>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

B 8040

:2005

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本内燃機関連合会(JICEF)/財団法人日本

規格協会(JSA)から工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11086:1996,Gas turbines―

Vocabulary

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 8040

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)ガスタービン構成要素の配置例

附属書 B(参考)コンバインドサイクルの配置例

附属書 C(参考)関連規格

附属書 1(参考)ガスタービン用語規格の用語対比表

附属書 2(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


B 8040

:2005

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  用語の分類 

2

4.

  用語及び定義 

2

附属書 A(参考)ガスタービン構成要素の配置例

21

附属書 B(参考)コンバインドサイクル構成要素の配置例 

24

附属書 C(参考)関連規格

29

附属書 1(参考)ガスタービン用語規格の用語対比表 

30

附属書 2(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

38

 


     

日本工業規格

JIS

 B

8040

:2005

ガスタービン−用語

Gas turbines

Vocabulary

序文  この規格は,1996 年に第 1 版として発行された ISO 11086:1996,Gas turbines―Vocabulary を元に,

対応する部分(用語及び定義)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成し

た日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格として追加してい

る。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表をその説明を付けて,

附属書 2(参考)に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,ガスタービンにおいて用途全般,すなわち産業用,石油ガス工業用,船舶用,

分散形エネルギーシステム用,コンバインドサイクル及びコージェネレーション用,非常用その他で使用

される発電用,機械駆動用などのガスタービン一般に用いる基本的な用語について規定する。

備考1.  ガスタービン一般に用いる用語であって,詳細な用語に関して,JIS B 0128:1995 に規定

されている用語については,それを参照する。

2. 

対応国際規格にある用語のほかに,必要と認められる用語を追加している。

3.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 11086:1996

,Gas turbines―Vocabulary (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0128:1995

  火力発電用語―ガスタービン及び附属装置

JIS B 8042-2

  ガスタービン―調達仕様―第 2 部:比較基準条件及び定格

備考 ISO 

3977-2:1997

  Gas turbines―Procurement  ―  Part 2: Standard reference conditions and

ratings

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-3

  ガスタービン―調達仕様―第 3 部:設計要求事項

備考 ISO 

3977-3:2002

  Gas turbines―Procurement  ―  Part 3: Design requirements からの引用事項

は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-4

  ガスタービン―調達仕様―第 4 部:燃料及び環境

備考 ISO 

3977-4:2002

  Gas turbines―Procurement  ―  Part 4: Fuels and environment からの引用事項


2

B 8040

:2005

     

は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-9

  ガスタービン―調達仕様―第 9 部:信頼性,稼動性,保全性及び安全性

備考 ISO 

3977-9:1999

  Gas turbines―Procurement  ―  Part 9: Reliability,availability,maintainability

and safety

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8043-1

  ガスタービン―排気排出物―第1部:測定及び評価

備考 ISO 

11042-1:1996

  Gas turbines―Exhaust gas emission  ―Part 1: Measurement and evaluation か

らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8044

  ガスタービン及びガスタービン装置―空気音の測定―実用測定方法及び簡易測定方法

備考 ISO 

10494:1993

  Gas turbines and gas turbine sets―Measurement of emitted airborne noise―

Engineering/survey method

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS W 0201

  標準大気

備考 ISO 

2533:1975

   Standard Atmosphere 及び ISO 2533:1975/Addendum 1:1985, Hypsometrical

tables

が,この規格と一致している。

JIS Z 8732

  音響―音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―無響室及び半無響室におけ

る精密方法

備考  ISO /DIS 3745:2000  Acoustics  ―Determination of sound power levels of noise sources ―

Precision methods for anechoic and semi-anechoic rooms

が,この規格と一致している。

3. 

