要求された PGN の全ての送信元で,新しい送信

周期を受け入れようとするものは,送信周期に関する応答を送信し,新しい送信周期に切り替える前に 250

ms

待たなければならない。要求された PGN の送信元が,違う送信周期の要求を受けて 250 ms 以内に 0000

の送信周期で受信した場合は,デフォルト送信周期を使用しなければならない。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 204

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 52224

(00CC00

16

)

バイト 1∼3:

送信周期を要求された PGN(JIS B 9225-3 参照)

バイト 4,5:

送信周期コマンド(A.23.6 参照)

バイト 6∼8:

予約

B.22.2 

送信周期の応答 

送信周期の変更を要求したリクエスタに応答するグローバルメッセージ。

注記  データフィールドは要求メッセージと同じであるが,送信周期は送信者の実際値である。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 14

デフォルト優先順位: 6


92

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

PGN

: 65038

(00FE0E

16

)

バイト 1∼3:

要求 PGN

バイト 4,5:

送信周期(A.23.7 参照)

バイト 6∼8:

要求と同じ

B.23 

ワーキングセットマスタ 

B.23.1 

一般 

ワーキングセットマスタによって送信され,セット内に何個のメンバがあるかを識別するメッセージ。

マスタは,メンバ数として合計に含まれる。このメッセージの SA は,マスタの NAME に関連付けられ

て使われることが望ましい。また,特定のワーキングセットは,それらのマスタの NAME によって識別で

きる。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 13

デフォルト優先順位: 7

PGN

: 65037

(00FE0D

16

)

バイト 1:

ワーキングセットのメンバ数(A.24.1 参照)

バイト 2∼8:

予約

B.23.2 

ワーキングセットメンバ 

ワーキングセットマスタによって送信され,特定ワーキングセットの個別メンバを識別するメッセージ

(マスタの SA で,特定のワーキングセットを識別する。

様々な特定ワーキングセットマスタが送信するメッセージは,多数ある。そのメッセージ数は,ワーキ

ングセットのメンバ数より一つ少ない。マスタの NAME を識別するにはメッセージは必要がない。これは,

マスタのアドレスクレームから得ることができる。このメッセージ構造では,あるワーキングセットのメ

ンバ全てを識別できるように,ワーキングセットと通信しているユニットが,ワーキングセットメンバ数

分のメッセージを適切に受け取ったかどうか検証する必要がある。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 12

デフォルト優先順位: 7

PGN

: 65036

(00FE0C

16

)

バイト 1∼8:

このワーキングセットの特定メンバの NAME は,メンバの要求され

た SA で識別する(A.24.2 参照)


93

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

B.24 

トラクタの制御メッセージ 

B.24.1 

トラクタの制御モードコマンド 

タスクコントローラ,又は作業機からトラクタ ECU へのメッセージ。

二つのコマンドがこの単一メッセージ内にグループ化する。コマンドモードの多くは互いに干渉せず,

それらに応じてグループ分けする。

送信周期:

デフォルトは 100 ms で,最大値は,閉ループクルーズ制御を行うた

めに 10 ms である。スリップ制御機能の設定については,送信周期

は 1 秒から 10 秒の間で状態が変更されたときに要求する。15 秒経

過しても更新がない場合は,

トラクタ ECU はスリップ制御なしに移

行する。

注記  対応国際規格では,

“1s in 10s”となっており,本来は“10 秒で 1 秒”と訳するのがよいが,実

際は,

“1 s to 10s”であるので“1 秒から 10 秒”であると訳した。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタの制御モードコマンド番号 1(A.26.2.1 参照)

ビット 3∼1:

予約

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタの制御モードコマンド番号 2(A.26.2.1 参照)

ビット 3∼1:

予約

バイト 3,4:

トラクタの制御コマンド値番号 1(A.26.3 参照)

バイト 5:

トラクタの制御制限コマンド番号 1(A.26.8 参照)

バイト 6,7:

トラクタの制御コマンド値番号 2(A.26.3 参照)

バイト 8:

トラクタの制御制限コマンド番号 2(A.26.8 参照)

B.24.2 

トラクタの制御コマンドのトラクタ応答 

送信周期:

全てのコマンド受信時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 10

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65034

(00FE0A

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタの制御モード応答番号 1(A.26.4 参照)

ビット 3∼1:

トラクタの制御制限ステータス番号 1(A.26.7 参照)

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタの制御モード応答番号 2(A.26.4 参照)

ビット 3∼1:

トラクタの制御制限ステータス番号 2(A.26.7 参照)

バイト 3,4:

トラクタの制御値応答番号 1(A.26.5 参照)

バイト 5:

トラクタの制御制限番号 1(A.26.6 参照)


