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B 8246

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS B 8246:1996 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 8246

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(規定)ヨーク形バルブコネクション

附属書 2(規定)容器取付部ねじ,充てん口ねじ及び安全装置用ねじ

附属書 3(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


B 8246

:2004

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  種類

2

4.

  性能

2

4.1

  バルブの開閉

2

4.2

  耐圧性

2

4.3

  気密性

3

4.4

  安全装置の作動

3

4.5

  耐振動性

4

5.

  寸法及び構造

4

5.1

  容器取付部

4

5.2

  充てん口,袋ナット及びヨーク形バルブ

5

5.3

  安全装置

7

5.4

  安全弁用ナット(ヨーク形バルブを除く。)

7

6.

  外観

8

7.

  材料

8

8.

  検査

8

9.

  製品の呼び方

8

10.

  表示

9

附属書 1(規定)ヨーク形バルブコネクション

10

附属書 2(規定)容器取付部ねじ,充てん口ねじ及び安全装置用ねじ

23

附属書 3(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

30

 


日本工業規格

JIS

 B

8246

:2004

高圧ガス容器用弁

Valves for high pressure gas cylinders

序文  この規格は,従来,日本工業規格で規定していた種類とこれらの品質及び形状・寸法に加え,医療

ガス用ヨーク締付式弁について,1991 年に第 2 版として発行された ISO 407 Small medical gas cylinders−

Pin-index / yoke-type valve connections

を翻訳し,一部の技術的内容を変更し,

附属書 として追加した日本

工業規格である。

  なお,この規格の

附属書 で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格の内容を変更して規定した事

項である。変更の一覧表を,その説明を付けて,

附属書 3(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,内容積 150L 未満の高圧ガスの容器に使用する弁(以下,バルブといい,バ

ルブのうち医療ガス用ヨーク締付式弁はヨーク形バルブという。

)について規定する。ただし,溶解アセチ

レン容器用弁及び液化石油ガス容器用弁には適用しない。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 407:1991

,Small medical gas cylinders―Pin-index / yoke-type valve connections    (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0208

  ユニファイ細目ねじ

JIS B 0212

  ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式―第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

備考  ISO 286-2:1988  ISO system of limits and fits―Part 2 : Tables of standard tolerance grades and

limit deviations for holes and shafts

が,この規格と一致している。

JIS B 0405

  普通公差―第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

備考  ISO 2768-1:1989  General tolerances―Part 1 : Tolerances for liner and angular dimensions without

individual tolerance indications

が,この規格と一致している。

JIS B 8244

  溶解アセチレン容器用弁

JIS B 8245

  液化石油ガス容器用弁

JIS G 3201

  炭素鋼鍛鋼品

JIS G 3205

  低温圧力容器用鍛鋼品

JIS G 3214

  圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒


2

B 8246

:2004

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS H 4140

  アルミニウム及びアルミニウム合金鍛造品

3.

種類  バルブの種類は,充てん口及び安全装置の形式によって区分し,表 による。

  1  バルブの種類

種類

種類記号

備考

A

1

主に工業用に使用する。 
形状・寸法を 5.2 

表 

示す。

おねじ

A

2

主に医療用に使用する。 
形状・寸法を 5.2 

表 

示す。

めねじ B

主に工業用に使用する。

形状・寸法を 5.2 

表 

示す。

充てん口の形式

ヨーク形 C

医療用ガス小形容器の充て
ん口に使用する。 
形状・寸法を

附属書 に示

す。

板 R  −

可溶合金 F

板及び可溶合金 RF

安全装置の形式

ないもの O

4.

