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B 8404-5

:2010

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

2

3

  用語及び定義

2

4

  寸法

2

5

  一般要求事項

2

6

  使用上の注意事項

3

6.1

  組付け

3

6.2

  給油

3

7

  表示

3

8

  規格準拠表示

3

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表

8


B 8404-5

:2010

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本フル

ードパワー工業会(JFPA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格

を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格

である。

これによって,JIS B 8404-5:2005 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

JIS B 8404

(油圧−シリンダの附属金具寸法)の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

8404-3

  第 3 部:丸カバー形,16 MPa 及び 25 MPa シリーズ

JIS

B

8404-4

  第 4 部:角カバー形(内径 25 mm∼200 mm)

,16 MPa シリーズ

JIS

B

8404-5

  第 5 部:角カバー形(内径 250 mm∼500 mm)

,16 MPa シリーズ


日本工業規格

JIS

 B

8404-5

:2010

油圧−シリンダの附属金具寸法−

第 5 部:角カバー形(内径 250 mm∼500 mm),

16 MPa

シリーズ

Hydraulic fluid power-Mounting dimensions for accessories-

Part 5: Square cover type cylinders (Bores from 250 mm to 500 mm),

 16 MPa series

序文

この規格は,2008 年に第 2 版として発行された ISO 13726 を基に,対応する部分(形状及び寸法)につ

いては対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際

規格には規定されていない規定項目(用語及び定義,一般要求事項など)を日本工業規格として追加して

いる。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の

一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,JIS B 8367-3 に規定する 16MPa  シリーズ−角カバー形のタイロッド締付式油圧シリンダ

(内径 250 mm∼500 mm)に使用する次の附属金具の寸法について規定する。附属金具の名称に使用する,

“めねじ”の呼称は,この規格では省略する。また,一般に使用する場合でも省略してもよい。ただし,

この規格は,他の用途との互換性もあり,この用途だけに限定するものではない。

なお,この規格は,ISO 6099 に規定する附属金具のうちの次の種類を含む。

AP4

(めねじ)プレンロッドアイ                  (

表 参照)

AP2

(めねじ)ロッドクレビス                    (

表 参照)

AA4-S

:プレン用ピン−割ピン形                    (

表 参照)

AA4-R

:プレン用ピン−止め輪形                    (

表 参照)

AA4-L

:プレン用ピン−ロッキングプレート形        (

表 参照)

AL6

:ロッキングプレート                        (

表 参照)

表 1∼表 に示す呼び荷重は,JIS B 8366-1 及び JIS B 8366-2 で規定する荷重のうちの,特定したシリン

ダ内径及び呼び圧力から求めたシリンダ力を示したもので,選定の目安であり,シリンダ力を機械的に伝

達する附属金具の強度及び機能的特性(動摩擦・静摩擦係数の変化特性,動きの滑らかさなど)を示した

ものではない。また,プレン用ピン−ロッキングプレート形及びロッキングプレートは,  ロッドクレビス

用に使用する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。


2

B 8404-5

:2010

ISO 13726:2008

,Hydraulic fluid power−Single rod cylinders, 16 MPa (160 bar) compact series with

bores from 250 mm to 500 mm

−Accessory mounting dimensions(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0142

  油圧及び空気圧用語

注記  対応国際規格:ISO 5598:1985,Fluid power systems and components−Vocabulary(NEQ)

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

注記  対応国際規格:ISO 286-2:1988,ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance

grades and limit deviations for holes and shafts

(IDT)

JIS B 8366-1

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 1 部:シリンダ

内径及びピストンロッド径

注記  対応国際規格:ISO 3320:1987,Fluid power systems and components−Cylinder bores and piston

rod diameters

−Metric series(IDT)

JIS B 8366-2

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 2 部:呼び圧力

JIS B 8367-3

  油圧シリンダ取付寸法−第 3 部:片ロッド−16 MPa シリーズ−角カバー形−タイロッ

ド締付式(内径 250 mm∼500 mm)

