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B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

2

4

  略語

2

5

  概要

2

5.1

  作業管理

2

5.2

  FMIS コンピュータの作業管理

4

5.3

  ワーキングセットの事前選択及び割当て

5

5.4

  タスクコントローラのインタフェースドライバ

5

5.5

  タスクコントローラのユーザインタフェース

5

6

  タスクコントローラの条件

6

6.1

  タスクの選択及び実行

6

6.2

  時間及び位置の記録

6

6.3

  パラメータグループからの記録パラメータ

7

6.4

  接続の初期化

7

6.5

  接続管理

8

6.6

  ネットワーク上でのデータ交換

11

7

  データ転送

17

7.1

  一般

17

7.2

  拡張可能なマーク付け言語

17

7.3

  拡張可能なスキーマ定義

18

7.4

  XML スキーマ定義

19

7.5

  XML 受渡し用データファイル

21

7.6

  バイナリデータ転送ファイル

23

7.7

  デバイス説明データ

28

附属書 A(規定)デバイス説明オブジェクト

33

附属書 B(規定)メッセージ定義

39

附属書 C(規定)XML 要素の関連図

50

附属書 D(規定)XML 要素及び属性

52


B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本農業機械工業会(JAMMA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


  

日本工業規格

JIS

 B

9225-10

:2016

(ISO 11783-10

:2009

)

農業機械−シリアル制御及び通信データ・

ネットワーク−第 10 部:タスクコントローラ及び

管理情報システムデータ交換

Tractors and machinery for agriculture and forestry-Serial control and

communications data network-Part 10: Task controller and management

information system data interchange

序文

この規格は,2009 年に第 1 版として発行された ISO 11783-10 を基とし,トラクタと作業機との間におけ

る通信制御技術を製造業者間で共通化するため,技術的内容及び構成を変更することなく作成した日本工

業規格である。

1

適用範囲

この規格は,農業用トラクタと,直装,半直装,けん(牽)引,又は自走作業機とのシリアルデータネ

ットワークの制御及び通信について規定する。その目的は,トラクタ又は作業機に直装するセンサ,アク

チュエータ及び制御素子と,情報保存・表示装置との間でのデータ転送形式並びに方法を標準化すること

である。

この規格は,タスクコントローラと電子制御ユニットとの間の通信に,必要なサービス及び要求を定義

するタスクコントローラアプリケーション層について規定する。ほ(圃)場管理コンピュータと通信する

ためのデータの書式,制御のために必要な計算方法,及び制御ファンクションに送信するためのメッセー

ジの書式についても規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 11783-10:2009

, Tractors and machinery for agriculture and forestry − Serial control and

communications data network

−Part 10: Task controller and management information system data

interchange

(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“一致している”こ

とを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 9225-3

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 3 部:データリンク層

注記  対応国際規格:ISO 11783-3,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and


2

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

communications data network

−Part 3: Data link layer(IDT)

JIS B 9225-5

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 5 部:ネットワーク管理

注記  対応国際規格:ISO 11783-5,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and

communications data network

−Part 5: Network management(IDT)

JIS B 9225-7

  農業機械−シリアル制御及び通信データ・ネットワーク−第 7 部:作業機メッセージア

プリケーション層

注記  対応国際規格:ISO 11783-7,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and

communications data network

−Part 7: Implement messages application layer(IDT)

ISO 11783-1

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 1: General standard for mobile data communication

ISO 11783-6

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 6: Virtual terminal

ISO 11783-11

,Tractors and machinery for agriculture and forestry−Serial control and communications data

network

−Part 11: Mobile data element dictionary

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 11783-1 による。

4

略語

この規格で用いる略語は,ISO 11783-1 による。

5

概要

5.1

作業管理

移動作業機制御システムには,主要な二つの作業管理の目的がある。

一つは,トラクタ,作業機,センサシステム,作業者及び用いる生産物を含めた農業資源の管理である。

農業経営者は,資源利用の計画及び評価をすることが可能であり,生産物の在庫使用を自動的に制御がで

き,かつ,機械類の状況及び状態を追跡できる。これら作業機などのリソース指示子は,データのコード

化及び箇条 に規定するように,データ転送ファイルの一部としてグローバルに転送する。

もう一つの目的は,ほ場で行われる農業活動の管理である。この活動は,一つのほ場で一人の農業経営

者又は顧客から請け負ったコントラクタが行ってきた計画された全ての作業を区別するために,タスクに

よって記載される。

データ転送は,双方向で可能である。計画されたタスクは,移動作業機制御システム[Mobile Implement

Control System: MICS

(以下,MICS という。

]のタスクコントローラへ送られ,作業の結果は農業経営情

報システム[Farm-Management Information System: FMIS(以下,FMIS という。

]へ送り返される。タスク

は,FMIS 及び MICS の両方で作成できる。

作業管理は,次のワークフロをもつ。

a)

5.2

に規定するように,農業経営者又はコントラクタが FMIS コンピュータのソフトウェアを操作して

ほ場作業を計画し,コード化したデータを保持する。

b)

タスクデータを拡張可能マークアップ言語[eXtensible Markup Language: XML(以下,XML という。

フォーマットへ変換する。


3

B 9225-10

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c)

計画した作業を完了するために,使用する作業機,又はセンサシステムに必要なデータに,ほ場作業

計画ソフトウェアによって作成されたタスクデータを割り当てる。このステップは,オプションであ

る。

d)  5.4

に規定するように,FMIS から MICS のタスクコントローラへ,タスクデータを転送する。

e)

タスクコントローラは,プロセスデータメッセージを作業機上の電子制御ユニット(以下,ECU とい

う。

)へ送信するために,タスクデータを使用する。

f)

タスクコントローラは,タスクデータに明記されたデータ記録トリガによってデータを収集する。

g)

収集データを FMIS へ転送する。収集データは,XML フォーマット又は独自フォーマットとすること

ができる。このステップでは,独自フォーマットの XML フォーマットへの変換も行う。

h) XML

ファイルを読み込み,データの保持及び評価を行うために FMIS フォーマットへ変換する。

図 は,FMIS コンピュータ及び ISO 11783 規格群によって構成された作業機に搭載された ECU の間で

のインタフェースを示す。


4

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

1

経営情報システム

2

作業機構成データ

3 XML

フォーマット

4

タスクコントローラ構成プログラム

5

タスクコントローラインタフェースドライバ

6

タスクコントローラデータキャリア

7

ISO 11783

規格群タスクコントローラ

8

ISO 11783

規格群ネットワーク

9

ISO 11783

規格群制御ファンクション

10 FMIS

(農業経営情報システム)

11 MICS

(移動作業機制御システム)

12

標準化されていない。

13

データ転送ファイルを使用した標準化されたデータ

転送

14

標準化又は独自データフォーマット

15  ISO 11783

規格群ネットワーク内での標準化データ

転送

図 1−タスク管理を行う要素及びインタフェース

5.2

FMIS

コンピュータの作業管理

作業管理は,FMIS の一部であり,ほ場作業の計画及び評価を担当する。タスクは,何を,どこで,ど

のように,誰が,及びいつ行うかという作業の内容を明記する。

FMIS

と MICS との間の転送データ量は,営農組織の管理条件によって決まる。ほ場作業の記録だけに

用いる場合は,作業管理は,作業履歴のデータのファイル化に使用できる。この目的のために,コード化

データだけを FMIS から MICS へ転送する必要があり,タスクは,作業に必要な作業機などのリソースを

選択することで MICS 上に作られる。


5

B 9225-10

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この場合,MICS から FMIS へのデータ転送ファイルだけがタスクを含む。FMIS 上でタスクが計画する

組織では,これらは,コード化データとともに,FMIS から MICS へのデータ転送ファイルに含まれる。

これらの計画されたタスクは,単なるリソースの利用計画の配分だけでなく,ほ場内で場所に応じた作業

を行うための地理情報までを含めることができる。

5.3

ワーキングセットの事前選択及び割当て

移動システム内の任意のデバイスは,そのワーキングセットマスタの NAME だけで,独自に識別できる。

FMIS

で行うデバイスの事前選択は,計画するタスクによる。デバイスのタイプ若しくはファンクション,

固有のデバイス,又は特定製造業者のデバイスをも割り当てることが必要になることもある。デバイス割

当て XML 要素は,使用するワーキングセットについての計画割当てを含んでもよい。この情報は,特定

又は不特定な値域を定める。

ワーキングセットマスタ NAME 値の XML 属性は,JIS B 9225-5 に定義する制御ファンクションの 8 バ

イトの NAME を含む。ただし,全ての NAME 要素を規定する必要はなく,NAME 中のある要素だけ,移

動ネットワーク上のデバイスを決定するために定義する必要がある。移動システムで適切なデバイスを選

択するための情報を含むワーキングセットマスタ NAME 値の個別要素は,

ワーキングセットマスタ NAME

マスク XML 属性に格納するビットセットによってマスクされる。NAME 構造中の各要素の全ての異なる

組合せは,論理積を用いて有効なデバイス選択を説明できる。FMIS 上で,これらのマスキングは,シン

ボルとしてコード化できる場合がある。事前選択の情報を FMIS 上のタスクに設定する場合,移動システ

ムでのタスク処理に使用するワーキングセットは,XML 属性のデバイス ID 参照として格納されているの

で,移動システム上で上書きはされない。

5.4

タスクコントローラのインタフェースドライバ

インタフェースファイルを作成後,タスクコントローラの製造業者のタスクコントローラドライバは,

農場のコンピュータで起動する。このドライバは,任意のメモリカード又は無線リンクを介して,その独

自データフォーマット又はこの規格の XML フォーマットと,データキャリアとを使用する MICS の一部

であるタスクコントローラへのデータ転送を担当する。ISO 11783 規格群ネットワーク上でのメッセージ

のデータ転送ファイルデータの変換は,モバイルシステム及び FMIS 間の転送種類と同様に,標準化の対

象ではない。作業機固有の指示値設定データを作成するため,このドライバは,製造業者から供給するデ

バイス説明データを追加及び使用できる。

5.5

タスクコントローラのユーザインタフェース

タスクコントローラは,ユーザとの情報をやり取りする方法を提供できる。ユーザとのやり取りは,仮

想端末又は他のインタフェースを介してできる。オペレータインタフェースは,設計者の意図に応じて,

非常に簡単なものから詳細なものまで,幅をもつ。例えば,自動的に実行する単独タスクだけをサポート

する単独タスクコントローラは,ユーザとのやり取りが不要な場合もある。より高度なタスクコントロー

ラは,追加のオペレータインタフェースを提供できる。

例えば,次による。

−  リストからタスク選択

−  タスクの開始/停止/再開

−  タスク修正

−  タスク作成

−  新コード化データ追加

ユーザインタフェースを介して,オペレータは合理的な方法でタスクを実行するために,特別な環境又


6

B 9225-10

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はイベントに対処できる。オペレータは,タスク及びそれら構成機器の状態及び結果についても知ること

ができる。オペレータは,農業経営者に作業確認を提示できる。

6

タスクコントローラの条件

6.1

タスクの選択及び実行

タスクコントローラは,データ転送ファイルに含まれたタスクを選択し,実行する機能を提供しなけれ

ばならない。個別タスクの選択は,オペレータインタフェースを介してオペレータが行うか,又はタスク

コントローラによって自動的に行うかのいずれかである。タスク選択の方法は,この規格には規定されて

いない。タスクコントローラの設計者は,いかにタスク選択を実装するかを自由に決定できる。タスクの

開始及び停止を提供する方法は,標準化の対象ではない。また,この機能は,タスクコントローラの設計

者が決定する。

ユーザは,移動作業機制御システムを用いて,タスクを必ず選択しなければならない。ユーザがタスク

を選択しなかった場合は,タスクコントローラはタスク選択をオペレータに促すか,又は自動的にタスク

を選択しなければならない。

タスク状態は,

表 の定義による。

表 1−タスク状態

初期

タスクは,FMIS で準備されたが,MICS では未処理である。

実行

タスクは,MICS で現在処理中である。同時にタスクコントローラ当たり一つのタスクだけがアクティブ

である。

中断

タスクは,これまで実行していたが,現在は実行しておらず,まだ完了していない。

完了

a)

タスクは完了している。この状態は,オペレータだけが設定でき,MICS で自動的には設定できない。

a)

完了したタスク状態は,任意である。タスクコントローラによっては,この状態をサポートしなくてもよい。

6.2

時間及び位置の記録

タスク処理中に発生するイベントへ,日付,時間,GPS 位置データなど,幾つかのオプション情報の割

当てが必要となる場合がある。これは,例えば GPS の位置に関連したコメント及び/又はフラグの割当て,

作業者の割当て,交換など,XML 要素の相互接続を反映したイベントなどがある。他のイベントは,タス

ク関連ワーキングセットからの受信処理データ変数値の記録を基にし,日付,時間及び位置情報とともに

提供しなければならない。

割当てスタンプ及び時間 XML 要素は,必要に応じて現地時間及び日付の幾つかの XML 要素への割当て

を可能にする。これらの XML 要素は,イベントが計画又は達成されたかどうかを明記するために,計画

された時間又は実際の時間にできる。さらに,時間 XML 要素内のタスクレベルでだけ,そのような準備

時間,無効時間,修理時間,解除時間など,より詳細な時間形式が定義される。全ての時間及び日付の値

は,この XML 要素内部の現地時間及び日付の値でなければならない。

必要に応じて,割当てスタンプ及び時間 XML 要素は,GPS 関連の情報が含む位置 XML 要素を含める

ことができる。複数のプロセスデータ値を割り当てできるようにするために,時間 XML 要素は,複数の

データ記録 XML 要素を含めることができる。タスク内に格納するこれらのデータ記録値の数は,合計又

は単一インスタンスの値に限定されなければならない。データ記録値の数が多い場合は,時間記録 XML

要素及びバイナリ形式の記録ファイルの使用を定義する。

全てのプロセスデータに関連した記録データは,別ファイルとしてバイナリ形式で格納できる。バイナ


7

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リファイルへの参照は,時間記録 XML 要素で設定するのが望ましい。時間記録 XML 要素は,データ転送

ファイルに属するタスクセットの名前空間内部で固有名称をもつ外部ファイルを参照するものであり,タ

スクごとに多くの時間記録 XML 要素が存在できる。ファイル名の接頭語は,タスクコントローラで固有

であることを保証しなければならない。

各々の時間記録のファイル定義によって,2 種類のファイルが作成される。一つ目はバイナリデータを

含むもので,もう一つはバイナリデータセットの XML コード化されたヘッダ構造を含む。ヘッダ構造は,

バイナリレコード当たりの最大データを定義し,バイナリデータの正しい解釈を可能にする。バイナリフ

ァイルのファイル名拡張子は,

“.bin”及び XML ヘッダ構造ファイルのファイル名拡張子は“.xml”でな

ければならない。

6.3

パラメータグループからの記録パラメータ

プロセスデータ変数の値に加えて,他のパラメータグループからの値,又はパラメータはタスクコント

ローラで記録できる。データ記録トリガ及びデータ記録値 XML 要素は,どのパラメータグループから値

を記録するかを規定する属性を含む。これらの属性は任意である。これらの属性を規定する場合には,デ

ータ記録トリガ又はデータ記録値での DDI(Data Dictionary Identifier)属性が,パラメータグループ番号値

(DDI=0xDFFE

16

)に設定されなければならない。各パラメータグループは,複数の値を含むことができ

る。

したがって,タスクコントローラがプロセスデータ変数以外のパラメータグループからのデータを記録

するときには,パラメータグループ番号及び CAN データフレームのデータフィールドから単一の値を取

得する開始ビット及び停止ビットの両方を指定しなければならない。この値のサイズは,最大 32 ビットで

データ記録値 XML 要素内のデータ記録値属性として格納する。

タスクコントローラがパラメータグループからのデータを記録するとき,デバイス要素を参照する必要

がある。この記録データが,プロセスデータ変数以外のパラメータグループから発信する場合,デバイス

が制御ファンクション NAME をもち,記入されたワーキングセットマスタ NAME の XML 属性と,この

デバイスのデバイス要素を定義しなければならない。これらのデバイス及びデバイス要素 XML 要素は,

タスクコントローラが作成することができるか,又は FMIS によって提供することができる。

6.4

接続の初期化

電源投入の際には,6.4.1 及び 6.4.2 で規定するように初期化し,

図 に示すように,タスクコントロー

ラ及びワーキングセットの適切な初期化を確実にするために,決まった順番でイベントを発生しなければ

ならない。

6.4.1

タスクコントローラの初期化

タスクコントローラは,次の初期化を完了しなければならない。

a)

タスクコントローラは,JIS B 9225-5 に従って,アドレスクレーム手順を完了しなければならない。

また,グローバル発信先アドレス(255)へ,アドレスクレームのための要求を送信しなければならな

い。

b)

タスクコントローラは,アドレスクレーム手順を完了後,6 秒間待機しなければならない。

c)

タスクコントローラは,タスクコントローラステータスメッセージの送信を開始しなければならない。

d)

タスクコントローラは初期化し,かつ,デバイス説明オブジェクトをロードするために,ワーキング

セットを許可しなければならない。

6.4.2

タスクコントローラ及びワーキングセットの初期化

ワーキングセットは,次の初期化を完了しなければならない。


8

B 9225-10

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a)

ワーキングセットは,JIS B 9225-5 に従って,アドレスクレーム手順を完了しなければならない。

b)

ワーキングセットマスタは,アドレスクレーム手順を完了後,6 秒間待機しなければならない。

c)

ワーキングセットマスタは,タスクコントローラがタスク制御ステータスメッセージの送信を開始す

るまで待機しなければならない。

d)

ワーキングセットマスタは,JIS B 9225-7 に規定するワーキングセットマスタ及びワーキングセット

メンバメッセージを使い,それ自身及びそのメンバをタスクコントローラに識別させなければならな

い。

ワーキングセットマスタは,これらメッセージを他の目的のために送信してもよい(例えば,バー

チャルターミナル初期化)

e)

ワーキングセットマスタは,ワーキングセットタスクメッセージの送信を開始しなければならない。

f)

ワーキングセットマスタは,必要に応じて,その能力を決定するためにタスクコントローラに照会し

てもよい。

g)

ワーキングセットマスタは,バーチャルターミナルに言語及びフォーマットメッセージを要求しても

よい。

h)

ワーキングセットマスタは,そのデバイス説明オブジェクトプールが既に存在するかどうかを判断す

るために,タスクコントローラを照会しなければならない。

i)

ワーキングセットマスタは,次のいずれかを行わなければならない。

1)

タスクコントローラで既存のデバイス説明を起動する。

2)

オブジェクトプールのサイズに応じて,

附属書 に示すメッセージ及びトランスポートプロトコル

JIS B 9225-3 参照)又は拡張トランスポートプロトコル(ISO 11783-6 参照)のいずれかを使用し

て,デバイス説明オブジェクトプールのタスクコントローラへの転送を開始して完了し,タスクコ

ントローラでタスクコントローラデバイス説明を起動する。

6.5

接続管理

タスクコントローラは,2 秒間隔で周期的にタスクコントローラステータスメッセージを発信しなけれ

ばならない。また,タスクコントローラは,タスクステータスが変更する,又は他のタスクコントローラ

のステータスメッセージバイトのいずれかの値が変化するときは,いつでも直ちにタスクコントローラス

テータスメッセージを送信する。ただし,タスクコントローラステータスメッセージの間隔は,少なくと

も 200 ms でなければならない(したがって,タスクコントローラステータスメッセージの最大伝送速度は

5 Hz

である。

このメッセージは,現在のタスクの状態を示し,発信先指定でグローバルアドレスへ送信する。ワーキ

ングセットマスタが,このメッセージを 6 秒間受信しない場合,タスクコントローラが制御不能でシャッ

トダウンした可能性があることを推定して,ワーキングセットタスクメッセージの送信を停止する。ワー

キングセットは,初期化手順を再開始してタスクコントローラへの接続を再確立してもよい。

タスクコントローラと接続を保持する全てのワーキングセットマスタは,2 秒間隔で周期的にワーキン

グセットタスクメッセージをタスクコントローラへ送信し,それらの存在を示さなければならない。ワー

キングセットマスタは,ワーキングセットタスクメッセージを送信する前のアドレスクレーム手順の終了

後,少なくとも 6 秒間待機しなければならない。この時間アウトは,タスクコントローラがワーキングセ

ットの再開始を検出することを可能にする。タスクコントローラが,少なくとも 6 秒間このメッセージを

受信しない場合,ワーキングセットが制御不能でシャットダウンした可能性があることを推定する。

タスクコントローラステータスメッセージ及びワーキングセットタスクメッセージの定義は,

附属書 B


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B 9225-10

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による。

ワーキングセットが再開始するとき,又はタスクが実行中でアクティブの間にタスクコントローラへ開

始又は接続するとき,タスクコントローラは,ワーキングセットのデバイスディスクリプタのアップロー

ド及び起動を受理し,このワーキングセットに適切な測定コマンドを発信しなければならない。


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B 9225-10

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図 2−初期化及び接続シャットダウン

発信 ECU

オプション:VT から

の位置情報入手

ネットワーク

ブロードキャスト

TC

(タスク

コントローラ)

アドレスクレーム

TC

状態(2 秒間隔)

ワーキングセットマスタ

アドレスクレーム

TC

状態(2 秒間隔)

ワーキングセットマスタ

ワーキングセットメンバ

ワーキングセットタスクメッセージ開始(2 秒間隔)

バージョン要求

バージョン

バージョン要求

バージョン

言語リクエスト

言語

構造ラベル要求

構造ラベル

ローカライゼーションラベル要求

ローカライゼーションラベル

プール転送方法その 1

オブジェクトプール転送オペレーション(TP/ETP)

オブジェクトプール起動

TC

ステータス

(ビジー)

(2 秒間隔)

オブジェクトプール起動応答

TC

ステータス

(ビジー)

(2 秒間隔)

プール転送方法その 2

オブジェクトプール起動

オブジェクトプール起動応答

TC

ステータス

(ビジー)

(2 秒間隔)

TC

ステータス

(ビジー)

(2 秒間隔)

TC

による

プールの認証

TC validates

pool

タスク稼動にワーキングセット利用可

データ転送ファイルへデバイス説明の追加

タスクへのデバイス割当て及び割当てスタンプの追加(タスクが有効な場合)

測定開始(タスクが有効な場合)

プロセスデータ値(タスクが有効な限り)

TC

はタスク中のデバイス割当て及び割当て

スタンプを閉じる(タスクが有効な場合)

ワーキングセットタスクメッセ

ージが 6 秒間受信しない場合

プロセスデータ値送信停止

(測定が有効な場合)

