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B 8367-6:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  用語及び定義

2

4  取付寸法及びその許容差

2

5  ストローク

3

6  内径寸法

3

7  取付形式

3

8  製品の呼び方

3

9  規格準拠表示

3

附属書 JA(参考)参考文献

6

附属書 JB(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

7

 


 
B 8367-6:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本フル

ードパワー工業会 (JFPA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。

これによって,JIS B 8367-6 : 2002 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS B 8367 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

8367-1

第 1 部:片ロッド−16 MPa シリーズ,丸カバー形・溶接又はねじ込みフランジ式(内

径 25 mm から 500 mm まで)

JIS

B

8367-2

第 2 部:片ロッド−16 MPa シリーズ,角カバー形・タイロッド締付式(内径 25 mm か

ら 200 mm まで)

JIS

B

8367-3

第 3 部:片ロッド−16 MPa シリーズ,角カバー形・タイロッド締付式(内径 250 mm か

ら 500 mm まで)

JIS

B

8367-4

第 4 部:片ロッド−25 MPa シリーズ−丸カバー形−溶接又はねじ込みフランジ式(内

径 50 mm から 320 mm まで)

JIS

B

8367-5

第 5 部:片ロッド−10 MPa シリーズ,角カバー形・タイロッド締付式(内径 40 mm か

ら 200 mm まで)

JIS

B

8367-6

第 6 部:片ロッド−10 MPa シリーズ−薄形(内径 32 mm から 100 mm まで)


日本工業規格

JIS

 B

8367-6

:2008

油圧シリンダ取付寸法−

第 6 部:片ロッド−10 MPa シリーズ−

薄形(内径 32 mm から 100 mm まで)

Mounting dimensions for hydraulic cylinders Part 6 : Single rod

10 MPa series, short-stroke cylinders (Bores from 32 mm to 100 mm)

序文

この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO 16656 を基に作成した日本工業規格であるが,技術

的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

1

適用範囲

この規格は,互換性に必要な次の油圧シリンダの取付寸法について規定する。油圧シリンダは,片ロッ

ド−10 MPa シリーズ,薄形(内径 32 mm から 100 mm まで)のはん(汎)用シリンダである。また,シリ

ンダ停止位置検出用スイッチの取付けも可能である。

注記 1  この規格は,取付寸法を規定するもので,定格圧力に基づいた性能,また,技術の発展を阻

害するおそれのある内容(構造,特性など)は含まれていない。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 16656 : 2004,Hydraulic fluid power−Single rod, short-stroke cylinders with bores from 32 mm to

100 mm for use at 10 MPa (100 bar)−Mounting dimensions (MOD)

なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していること

を示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0142  油圧及び空気圧用語

注記  対応国際規格:ISO 5598 : 1985,Fluid power systems and components−Vocabulary (MOD)

JIS B 0203  管用テーパねじ

JIS B 0209-3  一般用メートルねじ−公差−第 3 部:構造体用ねじの寸法許容差

注記  対応国際規格:ISO 965-3 : 1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3 :

Deviations for constructional screw threads (IDT)



B 8367-6:2008

JIS B 2355-1  油圧・空気圧用及び一般用途用金属製管継手−O リングシールによるメートルねじポー

ト及び継手端部−第 1 部:O リングシールポート

注記  対応国際規格:ISO 6149-1 : 1993,Connections for fluid power and general use−Ports and stud

ends with ISO 261 threads and O-ring sealing−Part 1 : Ports with O-ring seal in truncated housing

(IDT)

JIS B 8366-1  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 1 部:シリンダ

内径及びピストンロッド径

注記  対応国際規格:ISO 3320 : 1987,Fluid power systems and components−Cylinder bores and piston

rod diameters−Metric series (IDT)

JIS B 8366-4  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 4 部:ピストン

ロッド先端ねじ寸法及び形状

注記  対応国際規格:ISO 4395 : 1978,Fluid power systems and components−Cylinders−Piston rod

thread dimensions and types (IDT)

JIS B 8366-5  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 5 部:識別記号

注記  対応国際規格:ISO 6099 : 2001,Fluid power systems and components−Cylinders−Identification

code for mounting dimensions and mounting types (IDT)

ISO 1179-1  Connections for general use and fluid power−Ports and stud ends with ISO 228-1 threads with

elastomeric or metal-to-metal sealing−Part 1:Threaded ports

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142 によるほか,次による。

3.1

取付け  (mounting)

