>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 B

9207

-1994

耕うん機用トレーラ

Trailers for power tiller

1.

適用範囲  この規格は,耕うん機用トレーラ(以下,トレーラという。)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 9202

  農業機械用タイヤの諸元

JIS B 9203

  農業機械用リムの輪郭

JIS B 9205

  農業機械用タイヤ

JIS B 9208

  歩行形トラクタ用トレーラのブレーキ付き車軸

JIS D 4231

  自動車タイヤ用チューブ

JIS D 5500

  自動車用ランプ類

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3131

  熱間圧延軟鋼板及び鋼帯

JIS G 3141

  冷間圧延鋼板及び鋼帯

JIS G 3350

  一般構造用軽量形鋼

JIS G 3444

  一般構造用炭素鋼管

JIS G 3452

  配管用炭素鋼鋼管

JIS G 3506

  硬鋼線材

JIS G 3522

  ピアノ線

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 5703

  白心可鍛鋳鉄品

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。

2.

各部の名称  各部の名称は,付図 1による。

3.

種類  トレーラの種類は,荷台長さ,荷台幅の寸法によって分け,表 の 13 種類とする。

表 1  トレーラの種類

11

形 21 形 31 形 41 形

12

形 22 形 32 形 42 形 52 形

− 23 形 33 形 43 形 53 形

4.

品質

4.1

外観  外観は,次による。


2

B 9207-1994

(1)

有害な割れ,きず,ひずみ,鋳巣,鋳きずなどがないこと。

(2)

溶接を施した箇所は,アンダーカット,オーバーラップ,スラグ巻込みその他有害な欠点がないこと。

(3)

さび止め処理を施した面には,しわ,むら,きずその他有害な欠点がないこと。

4.2

性能  性能は,次による。

(1)

けん引かんが水平になるようにヒッチを静的に支持し,座席に 300 kg,荷台にほぼ均等に 1 t の荷重

の物体を積載し,各部に有害な欠陥を生じないこと。

(2)

ブレーキペダルに 500 N {50 kgf}  の踏圧力を加えたとき,1 個のブレーキカム軸に発生するトルクは

80 N

・m {8 kgf・m}  以上であること。

(3)

ブレーキペダルに 1 kN {100 kgf}  の踏圧力を加えたとき,各部に有害な欠陥を生じないこと。

(4)

ブレーキ装置は堅ろうで運行に十分耐え,乾燥した平たんな舗装路面で重量約 200 kg の耕うん機に装

着して,荷台にほぼ均等に 500 kg の荷重の物体を積載して運行した場合,制動初速 15 km/h のとき停

止距離 5 m 以下の制動能力をもち,また,荷台に  ほぼ均等に 500 kg の荷重の物体を積載して 12 度の

傾斜の坂路で安全に停止し,そのまま保持できること。

(5)  (4)

の試験において,円滑な運行又は停止ができ,各部に有害な欠陥を生じないこと。

(6)

トレーラは,ヒッチによって耕うん機と容易に着脱でき,また,ヒッチは運行中振動などによって外

れることなく,十分な耐久力をもっていること。

5.

構造・寸法

5.1

構造  構造は,次の各号による。

(1)

車体後面の左右には,JIS D 5500 による反射器を付けること。

(2)

全幅 W

2

が 1.3 m を超えるものは,JIS D 5500 による方向指示器を付けること。

(3)

各部の組立は,溶接,リベット締め又はねじ締めとし,強度上安全な構造であること。

(4)

常用ブレーキ作動装置で回り止めなどを付け,駐車用ブレーキ作動装置を兼用している場合は,手動

による駐車用ブレーキ作動装置はなくてもよい。

5.2

寸法  各部の寸法は,表 による。


3

B 9207-1994

表 2  トレーラ各部の寸法

単位  m

荷台長さ

L

1

荷台幅

W

1

全幅

W

2

最低地上高

H

1

全高

H

2

あおりの高さ

H

3

車輪の横及
び縦の振れ

寸法

    許容

        差 
種類

±0.01

±0.01

全長

L

2

(参考)

耕うん機
最先端ま

での長さ
(参考)

11

形 0.85

12

1.35

0.90

1.30

以下 2.60∼2.80

21

形 0.85

22

形 0.90

1.30

以下

23

1.50

0.95

1.70

以下

2.75

∼2.95

31

形 0.85

32

形 0.90

1.30

以下

33

1.65

0.95

1.70

以下

2.95

∼3.15

41

形 0.85

42

形 0.90

1.30

以下

43

1.80

0.95

1.70

以下

3.00

∼3.25

52

形 0.90

1.30

以下

53

1.95

0.95

1.70

以下

0.15

以上

2.00

以下

0.30

以上

リムの外側
に お い て

0.003

以下

3.25

∼3.50

4.70

以下

6.