TC

ステータスメッセージが

6

秒間受信しない場合

ワーキングセットメンバ


11

B 9225-10

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6.6

ネットワーク上でのデータ交換

タスクコントローラは,デバイスを制御するため,データ転送ファイルからのデータをプロセスデータ

メッセージに変換する。これらのプロセスデータメッセージは,参加しているワーキングセットの制御フ

ァンクションへ送信されたコマンド及び値を含む。タスクコントローラは,ISO 11783 規格群ネットワー

ク上でプロセスデータメッセージが要求されたアドレスヘ送信するように,スケジュールを構成する処理

を行う。これらの処理例としては,タスクコントローラがアプリケーショングリッド内のワーキングセッ

ト要素の位置を調べ,その応答時間を考慮して,関係するデータをこのワーキングセットへ送信するなど

の,位置情報に応じた可変制御がある。反対に,これらをデータ転送ファイルへ戻すために,タスクコン

トローラは,参加するワーキングセットメンバから送信されたプロセスデータメッセージを処理して,こ

れらのプロセスデータ変数をタスクデータへ変換する。

全ての ISO 11783 規格群ネットワーク上のタスクコントローラ固有のデータ交換は,プロセスデータメ

ッセージに基づく。

タスクコントローラは,タスクデータファイルに指定されていないプロセスデータ変数を含むプロセス

データメッセージを作成できる。プロセスデータメッセージは,参加するワーキングセットの制御ファン

クションのオペレーション及びデータロギングを制御する。タスクコントローラは,ワーキングセット制

御ファンクションでサポートするプロセスデータ変数の送信又は要求だけをしなければならない。このタ

イプの制御例は,ワーキングセットの制御ファンクションを制御するためにセンサシステムの利用及び空

間的な作業記録の使用である。

6.6.1

位置情報に応じた作業

位置情報に応じた作業は,タスクコントローラが実際の位置に応じたプロセスデータメッセージを送信

するようにスケジュールを構成する必要がある。プロセスデータ変数 XML 要素の定義と実際の位置との

マッチングのために,位置情報に応じた作業用のプロセスデータのジオメトリをタスクデータ内で指定し

なければならない。ジオメトリの定義は,グリッドセル又は多角形のいずれかであり,固有の識別子を指

定しなければならない。グリッドセル及び多角形は,位置情報に応じた作業用のプロセスデータ変数が関

係する処理ゾーンによる。関連するデバイス要素が新しい処理ゾーンへ入ると,処理ゾーンに関連付けら

れている新しい設定値が,ISO 11783 規格群ネットワークで適切なワーキングセットマスタへ送信する。

ジオメトリ定義のうち,グリッドセルは,一定の長さ及び幅寸法をもつ。グリッドセルの位置は,グリ

ッドセルが属するグリッドの原点と相関する。グリッドセルの構造及び識別は,XML 要素のグリッド及び

グリッドセルで指定する。多角形は,不規則な形の処理ゾーンを定義するために使うことができる。XML

要素の多角形,連続線及び地点は,処理ゾーンのこのタイプの定義に使うことができる。

図 は両タイプ

の処理ゾーンの定義を示し,

図 はより詳細なグリッド定義を示す。


12

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

1

ほ場外形

2

個別ほ場 A

3

個別ほ場 B

4

グリッドセル

5

多角形

6

処理ゾーン 1

7

処理ゾーン 2

8

処理ゾーン 3

図 3−フレーム個別ほ場,グリッドセル,多角形,及び処理ゾーンの関係

XML

データの定義内では,グリッドは常にグリッドセルで完全に充塡されなければならない。これは,

グリッドセルに対し定義された,インデックス,列及び行のような情報がないことを意味する。グリッド

自体は,グリッド最大列及びグリッド最大行属性,グリッド北方向座標最小値及びグリッド東方向座標最

小値,並びに各グリッドセルの大きさによって定義する。階層構成的な XML 構造内でのグリッドセル順

番付けは,常に,グリッド北方向座標最小値・グリッド東方向座標最小値で始まり,行ごとにグリッド東

方向座標最小値の列で毎回始まり,列の昇順で東に移動し,次に各行が北上するように昇順に進む。

図 4

は,グリッド及びそのグリッドセルの例による。


13

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

1

グリッドセル

2

ほ場外形

3

原点:グリッド北方向座標最小値,グリッド
東方向座標最小値

4

フレーム最大北位置・フレーム最大東位置

5

最初のグリッドセル(行 0 及び列 0)

6

最終のグリッドセル(行 7 及び列 13)

7 14

番目のグリッドセル(行 0 及び列 13)

8

処理ゾーン

a)

グリッドセル北方向サイズ

b)

グリッドセル東方向サイズ

c)

グリッド列のサイズ

d)

グリッド行のサイズ

図 4−個別ほ場のグリッドフレームの定義

多角形が重複するとき,タスクコントローラは,示された位置の外側の多角形定義を常に使用しなけれ

ばならない。各内部境界は,外側の多角形中の空白を描いている。

グリッドセルの定義データは,必要に応じて別々のファイルとしてバイナリ形式で,かつ,タスク固有

の方法で格納できる。別ファイルへの参照情報は,XML 要素のグリッド内に示される。定義データは,タ

スクごとに一つだけグリッド XML 要素が存在でき,データ転送ファイルの全タスクに対して固有な名前

の接頭辞からなるバイナリ及び XML ファイルのそれぞれを参照できる。グリッドファイル名は,一意で

あるように FMIS によって保証されなければならない。各グリッドファイルの定義は,二つの別ファイル

となる。一方は,バイナリデータ,他方はバイナリデータセットの構造体を XML コード化したものであ

る。ヘッダ構造体レコードは,バイナリレコード当たりの最大データを定義し,バイナリデータの正しい

解釈を可能にする。バイナリファイルの拡張子は,

“.bin”に設定され,XML ヘッダ構造ファイルの拡張子

は,

“.xml”に設定する。

6.6.2

データ記録

タスクコントローラは,データを記録して FMIS にもち帰るためにも使用できる。この目的のために,

プロセスデータ変数の値を ISO 11783 規格群ネットワーク上で要求できる。データ記録トリガは,FMIS

を用いてタスクコントローラへのデータ転送ファイル内で指定できる。タスクコントローラは,これらの

データ記録トリガからプロセスデータ測定コマンドに変換,及び応答したプロセスデータ変数値を記録す

る責任がある。プロセスデータ測定コマンドは,起動及びタスクを再開した後,タスクコントローラによ

a) 

b) 

c) 

d) 


14

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

って送信する。要求されたプロセスデータ変数の実際の値は,タスクがアクティブであれば,関与するワ

ーキングセットメンバが提供する。タスクが一時停止されたときには,実測値の送信は停止され,タスク

コントローラの測定はキャンセルする。ワーキングセットが,データロギング用のタスクコントローラに

よって,要求されたよりも多くのデータを送信する際,これらの追加データは,タスクコントローラでは

無視されなければならない。

附属書 のデータ記録トリガ XML 要素の説明は,データ記録トリガの使用

に関して詳しく記載している。

合計値を要求するデータ記録メソッドが指定されたデータ記録トリガは,タスクコントローラが合計値

を取得するために使用しなければならない。

それぞれの合計値は,タスク中に時間 XML 要素に,一度保存しなければならない。これに加えて,合

計値は,時間記録に関連するデータ記録ファイルには,より頻繁に格納できる。タスクが再開すると,タ

スクコントローラは,これまでの合計値からカウントを継続するために,ワーキングセットに時間 XML

要素に格納されている合計値を送付しなければならない。合計値は,タスクが停止したときに,最新の合

計値を得るために,タスクコントローラによってワーキングセットから取得してもよい。

また,合計値を表すプロセスデータ変数が,周期的にプロセスデータメッセージとしてタスクコントロ

ーラに転送するときには,合計値の問い合わせは不要な場合がある。デバイスプロセスデータオブジェク

トは,合計値を取得するデータ記録トリガメソッドを設定可能でなければならない。

開始・再開・一時停止タスクイベントに関する全動作の定義は,次による。

a)

タスク開始:ワーキングセットをリセットし,その合計をゼロにする。

b)

タスク一時停止:タスクコントローラは,全てのワーキングセットからの合計を収集し,全ての合計

はそれらの値を保持する。

c)

タスク再開:これは,ワーキングセットの開始イベントと同様に扱う。タスクが再起動した後に,タ

スクコントローラは,全ての合計を以前に保存された合計値に構成し,これらの値をプロセスデータ

変数値として全ての適切なワーキングセットマスタへ送信し,ワーキングセットはこれらの値から係

数を開始する(タスクコントローラは,以前に収集された合計を追跡する責任がある。

合計値アクティブビットの非アクティブからアクティブへの状態の変更を示すステータスメッセージは,

タスクコントローラの合計値を構成する前に送信しなければならない。合計値アクティブビットが非アク

ティブへの状態の変更を示すタスクコントローラのステータスメッセージは,最終的な合計値が要求され

る前に送信しなければならない。

あるデバイスの各プロセスデータ変数は,タスクコントローラによって要求されたり,記録されたりす

る。記録するプロセスデータ変数の量及び形式は,データ記録トリガ XML 要素によって指定する。この

データ記録トリガ XML 要素は,どのプロセスデータ変数が,特定のデバイス素子から必要とするかを正

確に指定できる。又は,デフォルトのデータ記録構造では,デフォルトプロセスデータ要求 DDI=DFFF

16

と呼ばれるプロセスデータ変数が指定される。データ記録トリガ XML 要素のプロセスデータ変数の識別

子(DDI)を用いて,タスクコントローラは,指定したデバイスにそのデフォルトの測定メソッドで,全

てのデフォルトのプロセスデータ変数の値を送信するように要求することを指令する。デフォルトプロセ

スデータ要求は,デバイスのデバイス要素だけ要求を受け付けることができる。タスクコントローラは,

デフォルトのプロセスデータ変数値の送信を要求するために,DDI=DFFF

16

を用いた要求値コマンドを使

用する。デバイスのデフォルトセットに属するプロセスデータ変数値のセットは,デバイス説明で明示さ

れている。


15

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

デバイス説明が,デフォルトセットの一部にある特定のデバイスプロセスデータオブジェクトを明示す

るとき,デフォルトプロセスデータ要求 DDI をもつデバイスプロセスデータオブジェクトは,そのデバイ

スのデバイス説明に含まれなければならない。このデバイスプロセスデータオブジェクトのプロセスデー

タトリガメソッド属性は,1F

16

に設定しなければならない。

例 1

デフォルトプロセスデータ要求 DDI 及びデフォルトのデータセットを含むデバイス説明:

<DVC A="DVC1" B="Tiller" C="1.02*" D="A00484000B2CAF13" F="32A0FE34A56F00" G="FF000000006E65">

<DET A="DET1" B="1" C="1" E="0" F="0">

  <DOR

A="2"/>

  <DOR

A="3"/>

  <DOR

A="4"/>

  <DOR

A="5"/>

  <DOR

A="6"/>

 </DET>

<DPD A="2" B="74" C="2" D="16" E="Area" F="9"/>

<DPD A="3" B="77" C="2" D="16" E="Time ON" F="7"/>

<DPD A="4" B="8D" C="1" D="3" E="Work ON/OFF"/>

<DPD A="5" B="43" C="1" D="3" E="Width" F="8"/>

<DPD A="6" B="DFFF" C="0" D="31"/>

<DVP A="7" B="0" C="2.777778E-04" D="2" E="hr"/>

<DVP A="8" B="0" C="1.000000E-03" D="1" E="m"/>

<DVP A="9" B="0" C="1.000000E-04" D="2" E="ha"/>

</DVC>

この例では,プロセスデータ DDI の 8D

16

及び 43

16

は,データのデフォルトセットの一部である。この

デバイスは,オブジェクト ID 6 で DPD(デバイスプロセスデータ)によって示される,デフォルトプロ

セスデータ要求の構造をサポートする。

例 2

データ転送ファイル内のタスクでデフォルトプロセスデータ要求のデータ記録トリガ:

<TSK A="TSK1" E="PFD1" G="3">

<DLT A="DFFF" B="31"/>

</TSK>

この例では,タスクは,接続されたワーキングセットがデフォルト要求のプロセスデータ構造をサポー

トするときに,デフォルトデータを要求することを示している。

データロギング中は,DDI の送信の周期が異なる場合,及び値要求コマンドに対する応答時間遅延が異

なる場合がある。タスクコントローラが特定の時間間隔でプロセスデータ変数の値を記録するために,次

のルールを適用する。

a)

時間及び位置データは,時間又は時間記録インスタンスごとに,少なくとも一回は記録しなければな

らない。

b)

各プロセスデータ変数の値は,時間又は時間記録インスタンスごとに,少なくとも一回は記録しなけ

ればならない。データロギングがタスクコントローラの能力のために,低周期でしか記録できない場

合は,記録する値は,タスクコントローラの設計に依存する。

c)

タスクコントローラが,DDI から与えられる最大更新周波数でデータロギングできる場合,新しいデ


16

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

ータ記録レコードは,次にこの DDI を受信するたびに開始されなければならない。この DDI の値を

受信する間に,受信するほかの全てのプロセスデータ値は,現在のレコードに記録する。

d)

受信されたプロセスデータ値は,最大でも 1 回しかレコードに記録できない。新しい値が次のレコー

ドのため用意できない場合は,値はその DDI で記録してはならない。

これらのルールに従い,同じレコードに記録された複数のデータ値は,二つのレコードの間に存在する

時間差を最大の時間差として分割によって分離できる。幾つかの DDI が一緒にグループ化する必要がある

場合,プロセスデータ変数の記録カウント(DDI=0093

16

)を,関連するプロセスデータの変数値のロギン

グデータのうち,最大更新周波数のものに対して使用しなければならない。

例 3  プロセスデータ変数 DDI“A”が最も高い更新頻度をもち,プロセスデータ変数 DDI“B”及び

“C”は,現在のデータ記録に追加される。

ワーキングセットが,DDI A

1

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 1 に A

1

値を格

ワーキングセットが,DDI B

1

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 1 に B

1

値を追

ワーキングセットが,DDI A

2

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 1 を閉じて,デ

ータ記録 2 に A

2

値を格納

ワーキングセットが,DDI C

1

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 に C

1

値を追

ワーキングセットが,DDI A

3

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 を閉じて,デ

ータ記録 3 に A

3

値を格納

ワーキングセットが,DDI A

4

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 3 を閉じて,デ

ータ記録 4 に A

4

を格納

例 4  ワーキングセットは,グループプロセスデータ変数 DDI を分類する。すなわち “A”“B”“C”

及び“D”

ワーキングセットが,DDI LC

1

の値を送信:  タスクコントローラは,データ記録 1 に DDI LC

1

値を格納

ワーキングセットが,DDI A

1

の値を送信:

タスクコントローラは,データ記録 1 に A

1

値を

追加

ワーキングセットが,DDI B

1

の値を送信:

タスクコントローラは,データ記録 1 に B

1

値を

追加

ワーキングセットが,DDI C

1

の値を送信:

タスクコントローラは,データ記録 1 に C

1

値を

追加

ワーキングセットが,DDI D

1

の値を送信:

タスクコントローラは,データ記録 1 に D

1

値を

追加

ワーキングセットが,DDI LC

2

の値を送信:  タスクコントローラは,データ記録 2 に DDI LC

2

値を格納

ワーキングセット 1 が,DDI A

2

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 に A

2

値を

追加

ワーキングセット 1 が,DDI D

2

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 に D

2

値を


17

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

追加

ワーキングセット 1 が,DDI B

2

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 に B

2

値を

追加

ワーキングセット 1 が,DDI C

2

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 2 に C

2

値を

追加

ワーキングセットが,DDI LC

3

の値を送信:  タスクコントローラは,データ記録 3 に DDI LC

3

値を格納

ワーキングセット 1 が,DDI D

3

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 3 に D

3

値を

追加

ワーキングセット 1 が,DDI B

3

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 3 に B

3

値を

追加

ワーキングセット 1 が,DDI C

3

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 3 に C

3

値を

追加

ワーキングセット 1 が,DDI A

3

の値を送信: タスクコントローラは,データ記録 3 に A

3

値を

追加

FMIS

は,記録カウントに基づき,DDI の A,B,C 及び D の全てが,同じグループに属することを決定

できる。グループが送信する前に,新しいデータ記録が常に開始する。

7

データ転送

7.1

一般

FMIS

と MICS との通信は,データ転送ファイルに基づく。各 XML データ転送ファイルは,XML 定義

バージョン 1.0 に基づいて書式が定められる。XML ファイルは,テキストだけを含み,UTF-8 でコード化

されている(参考文献[1])

。必要に応じて,グリッドセルの定義又は記録されたプロセスデータは,バイ

ナリ符号化データファイルとして,データ転送ファイルセットの一部とすることができる。全てのファイ

ルは,同じディレクトリに含まれなければならない。

コーディングデータ及びタスクデータの両方は,FMIS から MICS への送信時に XML ファイルの同じセ

ットとして格納する。タスクコントローラによるタスクの処理中に,これらのファイルは変更する可能性

が高く,タスクが完了したとき,FMIS に転送して返すことができる。

7.2

拡張可能なマーク付け言語

拡張可能なマーク付け言語は,構造化された文書及びデータの説明のための言語であり,データ交換の

ための技術的基盤を意味する。XML は,SGML(標準化された一般的なマークアップ言語)のサブセット

である。

XML

は,XML 要素による階層構造のセットである。XML 要素は,一つ以上の XML 属性を含めること

ができる。データ転送 XML ファイル内では,XML 要素の中にテキストは許可されない。

XML

は,少なくとも開始ラベル,属性の数及び終了ラベルで構成する。次の行は,Worker と呼ぶ XML

要素定義の例である。

<Worker WorkerId=

“WKR0002”WorkerDesignator =  “Miller” >

</Worker>


18

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

開始及び終了ラベルは,終了ラベルが“/”を先行させなければならない点を除いて,同じ文字列でな

ければならない。XML 要素ラベルの全ての使用において,大文字と小文字とは区別する。すなわち,

<worker>

は,<Worker>と同じではない。

XML

属性は,XML 要素に含まれる情報を運ぶ。XML 要素の構文は,属性名=  “説明”

(attribute-name=

“description”

)である。

XML

属性ラベルは,XML 要素のラベルと同じルールに従う。大文字と小文字とは区別する。等号は,

常に使用する必要がある。テキスト文字列の説明は,引用符で囲まなければならない。

子要素を含まないが,属性を含む XML 要素は,短縮形で表すことができる。

<Worker WorkerId=

“WKR0001”WorkerDesignator =  “Smith” / >

拡張可能なマーク付け言語ファイルは,XML 構文自体のルールに従う場合には,適格であるといえる。

XML

ドキュメントの要素は,文書タイプ定義(DTD)を使い正式に指定できる。DTD が XML 文書に存

在する場合は,適切な拡張機能をもつ XML パーサは,DTD に対して XML 文書をテストできる。このよ

うな一貫性及び検証テストに合格する文書は,有効であるといえる。

XML

データ転送ファイルは,常にテキストファイルである。階層構造のため,XML ファイルは,単一

の XML ルート要素だけを含めることができる。ルート要素の要素リストは,どの XML 要素が主要な要素

として使用するかを指定する。主要な要素は,符号化データ要素及び単一のタスクに関連しないエンティ

ティのコーデイングからなる。データ転送ファイルのルート要素は,ISO 11783_TaskData と命名する。デ

ータ転送ファイルは常に,適格及び有効でなければならず,そうでなければ,ファイルの内容は処理でき

ない。

7.3

拡張可能なスキーマ定義

拡張可能なマーク付け言語は,

データの共有及び転送のアプリケーションに依存しない方法を提供する。

文書タイプ定義とともに,外部から受信したデータが有効であることを識別できる。また,DTD は,独自

に作成したデータを識別するために用いてもよい。

DTD

の目的は,XML 文書の正式な構成単位を定義することである。それは,正式な XML 要素のリスト

でドキュメント構造を定義する。DTD は,XML ドキュメントでインラインで宣言するか,又は外部によ

ることができる。オブジェクト指向言語のモデル化の方法は,DTD として XSD を使用することである。

XML

スキーマは,次の事項を定義する。

−  文書に表示できる要素を定義する。

−  文書に表示できる属性を定義する。

−  子要素である要素を定義する。

−  子要素の順序を定義する。

−  子要素の数を定義する。

−  要素が空であるか又はテキストを含めることができるかどうかを定義する。

−  要素及び属性のデータタイプを定義する。

−  要素及び属性のデフォルト値及び固定値を定義する。

XML

スキーマは,XML で書式が定められ,適格である。XML 文書は,XML の構文ルールに準拠した

文書であり,次による。

a) XML

宣言で始めなければならない。


19

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

b)

一つの固有のルート要素をもたなければならない。

c)

全ての開始タグには,終了タグが一致しなければならない。

d) XML

タグでは,大文字と小文字とを区別する。

e)

全ての要素が閉じられなければならない。

f)

全ての要素は,正しく入れ子にしなければならない。

g)

全ての属性値は,引用符で囲まれなければならない。

スキーマは,データタイプ及びネームスペースをサポートする。データ形式のサポートでは,許容する

文書の内容を説明し,データの正確性を検証し,データベースのデータで作業を行い,データセット(デ

ータの制限)及びデータパターン(データフォーマット)を定義し,並びに異なるデータ形式間でデータ

を変換することが可能である。

7.4

XML

スキーマ定義

データ転送ファイルの妥当性は,スキーマ ISO 11783_TaskFile によって定義する。XML 要素の固有の識

別子及び XML 要素間での固有の識別子によるものは,データ形式の中の ID 及び IDREF としてそれぞれ

定義する。全てのデータ転送ファイル上に固有のネームスペースを作成するには,各 XML 要素の識別子

は,その特定の XML 要素ネームスペースで定義しなければならない。

表 は,XML 要素の識別子の有効

なネームスペースを定義する。

XML

スキーマ定義は,データ転送方向の両方で,全てのデータ転送ファイルに対して適用される。全て

の XML 要素は,実体とみなされる。各実体は,全体のデータ転送ファイル上に固有の識別子(この要素

の XML 属性として定義された識別子がある場合)をもたなければならない。各識別子は,先頭にゼロを

付けずに最大 11 桁の 10 進数に続いて,適切なネームスペースの文字で始まる。固有の識別子は,少なく

とも 4 バイトの長さで,FMIS 及び MICS の両方で提供しなければならない。識別子の値のうちから,

− 2147483648 は予約されており,XML 要素の内部で使用してはならない。

移動作業機制御システム(MICS)で,符号化された XML 要素のデータは,変更又は削除されないもの

とする。符号化されない XML 要素のデータは,編集及び変更されてもよい。タスクコントローラのオペ

レータが XML 要素の新しい実体を作成する場合は,タスクコントローラは,XML 要素の新しく作成され

た全ての実体に対して,固有の識別子を作成する責任がある。FMIS で提供する実体と,モバイルシステ

ム上で作成する実体とを区別するために,新たに作成された各々の識別子は,負の 10 進数が付加された適

切なネームスペースの文字をもたなければならない。例えば,

“WKR-1”


20

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

表 2XML 要素のタイプ及び略語

XML

要素の表記

データのコード化

XML

要素の名前

割当てスタンプ

ASP

コード化コメント

× CCT

コード化コメントグループ

× CCG

コード化コメントリスト値

× CCL

色凡例

× CLD

色範囲

× CRG

コメント割当て

CAN

接続

CNN

作物種類

× CTP

作物品種

× CVT

栽培管理作業

× CPC

顧客

× CTR

データ記録トリガ

DLT

データ記録値

DLV

デバイス

× DVC

デバイス割当て

DAN

デバイス要素

× DET

デバイスオブジェクト参照

× DOR

デバイスプロセスデータ

× DPD

デバイス特性

× DPT

デバイス値表示

× DVP

農場

× FRM

グリッド

GRD

ラインストリング

LSG

操作技術

× OTQ

操作技術参照

× OTR

操作技術

OTP

個別ほ場

× PFD

地点

PNT

多角形

PLN

位置

PTN

プロセスデータ変数

PDV

生産物

× PDT

生産物割当て

PAN

生産物グループ

× PGP

タスク

TSK

時間

TIM

時間記録

TLG

処理ゾーン

TZN

値表示

× VPN

作業者

× WKR

作業者割当て

WAN

外部ファイル内容

XFC

外部ファイル参照

XFR

IDREF

タイプの任意の XML 属性は,単一の ID 参照だけを含めることができる。


21

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

データ転送中の製造業者独自の XML 要素及び XML 属性は,文字“P”

,10 進法の製造業者コード及び

下線文字“_”で構成する文字列で始めなければならない。

例 1  製造業者コード 500 をもつ製造業者が指定する独自の XML 要素は,データ転送ファイル中で

は,次の XML 要素名となる。

“P500_MyProprietaryElement”

例 2  同じ製造業者の指定する独自の XML 属性は,次となる。

“P500_MyProprietaryAttribute”

データ転送ファイルが別の製造業者の MICS 又は FMIS で処理する場合は,

製造業者独自の XML 要素及

び XML 属性の内容は割愛されなければならない。

MICS

では,

FMIS

から発信するデータ転送ファイルに,

独自の XML 要素又は XML 属性が含まれる場合は,

それらの XML タグ及びそれらの値は,

MICS

から FMIS

に発信するデータ転送ファイルに保存しなければならない。

7.5

XML

受渡し用データファイル

ルート XML 要素である ISO 11783_TaskData を含む XML コード化した主要な受渡し用データファイル

の名前は,

“TASKDATA.XML”としなければならない。FMIS と MICS との間でデータを転送するのに使

用するメディア(

図 参照)は任意のものである。例えば,リムーバブル格納デバイスを,受渡し用デー

タファイルをもち運ぶために使用する場合,このファイルの推奨場所は,転送メディアのルートディレク

トリにある“TASKDATA”という名前のディレクトリにある。このディレクトリ名及びデータ転送のファ

イル名は,どちらも大文字と小文字とが区別され,全ての文字が大文字になる。

主要な受渡し用データファイルは,コーディングデータ及び幾つかのタスクを含んでいる。

図 は,受

渡し用データファイルの XML 要素の構造を示す。主要な受渡し用データファイル内では,コーディング

データ又はタスクを含むほかの XML ファイルを参照することが可能である。XML ファイルの参照には,

XML

要素の XFR(

表 参照)を使用する。XML ファイルの参照は,多重化することができない。これは,

主要な XML ファイルだけが,XML 要素の XFR を含めることができることを意味する。参照する外部の

XML

ファイル内には,単一の XML 要素が存在可能である。

この要素は,XFC という名前で XML ルート要素に埋め込まれなければならない。参照する XML ファ

イルは,同じ形式の最上位の XML 要素だけを含めなければならない。例えば,それは,顧客の定義を含

んでもよいが,顧客及び個別ほ場を一緒には含まない。最上位の XML 要素は,主要な及び参照先の XML

ファイルの両方に含まれ得る。

各々の XML コード化されたデータ転送ファイルは,XML ID セクションで開始するものとし,よく形成

されなければならない。すなわち,次による。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

ルート受渡し用データファイルでは,全ての XML 要素は,常にグローバルなルート構造に埋め込まれ

る。すなわち,次による。

<ISO 11783_TaskData VersionMajor="..." VersionMinor="..." TaskControllerManufacturer="..."