用語の分類  ガスタービンに関する用語は,次の箇条に分類する。

a) 

ガスタービン全般

b) 

ガスタービン性能

c) 

コンバインドサイクル及びコージェネレーション

d) 

附属装置・その他

備考 ISO 

11086:1996

の 610,1115,1620 及び 2125 の箇条にある用語及び定義については,そ

れぞれ JIS B 0128:1995 の 3.(2),(3),(4)及び(10)に対応して,参照する。また,ISO 11086:1996 の

その他の箇条にある用語であって,この規格に含まれないものについても JIS B 0128:1995 を参

照する(

附属書 による。)。

4. 

用語及び定義  用語及び定義は,次による。

なお,参考として,慣用語及び対応英語を示す。

備考1.  用語の一部に丸括弧(  )を付けてあるものは,紛らわしくない場合には,丸括弧内の文を

省略してもよい。

2. 

用語のうち,附属書に説明図を示したものがあるが,その場合には各定義中に附属書及び図

の番号を記載している。

3. 

対応英語の中で,太字で示したものは,対応国際規格で規定している用語を示す。

4. 

用語の番号は,この規格として付番しており,対応国際規格にある用語の番号と異なるので,

用語の番号の対比表を

附属書 1(参考)に示す。


3

B 8040

:2005

     

a)

ガスタービン全般

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1001 

ガスタービン

熱エネルギーを機械的仕事に変換する回転機
械で,1 個以上の圧縮機,作動流体を加熱する
装置,1 個以上のタービン,制御装置及び必要

に応じて熱交換器その他の補機から構成され
るもの。発電用,機械駆動用などの原動機として
用いられる。

  ガスタービン構成要素の配置例を,附属書 A
図 1に示す。

gas turbine 

1002 

ガスタービンプラン 
  ト

ガスタービン及び被駆動機とすべての必要な
附属装置とを含めた動力設備。

gas turbine power  

  plant 

1003 

開放サイクル

吸気及び排気ともに大気に開放されている熱

力学的サイクル。

open-cycle 

1004 

内燃ガスタービン

燃焼器で作動流体中に直接燃料を噴射,燃焼し

て作動流体を加熱する方式のガスタービン。

internal combustion   
  gas turbine 

1005 

単純サイクル

連続的な圧縮,加熱及び膨張だけから形成され
る熱力学的サイクル。

simple cycle 

1006 

再生サイクル

作動流体の連続的な圧縮,再生加熱,加熱,膨張
及び再生冷却によって形成され,排熱回収を行

う熱力学的サイクル。 
  再生加熱及び再生冷却は排気と圧縮機作動
流体間との熱伝達で行われる。

regenerative cycle 

1007 

中間冷却サイクル

継続する圧縮過程の段間において,作動流体を
冷却する熱力学的サイクル。

intercooled cycle 

1008 

再熱サイクル

継続する膨張過程の段間において,作動流体を
再度加熱する熱力学的サイクル。

reheat cycle 

1009 

一軸形ガスタービン

圧縮機とタービンの回転軸とが機械的に結合

され,出力が直接又は変速機を介して取り出さ
れるガスタービン(附属書 A

図 1,附属書 

2

及び附属書 A

図 参照)。

single-shaft gas turbine 

1010 

多軸形ガスタービン 

それぞれ独立の回転軸で作動する最小限二つ
のタービンをもつガスタービン。フリータービ

ン形及びコンパウンド形を含む(附属書 A

図 3

及び附属書 A

図 参照)。

  例えば,軸が二つの場合には,二軸形ガスタ

ービンという。

 
 
