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B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会 (JFPA)/財団

法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申し出があり,日本工

業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

JIS B 8666には,次に示す附属書がある。 

附属書A(参考) 参考文献 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8666: 2001 

(ISO 6264: 1998) 

油圧−リリ−フ弁−取付面 

Hydraulic fluid power−Pressure-relief valves- 

Mounting surfaces 

序文 この規格は,1998年に第2版として発行されたISO 6264, Hydraulic fluid power−Pressure relief valves

−Mounting surfacesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格で

ある。 

1. 適用範囲 この規格は,互換性を保証するために,リリーフ弁の取付面などについて規定する。この

規格は,現在主に産業機械で使用されているリリーフ弁の取付面に適用する。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修

正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 6264 : 1998 Hydraulic fluid power−Pressure relief valves Mounting surfaces (IDT) 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式 

備考 ISO/DIS 1101 : 1996, Technical drawings−Geometrical tolerancing−Tolerance of form, 

orienta-tion, location, and run-out−Generalities, definitions, symbols, indications on drawings

が,この規格と一致している。 

JIS B 0031 製図−面の肌の図示方法 

備考 ISO 1302 : 1978, Technical drawings−Method of indicating surface textureからの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。 

JIS B 0125 油圧及び空気圧用図記号 

備考 ISO 1219-1 : 1991, Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit diagrams−

Part1:Graphic symbolsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS B 0142 油圧及び空気圧用語 

備考 ISO 5598 : 1985, Fluid power system and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格

の該当事項と同等である。 

JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示 

備考 ISO 468 : 1982, Surface roughness−Parameters, their values and general rules for specifying 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

requirementsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS B 8355 油圧用サブプレート取付形4ポート電磁切換弁 

備考 ISO 4401 : 1994, Hydraulic fluid power−Four-port directional control valves−Mounting surfaces

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS B 8665 油圧−バルブ取付面及びカートリッジ形弁取付穴形状の識別コード 

備考 ISO 5783 : 1995, Hydraulic fluid power−Code for identification of valve mounting surfaces and 

cartridge valve cavitiesが,この規格と一致している。 

3. 定義 この規格で用いる主なる用語の定義は,JIS B 0142による。 

4. 記号 

4.1 

この規格では,次の記号を用いる。 

a) A,B,L,P,T及びXは,ポートを示す。 

b) F1,F2,F3,F4,F5及びF6は,取付ボルトのねじ穴の呼びを表す。 

c) Gは,位置決めピンを示す。 

d) Dは,取付ボルト径を示す。 

e) rmaxは,取付面端部の半径を示す。 

4.2 

付図2,3,5,6,8,10,12,14,16及び18に使用されている図記号は,JIS B 0125による。 

4.3 

この規格で使用されているコードシステムは,JIS B 8665で定義されている。 

5. 公差 

5.1 

次の値が,取付面,すなわち,一点鎖線で囲まれた部分について適用される。 

− 表面粗さ:Ra≦0.8μm(JIS B 0601及びJIS B 0031参照) 

− 平面度:100mmの範囲で0.01mm以下(JIS B 0021参照) 