材料・部品

6.1

材料  各部に使用する材料は,一般に表 による。

表 3  トレーラに使用する材料

部品名

材料

車体

台枠 
あおり

鳥居

座席

座席台

けん引かん

JIS G 3452

によるもの (SGP) 

JIS G 3444

の STK 290

JIS G 3101

の SS 400

JIS G 3350

の SSC 41

ヒッチ

JIS G 5703

の FCMW 34

JIS G 3101

の SS 400

車輪円板

JIS G 3131

の SPH 1

JIS G 3101

の SS 400

車輪

リム

JIS G 3131

の SPH 1

JIS G 3141

の SPMA

ブレーキペダル

JIS G 3101

の SS 400

JIS G 5703

の FCMW 34

ブレーキ主引棒

JIS G 3101

の SS 400

JIS G 3506

の SWRH 37

調整ナット

JIS G 3101

の SS 400

だるま

JIS G 4051

の S15C

ブレーキ横軸

JIS G 3101

の SS 400

JIS G 3444

の STK 290

てこ

ブレーキ引棒

JIS G 3101

の SS 400

常用ブレーキ
作動装置

調整ばね

JIS G 3522

の SWPA


4

B 9207-1994

部品名

材料

手ブレーキてこ握り

JIS G 3444

の STK 290

手ブレーキてこ止引棒

JIS G 3101

の SS 400

JIS G 3506

の SWRH 37

手ブレーキてこ止めつめ

JIS G 4051

の S45C

手ブレーキ止め金

JIS G 3101

の SS 400

止めつめ押しばね

JIS G 3522

の SWPA

駐車用ブレー

キ作動装置

手ブレーキ取付け板

手ブレーキてこ 
手ブレーキ連結金具 
手ブレーキ引棒

JIS G 3101

の SS 400

6.2

ブレーキ付き車軸  ブレーキ付き車軸は,JIS B 9208 による

6.3

タイヤの種類及びリムの輪郭  タイヤの種類及びリムの輪郭は,それぞれ JIS B 9202 及び JIS B 9203

による。

6.4

タイヤ及びチューブの品質  タイヤ及びチューブの品質は,それぞれ JIS B 9205 及び JIS D 4231 

よる。

7.

検査  検査は,材料,部品,構造,寸法及び品質について行い,4.6.の規定を満足しなければならな

い。

8.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格番号又は名称,種類及びタイヤの呼びによる。ただし,タイヤ

の呼びのうちプライレーティングは省略する。

例  JIS B 9207  11 形  4.00-16

耕うん機用トレーラ  11 形  4.00-16

9.

表示  トレーラの車体に,種類,製造業者名又はその記号及び製造年月又はその略号を表示する。


5

B 9207-1994

付図 1


6

B 9207-

199

4

付図 2  常用ブレーキ作動装置


7

B 9207-

199

4

付図 3  駐車用ブレーキ作動装置


8

B 9207-1994

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

田  原  虎  次

東京農工大学名誉教授

藍      房  和

東京農工大学農学部

林      清  輝

通商産業省機械情報産業局産業機械課

桐  山  和  臣

工業技術院標準部機械規格課

波  川  鎮  男

農林水産省農蚕園芸局肥料機械課

安  食  恵  治

生物系特定産業技術研究推進機構

船  曳  英  夫

社団法人日本農業機械化協会

渡  辺      崇

社団法人全国農業機械商業協同組合連合会

谷田部  勝  男

全国農業協同組合連合会

波  多  幸  夫

株式会社クボタ作業機技術部

福  永  喜  一

井関農機株式会社技術管理部

安  田  国  昭

ヤンマー農機株式会社中央技術研究所技術管理部

辻          章

三菱農機株式会社管理部

佐  藤  文  男

石川島芝浦機械株式会社トラクタ技術部

木  内      渥

株式会社丸山製作所研究開発本部

井之川  明  嗣

本田技研工業株式会社朝霞東研究所

太  田  万  喜

小橋工業株式会社

平  松  献  三

株式会社共立技術本部

苫米地      眞

株式会社佐竹製作所調製機事業部