注記  対応国際規格:ISO 6020-3:1994,Hydraulic fluid power−Mounting dimensions for single rod

cylinders, 16 MPa (160 bar) series

−Part 3: Compact series with bores from 250 mm to 500 mm

(MOD)

ISO 6099

,Fluid power systems and components−Cylinders−Identification code for mounting dimensions and

mounting types

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142 によるほか,次による。

3.1

ロッドエンド金具

機械装置とシリンダとを連結するシリンダ側ロッド先端に取り付ける金具。

4

寸法

ロッドエンド金具,ピン及びロッキングプレートの寸法は,

表 1∼表 による。

5

一般要求事項

ロッドエンド金具及びブラケットの任意箇所の断面は,油圧シリンダの最大引張力に十分耐える大きさ

でなければならない。


3

B 8404-5

:2010

6

使用上の注意事項

6.1

組付け

6.1.1

プレンロッドアイに使用するピンの外径許容差は,JIS B 0401-2 の f8 とする。

6.1.2

ロッドエンド金具は,回り止めをする前にピストンロッドの肩まで十分にねじ込まなければならな

い。

6.2

給油

附属金具には,十分な給油が必要である。給油方法及び給油頻度は,運転条件によって異なるので,使

用者は,製造業者に相談するのがよい。

7

表示

附属金具には,次のような順序で表示する。

ISO 6099

で規定する識別記号,規格番号(JIS B 8404-5

,ハイフン及び軸受寸法記号を記入する。

例 AA4-L JIS B 8404-5  − 90

軸受寸法記号 90(DK=90)

ハイフン

規格番号

プレン用ピン−ロッキングプレート形の記号

8

規格準拠表示

この規格に従っていることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記述する場合は,次の文言を用い

る。

“附属金具の寸法は,JIS B 8404-5[油圧−シリンダの附属金具寸法−第 5 部:角カバー形(内径 250 mm

∼500 mm)

,16 MPa シリーズ]に準拠する。


4

B 8404-5

:2010

表 1AP4−プレンロッドアイ寸法

a)

  ER

は半径を表す。

単位  mm

軸受寸

法記号

呼び

荷重

kN

KK 

公差域
クラス

6H

CK 

公差域 
クラス

H9

EM 

公差域
クラス

h13

ER 

最大

CA 

公差域
クラス

JS14

AV 

最小

LE 

最小

最大

CV 

最小

NT 

最大

 90

800

  M100×3

 90

 90

100

245

113

110 150

90 200

110

1 250

  M125×4

110

110

120

290

126

130 190 110 240

125

1 600

  M125×4

125

125

140

310

126

150 190 125 280

140

2 000

  M160×4

140

140

160

365

161

170 240 140 320

180

3 200

  M200×4

180

180

200

470

205

210 300 180 400


5

B 8404-5

:2010

表 2AP2−ロッドクレビス寸法

a)

  ER

は半径を表す。

単位  mm

軸受
寸法

記号

呼び
荷重

kN

KK 

公差域

クラス

6H

CK 

公差域

クラス

H9

CM 

公差域

クラス

A13

ER 

最大

CE 

公差域

クラス

JS14

AV

最小

LE

最小

CL

最大

XT 

公差域

クラス

JS13

CU 

公差域

クラス

JS13

GK

b)

DV

c)

最小

CV

最小

NT

最大

90

800

  M100×3

 90

 90

100

245

113

  115

180

100

56

M12

20 90 200

110

  1 250  M125×4

110

110

120

290

126

  130  220

120

66

M12

20 110

240

125

  1 600  M125×4

125

125

140

310

126

150

250

120 72

M14

25

125

280

140

  2 000  M160×4

140

140

160

365

161

170

280

140 77

M14

25

140

320

180

  3 200  M200×4

180

180

200

470

205

  210  360

180

92

M16

25 180

400

b)

 AA4-L

プレン用ピン−ロッキングプレート形及び AL6 ロッキングプレートを用いる場合の寸法を示す。

c)