性能

4.1

バルブの開閉  バルブの開閉は,操作が容易で,円滑に作動するものでなければならない。

4.2

耐圧性  バルブ本体は,充てんガスの種類に応じ表 の耐圧試験圧力以上の水,空気又は不活性ガ

スの圧力を加えたとき,漏れ,その他の異状があってはならない。


3

B 8246

:2004

  2  耐圧試験圧力

ガスの区分

充てんガスの 
種類

耐圧試験圧力

Mpa

ガスの区分

充てんガスの 
種類

耐圧試験圧力

Mpa

硫化水素 5.2

アンモニア 2.9

圧縮ガス

− 35℃における充て

ん圧力の 5/3 倍の
圧力

塩素 2.2

エチレン 22.1

メチルエーテル 1.8

二酸化炭素 19.6

クロルメチル 1.6

亜酸化窒素 19.6

亜硫酸ガス 1.2

エタン 19.6

塩化ビニル 1.2

六ふっか硫黄 19.6

モ ノ メ チ ル ア ミ

1.0

二 酸 化 炭 素 + 酸
化エチレン

19.6

酸化エチレン 1.0

二 酸 化 炭 素 + 亜

酸化窒素

19.6

ト リ メ チ ル ア ミ

0.6

四 ふ っ 化 エ チ レ

13.7

シアン化水素 0.6

キセノン 12.7

ホスゲン 0.6

塩化水素 12.7

液化ガス

臭化水素 6.7

液化ガス

その他のガス

温度 48℃におけ
る 圧 力 の 数 値 の

5/3

倍又は 24.5

4.3

気密性  バルブは,空気又は不活性ガスを用いて表 に示す気密試験を行ったとき,それぞれの点

検箇所から漏れがあってはならない。

  3  気密試験の条件

点検箇所

試験の方法

試験圧力

MPa

試験時間

S

バルブ本体,充てん口,安
全装置

バルブを閉じ,容器取付部から加圧して調べる.。

バルブ本体,グランドナッ
ト部

充てん口又は容器取付部を密閉し,容器取付部又は充
てん口から加圧してバルブを開きながら調べる。

表 に示す耐
圧試験圧力の

60

%以上

30

以上

4.4

安全装置の作動  安全装置は,表 に規定する圧力又は温度で作動しなければならない。ただし,

可溶合金を使用するものでは,作動圧力に対応する温度のもとで作動しなければならない。

安全装置に銅板を使用したものの作動圧力を測定する場合の測定温度は 60±5℃,その他の板を使用した

ものは 40±5℃とする。


4

B 8246

:2004

  4  安全装置の作動圧力又は作動温度の条件

安全装置の構造

作動圧力又は作動温度

作動圧力又は作動温度の許容範囲

安全弁に板を使用するもの

表 の耐圧試験圧力の 80%

作動圧力

0

15

圧縮ガス 105℃

作動温度±5℃

安全弁に可溶合金を使用す
るもの

液化ガス

表 の耐圧試験圧力の 80%に対応
する温度

作動温度以下。ただし,下限は

表 2

の耐圧試験圧力の 60%に対応する
温度

表 の耐圧試験圧力の 80%

作動圧力

0

15

圧縮ガス

105

作動温度±5℃

表 の耐圧試験圧力の 80%

作動圧力

0

25

安全弁に板及び可溶合金を
使用するもの

液化ガス

表 の耐圧試験圧力の 80%に対応
する温度

作動温度以下。ただし,下限は

表 2

の耐圧試験圧力の 60%に対応する
温度

4.5

耐振動性  バルブは表 の試験圧力をかけた状態で,振動数毎分 2 000 回,全振幅 2 mm で,上下,

左右及びその直角方向の 3 方向について,それぞれ 30 分間振動させたとき,漏れ,その他の異状があって

はならない。

5.

寸法及び構造

5.1

容器取付部

5.1.1

テーパねじ  テーパねじの寸法は,表 による。

  5  容器取付部の寸法

単位  mm

ねじ部

バルブを取り付ける容器

容 器 取 付
部記号

基 準
径 d

3

d

4

 

d

5

 

l

1

(約) l

2

 

ねじ山数

(25.4mm

につき)

テーパ

m

1

(

約)

m

2

(

約)

内容積

耐圧試験圧

V

1

 20.000

21.2

18.661

11.60

22

14

26

3

3 2

5L

以下

V

2

 28.000

29.5

26.038

17.00

30

14

26

3

3 2

5L

を超える

もの

9.8MPa

超えるもの

V

3

 28.000

29.5

26.500

13.00

26

14

26

3

3 2

5L

を超える

もの

9.8MPa

備考1.  容器取付部のねじは,附属書 による。


5

B 8246

:2004

2.

ねじ山の形状は,角度 55°のねじ山に丸みをもつ三角ねじ  (H

1

=0.639264P=0.138470P)

で,テーパ面に直角なものとし,ピッチは,軸心に沿ってはかる。

3.

ねじは右ねじとする。

4.

ねじは,ねじゲージを手締めの状態ではめ合わせたとき,ねじ部の末端は,使用するねじゲ

ージの末端から 2 山(ねじゲージの切欠きの範囲)以内とする。

5.

JIS B 8244

及び JIS B 8245 に規定するねじを使用してもよい。

5.1.2

平行ねじ  平行ねじの寸法は,表 による。

  6  容器取付部の寸法

単位 mm

ねじの呼び

d

ねじ山数

(25.4mm につき)

l

m

1

(約)

備考

2

1

-20 UNF

12.700 20  18

1

8

5

-18 UNF

15.875 18  18

1.5

4

3

-16 UNF

19.050 16  23

1.5

8

7

-14 UNF

22.225 14  23

2

1

8

1

-12 UNF

28.575 12  24

2

JIS B 0208

参照

4

3

-14 NPSM

26.264 14  23

2

備考1.  ねじ山の基準山形は,ユニファイねじを基準とする。

2.

ねじは右ねじとする。

3.

ねじの基準寸法,許容差及び公差は

附属書 による。

4.

表中の 寸法は,容器との兼ね合いから受渡当事者間の協議によって決定してもよい。

5.2

充てん口,袋ナット及びヨーク形バルブ  バルブの種類による記号,ガス充てん口,袋ナットの寸

法及び充てんガスは,

表 及び,表 による。

ヨーク形バルブは

附属書 による。


6

B 8246

:2004

  7  充てん口及び袋ナットの寸法

                          A

1

おねじ                                                  袋ナット                                    B めねじ

単位 mm

ガス充てん口

袋ナット

ねじ部

S

H

L

1

バルブの

種類記号

充てんガス

左右の別

d

ねじ山数

(25.4mm につき)

l

可燃性圧縮ガス

左 W22

14

13

30

14

10

左 W20

14

13

30

14

10

左 W22

14

13

30

14

10

可燃性液化ガス

左 W26

14

12

32

12

9

不燃性圧縮ガス

右 W22

14

13

30

14

10

右 W20

14

13

30

14

10

右 W22

14

13

30

14

10

A

1

不燃性液化ガス

右 W26

14

12

32

12

9

可燃性ガス

左 W23

14

16

B

不燃性ガス

右 W23

14

16

備考1.  の寸法 30 mm は,当分の間 29 mm としてよい。

2.