94

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 6,7:

トラクタの制御値応答番号 2(A.26.5 参照)

バイト 8:

トラクタの制御制限番号 2(A.26.6 参照)

B.24.3 

トラクタの機能応答メッセージ 

トラクタクラス及び機能に対するタスクコントローラ又は作業機 ECU への要求に対するトラクタの応

答。

送信周期:

電源投入時,及び要求受信時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 9

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65033

(00FE09

16

)

バイト 1:

トラクタクラス

ビット 8,7:

トラクタクラス(A.27.4 参照)

クラス  1 機能

ビット 6:

電源管理−キースイッチ(A.27.5 参照)

ビット 5:

電源管理−トラクタ電源最大時間(A.27.5 参照)

ビット 4:

電源管理−電源維持(A.27.5 参照)

ビット 3:

速度情報−ホイール基準速度(A.27.5 参照)

ビット 2:

速度情報−対地速度(A.27.5 参照)

ビット 1:

速度情報−エンジン回転速度(A.27.5 参照)

バイト 2:

ビット 8:

ヒッチ情報−リヤポジション(A.27.5 参照)

ビット 7:

ヒッチ情報−リヤ作業位置(A.27.5 参照)

ビット 6: PTO 情報−リヤ軸回転速度(A.27.5 参照)

ビット 5: PTO 情報−リヤ軸接続(A.27.5 参照)

ビット 4:

灯火−既存トレーラコネクタ信号セット(A.27.5 参照)

ビット 3:

トラクタ ECU の言語コマンド格納(A.27.5 参照)

ビット 2:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 1:

予約−ゼロ設定(0)

クラス  2 機能

バイト 3:

ビット 8:

時間日付(A.27.5 参照)

ビット 7:

速度及び距離−対地距離(A.27.5 参照)

ビット 6:

速度及び距離−対地進行方向(A.27.5 参照)

ビット 5:

速度及び距離−ホイール基準距離(A.27.5 参照)

ビット 4:

速度及び距離−ホイール基準方向(A.27.5 参照)

ビット 3:

追加ヒッチパラメータ−リヤけん引(A.27.5 参照)

ビット 2:

灯火−全作業機灯火メッセージ設定(A.27.5 参照)

ビット 1:

推定又は測定補助バルブステータス(A.27.5 参照)

クラス  3 機能

バイト 4:

ビット 8:

ヒッチコマンド−リヤヒッチポジション(A.27.5 参照)


95

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ビット 7: PTO コマンド−リヤ PTO 回転速度コマンド(A.27.5 参照)

ビット 6: PTO コマンド−リヤ PTO 接続コマンド(A.27.5 参照)

ビット 5:

補助バルブコマンド(A.27.5 参照)

ビット 4:

制限/要求ステータス報告(A.27.5 参照)

ビット 3∼1:

予約−ゼロ設定(0)

拡張子 N

バイト 5:

ビット 8:

ナビゲーションシステム高頻度位置(A.27.5 参照)

ビット 7:

ナビゲーションシステム位置データ(A.27.5 参照)

ビット 6:

ナビゲーション擬似距離誤差統計(A.27.5 参照)

ビット 5:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 4:

オペレータ外部灯火制御(A.27.5 参照)

ビット 3:

選択速度(A.27.5 参照)

ビット 2:

選択速度制御(A.27.5 参照)

ビット 1:

方向制御(A.27.5 参照)

拡張子 F

バイト 6:

ビット 8:

ヒッチ情報−フロントポジション(A.27.5 参照)

ビット 7:

ヒッチ情報−フロント作業位置(A.27.5 参照)

ビット 6: PTO 情報−フロント軸回転速度(A.27.5 参照)

ビット 5: PTO 情報−フロント軸接続(A.27.5 参照)

ビット 4:

追加ヒッチパラメータ−フロントドラフト(A.27.5 参照)

ビット 3:

ヒッチコマンド−フロントヒッチポジション(A.27.5 参照)

ビット 2: PTO コマンド−フロント PTO 回転速度コマンド(A.27.5 参照)

ビット 1: PTO コマンド−フロント PTO 接続コマンド(A.27.5 参照)

バイト 7:

予約−ゼロ設定(0)

バイト 8:

ビット 8∼2:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 1:

予約ビット指示値−予約ビットが 0 に設定されていることを示すた

め,ゼロ(0)に設定する(A.27.6 参照)