シリンダを取り付ける,又はシリンダに附属品を取り付ける部位。

3.2

ロッド側

ピストンロッドが出ている側。

3.3

キャップ側

ピストンロッドが出ていない側。

4

取付寸法及びその許容差

ロッド先端ねじ寸法は

表 1,取付形式の MB1 の取付寸法及び許容差は,表 による。

ピストンロッド径は,JIS B 8366-1 から選び,ロッド径面積とシリンダ内径面積との比が約 1/3 になるロ

ッド径を記号 B,約 1/4 になるロッド径を記号 Y とする。また,ロッド先端寸法は 1 欄及び 2 欄の 2 種類

とする。

ピストンロッド先端ねじ形状は,JIS B 8366-4 で規定する,おねじ肩あり形状及びめねじ形状とし,ね

じの公差域クラスは JIS B 0209-3 によって,おねじでは公差域クラス 6 g,めねじは公差域クラス 6H とす

る。


3

B 8367-6:2008

5

ストローク

ストロークは 5 mm から 100 mm までとする。50 mm 以下の標準寸法は,次による。その許容差は

0

1

+

する(単位 mm)

  スイッチなしの場合:5,10,16,20,25,32,36,40,45 及び 50

  スイッチありの場合:10,16,20,25,32,36,40,45 及び 50

50 mm を超え 100 mm までのストロークの許容差は,受渡当事者間の協定による。

6

内径寸法

内径寸法は,JIS B 8366-1 から選択し,次の寸法とする(単位 mm)

32,40,50,63,80 及び 100

7

取付形式

取付形式は,JIS B 8366-5 のシリンダ本体を取付ボルトで直接取り付ける形式 (MB1) とする。

8

製品の呼び方

油圧シリンダの呼び方は,規格番号,シリンダ内径,ピストンロッド径,取付形式記号及びストローク

の長さによって,次のように呼ぶことが望ましい。

例  JIS B 8367-6 – 40 – 22 – MB1 – 50

例は,規格番号 JIS B 8367-6,内径 40 mm,ピストンロッド径 22 mm,角形本体通しボルト

取付形式,ストローク 50 mm の薄形油圧シリンダであることを表す。

9

規格準拠表示

この規格に従っていることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合は,次の文言を用い

る。

“取付寸法は,JIS B 8367-6[油圧シリンダ取付寸法−第 6 部:片ロッド−10 MPa シリーズ−薄形(内

径 32 mm から 100 mm まで)

]に準拠する。



B 8367-6:2008

表 1−取付寸法−ロッド先端ねじ寸法

単位  mm

ロッド径

1 欄

2 欄

めねじ

おねじ

めねじ

おねじ

内径

記号

MM 

KF 

公差域クラス

6H

AF KK 

公差域ク

ラス 6g

A KF 

公差域クラス

6H

AF KK 

公差域クラス

6g

B 18 M12×1.25 16 M14×1.5

18

M12×1.75 15 M16×1.5 25

32

Y 16

(M10×1.5) (12) (M12×1.25) (20)

B 22 M16×1.5 22 M16×1.5

22

M16×2 20 M20×1.5 30

40

Y 20

(M12×1.75) (15) (M16×1.5) (25)

B 28 M20×1.5 28 M20×1.5

28

M20×2.5 24 M24×1.5 35

50

Y 25

(M16×2) (20) (M20×1.5) (30)

B 36  M27×2 36 M27×2 36

M27×3 33 M30×1.5 45

63

Y 32

(M20×2.5) (24) (M24×1.5) (35)

B 45  M30×2 40 M33×2 45

M30×3.5 36 M39×1.5 60

80

Y 40

(M27×3) (33) (M30×1.5) (43)

B 56  M36×2 50 M42×2 56

M39×4 45 M48×1.5 75

100

Y 50

(M30×3.5) (36) (M39×1.5) (50)

注記  1 欄を優先的に,必要に応じて 2 欄を選び,括弧内寸法はやむを得ない場合に使用してもよい。

 


5

B 8367-6:2008

表 2−取付形式 MB1 の取付寸法及び許容差

 
 
 
 

単位  mm

基本寸法


最大

H

b)

最大

TO ZJ

 a)

±1

LL+

WF 

±0.5

DA 

最小

KE 

最小

FB B VD 

最大

RV

最大

32

63 7 47±0.3

64 54  10  11  6.6 6.6 36 3 40

40

71 7 52±0.3

65 55  10  14  8.6  9 43 3 44

50

81 7 58±0.3

71 60  11 17.5 10.6 11 53 3 49

63

97 7 69±0.5

80

67 13 20 12.6

13.5

66 3 56

117 10 86±0.5

95

78 17 26 16.6

17.5

83 3 68

80

          (23)