袋ナットは,必要がない場合は省略してもよい。

3.

充てん口のねじは,

附属書 による。

4.

S

の許容限界寸法は,

0

35

.

0

29

mm

0

35

.

0

30

mm

0

40

.

0

32

mm

とする。

5.

L

1

の寸法許容差は,

9

±

0.2 mm

及び,

10

0.2 mm

とする。

6.

寸法許容差が示していない部分の寸法許容差は,JIS B 0405 の中級とする。


7

B 8246

:2004

  8  充てん口の寸法

A

2

おねじ

単位  mm

ガス充てん口

ねじ部

バルブの 
種類記号

充てんガス

左右の別

d

ピッチ

a

b

c

l

窒素

右 W

24

2

13.3

14.7

21

16.6

酸素

右 W

24

2 14

14

21

16.3

酸素/亜酸化窒素混合

右 W

27

2

13.2

18.8

24

16.7

空気

右 W

27

2

13.9

18.1

24

16.3

亜酸化窒素

右 W

27

2

15.3

16.7

24

15.6

A

2

二酸化炭素

右 W

27

2 16

16

24

15.3

備考1.

酸素/亜酸化窒素混合の混合比は,亜酸化窒素の混合率が

30%

又は

50%

とする。

2.

充てんガス及びガス充てん口寸法は,ISO 5145 に基づいている。

3.

a

及び の寸法許容差は,JIS B 0401-2 

H10

とする。

4.

c

の寸法許容差は,JIS B 0401-2 

h11

とする。

5.

袋ナットの寸法は規定しないが,容器キャップとの関係を考慮する。

5.3

安全装置  バルブの安全装置は,4.4 の規定に適合しなければならない。ただし,容器に安全装置が

ある場合は,この限りでない。

5.4

安全弁用ナット(ヨーク形バルブを除く。)  安全装置に板を使用する場合の安全弁用ナットの寸法

は,

表 による。


8

B 8246

:2004

  9  安全弁用ナットの寸法

単位 mm

容器取付部記号

d

1

d

2

ねじ山数

(25.4mm につき)

d

3

L

1

L

2

L

3

L

4

H

1

V

1

 6

W14

18 2

14

11.5

8

10.5

19

0
0.35

V

2

 8

W16

18 2.5

16

13.5

9

12

21

0
0.35

備考1.

ナットのねじは,

附属書 による。

2.

寸法許容差が示してない部分の寸法許容差は,JIS B 0405 の中級とする。

6.

外観  バルブの外観は,割れ,使用上有害なきず,さび,まくれ,その他の欠点がなく,仕上げは良

好でなければならない。

7.

材料  バルブ本体及び安全装置用ナットに使用する材料は,充てんするガスの性質に適合したもので

あって,

表 10 に示すもの,又はこれと品質が同等以上のものとする。

 10  バルブ本体及び安全装置用ナットの材料

部品名称

材料

バルブ本体及び安全装置

用ナット

JIS G 3201 SF390A

,SF440A

JIS G 4303 SUS304

,316,420J1,420J2,420F

JIS G 3205 SFL2

SUS420F2

JIS G 3214 SUSF304

,SUSF304L

,  JIS H 3250 C3604,C3712,C3771,C4641,

 SUSF316

,SUSF316L

C4622

,C6782

JIS G 4051 S25C

JIS H 4140 2014

,6061 

8.

検査  バルブの検査は,性能,寸法,構造,外観及び材料について行い,4.7.の規定を満足しなけれ

ばならない。ただし,4.2 及び 4.5 の検査は,新規の設計製作時及び改造変更時,又は必要に応じて行う。

9.

製品の呼び方  バルブの呼び方は,規格番号又は規格の名称,バルブの種類,容器取付部記号及び充

てんガスの種類による。

1.

JIS B 8246

A

1

RV

2

酸素

2.

高圧ガス容器用弁

A

2

RV

2

酸素

3.

JIS B 8246

CRV

1

酸素

4.

ヨーク形バルブ

CFV

1

酸素/亜酸化窒素混合


9

B 8246

:2004

10.

表示  バルブには,適切な箇所に次の事項を表示する。

a

)

製造業者名又はその略号

b

)

製造年月又はその略号 

(例

04-01

 

c

)

質量

 (kg)

(例

W0.7

 

d

)

耐圧試験圧力

 (MPa)

(例

TP 24.5M

(

1

)

(

1

) TP

24.5M

は,耐圧試験圧力が

24.5MPa

であることを表す。

e

)

ガスの名称又は化学記号(ヨーク形バルブの場合)


10

B 8246

:2004

附属書 1(規定)ヨーク形バルブコネクション

序 文   こ の 附 属 書 は

1991

年 に 第

2

版 と し て 発 行 さ れ た , ISO 407 

small medical gas cylinders

Pin-index/yoke-type valve connections

の規定のうち,技術的内容を一部変更して作成したものである。

なお,この附属書で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この附属書は,最大使用圧力(

15

℃における充てん圧力)

200

バールの医療用ガス小形容

器のためのヨーク形バルブコネクションについて規定する。

この規格は,次の事項を規定する。

基本寸法

ヨーク形バルブコネクション代替設計のための要求事項

充てん口接続具のピンホール並びにピンの寸法及び位置

この規格は,更に,

附属書 表 に示すガス及び混合ガス用の充てん口コネクションのピンホール並び

にピンの寸法及び位置も規定する。

この附属書は,治療,診断及び予防用途を含めた病院での患者看護用及び救急処置用に使用される医療

用ガス小形容器に適用される。

2.