    TaskControllerVersion="..." ManagementSoftwareManufacturer="..." ManagementSoftwareVersion="..."

    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

    xsi:noNamespaceSchemaLocation="… " DataTransferOrigin="...">

<ISO 11783_TaskData>


22

B 9225-10

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図 5−受渡し用データファイルの概略構造


23

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図 は,XML ファイルの参照方法を示す。

図 6XFR/XFC XML ファイル参照方法

XML

ヘッダセクションの方向指示属性(FMIS→MICS 又は MICS→FMIS)は,FMIS 及び MICS との両

方で処理し,適切に更新する。

コード化したデータの更新について,MICS は XML 要素の新しいインスタンスを追加することだけを許

可する。これは,FMIS でコード化したデータは,FMIS でしか変更できないことを意味する。

タスクコントローラ又はタスクコントローラ構成プログラムは,管理情報システムから,単一の XML

受渡し用データファイル又は一連の XML 受渡し用データファイルのいずれかを受信する準備をしなけれ

ばならない。管理情報システムは,単一の受渡し用データファイル又は MICS からの一連の XML 受渡し

用データファイルのいずれかを受信する準備を行い,いずれもバイナリファイルで受信できるようにしな

ければならない。

7.6

バイナリデータ転送ファイル

7.6.1

一般

データ転送ファイルセットの一部として,2 種類のバイナリファイルについて使用することができる。

一つは,グリッドセルの値を格納することである。もう一つは,バイナリコード化した記録データを格納

することである。両方のバイナリファイルは,タスクに属する。

7.6.2

グリッドバイナリファイル構造

グリッド中のグリッドセルは,バイナリファイルでだけ定義できる。2 種類のグリッドがサポートされ

ている。このうち,第 1 のグリッドのタイプは,処理ゾーンコードを含み,第 2 のグリッドのタイプは,

プロセスデータ変数値を含む。

処理ゾーンが一定数定義されており,グリッドにおける処理が,処理ゾーンの一覧を参照して行われる

とき,第 1 のタイプを使用する。この場合,バイナリグリッドファイル内の各グリッドセルは,グリッド

セルが属する処理ゾーンの処理ゾーンコードを含む。このグリッドのタイプは,グリッドセル当たり最大

一つの符号なし 8 ビット整数にコード化した処理ゾーンコードをもつ。

例 1  処理ゾーンコードを含むグリッド

タスクデータの XML ファイルは,処理ゾーン ID 参照属性をもたないグリッド定義を含む。


24

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<GRD A="58.096653" B="8.54321" C="1.5E-3" D="1.4E-3" E="200" F="300" G="GRD00001" I="1"/>

バイナリファイルには,処理ゾーンコードが含まれる。

(1)(4)(3)(6)…

括弧内のそれぞれの値はレコードであり,バイナリコード化した処理ゾーンコードを表す。括弧はこの

例を読みやすくするためのものであり,バイナリ形式の一部ではない。

図 は,バイナリファイル及び第

1

のグリッドのタイプの関係を示す。

図 7−第 のグリッドのタイプのバイナリファイル例

プロセスデータ変数のプロセスデータ値の属性が,一定数の処理ゾーンに分類できない場合,第 2 のグ

リッドのタイプを使用する。この場合,一つの処理ゾーンにつき,複数のプロセスデータ変数を登録可能

な,バイナリグリッドファイルのテンプレートを定義する。指定された XML ファイルで,このテンプレ

ートの定義に,プロセスデータ値 XML 属性の値はなく,その代わりに,これらの値は,32 ビット整数符

号付きとして,バイナリグリッドファイルにコード化する。32 ビット整数データタイプのバイトの配置順

File GRD00001.bin: 

バイナリコード化されたグリッドセルのファイル GRD00001.bin の内容:

(1)(4)(5)(1)......

各レコードは,グリッド内の最初のグリッドセルから順番にグリッドセルの

処理ゾーンを表す。このため,グリッドセル 1 は処理ゾーン 1 を参照し,グ

リッドセル 2 は 4 を,グリッドセル 3 は 5 を参照し,以下同様となる。


25

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序は,ISO 11783-6 で定義する同じルールを適用する。

例 2  プロセスデータ変数,プロセスデータ値を含むグリッド

タスクデータの XML ファイルは,処理ゾーンコード属性をもつグリッドの定義を含む。

<GRD A="58.096653" B="8.54321" C="1.5E-3" D="1.4E-3" E="200" F="300" G="GRD00001"

I="2" J="6"/>

及びプロセスデータ値属性のない処理ゾーンプロトタイプ:

<TZN A="6" B="Precision Farming" C="2">

<PDV A="0001" B="0"/>

<PDV A="0006" B="0"/>

<PDV A="001A" B="0"/>

</TZN>

バイナリファイルは,プロセスデータ値レコードの配列を含む。

[(11100)(15000)(190)]

[(14000)(20000)(200)]

[(19000)(25000)(200)]……

ここで,最初のレコードは,次のプロセスデータ値をもつ最初のグリッドセルを表す。

<PDV A="0001" B="11100"/>

<PDV A="0006" B="15000"/>

<PDV A="001A" B="190"/>

バイナリファイルの例で角括弧内の各々の値は,レコードであり,一つのグリッドセルのためのプロセ

スデータ値を表す。複数のプロセスデータ変数が処理ゾーンに存在するとき,丸括弧は個々のプロセスデ

ータ値の値を区切る。括弧は,この例をより読みやすくするためのものであり,バイナリ形式の一部では

ない。

図 は,第 2 のグリッドタイプの特性に関連するバイナリファイルを示す。


26

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図 8−第 のグリッドタイプのバイナリファイル例

7.6.3

記録データのバイナリ形式ファイルの構造

時間記録 XML 要素は,バイナリ記録ファイルを参照するために,タスクデータファイルで使用する。

タスクデータファイルには,参照された時間,位置又はデータ記録値なしで時間記録 XML 要素を使用し

なければならない。この時間記録 XML 要素は,二つのファイル,すなわち,時間記録 XML ヘッダファイ

ル及びバイナリ記録ファイルを参照する。

時間記録 XML ヘッダファイル内では,バイナリ記録ファイルのレコード構造を定義する XML 要素に値

を含んではならない。時間記録 XML ヘッダファイル内で属性が空ではない値の定義をもつ場合,バイナ

リ記録ファイル内の全てのバイナリコード化されたレコードに有効な固定値として扱う。時間記録 XML

ヘッダファイルで値属性が空の場合だけ,バイナリ記録ファイルに書き込まれる。バイナリレコードの内

部では,IDREF 値は 32 ビット符号付き整数データタイプでなければならない。ネームスペース文字 DET

は,XML 属性値の内部でだけ使用する。バイナリ時間記録ファイルの構造を指定する XML コード化時間

記録ファイルの例は,次による。

<TIM A="" D="4">

<PTN A="" B="" D=""/>

<DLV A="0815" B="" C="DET1"/>

<DLV A="4711" B="" C="DET2"/>

File GRD00001.bin: 

バイナリコード化されたグリッドセルファイル GRD00001.bin の内容:

[(11100)(15000)(190)]

[(14000)(20000)(200)]

[(19000)(25000)(200)]

各レコードは,グリッドが参照する処理ゾーンにおけるプロセスデータ変
数の値を表す。最初のレコードは,グリッドの最初のグリッドセルとなる。

すなわち,このグリッドは処理ゾーン 1 を参照する。グリッドセル 1 は,

三つのプロセスデータ変数のための三つの値を含み,グリッドセル 2 も,
三つのプロセスデータ変数のための三つの値を含み,以下同様となる。


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<DLV A="4522" B="" C="DET3"/>

</TIM>

時間記録バイナリデータフォーマットは,

表 による。

表 3−バイナリファイルレコード値の定義

値 XML 参照  バイナリデータタイプ

定義

開始時間 TIM,A

Unsigned 32 -bit

整数

真夜中からのミリ秒

開始月日 TIM,B

Unsigned 16 -bit

整数 1980−01−01 からの日数

位置北 PTN,A 32

-bit

整数 10

7

 WGS

−84 度

位置東 PTN,B 32

-bit

整数 10

7

 WGS

−84 度

位置上方 PTN,C 32

-bit

整数 WGS−84 だ円体に相対のミリメートル

位置状態 PTN,D Byte

位置状態。定義は NME A2000 Method GNSS パラメータ

参照

0

=位置情報なし

1

=GNSS 単独測位

2

=DGNSS 測位

3

=正確な GNSS,意図的な劣化なし(SA など)

,及び

高解像度コード(P コード)及び 2 周波数は,大気中の

遅延を補正するために使用している。

4

=RTK 固定整数

5

=RTK フロート

6

=推定(DR)モード

7

=手入力

8

=シミュレーションモード

9

∼13=予約

14

=エラー

15

=位置状態値は利用不可

PDOP PTN

,E

Unsigned 16 -bit

整数 10

1

 PDOP

品質情報

HDOP PTN

,F

Unsigned 16 -bit

整数 10

1

 HDOP

品質情報

NumberOfStatellies PTN

,G Byte

使用する衛星の数

GpsUtcTime PTN

,H

Unsigned 32 -bit

整数 UTC 真夜中からのミリ秒

GpsUtcDate PTN

,I

Unsigned 16 -bit

整数 UTC

1980

−01−01 からの日数

#DLV

Byte

子 PDV の数

DLVn

Byte

子 PDV の数に従い,最初のデータ記録値定義のため 0

から開始する。

ProcessDataValue

32

-bit

整数 DDI による。

任意の値をもつ全ての属性は,バイナリファイルの全レコードを通して固定値であると認識する。DLV

要素は全てインデックス化され,その定義の順番に従ってバイナリレコードに記録する。実際に格納する

データ記録値の数は,

#DLV として定義する。

図 に示されている記録データバイナリファイルの例では,

合計三つのデータ記録値がある。バイナリレコードでデータ記録値が動的に記録できるように,各データ

記録値は,XML ファイルで定義された順番である DLVn によって識別する。上記(

表 の直前に記載)の

XML

コード化された時間記録ファイルの例は,全てのレコードを,次の値で構成するように指定する。

(TimeStart,PositionNorth,PositionEast,PositionStatus,#DLV,DLV0,PDV0,DLV1,PDV1,DLV2,PDV2)

これは,一つの時間エントリにつき最大で 255 個のプロセスデータ値をもつことができることを意味す

る。


28

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図 9−記録データバイナリファイルの例

7.7

デバイス説明データ

デバイス説明データの目的は,MICS 及び FMIS の両方に,デバイス関連の特性を指定することである。

デバイス説明データは,XML 定義のセットとして,デバイス製造業者が供給することができ,データのイ

ンポートを介して FMIS に組み込むことができる。一度,デバイス説明データが FMIS に認識されると,

この説明データは,タスクの計画のために使用でき,MICS へ FMIS からのデータ転送ファイルに含める

ことができる。

ファイルが分割されている場合,デバイス説明データは XML 識別セクションで始まるものとする。そ

の内容は,デバイスのためのデータ転送ファイルスキーマの定義に従う。XML 要素の識別子は,固有でな

ければならず,FMIS による農場管理システムの固有の ID ネームスペースに転送する。デバイス説明デー

タファイルは,タスクの実行のために使用するデバイスに関して必要となる全ての情報を含んでいなけれ

ばならない。例えば,スプレーヤ用のデバイス説明には,噴霧分割の寸法又はノズル,タンク数量及びそ

れら容量,並びに提供される処理データ変数が含まれる。この情報は,ファイル内のデバイス要素,デバ

イス特性,デバイスプロセスデータなどの XML 要素によって指定しなければならない。

デバイス要素中の最初の要素は,デバイス自体を表し,要素番号=0 とする。このデバイス要素では,

親 ID 参照は,デバイスの XML 要素となる。許可する値の説明については,XSD を参照する。

デバイス上の他の全ての(サブ)デバイス要素のために,親 ID 参照は,階層構造を説明するためのデ

バイス要素か,又は階層構成内でサブポジションをもたず,デバイスに直接属するデバイス要素を参照す

ることができる。デバイス説明データは,MICS 上のデバイスから発信できる。デバイス説明は,

附属書 B

による適切なプロセスデータコマンドを使用して,ISO 11783 規格群ネットワーク上のタスクコントロー

ラに送信する。したがって,タスクコントローラは,指定されたタスクを実行できるかどうかを判断する

File TLG00001.bin: 

バイナリファイルは,バイナリで次のレコード形式の記録値を含む。 
(TimeStart,PositionNorth,PositionEast,PositionStatus,#DLV,DLV0,PDV0,

DLV1

,PDV1)

例:

(2005-05-02T16:32:00, 51.00678, 6.03489, 1, 2, 0, 10, 1, 15)


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デバイス説明を受け取ることが可能でなければならない。タスクコントローラは,FMIS へ転送するため

に,デバイス説明を格納しなければならない。ISO 11783 規格群ネットワークを通じたデバイス説明のこ

のデータ転送のために,オブジェクトのセットを定義する。デバイス説明データを含むオブジェクトは,

附属書 による。

ネットワークを通じたデバイス説明データの転送のための手順は,次のとおりである。

a)

ワーキングセットマスタは,タスクコントローラが,要求オブジェクトプール転送メッセージの送信

をすることによって,利用可能なメモリをもっているかどうかを判断しなければならない。タスクコ

ントローラは,要求オブジェクトプール転送応答メッセージで,このメッセージの受信を確認する。

ワーキングセットマスタは,返信されたステータスコードをチェックしなければならない。十分なメ

モリが利用可能であれば,ワーキングセットマスタは,次の手順に進むことができる。

b)

ワーキングセットマスタは,タスクコントローラに,更新された又は新しいオブジェクトを送信する

ために,トランスポートプロトコル(JIS B 9225-3 参照)又は拡張トランスポートプロトコル(ISO 

11783-6

参照)を使用する。通常のハンドシェイク,エラー検出及び再送信の手順については,JIS B 

9225-3

に従って実装する必要がある。

c)

完了すると,ワーキングセットマスタは,更新が完了し使用できる状態になったことを示すために,

タスクコントローラにオブジェクトプールアクティブ化メッセージを送信しなければならない。

d)

タスクコントローラは,オブジェクトプールアクティブ化応答メッセージで応答しなければならない。

ワーキングセットマスタは,次のような場合にオブジェクトを変更する必要がある。

−  オブジェクトの長さを変更する。

−  他のオブジェクトの参照を変更する。及び/又は

−  オブジェクトの複数の属性を変更する。

そのような場合,ワーキングセットマスタは,実行時にそのプールを更新できる。新しいオブジェクト

も,上記の手順を使用してオブジェクトプールに追加できる。これは,初期化時にプールを転送するため

に使用する同一のメッセージ及び手順を使用することによって行われる。すなわち,ワーキングセットマ

スタが言語コマンドを受信することで検出した計測単位及び言語の変更によって,値表示オブジェクトを

変更する必要がある場合,タスクコントローラにプレゼンテーションオブジェクトの更新された値を送信

することによって,それを行う必要がある。これは,実行時にデバイス説明オブジェクトプールを更新す

ることによって達成する。

実行時にデバイス説明オブジェクトプールを更新する主な意図は,ユーザが言語及び/又は計測単位と

いった設定を変更するときに,ワーキングセットマスタが,そのデバイス説明オブジェクトを更新できる

ようにすることである。これは,ユーザインタフェースをもつタスクコントローラが,ユーザが好む言語

及び計測単位で表示されるように,任意の表示情報を更新することを可能にする。デバイス説明オブジェ

クトプールの更新が行えるときには制限はない。ただし,ワーキングセットマスタの設計者は,タスクが

アクティブになっている間に,デバイス説明の更新を行うことは,可能な限り回避しなければならない。

更新のときは,変更する必要があるオブジェクトだけを送信しなければならない。他の全てのオブジェ

クトは,タスクコントローラのメモリに残る。

デバイス説明オブジェクトプールへのアップデートでエラーが発生した場合は,

タスクコントローラは,

オブジェクトプールアクティブ化応答メッセージでエラーを示さなければならない。タスクコントローラ


30

B 9225-10

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は,揮発性メモリデバイス説明オブジェクトプール(更新前に存在したオブジェクトプールを含む。

)を全

て削除するものとし,アラームなどの警報通知によって,ワーキングセットマスタの一時的停止及び削除

の理由をオペレータに通知してもよい。

デバイスの寸法の説明については,デバイス要素の番号付け及び明細,サポートされるプロセスデータ

変数,並びにデバイス特性の明細が必要である。

注記  汎用的に説明ができるように,作業機,センサシステム又はトラクタとの間で差異は付けられ

ていない。デバイス説明は,GPS 受信機を備えたセンサシステム,又は作業機若しくは決まっ

たデバイス要素をもつトラクタのいずれでも使用可能である。

図 10 は,接続されたシステムにおける基準点を示す。全ての基準点がデバイス要素によって説明されて

おり,相対的な距離が,ISO 11783-11 に規定されたデータディクショナリに定義された,プロセスデータ

変数の値で指定できる。


31

B 9225-10

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1

デバイス X 軸(プラス方向)

2

デバイス Y 軸(プラス方向)

3

デバイス Z 軸(プラス方向)

4

デバイス基準点(DRP)

5

接続基準点(CRP)

6

デバイス要素基準点(ERP)

7

ナビゲーション基準点(NRP)

a NRP_X

b CRP_X

(トラクタ)

c CRP_X

(作業機)

d NRP_Y

e

要素作業幅

f NRP_Z

g CRP_Z

(トラクタ)

h CRP_Z

(作業機)

i ERP_X

j ERP_Z

図 10−デバイスジオメトリ定義

各デバイスは,座標系をもつ。デバイス座標系の中心は,座標(0,0,0)でデバイス基準点として定義す

る。デバイス内のデバイス要素の位置は,DRP に対して相対的で,座標系は,次の軸定義をもつ右手法則

の座標系である。

−  X 軸は,通常の走行方向を正として指定する。

−  Y 軸は,通常の走行方向に対して,デバイスの右側を正として指定する。

−  Z 軸は,接地面に向かって下方を正として指定する。

トラクタの場合,DRP は,リアアクスルの中心である。車輪付き作業機の場合,DRP は,フロントアク


32

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

スルの中心である。他の場合では,DRP は,例えば,DRP=CRP 又は DRP=ERP と自由に選択できる。

デバイスのジオメトリに角度が発生する場合,デバイス制御ファンクションは,新しい DRP/CRP を再計

算し,タスクコントローラへ,ダイナミックデータとしてこれを送信する責任がある。

NRP

及び CRP は,デバイス要素のタイプの“ナビゲーション”及び“接続”であるデバイス要素の場

所を示す。NRP が,トラクタによって報告されず,タスクコントローラで必要とする場合には,タスクコ

ントローラは,

ナビゲーションシステムの基準点のオフセットを指定するために,

代替方法を提供できる。

デバイス特性オブジェクトは,デバイスに対して定義され,及びデバイス要素オフセット,時間遅延,

容量などの値を提供するために,デバイス要素オブジェクトによって示さなければならない。

CRP

は,一つ又は複数の取付け機器,例えば,リア及びフロント三点ヒッチ又はドローバの位置を指定

する。三点ヒッチの場合,CRP はロアリンク地点の中心である。動的な変更が(デバイスのステアリング

軸によってなど)がある場合,デバイスは新しい CRP を計算し,タスクコントローラに送信しなければな

らない。

ERP

は,一つの(又はグループの)デバイス要素の中心,すなわち,スプレーブームの中心である。


33

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附属書 A

規定)

デバイス説明オブジェクト

A.1

一般

各デバイスは,機械又はセンサシステムであっても,少なくとも一つの XML 要素“デバイス要素”並

びにオプションのデバイス要素関連 XML 要素の“デバイスプロセスデータ”