(14.6)

(15.5)

 

100

142 10 106±0.5

122

96 26 26 16.6

17.5

103 3 83

注記 1  括弧内寸法は,やむを得ない場合に使用してもよい。 
注記 2  RV は,シリンダ停止位置検出用スイッチを取り付けたときの最大寸法を示す。 

a)

  許容差は,ストローク 100 mm 以下の場合,ストロークを加算した長さに適用する。

b)

  M 及び G ポートに適用する。

単位  mm

ポートの種類,記号及び寸法

M G R

JIS B 2355-1

ISO 1179-1

JIS B 0203

内径

EE L

1

EE L

1

EE 

L

1

32 
40

G

1

/

8

 8.5

50 
63

M14×1.5

12 Rc

1

/

4

 6.7

80

G

1

/

4

 12.5

100

M18×1.5

12

G

3

/

8

 12.5

Rc

3

/

8

 7.0

注記  ねじの下ぎりが貫通しないときの下ぎり深さは,それぞれの規格による。 



B 8367-6:2008

附属書 JA

参考)

参考文献

JIS B 0401-2 : 1998  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

JIS B 1001 : 1985  ボルト穴径及びざぐり径

注記  対応国際規格:ISO 273 : 1979,Fasteners−Clearance holes for bolts and screws (MOD)

JIS B 8366-2 : 2000  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 2 部:呼び

圧力

JIS B 8366-3 : 2000  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第 3 部:標準

ピストンストローク

注記  対応国際規格:ISO 4393 : 1978,Fluid power systems and components−Cylinders−Basic series of

piston strokes (IDT)

JIS B 8377-2 : 2002  油圧・空気圧システム及び機器−シリンダの試験・検査−第 2 部:油圧シリンダ受

渡検査


7

B 8367-6:2008

附属書 JB

参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 8367-6 : 2008  油圧シリンダ取付寸法−第 6 部:片ロッド−10 MPa シリーズ
−薄形(内径 32 mm から 100 mm まで)

ISO 16656 : 2004,Hydraulic fluid power−Single rod, short-stroke cylinders with 
bores from 32 mm to 100 mm for use at 10 MPa (100 bar)−Mounting dimensions   

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ) 国際規格の規定

(Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規

格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

3  用 語 及
び定義

取付け 
(1)  ロッド側 
(2)  キャップ側

3

ISO 5598 とは異なる 
取付け表記。

追加

[追加] 
(1)  は ISO と異なり国内で普
及している用語を用いた。 
(2)  は国内で普及している用
語と異なるため規定した。 

 
(1)  ISO 5598 の見直し後検討す
る。

4  取 付 寸
法 及 び そ

の許容差

(1)  ロッド先端ねじ
寸法を 2 種類,取付

形式 MB1 の取付寸
法 及 び 許 容 差 を 規
定。 
(2)  ポートを規定。


 
 
7

(1)  ロッド先端ねじ寸法
が 2 種類であること以外

は,JIS の規格と一致。 
(2)  インチ寸法のテーパ
ね じ ポ ー ト の 追 加 以 外

は,JIS の規格と一致。

追加 
 
 
追加

[追加] 
(1)  普及度が高いロッド先端
ねじ寸法を 2 欄に追加。 
(2)  普及度が高い管用テーパ
ねじポートを追加。

 
(1)  用途によって使い分けを行う。 
 
(2)  切替えに努力し,普及した時点
で廃止する。

5  ス ト ロ
ーク

ス ト ロ ー ク の 範 囲
を 限 定 す る と と も

に ス イ ッ チ な し 及
びスイッチありの 2
種 類 の 標 準 ス ト ロ

ークを規定。 
 
 

5

呼びストロークを規定

追加

[追加] 
国内ではスイッチ付きの普及

度が高く,スイッチ付きに適
用 す る ス ト ロ ー ク を 追 加 し
た。

 
見直し時に ISO へ提案。

7

B 836

7-

6

2

008

7

B 836

7-

6

20
0

8



B 8367-6:2008

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ) 国際規格の規定

(Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

8  製 品 の
呼び方

呼び方は,JIS 番号,

シリンダ内径,ピス
トンロッド径,取付
形 式 記 号 及 び ス ト

ロ ー ク 長 さ で 呼 ぶ
ことを推奨。

規定なし

追加

見直し時に ISO へ提案。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 16656 : 2004,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加………国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……  国際規格を修正している。

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6

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008

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