バルブ  それぞれの医療用ガス小形容器にヨーク形バルブを装備する(附属書 の 4.参照)。ヨーク形

バルブには,当該ガス又は混合ガスについて

附属書 の 6.に示す寸法でそのような場所に位置決めピンホ

ールが付いている。

バルブには,ガス又は混合ガスの名称若しくは化学記号を,はっきりと消えないように刻印などをする。

附属書   1  ガス及び混合ガスの割合

ガス及び混合ガス

化学記号

酸素

O

2

酸素/二酸化炭素 (CO

2

≦7%) O

2

+CO

2

酸素/ヘリウム (He≦80%) O

2

+He

エチレン

C

2

H

4

亜酸化窒素(サイホン管  あり又はなし)

N

2

O

シクロプロパン

C

3

H

6

ヘリウム及びヘリウム/酸素 (O

2

<20%) He

二酸化炭素(サイホン管  あり又はなし) CO

2

医療用空気

(Air)

酸素 50%/亜酸化窒素 50%の公称混合ガス (47.5%<N

2

O

<52.5%) O

2

+N

2

O

窒素

N

2

空気,ヘリウム及び一酸化炭素の混合ガス (CO<1%) (Air)

+He+CO

参考  原国際規格には,化学記号 CO

2

に混合ガス二酸化炭素/酸素 (CO

2

>7%)  も含まれていたが,安全上

の理由でこれを削除した。

3.

ヨーク  コネクションヨークは,附属書 の 4.及び 5.に示す要求事項及び寸法に適合していなければ

ならない。コネクションヨークにはピンが付いていて,その寸法及び位置は,当該ガス又は混合ガスにつ

いて

附属書 の 6.に示すバルブのピンホールの寸法及び位置に相当する。

コネクションヨークには,ガス又は混合ガスの名称若しくは化学記号を,はっきりと容易に消えないよ


11

B 8246

:2004

うに表示する。

5.2

に,コネクションヨークの代替設計の例を示す。

備考

附属書 図 及び附属書 図 並びに附属書 図 9∼附属書 図 21 の数字及び文字は,ピン及

びピンホールの位置を示す。

4.

基本寸法  ヨーク形バルブコネクションの基本寸法を附属書 図 1∼附属書 図 及び附属書 表 2

に示す。

4.1

ヨーク形バルブの本体

備考

単一鍵バルブにだけ適用される。

附属書   1  ヨーク形バルブの本体

単位

mm


12

B 8246

:2004

4.1.1

単ピンヨーク形バルブコネクション

附属書   2  単ピンヨーク形バルブコネクション

4.1.2

1

列式 ピンヨーク形バルブコネクション

附属書   3  列式 ピンヨーク形バルブコネクション


13

B 8246

:2004

4.1.3

2

列式 ピンヨーク形バルブコネクション

附属書   4  2 列式 2 ピンヨーク形バルブコネクション

4.2

基本寸法表

附属書   2  ヨーク形バルブコネクションの基本寸法

寸法 mm

寸法 mm

a

25

0.8
0.2


e

(最大値)0.8

b

22.2

0.4
0


f

(最大値)0.8

c

(最小値)16

g 1.6

±0.4

D

7

0.2
0


h(

1

) 20

±0.5

D

1

 2.4

±0.8

k

(最小値)16.5

D

2

4.75

0.1
0


l

1

(最小値)44.5

D

3

 5.8

∼5.9

l

2

(最小値)22

D

4

6.3

0
0.2


l

3

(

2

)

(最小値)8

D

5

6

0
0.5


l

4

(

2

)

(最大値)9.6

D

6

(

3

)

(最小値)7

l

5

5.5

0.5
0


d

6.5

0
0.2


l

6

5.5

0
0.5


d

1

4

±0.1

l

7

3

∼3.6

d

2

5.4

0
0.1


l

8

(最小値)15

d

3

 16

±0.5

r

(公称値)14.3

d

4

9

±0.2

r

1

(公称値)12

r

2

(公称値)17.5

ω

 

6.0

注(

1

)  h

及び qq

1

の寸法をいう(

附属書 の 5.参照)。代わりに附属書

1

の 5.1g)の要求を満たすために,これらの寸法を示すこともでき

る。

(

2

)

突出形安全プラグを使用する場合に限って適用される。

(

3

)  D

6

の寸法は,円すい部の最上部の寸法である。

参考

ω

は,原国際規格では,5.5 mm であるが,安全上の理由で 6.0 mm

とした。


14

B 8246

:2004

5.

ヨーク形バルブコネクションの代替設計に関する要求事項

5.1

コネクションヨーク器の設計に関する要求事項  コネクションヨークの設計に際しては,次の要求

事項を満たさなければならない。

a

)

コネクションヨークのピンがバルブのホールに合致した場合に限って,ガスの密封が可能である。

b

)

コネクションヨークのピンがバルブのピンホールに合致しない場合,ガスの密封は不可能となり,コ

ネクションヨーク又はバブルの損傷を防がねばならない。

c

)

ピンは,使用者によって取り除かれないように,また使用中に緩んでこないように取り付けるか又は

組み立てる。

d

)

パッキンは,連結ヨークのねじ込み部に密着したままになっていなければならない。

e

)

パッキンは,一つ以上使用してはならない。

f

)

