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B 8373

:2015

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  図記号  

1

5

  弁の種類  

1

5.1

  一般  

1

5.2

  ポートの数による区分  

2

5.3

  駆動方式による区分  

2

5.4

  ポートの口径の呼び及びねじ継手の呼びによる区分  

2

5.5

  弁流路の状態による区分  

2

5.6

  ポート弁,ポート弁及び ポート弁のシール機構による区分  

2

6

  定格電圧及び定格周波数  

2

7

  使用条件  

2

7.1

  一般  

2

7.2

  周囲温度及び使用空気温度  

3

7.3

  使用圧力  

3

7.4

  衝撃及び振動  

3

7.5

  作動頻度  

3

7.6

  使用空気の質  

3

8

  性能 

3

8.1

  作動  

3

8.2

  流量特性  

3

8.3

  内部漏れ  

3

8.4

  耐久性  

3

8.5

  動的性能  

3

8.6

  温度上昇  

3

8.7

  絶縁抵抗  

3

8.8

  耐電圧  

4

8.9

  耐圧性  

4

9

  構造 

5

9.1

  一般  

5

9.2

  ソレノイド  

5

9.3

  手動操作機構  

5

9.4

  ねじ継手及びフランジ継手  

5

10

  外観及び材料  

5


B 8373

:2015  目次

(2)

ページ

11

  試験  

5

11.1

  作動試験  

5

11.2

  動的性能試験  

6

11.3

  温度上昇試験  

6

11.4

  絶縁抵抗試験  

6

11.5

  耐電圧試験  

6

11.6

  内部漏れ試験  

7

11.7

  耐圧試験  

7

11.8

  耐久試験  

7

12

  検査  

7

12.1

  形式検査  

7

12.2

  受渡検査  

8

13

  包装  

8

14

  表示  

8


B 8373

:2015

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本

工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。

これによって,JIS B 8373:2009 は改正され,この規格に置き換えられ,また,JIS B 8374:1993 は廃止さ

れ,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

8373

:2015

空気圧用電磁弁

Pneumatic fluid power-Solenoid operated valves

適用範囲 

この規格は,機械設備に用いる空気圧システムの中で使用される空気圧用電磁弁(以下,弁という。

)に

ついて規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0125-1

  油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第 1 部:図記号

JIS B 0142

  油圧・空気圧システム及び機器−用語

JIS B 0202

  管用平行ねじ

JIS B 0203

  管用テーパねじ

JIS B 2220

  鋼製管フランジ

JIS B 8370

  空気圧−システム及びその機器の一般規則及び安全要求事項

JIS B 8390

  空気圧−圧縮性流体用機器−流量特性の試験方法

JIS B 8393

  空気圧−標準参考空気

JIS B 8419

  空気圧−方向制御弁−切換時間及び応答時間の測定

JIS C 1302

  絶縁抵抗計

JIS C 4003

  電気絶縁−熱的耐久性評価及び呼び方

JIS C 4034-1

  回転電気機械−第 1 部:定格及び特性

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142 による。

図記号 

この規格で用いる主な図記号は,JIS B 0125-1 による。

弁の種類 

5.1 

一般 

弁の種類は,ポートの数,駆動方式,ポートの口径の呼び及びねじ継手の呼び,弁流路の状態並びにシ

ール機構によって 5.25.6 のように区分する。


2

B 8373

:2015

5.2 

ポートの数による区分 

a)  2

ポート

b)  3

ポート

c)

4 ポート

d)  5

ポート

5.3 

駆動方式による区分 

a)

直動形

b)