 

multi-shaft gas turbine 

1011 

定置(式)ガスター 
  ビン

一定地点に設置して使用するガスタービンで,
容易に移動できないもの。

stationary gas turbine 

1012 

移動(式)ガスター 
  ビン

一定地点で使用するガスタービンであっても,
容易に移動できるもの。

mobile gas turbine 

1013 

抽気ガスタービン

圧縮機段間若しくは圧縮機出口から圧縮空気
を抽出,又はタービン入口若しくはタービン段
間から高温ガスを抽出して,その圧縮空気又は

高温ガスを外部に供給することを主目的とす
るガスタービン(附属書 A

図 参照)。

extraction gas turbine,

bled gas turbine 


4

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1014 

ヘビーデューティガ 

スタービン

あらかじめ陸用及び船用に設計されており,定

格負荷で長時間連続運転することを前提とし
たガスタービン。

重構造形

  ガスター 
  ビン, 
産業用

  ガスター 
  ビン

heavy- duty gas turbine

1015 

航空転用(形)ガス 

タービン

航空機用エンジンを設計変更して陸用及び船
用に転用するか,又は,これをガス発生機にし,
出力タービンと組み合わせて陸用及び船用に

用いるガスタービン。

航転形 
  ガスター 
  ビン

aero-derivative gas

 turbine

1016 

パッケージ形ガスタ 

ービン

ガスタービン及び主要附属装置を工場で一体
形のユニット(パッケージ)に組み立ててから

出荷するガスタービン。被駆動機も含むことが
ある。

package type gas turbine

1017 

マイクロガスタービ 

一般に,出力が,数 kW から 100 kW 程度の非常
に小形のガスタービン。構造的に,一体形ロー
タ,空気軸受,一体形被駆動機など,従来形の

ガスタービンと異なる場合が多いので,これに
注目する場合に,この用語が用いられる。 
  出力が更に小さく,外形が数十 mm 程度の超

小形のガスタービンを,ウルトラマイクロガス
タービン(ultra-micro  gas turbine)ということ
がある。

micro gas turbine

1018 

船舶用ガスタービン

船舶推進動力用に使用するガスタービン。船内
電源用に使用する発電用ガスタービンも含む
ことがある。海上大気の塩分雰囲気中で使用さ

れるため,圧縮機及びタービンの翼への耐食コ
ーティングなど,船舶用の対策を施しているこ
とが多い。

marine gas turbine

1019 

機械駆動用ガスター 

ビン

圧縮機,ポンプなどの発電機以外の被駆動機を
駆動するのに用いるガスタービン。一般的には

広範囲の回転速度で使用するため,多軸形ガス
タービンが用いられることが多い。

mechanical drive gas

 turbine

1020 

発電用ガスタービン

発電機を駆動するのに用いるガスタービン。一

般的には,一定回転速度で使用するため,一軸
形ガスタービンが用いられることが多い。

generator drive gas

 turbine ,

power generation gas

 turbine

1021 

非常用ガスタービン

非常時に防災用の電力又は動力を供給するた
めに使用するガスタービン。発電用及びポンプ

用がある。

emergency gas turbine

1022

結合機関

船舶推進用機関で,使用する出力範囲が広い場
合に,ガスタービンと異なる形式の機関,異な

る出力のガスタービン,又は同一出力の複数の
ガスタービンとを組み合わせて,出力を歯車装
置などで機械的に結合して使用するもの。

 combined

engine

1023 

CODOG

ガスタービンとディーゼル機関とを組み合わ
せ,船の低出力運航時にはディーゼル機関を用

い,高出力運航時にはガスタービンを用いる結
合機関。

combined diesel engine

  or gas turbine


5

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1024 

CODAG

ガスタービンとディーゼル機関とを組み合わ

せ,船の低出力運航時にはディーゼル機関を用
い,高出力運航時にはガスタービン及びディー
ゼル機関の両方を用いる結合機関。

combined diesel engine

  and gas turbine

1025 

COGOG

大出力のガスタービンと小出力のガスタービ