コネクションヨークは,永久変形を来たすことなく,バルブの締金ねじ又は止め器具にかかる

50N

m

のトルクがもたらす負荷に耐えることができなければならない。

g

)

ヨークの寸法は,ピンをピンホールに差し込むに際して,ヨーク内のバルブの動きを,長軸について

最大

6

°に制限するものでなければならない。


15

B 8246

:2004

5.2

コネクションヨークの代替構造の例  ヨーク形コネクションの

3

種の代替設計を,

附属書 図 5∼附

属書 図 に例示する。

寸法 mm

P(

1

)

q(

2

)

s(

3

)

(最大値)44.5 
(最大値)24 
(最小値)0.8

注(

1

)

突出形安全プラグにすき間があれば,35mm
まで小さくすることもできる。

(

2

)

表 の寸法 についての注記を参照。

(

3

)

突出形安全プラグを使用する場合にだけ,適
用される。

附属書   5  第 の代替設計


16

B 8246

:2004

記号 mm

 P

1

 q

1

(

1

)

 s

1

(

2

)

(最大値)30.2 
(最大値)24

(最小値)0.8

注(

1

)

表 の寸法 についての注記を参照。

(

2

)

突出形安全プラグを使用する場合にだけ,
適用される。

備考  締金ねじを取り除いた図面。

附属書 

6

  第 の代替設計


17

B 8246

:2004

附属書 

7

  第 の代替設計

6.

ヨーク形バルブコネクションのピンホール並びにピンの寸法及び位置  ヨーク形バルブコネクション

のピンホール並びにピンの寸法及び位置を

附属書 図 8∼附属書 図 21 に示す。

6.1

単ピン充てん口コネクション

6.1.1

酸素 50%/亜酸化窒素 50%の公称混合ガス 

(

47.5

N

2

O

52.5%

)

の充てん口コネクション

寸法 mm

(公称値)14.3

附属書 

8

  酸素 50%/亜酸化窒素 50%の公称混合ガスの充てん口コネクション


18

B 8246

:2004

6.2

2

ピン/列式装置付き充てん口コネクション

6.2.1

酸素の充てん口コネクション

寸法 mm

u

w

13.6

±0.07

4.4

±0.15

8.8

±0.07

 

附属書 

9

  酸素の充てん口コネクション

6.2.2

酸素/二酸化炭素混合ガス 

(

CO

2

7%

)

の充てん口コネクション

寸法 mm

t

1

u

w

1

13.6

±0.07

12.4

±0.07

4.4

±0.15

11.55

±0.07

 

附属書 

10

  酸素/二酸化炭素混合ガス

(

CO

2

7%

)

の充てん口コネクション

6.2.3

酸素/ヘリウム混合ガス 

(

He

80%

)

の充てん口コネクション

附属書 

11

  酸素/ヘリウム混合ガス

(

He

80%

)

の充てん口コネクション

座金用座ぐり

寸法 mm

t

2

u

w

2

13.6

±0.07

14.2

±0.07

4.4

±0.15

5.9

±0.07


19

B 8246

:2004

6.2.4

エチレンの充てん口コネクション

寸法 mm

t

1

t

2

u

w

2

12.4

±0.07

14.2

±0.07

1.5

±0.15

5.65

±0.07

 

附属書 

12

  エチレンの充てん口コネクション

6.2.5

亜酸化窒素の充てん口コネクション(サイホン管なし)

寸法 mm

t

t

2

u

1

w

2

13.6

±0.07

14.2

±0.07

1.5

±0.15

5.9

±0.07

 

附属書 

13

  亜酸化窒素の充てん口コネクション

6.2.6

シクロプロパンの充てん口コネクション

寸法 mm

t

1

t

2

u

1

w

4

12.4

±0.07

14.2

±0.07

1.5

±0.15

8.65

±0.07

 

附属書 

14

  シクロプロパンの充てん口コネクション


20

B 8246

:2004

6.2.7

ヘリウム/酸素

  (

O

2

20%

)

混合ガスの充てん口コネクション

寸法 mm

t

1

t

2

u

1

w

3

12.4

±0.07

14.2

±0.07

1.5

±0.15

5.65

±0.07

 

附属書 

15

  ヘリウム/酸素

(

O

2

20%

)

混合ガスの充てん口コネクション

6.2.8

二酸化炭素の充てん口コネクション(サイホン管なし)

寸法 mm

t

1

u

2

w

5

12.4

±0.07

7.15

±0.15

14.3

±0.07

 

附属書 

16

  二酸化炭素の充てん口コネクション(サイホン管なし)

6.2.9

医療用空気の充てん口コネクション

寸法 mm

t

t

1

u

2

w

1

13.6

±0.07

12.4

±0.07

7.15

±0.15

11.55

±0.07

 

附属書 

17

  医療用空気の充てん口コネクション


21

B 8246

:2004

6.2.10

窒素の充てん口コネクション

寸法 mm

t

1

t

2

u

2

w

4

12.4

±0.07

14.2

±0.07

7.15

±0.15

8.65

±0.07

 

附属書 

18

  窒素の充てん口コネクション

6.3

2

ピン/列式装置付き充てん口コネクション

6.3.1

空気/ヘリウム/一酸化炭素 

(

CO

1 %

)

混合ガスの充てん口コネクション

寸法 mm

t

3

t

4

u

3

w

7

16.2

±0.07

10.4

±0.07

6

±0.07

0.7

±0.07

 

附属書 

19

  空気/ヘリウム/一酸化炭素

(

CO

1 %

)

混合ガスの充てん口コネクション

6.3.2

二酸化炭素(サイホン管付き)の充てん口コネクション

寸法 mm

t

3

t

5

u

4

w

8

16.2

±0.07

11.6

±0.07

3.1

±0.07

3.6

±0.07

 

附属書 

20

  二酸化炭素(サイホン管付き)の充てん口コネクション


22

B 8246

:2004

6.3.3

亜酸化窒素(サイホン管付き)の充てん口コネクション

寸法 mm

t

3

t

6

u

w

9

16.2

±0.07

12

±0.07

6.7

±0.07

 

附属書 

21

  亜酸化窒素(サイホン管付き)の充てん口コネクション


23

B 8246

:2004

附属書 2(規定)容器取付部ねじ,充てん口ねじ及び安全装置用ねじ

1.