オプション


6

B 8404-5

:2010

表 3AA4-S−プレン用ピン−割ピン形及び AA4-R−プレン用ピン−止め輪形寸法

単位  mm

軸受寸法記号

呼び荷重

kN

ML 

最大

EL 

最小

EK 

公差域クラス

f8

90 800

230 190

90

110 1

250 270  230  110

125

1

600

300 260 125

140

2

000

330 290 140

180

3

200

410 370 180


7

B 8404-5

:2010

表 4AA4-L−プレン用ピン−ロッキングプレート形(ロッドクレビス用)寸法

単位  mm

軸受
寸法
記号

呼び荷重

kN

DK 

公差域 
クラス

f8

OL

±1

KL 

  0 
−1

HL 

+0.3 
+0.1

DC 

最小

JL 

最大

ZV 

公差域 
クラス

h13

ZX 

 90

800

 90

230

35 15

15

15

80 3

110

1 250

110

270

35

15

15

15 100 3

125

1 600

125

310

40

18

22.5

15 115 3

140

2 000

140

340

40

18

25

15 130 3

180

3 200

180

425

45

20

30

15 170 3

表 5AL6−ロッキングプレート(ロッドクレビス用)寸法

単位  mm

軸受寸法

記号

呼び荷重

kN

DK

DB 

公差域
クラス

H13

BU 

最大

SK 

  0

−0.2

YL 

最小

XT 

公差域
クラス

JS13

CU 

公差域
クラス

JS13

BO 

公差域
クラス

JS14

取付用
ボルト

 90

800

 90

13.5

50

15

130

100

56

25

M12

×30

110

1 250

110

13.5

50

15

150

120

66

25

M12

×30

125

1 600

125

15.5

60

18

155

120

72

30

M14

×40

140

2 000

140

15.5

60

18

170

140

77

30

M14

×40

180

3 200

180

17.5

60

20

215

180

92

30

M16

×40


8

B 8404-5

:2010

附属書 JA

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 8404-5:2010

  油圧−シリンダの附属金具寸法−第 5 部:角カバー形(内径 250

mm

∼500 mm),16 MPa シリーズ

ISO 13726:2008

  Hydraulic fluid power−Single rod cylinders, 16 MPa (160 bar)

compact series with bores from 250 mm to 500 mm

−Accessory mounting dimensions

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(II) 
国際規格

番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

1

適 用 範

16 MPa

シリーズ−

角 カ バ ー 形 の タ イ
ロ ッ ド 締 付 式 油 圧

シリンダ(内径 250

mm

∼500 mm)に使

用 す る 次 の 附 属 金

具 の 寸 法 に つ い て
規定する。 
なお,この規格は,

ISO 6099

に規定す

る 附 属 金 具 の 種 類
を含む。

 1

JIS

とほぼ同じ。

変更

ISO 13726

改訂後に ISO 6099

が見直されており,識別記号は

ISO 6099

に合わせた。また,

識別記号の記載順序を変更し
た。技術的な差異はない。

見直し時に ISO へ提案する。

3

用 語 及

び定義

JIS B 0142

のほか,

一つの用語を規定。

 3

JIS

とほぼ同じ。

追加

国内で用いている用語の定義
が不十分なので JIS B 0142 

ない用語を追加した。技術的な
差異はない。

JIS B 0142

の見直し後に検討す

る。

5

一 般 要

求事項

附 属 金 具 の 強 度 の

注意。

 5

安全率の規定。

変更

ISO

規格では油圧シリンダの

最大引張力の 2.5 倍の強度を附
属金具に求めているが,JIS 
は注意を喚起した。

見直し時に ISO へ提案する。

 

8

B 840

4-

5


2

010


9

B 8404-5

:2010

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(II) 
国際規格

番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

表 1∼表 5

呼 び 荷 重 単 位 , 寸
法,ねじ精度,識別
記号。

 Table

1

∼5

Figure

1

∼5

JIS

とほぼ同じ。

変更 
追加

呼び荷重単位は国内の技術習
慣による。寸法,ねじ精度は使
用に当たって安全上必要なも

のは追加,変更した。識別記号
及び名称は ISO 6099 に合わせ
た。また,表の記載順序を変更

した。

見直し時に ISO へ提案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 13726:2008,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

9

B 840

4-

5


2

010