“デバイス特性”及び“値

表示”の XML 要素“デバイス”によって定義する。ISO 11783-6 のオブジェクトプール定義内で使用する

方法と同様に,オブジェクトとして XML 要素のこれらデバイスの説明を定義することによって,全ての

デバイスに関連するデータは,ISO 11783 規格群トランスポートプロトコル及び/又は拡張されたトラン

スポートプロトコルを用いて,タスクコントローラに転送できる。この附属書は,デバイス説明 XML 要

素のバイナリオブジェクトとしての表現について規定している。この表現には,幾つかの属性が UTF-8 文

字列としてコード化することに注意しなければならない。これらの文字列は,先行のバイトオーダマーク

(BOM)をもたない。

全てのオブジェクト ID は,全体のデバイス説明オブジェクトプール内部で固有でなければならない。

オブジェクトが示されない場合,ヌル(空値)オブジェクト ID を使用しなければならない。ヌルオブ

ジェクト ID は,65535(FFFF

16

)値をもつ。

デバイス説明オブジェクトのデータ転送は,接続されたデバイスの実際の説明を取得するためのタスク

コントローラを有効にする。特定デバイスの受信されたオブジェクト定義は,XML 要素に変換され,XML

データ転送ファイルに格納する。オブジェクト定義が,現在のタスクデータファイル(FMIS から受信し

たもの)内に存在しない場合,新しいデバイスは,タスクデータファイルに追加しなければならない。同

じデバイスが現在のタスクデータに存在する場合は,両方のデータセット間のソフトウェア及び説明バー

ジョンラベルを識別しなければならない。新たに受信したデバイス説明データによってタスクデータファ

イル内の定義を更新するか,又は新しい XML 要素として受信説明オブジェクトを格納するかのどちらに

するかは,モバイルシステムによる。

A.2

デバイスオブジェクトの定義

デバイスオブジェクトは,XML 要素デバイスのオブジェクト定義である。各デバイスは,そのデバイス

説明オブジェクトプールに,デバイスオブジェクトを一つだけをもつことができる(

表 A.1 参照)。


34

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

表 A.1−デバイスオブジェクト定義

属性名

タイプ

バイト

範囲又は値

記録バイ

ト位置

説明

表識別子

文字列 3

DVC

1

∼3

デバイス用 XML 要素の名前欄

オブジェクト識別子

整数 2

0

4

,5

このオブジェクトプール内部の固有のオブ
ジェクト識別子。デバイスオブジェクト識

別子= 0:

指 示 子 バ イ ト の 数

(N)

バイト 1  0∼32 6

次の指示子 UTF-8 文字列の長さ

デバイス指示子 UTF-8 文

字列,

BOM

なし

0

∼32

7

このデバイスを識別するための説明テキス

ト。このテキストは,オペレータに表示で
きる。

ソ フ ト ウ ェ ア バ ー
ジ ョ ン の バ イ ト 数

(M)

バイト 1  0∼32 7+N

次のソフトウェアバージョンの UTF-8 文字
列の長さ

デ バ イ ス ソ フ ト ウ

ェアバージョン

UTF-8

字列,

BOM

なし

0

∼32

8

+N

ソフトウェアバージョンを示すテキスト

ワ ー キ ン グ セ ッ ト
マスタの NAME

倍精度整

8

8

+N+M

ワーキングセットマスタの NAME。NAME
構造の定義は,JIS B 9225-5 で定義する。

デ バ イ ス シ リ ア ル

番号の数(O)

バイト 1  0∼32 16+N+

M

次のデバイスシリアル番号の UTF-8 の文字

列の長さ

デ バ イ ス シ リ ア ル

番号

UTF-8

字列,

BOM

なし

0

∼32   17+N+

M

デバイス及び製造者固有のシリアル番号

デ バ イ ス 構 造 の ラ
ベル

バイト配

7

各バイトに

0

∼254

17

+N+

M

+O

デバイス説明の構造を識別するためにデバ
イスが与えるラベル。このラベルは,デバ

イスが,タスクコントローラ内のデバイス

オブジェクトプールに存在する現在のバー
ジョンを特定し,更新が必要かどうかを判

断できるようにする。デバイス構造ラベル

バイト 1 は,デバイスシリアル番号パラメ
ータの直後に送信する。

デ バ イ ス ロ ー カ ラ
イ ゼ ー シ ョ ン ラ ベ

バイト配

7 1

∼6 の各バ

イトに

0

∼254,バイ

ト 7 に 255

24

+N+

M

+O

デバイス説明の位置を識別するために,デ
バイスによって与えられたラベル。バイト 1

∼6 は,言語コマンド PGN で定義する(JIS 

B 9225-7

参照。

。バイト 7 は予約済みで,

FF

16

に設定する。バイト 1 は,デバイス構造

ラベルパラメータの直後に送信し,XML 要

素デバイスでデバイスバイスローカライゼ
ーションラベルの最下位バイトである。

A.3

デバイス要素オブジェクトの定義

デバイス要素オブジェクトは,XML 要素デバイス要素のオブジェクト定義である。デバイス要素のタイ

プ属性は,個々の構成要素を定義する種別を指定する。

“デバイス”種別は,完結したデバイスそのものを

表す。したがって,一度だけオブジェクトプールごとに存在できる(

表 A.2 参照)。

すなわち,参照可能な子オブジェクトは,次による。

−  デバイスプロセスデータオブジェクト


35

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

−  デバイス特性オブジェクト

表 A.2−デバイス要素オブジェクト定義

属性名

タイプ

バイト

範囲又は値

記録バイ

ト位置

説明

表識別子

文字列 3

DET

1

∼3

デバイス要素用 XML 要素の名前欄

オブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 534

4

,5

固有のオブジェクト識別子

デ バ イ ス 要 素 タ イ

バイト 1

1

∼7 6

1

=デバイス

2

=機能

3

=容器

4

=セクション

5

=ユニット

6

=接続

7

=ナビゲーション参照

詳細な説明は,この表の下を参照。

指 示 子 バ イ ト の 数

(N)

バイト 1  0∼32 7

次の指示子 UTF-8 文字列の長さ

デ バ イ ス 要 素 の 指

示子

UTF-8

字列,

BOM

なし

0

∼32

8

このデバイス要素を識別するための説明テ

キスト

デバイス要素数

整数 2 0∼4 095

8

+N

附属書 のプロセスデータ変数の定義に従
ってアドレスを指定するプロセスデータ変

数の要素番号

親 の オ ブ ジ ェ ク ト

識別子

整数 2

0

∼65 534

10

+N

デバイス要素の階層構造を確立するため

の,親デバイス要素オブジェクト又はデバ

イスオブジェクトのオブジェクト識別子

子 オ ブ ジ ェ ク ト の
参照数

整数 2

12

+N

子オブジェクトの参照数

繰返し:オブジェク

整数 2

  14

+N+

オブジェ

クト

デバイスプロセスデータオブジェクト又は
デバイス特性オブジェクトへの参照リスト

A.3.1

デバイス要素のタイプ−デバイス

デバイス説明オブジェクトプールは,完結したデバイスそのものを表し,タスクコントローラでアドレ

ス指定可能なデバイス要素番号=0 で,デバイス要素のタイプがデバイスである一つのデバイス要素をも

たなければならない。

A.3.2

デバイス要素のタイプ−機能

このデバイス要素のタイプは,個別にバルブ,センサなどのデバイスのアクセス可能なコンポーネント

を定義するために,汎用デバイス要素として使用できる。

A.3.3

デバイス要素のタイプ−容器

これは,例えば,スプレーヤのタンク又はシーダである。

A.3.4

デバイス要素のタイプ−セクション

これは,例えば,スプレーブーム,シードツールバ又はプランターツールバのセクションである。セク

ションは,デバイスのジオメトリ定義(x,y,z)及びデバイスプロセス変数値,又はデバイス特性値とし

てサポートされているプロセスデータ要素と併せて有効幅を提供してもよい。


36

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

A.3.5

デバイス要素のタイプ−ユニット

このデバイス要素のタイプは,例えば,スプレーブームノズル,シーダオープナ又はプランタの個別ユ

ニットに使用する。これは,階層構成的なデバイス要素構造のデバイス要素のタイプセクションの下部層

として意図している。

A.3.6

デバイス要素のタイプ−接続

このデバイス要素のタイプは,デバイスの取付け/接続位置を指定する。複数の接続を,一つのデバイ

ス(例えば,トラクタは,フロントエンド取付けとリアエンド取付けとの接続位置を提供してもよい。

)の

ために定義できる。デバイスの基準点は,接続の位置と同じである場合(X=Y=Z=0)でも,接続要素

は,デバイスプロセスデータ値,又はデバイスのプロパティ値として,デバイスの基準点に対して相対的

に,そのデバイスのジオメトリ定義(x,y,z)を提供しなければならない。

A.3.7

デバイス要素のタイプ−ナビゲーション参照

このデバイス要素のタイプは,GPS 受信機などのナビゲーション装置のナビゲーション基準位置を定義

する。このような要素は,デバイスプロセスデータ値又はデバイス特性値として,x,y 及び z 方向につい

てこれらの位置を示さなければならない。

A.4

デバイスプロセスデータオブジェクトの定義

デバイスプロセスデータオブジェクトは,XML 要素デバイスプロセスデータのオブジェクト定義である。

オブジェクトは,それぞれ一つのプロセスデータ変数の定義を含む(

表 A.3 参照)。

参照可能な子オブジェクト:デバイス値表示オブジェクト。

表 A.3−デバイスプロセスデータオブジェクトの定義

属性名

タイプ

バイト

範囲又は値

記録バイ

ト位置

説明

表識別子

文字列 3

DPD

1

∼3

デバイスプロセスデータ用 XML 要素の名

前欄

オブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 534

4

,5

固有のオブジェクト識別子

プ ロ セ ス デ ー タ

DDI

整数 2

0

∼65 535

6

,7

附属書 及び ISO 11783-11 の定義によるプ
ロセスデータ変数の識別子(DDI)

プロセスデータ特性

バイト 1

0

∼3 8

複合ビットセット

ビット 0=1=デフォルトセットのメンバ 
ビット 1=1=設定可能

プ ロ セ ス デ ー タ で
利 用 可 能 な ト リ ガ

手法

バイト 1  0∼31 9

複合ビットセット 
ビット 0=1=時間間隔

ビット 1=1=距離間隔

ビット 2=1=限界しきい値 
ビット 3=1=変更時

ビット 4=1=合計

A.4.1

A.4.5 の詳細説明を参照。

指示子バイト数(N)

バイト 1  0∼32 10

次の指示子の UTF-8 文字列の長さ

プ ロ セ ス デ ー タ 指

示子

UTF-8

字列,

BOM

なし

0

∼32

11

このデバイスプロセスデータの説明テキス

デ バ イ ス 値 表 示 オ

ブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 535

11

+N

デバイス値表示オブジェクト対象を参照し

ない場合は,空値(NULL)オブジェクト識

別子を使用。


37

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

A.4.1

デバイスプロセスデータトリガメソッド−時間間隔

デバイスは,時間間隔に基づいて,これらのデバイスプロセスデータを提供できる。

A.4.2

デバイスプロセスデータトリガメソッド−距離間隔

デバイスは,距離間隔に基づいて,これらのデバイスプロセスデータを提供できる。

A.4.3

デバイスプロセスデータトリガメソッド−限界しきい値

デバイスは,値がしきい値を上回るのに基づいて,これらのデバイスプロセスデータを提供できる。

A.4.4

デバイスプロセスデータトリガメソッド−変更時

デバイスは,その値の変更に基づいて,これらのデバイスプロセスデータを提供できる。

A.4.5

デバイスプロセスデータトリガメソッド−合計

これらのデバイスプロセスデータは,合計である。合計の機能の説明は,6.6.2 による。

A.5

デバイス特性オブジェクトの定義

デバイス特性オブジェクトは,XML 要素デバイス特性のオブジェクト定義である。各オブジェクトは,

単一のデバイス要素特性の定義を含む(

表 A.4 参照)。

参照可能な子オブジェクト:デバイス値表示オブジェクト。

表 A.4−デバイス特性オブジェクトの定義

属性名

タイプ

バイト

範囲又は値

記録バイ

ト位置

説明

表識別子

文字列 3

DPT

1

∼3

デバイス特性用 XML 要素名前欄

オブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 534

4

,5

固有のオブジェクト識別子

特性 DDI

整数 2

0

∼65 535

6

,7

附属書 及び ISO 11783-11 の定義による特
性の識別子(DDI)

特性値

符号付き

整数

4 -2

31

∼(2

31

-1)

8

∼11

特性値

指示子バイト数(N)

バイト 1  0∼32 12

次の指示子の UTF-8 文字列の長さ

特性指示子 UTF-8 文

字列,

BOM

なし

0

∼32

13

このデバイス特性の説明テキスト

デ バ イ ス 値 表 示 オ
ブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 535

13

+N

デバイス値表示オブジェクト識別子。デバ
イス値表示オブジェクトを参照しない場合

は,空値(NULL)オブジェクト識別子を使

用。

A.6

デバイス値表示オブジェクトの定義

デバイス値表示は,XML 要素デバイス値表示オブジェクトの定義である。このオブジェクトは,デバイ

スプロセスデータ,又はデバイス特性オブジェクトの値を表示するときの表示形式の情報を含む。言語及

び/又は測定の単位が,オペレータによって変更された場合,デバイスはこれらのオブジェクトを更新で

きる(

表 A.5 参照)。

参照可能な子オブジェクト:なし。


38

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

表 A.5−デバイス値表示オブジェクトの定義

属性名

タイプ

バイト

範囲又は値

記録バイ

ト位置

説明

表識別子

文字列 3

DVP

1

∼3

デバイス値表示用 XML 要素の名前欄

オブジェクト識別子

整数 2

1

∼65 534

4

,5

固有のオブジェクト識別子

オフセット

符号付き

整数

4 -2

31

∼(2

31

-1)

6

∼9

表示値に適用するオフセット

スケール

浮動小数
点タイプ

4 0.000000001

100000000.0

10

∼13

表示値に適用するスケール

小数点以下桁数

バイト 1

0

∼7 14

小数点の後に表示する桁数を指定

単 位 指 示 子 の バ イ

ト数(N)

バイト 1  0∼32 15

次の指示子 UTF-8 文字列の長さ

単位指示子 UTF-8 文

字列,

BOM

なし

0

∼32

16

この値表示用の単位指示子

A.7

オブジェクト階層構成

図 A.1 は,デバイス関連オブジェクトの階層構成を示す。デバイスディスクリプタオブジェクトプール

は,単一のデバイスオブジェクトを含めることができ,複数のデバイス要素,デバイスプロセスデータ,

デバイス特性及びデバイス値表示をもつことができる。デバイスプロセスデータ及びデバイス特性オブジ

ェクトは,複数デバイス要素オブジェクトに示される。デバイス値表示は,複数デバイスプロセスデータ

又はデバイス特性オブジェクトに示される。

図 A.1−オブジェクト階層構成

デバイス説明オブジェクトプール

デバイスオブジェクト

オブジェクト識別子 = 0

デバイス要素オブジェクト

オブジェクト識別子

デバイス特性オブジェクト

オブジェクト識別子

デバイス値表示オブジェクト

オブジェクト識別子

デバイスプロセスデータオブジェクト

オブジェクト識別子

参照

参照

参照

0

∼N

参照

0

∼N


39

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

附属書 B

規定)

メッセージ定義

B.1

一般

B.1.1

プロセスデータメッセージ

プロセスデータメッセージは,一つ又は複数のコントローラに,デバイス説明データ,測定データ及び

/又はセット地点コマンドを送信するために使用する。メッセージの最初のバイトの下位 4 ビットは,コ

マンド又はコントローラが実行するために必要とする動作を識別する。コマンド 0

16

及び 1

16

のためのプロ

セスデータメッセージの残り部分は,2

16

∼8

16

及び D

16

∼F

16

のコマンドのプロセスデータメッセージの残り

部分と異なる。

表 B.1 はこれらのコマンドを列挙し,その定義及びこの附属書で説明している場所を示し

ている。

B.1.2

コマンドパラメータ

データ長: 4

bits

データ範囲:

0

∼15

SPN

: 5199

B.2

プロセスデータメッセージパラメータグループ

プロセスデータメッセージパラメータグループは,次のように定義する。

データ頁: 0

拡張データ頁: 0

PDU

フォーマット: 203

PDU

詳細:

送信先アドレス

デフォルト優先度: 3

パラメータグループ番号: 51968

(00CB00

16

)

データ長:

変数,最小 8 バイト

メッセージは,全てのコントローラにメッセージの配置を解析し,決定することを要求するために GA

(Global address)に送信してもよい。コントローラは,メッセージがそのコントローラに対してアドレス

指定されていると判断された場合にだけ,そのメッセージを処理するのが望ましい。

タスクコントローラは,複数の制御ファンクションで構成することができ,その場合,タスクコントロ

ーラは,タスクコントローラワーキングセットを発信するために,ISO 11783-1 及び JIS B 9225-7 に定義さ

れているワーキングセットマスタ及び主要なメンバメッセージを使用しなければならない。


40

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

表 B.1−プロセスデータコマンド

コマンド値

意味

0

16

タスクコントローラ又はワーキングセットマスタの技術能力を決定するためのサブコマンド。これ

らの技術データメッセージは,B.4 で定義する。

1

16

デバイス説明の転送及び管理のためのサブコマンド。これらのデバイス説明メッセージは,B.5 で定
義する。

2

16

値要求コマンド:データディクショナリ識別子で指定したデータエンティティの値を要求する。こ
のメッセージの構成は,B.3 で定義する。

3

16

値コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータエンティティの

値である。このディクショナリは,要求値へのコマンドに応答と,プロセスデータエンティティの

値の設定との両方に使用する。このメッセージの構成は,B.3 で定義する。

4

16

測定コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータ要素を送信す

るための時間間隔である。ワーキングセットは,この時間間隔でタスクコントローラへ周期的に,
このデータ要素の値を送信する必要がある。時間間隔の単位は,ミリ秒である。このメッセージの

構成は,B.3 で定義する。

5

16

測定コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータ要素を送信す

るための距離間隔である。ワーキングセットは,この距離間隔でタスクコントローラへ周期的に,
このデータ要素の値を送信する必要がある。距離間隔の単位は,ミリメータである。このメッセー

ジの構成は,B.3 で定義する。

6

16

測定コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータ要素を送信す

るための最小値側となるしきい値である。ワーキングセットは,値がしきい値よりも高い場合に,

タスクコントローラに,このデータ要素の値を送信する必要がある。しきい値の単位は,データデ
ィクショナリ識別子の定義で指定する。このメッセージの構成は,B.3 で定義する。

7

16

測定コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータ要素を送信す

るための最大値側のしきい値である。ワーキングセットは,値がしきい値よりも低い場合に,タス

クコントローラに,このデータ要素の値を送信する必要がある。しきい値の単位は,データディク
ショナリ識別子の定義で指定する。このメッセージの構成は,B.3 で定義する。

8

16

測定コマンド:プロセスデータ値は,データディクショナリ識別子で指定したデータエンティティ
を送信するための変更幅のしきい値である。ワーキングセットは,値の変化が前回の送信から変更

幅のしきい値よりも高い場合に,タスクコントローラに,このデータ要素の値を送信する必要があ

る。しきい値の単位は,データディクショナリ識別子の定義で指定する。このメッセージの構成は,

B.3

で定義する。

9

16

∼C

16

予約

D

16

メッセージは,プロセスデータ否定応答である。このメッセージは,B.6 に指定する。

E

16

メッセージは,タスクコントローラステータスメッセージである。このメッセージは,B.7.1 で指定
する。

F

16

ワーキングセットタスクメッセージ:ワーキングセットマスタで送信。このメッセージは,B.7.2 
定義する。

B.3

値及び測定コマンド

B.3.1

パラメータフィールド

1

バイト目の上位 4 ビット及び 2 バイト目は,命令された動作を実行しなければならない制御可能な要

素を識別する。3 バイト及び 4 バイトのバイトは,値がメッセージの残りの部分で指定されているデータ

を識別するデータディクショナリ識別子を含む。プロセスデータメッセージの最後の 4 バイトは,指定さ

れた動作アクションを実行するために使用するデータの値を含む。

プロセス変数パラメータフィールドのバイト順序は,次による。

バイト 1: ビット 3∼0

コマンド,2

16

∼8

16

までの値を取ることが可能(

表 B.1 参照)


41

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

バイト 1: ビット 7∼4

要素番号(下位 4 ビット)

B.3.2 参照)

バイト 2: ビット 7∼0

要素番号(MSB,上位 8 ビット)

B.3.2 参照)

バイト 3:

データディクショナリ識別子(LSB,下位 8 ビット)

B.3.3 参照)

バイト 4:

データディクショナリ識別子(MSB,上位 8 ビット)

B.3.3 参照)

バイト 5∼8:

プロセス変数値(B.3.4 参照)

B.3.2

要素番号

要素番号は,バイト 1,ビット 4∼7 及びバイト 2 からなる 12 ビットのフィールドである。それは,コ

マンドに基づいて作動させる必要のある制御可能な要素を特定する。一連の番号は,デバイス説明の中で

定義する。{要素番号,親番号}の構文は,構成を説明するために使用する。

データ長: 12 ビット

データ範囲:

0

∼4 095

SPN

: 5200

例  最初のブーム部に 6 ノズル,第 2 ブーム部に 8 ノズル,及び第 3 ブーム部に六つのノズルをもつ,

三つのブーム部{要素番号,親番号}からなるスプレーヤは,次のとおりである。

{0,

空値}

{1,0}, {2,0}, {3,0}

{4,1}, {5,1}, {6,1}, {7,1}, {8,1}, {9,1}

{10,2}, {11,2}, {12,2}, {13,2}, {14,2}, {15,2}, {16,2}, {17,2}

{18,3}, {19,3}, {20,3}, {21,3}, {22,3}, {23,3}

この作業機スプレーヤを指定するためには,要素番号は 0 となる。第 2 ブーム部を指定するためには,

要素番号は 2 となる。第 3 ブーム部の第 2 ノズルを指定するためには,要素番号は 19 となる。

B.3.3

データディクショナリ識別子

この 2 バイトのパラメータは,プロセス変数値パラメータに含まれるデータを定義するデータディクシ

ョナリ実体の識別子である。データディクショナリ実体は,ISO 11783-11 による。

データ長: 2

バイト

データ範囲:

0

∼65 255

SPN

: 5201

B.3.4

プロセス変数値

この 4 バイトのパラメータは,プロセスデータメッセージのデータ値を含む。この値は,符号付き長整

数データタイプとして定義する。

データ長: 4

バイト

分解能:

データディクショナリ実体の定義ごと

データ範囲:

データディクショナリ実体の定義ごと

SPN

: 5202

B.4

技術データメッセージ

B.4.1

一般

技術データメッセージは,タスクコントローラの特性を要求するために使用し,ワーキングセットに加

わっている。


42

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

B.4.2

バージョン要求メッセージ

バージョン要求メッセージは,タスクコントローラ及びワーキングセットに,実装のバージョンを識別

することを許可する。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0000  コマンド技術データ

ビット 7∼4 0000  バージョン要求パラメータ

バイト 2∼8:

予約,FF

16

として送信

B.4.3

バージョンメッセージ

バージョンメッセージは,バージョン要求メッセージへの応答として送信され,タスクコントローラ又

はワーキングセットの実装バージョン情報を含む。

送信周期:

バージョン要求メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0000  コマンド技術データ

ビット 7∼4 0000  バージョンパラメータ

バイト 2: バージョン番号

この規格のバージョンの制御ファンクションが対応する。

 0

DIS

バージョン(国際規格案)

 1

FDIS.1

バージョン(最終国際規格案,初版)