適用範囲  この附属書は,高圧ガス容器用弁に用いる容器取付部ねじ,充てん口ねじ及び安全装置用

ねじについて規定する。

2.

容器取付部ねじ

2.1

テーパねじ

2.1.1

ねじの種類  ねじは,

3/26

テーパねじで,その種類は

附属書 表 による。

附属書   1  テーパねじの種類

単位  mm

容器取付部記号

基準径

ねじの長さ

ねじの形式

V

1

 20.0

22

面直角

V

2

 28.0

30

面直角

V

3

 28.0

26

面直角

2.1.2

基準山形  ねじの基準山形は,附属書 図 による。

附属書   1  面直角

2.1.3

公式  基準寸法の算出に用いる公式は,次による。

n

P

4

.

25

=

ここに,

n

ねじ山数

0.962 088

P

H

1

´

0.639 264

P

0.138 470

P

h

0.640 327

P

備考

テーパ面に直角なねじの山の高さ H

1

´ 

は軸線を含んだ断面形において,山の頂を連ねる直線


24

B 8246

:2004

と谷底を連ねる直線との間をテーパ面に直角に測った距離。

2.1.4

基準寸法  テーパおねじの基準寸法は,附属書 表 による。

附属書   2  テーパおねじの基準寸法

単位  mm

基準径

小端面

ねじ山数

25.4mm

につき

ピッチ

ねじ山

の高さ

谷の

丸み

外径 有効径 谷の径 外径 有効径 谷の径

容器取付

部記号

n

P

H

1

1

r

基準

径の
位置

l

1

(約)

d

d

2

d

1

V

1

14

1.814 3  1.160

0.25

11.6 20.000 18.838 17.676 18.661 17.499 16.337

V

2

14

1.814 3  1.160

0.25

17.0 28.000 26.838 25.676 26.038 24.876 23.714

V

3

14

1.814 3  1.160

0.25

13.0 28.000 26.838 25.676 26.500 25.338 24.176

2.2

平行ねじ

2.2.1

ねじの種類  ねじは平行ねじで,その種類は附属書 表 による。

附属書   3  平行ねじの種類

単位 mm

ねじの呼び

基準径

ねじ山数

(25.4 mm につき)

備考

2

1

-20 UNF

12.700

20

8

5

-18 UNF

15.875

18

4

3

-16 UNF

19.050

16

8

7

-14 UNF

22.225

14

1

8

1

-12 UNF

28.575

12

JIS B 0208

参照

4

3

-14 NPSM

− 14

備考  ねじは,右ねじとする。

2.2.2

ねじの基準山形,基準寸法,許容差及び公差  ねじの基準山形,基準寸法,許容差及び公差は,次

による。

a

)

ねじの呼び

2

1

-20 UNF

8

5

-18 UNF

4

3

-16 UNF

8

7

-14 UNF

1

8

1

-12 UNF

の基準山形,基準寸法,許

容差及び公差は,JIS B 0208 及び JIS B 0212 のねじの等級に規定された

2A

による。

b

)

ねじの呼び

4

3

-14 NPSM

の基準山形,公式,許容差及び公差は,次による。

参考

  NATIONAL BUREAU OF STANDARDS HANDBOOK H 28 (1957)

に 基 づ い て い る 。

NATIONAL BUREAU OF STANDARDS

1988

年 に

National Institute of Standards and

Technology

に改称された。


25

B 8246

:2004

1

)

基準山形  基準山形は,附属書 図 による。

附属書   2  基準山形

2

)

公式  基準寸法の算出に用いる公式は,次による。

n

P

4

.

25

=

ここに,

n

ねじ山数

H

0.866 025

P

h

s

0.649 52

P

h

n

0.542 6

P

f

cs

0.108 25

P

f

cn

0.216 5

P

f

rs

0.108 25

P

f

rn

0.108 25

P

F

cs

0.125 00

P

F

cn

0.250 00

P

F

rs

0.125 00

P

F

rn

0.125 00

P

3

)

許容差及び公差  許容差及び公差は,附属書 表 による。

附属書   4  許容差及び公差

単位  mm

おねじ

めねじ

ねじ山数

25.4mm

につき

ピッチ

公差

外径

有効径

内径

有効径

ねじの

呼び

n P 

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

4

3

-14

14

1.814 3

0.040 6

26.264

26.010

25.077

24.943

24.333

24.638

25.118

25.293

3.

