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B 8828-4

:2007

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  設計及び備付け 

2

5

  情報の提供 

2

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

3


B 8828-4

:2007

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本クレーン協会(JCA)及び財団法

人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,

このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に

ついて,責任はもたない。

JIS B 8828

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

8828-1

第 1 部:一般

JIS

B

8828-4

第 4 部:ジブクレーン


日本工業規格

JIS

 B

8828-4

:2007

クレーン−逸走防止装置−第 4 部:ジブクレーン

Cranes

Anchoring devices for in-service and out-of-service conditions

Part 4:Jib cranes

序文 

この規格は,1998 年に第 1 版として発行された ISO 12210-4 及び Technical Corrigendum 1:2000 を基に作

成した日本工業規格であるが,我国の気象状況を考慮のうえ技術的内容を変更して作成した日本工業規格

である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表をその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,ジブクレーンの作動時及び停止時における逸走防止装置(レールクランプ,アンカーなど

の固定装置)について規定する。ただし,タワークレーン,移動式クレーン及び鉄道クレーンを除く。

注記 1  この規格は,ジブクレーンの逸走防止装置の設計,備付け及び情報提供について規定するも

のであるが,この規格によって適合性評価を行うことは意図していない。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 12210-4:1998

,Cranes−Anchoring devices for in-service and out-of-service conditions−Part 4:

Jib cranes

及び Technical Corrigendum 1:2000 (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0146-1

  クレーン用語−第 1 部:一般

JIS B 8828-1:2006

  クレーン−逸走防止装置−第 1 部:一般

注記  対応国際規格:ISO 12210-1:1998,Cranes−Anchoring devices for in-service and out-of-service

conditions

−Part 1: General (MOD)

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0146-1 による。


2

B 8828-4

:2007

設計及び備付け 

逸走防止装置については,JIS B 8828-1 の 3.(設計上の要求事項)の要求事項によって設計し,また,

クレーンの種類及び動作に応じて

表 に従って備え付けなければならない。

表 1−逸走防止装置 

逸走防止装置の必要性

ジブクレーンの種類及び動作

クレーン停止時

クレーン作動時

門形ジブクレーン及び片脚門形ジブクレーン 

走行

旋回

a)

×

起伏

×

横行

×

デリック 

走行

旋回

a)

×

起伏

×

×

柱形ジブクレーン 

旋回

a)

×

横行

×

×

引込クレーン 

走行

引込

×

×

旋回

a)

×

○:必要,    ×:不要,    ―:オプション

a)

旋回については,クレーンの設置環境を考慮して非固定(自由吹流し)の状態としてもよい。

情報の提供 

JIS B 8828-1

の 4.(情報の提供)と同様に,逸走防止装置の操作,試験,保守及び修理に関する情報を,

備付者に提供しなければならない。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS B 8828-4 : 2007

  クレーン−逸走防止装置−第 4 部:ジブクレーン

ISO 12210-4 : 1998

  Cranes−Anchoring devices for in-service and out-of-service

conditions

−Part 4: Jib cranes 及び Techinical Corrigendum 1 : 2000 

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

箇条番号 
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際

規格
番号

箇条番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

1

適用範囲

逸走防止装置とジブ
クレーンの説明

1

適用範囲

ISO 4306-1

による。 追加

差異はないが,適用範囲を明確にし
た。

クレーン構造規格の規定に近づ
けた。

ISO

規格改訂時に提案する。

2

引用規格

3

用 語及 び 定

JIS B 0146-1:2000

追加

クレーンの用語に関する JIS を追加
した。

ISO

規格と JIS ではクレーンの

分類が異なるため。

ISO

規格改訂時に提案する。

表 1  ジブクレーンの
種類

3

設計及び備付

表による。

追加

引込クレーンを追加した。

ISO

規格にないため。

表 1  動作

削除

巻上という動作を削除した。

巻上動作時には装置がすべて不
要となっているため。

表 1

強風作動時

削除

強風作動時を作動時と同じ扱いと
して削除した。

作動時と同一なこと及び国内で
は強風時の作業は中止しなけれ
ばならないため。

表 1  門形ジブクレー
ン及び片脚門形ジブ
クレーン

変更

クレーン停止時の起伏及び横行時
には,装置が“必要”となっている
ものを“オプション”に変更した。

国内では別途気象対策を実施す
ることから緩和した。

ISO

規格改訂時に提案する。

4

設 計及 び 備

付け

表 1  門形ジブクレー
ン及び片脚門形ジブ

クレーン

変更

クレーン作動時の旋回,起伏及び横
行時には“オプション”となってい

るものを“不要”に変更した。

国内では別途気象対策を実施す
ることから緩和した。

ISO

規格改訂時に提案する。

3

B 8828-

4


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07


4

B 8828-4

:2007

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

箇条番号 
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際

規格
番号

箇条番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

表 1  デリック

変更

クレーン作動時の旋回時には,装置
が“オプション”となっているもの
を“不要”に変更した。

国内では別途気象対策を実施す
ることから緩和した。

ISO

規格改訂時に提案する。

4

設 計及 び 備

付け(続き)

表 1

変更

ISO

規格では,

“X  −  O”の表示

を JIS では“○  ×  −”の表示に
変更した。

国内慣習による。

ISO

規格改訂時に提案する。

5

情報の提供

一致

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 12210-4:1998,MOD

被引用法規

クレーン構造規格,クレーン等安全規則

関連する外国規格

ISO 12210-1:1998

ISO 8686-1:1989

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致  技術的差異がない。 
    −  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2 JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD  国際規格を修正している。

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