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日本工業規格

JIS

 B

9121

-1989

噴霧機用コック

Cocks for Sprayer

1.

適用範囲  この規格は,主として,JIS B 9112(人力噴霧機)及び JIS B 9113(動力噴霧機)による噴

霧機に使用するコック(以下,コックという。

)について規定する。

備考  この規格で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考と

して併記したものである。

引用規格:

JIS B 0202

  管用平行ねじ

JIS B 0401

  寸法公差及びはめあい

JIS B 2401

  O リング

JIS B 2406

  O リング取付みぞ部の形状・寸法

JIS B 9112

  人力噴霧機

JIS B 9113

  動力噴霧機

JIS H 5101

  黄銅鋳物

JIS K 6339

  農業用噴霧機ホース

JIS K 6765

  噴霧機用ポリエチレンホース

2.

種類  コックの種類は,形状によって表 の 4 種類とする。

表 1  コックの種類

区分

種類

形状

用途

ボール先コック

付表 1

先コック

栓先コック

付表 2

ボール元コック

付表 3

元コック

栓元コック

付表 4

人力用 
動力用

3.

機能  コックの閉止の回転は滑らかで,開閉を確実に行えるものでなければならない。

4.

耐圧及び漏れ  コックを閉じ,表 の水圧を片側ずつ両面に 30 秒間加えたとき,水漏れがあってはな

らない。


2

B 9121-1989

表 2  耐圧及び漏れ

区分

用途

水圧

人力用 1MPa

{10kgf/cm

2

}

先コック

動力用 2MPa

{20kgf/cm

2

}

人力用 1MPa

{10kgf/cm

2

}

元コック

動力用 3.5MPa

{35kgf/cm

2

}

5.

構造・形状・寸法  先コック及び元コックの構造,形状及び寸法は,付表 1による。

6.

外観  コックの外観は,仕上がりが良好で,有害な鋳巣及び鋳ばりがあってはならない。

7.

材料  コックの材料は,JIS H 5101(黄銅鋳物)の YBsC3,又は耐食性及び強さがこれと同等以上の

ものとする。

また,パッキンの材料は,牛革又は品質がこれと同等以上のものを使用する。

8.

検査  コックの検査は,機能,耐圧,構造・形状・寸法,外観及び材料について行い,3.7.の規定に

適合しなければならない。

9.

製品の呼び方  コックの呼び方は,規格番号,用途,種類及び呼びによる。

例: JIS B 9121  人力用ボール先コック  7

10.

表示  製品の包装には,次の事項を表示する。

(a)

種類及び呼び

(b)

製造業者名又はその略号

(c)  P

(動力用だけに適用)


3

B 9121-

198

9

付表 1  ボール先コック形状及び寸法

単位 mm

C

E

F

呼び

A

b

基準
寸法

許容差

D

ねじの

呼  び

D

3

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

G

G

2

T

1

T

 7

 5

1.3

 8

4

1

G

 15.5

 16.0

5

 8

1

10

6

  8.5

 6

1.3

 8

4

1

G

 15.5

 16.0

5

 8

1

10

6

10

8

1.3

11

8

3

G

 20

 20.5

5

 8

1

10

6

13 10

1.8

15

+0.2

    0

2

1

G

 23.5

 24

+0.2

0

6

±0.5

10 1 12 6

備考1.  部ねじは,JIS B 0202(管用平行ねじ)による。

2.

噴霧機本体への取付部分は,特に規定しない。

3.

図は,構造及び形状の例を示すもので,特定のモデルを規定するものではない。

4.

適用するホースは,JIS K 6339(農業用噴霧機ホース)若しくは JIS K 6765(噴霧機用ポリエチレンホース)又は品質
がこれらと同等以上のものとする。

5.

寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401(寸法公差及びはめあい)の js16 又は Js16 とする。


4

B 9121-

198

9

付表 2  栓先コック形状及び寸法

単位 mm

C

D

2

D

4

E

F

G

G

2

呼び

A

b

基準
寸法

許容差

D

ねじの

呼  び

D

1

基準
寸法

許容差

D

3

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

T

T

1

 7

 5

1.3

 8

4

1

G

 13.5

11.5

15.5

11.5

16.0

5

8

1

6  10

  8.5

 6

1.3

 8

4

1

G

 13.5

11.5

15.5

11.5

16.0

5

8

1

6  10

10

8 1.3

11

8

3

G

  17 15.0

20.0

15.0

20.5

5

8

1

6  10

13 10 1.8

14

+0.2

0

2

1

G

  21 18.7

+0.4

0

23.5

18.7

−0.4
−0.7

24.0

+0.2

0

6

±0.5

10

±0.5

1

±0.2

 7.5

12

備考1.  部ねじは,JIS B 0202による。

2.

噴霧機本体への取付部分は,特に規定しない。

3.