ガス充てん口ねじ及び安全装置用ねじ

3.1

ガス充てん口ねじ(A

1

,及び B)及び安全装置用ねじ


26

B 8246

:2004

3.1.1

ねじの種類  ねじの種類は,附属書 表 による。

附属書   5  ねじの種類

ガス充てん口ねじ

(A

1

及び B)

安全弁用ねじ

W 20

W 14

W 22

W 16

W 23

W 26

備考  ガス充てん口ねじは,可燃性ガスの場合は左ねじ,その他は右ねじにする。ただし,可燃性ガスのうちク

ロルメチル及びアンモニアのときは,右ねじとする。

3.1.2

基準山形  基準山形は,附属書 図 による。

附属書 

3

  基準山形

3.1.3

公式  基準寸法の算出に用いる公式は,次による。

n

P

4

.

25

=

ここに,

n

ねじ山数

H

0.960 5

P

d

2

d

-

H

1

D

d

H

1

0.640 3

P

d

1

d

-2

H

1

D

2

d

2

r

0.137 3

P

D

1

d

1

D

1

´

d

1

2

×

0.076 9

H


27

B 8246

:2004

3.1.4

基準寸法  基準寸法は,附属書 表 による。

附属書   6  基準寸法

単位 mm

ピッチ  おねじの

ねじ山の

高さ

おねじ
の谷の

丸み

おねじ

めねじ

ねじの呼び  ねじ山数

25.4mm

につき

P

H

1

r

外径

d

有効径

d

2

谷の径

d

1

谷の径

D

有効径

D

2

内径 D

1

´

(

1

)

(参考)

W14

  山 18 18  1.411

1

0.904 0.194

14.000 13.096 12.192 14.000

13.096

12.400

W16

  山 18 18  1.411

1

0.904 0.194

16.000 15.096 14.192 16.000

15.096

14.400

W20

  山 14 14  1.814

3

1.162 0.249

20.000 18.838 17.676 20.000

18.838

17.944

W22

  山 14 14  1.814

3

1.162 0.249

22.000 20.838 19.676 22.000

20.838

19.944

W23

  山 14 14  1.814

3

1.162 0.249

23.000 21.838 20.676 23.000

21.838

20.944

W26

  山 14 14  1.814

3

1.162 0.249

26.000 24.838 23.676 26.000

24.838

23.944

注(

1

)

めねじ内径の欄の数値は,

附属書 図 の D

1

´

の寸法を示したもので,めねじ内径の許容差に対す

る基準寸法としては,めねじ内径 D

1

を使用する。その数値は,おねじの谷の径 d

1

と一致する。

備考  おねじの山頂とめねじの谷底との間には,多少のすき間を設ける。

3.1.5

基準山形,基準寸法,許容差及び公差の関係図  基準山形,基準寸法,許容差及び公差の関係は,

附属書 図 による。

備考  ねじ山には,丸形と平形がある。例図は,丸形を示す。 

附属書   4  基準山形,基準寸法,許容差及び公差の関係図

附属書 図 において,dd

2

及び d

1

は,おねじの外径,有効径及び谷の径,DD

2

及び D

1

は,めねじ

の谷の径,有効径及び内径の基準寸法で,その数値は,

附属書 表 による。また,太い実線は基準山形

を,斜線を施した部分は,おねじ又はめねじの許容域を示す。


28

B 8246

:2004

3.1.6

許容差及び公差  許容差及び公差は,附属書 表 による。

附属書 

7

  許容差及び公差

単位 0.001mm

おねじ

めねじ

外径

d

有効径

d

2

谷の径

d

1

谷の径

D

有効径

D

2

内径

d

1

丸形

平形

ねじの呼び










































(

4

)







W14

  山 18

W16

  山 18

0 240

24

0

100 240 140  0

120 120

0

230 230

0

120 120 210 350 140

W20

  山 14

W22

  山 14

W22.5

山 14

W23

  山 14

W26

  山 14

0 290

29

0

130 290 160  0

180 180

0

330 330

(

2

)


(

3

)


0

180 180 260 510 250

注(

2

)

めねじの谷の径の下の許容差は規定しないが,

附属書 図 のように谷底と丸形のおねじの最大寸法と

の間に,多少のすき間を設ける。

(

3

)

めねじの谷の径の上の許容差は,規定しない。

(

4

)

めねじ内径の下の許容差は,2×0.0739で算出した値を 0.010mm に丸めたものである。

備考1.  この表では,山の角度及びピッチの許容差は別に定めていないが,これらは有効径に換算して有効径

の公差中に含めてある。

2.

おねじの外径の許容差は,丸形と平形とに分けて規定してあるが,実際の製品では両者の区別がなく
なることもあり,また,これらは実用的には互換性があって使用上区分する必要はなく,製作の都合
でいずれを採用しても差し支えない。

3.

おねじ有効径の上の許容差は,この表では 0 であるが,これを幾分変更して,おねじ有効径の最大寸
法とめねじ有効径の最小寸法との間に多少のすき間を設けたほうがよい。

4.