 2

FDIS.2

バージョン及び国際規格として発行初版など

バイト 3∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5

デバイス説明メッセージ

B.5.1

一般

デバイス説明メッセージは,ワーキングセットからタスクコントローラに,デバイス説明を転送し,デ

バイス説明オブジェクトプールを保持するために使用する。

B.5.2

構成ラベル要求メッセージ

構成ラベル要求メッセージは,ワーキングセットが,タスクコントローラに存在する最新のデバイス説

明構成のバージョンを識別することを許可する。構成ラベルが存在しない場合,値=FF

16

に設定された全

ての構成ラベルバイトとともに,構成ラベルメッセージは,タスクコントローラによって,構成ラベル要

求メッセージの送信者に,送信しなければならない。

送信周期:

要求に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0000  構成ラベル要求

バイト 2∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.3

構成ラベルメッセージ

構成ラベルメッセージは,タスクコントローラに存在するデバイス説明構成の最新バージョンに関する


43

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

ワーキングセットに通知するために,タスクコントローラによって送信する。

送信周期:

構成ラベル要求メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0001  構成ラベル

バイト 2∼8:

7

バイトのデバイス説明の構成ラベル。

2

バイト目がバイトデータ

配列の 1 バイト目,及び 8 バイト目がバイトデータ配列の 7 バイ

ト目である。構成ラベルが存在しない場合,全てのバイトを値=

FF

16

で送信する。

B.5.4

ローカライゼーションラベル要求メッセージ

デバイス説明に関するローカライゼーションラベル要求メッセージは,ワーキングセットが,タスクコ

ントローラで利用可能な最新のデバイス説明のローカライゼーションバージョンを判断することを許可す

る。ローカライゼーションラベルが存在しない場合,タスクコントローラは,ローカライゼーションラベ

ルのバイト配列の値を全て FF

16

に設定したローカライゼーションラベルメッセージを,ローカライゼーシ

ョンラベル要求メッセージの送信元に対して送信しなければならない。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0010  ローカライゼーションラベル要求

バイト 2∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.5

ローカライゼーションラベルメッセージ

送信周期:

ローカライゼーションラベル要求メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0011  ローカライゼーションラベル

バイト 2∼8:

7

バイトのデバイス説明のローカライゼーションラベル。

  バイト 1∼6 は,言語コマンド PGN で定義する(JIS B 9225-7

参照)

。バイト 7 は予約されており,FF

16

に構成する。ローカライ

ゼーションラベルが存在しない場合,全てのバイトを値=FF

16

して送信する。

B.5.6

オブジェクトプール転送要求メッセージ

オブジェクトプール転送要求メッセージは,ワーキングセットが,タスクコントローラに,デバイス説

明オブジェクトプール(の一部)を転送することが許可されているかどうかを判断することを許可する。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明


44

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

ビット 7∼4 0100  オブジェクトプール転送要求

バイト 2∼5:

転送要求されたバイトデータサイズ

バイト 6∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.7

オブジェクトプール転送要求応答メッセージ

送信周期:

オブジェクトプール転送要求メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0101  オブジェクトプール転送要求応答

バイト 2: ステータス 0

利用可能な十分なメモリがある。ただし,オブジェクトストレー

ジと関連付けられたオーバヘッドがあるので,十分使用可能なメ

モリがあるかを予測することは不可能である。

1

利用可能な十分なメモリがない。オブジェクトプールを送信しな

い。

バイト 3∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.8

オブジェクトプール転送メッセージ

オブジェクトプール転送メッセージは,ワーキングセットが,デバイス説明オブジェクトプール(の一

部)を,タスクコントローラへ転送することを可能にする。デバイス説明オブジェクトプールの転送は,

複数のオブジェクトプール転送メッセージの全てに関し分割できる。オブジェクトプールの転送が,複数

のオブジェクトプール転送メッセージの全てに関し分割されている場合,それぞれの単一オブジェクトプ

ール転送は,完全なオブジェクト説明を含まなければならない。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

変数

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0110  オブジェクトプール転送

バイト 2∼n:

オブジェクトプールレコード

B.5.9

オブジェクトプール転送応答メッセージ

送信周期:

オブジェクトプール転送メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 0111  オブジェクトプール転送応答

バイト 2: エラーコード 0

エラーなし,転送 OK

1

タスクコントローラは,転送中にメモリ不足発生

2

その他のエラー

バイト 3∼6:

受信データのバイトサイズ

バイト 7,8:

予約,FF

16

として送信

B.5.10

オブジェクトプール起動メッセージ

このメッセージは,オブジェクトプールが全て準備され,使用可能な状態であることを示すために,ワ


45

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

ーキングセットマスタから送信する。このメッセージは,オブジェクトプールの転送後,操作中にあるオ

ブジェクトが再定義若しくはオブジェクトプールに追加された後,又は要求した構成ラベル,タスクコン

トローラに記録された利用可能なバージョンが,デバイスと同じであることを示す場合の,いずれかに相

当する場合に送信する。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 1000  オブジェクトプール起動

バイト 2∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.11

オブジェクトプール起動応答メッセージ

このメッセージは,デバイス説明オブジェクトプール起動メッセージに応答するために,タスクコント

ローラワーキングセットマスタへ送信する。タスクコントローラがエラーで応答する場合は,必ず揮発性

メモリオブジェクトプールを削除しなければならない。タスクコントローラは,任意に削除理由をオペレ

ータに知らせることができる。ワーキングセットマスタとの通信は,FMIS からのデータ転送ファイル内

にデバイス説明が既に存在する場合は,継続できる。

タスクコントローラは,また,既存のデバイス説明を介するか,定義するデータ記録トリガ要素による

計画タスクか,いずれかのデータ転送ファイルの内容に基づき,ワーキングセットマスタにプロセスデー

タを要求できる。

エラーを含むデバイス説明は,MICS から FMIS に転送するデータ転送ファイルに書き込んではならな

い。

送信周期:

オブジェクトプール起動メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 1001  オブジェクトプール起動応答

バイト 2:

エラーコード(0=エラーなし)

ビット 0 = 1 =

オブジェクトプールにエラーがあり,追加のエラー情報について

はバイト 3∼7 による。

ビット 1 = 1 =

起動時にタスクコントローラは,メモリを消耗する。

ビット 2 = 1 =

その他のエラー

ビット 3∼7 =

予約,0(ゼロ)として転送

バイト 3,4:

オブジェクトプールエラーがない場合は,障害のあるオブジェク

トの親オブジェクト ID は,NULL オブジェクト ID として送信す

る。

バイト 5,6:

オブジェクトプールエラーがない場合は,障害のあるオブジェク

トのオブジェクト ID は,

NULL

オブジェクト ID として送信する。

バイト 7:

オブジェクトプールエラーコード(0=エラーなし)

ビット 0 = 1 =

タスクコントローラでサポートされていないメソッド又は属性

ビット 1 = 1 =

未知のオブジェクトによる(欠落するオブジェクト)


46

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

ビット 2 = 1 =

その他のエラー

ビット 3 = 1 =

オブジェクトプールは,揮発性メモリから削除された。

ビット 4∼7 =

予約,0(ゼロ)として転送

バイト 8:

予約,FF

16

として送信

B.5.12

オブジェクトプール削除メッセージ

これは,このメッセージを送信し,ワーキングセットのためのデバイス説明オブジェクトプールを削除

するためのメッセージである。オブジェクトプール削除メッセージは,オブジェクトプール転送メッセー

ジによって,更新又は変更したデバイス説明オブジェクトプールを送信する前に,ワーキングセットがデ

バイス全体の説明オブジェクトプールを削除できる。

ワーキングセットによって定義されている,デバイス説明オブジェクトプールだけを削除してもよい。

FMIS

から受信したデバイス説明オブジェクトプールは,影響を受けない。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 1010  オブジェクトプール削除

バイト 2∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.13

オブジェクトプール削除応答メッセージ

送信周期:

オブジェクトプール削除メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明

ビット 7∼4 1011  オブジェクトプール削除応答

バイト 2:

エラーコード:0=成功,1=エラー

バイト 3∼8:

予約,FF

16

として送信

B.5.14

指示子変更メッセージ

このメッセージは,オブジェクトの指示子変更を更新することである。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

変数

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット  3∼0 0001  デバイス説明

ビット  7∼4 1100  指示子変更

バイト 2,3:

オブジェクト ID

バイト 4:

指示子変更長,バイト数

バイト 5∼n: UTF-8 でエンコードされた指示子変更,BOM なし

B.5.15

指示子変更応答メッセージ

送信周期:

指示子変更メッセージに応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 3∼0 0001  デバイス説明


47

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

ビット 7∼4 1101  指示子変更応答メッセージ

バイト 2,3:

オブジェクト ID

バイト 4:

エラーコード:0=成功,1=エラー

バイト 5∼8:

予約,FF

16

として転送

B.6

プロセスデータ否定応答メッセージ

このメッセージは,ワーキングセットマスタによって,又はコマンド及びプロセスデータを拒否するタ

スクコントローラによって送信する。理由は,プロセスデータ値の最下位バイトで与えられる。報告され

たプロセスデータのエラーコードが,特定の要素番号又は特定の DDI に関連付けられていないとき,要素

番号又は DDI の値は,

“該当なし”に設定しなければならない。

“該当なし”要素番号は FFF

16

で,

“該当

なし”DDI の値は FFFF

16

である。

送信周期:

必要に応じて

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 0∼3 1101  プロセスデータ否定応答(PDNACK)

ビット 4∼7

要素番号(LSNibble−下位 4 ビット)

,エラーコードに該当しない

場合,FF

16

で送信。

バイト 2:

要素番号(MSB)

,エラーコードに該当しない場合,FF

16

で送信。

バイト 3,4: DDI,エラーコードに該当しない場合,FFFF

16

で送信。

バイト 5:

プロセスデータエラーコード(0=エラーなし)

ビット 0 = 1 =

プロセスデータコマンドはサポートされない。

ビット 1 = 1 =

要素番号が無効

ビット 2 = 1 =

DDI

は指定した要素ではサポートされない。

ビット 3 = 1 =

トリガメソッドはサポートされない。

ビット 4 = 1 =

プロセスデータは設定できない。

ビット 5 = 1 =

無効又はサポートされていない間隔又はしきい値

ビット 6,7 = 0 =

予約

バイト 6∼8:

予約,FF

16

として転送

B.7

ステータスメッセージ

ステータスメッセージは,ワーキングセットが,タスクコントローラの状態を判断して,タスクコント

ローラのタスクの進行状況を監視することを可能にする。それらはまた,タスクコントローラが,ワーキ

ングセットの状態及びサポートされているコマンド,並びにワーキングセットによるデータの処理を監視

できるようにする。

B.7.1

タスクコントローラステータスメッセージ

このメッセージは,現在のタスクのステータスによるために,タスクコントローラによって送信しなけ

ればならない。

送信周期:

2

秒及びこのメッセージ中のいずれかのバイト変更時。ステータ

スメッセージの間隔は,少なくとも 200 ms でなければならない。

データ長:

8

バイト


48

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,グローバルアドレス

バイト 1: ビット 0∼3 1110  タスクコントローラステータス

ビット 4∼7 1111  要素番号,該当なしへ設定

バイト 2:

FF

16

要素番号,該当なしへ設定

バイト 3,4: FFFF

16

 DDI

,該当なしへ設定

バイト 5:

実際のタスクコントローラステータス

ビット 0 = 1 =

タスクコントローラ上の合計が有効でタスクは開始又は再開され

ている。

0

∼1 への移行:

制御ファンクション内部の合計は,ゼロにリセットされ,カウン

トが開始する。

1

∼0 への移行:

制御ファンクション内部の合計は,タスクコントローラによって

停止する。一連の値要求コマンドを介して,照会してもよい。

ビット 1 = 1 =

タスクコントローラは,不揮発性メモリへのデータ保存でビジー

である。

ビット 2 = 1 =

タスクコントローラは,不揮発性メモリへのデータ読込みでビジ

ーである。

ビット 3 = 1 =

タスクコントローラは,B.3 に示すコマンド実行でビジーである

(デバイス説明メッセージ)

ビット 4∼6 = 0 =

予約

ビット 7 = 1 =

タスクコントローラは,メモリが不足している。

バイト 6:

B.3

に示すコマンドが実行するワーキングセットマスタのソース

アドレス(バイト 5 のビット 3 を 1 に設定するか,そうでなけれ

ば,送信値は 0 とする。

バイト 7:

B.3

に示すコマンド実行(バイト 1 の値)

(バイト 5 のビット 3 を

1

に設定するか,そうでなければ,送信値は 0 とする。

バイト 8:

予約

B.7.2

ワーキングセットタスクメッセージ

このメッセージは,現在のワーキングセットタスクのステータスによるために,関連する全てのワーキ

ングセットマスタによって,タスクコントローラに送信しなければならない。

送信周期:

2

秒及びこのタスクステータスの変更時。ステータスメッセージ

の間隔は,少なくとも 200 ms でなければならない。

データ長:

8

バイト

パラメータグループ番号:

プロセスデータ,アドレス特定

バイト 1: ビット 0∼3 1111  ワーキングセットタスク

ビット 4∼7 1111  要素番号,該当なしへ設定

バイト 2:

FF

16

要素番号,該当なしへ設定

バイト 3,4: FFFF

16

 DDI

,利用不可へ設定

バイト 5∼8:ビット 0

現在のタスクコントローラステータス:合計が有効(バイト 5 の

タスクコントローラステータスメッセージ,ビット 0 で受信した

ように)


49

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

ビット 1∼31 0  予約


50

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

附属書 C 

規定)

XML

要素の関連図

C.1

XML

要素の関連

図 C.1 は,全ての実体関連図(ER 図)を示す。XML ファイルの内容は,図に指定された関係に従って

いなければならない。XML ファイル内の定義のシーケンスによって決定できるので,

図 C.1 による実体,

外部キーID を必ずしも含まない。

タスク実体と労働者との間に,1 対 0,又は 1 対 1 以上の関係をもつことを表す。あるタスクに作業者を

割り当てないこともできるし,一人又は複数名を割り当てることもできる。一人以上の作業者が割り当て

られている場合,タスクと関連付けるためには,作業者の定義は,タスクヘッダデータ定義に従わねばな

らないことを意味する。

各関連の線の終端部分は,

“反対側の終端部分”と対になって,ある実体からある実体間の関係における

複数要素の接続可能性を決定する。例えば,作業者と作業者割当てとの関係は,次のように読み込まれる。

作業者は,ゼロ個以上の作業者割当て(0+“カラスの足”で表記)が発生する可能性があり,作業者割当

て実体においては,厳密に 1 作業者だけを関係付け(1 本の交差線で表記)なければならない。


51

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

@ TaskId

? TaskDesignator 

? CustomerIdRef  

? FarmIdRef

? PartfieldIdRef

? ResponsibleWorkerIdRef

! TaskStatus

? DefaultTreatmentZoneCode

? PositionLostTreatmentZoneCode

?OutOfFieldTreatmentZone

? <Time>

? <TreatmentZone>

? <Grid>

? <WorkerAllocation>

? <Connection>

? <DeviceAllocation>

? <OperTechPractice>
? <ProductAllocation>

? <DataLogTrigger >

? <CommentAllocation>

? <TimeLog>

Task (TSK)

 @ CustomerId

! CustomerDesignator
? CustomerFirstName
? CustomerAddress...

? CustomerPhone ...

Customer (CTR)

! CulturalPracticeIdRef

? OperationTechniqueIdRef

OperTechPractice (OTP)

@ CulturalPracticeId

! CulturalPracticeDesignator

? <OperationTechniqueReference>

CulturalPractice (CPC)

@ OperationTechniqueId 

!  OperationTechniqueDesignator

OperationTechnique (OTQ)

! WorkerIdRef

? <AllocationStamp>

WorkerAllocation (WAN)

@ WorkerId

! WorkerDesignator
? WorkerFirstName

? WorkerAddress

? WorkerPhone

? WorkerLicenseNumber

Worker (WKR)

! {Start |  Stop}

? Duration

! Type

? <Position>

? <DataLogValue>

Time (TIM)

@ CodedCommentGroupId

! CodedCommentGroupDesignator

CodedCommentGroup (CCG)

@ PartfieldId 

? PartfieldCode

! PartfieldDesignator

! PartfieldArea 

? CustomerIdRef

? FarmIdRef

? CropTypeIdRef

? CropVarietyIdRef

? PartfieldIdRef

? <Polygon>

? <Linestring>

? <Point>

Partfield (PFD)

@ CropTypeId

! CropTypeDesignator

? <CropVariety>

CropType (CTP)

@ ProductId

! ProductDesignator

? ProductGroupIdRef

? ValuePresentationIdRef

?AmountDDI

Product (PDT)

@ ProductGroupId

! ProductGroupDesignator

ProductGroup (PGP)

! WorkingSetMasterNAMEValue
? WorkingSetMasterNAMEMask

? DeviceIdRef 

? <AllocationStamp>

DeviceAllocation (DAN)

@ DeviceId

? DeviceDesignator

? DeviceSoftwareVersion

! WorkingSetMasterNAME

? DeviceSerialNumber

? DeviceStructureLabel

? DeviceLocalizationLabel

! <DeviceElement>

? <DeviceProcessData>

? <DeviceProperty>

? <DeviceValuePresentation>

Device (DVC)

@ DeviceElementId

! DeviceElementObjectId

! DeviceElementType

? DeviceElementDesignator

! DeviceElementNumber

! ParentObjectId

? <DeviceObjectReference>

DeviceElement (DET)

! ProductIdRef

? TransferMode

? DeviceElementIdRef

? AmountDDI

? AmountValue

? ValuePresentationIdRef

? <AllocationStamp>

ProductAllocation (PAN)

@ TreatmentZoneCode

? TreatmentZoneDesignator

? TreatmentZoneColor

? <ProcessDataVariable>

?<Polygon>

TreatmentZone (TZN)

! DataLogDDI 

! DataLogValue

! DeviceElementIdRef

? DataLogPGN

? DataLogPGNStartBit

? DataLogPGNStopBit

DataLogValue (DLV)

! DataLogDDI

! DataLogMethod

? DataLogDistanceInterval

? DataLogTimeInterval

? DataLogThresholdMinimum

? DataLogThresholdMaximum

? DataLogThresholdChange

? DeviceElementIdRef

? ValuePresentationIdRef

? DataLogPGN

? DataLogPGNStartBit

? DataLogPGNStopBit

DataLogTrigger (DLT)

! GridMinimumNorthPosition

! GridMinimumEastPosition

! GridCellNorthSize 

! GridCellEastSize 

! GridMaximumColumn

! GridMaximumRow

! Filename

? Filelength

! GridType

? TreatmentZoneCode

Grid (GRD)

! PolygonType

? PolygonDesignator

? PolygonArea

? PolygonColor

!  <Linestring>

Polygon (PLN)

!PointType

? PointDesignator

! PositionNorth

! PositionEast

? PositionUp 
? PointColor 

Point (PNT)

not treatmentzone

treatmentzone

! LinestringType

? LinestringDesignator

? LinestringWidth

? LinestringLength

? LinestringColor

! <Point>

Linestring (LSG)

! DeviceIdRef_0

! DeviceElementIdRef_0

! DeviceIdRef_1

! DeviceElementIdRef_1

Connection (CNN)

@ CodedCommentListValueId

! CodedCommentListValueDesignator

CodedCommentListValue (CCL)

@ CropVarietyId   

! CropVarietyDesignator

CropVariety (CVT)

Coding Data

Legend:

@ FarmId

! FarmDesignator

? FarmAddress ...

? CustomerIdRef

Farm (FRM)

! ProcessDataDDI

! ProcessDataValue

? ProductIdRef

? DeviceElementIdRef 

 ? ValuePresentationIdRef

? <ProcessDataVariable>

ProcessDataVariable (PDV)

connector

@DeviceProcessDataObjectId

! ProcessDataDDI

! ProcessDataProperty

! ProcessDataTriggerMethods

? ProcessDataDesignator

? DeviceValuePresentationObjectId

DeviceProcessData (DPD)

! PositionNorth

! PositionEast

? PositionUp

! PositionStatus

? PDOP
? HDOP

? NumberOfSatellites

? GpsUtcTime

? GpsUtcDate

Position (PTN)

? CodedCommentIdRef

? CodedCommentListValueIdRef

? <AllocationStamp> 

? FreeCommentText

CommentAllocation (CAN)

@ ::= Id Attribute

! ::= mandatory

? ::= optional

<> ::=  embedded  single  element

       or list of elements

@ CodedCommentId

! CodedCommentDesignator

? <CodedCommentListValue> 

! CodedCommentScope 

? CodedCommentGroupIdRef

CodedComment (CCT)

! OperationTechniqueIdRef 

OperationTechniqueReference (OTR)

! Filename

? Filelength

! TimeLogType

TimeLog (TLG)

@DevicePropertyObjectId

! PropertyDDI

! PropertyValue

? PropertyDesignator

? DeviceValuePresentationObjectId

DeviceProperty (DPT)

@ ValuePresentationId

! Offset

! Scale

! NumberOfDecimals

? UnitDesignator

? ColorLegendIdRef

ValuePresentation (VPN)

@ DeviceValuePresentationObjectId

! Offset

! Scale

! NumberOfDecimals

? UnitDesignator

DeviceValuePresentation (DVP)

@ DeviceObjectId

DeviceObjectReference (DOR)

! {Start |  Stop}

? Duration

! Type

? <Position>

AllocationStamp (ASP)

@ ColorLegendId

DefaultColor

! <ColorRange>

ColorLegend (CLD)

! MinimumValue

! MaximumValue

! Color

ColorRange (CRG)

図 C.1XML 要素の関連図


52

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

附属書 D 

規定)

XML

要素及び属性

D.1

XML

要素

XML

要素の XML 属性は,D.2D.46 に示す 6 列の表のとおり,この附属書に記載する。

−  属性:XML 属性の名前

− XML:XML 属性タグ

−  用途:

“r”は必要,

“o”は任意を示す。

−  タイプ:この属性の XML タイプの特性

−  長さ/範囲:この属性の文字又は値範囲の数量

−  コメント:この属性の追加の説明又はフォーマットの制限

注記  子 XML 要素もまた,XML 属性にリストされている。

D.2

割当てスタンプ−ASP

タイプ:

タスクデータ

説明:

割当てスタンプ XML 要素は,割り当てたイベントの記録を指定する。必要に応じて,位置は,割当て

スタンプ特性で記録できる。FMIS から提供された全ての割当てスタンプ XML 要素は,計画タイプで,

MICS

によって提供された全ての割当てスタンプ XML 要素は,実測タイプでなければならない。

全ての割当てスタンプ XML 要素は,定義された開始又は停止の属性値をもたなければならない。継続

時間は,常に正の値を含まなければならない。全ての時間の値は,現地時間に設定する。

次の XML 要素に含まれる。

−  コメント割当て

−  デバイス割当て

−  生産物割当て

−  作業者割当て

次の XML 要素を含む。

−  位置

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

開始 A

o

xs:datetime

最大 19

開始時間。形式:yyyy-mm-ddThh:mm:ss

終了 B

o

xs:datetime

最大 19

終了時間。形式:yyyy-mm-ddThh:mm:ss

継続 C

o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

開始から停止までの時間(秒)

タイプ D

r

xs:

NMTOKEN

1

,4

割当てスタンプのタイプ,取り得る値

1=

計画

4=

実測

位置

o

xs:element

位置の単一 XML 要素を含む。


53

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

<ASP A="2003-08-20T08:10:00" D="4">

    <PTN A="54.588945" B="9.989209" D="3"/>

</ASP>

<ASP A="2003-08-20T08:10:00" C="3512" D="4"/>

D.3

コード化コメント−CCT

タイプ:

コーディングデータ

説明:

コード化コメント XML 要素は,タスクに注釈を付けるために使用できる事前に定義したコメントを説

明する。コメントは,コード化コメントグループでその中にあるコード化コメントグループ ID 参照によ

って参照を確立し,グループ化できる。コード化されたコメントは,可能値(例えば,低,中,高)のリ

ストを含めることができる。これらの値は,コード化コメントリスト値を説明する。コメントがタスクに

割り当てられたとき,これらの値のいずれかを参照できる。

次の XML 要素で参照される。

−  コメント割当て

次の XML 要素を含む。

−  コード化コメントリスト値

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメント A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

コード化コメントの固有識別子

形式:(CCT|CCT-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の指示子を

もつ。

コード化コメントの指示

B r

xs:string

最大 32

コード化コメントの指示子

コード化コメントの範囲 C  r

xs:

NMTOKEN

1

∼3

属性選択

1=

地点

2=

グローバル

3=

連続

コード化コメントグルー

プ参照

D o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメントグループの指示子参

形式:(CCG|CCG-)([0-9])+

コード化コメントリスト

 o

xs:element

コード化コメントリスト値 XML 要素

を含む。

<CCT A="CCT7" B="Thistles" C="3">

    <CCL A="CCL1" B="10 P./sqm"/>

    <CCL A="CCL2" B="20 P./sqm"/>

    <CCL A="CCL3" B="30 P./sqm"/>

</CCT>


54

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

D.4

コード化コメントグループ−CCG

タイプ:

コーディングデータ

説明:

コード化コメントグループ XML 要素は,事前に定義されたコード化コメントを,グループ化して用い

ることができる。目的は,モバイルシステムでよりよいナビゲーションをもつこと,及びコード化コメン

トの選択である。

各コード化コメントは,一つのコード化コメントグループだけに属することができる。コード化コメン

トグループは,例えば,コード化コメントの“カモミール”

“シバムギ”及び“アザミ”が含まれる“雑

草”とできる。MICS の特定コード化コメントグループに属する,コード化コメントのリストを準備する

には,全てのコード化コメント XML 要素は,XML 属性のコード化コメントグループ ID とそのコード化

コメントグループの ID との間の一致を調べなければならない。

次の XML 要素で参照する。

−  コード化コメント

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメントグルー

A r xs:ID

最小 4,最大 14

コード化コメントグループの固有識別

形式:(CCG|CCG-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

コード化コメントグルー

プの指示子

B r

xs:string

最大 32

コード化コメントグループの指示子

<CCG A="CCG3" B="Weeds" />

<CCT A="CCT7" B="Thistles" C="3" D="CCG3" >

    <CCL A="CCL3" B="30 P./sqm"/>

    <CCL A="CCL2" B="20 P./sqm"/>

    <CCL A="CCL1" B="10 P./sqm"/>

</CCT

D.5

コード化コメントリスト値−CCL

タイプ:

コーディングデータ

説明:

コード化コメントリスト値 XML 要素は,コード化された個別のコメントを示す値を提供する。各コー

ド化コメントリスト値は,常に単一のコード化コメントだけに属する。そのコード化コメントがタスクに

割り当てられたとき,コード化コメントに属する個別のコード化コメントリスト値は,コード化コメント

割当てで参照できる。

コード化コメントリスト値の例としては,

“低”

“中”

“高”

“作物の生育ステージ

の定義”などである。

次の XML 要素で参照される。


55

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

−  コメント割当て

次の XML 要素に含まれる。

−  コード化コメント

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメントリスト

A r xs:ID

最小 4,最大 14

コード化コメントリスト値の固有識別

子 
形式:(CCL|CCL-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

コード化コメントリスト
値の指示子

B r

xs:string

最大 32

コード化コメントリスト値の指示子

<CCL A="CCL0001" B="10 P./sqm"/>

<CCL A="CCL0002" B="20 P./sqm"/>

<CCL A="CCL0003" B="30 P./sqm"/>

D.6

色凡例−CLD

タイプ:

コーディングデータ

説明:

色凡例 XML 要素は,グリッド地図上に,様々な色の値を表示するために使える色を割り当てる。色凡

例 XML 要素は,値を表すときに使用する色を指定する色範囲 XML 要素を含む。属性初期設定色は,色範

囲が指定されていない場合の値を示すために使用する。

次の XML 要素で参照される。

−  値表示

次の XML 要素を含む。

−  色範囲

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

色凡例 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

色凡例の固有識別子

形式:(CLD|CLD-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

色割当 B

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

色割当の初期設定色

形式:ISO 11783-6 と同様のパレット

色範囲

r

xs:element

色範囲 XML 要素のリストを含む。

<CLD A="CLD1" B="0">

    <CRG A="0" B="9999" C="1"/>

    <CRG A="10000" B="14999" C="2"/>

    <CRG A="15000" B="19999" C="3"/>


56

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

    <CRG A="20000" B="29999" C="4"/>

    <CRG A="30000" B="99999" C="5"/>

</CLD>

D.7

色範囲−CRG

タイプ:

コーディングデータ

説明:

色範囲 XML 要素は,グリッド地図上で定められた範囲の値を表示する色を指定する。色範囲 XML 要素

は,異なる値を示す色の範囲を表す色割当 XML 要素に含まれる。

次の XML 要素に含まれる。

−  色割当

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

最小値 A

r

xs:long

(-2

31

+1)

(-2

31

-1)

色範囲の最小値。値はその範囲に含ま

れる。

最大値 B

r

xs:long

(-2

31

+1)

(-2

31

-1)

色範囲の最大値。値はその範囲に含ま
れる。

色 C

r

xs:unsigned

Byte

0

∼254

色範囲の色 
形式:ISO 11783-6 と同様のパレット

<CLD A="CLD1">

    <CRG A="0" B="9999" C="1"/>

    <CRG A="10000" B="14999" C="2"/>

    <CRG A="15000" B="19999" C="3"/>

    <CRG A="20000" B="29999" C="4"/>

    <CRG A="30000" B="99999" C="5"/>

</CLD>

D.8

コメント割当て−CAN

タイプ:

タスクデータ

説明:

コメント割当て XML 要素は,

コード化コメント又は自由に表現できるテキストをタスクに割り当てる。

コメントの割当ては,割当てスタンプ XML 要素を含めることによって,位置及び時刻を特定する。自由

に表現できるフリーコメントテキスト XML 属性に追加できる。タスクにコード化コメント及びコード化

コメントリスト値を割り当てる場合には,コード化コメントリスト値は,既に割り当てられたコード化コ

メント値以外のリストに新たに割り当てなければならない。コメント割当ては,コード化コメント又はフ

リーコメントだけを割り当てることができる。

次の XML 要素を含む。


57

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

−  割当てスタンプ

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  コード化コメント

−  コード化コメントリスト値

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメント参照 A o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメント XML 要素参照

形式:(CCT|CCT-)([0-9])+

コード化コメントリスト
値参照

B o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメントリスト値 XML 要素
参照

形式:(CCL|CCL-)([0-9])+

自由なコメントテキスト C  o  xs:string

最大 32

オペレータが定義可能な自由なコメン

トテキスト

割当てスタンプ

o

xs:element

コメントの位置と時刻とを特定する,

単一割当てスタンプ XML 要素を含む。

<CAN C="bad driving conditions">

    <ASP A="2003-08-20T08:00:20" D="4">

        <PTN A="51.23456" B="13.23456" D="3"/>

    </ASP>

</CAN>

<CAN A="CCT5" B="CCL1">

    <ASP A="2003-08-20T08:00:20" D="4">

        <PTN A="51.23456" B="13.23456" D="3"/>

    </ASP>

</CAN>

D.9

接続−CNN

タイプ:

タスクデータ

説明:

接続 XML 要素の目的は,二つのデバイスが単一のタスク内で互いに接続する方法を指定することであ

る。接続特性は,接続された二つの“コネクタタイプデバイス”の,二つのデバイス要素によって構成す

る。

接続特性は,タスクコントローラ位置に関連する,あるデバイスのデバイス要素の位置,例えば,別の

デバイスのナビゲーション基準点を決定できるようにする。

デバイス要素 ID 参照 0 で示されるデバイス要素は,デバイス ID 参照 0 で示されたデバイスの一部であ

り,

“コネクタ”タイプでなければならない。デバイス要素 ID 参照 1 で示されるデバイス要素は,デバイ

ス ID 参照 1 で示されたデバイスの一部であり,

“コネクタ”タイプでなければならない。


58

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス

−  デバイス要素

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメント参照 A o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメント XML 要素参照 
形式:(CCT|CCT-)([0-9])+

コード化コメントリスト

値参照

B o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメントリスト値 XML 要素

参照

形式:(CCL|CCL-)([0-9])+

自由なコメントテキスト C  o  xs:string

最大 32

オペレータが定義可能な自由なコメン

トテキスト

割当てスタンプ

o

xs:element

コメントの位置と時刻とを特定する,
単一割当てスタンプ XML 要素を含む。

<CNN A="DVC2" B="DET2" C="DVC1" D="DET1"/>

D.10

作物種類−CTP

タイプ:

コーディングデータ

説明:

作物種類の XML 要素は,個別ほ場上で耕作できる作物を表す。作物種類の XML 要素は,複数の作物品

種の XML 要素を含むことができる。

次の XML 要素で参照する。

−  個別ほ場

次の XML 要素を含む。

−  作物品種

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

コード化コメント参照 A o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメント XML 要素参照

形式:(CCT|CCT-)([0-9])+

コード化コメントリスト

値参照

B o  xs:

IDREF

最小 4,最大 14

コード化コメントリスト値 XML 要素

参照 
形式:(CCL|CCL-)([0-9])+

自由なコメントテキスト C  o  xs:string

最大 32

オペレータが定義可能な自由なコメン
トテキスト

割当てスタンプ

o

xs:element

コメントの位置と時刻とを特定する,

単一割当てスタンプ XML 要素を含む。

<CTP A="CTP1" B="wheat">

    <CVT A="CVT1" B="Ritmo B"/>


59

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

    <CVT A="CVT2" B="Dekan B"/>

    <CVT A="CVT3" B="Ares C"/>

</CTP>

<CTP A="CTP2" B="barley"/>

<CTP A="CTP3" B="oats"/>

D.11

作物品種−CVT

タイプ:

コーディングデータ

説明:

作物品種の XML 要素は,個別ほ場で耕作できる作物種類によって示される作物の品種を表す。各作物

品種の定義は,一つの作物種類の定義に属する。

次の XML 要素に含まれる。

−  作物種類

次の XML 要素で参照される。

−  個別ほ場

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

作物品種 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

作物品種の固有識別子

形式:(CVT|CVT-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

作物品種の指示子 B

r

xs:string

最大 32

作物品種の名称

<CVT A="CVT1" B="Ritmo B"/>

<CVT A="CVT2" B="Dekan B"/>

<CVT A="CVT3" B="Ares C"/>

D.12

栽培管理作業−CPC

タイプ:

コーディングデータ

説明:

栽培管理作業の XML 要素は,タスクに割り当てることができる栽培管理作業を表す。栽培管理作業定

義の例は,

“耕起”又は“種まき”である。栽培管理作業は,幾つかの操作技術の参照リストを参照できる

(例えば,栽培管理作業が“施肥”とすると,操作技術とは“液体の施肥”

“有機の施肥”

“気体の施肥”

など)

次の XML 要素で参照する。

−  操作技術実践

次の XML 要素を含む。

−  操作技術参照


60

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

栽培管理作業 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

栽培管理作業の固有識別子

形式:(CPC|CPC-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,

負の識別子を

もつ。

栽培管理作業の指示子 B r

xs:string

最大 32

栽培管理作業の指示子

操作技術参照

o

xs:element

操作技術参照 XML 要素のリストを含

む。

<CPC A="CPC1" B="fertilization">

    <OTR A="OTQ1"/>

</CPC>

<CPC A="CPC2" B="seeding"/>

<CPC A="CPC3" B="harvest"/>

D.13

顧客−CTR

タイプ:

コーディングデータ

説明:

顧客の XML 要素は,顧客を説明する。顧客は,タスク,ファーム及び個別ほ場から参照できる。顧客

及び農場と個別ほ場との関係は,複合的であることができる。どの農場又は個別ほ場が特定の顧客に属す

るかを判断するため,全ての農場又は個別ほ場の顧客 ID 参照値は,それぞれ特定の顧客 ID 値との一致を

確認しなければならない。

次の XML 要素で参照する。

−  タスク

−  農場

−  個別ほ場

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

顧客 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

顧客の固有識別子 
形式:(CTR|CTR-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

顧客指示子 B

r

xs:string

最大 32

顧客指示子/姓

顧客の名 C

o

xs:string

最大 32

顧客の名

顧客の通り D

o

xs:string

最大 32

通り

顧客の私書箱 E

o

xs:string

最大 32

私書箱

顧客の郵便番号 F

o

xs:string

最大 10

郵便番号

顧客の町 G

o

xs:string

最大 32

市区町村

顧客の県 H

o

xs:string

最大 32

都道府県

顧客の国 I

o

xs:string

最大 32

顧客の電話番号 J

o

xs:string

最大 20

電話番号

顧客の携帯電話番号 K

o

xs:string

最大 20

携帯電話番号


61

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

顧客の Fax 番号 L

o

xs:string

最大 20 Fax 番号

顧客の E メール M

o

xs:string

最大 64 E メール

<CTR A="CTR1" B="Smith" C="John" G="Munich"/>

D.14

データ記録トリガ−DLT

タイプ:

タスクデータ

説明:

データ記録トリガの XML 要素は,タスクに含まれ,どのプロセスデータ変数の値が,タスクの処理中

にデータ記録値として記録しなければならないかという情報を含む。デバイス要素の参照は,デバイスが

タスクに割り当てられると直ちに,モバイルシステムに追加できる。

デバイス要素の参照が,既に FMIS に与えられているとき,あるデバイスはタスクに組み込まれている。

データ記録トリガの属性は,プロセスデータ変数の値を収集して格納する方法に関して,タスクコントロ

ーラの動作を定める。

データ記録メソッドの“時間間隔”

“距離間隔”及び“変化時”は,任意の組み合わせで使用できる。

ロギングは,最初に発生するイベントによって開始され,これら三つのデータ記録メソッドのうち全ての

アクティブなメソッドが再度開始する。

また,

“限界しきい値”メソッドを追加できる。この追加によって,ロギングはロギング値が限界しきい

値で定められた値の範囲内に入ったとき開始され,ロギング値が限界しきい値で定められた値の範囲であ

る限り有効となる。

データ記録最小しきい値がデータ記録最大しきい値より小さければ,データロギングは,値がデータ記

録最小しきい値及び最大しきい値の間にあるならば有効である。最小しきい値が最大しきい値より大きい

場合は,データロギングは,値が最小しきい値より大きいか又は最大しきい値よりも小さい場合に有効で

ある。

データ記録メソッドの“合計”は,その他のデータ記録メソッドから独立しており,上記の任意の組み

合わせで使用できる。

“合計”タイプのデータ記録値は,データ転送ファイル内に,タスクごとに一度格納

しなければならない。

毎秒可変プロセスデータ当たり,最大 10 メッセージがデバイスによって送信できる。

パラメータグループの値は,データ記録 PGN 属性,データ記録 PGN 開始ビット及びデータ記録 PGN

停止ビットの特性によって記録する。これらの属性が設定されている場合,データ記録データ定義 ID 属

性は,0xDFFE(PGN 記録値)に設定しなければならない。

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス要素


62

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

データ記録 DDI A

r

xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

プロセスデータ変数を識別する固有の

番号(ISO 11783-11 参照)

データ記録方法 B

r

xs:unsigned

Byte

1

∼31

記録方法の選択

1=

時間間隔

2=

距離間隔

4=

限界しきい値

8=

変化時

16=

合計

データ記録距離間隔 C

o

xs:long

0

∼1 000 000

データ記録距離間隔:単位 mm,0 は測

定停止

データ記録時間間隔 D

o

xs:long

0

∼60 000

データ記録時間間隔:単位 10 ms が最

小時間間隔 0 は,測定停止

データ記録最小しきい値 E  o  xs:long  (-2

31

+1)

(-2

31

-1)

データ記録を有効にする最小しきい

値。限界しきい値は,ログに記録する
値の範囲に含む。

(2

31

-1

)は測定停止。

データ記録最大しきい値 F  o  xs:long  (-2

31

+1)

(-2

31

-1)

データ記録を有効にする最大しきい

値。限界しきい値は,ログに記録する

値の範囲に含む。(-2

31

+1)

は測定停止。

データ記録しきい値変更 G  o  xs:long  (-2

31

+1)

(-2

31

-1)

データ記録を開始するためのしきい値

の変更。0 は測定停止,1 は全ての変更
に伴いログに記録する。

デバイス要素参照 H

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

デバイス要素 XML 要素参照

形式:(DET|DET-)([0-9])+

値表示参照 I

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

値表示 XML 要素参照

形式:(VPN|VPN-)([0-9])+

データ記録 PGN J

o

xs:unsigned

Long

0

∼2

18

∼の値を記録するパラメータグループ

データ記録 PGN 開始ビ

ット

K o

xs:unsigned

Byte

0

∼63

パラメータグループを記録する値の最

初のビット位置。ビット 0 は,データ
フレームのデータフィールドで,バイ

ト 1 の最下位ビットである。値は,開

始ビットを含み,最下位ビットとする。

データ記録 PGN 停止ビ
ット

L o

xs:unsigned

Byte

0

∼63

パラメータグループを記録する値の停
止ビット。値は,停止ビットを含み,

最上位ビットとする。

<DLT A="1122" B="1" D="1000" H="DET2"/>

D.15

データ記録値−DLV

タイプ:

タスクデータ

説明:

データ記録値は,DDI で特定され,単一のデバイス要素によって提供する単一のプロセスデータ変数の

単一の値を指定する。デバイス要素 ID 参照 XML 属性は,適切なデバイス要素を参照する。データ記録値

の位置及び時間は,XML 要素時間を介して指定する。時間はタスクに含まれており,この関係で全てのデ


63

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

ータ記録値はタスクに属する。データ記録値は,タスクコントローラのデータロギングファンクションの

一部である。

パラメータグループから値が記録されるとき,データ記録 PGN 属性,データ記録 PGN 開始ビット及び

データ記録 PGN 停止ビットが使用され,プロセスデータ DDI 属性は,0xDFFE(PGN 記録値)に設定しな

ければならない。

次の XML 要素に含まれる。

−  時間

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス要素

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

プロセスデータ DDI A

r

xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

プロセスデータ変数を定義する固有の

番号(

附属書 及び ISO 11783-11 

照)

プロセスデータ値 B

r

xs:long

-2

31

∼(2

31

-1)

デバイス要素 ID 参照 C

r xs:

IDREF

最小 4,最大 14

デバイス要素参照 
形式:(DET|DET-)([0-9])+

データ記録 PGN D

o

xs:unsigned

Long

0

∼2

18

値を記録するパラメータグループ

データ記録 PGN 開始ビ

ット

E o

xs:unsigned

Byte

0

∼63

パラメータグループを記録する値の最

初のビット。ビット 0 は,データフレ

ームのデータフィールドで,バイト 1
の最下位ビットである。値は,開始ビ

ットを含み,最下位ビットとする。

データ記録 PGN 停止ビ

ット

F o

xs:unsigned

Byte

0

∼63

パラメータグループを記録する値の停

止ビット。値は,停止ビットを含み,
最上位ビットとする。

<DLV A="0815" B="10" C="DET1"/>

<DLV A="4711" B="15" C="DET2"/>

<DLV A="4522" B="20" C="DET3"/>

D.16

デバイス−DVC

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイスの XML 要素は,機械又はセンサシステムのような,デバイス一式を説明する。各デバイスは,

少なくとも一つのデバイス要素をもたなければならない。

次の XML 要素を含む。

−  デバイス要素

−  デバイスプロセスデータ

−  デバイス特性

−  デバイス値表示


64

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

次の XML 要素で参照される。

−  接続

−  デバイス割当て

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイス A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

デバイスの固有識別子

形式:(DVC|DVC-)([0-9])+

デバイスの指示子 B

o

xs:string

最大 32

デバイスの指示子

デバイスのソフトウェア

バージョン

C o

xs:string

最大 32

デバイスのソフトウェアバージョン

ワーキングセットマスタ
の NAME

D r  xs:

hexBinary

0x00000000000

00000

0xFFFFFFFFFF

FFFFFF

ワーキングセットマスタの NAME(JIS 

B 9225-5

参照)

デバイスのシリアル番号 E  o  xs:string

最大 32

デバイスのシリアル番号

デバイス説明構造のラベ

F r  xs:

hexBinary

0x00

0xFE per byte

デバイス説明構造のラベル。配列バイ
ト 1 が最上位で,配列バイト 7 が最下

位。

デバイスローカライゼー

ションラベル

G r  xs:

hexBinary

Byte1

∼6:0x00

∼0xFE per

byte

Byte7=0xFF

デバイスローカライゼーションラベ

ル。バイト 1∼6 は,言語コマンド PGN

で定義する(JIS B 9225-7 参照)

。バイ

ト 7 は予約されており,FF

16

に設定す

る。言語コマンド PGN バイト 1 が最下

位で,言語コマンドバイト 7 が最上位
である。

デバイス要素

r

xs:element

デバイス要素 XML 要素のリストを含

む。

デバイスプロセスデータ   o

xs:element

デバイスプロセスデータ XML 要素の

リストを含む。

デバイス特性

o

xs:element

デバイス特性 XML 要素のリストを含

む。

デバイス値表示

o

xs:element

デバイス値表示 XML 要素のリストを

含む。

<DVC A="DVC1" B="sprayer 4711" C="1.0" D="0102030405060708" F="050504A" G="FF000000006C6E">

    <DET A="DET1" B="1" C="1" D="all elements" E="0" F="0">

        <DOR A="3"/>

        <DOR A="4"/>

        <DOR A="8"/>

        <DOR A="9"/>

        <DOR A="10"/>

        <DOR A="11"/>

    </DET>

    <DET A="DET2" B="2" C="3" D="main tank" E="1" F="1">


65

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

        <DOR A="5"/>

        <DOR A="6"/>

        <DOR A="7"/>

        <DOR A="8"/>

        <DOR A="9"/>

        <DOR A="10"/>

        <DOR A="12"/>

    </DET>

    <DPD A="3" B="1234" C="3" D="1"/>

    <DPD A="4" B="8765" C="1" D="1"/>

    <DPD A="5" B="1111" C="3" D="1"/>

    <DPD A="6" B="1112" C="3" D="1"/>

    <DPD A="7" B="1133" C="1" D="2"/>

    <DPT A="8" B="4301" C="0"/>

    <DPT A="9" B="4302" C="0"/>

    <DPT A="10" B="4303" C="0"/>

    <DPT A="11" B="4305" C="2700"/>

    <DPT A="12" B="4304" C="4500"/>

</DVC>

D.17

デバイス割当て−DAN

タイプ:

タスクデータ

説明:

デバイス割当ての XML 要素は,どのデバイス(複数の)が計画タスクのために作成され,どのデバイ

スが実際にタスク処理中に使用されたかの情報を含む。

デバイス割当ては,ワーキングセットマスタ NAME 値及び任意に NAME マスクを説明し,計画された

タスク処理のために,タスク処理を可能にするデバイスを指定できる NAME 値の範囲を限定できる。

タスク処理中にタスクコントローラは,ワーキングセットマスタ NAME 値属性を,実際にタスクを実行

するために使用されたワーキングセットマスタの NAME の値へ変更する。

次の XML 要素を含む。

−  割当てスタンプ

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス


66

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

ワーキングセットマスタ

NAME

A r  xs:

hexBinary

0x000000

0xFFFFFFFFFF

FF

タスクに予定するか,又は処理を実行

したデバイスの,ワーキングセットマ
スタの NAME(JIS B 9225-5 参照)