図は,構造及び形状の例を示すもので,特定のモデルを規定するものではない。

4.

適用するホースは,JIS K 6339 若しくは JIS K 6765 又は品質がこれらと同等以上のものとする。

5.

寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401 の js16 又は Js16 とする。


5

B 9121-

198

9

付表 3  ボール元コック形状及び寸法

単位 mm

C

F

呼び

A

b

基準
寸法

許容差

D

(ねじの呼び)

D'

(ねじの呼び)

基準
寸法

許容差

T

5

T

6

L

1

 7

 5

1.3

 8

4

1

G

4

1

R

 5

11.5

13 9

  8.5

 6

1.3

 8

4

1

G

4

1

R

 5

11.5

13 9

10

8 1.3

11

8

3

G

8

3

R

 5

11.5

13 9

13 10 1.8

14

+0.2

0

2

1

G

2

1

R

 6

±0.5

  15 13 12

備考1.  部ねじは,JIS B 0202による。

2.  O

リングは,JIS B 2401(O リング)による。

3.  O

リング取付部は,JIS B 2406(O リング取付みぞ部の形状・寸法)による。

4.

噴霧機本体への取付部分は,特に規定しない。

5.

図は,構造及び形状の例を示すもので,特定のモデルを規定するものではない。

6.

寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401 の js16 又は Js16 とする。


6

B 9121-

198

9

付表 4  栓元コック形状及び寸法

単位 mm

C

F

参考

呼び

A

b

基準寸法

許容差

D

(ねじの呼び)

D

5

D

6

基準寸法

許容差

T

5

O

リング

7

 5

1.3

 8

4

1

G

 7

10

5

 9

 P7

  8.5

 6

1.3

 8

4

1

G

 7

10

5

 9

 P7

10

8 1.3  11

8

3

G

 10

13 5

9

P10

13 10 1.8  14

+0.2

0

2

1

G

 12

16 6

±0.5

12 P12

備考1.  部ねじは,JIS B 0202による。

2.  O

リングは,JIS B 2401 による。

3.  O

リング取付部は,JIS B 2406 による。

4.

噴霧機本体への取付部分は,特に規定しない。

5.

図は,構造及び形状の例を示すもので,特定のモデルを規定するものではない。

6.

寸法許容差の指定のないものは,JIS B 0401 の js16 又は Js16 とする。


7

B 9121-1989

解説表 1  改正原案作成委員会  構成表(昭和 50 年度)

(一般機械部会  農業機械専門委員会  構成表)

氏名

所属

(委員長)

手  塚  右  門

全国農業協同組合連合会

安  田  圭  三

通商産業省機械情報産業局

逢  坂  国  一

工業技術院標準部

前  田  耕  一

農林水産省農蚕園芸局

有  吉      亮

農業機械化研究所

中  島  元  夫

社団法人日本農業機械工業会

成  沢  登美雄

松山株式会社

細  山  吉太郎

株式会社丸山製作所

三箇山  正  雄

久保田鉄工株式会社

水  田  栄  久

井関農機株式会社

春  日  俊  夫

全国農業協同組合連合会

渡  辺  波  夫

社団法人日本農業機械化協会

(専門委員)

竹  内  健  二

国際協力事業団

松  川  東  一

工業技術院標準部

(事務局)

伊  藤  彰  一

工業技術院標準部機械規格課


8

B 9121-1989

解説表 2  改正原案作成委員会  構成表(昭和 63 年度)

氏名

所属

(委員長)

田  原  虎  次

日本大学

藍      房  和

東京農工大学

白  井      宏

通商産業省機械情報産業局

吉  田  藤  夫

工業技術院標準部

(鈴  木  茂  光)

工業技術院標準部

寺  本  忠  孝

農林水産省農蚕園芸局

戸  崎  紘  一

生物系特定産業技術研究推進機構

船  曳  英  夫

社団法人日本農業機械化協会

佐  藤      功

全国農業協同組合連合会

渡  辺      崇

全国農業機械商業協同組合連合会

木  内      渥

株式会社丸山製作所

平  松  献  三

株式会社共立

郡      惟  司

有光工業株式会社

(上  原      宏)

有光工業株式会社

相  馬  敏  光

佐々木農機株式会社

(佐々木  春  夫)

佐々木農機株式会社

友  松  武  夫

株式会社マルナカ製作所

(三  宅  緑  治)

初田工業株式会社

町  田  敏  郎

富士ロビン株式会社

(原  田  国  弘)

富士ロビン株式会社

伊  東  秀  見

株式会社日東製作所

吉  田  隆  三

株式会社ダイシン

泉      蔵  寛

オリンピア工業株式会社

吉  村  智  光

麻場産業株式会社

(事務局)

栗  原  靖  一

社団法人日本農業機械工業会

天  野      謙

社団法人日本農業機械工業会

(

  )  内は、昭和 62 年度検討時委員