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B 8375-2

:2007

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

2

4

  インタフェース取付面の要求寸法及び公差

2

5

  ポート及び開口部の識別

2

6

  電気コネクタ

3

7

  規格準拠表示

3

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

12


B 8375-2

:2007

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本フル

ードパワー工業会(JFPA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正

すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 8375-2:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS B 8375

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

8375-1

  第 1 部:電気コネクタなしインタフェース取付面

JIS

B

8375-2

  第 2 部:電気コネクタ付きインタフェース取付面

JIS

B

8375-3

  第 3 部:弁機能伝達用コード体系


日本工業規格

JIS

 B

8375-2

:2007

空気圧用 5 ポート方向制御弁−

第 2 部:電気コネクタ付きインタフェース取付面

Pneumatic fluid power

−Five-port directional control valves−

Part 2: Mounting interface surfaces with optional electrical connector

序文

この規格は,2001 年に第 2 版として発行された ISO 5599-2 を基に作成した日本工業規格であるが,絶

縁電線の色彩が JIS と異なるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,最高使用圧力 1.6 MPa の空気圧用 5 ポート方向制御弁の電気コネクタのあるインタフェー

ス取付面(以下,インタフェース取付面という。

)について規定する。

−  インタフェース取付面の寸法及び公差

−  ポートの識別

−  制御機構の作動結果の識別

ただし,インタフェースの機能的特性には適用しない。

注記 1  この規格でいうインタフェース取付面とは,ボディ及びベース間においてベース側の取付面

を表す。

注記 2  この規格は,インタフェース取付面の特性について規定するものであるが,その特性にかか

わる規定は,設計の目標値を示すためであり,この規格によって適合性評価を行うことは,

意図していない。

注記 3  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 5599-2:2001

,Pneumatic fluid power−Five-port directional control valves−Part 2: Mounting

interface surfaces with optional electrical connector (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0021

  製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方


2

B 8375-2

:2007

注記  対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical

tolerancing

−Tolerancing of form, orientation, location and run-out (IDT)

JIS B 0031

  製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法

注記  対応国際規格:ISO 1302:2002,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface

texture in technical product documentation (IDT)

JIS B 0142

  油圧及び空気圧用語

注記  対応国際規格:ISO 5598:1985,Fluid power systems and components−Vocabulary (NEQ)

JIS B 0601

  製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメー

注記  対応国際規格:ISO 4287:1997,Geometrical Product Specifications (GPS)−Surface texture: Profile

method

−Terms, definitions and surface texture parameters (IDT)

JIS B 8380

  空気圧用制御弁及び他機器のポート及び制御機構の識別

注記  対応国際規格:ISO 11727:1999,Pneumatic fluid power−Identification of ports and control

mechanisms of control valves and other components (IDT)

JIS C 0446

  色又は数字による電線の識別

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142 による。

4

インタフェース取付面の要求寸法及び公差

4.1

インタフェース取付面のサイズ 1E

,サイズ 2E 及びサイズ 3E の寸法は,図 及び表 による。

4.2

インタフェース取付面のサイズ 4E

,サイズ 5E 及びサイズ 6E の寸法は,図 及び表 による。

4.3

インタフェース取付面の形状,位置の主な寸法及び公差は,

図 3,図 4,図 5,図 及び表 による。

4.4

インタフェース取付面の公差は,次による。

−  表面粗さ:Ra  1.6

µm(JIS B 0031 及び JIS B 0601 参照)

−  平面度公差:100 mm につき 0.1 mm(JIS B 0021 参照)

 

4.5

インタフェース取付面に規定した開口部以外の開口部は,その取付面にあってはならない。また,

インタフェース取付面に規定したすべての流路は,ベースに設けたポートに接続できなければならない。

5

ポート及び開口部の識別

5.1

インタフェース取付面の開口部及びこれらの開口部に連通するポートの識別は,次による(

図 

図 参照)。

−  ポート“1”

“2”

“3”

“4”及び“5”は,主要な流路とする。

−  ポート“12”及び“14”は,駆動用流路とする。

注記  外部パイロットを単一で供給する場合,ポート 14 を使用するとよい。

5.2

単動バルブのノーマル位置は,

図 に示すように,制御機構 12 によって切り換えられた状態の位置

とする。

0.1/100


3

B 8375-2

:2007

5.3

圧力信号がポート 12 に供給されたとき,ポート 1 はポート 2 へ(ポート 4 はポート 5 へ)接続され,

圧力信号がポート 14 に供給されたときは,ポート 1 はポート 4 へ(ポート 2 はポート 3 へ)接続する(

8

及び JIS B 8380 参照)