パイロット形

5.4 

ポートの口径の呼び及びねじ継手の呼びによる区分 

ポートの口径の呼び及びねじ継手の呼びによる区分は,

表 による。ただし,ポートの口径の呼びが 15

を超える(ねじ継手の呼びが 1/2 を超える)直動形の 2 ポート弁,並びにポートの口径の呼びが 25 を超え

る(ねじ継手の呼びが 1 を超える)パイロット形の 2 ポート弁及び 3 ポート弁については,この規格では

区分しない。

表 1−ポートの口径の呼び及びねじ継手の呼びによる区分 

ポートの口径の呼び

6  8  10 15 20 25  32  40  50

ねじ継手の呼び

1/8 1/4 3/8 1/2 3/4  1  1

1/4 1

1/2  2

5.5 

弁流路の状態による区分 

5.5.1 2

ポート弁及び ポート弁の弁流路の状態による区分 

2 ポート弁及び 3 ポート弁は,弁流路の状態によって,常時閉

1)

と常時開

2)

とに区分する。

1)

  ソレノイドに電圧を加えない状態で,空気が弁の入口ポートから弁の出口ポートへ流れないも

の。

2)

  ソレノイドに電圧を加えない状態で,空気が弁の入口ポートから弁の出口ポートへ流れるもの。

5.5.2 4

ポート弁及び ポート弁の弁流路の組合せ状態による区分 

4 ポート弁及び 5 ポート弁は,各ポート間を接続する流路の組合せの状態によって区分する。

なお,図記号は,JIS B 0125-1 における空気圧機器の用例に従う。

5.6 3

ポート弁,ポート弁及び ポート弁のシール機構による区分 

3 ポート弁,4 ポート弁及び 5 ポート弁は,シール機構によって,合成ゴムなどを用いたもの(A)と金

属を用いたもの(B)とに区分する。

定格電圧及び定格周波数 

弁(ソレノイド)の定格電圧は,交流では 100 V 又は 200 V とし,直流では 12 V 又は 24 V とする。た

だし,受渡当事者間の協定がある場合は,その協定による。

交流の定格周波数は,50 Hz,60 Hz 又は 50/60 Hz 共用とする。

なお,使用時の電圧変動は,定格電圧の 90 %∼110 %とする。ただし,受渡当事者間の協定がある場合

は,その協定による。

使用条件 

7.1 

一般 


3

B 8373

:2015

弁の標準的な使用条件は,次による。ただし,受渡当事者間の協定がある場合は,その協定による。

7.2 

周囲温度及び使用空気温度 

弁の周囲温度及び使用空気温度は,−5  ℃∼50  ℃とする。弁の内部は結露又は氷結しないように使用空

気を調質する。

7.3 

使用圧力 

弁の使用圧力は,直動形では 0 MPa∼0.7 MPa,パイロット形では 2 ポート弁の場合 0.l MPa∼0.7 MPa,

それ以外のポートの弁の場合 0.2 MPa∼0.7 MPa とする。また,2 ポート弁の入口ポートと出口ポートとの

圧力差は,0.08 MPa 以上とする。

7.4 

衝撃及び振動 

弁に対して有害な衝撃及び振動が加わらないように考慮する。

7.5 

作動頻度 

弁の最大作動頻度は 1 秒に 1 回,最小作動頻度は 30 日に 1 回とする。

7.6 

使用空気の質 

弁の使用空気の質は,JIS B 8393 に規定する標準参考空気とする。

性能 

8.1 

作動 

弁は,11.1 の規定によって試験したとき,切換作動が円滑で,かつ,異常音があってはならない。

8.2 

流量特性 

弁の流量特性は,

音速コンダクタンス 値で表し,

JIS B 8390

の規定によって試験したときの値とする。

測定は,接続状態にあるそれぞれのポート間で行い,その値は,

表 2∼表 の音速コンダクタンスでなけ

ればならない。

8.3 

内部漏れ 

弁の内部漏れは,11.6 の規定によって試験したとき,

表 2∼表 の空気の漏れ量でなければならない。

8.4 

耐久性 

弁の耐久性は,11.8 の規定によって試験し,

表 2∼表 に示す作動回数に達したとき,8.2 及び 8.58.9

の性能に適合しなければならない。

8.5 

動的性能 

8.5.1 2

ポート弁の動的性能 

2 ポート弁の動的性能は,11.2 の規定によって試験したときの応答時間で表し,その値は表 の応答時