注記 1  バイト 8/ビット 1 を“1”に設定する場合,それ以下のビットは“予約”とみなす必要がある。

バイト 2,ビット 1,2

バイト 4,ビット 1∼4

バイト 5,ビット 1∼5

バイト 7,ビット 1∼8

バイト 8,ビット 2∼8

注記 2  新しい機能のサポートを,“1”で表示するために,予約ビットは“0”に設定するのが望まし

い。この規格の旧バージョンでは,このことに言及していないので,通例として予約ビット

を“1”で設定した。

B.24.4 

トラクタ機能要求メッセージ 

希望するトラクタクラス及びトラクタ機能に関する,作業機 ECU,又はタスクコントローラからトラク

タ ECU への要求。

送信周期:

必要に応じて


96

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 8

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65032

(00FE08

16

)

トラクタクラス

バイト 1:

ビット 8,7:

トラクタ ECU クラス要求(A.27.2 参照)

クラス 1 機能

ビット 6:

電源管理−キースイッチ(A.27.3 参照)

ビット 5:

電源管理−トラクタ電源最大時間(A.27.3 参照)

ビット 4:

電源管理−電源維持(A.27.3 参照)

ビット 3:

速度情報−ホイール基準速度(A.27.3 参照)

ビット 2:

速度情報−対地速度(A.27.3 参照)

ビット 1:

速度情報−エンジン回転速度(A.27.3 参照)

バイト 2:

ビット 8:

ヒッチ情報−リヤポジション(A.27.3 参照)

ビット 7:

ヒッチ情報−リヤ作業位置(A.27.3 参照)

ビット 6: PTO 情報−リヤ軸回転速度(A.27.3 参照)

ビット 5: PTO 情報−リヤ軸接続(A.27.3 参照)

ビット 4:

灯火−既存トレーラコネクタ信号セット(A.27.3 参照)

ビット 3:

トラクタ ECU の言語コマンド格納(A.27.3 参照)

ビット 2:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 1:

予約−ゼロ設定(0)

クラス 2 機能

バイト 3:

ビット 8:

時間日付(A.27.3 参照)

ビット 7:

速度及び距離−対地距離(A.27.3 参照)

ビット 6:

速度及び距離−対地進行方向(A.27.3 参照)

ビット 5:

速度及び距離−ホイール基準距離(A.27.3 参照)

ビット 4:

速度及び距離−ホイール基準方向(A.27.3 参照)

ビット 3:

追加ヒッチパラメータ−リヤけん引(A.27.3 参照)

ビット 2:

灯火−全作業機灯火メッセージ設定(A.27.3 参照)

ビット 1:

推定又は測定補助バルブステータス(A.27.3 参照)

クラス 3 機能

バイト 4:

ビット 8:

ヒッチコマンド−リヤヒッチポジション(A.27.3 参照)

ビット 7: PTO コマンド−リヤ PTO 回転速度コマンド(A.27.3 参照)

ビット 6: PTO コマンド−リヤ PTO 接続コマンド(A.27.3 参照)

ビット 5:

補助バルブコマンド(A.27.3 参照)

ビット 4:

制限/要求ステータス報告(A.27.3 参照)

ビット 3∼1:

予約−ゼロ設定(0)

拡張子 N


97

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 5:

ビット 8:

ナビゲーションシステム高頻度位置(A.27.3 参照)

ビット 7:

ナビゲーションシステム位置データ(A.27.3 参照)

ビット 6:

ナビゲーション擬似距離誤差統計(A.27.3 参照)

ビット 5:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 4:

オペレータ外部灯火制御(A.27.3 参照)

ビット 3:

選択速度(A.27.3 参照)

ビット 2:

選択速度制御(A.27.3 参照)

ビット 1:

方向制御(A.27.3 参照)

拡張子 F

バイト 6:

ビット 8:

ヒッチ情報−フロントポジション(A.27.3 参照)

ビット 7:

ヒッチ情報−フロント作業位置(A.27.3 参照)

ビット 6: PTO 情報−フロント軸回転速度(A.27.3 参照)

ビット 5: PTO 情報−フロント軸接続(A.27.3 参照)

ビット 4:

追加ヒッチパラメータ−フロントけん引(A.27.3 参照)

ビット 3:

ヒッチコマンド−フロントヒッチポジション(A.27.3 参照)

ビット 2: PTO コマンド−フロント PTO 回転速度コマンド(A.27.3 参照)

ビット 1: PTO コマンド−フロント PTO 接続コマンド(A.27.3 参照)

バイト 7:

予約−ゼロ設定(0)

バイト 8:

ビット 8∼2:

予約−ゼロ設定(0)

ビット 1:

予約ビット指示値−予約ビットが 0 に設定されていることを示すた

め,ゼロ(0)に設定する(A.27.6 参照)