ンとを組み合わせ,船の低出力運航時には,小

出力のガスタービンを用い,高出力運航時に
は,大出力のガスタービンを用いる結合機関。

combined gas turbine or

 gas turbine

1026 

COGAG

大出力のガスタービンと小出力のガスタービ

ンとを組み合わせ,船の低出力運航時には,小
出力のガスタービンを用い,高出力運航時に
は,大出力及び小出力両方のガスタービンを用

いる結合機関。同じ出力のガスタービンを複数
台組み合わせる場合もある。

combined gas turbine

  and gas turbine

1027 

タービン

ガスタービンの構成要素であって,作動流体の
膨張によって動力を発生させる回転機械。

turbine 

1028

圧縮機

ガスタービンの構成要素であって,作動流体の

圧力を上昇させる回転機械。

compressor 

1029 

燃焼器

燃料を燃焼させて作動流体を直接的に加熱す
る装置。再熱用の燃焼器もある。

combustion chamber,

combustor

1030 

ガス発生機

プロセス又は出力タービンに供給する高温圧
縮ガスを発生させるガスタービン構成要素を
組み立てたもの。1 個以上の圧縮機,作動流体を

加熱する装置,1 個以上の圧縮機駆動タービン,
制御装置及び必要な補機によって構成する。

gas generator 

1031 

再生用熱交換器

燃焼器に入る前の作動流体に,排気から熱を伝
達する熱交換器。蓄熱式熱交換器(regenerator)
と伝熱式熱交換器(recuperator)とがある。

regenerator,

recuperator,

1032 

前置冷却器

圧縮過程の前の作動流体の温度を低下させる
熱交換器又は蒸発形冷却器。

precooler 

1033 

中間冷却器

圧縮の段間において作動流体の温度を低下さ
せる熱交換器又は蒸発形冷却器。

intercooler 

1034 

出力タービン

負荷を駆動する独立した回転軸をもつタービ

ン(附属書 A

図 参照)。

power turbine 

1035 

圧縮機タービン

多軸形ガスタービンにおいて,圧縮機を駆動す

るために用いるタービン。

ガス発生機

  タービン

compressor turbine ,  gas

generator turbine

1036 

排熱回収装置

ガスタービンの排気又は冷却水の保有熱から
有用な熱を回収するための装置。

heat recovery facility

1037 

回転方向

作動流体の流れ方向を見たときのガスタービ
ンロータの回転方向。例えば,反時計方向など

と表示する。

direction of rotation 

1038 

自立運転

通常,ガスタービンの起動過程の一つの運転状
態を表す用語として用い,ガスタービンが,起

動装置からの回転トルクを受けなくとも加速
を維持できる状態をいう。

self sustaining

 operation

1039 

冷却運転

ガスタービン停止前に,高温部分の急激な冷却
を避けるため,一定時間アイドル又は低負荷で
保持する運転。

cooling down 


6

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1040 

暖気運転

ガスタービン高温部品の急激な温度上昇を避

けるため,起動後,アイドル速度付近で一定時
間保持する運転。

warming up

1041 

起動曲線

ガスタービンの起動,速度上昇,負荷投入,及
び負荷上昇の過程における回転速度,圧力,温
度,負荷などの変化を時間に沿って示した曲

線。

starting characteristics   
  diagram

1042 

起動

ガスタービン又は補機が静止の状態から運転
の状態に移行すること。

start 

1043 

通常起動

通常の保守点検間隔を維持するための製造業

者推奨の起動方法。

normal start 

1044 

急速起動

非常用ガスタービンなどで製造業者が許容す
る最短起動時間の起動方法。保守,点検間隔の

短縮に通じることがある。

fast start 

1045 

自力起動, 

ブラックスタート

プラント外部から動力の供給を受けないで行

われるガスタービンの起動。

black start 

1046 

強制冷却運転

ガスタービンの高温部分の冷却を目的として
行うスピン運転。

forced cooling operation

1047 

スピン運転, 

クランキング

ガスタービンに燃料を投入しないで,起動装置
だけの駆動による運転。

モータリ 
  ング