− 位置決めピン穴の径の公差:H12 

5.2 

次の公差が,原点からx及びy軸方向の値に適用される。 

− ピン穴:±0.1mm 

− ねじ穴:±0.1mm 

− ポート穴:±0.2mm 

他の寸法に対しては,付図を参照する。 

6. 寸法 

6.1 

油圧リリーフ弁の取付面の寸法は,6.2から6.6で表す付図から選定する。 

6.2 

メインポートの最大径が4.5mmであるリリーフ弁(コード:6264-02-01-*-97)の取付面寸法を,付

図1に示す。 

6.3 

メインポートの最大径が7.5mmであるリリーフ弁(コード:6264-03-04-*-97)の取付面寸法を,付

図4に示す。 

6.4 

メインポートの最大径が14.7mmであるリリーフ弁(コード:6264-06-09-*-97)の取付面寸法を,付

図9に示す。 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6.5 

メインポートの最大径が23.4mmであるリリーフ弁(コード:6264-08-13-*-97)の取付面寸法を,付

図13に示す。 

6.6 

メインポートの最大径が32mmであるリリーフ弁(コード:6264-10-17-*-97)の取付面寸法を,付

図17に示す。 

7. ポート記号 

7.1 

リリーフ弁のポート記号は,7.2から7.8に示す付図から選定する。 

7.2 

メインポートの最大径が4.5mmである直動形リリーフ弁(コード:6264-02-01-*-97)の図記号を,

付図2に示す。 

7.3 

メインポートの最大径が4.5mmであるパイロット操作形リリーフ弁(コード:6264-02-01-*-97)の

図記号を,付図3に示す。 

7.4 

メインポートの最大径が7.5mmである直動形リリーフ弁(コード:6264-03-04-*-97)の図記号を,

付図5に示す。 

7.5 

メインポートの最大径が7.5mmであるパイロット操作形リリーフ弁(コード:6264-03-04-*-97)の

図記号を,付図6に示す。 

7.6 

メインポートの最大径が14.7mmであるパイロット操作形リリーフ弁(コード:6264-06-09-*-97)の

図記号を,付図10に示す。 

7.7 

メインポートの最大径が23.4mmであるパイロット操作形リリーフ弁(コード:6264-08-13-*-97)の

図記号を,付図14に示す。 

7.8 

メインポートの最大径が32mmであるパイロット操作形リリーフ弁(コード:6264-10-17-*-97)の

図記号を,付図17に示す。 

8. モジュラスタック形弁 モジュラスタック形弁については,JIS B 8355で定義される取付面とポート

記号が使用される。 

9. 使用圧力 最高使用圧力の指示については,付図1,4,9,13及び17の備考1.を参照する。 

10. 規格適合表示 この規格に適合していることを,試験成績書,カタログ及び販売資料に表示したい場

合は,次の表現を使用する。 

“取付面は,JIS B 8666油圧−リリーフ弁−取付面に適合する。” 

background image

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-02-01-*-97 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図2及び付図3による。 

軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ4.5max 

φ4.5max 

φ4.5max 

φ4.5max 

M5 

M5 

M5 

M5 

φ3.4 

12 

4.3 

12 

19.7 

24 

24 

26.5 

20.25 

11.25 

2.25 

11.25 

−0.75 

23.25 

22.5 

4.75 

付図1 メインポートのポート径が最大4.5mmのリリーフ弁の取付面(呼び02) 

background image

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付リリーフ弁 

付図2 メインポートのポート径が最大4.5mmの直動形リリーフ弁 

(コード:6264-02-01-*-97) 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロック

する。 

付図3 メインポートのポート径が最大4.5mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-02-01-*-97) 

background image

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-03-04-*-97 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図5及び付図6による。 

軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ7.5max 

φ7.5max 

φ7.5max 

φ7.5max 

M5 

M5 

M5 

M5 

φ4 

21.5 

12.7 

21.5 

30.2 

40.5 

40.5 

33 

25.9 

15.5 

5.1 

15.5 

−0.75 

31.75 

31 

−0.75 

付図4 メインポートのポート径が最大7.5mmのリリーフ弁の取付面(呼び03) 

background image

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

付図5 メインポートのポート径が最大7.5mmの直動形リリーフ弁 

(コード:6264-03-04-*-97) 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロック

する。 

付図6 メインポートのポート径が最大7.5mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-03-04-*-97) 

background image

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-06-07-*-97 

警告−この取付面は廃棄される。国際規格の次回の改定,およそ5年後程度,で除去される予定。新し

い設計では使用してはならない。 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図8による。 

軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ14.7max 

φ14.7max 

φ4.8 

φ4.8 

M10 

M10 

M10 

M10 

φ7.5 

7.1 

35.7 

21.4 

21.4 

42.9 

42.9 

33.3 

33.3 

58.7 

7.9 

66.7 

66.7 

14.3 

付図7 メインポートのポート径が最大14.7mmのリリーフ弁の取付面(呼び06) 

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B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図8 メインポートのポート径が最大14.7mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-06-07-*-97) 

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10 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-06-09-*-97 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指定す

る。 

2. 図記号は,付図10による。 

軸 

L(1) 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ14.7max 

φ14.7max 

φ4.8 

φ4.8 

M12 

M12 

M12 

M12 

φ7.5 

22.1 

47.5 

31.8 

53.8 

53.8 

22.1 

26.9 

26.9 

26.9 

53.8 

53.8 

53.8 

注(1) コード6264-06-09-0-97用 

付図9 メインポートのポート径が最大14.7mmのリリーフ弁の取付面(呼び06) 

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11 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図10 メインポートのポート径が最大14.7mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-06-09-*-97) 

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12 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-08-11-*-97 

警告 この取付面は廃棄される。国際規格の次回の改定,およそ5年後程度,で除去される予定。新し

い設計では使用してはならない。 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図12による。 

軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ23.4max 

φ23.4max 

φ4.8 

φ4.8 

M10 

M10 

M10 

M10 

φ7.5 

11.1 

49.2 

20.6 

39.7 

60.3 

60.3 

39.7 

39.7 

73 

6.4 

79.4 

79.4 

15.9 

付図11 メインポートのポート径が最大23.4mmのリリーフ弁の取付面(呼び08) 

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13 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図12 メインポートのポート径が最大23.4mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-08-11-*-97) 

background image

14 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-08-13-*-97 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図14による。 

軸 

L(1) 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ23.4max 

φ23.4max 

φ6.3 

φ6.3 

M16 

M16 

M16 

M16 

φ7.5 

11.1 

55.6 

−23.8 

43.7 

66.7 

66.7 

33.4 

35 

35 

35 

70 

70 

70 

注(1) コード6264-08-13-0-97用 

付図13 メインポートのポート径が最大23.4mmのリリーフ弁の取付面(呼び08) 

