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日本工業規格

JIS

 B

9219

-1987

循環形穀物乾燥機の仕様書様式

Standard Form of Specifications for Circulation Type Grain Dryers

1.

適用範囲  この規格は,農業用循環形穀物乾燥機(

1

)

(以下,乾燥機という。

)の仕様書の様式及びその

記入要領について規定する。

(

1

)

この規格でいう乾燥機とは,コンバインなどで収穫したもみ(籾)及び麦を対象とするものを

いう。

備考  この規格で{  }を付けて示してある単位は,従来単位によるものであって,参考として併記

したものである。

2.

仕様書の様式  仕様書の様式は,次による。

(1)

仕様書の様式は,

付表による。この付表は,乾燥機の諸元及び性能の概要を示す。

(2)

記入項目は,目的に応じて適当に選ぶことができる。

また,必要に応じて各部の構造・材料などを付記する。

(3)

全体図などの図面を添付し,乾燥機の外形,昇降機,送風機(吸引方式の場合を含む。

,操作盤など

の配置の概略及び主要関係寸法を示す。

3.

仕様書の記入要領  仕様書の記入要領は,次による。

(1)

銘柄・型式  乾燥機に表示してある銘柄及び型式記号を記入する。

(2)

通称名  製造業者が称する通称名(愛称など)を記入する。

(3)

製造業者名  乾燥機の製造業者名又は製造工場名を記入する。

(4)

穀物処理量  もみの処理可能量を最小・最大で記入し,必要な場合には麦の処理可能量を併記する。

なお,単位は,トン (t),キログラム (kg) 又は立方メートル (m

3

)

とし,立方メートル (m

3

)

の場合

には換算値 (kg/m

3

)

を記入する。

(5)

所要動力  乾燥機に使用する電動機の単相・三相の別,定格電圧及び定格出力を記入し,所要最大動

力(標準装備時及びオプション装備時)を付記する。

(6)

主要寸法  運転状態に標準装備した場合及び必要に応じて格納時の寸法を記入する。

なお,オプション部品などを装置することによって寸法が変わる場合には,その旨を付記する。

(a)

全長  最大長を記入し,その部位を併記する。

(b)

全幅  最大幅を記入し,その部位を併記する。

(c)

本体高さ  地面から本体最高部までの高さを記入し,その部位を併記する。

(d)

昇降機高さ  地面から昇降機最高部までの高さを記入し,その部位を併記する。

(7)

質量  穀物を入れていない乾燥機の標準装備質量を記入する。

(8)

穀物乾燥室及び循環・排出


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(a)

乾燥室の形式及び乾燥層数  スクリーン,バッフル,山形多管式などの形式及び乾燥層数を記入す

る。

(b)

繰出し方式  連続繰出し,間欠繰出しについて記入し,ロータリバルブ,ドラムシャッタなどの別

を記入する。

(c)

循環速度調節及び排出速度調節  穀物の循環及び排出速度の調節装置があるものは,その方式を手

動・自動の別及び 2 段切換・無段切換などに分類して記入する。

(9)

乾燥用送風機

(a)

送風機形式  軸流式,遠心式などの別を記入する。

(b)

送風・吸引方式  圧送,吸引などの別を記入する。

(c)

送風口又は吐出し口の口径  送風口又は吐出し口の口径を記入する。

(d)

送風機回転数  使用時の回転数を記入し,変速がある場合にはそれを付記する。

なお,商用周波数 50 ヘルツ (Hz) と 60 ヘルツ (Hz) とで回転数が異なる場合には,その旨を記

入する。

(10)

バーナ

(a)

形式  ポット式,ガンタイプ,回転式などの別を記入する。

(b)

点火方式  手動点火,自動点火の別を記入する。

(c)

空気量調節  手動調節,自動調節の別を記入する。

(d)

最大燃焼量  バーナの 1 時間当たりの最大燃焼量をリットル  (l)  で記入する。

(11)

燃料及び燃料供給装置

(a)

使用燃料  使用する燃料を記入する。

(b)

供給装置  燃料を供給する方法を記入する。

(c)

タンク容量  タンクの容量をリットル  (l)  で記入する。

(12)

搬送装置

(a)

搬送機の種類  昇降機(バケットエレベータ),スクリューコンベヤ,スローワなどの種類を記入す

る。

(b)

配穀均平器の種類  配穀均平器の有無,これがある場合にはその種類を記入する。

(c)

穀物張込ホッパ  張込口高さ,張込口の大きさを記入し,ホッパ容量を記入できるものは記入する。

なお,ホッパが 2 か所以上あるものは,その旨を付記する。

(13)

排じん装置  排じん装置は専用か,他と兼用しているかを記入する。

(14)

附属品(オプション部品)  補助ホッパ,スローワ,ダクト,水分計などオプション部品がある場合

には,その名称を記入する。

(15)

乾燥速度  乾燥機に最大処理量を張り込んだときの毎時乾減率を範囲で記入する。

なお,生もみは,含水率 24%[きょう(夾)雑物 1%以下のもの]のものを用い,仕上がり含水率

(仕上がり水分)14.5%としたときの平均値とする。

(16)

張込時間及び排出時間

(a)

張込時間  含水率 24%(きょう雑物 1%以下のもの。)の生もみを乾燥機に最大処理量張り込むため

に要する時間を記入する。

(b)

排出時間  (a)で張り込んだ生もみを乾燥後(仕上がり含水率 14.5%)乾燥機から排出するのに要す

る時間を記入する。

(17)

運転制御方式  気温,熱風温度,含水率,湿度,乾減率,穀温などについて,運転制御方式があれば


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記入する。

(18)

消火及び安全装置

(a)

消火装置  自動消火装置,可搬式消火器付などを記入する。

(b)

安全装置  電源系,バナー系,搬送系に区分し,検知装置の名称を記入する。

(19)

その他  安全鑑定適合機では,安全鑑定番号を記入する。


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付表  循環形穀物乾燥機の仕様書様式


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新規原案調査作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

田  原  虎  次

日本大学農獣医学部

藍      房  和

東京農工大学農学部

白  井      宏

通商産業省機械情報産業局

鷹  尾  宏之進

生物系特定産業技術研究推進機構

戸  田  政  則

農林水産省農蚕園芸局

池  上      稔

工業技術院標準部

船  曳  英  夫

社団法人日本農業機械化協会

田  中  行  平

全国農業協同組合連合会

渡  辺      崇

全国農業機械商業協同組合連合会

佐  藤  隆  二

株式会社山本製作所

工  藤  真寿治

金子農機株式会社

吉  山  隆  幸

株式会社佐竹製作所

上  谷  弘  践

井関農機株式会社

北  条      徹

静岡製機株式会社

渾  川  清  吾

大島農機株式会社

(事務局)

中  島  元  夫

社団法人日本農業機械工業会

天  野      謙

社団法人日本農業機械工業会