間でなければならない。

8.5.2 3

ポート弁,ポート弁及び ポート弁の動的性能 

3 ポート弁,4 ポート弁及び 5 ポート弁の動的性能は,JIS B 8419 の規定によって試験したときの応答時

間で表し,その値は

表 及び表 の応答時間でなければならない。

8.6 

温度上昇 

弁の温度上昇は,11.3 の規定によって試験したときの温度上昇値に,周囲温度の上限値を加算したソレ

ノイドの最高温度が,JIS C 4003 の規定による耐熱クラスの温度を超えてはならない。

8.7 

絶縁抵抗 

弁の絶縁抵抗は,11.4 の規定によって試験したときの絶縁抵抗値で表し,その値は,5 MΩ 以上でなけ

ればならない。


4

B 8373

:2015

8.8 

耐電圧 

弁の耐電圧は,11.5 の規定によって試験したとき,これに耐えなければならない。

8.9 

耐圧性 

弁の耐圧性は,11.7 の規定によって試験した後,最高使用圧力にしたとき,破壊,亀裂,変形,外部漏

れがなく,かつ,8.1 及び 8.3 の性能に適合しなければならない。

表 2ポート弁の性能 

形式

ポートの

口径の呼び

ねじ継手の

呼び

音速コンダクタンス

dm

3

/(s・bar)

空気の漏れ量

cm

3

/min(ANR)

作動回数

万回

応答時間

s

直動形

 6

1/8

 0.24 以上 10 以下 200

0.05 以下

 8

1/4

 0.6 以上 10 以下

10 3/8

1.2 以上 25 以下

15 1/2

2.2 以上 25 以下

パイロット形 8

1/4

4 以上 10 以下

0.08 以下

10 3/8

8 以上 25 以下

15 1/2

12 以上 25 以下

20 3/4

22 以上 50 以下

0.1 以下

25 1

38 以上 50 以下

注記  有効断面積  S (mm

2

)=5.0 C

表 3ポート弁の性能 

ポートの口径の呼び

ねじ継手の呼び

音速コンダクタンス

dm

3

/(s・bar)

空気の漏れ量

cm

3

/min(ANR)

作動回数

万回

応答時間

s

A

a)

B

a)

6 1/8

2 以上 10 以下 500 以下 500

0.04 以下

8 1/4

4 以上 10 以下 500 以下

0.04 以下

10 3/8

8 以上 25 以下 1 000 以下

0.04 以下

15 1/2

12 以上 25 以下 1 000 以下

0.06 以下

20 3/4

22 以上 50 以下 1 500 以下

0.1 以下

25 1

38 以上 50 以下 1 500 以下

0.1 以下

注記  有効断面積  S (mm

2

)=5.0 C 

a)

  A 及び B の区分は,シール機構による区分(5.6 参照)による。


5

B 8373

:2015

表 4ポート弁及び ポート弁の性能 

ポートの口径の呼び

ねじ継手の呼び

音速コンダクタンス

dm

3

/(s・bar)

空気の漏れ量

cm

3

/min(ANR)

作動回数

万回

応答時間

s

A

a)

B

a)

 6

1/8

2 以上 10 以下

500 以下

500

0.06 以下

 8

1/4

4 以上 10 以下

500 以下

500

0.06 以下

10 3/8

8 以上 25 以下 1

000 以下 500

0.06 以下

15 1/2

12 以上 25 以下 1

000 以下 500

0.08 以下

20 3/4

22 以上 50 以下 1

500 以下 500

0.12 以下

25 1

38 以上 50 以下 1

500 以下 300

0.12 以下

32 1

1/4

60 以上 70 以下 2

000 以下 300

0.16 以下

40 1

1/2

80 以上 70 以下 2

000 以下 150

0.16 以下

50 2

130 以上 70 以下 2

000 以下 150

0.2 以下

注記  有効断面積  S (mm

2

)=5.0 C 

a)