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15 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図14 メインポートのポート径が最大23.4mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-08-13-*-97) 

background image

16 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-10-15r*-97 

警告 この取付面は廃棄される。国際規格の次回の改定,およそ5年後程度,で除去される予定。新し

い設計では使用してはならない。 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図16による。 

軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

F5 

F6 

φ32max 

φ32max 

φ4.8 

φ4.8 

M10 

M10 

M10 

M10 

M10 

M10 

φ7.5 

16.7 

67.5 

24.6 

59.6 

84.1 

84.1 

42.1 

42.1 

48.4 

48.4 

92.9 

96.8 

96.8 

96.8 

15.9 

付図15 メインポートのポート径が最大32mmのリリーフ弁の取付面(呼び10) 

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17 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図16 メインポートのポート径が最大32mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-10-15-*-97) 

background image

18 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

コード:6264-10-17-*-97 

注(1) 取付ボルトねじ穴の深さは,ボルト径Dの1.5倍以上とするが,バルブの互換性及び取付ボルト長さの種類を減

らすために,2D+6mmを推奨する。 

なお,鉄系のサブプレート及びマニホールドブロックにおける取付ボルトのはめ合い長さは,1.25Dとするの

がよい。 

(2) 一点鎖線で囲まれた長方形の大きさは,取付面の最小寸法を示すが,長方形のかどは,取付ボルトのねじサイ

ズと同じ半径rmax以下で加工してもよい。また,ねじ穴の位置は,取付面の外形線との距離が等しくなるよう
にする。 

(3) この寸法は,この取付面をもつバルブに対して必要な最小寸法を示す。また,この寸法は,マニホールドブロ

ック上に複数の同一バルブを並列に配置する場合の最小取付ピッチでもある。バルブの全幅は,この寸法を超
えてはならない。 

(4) バルブの位置決めピン穴は,深さ4mm以上の止まり穴とする。 

備考1. この取付面のサブプレート及びマニホールドブロックの最高使用圧力は,製造業者が指

定する。 

2. 図記号は,付図18による。 

軸 

L(1) 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ32max 

φ32max 

φ4.8 

φ4.8 

M18 

M18 

M18 

M18 

φ7.5 

12.7 

76.2 

−31.8 

54.9 

88.9 

88.9 

44.5 

41.3 

41.3 

41.3 

82.6 

82.6 

82.6 

注(1) コード6264-10-17-0-97用 

付図17 メインポートのポート径が最大32mmのリリーフ弁の取付面(呼び10) 

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19 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783によるオプション 

種類 

外部ドレン 

内部ドレン 

リリーフ弁 

バイパスチェック弁付 

リリーフ弁 

注(1) パイロット遠隔制御用ポート,必要のない場合にはブロックする。 

付図18 メインポートのポート径が最大32mmのパイロット操作形リリーフ弁 

(コード:6264-10-17-*-97) 

20 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A(参考) 参考文献 

(1) ISO 129 : 1985 Technical drawing−Dimensioning−General principles, methods of execution and special 

indications 

(2) ISO 286-1 : 1988 ISO system of limit and fits Part 1:Bases of tolerances, deviations and fits 

(3) ISO 965-1 : 1980 ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1:Principles and basic data 

21 

B 8666: 2001 (ISO 6264: 1998) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 中 俊 夫 

東京工業大学名誉教授 

香 川 利 春 

東京工業大学 

藤 田 昌 宏 

通商産業省 

橋 本   進 

財団法人日本規格協会 

村 井 孝 宣 

財団法人機械振興協会 

岡 安 英 雄 

財団法人日本工作機械工業会 

渡 並   直 

トヨタ自動車株式会社 

小 林 隆 博 

コベルコ建機株式会社 

黒 部 昌 徳 

東芝機械株式会社 

荒 木 義 昭 

株式会社日平トヤマ 

小 林 周 二 

日精樹脂株式会社 

美濃越 昌 二 

日本電気株式会社 

(分科会主査) 

石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

小 池 一 夫 

イハラサイエンス株式会社 

赤 井 英 夫 

太陽鉄工株式会社 

千 葉   誠 

カヤバ工業株式会社 

築比地   仁 

川崎重工業株式会社 

木 原 和 幸 

株式会社トキメック 

(事務局) 

堀 切 俊 彦 

社団法人フルードパワー工業会 

三 浦 吉 成 

財団法人日本フルードパワー工業会 

原案作成分科会 構成表 

氏名 

所属 

福 田 守 也 

カヤバ工業株式会社 

福 田 展 也 

川崎重工業株式会社 

上 林 淳 浩 

ダイキン工業株式会社 

林   喜与志 

株式会社トキメック 

杉 山   優 

豊興工業株式会社 

井 奥 賢 介 

株式会社ナブコ 

杉 村 佳 春 

日本ムーグ株式会社 

田 中   武 

廣瀬バルブ工業株式会社 

田 村 紀 光 

株式会社不二越 

野 瀬   實 

油研工業株式会社 

丸 山   純 

株式会社コマツ 

小 嶋 敏 明 

株式会社廣瀬製作所 

大 津   渉 

日立建機株式会社 

日 垣 重 彦 

東京精密測機器株式会社 

石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本フルードパワー工業会 

(文責 石井 進)