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B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。


日本工業規格

JIS

 B

8389

: 2000

 (I

6952

: 1994

)

油圧・空気圧システム及び機器−

アースコンタクト付き 2 ピン

電気プラグコネクタの

特性及び要求事項

Fluid power systems and components

−Two-pin electrical plug connectors

with earth contact

−Characteristics and requirements

序文  この規格は,1994 年に第 2 版として発行された ISO 6952, Fluid power systems and components−

Two-pin electrical plug connectors with earth contact

−Characteristics and requirements を翻訳し,技術的内容及

び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,シングルソレノイド用アースコンタクト付一般用 2 ピン電気プラグコネクタ

について,次のような特性及び要求事項に適用する。

−  コネクタの電気特性

−  ピン及びアースコンタクトの寸法

−  ソケットのプラグへの取付け方法

−  プラグとソケット間のシール手順

−  使用法の要求事項

この規格の中に記載した電気プラグコネクタは,外力(ショックや過大な負荷など)でダメージを受け

ない条件下で使用する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0142

  油圧及び空気圧用語

備考  ISO 5598 : 1985 (Fluid power systems and components−Vocabulary)  からの引用事項は,この規

格の該当事項と同等である。

JIS B 8361

  油圧システム通則

備考  ISO 4413 : 1979 (Hydraulic fluid power−General rules for the application of equipment to

transmission and control systems)

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。


2

B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

JIS B 8370

  空気圧システム通則

備考  ISO 4414 : 1988 (Pneumatic fluid power−Recommendations for the application of equipment to

transmission and control systems)

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS C 0920 : 1993

  電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級

備考  IEC 60529 : 1989 [Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)]  からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

IEC 60309-1 : 1988

  Plugs, socket-outlets and couplers for industrial purposes−Part 1 : General

requirements

3.

定義

この規格に用いられる用語の定義は,JIS B 0142 によるほか,次による。

3.1

電気コネクタ (electrical connector)   接続することによって,電気を供給する二つの組立部品(プ

ラグとソケット)

4.

コネクタ構成部品

コネクタの構成部品は,

付図 に示し識別する。

5.

コネクタ特性

コネクタは,次の要求に合致するように設計する。

a)

電圧:250V

b)

電流:10A

c)

使用温度:−20∼+125℃  高い温度域での温度と電流の変化は,

付図 に示す。

d)

プラグへソケットを固定した後の保護の程度:JIS C 0920 に基づく IP65

e)

絶縁及び絶縁強さ:コネクタは,IEC 60309-1 に合致する。

備考  機械的な保護の程度を規定する必要のある場合には,JIS C 0920 によるのが望ましい。

6.

ピン及びアースコンタクトの位置

6.1

ピン及びアースコンタクトは,プラグ上に取り付ける。

6.2

アースコンタクトは,電流がピンに流れる前に,アース接続が保証されるような方法で取り付ける。

6.3

ピン及びアースコンタクトの位置,寸法,マーキングの内容は,

付図 に基づく。

7.

ソケットのプラグ上への固定

ソケットのプラグ上への固定は,

付図 の a)のように M3 ねじを使用する。

8.

ソケットとプラグの締付け

8.1

ソケットとプラグをごみや液体から保護するため (IP65) ,プラグ又はソケット上にフラットシール

を用いる。

8.2

シールは,

付図 に示す要求寸法に合うように取り付ける。

8.3

付図 の寸法の範囲内ならば,代用のシールを用いてもよい。


3

B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

9.

機械的保護

カバーは,ソケットをはずしたとき,電気プラグを保護するように取り付け,プラスチック又は同等の

材料を用いる。

10.

使用法

10.1

コネクタは,電流を切るために使用してはならない。電気を切った後にだけコネクタの脱着をする。

10.2

接続時に間違いの生じるおそれのあるリード線やコネクタは,JIS B 8361 及び JIS B 8370 に示すア

クチェータ識別要求に従った永久表示をする。

11.

規格適合表示

この規格に適合することを,試験報告書,カタログ及び販売資料において記述する場合は,次の文言を

用いる。

“電気プラグコネクタは,JIS B 8389(油圧・空気圧システム及び機器−アースコンタクト付き 2 ピン

電気プラグコネクタの特性及び要求事項)に適合する”

付図 1  コネクタ構成部品

付図 2  温度と電流の変化


4

B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

付図 3  コネクタ詳細


5

B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

(

1

)

プラグの最大寸法 

(

2

)

ソケットの最小寸法

付図 4  外形寸法


6

B 8389 : 2000 (ISO 6952 : 1994)

JIS B 8389

整合化本委員会及び原案作成分科会  構成表

整合化本委員会

氏名

所属

(委員長)

竹  中  俊  夫

東京工業大学名誉教授

島  田  公  雄

中央大学理工学部

中  嶋      誠

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

村  井  孝  宣

財団法人機械振興協会技術研究所

岡  安  英  雄

社団法人日本工作機械工業会

吉  松  英  昭

株式会社神戸製鋼所

渡  並      直

トヨタ自動車株式会社

荒  木  義  昭

株式会社日平トヤマ

黒  部  昌  徳

東芝機械株式会社

藤  田      勝

石川島汎用機械株式会社

中  西  康  二

黒田精工株式会社

手  塚  昂  宏

カヤバ工業株式会社

門      泰  一

太陽鉄工株式会社

石  井      進

内田油圧機器工業株式会社

山  崎  一  彦

山信工業株式会社

平  野  謙  一

油研工業株式会社

木  原  和  幸

株式会社トキメック

(分科会主査)

二  見  安  亮 CKD 株式会社

根  本  圭  介

三菱電線工業株式会社

小  池  一  夫

イハラサイエンス株式会社

小曽戸      博

内田油圧機器工業株式会社

(事務局)

三  浦  吉  成

社団法人日本フルードパワー工業会第 1 技術部

堀  切  俊  彦

社団法人日本フルードパワー工業会第 2 技術部

○印は,分科会を兼ねる。

原案作成分科会

氏名

所属

(主査)

二  見  安  亮 CKD 株式会社

高  橋  隆  通

甲南電機株式会社

仲  田  好  宏

黒田精工株式会社

松  島  章  雄

株式会社コガネイ

浅  原  重  昭

日本精器株式会社

田  辺      博 TACO 株式会社

深  野  善  弘 SMC 株式会社

最  上  敏  博 CKD 株式会社

樋江井  昇  輝

豊興工業株式会社

(事務局)

三  浦  吉  成

社団法人日本フルードパワー工業会第 1 技術部

(文責  二見  安亮)