  A 及び B の区分は,シール機構による区分(5.6 参照)による。

構造 

9.1 

一般 

弁は,ソレノイドの作動によって確実に弁口が開閉できる構造とし,空気圧が加わる部分が十分な強さ

をもたなければならない。また,弁は,JIS B 8370 の規定内容を満たさなければならない。

9.2 

ソレノイド 

ソレノイドは,うなりが少なく円滑に弁の切換操作ができる構造とする。コイルは,弁の本体,ハウジ

ングなどと十分絶縁された構造とする。また,ソレノイドは,JIS C 4003 に規定する耐熱クラスの温度に

よって区分する。

なお,コイルのリード線には,緑色を使用してはならない。

9.3 

手動操作機構 

弁の手動操作機構は,試動又は点検のために通電することなく,外部から手動で弁の切換動作が行える

構造とする。

なお,手動操作機構は,誤って人体などが接触しても作動しない構造とする。ただし,受渡当事者間の

協定がある場合は,その協定による。

9.4 

ねじ継手及びフランジ継手 

ねじ継手のねじは,一般に JIS B 0203 に規定する管用テーパねじ又は JIS B 0202 に規定する管用平行ね

じとし,フランジ継手のフランジは,JIS B 2220 に規定する呼び圧力 10K フランジとする。

10 

外観及び材料 

弁の外観は,仕上がりは良好で,使用上有害なきず,割れ,鋳巣,ばりなどの欠陥があってはならない。

弁は,外観及び機能を正常に保つことのできる材料を選定しなければならない。また,塗装,その他の処

理を施すか,又は耐食材料を使用することによって,防せい(錆)及び腐食に配慮する。

11 

試験 

11.1 

作動試験 

直動形の弁では,出口ポートを開放又は閉止した状態で,入口ポートに最高使用圧力を加える。ただし,


6

B 8373

:2015

2 ポート弁及び 3 ポート弁では,弁の作動条件によって,0.08 MPa を最低の使用圧力として加える。

パイロット形の弁では,出口ポートを開放又は閉止した状態で,入口ポートに最高使用圧力及び最低使

用圧力を加え,定格電圧の 90 %の電圧で,5 回以上弁の切換作動を行う。出口ポートの開放及び閉止は,

切換作動が可能な状態になるよう弁流路の状態によって決める。

11.2 

動的性能試験 

弁の動的性能試験の方法は,2 ポート弁の場合,

図 に示す回路において,入口ポート側に圧力検出装

置を取り付け,ソレノイドに定格電圧を加え通電を開始してから圧力検出装置で圧力変化が検出されるま

での時間を測定する。その後,通電を停止してから圧力検出装置で圧力変化が検出されるまでの時間を測

定する。ただし,入口ポート側の圧力が弁閉時 0.5 MPa,弁開時 0.1 MPa になるように,減圧弁と絞り弁

とで設定する。

なお,2 ポート弁以外は,JIS B 8419 に規定する応答時間の測定方法による。

d

は配管の内径を表し,10は配管の内径の 10 倍の距離を示す。

配管は,弁の口径の呼びに相当したものを用いる。

図 1ポート弁の試験回路 

11.3 

温度上昇試験 

弁の温度上昇試験の方法は,ソレノイドに定格電圧を連続通電し,60 分間で 1  ℃の変化以内に温度上昇

が飽和したとき,JIS C 4034-1 の 7.6.2(抵抗法による温度上昇の決定)の方法によって測定を行う。

11.4 

絶縁抵抗試験 

弁の絶縁抵抗試験の方法は,JIS C 1302 に規定する 500 V の絶縁抵抗計を使用し,コイル端子と露出し

た非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する。

11.5 

耐電圧試験 

弁の耐電圧試験の方法は,コイル端子と露出した非充電金属部との間に,

表 による 50 Hz 又は 60 Hz

の正弦波に近い試験電圧を 1 分間加える。ただし,多量生産の場合には,試験電圧の 120 %の電圧を 1 秒

間加えてこれに代えることができる。


7

B 8373

:2015

表 5−試験電圧 

単位  V

定格電圧

(交流・直流)