おねじの谷の丸みは正確な円弧でなくてもよいが,かどばっていてはならない。

3.2

ガス充てん口ねじ

  (

A

2

)

3.2.1

ねじの種類  ねじの種類は,

W24

及び

W27

2

種類とする。

3.2.2

基準山形,基準寸法は,次による。

参考

ISO 5145

Cylinder valve outlets for gases and gas mixtures

Selection and dimensioning

に基づいて

いる。


29

B 8246

:2004

a

)

基準山形  基準山形は,附属書 図 による。

単位  mm

附属書   5  基準山形

b

)

基準寸法  基準寸法は,附属書 表 による。

附属書   8  基準寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

おねじ

めねじ

P

おねじのね

じ山の高さ

おねじの

谷の丸み

外径

d

有効径

d

2

谷の径

d

1

谷の径

D

有効径

D

2

内径

D

1

W 24

×P 2 2  1.28  0.274  24 22.72

21.44 24 22.72

21.44

W 27

×P 2 2  1.28  0.274  27 25.72

24.44 27 25.72

24.44

3.2.3

許容差及び公差  許容差及び公差は,附属書 表 による。

参考

NF E29-650

に基づいている。

附属書   9  許容差及び公差

単位  μm

おねじ

めねじ

外径

有効径

内径

有効径

ねじの呼び

上の

許容差

下の

許容差

公差

上の

許容差

下の

許容差

公差

下の

許容差

上の

許容差

公差

下の

許容差

上の

許容差

公差

W 24

×P

2  38  280 242  38  170 132  0  224 224  0  375 375

W 27

×P

関連規格

NATIONAL BUREAU OF STANDARDS HANDBOOK H 28


附属書 3(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B8246

:2004  高圧ガス容器用弁

ISO 407

:1991  医療用ガス小形容器−ピンインデックス  ヨーク形バルブ

コネクション

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容

表示箇所:本体 
表示方法:点線の下線

項目番号

内容

(Ⅱ)国
際規格

番号

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

1.

適用範囲

2.

引用規格

3.

種類

4.

性能

5.

寸法構造

6.

外観

7.

材料

8.

検査

9.

製 品 の 呼

び方

10.

表示

これまでの JIS の容器用弁に

国際規格を取り込むため,一
部の技術 的内容 を変更 して
追加。

製品規格 として 国際規 格に
規定がない性能,外観,材料,
検査,製品の呼び方及び表示

の項目も規定。

ISO 407

1.

2.

3.

4.

5.

医療用ガス小形ヨーク

形バルブの一部である
充てん口コネクション
について規定。

規定項目として,基本
寸法,代替設計に関す
る要求事項,ピンホー

ル並びにピンの寸法及
び位置を中心に規定。

MOD/

変更

MOD/

追加

国際規格は弁の一部

について規定してお
り,JIS は弁を包含し
て規定している。

日本の商習慣の実態に合わせ変更・追

加した。 
今後,JIS を ISO 規格改正時に提案す
る。

附属書1

(

規定)

1.

適用範囲

医療用ガ ス小形 容器の ため

のヨーク 形バル ブコネ クシ
ョンについて規定。

ISO 407

1.

JIS

に同じ。 IDT

2.

バルブ

バルブの ガス又 は混合 ガス
の名称若 しくは 化学記 号に
ついて規定。

2.

二酸化炭素及び二酸化
炭素/酸素(CO

2

>7%)

MOD/

削除

ISO

は両ガスを同一

ピンインデックスと
している。

ISO

の仕様では誤使用のおそれがあ

り,国内では CO

2

>7%の混合ガスを

用 い な い た め , 二 酸 化 炭 素 / 酸 素

( CO

2

>7%)を除外した。

3.

ヨーク

規格全体の規定項目を記載。

3.

JIS

に同じ。 IDT

4.

基本寸法

バルブの基本寸法を規定し,
バルブ開 閉スピ ンドル 幅が

W

=6.0 と規定。

4.

バルブ開閉スピンドル
幅 W=5.5 と規定。

MOD/

変更

国際規格を採用せず
に,現在使用されて
いる寸法を規定。

W

=5.5 用の開閉レンチでは,国内で

普及している弁が開閉できず緊急の
場合に安全上問題となるため,変更。

30

B 8246


2004


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線

項目番号

内容

(Ⅱ)国
際規格 
番号

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

5.

代 替 設 計

に関する要

求事項

設計に関 する要 求事項 及び
代替構造の例を規定。

5.

JIS

に同じ。 IDT

6.

ピ ン ホ ー

ル,ピンの
寸法及び位
 

充てん口 の種類 を国際 規格

に合致させる形で,形状・寸
法を規定。

6.2.8

  二 酸 化 炭 素 の 充 てん

口コネク ション 充てん 口の
種類の中 で二酸 化炭素 /酸

素を二酸化炭素だけ規定。

6.3

  2 ピン/2 列式装置付き充

てん口コネクション

ISO 407

6.

基本的には JIS と同じ。

6.2.8

  二酸化炭素及び

二酸化炭素/酸素(CO

2

>7%)の充てん口コネ
クション

6.3

  2 ピン/2 列式装

置付き充てん口コネク
ション

MOD/

削除

MOD/

削除

国際規格は両ガスを

同一ピンインデック
スとしている。

2

ピン/2 列式ピンイ

ンデックス充てん口
コネクションでガス

名が定まっていない
ものは,除外。

両ガスを同一の分類にすると安全上

問題となるため二酸化炭素/酸素を
除外した。 
今後,ISO に提案する。

国内で使用されていないので,移行期
間が必要。

附属書 2 
(規定)

容器取付部ねじ,充てん口ね
じ及び安全装置ねじ。

規定されていない。 MOD/追加

製品規格として入れ
た。

日本で広く普及しているので規定。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価記号の意味は,次のとおりである。

―IDT・・・・・・・・・・・・技術的差異がない。 
―MOD/削除・・・・・・国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
―MOD/追加・・・・・・国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

―MOD/変更・・・・・・国際規格の規定内容を変更している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

―MOD・・・・・・・・・・国際規格を修正している。

31

B 8246


2004