ワーキングセットマスタ

NAME

マスク

B o  xs:

hexBinary

0x000000

0xFFFFFFFFFF

FF

複数のデバイスでタスクの実行を可能

にするために,ワーキングセットマス

タ NAME 値との論理 AND 演算に使用
するビット。

ビット= 1 ⇒ワーキングセットマスタ

NAME

値と比較を行うビット。

ビット= 0 ⇒ワーキングセットマスタ

NAME

値と比較を行わないビット。

デバイス参照 C

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

デバイス XML 要素参照

形式:(DVC|DVC-)([0-9])+

割当てスタンプ

o

xs:element

単一割当てスタンプ XML 要素を含む。

<DAN B="000000FF00000000" A="1234567812345678" C="DVC2">

    <ASP A="2003-08-20T08:00:00" B="2003-08-20T17:00:00" D="4"/>

</DAN>

<DAN B="000000FF00000000" A="8765432187654321" C="DVC1">

    <ASP A="2003-08-20T08:00:00" B="2003-08-20T17:00:00" D="4"/>

</DAN>

D.18

デバイス要素−DET

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイス要素の XML 要素は,デバイスのもつ機能又は物理的な要素を表す。要素グループの階層構造

を確立するために,デバイス要素は,別のデバイス要素又はデバイス自体で参照しなければならない。

デバイス要素のタイプの属性は,A.3 に定義する。親オブジェクト ID の属性は,デバイス要素の階層的

な順序を確立するために,デバイスオブジェクト(オブジェクト ID=0)又は親のデバイス要素オブジェ

クトのいずれかで参照するために使用する。

次の XML 要素に含まれる。

−  デバイス

次の XML 要素を含む。

−  デバイスオブジェクト参照

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス要素

−  デバイス

次の XML 要素で参照する。

−  データ記録トリガ


67

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

−  データ記録値

−  プロセスデータ変数

−  生産物割当て

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイス要素 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

デバイス要素の固有識別子

形式:(DET|DET-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

デバイス要素オブジェク

B r

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

デバイス説明内の固有オブジェクト識

別子

デバイス要素タイプ C

r

xs:

MMTOKEN

1

∼7

タイプの選択

1=

デバイス

2=

機能

3=

容器

4=

セクション

5=

ユニット

6=

コネクタ

7=

ナビゲーション

デバイス要素の指示子 D o

xs:string

最大 32

要素の指示子

デバイス要素番号 E

r

xs:unsigned

Long

0

∼4 095

要素の固有番号で,

附属書 参照。プ

ロセスデータ変数要素の番号

親オブジェクト F

r

xs:unsigned

Short

0

∼65 534

親デバイス要素又はデバイスのオブジ
ェクト識別子

デバイスオブジェクト参

 o

xs:element

デバイスオブジェクト参照 XML 要素
のリストを含む。

<DET A="DET1" B="1" C="1" D="all elements" E="0" F="0">

    <DOR A="3"/>

    <DOR A="4"/>

    <DOR A="8"/>

    <DOR A="9""/>

    <DOR A="10"/>

    <DOR A="11"/>

</DET>

D.19

デバイスオブジェクト参照−DOR

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイスオブジェクト参照の XML 要素は,デバイスプロセスデータオブジェクト又はデバイス特性オ

ブジェクトへの参照を説明する。

この XML 要素は,デバイス説明の一部である。

次の XML 要素を参照する。


68

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

−  デバイスプロセスデータ

−  デバイス特性

次の XML 要素に含まれる。

−  デバイス要素

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイスオブジェクト A r

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

デバイスプロセスデータ又はデバイス

特性のオブジェクト識別子

<DOR A="3" />

D.20

デバイスプロセスデータ−DPD

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイスプロセスデータの XML 要素は,この XML 要素が参照するデバイス要素によってサポートされ

ているプロセスデータ変数 DDI を説明する。属性は,プロセスデータ変数 DDI に利用可能な,起動のき

っかけを指定する。

この XML 要素は,デバイス説明の一部である。

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス値表示

次の XML 要素で参照される。

−  デバイスオブジェクト参照

次の XML 要素に含まれる。

−  デバイス

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイスプロセスデータ

オブジェクト

A r

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

単一デバイス内部の固有番号

デバイスプロセスデータ

DDI

B r  xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

プロセスデータ変数を指定する固有番

号(ISO 11783-11 で定義)

デバイスプロセスデータ
特性

C r  xs:

MMTOKEN

0

∼3

プロセスデータ変数の特性を指定する
ビットの組合せ

1=

初期設定に属す

2=

設定可能

デバイスプロセスデータ

トリガ方法

D r

xs:integer  0

∼31

サポートするトリガ方法を指定するビ

ットの組合せ

1=

時間間隔

2=

距離間隔

4=

限界しきい値

8=

変化時

16=

合計


69

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイスプロセスデータ
の指示子

E o

xs:string

最大 32

デバイスプロセスデータの指示子

デバイス値表示のオブジ

ェクト

F o

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

デバイス値表示のオブジェクト識別子

<DPD A="1" B="1234" C="3" D="1"/>

D.21

デバイス特性−DPT

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイス特性の XML 要素は,デバイス要素の特性及び DDI の値を説明するための参照を示す。

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス値表示

次の XML 要素で参照される。

−  デバイスオブジェクト参照

次の XML 要素に含まれる。

−  デバイス

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイス特性オブジェク

A r

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

単一デバイス内部の固有番号

デバイス特性オブジェク

ト DDI

B r  xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

特性を定義する固有番号(ISO 11783-11

で定義)

デバイス特性値 C

r

xs:long

-2

32

∼(2

32

-1)

特性値

デバイス特性の指示子 D o

xs:string

最大 32

特性の任意指示子

デバイス値表示のオブジ

ェクト

E o

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

デバイス値表示のオブジェクト識別子

<DPT A="8" B="1235" C="-65233"/>

D.22

デバイス値表示−DVP

タイプ:

コーディングデータ

説明:

デバイス値表示の XML 要素は,単一のデバイス内で使用する,データ辞書で実体を定義した整数値の

表示様式を指定するために使用する。表示様式は,次の式に従わなければならない。

表示される値=(整数値+オフセット)×スケール

表示される値は,常に小数点以下桁数属性での指定小数点以下の桁数に丸める。

次の XML 要素で参照する。


70

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

−  デバイスプロセスデータ

−  デバイス特性

次の XML 要素に含まれる。

−  デバイス

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

デバイス値表示オブジェ

クト

A r

xs:unsigned

Short

1

∼65 534

単一デバイス内部の固有番号

オフセット B

r

xs:long

-2

31

∼(2

31

-1)

表示値に適用するオフセット

倍率

C

r

xs:decimal

0.000 000 001

100 000 000.0

表示値に適用する倍率

桁数 D

r

xs:unsigned

Byte

0

∼7

小数点の後に表示する小数点以下の桁

単位の指示子 E

o

xs:string

最大 32

任意の単位指示子の文字列

<DVP A="1" B="0" C="1.0" D="0" E="kg"/>

<DVP A="2" B="32" C="1.8" D="1" E="°F"/>

D.23

農場−FRM

タイプ:

コーディングデータ

説明:

農場の XML 要素は,農場を説明するために必要な全ての情報を含む。顧客及び農場並びに個別ほ場間

の関係は,複数もつことができる。どの農場又は個別ほ場が特定の顧客に属するかを判断するには,全て

の農場又は個別ほ場がもつ顧客 ID 参照値が,それぞれ特定の顧客 ID とするかどうか調べなければならな

い。

次の XML 要素を参照する。

−  顧客

次の XML 要素で参照される。

−  個別ほ場

−  タスク

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

農場 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

農場の固有識別子

形式:(FRM|FRM-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

農場の指示子 B

r

xs:string

最大 32

農場指示子/名称

農場の通り C

o

xs:string

最大 32

通り

農場の私書箱 D

o

xs:string

最大 32

私書箱

農場の郵便番号 E

o

xs:string

最大 10

郵便番号

農場の町 F

o

xs:string

最大 32

市区町村

農場の県 G

o

xs:string

最大 32

都道府県


71

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

農場の国 H

o

xs:string

最大 32

顧客参照 I

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

顧客 XML 要素参照 
形式:(CTR|CTR-)([0-9])+

<FRM A="FRM1" B="bonanza ranch" />

D.24

グリッド−GRD

タイプ:

タスクデータ

説明:

グリッドの XML 要素は,グリッドセルセットの寸法及び位置を説明する。北/東方向で,最小の北/

東位置,各グリッドセルのサイズ及びグリッドセルの数の定義がなければならない。タスクごとに指定さ

れた単一グリッドだけである場合もある。グリッドは常に個別ほ場に関連するが,グリッドの定義は常に

タスク固有である。グリッドのグリッドセルは,処理ゾーン又はプロセスデータ変数の参照を含む。グリ

ッドは,全てのグリッドセルを昇順の配列として指定しなければならず,グリッドセルは順序情報は含ま

ない。

グリッドセルは,XML データ転送ファイルの外部に,別ファイルのバイナリ形式で定義しなければなら

ない。グリッド及びタスクごとに,単一のバイナリファイルが存在できる。グリッドセルファイルは,デ

ータ転送ファイルと同じフォルダ内に存在しなければならない。グリッドセルファイルの名前は,データ

転送ファイルのタスクが参照する全てのグリッドで固有でなければならない。

次の XML 要素を参照する。

−  処理ゾーン

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

グリッド最小北位置 A

r

xs:decimal

-90.0

∼90.0

グリッド最小北位置

形式:WGS84

グリッド最小東位置 B

r

xs:decimal

-180.0

∼180.0

グリッド最小東位置 
形式:WGS84

グリッドセル北サイズ C r

xs:double 0.0

∼1.0

北方向グリッドセルのサイズ 
形式:WGS84

グリッドセル東サイズ D r

xs:double 0.0

∼1.0

東方向グリッドセルのサイズ

形式:WGS84

グリッド最大列 E

r

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-1)

東方向のグリッドセル数

グリッド最大行 F

r

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-1)

北方向のグリッドセル数

ファイル名 G

r

xs:ID

8

グリッドセルファイルの固有名

形式:GRD[0-9][0-9][0-9][0-9][0-9]

ファイル長さ H

o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

グリッドセルファイル長さ(バイト数)


72

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

グリッドタイプ I

r

xs:

NMTOKEN

1

∼2

グリッドタイプ特性

1=

グリッドタイプ 1

2=

グリッドタイプ 2

処理ゾーンコード J

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

グリッドタイプ 2 の処理ゾーンコード

例  グリッドのタイプ 1 の XML 要素特性

<GRD A="58.096653" B="8.54321" C="0.012" D="0.012" E="200" F="300" G="GRD00001" I="1"/>

グリッドタイプ 1 及びグリッドタイプ 2 の両方の特性例は,7.6 による。

D.25  ISO 11783_

タスクデータ

タイプ:

ルート要素

説明:

ISO 11783_

タスクデータの XML 要素は,ルート要素と呼ばれる主要な XML 要素であり,XML ファイ

ルの構造(バージョン番号...)及び主要な XML 要素の使用についての定義が含まれる。

次の XML 要素を含む。

−  タスク

−  コード化コメント

−  コード化コメントグループ

−  色凡例

−  作物種類

−  栽培管理作業

−  顧客

−  農場

−  デバイス

−  操作技術

−  個別ほ場

−  生産物

−  生産物グループ

−  値表示

−  作業者

−  外部ファイル参照


73

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

バージョンメジャ

バージョン

メジャ

r xs:

NMTOKEN

2

このタスクデータファイルの対応する

JIS B 9225-10

のバージョンを特定する

ために使用する,リスト要素のリリー

ス番号(メジャ)

0= DIS

(国際規格案)のバージョン

1= FDIS

(最終国際規格案)のバージョ

2=

国際規格として発行した初版のバー

ジョンなど

バージョンマイナ

バージョン

マイナ

r xs:

NMTOKEN

1

リスト要素のバージョン番号(マイナ)

管理ソフトウェア製造業

管理ソフト

ウェア製造

業者

r xs:string

32

管理ソフトウェア製造業者の名前

管理ソフトウェアバージ
ョン

管理ソフト
ウェアバー

ジョン

r xs:string

32

管理ソフトウェアのバージョン

タスクコントローラ製造

業者

タスクコン

トローラ製

造業者

o xs:string

32

タスクコントローラ製造業者の名前

タスクコントローラバー
ジョン

タスクコン
トローラバ

ージョン

o xs:string

32

タスクコントローラのバージョン

データ転送元

データ転送

r xs:

NMTOKEN

1 XML

ファイルの作成元を説明

1=FMIS

2=MICS

コード化コメント CCT

o

xs:element

コード化コメント XML 要素を含む。

コード化コメントグルー

CCG o

xs:element

コード化コメントグループ XML 要素

を含む。

色凡例 CLD

o

xs:element

色凡例 XML 要素を含む。

作物種類 CTP

o

xs:element

作物種類 XML 要素を含む。

栽培管理作業 CPC

o

xs:element

栽培管理作業 XML 要素を含む。

顧客 CTR

o

xs:element

顧客 XML 要素を含む。

農場 FRM

o

xs:element

農場 XML 要素を含む。

デバイス DVC

o

xs:element

デバイス XML 要素を含む。

操作技術 OTQ

o

xs:element

操作技術 XML 要素を含む。

個別ほ場 PFD

o

xs:element

個別ほ場 XML 要素を含む。

生産物 PDT

o

xs:element

生産物 XML 要素を含む。

生産物グループ PGP

o

xs:element

生産物グループ XML 要素を含む。

タスク TSK

o

xs:element

タスク XML 要素を含む。

値表示 VPN

o

xs:element

値表示 XML 要素を含む。

作業者 WKR

o

xs:element

作業者 XML 要素を含む。

外部ファイル参照

o

xs:element

外部ファイル参照 XML 要素を含む。

<ISO11783_TaskData VersionMajor="1" VersionMinor="0" TaskControllerManufacturer="FarmCtrl"

TaskControllerVersion="1.0"


74

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

ManagementSoftwareManufacturer="FarmSystem" anagementSoftwareVersion="1.0" DataTransferOrigin="1">

    <TSK A="TSK1" F="1" E="WKR1">

    ……

    </TSK>

    ……

</ISO11783_TaskData>

D.26

ラインストリング−LSG

タイプ:

タスクデータ

説明:

ラインストリングの XML 要素は,ラインの位置,長さ及び外観を説明する。

“フラグ”タイプのライン

ストリングは,ラインストリング上の全ての位置にコメントを割り当てるために使用できる。これは,タ

スクコントローラが,農場側で作成されたコメントをオペレータへの情報メッセージとして,特定位置で

のラインストリング XML 属性中の指示子に格納して,表示できるようにすることを可能にする。

次の XML 要素を含む。

−  地点

次の XML 要素に含まれる。

−  個別ほ場

−  多角形

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

ラインストリングタイプ A  r

xs:

NMTOKEN

1

∼8

ラインストリングの種類,取り得る値

1=

多角形外部

2=

多角形内部

3=

軌道

4=

サンプリングルート

5=

指導方針

6=

排水路

7=

フェンス

8=

フラグ

ラインストリングの指示

B o

xs:string

最大 32

ラインストリング名又はコメント

ラインストリングの幅 C o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

ラインストリングの幅(mm)

ラインストリングの長さ D  o xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

ラインストリングの長さ(mm)

ラインストリングの色 E o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

ラインストリングの色 
形式: ISO 11783-6 と同様のパレット

地点

r

xs:element

地点 XML 要素リストを含む。

<LSG A="1" E="1" B="Line1" D="2000" C="20">

    <PNT A="2" C="58.8754321" D="8.945632" F="1" B="start" E="50"/>


75

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

    <PNT A="2" C="58.8789999" D="8.99889099" F="1" B="end" E="50"/>

</LSG>

D.27

操作技術−OTQ

タイプ:

コーディングデータ

説明:

操作技術の XML 要素は,

“筋ま(播)き”

“散布”

“気体噴霧”のような操作技術について説明する。

次の XML 要素で参照される。

−  操作技術

−  操作技術参照

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

操作技術 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

操作技術の固有識別子 
形式: (OTQ|OTQ-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

操作技術の指示子 B

r

xs:string

最大 32

操作技術の指示子

<OTQ A="OTQ1" B="drilling"/>

<OTQ A="OTQ2" B="spreading"/>

<OTQ A="OTQ3" B="gaseous"/>

D.28

操作技術参照−OTR

タイプ:

コーディングデータ

説明:

操作技術参照の XML 要素には,単一の操作技術への参照が含まれる。

次の XML 要素に含まれる。

−  栽培管理作業

次の XML 要素を参照する。

−  操作技術

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

操作技術 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

操作技術の固有識別子

形式: (OTQ|OTQ-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

操作技術の指示子 B

r

xs:string

最大 32

操作技術の指示子

<OTR A="OTQ1" />


76

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

D.29

操作技術−OTP

タイプ:

タスクデータ

説明:

タスクに関連付けされる操作技術の XML 要素は,単一の栽培管理作業と特定の操作技術との組合せを

提供する。

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  操作技術

−  栽培管理作業

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

操作技術 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

操作技術の固有識別子 
形式: (OTQ|OTQ-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

操作技術の指示子 B

r

xs:string

最大 32

操作技術の指示子

<OTP A="CPC1" B="OTQ1"/>

D.30

個別ほ場−PFD

タイプ:

コーデイングデータ

説明:

個別ほ場の XML 要素は,個別ほ場を説明する。個別ほ場内の要素は,処理ゾーンに関連しない多角形,

ライン文字列及び位置だけを含むことができる。

次の XML 要素で参照される。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  作物種類

−  作物品種

−  顧客

−  農場

次の XML 要素を含む。

−  多角形

−  ラインストリング

−  地点


77

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

個別ほ場 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

個別ほ場の識別子

形式: (PFD|PFD-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

個別ほ場コード B

o

xs:string

最大 32 FMIS からの個別ほ場番号

個別ほ場の指示子 C

r

xs:string

最大 32

個別ほ場指示子/名称

個別ほ場面積 D

r

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

個別ほ場の大きさ(m

2

顧客参照 E

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

顧客 XML 要素参照

形式: (CTR|CTR-)([0-9])+

農場参照 F

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

農場 XML 要素参照

形式: (FRM|FRM-)([0-9])+

作物種類タイプ G

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

作物種類 XML 要素参照

形式: (CTP|CTP-)([0-9])+

作物品種参照 H

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

作物品種 XML 要素参照 
形式: (CVT|CVT-)([0-9])+

ほ場参照 I

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

親の個別ほ場として使用する個別ほ場
の固有識別子

形式: (PFD|PFD-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

多角形

o

xs:element

多角形 XML 要素を含む。

ラインストリング

o

xs:element

ラインストリング XML 要素を含む。

地点

o

xs:element

地点 XML 要素を含む。

<PFD A="PFD3" C="hill" D="32000" G="CTP3"/>

D.31

地点−PNT

タイプ:

タスクデータ

説明:

地点の XML 要素は,位置及び点位置の外観を説明する。

“フラグ”タイプの地点は,地点の位置にコメ

ントを割り当てるために使用できる。これは,タスクコントローラが農場側で作成されたコメントを,オ

ペレータへの情報メッセージとして,特定位置での地点 XML 属性中の指示子に格納して表示できるよう

にすることを可能にする。

次の XML 要素に含まれる。

−  ラインストリング

−  個別ほ場

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

地点のタイプ A

r

xs:

NMTOKEN

1

∼2

この地点の意味の定義

1=

フラグ

2=

その他

地点の指示子 B

o

xs:string

最大 32

地点,説明又はコメントの名称


78

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

位置緯度 C

r

xs:decimal

-90

∼90 GPS 位置(緯度,北方向)

形式:WGS84

位置経度 D

r

xs:decimal

-180.0

∼180.0

GPS

位置(経度,東方向)

形式:WGS84

位置上方 E

o

xs:long

(-2

31

+1)

(2

31

-1)

GPS

位置(高度)

(mm)

形式:WGS84 だ円体

地点の色 F

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

地点の色

形式:ISO 11783-6 と同様なパレット方

<LSG A="1" E="1" B="Line1" D="2000" C="20">

    <PNT A="2" C="58.8754321" D="8.945632" F="1" B="start" E="50"/>

    <PNT A="2" C="58.8789999" D="8.99889099" F="1" B="end" E="50"/>

</LSG>

D.32

多角形−PLN

タイプ:

タスクデータ

説明:

多角形の XML 要素は,ラインストリングを含めることによって領域を説明する。多角形は,個別ほ場

又は処理ゾーンの領域の境界を指定するために使用できる。

“フラグ”タイプの多角形は,多角形内の全ての位置にコメントを割り当てるために使用できる。これ

は,タスクコントローラが農場側で作成されたコメントを,オペレータへの情報メッセージとして,特定

位置で多角形 XML 属性中の指示子に格納して表示できるようにすることを可能にする。

次の XML 要素に含まれる。

−  個別ほ場

−  処理ゾーン

次の XML 要素を含む。

−  ラインストリング

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

多角形のタイプ A

r

xs:

NMTOKEN

1

∼8

多角形の種類,取り得る値

1=

個別ほ場

2=

処理ゾーン

3=

水面

4=

建物

5=

6=

障害物

7=

フラグ

8=

その他

多角形の指示子 B

o

xs:string

最大 32

多角形指示子/名前

多角形の面積 C

o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

多角形面積(m

2


79

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

多角形の色 D

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

多角形の色 
形式:ISO 11783-6 と同様なパレット方

ラインストリング

r

xs:element

ラインストリング XML 要素を含む。

<PLN C="20" D="1" A="1" B="Polygon1">

    <LSG A="1" E="1" B="Line1" D="2000" C="20">

        <PNT A="2" C="58.8754321" D="8.945632" F="1" B="start" E="50"/>

        <PNT A="2" C="58.8789999" D="8.99889099" F="1" B="end" E="50"/>

    </LSG>

</PLN>

D.33

位置−PTN

タイプ:

タスクデータ

説明:

位置の XML 要素は,測定された位置を説明する。位置は,割当てスタンプ又は時間特性の一部である。

後者は,例えば,位置とともにデータ記録値を記録するために使用できる。

次の XML 要素に含まれる。

−  割当てスタンプ

−  時間

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

位置緯度 A

r

xs:decimal

-90

∼90 GPS 位置(緯度,北方向,WGS84)

位置経度 B

r

xs:decimal

-180.0

∼180.0

GPS

位置(経度,東方向,WGS84)

位置上方 C

o

xs:long

2

31

∼(2

31

-1) GPS

位置(高度,mm,WGS84 だ円体)

位置の状態 D

r

xs:

NMTOKEN

0

∼15

位置の状態。定義は NMEA2000 におけ
る MethodGNSS パラメータ参照。

0=

位置情報なし

1=GNSS

単独測位

2=DGNSS

測位

3=

精密,故意の精度悪化(SA など)が

なく,高解像度コード(P コード)及
び 2 周波を利用した大気中の遅延補正

による精密な GNSS 測位。

4=RTK

(リアルタイム干渉測位方式)