5.4

ベース上のポート 2∼5 と制御機構 12 及び制御機構 14 との関連付けを,

図 及び図 に示す。

5.5

ポート識別に対する追加のオプションは,JIS B 8380 に適合しなければならない。

6

電気コネクタ

6.1

一般

電気コネクタを使用するときの取付面上の図並びに,ピン,ソケット及びハウジングを

図 に示す。図

10

は,電気コネクタの寸法を示す。

6.2

要求がなければ,コネクタは容易に取外し可能で,6.2.16.2.3 の要求事項を満たさなければならな

い。

6.2.1

コネクタの定格は,300 V の AC 又は DC とする。

6.2.2

コネクタの定格は,最大保持電流 2 A,最大突入電流 10 A とする。

6.2.3

電線の定格は,300 V 及び 105  ℃での使用とする。

6.3

コンタクト

6.3.1

コネクタは,四つの通電コンタクト及び一つのアース・コンタクトをもつ。アース・コンタクトの

操作は,最初に接合し,外すときは最後に抜かなければならない。他のコンタクトより 1.5 mm 長くする。

6.3.2

ピンの直径は 2.03∼2.18 mm の範囲とする。

6.3.3

ソケット形コンタクトは,ピン形コンタクトを摩擦で保持できる内径とする。

6.4

電線及び絶縁電線

6.4.1

電線は,断面積 0.75∼2.5 mm

2

の範囲のものを使用する。

6.4.2

対角線的に配置されている電線は,同じ色のものを使用する。

6.4.3

JIS C 0446

に規定する緑又は緑/黄の絶縁電線はアース接続用とする。

注記  ISO 5599-2:2001 では,“緑の絶縁電線はアース接続用とする。”と規定している。

6.5

取付方法

6.5.1

電気コネクタの寸法を,

図 10 に示す。

6.5.2

コンタクトは長方形の角に位置し,アースは中央にもってくる。

6.5.3

コンタクト 1 及びコンタクト 4 は,弁ポートのスロットに平行であり,弁内部の方へ向かせる。

6.5.4

コンタクト 1 及びコンタクト 3 は,シングルタイプの電磁弁で使用する。

6.5.5

コンタクト 2 及びコンタクト 4 は,ダブルタイプの電磁弁の 2 番目のソレノイドで使用する。

6.5.6

コンタクト 5 は,アースとして使用する。

6.5.7

バルブボディをベースから取り外すとき,それぞれのコネクタも分離しなければならない。

7

規格準拠表示

インタフェース取付面には,この規格に従っている場合,試験報告書,製品の添付文書及び販売資料に,

次の表示をする。

“インタフェース取付寸法は,JIS B 8375-2 に準拠する。


4

B 8375-2

:2007

単位  mm

取付面を含み,幅 Y,長さが最低 4 L

2

の平面には,取付ボルト以外のものは通さない構造とする。

a)

電気コネクタ用開口部

図 1−電気コネクタ用開口部付き取付面−サイズ 1E,サイズ 2E 及びサイズ 3E

表 1−取付面の寸法−サイズ 1E,サイズ 2E 及びサイズ 3E

単位  mm

A B D G

a)

  G

1

L

1

L

2

L

TE

M

N

P

R

T

b)

W

X X

1

Y

c)

サイズ

 

 

 

 

 

最小  最小  最小

 

 

 

最大

 

最小 

 

 

 

幅 溝部

の面積

mm

2

1E 4.5 9 14 3 13.5

32.5 54.5 87

14.5

14

8.5

2.5

M5

×0.8

38

16.5 11.25  43

70

2E 7 12

19 3

14.5

40.5

62.5

103

16.5

19

10

3  M6

×1

50

22 13.5 56  143

3E 10 16 24 4 17.5 53  75 128

21

26

13

4 M8

×1.25

64

29 16.5 71  269

a)

幅 の開口部最小深さは,と等しくする。

b)

ベース最小ねじ深さは,ボルト径 の 2 倍とする(

図 4,断面 X−X 参照)。

c)

  Y

は並列ブロック上にあり,同サイズのインタフェース取付面の連続軸間最小距離を示す。


5

B 8375-2

:2007

単位  mm

取付面を含み,幅 Y,長さが 4 L

2

の平面には,取付ボルト以外のものは通さない構造とする。

a)

電気コネクタ用開口部

図 2−コネクタ用開口部付き取付面−サイズ 4E,サイズ 5E 及びサイズ 6E

表 2−取付面の寸法−サイズ 4E,サイズ 5E 及びサイズ 6E

単位  mm

A B D 

G

a)

  G

1

L

1

L

2

L

T

M

N

P

R

T

b)

W

X X

1

Y

c)

サイズ

 

 

 

 

 

最小  最小  最小

 

 

 

最大

 

最小 

 

 

 

幅 溝部

の面積

mm

2

4E  13 20 29 4 20.5

64.5

77.5 142

15.5

31

15.5

4 M8

×1.25

74 36.5

11.25 43  438

5E  17 25 34 5 25.5

79.5

91.5 171

19

39

19

5 M10

×1.5

88 42 13.5 56  652

6E  20 30 44  5 29.5 95  105 200

22.5

48

22.5

5  M10

×1.5 108 50.5 16.5  71

924

a)