注記 1  バイト 8/ビット 1 を“1”に設定する場合,それ以下のビットは“予約”とみなす必要がある。

バイト 2,ビット 1,2

バイト 4,ビット 1∼4

バイト 5,ビット 1∼5

バイト 7,ビット 1∼8

バイト 8,ビット 2∼8

注記 2  新しい機能のサポートを,“1”で表示するために,予約ビットは“0”に設定するのが望まし

い。この規格の旧バージョンでは,このことに言及していないので,通例として予約ビット

を“1”で設定した。

B.25 

汎用バルブメッセージ 

B.25.1 

一般 

汎用バルブのメッセージは,ISO 11783 規格群ネットワークと接続されたコントローラ組込みの油圧バ

ルブ用である。それらは,ECU 又はマスタとしての TECU をもつワーキングセットか,作業機バス上で通

信している閉じた系か,いずれかを通じて作業機バス上のコントローラと結合する閉じた系で使用する。

B.25.2 

汎用バルブの推定流量 

このメッセージは,汎用バルブの推定流量を提供する。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト


98

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データページ: 0

PDU

フォーマット: 198

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 50688

(00C600

16

)

バイト 1:

汎用バルブ伸びポートの推定流量(A.21.33 参照)

バイト 2:

汎用バルブ縮みポートの推定流量(A.21.34 参照)

バイト 3:

ビット 8,7:

汎用バルブのフェールセーフモード(A.21.42 参照)

ビット 6,5:

予約

ビット 4∼1:

汎用バルブの状態(A.21.35 参照)

バイト 4:

ビット 8∼6:

汎用バルブの推定制限ステータス(A.21.48 参照)

ビット 5∼1:

予約

バイト 5∼8:

予約

B.25.3 

汎用バルブの測定流量 

このメッセージは,汎用バルブの測定流量を提供する。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 197

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 50432

(00C500

16

)

バイト 1:

汎用バルブ伸びポートの測定流量(A.21.31 参照)

バイト 2:

汎用バルブ縮みポートの測定流量(A.21.32 参照)

バイト 3,4:

汎用バルブの伸びポート圧力(A.21.36 参照)

バイト 5,6:

汎用バルブの縮みポート圧力(A.21.37 参照)

バイト 7:

汎用バルブのリターンポート圧力(A.21.38 参照)

バイト 8:

ビット 8∼6:

汎用バルブの測定制限ステータス(A.21.47 参照)

ビット 5∼1:

予約

B.25.4 

汎用バルブのコマンド 

このメッセージは,汎用バルブを通る流用制御を提供する。

送信周期: 100

ms

動作時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 196

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 50176

(00C400

16

)

バイト 1:

汎用バルブのポート流量コマンド(A.21.39 参照)

バイト 2:

予約


99

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 3:

ビット 8,7:

汎用バルブのフェールセーフモード(A.21.42 参照)

ビット 6,5:

予約

ビット 4∼1:

汎用バルブの状態(A.21.35 参照)

バイト 4∼8:

予約

B.25.5 

汎用バルブの負荷検出圧力 

このメッセージは,測定された負荷検出圧力及びバルブのパイロット圧力を提供する。バルブアセンブ

リが機能をもつ場合は,メッセージは,アセンブリの測定した負荷検出圧力及び供給圧力も提供できる。

送信周期: 100

ms

動作時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 07

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 1792

(000700

16

)

バイト 1,2:

汎用バルブの負荷検出圧力(A.21.43 参照)

バイト 3:

汎用バルブのパイロット圧力(A.21.44 参照)

バイト 4,5:

汎用バルブアセンブリの負荷検出圧力(A.21.45 参照)

バイト 6,7:

汎用バルブアセンブリの供給圧力(A.21.46 参照)

バイト 8:

予約

B.26 

ガイダンスシステムメッセージ 

B.26.1 

ガイダンスシステムコマンド 

このメッセージは,機械の操だ(舵)システムと自動ガイダンス制御システムとを結合することを意図

する。それは,操だ(舵)コマンドを提供し,ガイダンスシステムと操だ(舵)制御システムとの間で定

期的に送受信され,正常動作を確認するコマンドとしての役目を果たす。

送信周期: 100

ms

動作時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 173

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 44288

(00AD00

16

)

バイト 1,2:

曲率コマンド(A.28.1 参照)

バイト 3:

コマンド状態

ビット 8∼3:

予約

ビット 2,1:

曲率コマンドのステータス(A.28.3 参照)

バイト 4∼8:

予約

B.26.2 

ガイダンス機械ステータス 

このメッセージは,機械の操だ(舵)システムから自動ガイダンス制御システムへ操作するためのフィ

ードバックを提供する。それは,操だ(舵)制御システムからガイダンスシステムへ情報とステータスと


100

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

を提供する。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 172

PDU

特性: DA

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 44032

(00AC00

16

)

バイト 1,2:

推定曲率(A.28.2 参照)

バイト 3:

準備状態

ビット 8,7:

要求リセットコマンドのステータス(A.28.4 参照)

ビット 6,5:

操だ(舵)入力ポジションステータス(A.28.5 参照)

ビット 4,3:

操だ(舵)システムの準備状況(A.28.6 参照)

ビット 2,1:

機械システムのロックアウト(A.28.7 参照)

バイト 4∼8:

予約

B.27 ISOBUS

適合性認証メッセージ 

このメッセージは,特定の ECU の適合性認証状態を報告する。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 253

PDU

特性: 66

デフォルト優先順位: 6

PGN

: 64834

(00FD42

16

)

バイト 1:

ビット 8,7: ISOBUS 適合性認証の改訂の最下位ビット(A.29.2 参照)

ビット 6∼1: ISOBUS 適合性認証の年(A.29.1 参照)

バイト 2:

ビット 8∼6:

適合性認証試験機関の ID の最下位ビット(A.29.4 参照)

ビット 5:

予約

ビット 4∼2: ISOBUS 適合性認証試験機関のタイプ(A.29.3 参照)

ビット 1: ISOBUS 適合性認証の改訂の最上位ビット(A.29.2 参照)

バイト 3:

ビット 8∼1:

適合性認証試験機関の ID の最上位ビット(A.29.4 参照)

適合性認証種類

バイト 4:

ビット 8:

ミニマム ECU(A.29.5 参照)

ビット 7: TECU クラス 1(A.29.6 参照)

ビット 6: TECU クラス 2(A.29.7 参照)

ビット 5: TECU クラス 3(A.29.8 参照)

ビット 4:

クラス 3 ECU(A.29.9 参照)

ビット 3:

仮想端末 VT(A.29.10 参照)

ビット 2: VT ワーキングセットマスタ(A.29.11 参照)


101

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ビット 1: VT ワーキングセットメンバ(A.29.12 参照)

バイト 5:

ビット 8:

タスクコントローラ TC(A.29.13 参照)

ビット 7: TC ワーキングセットマスタ(A.29.14 参照)

ビット 6: TC ワーキングセットメンバ(A.29.15 参照)

ビット 5:

ファイルサーバー(A.29.16 参照)

ビット 4: GPS 受信機(A.29.17 参照)

ビット 3:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 2:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 1:

追加認証のための予約−(0 にセット)

バイト 6:

ビット 8:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 7:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 6:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 5:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 4:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 3:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 2:

追加認証のための予約−(0 にセット)

ビット 1:

追加認証のための予約−(0 にセット)

バイト 7,8:

適応性認証番号(A.29.18 参照)

B.28 

機械の選択された速度メッセージ 

B.28.1 

機械の選択された速度 

現在の機械の選択した速度,方向及びソースパラメータを提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 240

PDU

特性: 34

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 61474

(00F022

16

)

バイト 1,2:

機械の選択された速度(A.30.1 参照)

バイト 3∼6:

機械の選択された距離(A.30.2 参照)

バイト 7:

予約

バイト 8:

ビット 8∼6:

機械の選択された速度制限ステータス(A.30.8 参照)

ビット 5∼3:

機械の選択された速度ソース(A.30.4 参照)

ビット 2,1:

機械の選択された方向(A.30.3 参照)

B.28.2 

機械の選択された速度のコマンド 

機械の速度及び方向の制御を提供するメッセージ。

送信周期: 10 ms

データ長:

8

バイト

データページ: 0


102

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

PDU

フォーマット: 253

PDU

特性: 67

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 64835

(00FD43

16

)

バイト 1,2:

機械の選択された速度設定点コマンド(A.30.5 参照)

バイト 3,4:

機械の選択された速度の設定点の制限(A.30.7 参照)

バイト 5∼7:

予約

バイト 8:

ビット 8∼3:

予約

ビット 2,1:

機械の選択された方向コマンド(A.30.6 参照)

B.29 

作業機作動状態のコマンド 

現時点のコマンド作業機作動状態を接続システムに提供する,農業作業機の実装バス上にあるトラクタ

ECU

によって送信するメッセージ。

送信周期: 1

s

及び状態変動時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 253

PDU

特性: 03

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 64771

(00FD03

16

)

バイト 1∼7:

予約

バイト 8:

ビット 8∼3:

予約

ビット 2,1:

作業機作動状態コマンド(A.25.1 参照)

B.30 

全作業機停止操作スイッチの状態 

接続システムへ,全作業機停止操作スイッチの現時点での状態を提供する,農業作業機の実装バス上に

ある ECU によって送信するメッセージ。

送信周期: 1

s

及び状態変動時

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 253

PDU

特性: 02

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 64770

(00FD02

16

)

バイト 1∼7:

予約

バイト 8:

ビット 8∼3:

予約

ビット 2,1:

全作業機停止操作スイッチの状態(A.25.3 参照)


103

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

附属書 C 
(参考)

トラクタ制御メッセージ−例

C.1 

初期化,エラー回復及び背景 

この附属書は,システム作動時からの相互運用性を最大限にし,かつ,不測の結果を最小限にするため

に,TECU を介しトラクタ及び作業機コントローラ又はタスクコントローラ間で,制御ループを確立する

ための推奨事項を提供する。このため,この附属書に準拠する必要はなく,トラクタはこの推奨事項に従

わない場合でも,更にサービスを提供しても差し支えはない。それでもなお,この推奨事項は,TECU 実

装のためにトラクタシステム設計者が利用しているので,高い成功の可能性を提供する。

トラクタによるリモートコマンド受入れを開始するため,作業機コントローラは,そのコマンド値をト

ラクタから送信された現在の値と一致させる必要がある。これが達成されれば,トラクタは適切に制限状

態を変更し,作業機コントローラからの変更コマンドを受け入れ始める。これは,作業機の任意の制御操

作が“最新”の情報を基に行われていることを確かにし,作業機の要求した値に円滑に移行させる。

手動のヒッチ上昇操作などの外部深さ制御の要求を覆すように,現在行われている作業機への要求をオ

ペレータが止める操作を行う場合には,トラクタは,作業機にその要求が受け入れられないことを伝え,

そのステータスはオペレータ制限/制御となる。作業機は制限を受け入れ,引き続き制御を行うために,

解除するのを待つか,又はそのオペレータインタフェースを介して,その制限が解除することを要求する

ために,

オペレータと対話することができる

(すなわち,

作業機がヒッチ下降コマンドを直ちに送出する。

トラクタが通信障害を見つけた場合,オペレータ制限/制御状態に切り替えるか,又は回復不能エラー

信号を送信するのが望ましい。トラクタをどちらの状態に切り替えるかは,与えられた障害状態から回復

するのに必要な操作による。トラクタが,リモートモードへの復帰を許可する前に,オペレータの介入(ト

ラクタネットワーク上)を必要とする場合,それは回復不能な障害として報告するのが望ましい。何か必

要なオペレータ介入があるかどうかは,トラクタシステム設計者の裁量による。

トラクタがオペレータ制限/制御状態へ戻る場合,作業機は,再開始する外部コマンドと現在のトラク

タ設定とが一致するのが望ましい。作業機は作業機の性質に応じて,VT 上のインタフェースを介してオ

ペレータの介入を要求することができる。

トラクタは,作業機バスからのコマンドに応答して,その現在のコマンド値を送信するだけなので,作

業機は起動後,現在のトラクタコマンドを取得するために,通信を開始する必要がある。これは,

“要求な

し”

(“全ビットが 1”

)のコマンド値を送信して遂行する。トラクタはこのコマンドでは作動しないが,

現在のコマンド値で応答する。作業機は,リモートコマンド受け入れを開始させるために,現在のトラク

タコマンドを一致させることができる。

特定のコマンドがトラクタによってサポートされない場合,応答は特定コマンドの制限状態で“利用不

可”を含む。作業機の要求に含まれる任意のコマンドがサポートされていない場合,トラクタは,要求内

のリモートコマンド値のいずれも受け入れを開始しない。

トラクタ又は作業機は,リモートモードへの移行を受け付けず,モード変更に返答しないか,又はモー

ド変更を要求しないかのどちらかを決定できる。

上側が制限されている状態及び下側が制限されている状態の制御モードは,物理的又はオペレータ決定

の制限(例えば,ヒッチ上限)に達したときにトラクタによって送信する。作業機はその動作が制限され


104

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

ていることを知り,制限を超えた設定点変更は,トラクタが無視するよう要求する。これは,例えば,ト

ラクタが設定点の変更割合を制限する場合は,一時的な状態とすることができる。変化が要求設定点に再

び達すれば,制限状態は,

“制限されていない”へ戻ることが望ましい。

C.2 

クルーズ制御 

車両速度の単一の制御を提供する制御モード。

次に,リモートコマンドの受入れを開始するために交換するメッセージを説明する。

コマンドは,パラメータ,制御モードコマンド番号 1 及び制御値番号 1 だけを使用する。残りのパラメ

ータ,制御モードコマンド番号 2,制御値番号 2 及び制御制限番号 2 は,全て“全ビットが 1”の要求なし

状態に設定する。このコマンドでは,制御制限値なしの設定が必要で,パラメータ制御制限 1 は,

“全ビッ

トが 1”に設定する。

メッセージ 1−作業機が,クルーズ制御の現在のトラクタコマンド値を要求する。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御コマンド値 #1