固定整数解モード

5=RTK

フロート解モード

6=

推定(DR)モード

7=

手入力

8=

シミュレートモード

9

∼13=予約

14=

エラー

15=

位置の状態値は利用不可


80

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

位置精度低下率 E

o

xs:decimal

0.0

∼99.9

位置精度低下率(PDOP)情報

水平精度低下率 F

o

xs:decimal

0.0

∼99.9

水平精度低下率(HDOP)情報

衛星の数 G

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

使用した衛星の数

GPS

協定世界標準時間 H o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

真夜中からのミリ秒での協定世界標準
時間(UTC)

GPS

協定世界標準日付 I  o

xs:unsigned

Short

0

∼(2

16

-2) 1980-01-01

からの相対日での UTC 日付

<PTN A="54.588945" B="9.989209" D="3"/>

D.34

プロセスデータ変数−PDV

タイプ:

タスクデータ

説明:

プロセスデータ変数の XML 要素は,処理ゾーンに含まれる。それは,この処理ゾーンで使用する値並

びに任意の製品及びデバイス要素の情報を伴うプロセスデータ定義 ID が含まれる。

プロセスデータ変数は,単一のデバイス要素に,複数生産物の配分の計画を説明するために,別のプロ

セスデータ変数を含めることができる。

その場合,

“親”のプロセスデータ変数は,

“子”のプロセスデータ変数が生産物性を含むとともに,タ

スクコントローラによってデバイス要素に送られるプロセスデータ DDI を指定する。

“子”のプロセスデ

ータ変数は,他のプロセスデータ変数を含んではならない。さらに,デバイス要素 ID 参照属性を指定し

てはならない。

次の XML 要素に含まれる。

−  処理ゾーン

次の XML 要素を参照する。

−  生産物

−  デバイス要素

−  値表示

次の XML 要素を含む。

−  プロセスデータ変数

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

プロセスデータ DDI A

r

xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

プロセスデータ DDI を定義する固有番

号(ISO 11783-11 に定義)

プロセスデータ値 B

r

xs:long

-2

31

∼(2

31

-1)

プロセスデータ DDI の値を含む。

生産物参照 C

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

生産物 XML 要素参照

形式: (PDT|PDT-)([0-9])

デバイス要素参照 D

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

デバイス要素 XML 要素参照

形式: (DET|DET-)([0-9])

値表示参照 E

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

値表示 XML 要素参照

形式: (VPN|VPN-)([0-9])


81

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

プロセスデータ変数

o

xs:element

プロセスデータ変数 XML 要素を含む。

<PDV A="001A" B="15000" C="PDT1" D="DET2" E="VPN3"/>

D.35

生産物−PDT

タイプ:

コーディングデータ

説明:

生産物の XML 要素は,単一の製品を説明する。製品は,生産物グループに関連付けることができる。

製品が特定の生産物グループに属しているかを判断するには,全製品の生産物グループ ID 参照値が,

特定の生産物グループ ID 値と一致するかどうかを調べなければならない。生産物は,タスクで使用され

ている製品(作物保護化学薬品)及びタスクによって算出された製品(農産物)の両方に示される。

値表示 ID 参照及び量 DDI は,製品の量の提示及び定義を指定するために使用できる。ISO 11783-11 

定義されている量 DDI に使用する DDI の例は,次のとおりである。

80

容積ベースのアプリケーション合計

81

質量ベースのアプリケーション合計

82

算出ベースのアプリケーション合計

次の XML 要素を参照する。

−  生産物グループ

次の XML 要素で参照される。

−  生産物割当て

−  プロセスデータ変数

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

生産物 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

生産物の固有識別子

形式: (PDT|PDT-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

生産物の指示子 B

r

xs:string

最大 32

生産物指示子/名称

生産物グループ参照 C

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

生産物グループ XML 要素参照

形式: (PGP|PGP-)([0-9])+

値表示参照 D

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

値表示 XML 要素参照

形式: (VPN|VPN-)([0-9])+

量の DDI E

o

xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

量を示す DDI(ISO 11783-11 で指定)

を定義する固有の番号

<PDT A="PDT1" B="agent 1"/>

<PDT A="PDT2" B="agent 2"/>


82

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

D.36

生産物割当て−PAN

タイプ:

タスクデータ

説明:

生産物割当ての XML 要素は,タスクへの単一生産物の割当てを指定する。生産物割当ては,デバイス

要素に任意に関連付けされる。

これによって,容器又はデバイス要素その他のタイプに割り当てられた,単一生産物又は多数の異なる

生産物を追跡できるようになる。移動量は,量を示す DDI 及び量の値の属性の組合せで任意に指定できる。

次の XML 要素を含む。

−  割当てスタンプ

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を参照する。

−  デバイス要素

−  値表示

−  生産物

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

生産物参照 A

r

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

生産物 XML 要素参照

形式: (PDT|PDT-)([0-9])+

量の DDI B

o

xs:

hexBinary

0x0000

0xFFFF

量を定義する固有の番号(ISO 11783-11

で指定)

量の値 C

o

xs:long

0

∼(2

31

-1)

生産物の量の値

移動モード D

o

xs:

NMTOKEN

1

∼2

移動のタイプ

1=

充塡

2=

排出

デバイス要素参照 E

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

デバイス要素 XML 要素参照 
形式: (DET|DET-)([0-9])+

値表示参照 F

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

値表示参照

形式: (VPN|VPN-)([0-9])+

割当てスタンプ

o

xs:element

単一 XML 要素の割当てスタンプを含

む。

<PAN A="PDT2" B="0050" C="20000" D="1" E="DET3" F="VPN1">

    <ASP A="2003-11-12T08:00:00" D="4"/>

</PAN>

<PDT A="PDT2" B="Agent"/>

<VPN A="VPN1" B="0" C="1.0" D="0" E="kg"/>

D.37

生産物グループ−PGP

タイプ:

コーディングデータ


83

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

説明:

生産物グループの XML 要素は,生産物のグループ分けに使用する。生産物が特定の生産物グループに

属しているかどうかを判断するには,全ての生産物グループ ID 参照の値と,特定の生産物グループ ID の

値との一致を調べなければならない。

次の XML 要素で参照される。

−  生産物

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

生産物グループ A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

生産物グループの固有識別子

形式: (PGP|PGP-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

生産物グループの指示子 B  r  xs:string

最大 32

生産物グループ指示子/名称

<PGP A="PGP1" B="Herbicides"/>

<PDT A="PDT1" B="agent 1" C="PGP1"/>

D.38

タスク−TSK

タイプ:

タスクデータ

説明:

タスクの XML 要素は,ISO 11783 規格群におけるタスクを説明する。タスクは,データ転送ファイル内

の中心的な XML 要素である。それは,資材及び作業の明細の割当てを表現するために,様々な他の XML

要素の参照を含む。

タスク内に,顧客 ID 参照,農場 ID 参照及び個別ほ場 ID 参照の XML 属性を指定することで,タスク,

顧客,

農場及び個別ほ場との間の冗長な関係を作成できる。

この冗長性は許可されているが,

これらの XML

要素間の関係で競合が発生してはならない。

XML

属性の作業責任者 ID 参照は,このタスクに責任を負う単一作業者を参照する。これは,例えば,

このタスクを指定した作業者,又はこのタスクに関する追加の詳細を提供するためにコンタクトする作業

者である。例えば,タスクの実行に貢献する一人以上の作業者の開始時刻及び継続時間の記録は,タスク

内の作業者割当て XML 要素を用いて行われなければならない。複数の作業者割当て XML 要素は,単一の

タスク内で指定できる。

次の XML 要素を参照する。

−  顧客

−  農場

−  個別ほ場

−  作業(責任)者

−  デフォルト及び位置不明処理ゾーン

次の XML 要素を含む。

−  処理ゾーン


84

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

−  時間

−  操作技術

−  作業者割当て

−  デバイス割当て

−  接続

−  生産物割当て

−  データ記録トリガ

−  コメント割当て

−  グリッド

−  時間記録

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

タスク A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

タスクの固有識別子

形式: (TSK|TSK-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

タスクの指示子 B

o

xs:string

最大 32

顧客参照 C

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

顧客 XML 要素参照 
形式: (CTR|CTR-)([0-9])+

農場 D

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

農場 XML 要素参照

形式: (FRM|FRM-)([0-9])+

個別ほ場 E

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

個別ほ場 XML 要素参照

形式: (PFD|PFD-)([0-9])+

作業責任者参照 F

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

作業者 XML 要素参照

形式: (WKR|WKR-)([0-9])+

タスク状態 G

r

xs:

NMTOKEN

1

∼4

タスクの状態,取り得る値

1=

初期

2=

稼働

3=

中断

4=

終了

不履行の処理ゾーンコー

H o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

処理ゾーン XML 要素参照

位置紛失の処理ゾーンコ
ード

I o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

処理ゾーン XML 要素参照

ほ場処理ゾーンコードの

J o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

処理ゾーン XML 要素参照

処理ゾーン

o

xs:element

処理ゾーン XML 要素を含む。

時間

o

xs:element

時間 XML 要素を含む。

操作技術

o

xs:element

単一操作技術 XML 要素を含む。

作業者割当て

o

xs:element

作業者割当て XML 要素を含む。

デバイス割当て

o

xs:element

デバイス割当て XML 要素を含む。

接続

o

xs:element

接続 XML 要素を含む。

生産物割当て

o

xs:element

生産物割当て XML 要素を含む。

データ記録トリガ

o

xs:element

データ記録トリガ XML 要素を含む。

コメント割当て

o

xs:element

コメント割当て XML 要素を含む。

時間記録

o

xs:element

時間記録 XML 要素を含む。

グリッド

o

xs:element

単一のグリッド XML 要素を含む。


85

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

<TSK A="TSK1" F="WKR1" G="1">

    <OTP A="CPC1" B="OTQ1"/>

    <WAN A="WKR1">

        <ASP A="2003-08-20T08:00:00" B="2003-08-20T17:00:00" D="1"/>

    </WAN>

<DAN B="000000FF00000000" A="1234567812345678" C="DVC2">

        <ASP A="2003-08-20T08:00:00" B="2003∼08-20T17:00:00" D="1"/>

    </DAN>

<DAN B="000000FF00000000" A="8765432187654321" C="DVC1">

        <ASP A="2003-08-20T08:00:00" B="2003-08-20T17:00:00" D="1"/>

    </DAN>

<CNN A="DVC2" B="DET2" C="DVC1" D="DET2"/>

    <DLT A="1122" B="1" H="DET2"/>

<CAN A="CCT5">

        <ASP A="2003-08-20T08:00:20" D="4"/>

    </CAN>

    <TZN A="TZN1" B="200" C="140"/>

    <TIM A="2003-08-20T08:00:00" B="2003-08-20T17:00:00" D="1"/>

</TSK>

D.39

時間−TIM

タイプ:

タスクデータ

説明:

時間の XML 要素は,イベントの時間の記録を指定する。任意に,一つの位置情報を時間の特性として

記録できる。タイプ属性は,記録する時間のタイプが何かを指定するために使用する。FMIS によって提

供する全ての時間 XML 要素は,

“計画”のタイプのものでなければならない。MICS がタイプの値 2(予

備)∼タイプの値 7(クリア)の全ての値を使用することによる詳細な時間記録の区別を提供しないとき

は,MICS によって提供する全ての時間の XML 要素は,タイプの値 4(有効)でなければならない。

全ての時間の XML 要素は,定義された開始又は停止の属性値をもたなければならない。継続時間は,

常に正の値を含まなければならない。全ての時間の値は,現地時間に設定する。

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

−  時間記録

次の XML 要素を含む。

−  位置

−  データ記録値


86

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

開始 A

o

xs:datetime

最大 19

開始時間

形式:yyyy-mm-ddThh;mm:ss

停止 B

o

xs:datetime

最大 19

停止時間 
形式:yyyy-mm-ddThh;mm:ss

継続 C

o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

開始から停止までの時間(秒)

タイプ D

r

xs:

NMTOKEN

1

∼7

記録した時間のタイプ,取り得る値

1=

計画

2=

準備

3=

前処理

4=

有効

5=

無効

6=

修理

7=

清掃

位置

o

xs:element

単一の位置 XML 要素を含む。

データ記録値

o

xs:element

データ記録値 XML 要素を含む。

<TIM A="2003-08-20T08:10:00" D="4">

    <PTN A="54.588945" B="9.989209" D="3"/>

    <DLV A="0815" B="10" C="DET1"/>

    <DLV A="4711" B="15" C="DET2"/>

</TIM>

<TIM A="2003-08-20T08:10:00" C="3612" D="6"/>

D.40

時間記録−TLG

タイプ:

タスクデータ

説明:

時間 XML 要素は,XML データ転送ファイル内に埋め込まれたリストとして,又は時間 XML 要素内の

時間テンプレート特性として使用する。時間記録は,バイナリコード化データ記録ファイル内の,全ての

データ記録値の収集を可能にする。時間記録 XML 要素内で,時間 XML 要素の時間タイプ属性を,4(有

効)に設定しなければならない。時間記録のタイプ属性は,データロギング方法の将来の拡張を可能にす

るために定義する。時間記録のタイプ属性の値は,6.6.2 及び 7.6 に指定された現在のデータロギング方法

のために,値を“1”に設定しなければならない。

時間記録は,常にタスクに関連しており,固有名の二つのファイルセットを参照する。両方のファイル

は,データ転送ファイルと同じフォルダに存在しなければならない。データ転送ファイルの全てのタスク

で参照する全ての時間記録のファイル名は,固有でなければならない。

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク


87

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

ファイル名 A

r

xs:ID

8

時間記録ファイルの固有名

形式: TLG[0-9][0-9][0-9][0-9]

ファイルの長さ B

o

xs:unsigned

Long

0

∼(2

32

-2)

バイト数での時間記録ファイルの長さ

時間記録のタイプ C

r

xs:

NMTOKEN

1 1=

バイナリ時間記録ファイルタイプ 1

例  データ転送ファイルでの時間記録

<TLG A="TLG00001"/>

時間記録の XML ファイル TLG00001.xml は,次のとおりである。

<TIM A="" D="4">

    <PTN A="" B="" D=""/>

    <DLV A="0815" B="" C="DET1"/>

    <DLV A="4711" B="" C="DET2"/>

</TIM>

任意の値による全ての属性は,バイナリファイルの全レコードをとおして固定値であると考えられる。

上記の XML ファイルは,次に示すように,全てのレコードがセットで構成されていることを指定する。

(TimeStart, PositionNorth, PositionEast, PositionStatus, #DLV, DLV0, PDV0, DLV1, PDV1)

これは,バイナリ形式で次の値を表すものとする。

(2005-05-02T16:32:00, 51.00678, 6.03489, 1, 2, 0, 10, 1, 15)

D.41

処理ゾーン−TZN

タイプ:

タスクデータ

説明:

処理ゾーンは,同じプロセスデータ DDI 及び同じ値で処理したほうがよい領域を説明する。タスクの内

部では,処理ゾーンを参照することができる。初期設定値処理ゾーンは,含まれたプロセスデータ変数に

関する特別な意味をもつ。それらプロセスデータ変数の値は,タスクを介して全体に適用する。初期設定

値処理ゾーン内部の全てのプロセスデータ変数値は,起動及びタスクを再開する上で,タスクコントロー

ラによって全ての適切なワーキングセットへ送信する。

初期設定値処理ゾーンは,サイトを特定しないタスクのために存在できる。サイトを特定しないタスク

は,任意の多角形又はグリッドのいずれにも定義されないタスクである。位置不明処理ゾーンは,現在位

置が取得できなくなったときに,

ワーキングセットに送付しなければならないプロセスデータ変数を含む。

農場外処理ゾーンは,ワーキングセット(の一部)が,ほ場境界の多角形によって囲まれた領域を離れる

とき,ワーキングセットの適切なデバイス要素へ送信されなければならないプロセスデータ変数を含む。

位置不明処理ゾーン及び農場外処理ゾーンの特性は,サイト指定のタスクを対象とする。

次の XML 要素で参照される。

−  グリッド

次の XML 要素に含まれる。


88

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

−  タスク

次の XML 要素を含む。

−  プロセスデータ変数

−  多角形(処理ゾーンのタイプだけ)

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

処理ゾーンコード A

r

xs:unsigned

Byte

0

∼254

タスク内で固有な処理ゾーンコード

処理ゾーン指示子 B

o

xs:string

最大 32

処理ゾーンの名前

処理ゾーンの色 C

o

xs:unsigned

Byte

0

∼254

処理ゾーンの色

形式: ISO 11783-6 と同様なパレット

多角形

o

xs:element

多角形 XML 要素を含む。

プロセスデータ変数

o

xs:element

プロセスデータ変数 XML 要素を含む。

<TZN A="6" B="MidRate 1" C="2">

    <PDV A="4711" B="10"/>

</TZN>

<TZN A="7" B="Midrate 2" C="3">

    <PDV A="1234" B="12"/>

</TZN>

D.42

値表示−VPN

タイプ:

コーディングデータ

説明:

値表示の XML 要素は,

データ辞書のエンティティ定義された整数値の表示を指定するために使用する。

表示は,次の式によらなければならない。

表示値=(整数値+オフセット)×スケール

表示値は,常に小数点以下桁数属性で,指定小数点以下の桁数に丸める。

次の XML 要素を参照する。

−  色凡例

次の XML 要素で参照する。

−  データ記録トリガ

−  プロセスデータ変数

−  生産物

−  生産物割当て

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

値表示 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

値表示の固有識別子

形式: (VPN|VPN-)([0-9])+

オフセット B

r

xs:long

-2

31

∼(2

31

-1)

表示値に適用するオフセット


89

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

倍率

C

r

xs:decimal

0.000 000 001

100 000 000.0

表示値に適用する倍率

小数点以下の桁数 D

r

xs:unsigned

Byte

0

∼7

小数点の後に表示する小数点以下の桁

単位の指示子 E

o

xs:string

最大 32

任意の単位指示子の文字列

色参照 F

o

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

色凡例 XML 要素参照

形式: (CLD|CLD-)([0-9])+

<VPN A="VPN1" B="0" C="1.0" D="0" E="kg"/>

<VPN A="VPN2" B="32" C="1.8" D="1" E="°F"/>

D.43

作業者−WKR

タイプ:

コーディングデータ

説明:

作業者の XML 要素は,タスクによって参照できる作業者を説明する。全ての作業者の配置は,データ

転送ファイル内の時間情報とともに記録する。タスク属性の作業責任者 ID 参照は,タスクのために特別

な意味をもつ。この作業者は,追加の記録データには記録されず,タスクによって直接参照する。

次の XML 要素で参照する。

−  タスク

−  作業者割当て

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

作業者 A

r

xs:ID

最小 4,最大 14

作業者の固有識別子

形式:(WKR|WKR-)([0-9])+

MICS

で生成した記録は,負の識別子を

もつ。

作業者の指示子 B

r

xs:string

最大 32

作業者指示子/姓

作業者名 C

o

xs:string

最大 32

作業者の通り D

o

xs:string

最大 32

通り

作業者の私書箱 E

o

xs:string

最大 32

私書箱

作業者の郵便番号 F

o

xs:string

最大 10

郵便番号

作業者の町 G

o

xs:string

最大 32

市区町村

作業者の県 H

o

xs:string

最大 32

都道府県

作業者の国 I

o

xs:string

最大 32

作業者の電話番号 J

o

xs:string

最大 20

電話番号

作業者の携帯電話番号 K o

xs:string

最大 20

携帯電話番号

作業者の免許番号 L

o

xs:string

最大 32

作業者固有の免許番号

作業者の E メール M

o

xs:string

最大 64 E メール

<WKR A="WKR1" B="Smith" C="John"/>

<WKR A="WKR2" B="Miller" C="Karl"/>


90

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

D.44

作業者割当て−WAN

タイプ:

タスクデータ

説明:

作業者割当ての XML 要素は,タスクへの作業者の割当てを説明する。割当てスタンプのエントリは,

作業者割当ての開始/停止時間及びタスク内で作業者割当ての変更を説明する。

次の XML 要素を参照する。

−  作業者

次の XML 要素に含まれる。

−  タスク

次の XML 要素を含む。

−  割当てスタンプ

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

作業者参照 A

r

xs:

IDREF

最小 4,最大 14

作業者 XML 要素を参照

形式:(WKR|WKR-)([0-9])+

割当てスタンプ

o

xs:element

単一割当てスタンプ XML 要素を含む。

<WAN A="WKR1">

    <ASP A="2003-08-20T08:00:00" D="4" />

</WAN>

<WAN A="WKR2">

    <ASP A="2003-08-20T08:05:00" D="4" />

</WAN>

D.45

外部ファイル内容−XFC

タイプ:

タスクデータ

説明:

外部ファイル内容の XML 要素は,適格な外部ファイルを保持し,主要な XML データ転送ファイル以外

の外部 XML ファイルの全 XML 要素をグループ化するために使用する。

次の XML 要素を含む。

−  コード化コメントグループ

−  コード化コメント

−  色凡例

−  栽培管理作業

−  作物種類

−  顧客

−  デバイス

−  農場


91

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

−  操作技術

−  生産品

−  個別ほ場

−  生産物グループ

−  タスク

−  値提示値表示

−  作業者

D.46

外部ファイル参照−XFR

タイプ:

タスクデータ

説明:

外部ファイル参照の XML 要素は,主要な XML ファイルが外部 XML ファイルを参照するために使用す

る。外部ファイルは,最上位の XML 要素だけを含むことができる。最上位の XML 要素は,XML 要素の

ISO 11783_

タスクデータに含めることができる要素である。外部 XML ファイル内には,単一のタイプの

XML

要素だけを指定できる。外部ファイル参照要素の再帰的な使用,及び外部ファイル内容要素の再帰的

な使用はあってはならない。

次の XML 要素に含まれる。

−  ISO 11783_タスクデータ

次の XML 要素を含む。

−  なし

属性:

属性 XML

用途

タイプ

長さ/範囲

コメント

ファイル名 A

r

xs:ID

8

ファイル名の特定

形式:

(CCG|CCT|CLD|CPC|CTP|CTR|DVC|

FRM|OTQ|PDT|PFD|PGP|TSK|VPN|

VPN|WKR)[0-9] [0-9] [0-9] [0-9] [0-9]

ファイルのタイプ B

r

xs:

NMTOKEN

1 1=XML

<XFR A="FRM00000" B="1"/>

<XFR A="CTP00000" B="1"/>

<XFR A="PFD00000" B="1"/>

<XFR A="WKR00000" B="1"/>

<XFR A="CCT00000" B="1"/>

<XFR A="PGP00000" B="1"/>

<XFR A="PDT00000" B="1"/>

<XFR A="DVC00000" B="1"/>

<XFR A="TSK00000" B="1"/>

<XFR A="TSK00001" B="1"/>


92

B 9225-10

:2016 (ISO 11783-10:2009)

  

<XFR A="TSK00002" B="1"/>

<XFR A="VPN00000" B="1"/>

<XFR A="CTR00000" B="1"/>

参考文献

[1]  ISO/IEC 10646

,Information technology−Universal Coded Character Set (UCS)

[2]  CAN Specification Version 2.0 Part B, Robert Bosch GmbH, September 1991

[3]  SAE J1939

,Recommended Practice for a Serial Control and Communications Vehicle Network

[4]  DIN 9684-5

,Agricultural tractors and machinery−Interfaces for signal transfer−Part 5: Data transfer to the

management-information-system, task controlling