幅 の開口部最小深さは,と等しくする。

b)

ベース最小ねじ深さは,ボルト径 の 2 倍とする(

図 4,断面 X−X 参照)。

c)

  Y

は並列ブロック上にあり,同サイズのインタフェース取付面の連続軸間最小距離を示す。


6

B 8375-2

:2007

単位  mm

a)

角部 R 10 か所

b)

角部 R 4 か所

c)

開口部 5 か所

d)

開口部 2 か所

e)

開口部 3 か所

f)

オプションの電気コネクタ

g)

コネクタかん合の深さに対して

P

図 3−インタフェースの寸法及びその公差−サイズ 1E,サイズ 2E 及びサイズ 3E


7

B 8375-2

:2007

図 4−取付面の主要な流路及び駆動用流路の識別並びにその位置の公差−

サイズ 1E,サイズ 2E 及びサイズ 3E

X−X


8

B 8375-2

:2007

単位  mm

a)

角部 R 10 か所

b)

角部 R 4 か所

c)

開口部 5 か所

d)

開口部 2 か所

e)

開口部 3 か所

f)

オプションの電気コネクタ

g)

コネクタかん合の深さに対して

P

図 5−インタフェースの寸法及びその公差−サイズ 4E,サイズ 5E 及びサイズ 6E


9

B 8375-2

:2007

図 6−取付面の主要な流路及び駆動用流路の識別並びにその位置の公差−

サイズ 4E,サイズ 5E 及びサイズ 6E

X−X


10

B 8375-2

:2007

表 3−形状並びに位置の寸法及びその公差

単位  mm

サイズ

1E 2E 3E 4E 5E  6E

4.5 7 10 13 17 20

9  12 16 20 25  30

14 19 24 29 34  44

G

a)

3 3 4 4 5  5

G

1

  13.5 14.5 17.5 20.5 25.5  29.5

14.5 16.5 21 15.5 19  22.5

8.5 10  13 15.5 19 22.5

14 19 26 31 38  48

T

b)

 M5

×

0.8 M6

×

1 M8

×

1.25

M8

×

1.25

M10

×

1.5 M10

×

1.5

16.5 22  29 36.5 42  50.5

X

1

 11.25 13.5 16.5  21  26.5  32

寸法

d

c)

 

25 32 40 50 63  80

a

c)

 

0.8 0.8  1  1  1.4  1.4

公差

e

c)

 

0.2 0.2 0.3 0.4 0.5  0.5

開口部面積  mm

2

70  143 269 438 652  924

a)

幅 の開口部最小深さは,と等しくする。

b)

ベース最小ねじ深さは,ボルト径 の 2 倍とする(

図 4,断面 X−X 参照)。

c)

  a

図 の輪郭度公差,は図 の突出公差域,は図 の位置度公差を示す。

図 7−単動バルブのノーマル位置

図 8−パイロット制御でのポート間情報

図 9−電気コネクタ


11

B 8375-2

:2007

a)

コネクタの最大エンベロープ範囲

b)

コネクタ開口部の形状は でなくもよい。

c)

インタフェース面上の取付高さ(サイズ 4E,5E,6E)

d)

リードピン

e)

グランドピン

f)

インタフェース面上の取付高さ(サイズ 1E,2E,3E)

g)

組立時の最小ソケット差込み寸法

h)

最小ピン長さ

i)

φ5.1 凹部の最小深さ

j)

ピンサイズ

k)

  4

コーナ:四角

l)

2

コーナ:丸

m)

4

コーナ:丸

図 10−電気コネクタの寸法

断面 A−A

   断面 B−B

 k)

                  断面 C−C

 l)

                   断面 D−D

 m)

サイズ

R

1

 

R

2

R

3

R

4

1E

,2E,3E  最大 0.2 2.6∼3

最大 0.2 2.6∼3

4E

,5E,6E 2.6∼3 2.6∼3 2.6∼3 2.6∼3

単位  mm


12

B 8375-2

:2007

附属書 JA

参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS B 8375-2: 2007

  空気圧用 5 ポート方向制御弁−第 2 部:電気コネクタ付きイ

ンタフェース取付面

ISO 5599-2 : 2001

  Pneumatic fluid power−Five-port directional control valves−Part 2:

Mounting interface surfaces with optional electrical connector

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ)

国 際
規 格
番号

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

1

インタフェース取付面に
ついて規定する。

 1

一致

参考として,注記 1 を追記す
る。

6.4.3

緑又は緑/黄の絶縁電線
はアース接続用とする。

 6.4.3

緑の絶縁電線はアース接続
用とする。

追加

絶縁電線の色

国際規格では緑が規定されているが,

JIS C 0446

で緑/黄及び緑は保護接地

線として規定されている。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 5599-2:2001:MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致  技術的差異がない。

    −  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD  国際規格を修正している。

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B 8375-2


2007