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B 8368-4

:2012

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

2

4

  内径寸法  

2

5

  ストローク  

2

6

  寸法 

2

6.1

  取付寸法  

2

6.2

  ポートの寸法  

3

7

  取付形式  

3

7A

  ピストンロッド先端部  

3

8

  製品の呼び方  

3

9

  規格準拠表示  

3

附属書 JA(参考)参考文献  

6

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

7


B 8368-4

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本

工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。

これによって,JIS B 8368-4:2002 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS B 8368

(空気圧シリンダ取付寸法)の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

8368-1

第 1 部:片ロッド−1 MPa シリーズ−角カバー形−タイロッド締付(取付金具固定)式

(内径 32 mm∼250 mm)

JIS

B

8368-2

第 2 部:片ロッド及び両ロッド−1 MPa シリーズ−角カバー形−タイロッド締付(取付

金具分離)式(内径 32 mm∼320 mm)

JIS

B

8368-3

第 3 部:片ロッド−1 MPa シリーズ−小内径(取付金具固定又は分離)形(内径 8 mm

∼25 mm)

JIS

B

8368-4

第 4 部:片ロッド−1 MPa シリーズ−薄形(内径 20 mm∼100 mm)


日本工業規格

JIS

 B

8368-4

:2012

空気圧シリンダ取付寸法−

第 4 部:片ロッド−1 MPa  シリーズ−

薄形(内径 20 mm∼100 mm)

Pneumatic fluid power-Mounting dimensions for cylinders-

Part 4:Single rod, 1 MPa series-Short-stroke cylinders

(Bores from 20 mm to 100 mm)

序文 

この規格は,2011 年に第 1 版として発行された ISO 15524 を基に,対応する部分(形状及び寸法)につ

いては対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際

規格には規定されていない規定項目(ピストンロッド先端部)を日本工業規格として追加している。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,互換性の確保に必要な次の空気圧シリンダの取付寸法について規定する。

規定する空気圧シリンダは,片ロッドで,内径 20 mm から 100 mm までの薄形汎用 1 MPa シリーズとす

る。

注記 1  この規格は,取付寸法を規定するもので,定格圧力に基づいた性能,また技術の発展を阻害

するおそれのある内容(構造,特性など)は,含まない。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 15524:2011

,Pneumatic fluid power−Cylinders−Single-rod short-stroke cylinders, 1 000 kPa

(10 bar) series, bores from 20 mm to 100 mm

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0142

  油圧・空気圧システム及び機器−用語

注記  対応国際規格:ISO 5598:2008,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)

JIS B 0202

  管用平行ねじ

JIS B 0203

  管用テーパねじ


2

B 8368-4

:2012

JIS B 0205-3

  一般用メートルねじ−第 3 部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 8366-1

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 1 部:シリンダ

内径及びピストンロッド径

注記  対応国際規格:ISO 3320:1987,Fluid power systems and components−Cylinder bores and piston

rod diameters

−Metric series(IDT)

JIS B 8366-3

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 3 部:標準ピス

トンストローク

注記  対応国際規格:ISO 4393:1978,Fluid power systems and components−Cylinders−Basic series of

piston strokes

(IDT)

JIS B 8366-4

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 4 部:ピストン

ロッド先端ねじ寸法及び形状

JIS B 8366-5

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 5 部:識別記号

注記  対応国際規格:ISO 6099:2009,Fluid power systems and components−Cylinders−Identification

code for mounting dimensions and mounting types

(IDT)

ISO 16030

,Pneumatic fluid power−Connections−Ports and stud ends

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142 による。

内径寸法 

内径寸法は,JIS B 8366-1 から選択し,次の呼び寸法とする(単位 mm)

20

,25,32,40,50,63,80,100

ストローク 

5.1

ストローク(S)は,JIS B 8366-3 から選択する。

5.2 100

mm

までのストロークの許容差は,

表 による。

表 1−ストロークの許容差 

単位  mm

内径

ストロークの許容差

20

25

+1.5

0

32

40

50

+2

0

63

80

100

+2.5

0

寸法 

6.1 

取付寸法 

取付寸法及びその許容差は,

表 及び表 による。


3

B 8368-4

:2012

注記  +記号は,ストロークを加算する箇所を示す。

6.2 

ポートの寸法 

ポートはねじ継手とし,

内径寸法 32 mm 以上については,

表 から選択する。管用平行ねじは JIS B 0202

管用テーパねじは JIS B 0203 から選び,メートルねじは JIS B 0205-3 による。

取付形式 

取付形式は,JIS B 8366-5 に規定する取付形式及び識別記号とし,次による。

MB 1

:シリンダ本体直接取付形式(貫通穴)

表 参照)

MX 8

:シリンダ本体直接取付形式(本体めねじ付)

表 参照)

MX 9

:シリンダ本体直接取付形式(貫通穴 2 個及び本体めねじ 2 個付)  (

表 参照)

7A 

ピストンロッド先端部 

ピストンロッド先端形状は,JIS B 8366-4 に規定する“おねじ−肩当たり形状”及び“めねじ形状”と

する。

製品の呼び方 

空気圧シリンダの呼び方は,規格番号,シリンダ内径,取付形式記号及びストロークの長さによる。

  JIS B 8368-4  –  32 – MB1  – 50 

例は,規格番号 JIS B 8368-4,内径 32 mm,シリンダ本体直接取付形式(貫通穴)