FFFF

16

要求なし

バイト 5:

トラクタ制御制限コマンド #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御コマンド値 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限コマンド #2

FF

16

要求なし

メッセージ 2−トラクタは,リモート制御モードに移行せず応答する。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 10

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65034

(00FE0A

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #1

001

2

オペレータ制限/制御

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #2

111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御値応答 #1

600

実際速度 0.6 m/s


105

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

バイト 5:

トラクタ制御制限 #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御値応答 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限 #2

FF

16

要求なし

メッセージ 3−作業機が,クルーズ制御に設定点の調整を要求する。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御コマンド値 #1

600

現在の速度 0.6 m/s

バイト 5:

トラクタ制御制限コマンド #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御コマンド値 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限コマンド #2

FF

16

要求なし

メッセージ 4−制御モードに移行し,作業機からの設定点の調整を受け入れ後のトラクタ側の応答。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 10

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65034

(00FE0A

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #1

000

2

制限なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #2

111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御値応答 #1

600

実際速度 0.6 m/s

バイト 5:

トラクタ制御制限 #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御値応答 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限 #2

FF

16

要求なし

メッセージ 5−作業機が,速度変更を要求する。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254


106

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

予約 111

2

制限なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御コマンド値 #1

500

0.5 m/s

へ減速

バイト 5:

トラクタ制御制限コマンド #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御コマンド値 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限コマンド #2

FF

16

要求なし

メッセージ 6−トラクタは,速度変更要求を受け入れる。

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 10

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65034

(00FE0A

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #1

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #1

000

2

リモートモード

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #2

111

2

利用不可

バイト 3,4:

トラクタ制御値応答 #1

500

0.5 m/s

バイト 5:

トラクタ制御制限 #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御値応答 #2

FFFF

16

要求なし

バイト 8:

トラクタ制御制限 #2

FF

16

要求なし

C.3 PTO

定速速度及びクルーズ制御の組合せ 

車速及び PTO 定速速度を組み合わせた制御モード。

コマンドは,パラメータ,制御モードコマンド番号 1,制御値番号 1 及び制御値番号 2 を使用する。残

りのパラメータである制御モードコマンド番号 2 は,

“全ビットが 1”状態の“要求なし”へ設定する。こ

のコマンドは,PTO セクションを示す制御値番号 1,及びクルーズ制御セクションを示す制御値番号 2 に

よる二つのコマンドの一体化である。次の送受信は,リモート制御モードへ移行するための初期化のエン

トリーを省いているが,オペレータは,作業機が超過しようとする最大速度(5 km/h)を設定している状

態を示す。

作業機の要求

データ長:

8

バイト

データページ: 0


107

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #1

01010

2

 PTO

及びクルーズ複合

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御コマンド値 #1

4320

540/min

バイト 5:

トラクタ制御制限コマンド #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御コマンド値 #2

2000

2 m/s

(7.2 km/h)

バイト 8:

トラクタ制御制限コマンド #2

FF

16

要求なし

トラクタの応答

データ長:

8

バイト

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 10

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65034

(00FE0A

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #1

01010

2

 PTO

及びクルーズ複合

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #1

000

2

制限なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モード応答 #2

11111

2

要求なし

ビット 3∼1:

トラクタ制御制限ステータス #2

010

2

上位制限

バイト 3,4:

トラクタ制御値応答 #1

4320

540/min

バイト 5:

トラクタ制御制限 #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御値応答 #2

1389

1.389 m/s

(5 km/h)

バイト 8:

トラクタ制御制限 #2

FF

16

要求なし

C.4 

補助バルブのスリップ制御及びクルーズ制御 

補助バルブの流量変動による車両スリップ及び速度制御の複合制御を提供する制御モード。この例も,

初期の接続が完了した以下の作業機バス上のデバイスから送信されたメッセージを示す。

補助バルブスリップ制御コマンドは,パラメータ,制御モードコマンド番号 1 及び制御値番号 1 だけを

使用する。残りのパラメータ,制御モードコマンド番号 2 及び制御値番号 2 は,クルーズ制御のために使

用する。制御値番号 1 は,補助バルブ流量(バイト 3)

,補助バルブの状態及び番号(バイト 4)の要素か

ら構成する。これら二つのコマンド間に明確な優先権は存在しない。加えて,パラメータ設定が保持され

ていれば,コマンドパラメータ番号 1 及び番号 2 は逆にしてもよい。

作業機からのメッセージ

データ長:

8

バイト


108

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

データページ: 0

PDU

フォーマット: 254

PDU

特性: 11

デフォルト優先順位: 3

PGN

: 65035

(00FE0B

16

)

バイト 1:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #1

00111

2

バルブスリップ制御

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 2:

ビット 8∼4:

トラクタ制御モードコマンド #2

00001

2

クルーズ制御

ビット 3∼1:

予約 111

2

要求なし

バイト 3,4:

トラクタ制御コマンド値 #1

ビット 16∼9:

コマンドした補助バルブ流量値 25

流量 10 %

ビット 8∼5:

コマンドした補助バルブ状態 0001

2

押出し

ビット 4∼1:

コマンドした補助バルブ番号 0010

2

バルブ 2

バイト 5:

トラクタ制御制限コマンド #1

FF

16

要求なし

バイト 6,7:

トラクタ制御コマンド値 #2

1389

1.389 m/s

(5 km/h)

バイト 8:

トラクタ制御制限コマンド #2

FF

16

要求なし


109

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

附属書 D 
(参考)

トラクタ機能の作業機制御−制御の実装

作業機コマンド及びリモート制御メッセージの目的は,オペレータから作業機へ制御を転送するのでは

なく,むしろ,トラクタ全体の制御の枠組みに,作業機コントローラの能力を含めたメカニズムを提供す

ることである。これらのパラメータは,作業機コントローラによって高速制御ループ内では調整されない

ことを推奨する。任意の設定点変更への応答時間は,システム間で異なる CAN バス待ち時間及びフィル

タリング及び/又はトラクタ内の待ち時間などの複数の変動要因に依存する。

作業機からのヒッチポジションコマンドは,作業機の要求を開始する前にオペレータが設定した任意の

制限設定又は操作と合わせて,トラクタが調整したほうがよい要求である。オペレータの操作及び設定は

“動作範囲”を定義し,その範囲内でトラクタは作業機を動作させてよい。

ヒッチは,このコンセプトを説明するよい例である。ヒッチは,上限及び下限のポジションをオペレー

タが設定できる。加えて,ほとんどのシステムには,そのときのけん引力に基づいて,ヒッチのポジショ

ン上限及び/又は下限を連続して調整する“ドラフト−ミックス”のような設定がある。上限及び下限は,

一つの“範囲”を定義する。ドラフト−ミックスの論理は,ヒッチ動作の範囲を更に制限できる。これら

の設定は,作業機からのヒッチポジションコマンドを制限する。

作業機からのヒッチコマンドは,ヒッチの制限状態が解除すると,望むポジションへの移動を続けるの

で“持続的コマンド”とみなす。例えば,オペレータは,ドラフト−ミックスをより広い範囲に可能にす

るように調整する。

PTO

入切のようなコマンドは,

“一時的コマンド”とみなす。それらは実際一時的であり,すぐに条件

が満たされない場合は,コマンドはトラクタによって無視する。例えば,キャビン内の操作装置によって

PTO

が停止されている場合,PTO を入りにするコマンドは無視する。キャビン内の操作装置が,作業機の

PTO

入りを可能にするように操作した場合でも,作業機が新しい“入”コマンドを送信するまで PTO は入

りにはならない。

リヤヒッチのような“持続的コマンド”機能の外部からの制御を開始するには,作業機コントローラは,

最初に,リヤヒッチステータス PGN に含まれるヒッチポジションパラメータと同じ値を,ヒッチ及び PTO

コマンド PGN で送信しなければならない。トラクタがこのコマンドを受け入れる場合,リヤヒッチポジシ

ョン制限ステータスパラメータの中で,

“制限なし”(000)の値で応答する。

作業機コントローラが,制御を要求しないか又は機能の制御を打ち切るとき,トラクタへのコマンドで,

“要求なし”

“111”

)の値を送信しなければならない。

“一時的コマンド”機能(例えば,PTO)の初期化は,これと同様である。作業機は,コマンド PGN で

トラクタパラメータの現時点での値を送信しなければならない。トラクタが,対応要求ステータスで“外

部要求受付済み”と応答するとき,それ以下の作業機からのコマンドを受け入れて,それに応じて対応す

る。オペレータが操作するか又は外部コマンド機能を抑止する状態の場合は,常にトラクタは,対応する

要求ステータスパラメータで,

“ドライバ制御”又は“エラー”を報告することが望ましい。


110

B 9225-7

:2016 (ISO 11783-7:2009)

参考文献

[1]  JIS B 9225-10

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 10 部:タスクコントロー

ラ及び管理情報システムデータ交換

注記  対応国際規格:ISO 11783-10,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control

and communications data network

−Part 10: Task controller and management information system

data interchange

(IDT)

[2]  ISO 11898-1:2003

,Road vehicles−Controller area network (CAN)−Part 1: Data link layer and physical

signalling

[3]  SAE J1939

,Recommended Practice for a Serial Control and Communications Vehicle Network