試験電圧

(交流実効値)

 30 以下

1 000

30 を超え 60 以下

60 を超え 125 以下

1 500

 125 を超え 250 以下 
 250 を超えるもの

定格電圧の 2 倍+1 000

11.6 

内部漏れ試験 

11.6.1 2

ポート弁の内部漏れ試験 

2 ポート弁の内部漏れ試験の方法は,弁流路を閉じた状態で入口ポートに最高使用圧力を加え,出口ポ

ートからの空気の漏れ量を測定する。

11.6.2 3

ポート弁,ポート弁及び ポート弁の内部漏れ試験 

3 ポート弁,4 ポート弁及び 5 ポート弁の内部漏れ試験の方法は,弁流路の各状態において,全ての互い

に遮断されているポート間について,一方のポートから 0.5 MPa の圧力を加え,他のポートからの空気の

漏れ量を測定する。

11.7 

耐圧試験 

11.7.1 2

ポート弁の耐圧試験 

2 ポート弁の耐圧試験の方法は,出口ポートを閉止し,弁流路を開いた状態で,入口ポートに最高使用

圧力の 1.5 倍の圧力を加え,1 分間保持する。

11.7.2 3

ポート弁,ポート弁及び ポート弁の耐圧試験 

3 ポート弁,4 ポート弁及び 5 ポート弁の耐圧試験の方法は,出口ポートを閉止した状態で,弁流路の各

状態において,入口ポートに最高使用圧力の 1.5 倍の圧力を加え,1 分間保持する。

11.8 

耐久試験 

弁の耐久試験の方法は,入口ポートに 0.5 MPa の圧力を加え,定格電圧によって,1 秒につき 1 回以上

の割合で弁の切換作動を行う。ただし,試験中,弁の各部を調整しないで連続して作動を行う。

なお,出口ポートの開放及び閉止,適切な負荷の取付けは,切換作動が可能な状態になるよう弁流路の

状態によって決める。

12 

検査 

12.1 

形式検査 

弁の形式検査は,新規設計の製品,又は改造によって性能に影響を及ぼすと製造業者がみなす製品につ

いて,次の項目の検査を行い,箇条 8∼箇条 10 の規定に適合しなければならない。

a)

構造

b)

外観及び材料

c)

作動

d)

流量特性

e)

内部漏れ

f)

耐久性


8

B 8373

:2015

g)

動的性能

h)

温度上昇

i)

絶縁抵抗

j)

耐電圧

k)

耐圧性

12.2 

受渡検査 

弁の受渡検査は,

形式検査に合格し性能の確認された弁と同種類のものについて次の項目の検査を行い,

箇条 8∼箇条 10 の規定に適合しなければならない。ただし,検査項目は,受渡当事者間の協定でその一部

を省略することができる。

なお,ロット検査を行う場合の抜取方式は,受渡当事者間の協定による。

a)

構造

b)

外観及び材料

c)

作動

d)

内部漏れ

e)

絶縁抵抗

f)

耐電圧

g)

耐圧性

h)

包装

i)

表示

13 

包装 

弁の包装は,各ポートに防じん用蓋,その他の方法によって,ちり,ほこりなどの異物が入らないよう

にする。

14 

表示 

弁は,見やすいところに,銘板,その他によって,次の事項を明瞭に表示しなければならない。

a)

製品形式

b)

最高使用圧力又は使用圧力範囲

c)

定格電圧及び定格周波数

d)

ポートを表す文字

e)

製造業者名又はその略号

f)

製造年月又はその略号

g)

製品の取扱いに必要な事項