,ストローク

50 mm

の空気圧シリンダであることを表す。

規格準拠表示 

この規格に従っていることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合には,次の文言を用

いる。

“取付寸法は,JIS B 8368-4[空気圧シリンダ取付寸法−第 4 部:片ロッド−1 MPa シリーズ−薄形(内

径 20 mm∼100 mm)

]に準拠する。


4

B 8368-4

:2012

表 2−取付形式 MB1MX8 の取付寸法及びその許容差 

MB1

 

MX8

 

単位  mm

内径

MM 

AF 

最小

BB 

最小

BG 

最小

DD E 

最大

OH 

最大

KE 

最大

KF

RT

TO WF

a)

ZJ

a)

±2

32

40

50

63

80

100

16

16

20

20

25

30

12

12

14

14

16

16

5

5

6

8

10

10

16

16

20

25

30

30

M5

M5

M6

M8

M10

M10

51

65

77

90

103

124

31

33

40

47

60

72

5.5

5.5

8

10.5

13.5

13.5

M8

M8

M10

M10

M16

M20

M6

M6

M8

M10

M12

M12

34

±0.3

40

±0.3

50

±0.5

60

±0.5

77

±0.5

94

±0.5

7

±2

7

±2

8

±2

8

±2

10

±2

12

±2.5

40

46.5

48.5

54

63.5

75

内径

最小

AA 

最小

WH 

a)

最小

KK 

EE 

管用平行

ねじ

b)

管用テーパ

ねじ

c)

32

40

50

63

80

100

23.5

23.5

28.5

28.5

35.5

35.5

20.5

20.5

25.5

25.5

32.5

32.5

5

5

5

5

8

8

M14

×1.5

M14

×1.5

M18

×1.5

M18

×1.5

M22

×1.5

M26

×1.5

G

1

/

8

G

1

/

8

G

1

/

4

G

1

/

4

G

3

/

8

G

3

/

8

Rc

1

/

8

Rc

1

/

8

Rc

1

/

4

Rc

1

/

4

Rc

3

/

8

Rc

3

/

8

a)

  WF

ZJ 及び WH 寸法は,ストローク端におけるクッション材が変形

するため,加圧されていないときの寸法である。

b)

管用平行ねじのポート形状は,ISO 16030 による。

管用平行ねじは,JIS B 0202 による。

c)

管用テーパねじは,JIS B 0203 による。


5

B 8368-4

:2012

表 3−取付形式 MX9 の取付寸法及びその許容差 

単位  mm

内径

MM 

AF 

最小

BB 

最小

BG 

最小

DD

最大

KF

RT

TO 

±0.3

WF

a)

±1.5

ZJ

a)

±2

20

25

10

12

7

12

5

5

10

10

M5

M5

38

43

M5

M6

M6

M6

25.5

28

4.5

5

36

37.5

内径

最小

AA 

最小

WH 

a)

最小

KK 

EE 

メートル

ねじ

b)

20

25

14

17.5

12

15

4.5

5

M8

M10

×1.25

M5

M5

a)

  WF

ZJ 及び WH 寸法は,ストローク端におけるクッシ

ョン材が変形するため,加圧されていないときの寸法

である。

b)

メートルねじは,JIS B 0205-3 による。


6

B 8368-4

:2012

附属書 JA

(参考) 
参考文献

JIS B 0401-2:1998

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

注記  対応国際規格:ISO 286-2:1988,ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance

grades and limit deviations for holes and shafts

(IDT)

JIS B 1001:1985

  ボルト穴径及びざぐり径

注記  対応国際規格:ISO 273:1979,Fasteners−Clearance holes for bolts and screws(MOD)

JIS B 1002:1985

  二面幅の寸法

注記  対応国際規格:ISO 272:1982,Fasteners−Hexagon products−Widths across flats,ISO 2343:1972,

Hexagon socket set screws

−Metric series 及び ISO 4762:1977,Hexagon socket head cap screws−

Product grade A

(全体評価:MOD)

JIS B 8366-2:2000

  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 2 部:呼び

圧力

注記  対応国際規格:ISO 3322:1985,Fluid power systems and components−Cylinders−Nominal pressures

(IDT)


附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 8368-4:2012

  空気圧シリンダ取付寸法−第 4 部:片ロッド−1 MPa シリーズ

−薄形(内径 20 mm∼100 mm)

ISO 15524:2011

  Pneumatic fluid power − Cylinders − Single-rod short-stroke

cylinders, 1 000 kPa (10 bar) series, bores from 20 mm to 100 mm

(I)JIS

の規定 (II)

国際規格
番号

(III)

国際規格の規定 (IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS

と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

6

寸法 6.1

取付寸法

6.2

ポート寸法を規

 6

JIS

とほぼ同じ

追加

国内では,ISO に適合した継手
の普及度は低く,JIS では普及

度の高いテーパねじを追加し
た。また,表中の+記号に対す
る注記を削除し,6.1 に注記を

追加した。技術的差異はない。

ISO

の継手の普及に努力し,普及

した時点で JIS を改正する。

7A

ピ ス

ト ン ロ ッ

ド先端部

ロ ッ ド 先 端 形 状 に
お ね じ − 肩 当 た り

形状を追加

 6

JIS

とほぼ同じ

追加

従来から JIS に記載されてい
たロッド先端形状を継続して

記載した。技術的差異はない。

見直し時に ISO へ提案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 15524:2011,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

7

B 836

8-

4


2

012