spin operation, cranking

1048 

ターニング

ガスタービンの停止後にガスタービン及び被
駆動機ロータのひずみ発生を避けるため,及び
/又は,起動前に軸心の曲がりを少なくしてお

くため,ターニング装置によってロータを低速
で回転させること。

バリング turning

1049 

点火

燃料の燃焼を始めさせることを目的に,点火装
置などを作動させること。

ignition 

1050 

着火

点火動作によって燃料が燃焼を始めた状態。

light-off 

1051 

起動時間

発電用ガスタービンでは,静止の状態から無負
荷定格速度に達するまでに要する時間。機械駆

動用などの用途においては,あらかじめ定めら
れた最低負荷及び速度に到達するのに要する
時間。 
備考  被駆動機によって大きく影響されるこ
とがある。

starting time 

1052 

コーストダウン

ガスタービン停止時,燃料遮断からガスタービ

ンの軸が完全に停止するまでの状態。

coast down

1053 

昇負荷時間

負荷運転可能時点から全負荷に達するまでの

時間。

loading time 

1054 

通常停止

規定の操作によって行うガスタービンの停止。

normal shut down

1055

非常停止

人体への危険又は差し迫った機器の損傷の危
険を回避するか又は最小限度のものにするた
めに,即座に手動又は自動で行うガスタービン

の停止。

emergency shut down

1056

自動停止

運転員の単一操作で始まる,制御装置が全自動
で行うガスタービンの停止動作。

automatic shut down

1057

手動停止

運転員が各段階の開始操作又は制御操作を行
うガスタービンの停止動作。

manual shut down


7

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1058

ロードランバック

特定のトリップ信号を感知し,負荷運転状態か

ら自立運転状態又はアイドル運転状態へ負荷
を急減すること(JIS B 8042-9 参照)。

trip to idle

1059

コールドスタート

ガスタービンの金属温度がほぼ常温の状態か
らの起動。

冷機起動, 
冷態起動

cold start

1060

ホットスタート

ガスタービンの停止直後など,ガスタービンの

金属温度が高い状態からの起動。

暖機起動,

温態起動

hot start

1061

ハングアップ

航空転用ガスタービンにおいて,起動時のガス

温度の異常,圧縮機のストールなどによって,
起動時の回転速度が上昇しない現象。

hung up

1062

ストール

圧縮機の動翼・静翼の空気流れのはく離によっ

て,圧縮機の作動が不安定になる現象。

(compressor )stall

1063

アクティブストール 

制御

ガスタービンの圧縮機に起こり得るストール

に対応して,ストールに近づいた状態を検知し
て,能動的にストールを回避するようにガスタ
ービンを制御する制御方式。

active stall control

1064

(

排気)バイパス制御

排気側に排熱回収装置などを設置する場合,ガ
スタービンの単独運転を可能とするために設
置されるバイパス煙突用ダンパーの制御を行

うこと。

by-pass control 

1065

オンコンディション 

メンテナンス

運転中のパラメータを監視することによって,

ガスタービンの特定の部品,要素及び組立品の
状態を診断し,それらの損傷の程度や傾向に従
って計画又は実行する保全作業の総称。

on condition

 maintenance

1066 

二種燃料運転

二種類の燃料(液体燃料,ガス燃料などの組合
せ)を燃焼して運転すること。

bi-fuel operation

1067 

高温腐食

燃料中のバナジウム,ナトリウム若しくは硫黄
化合物又は空気中の塩分が,燃焼器において比
較的低融点の化合物を形成し,タービンブレー

ドなどの表面に付着たい積し,金属を腐食させ
る現象。

hot corrosion

1068 

エロージョン

作動流体中の固体粒子の機械的衝撃による材

料の磨耗。

errosion

1069 

FOD

ガスタービンのある部品が,そのガスタービン

のものではない物体の通過によって受ける損
傷。

foreign object damage

1070 

SOD

ガスタービンのある部品が,そのガスタービン

の一部の物体の通過によって受ける損傷。

self object damage

1071 

精密鋳造

ロストワックス法などによって,仕上げ加工が

不要か,又は仕上代の少ない鋳造品を作る方法
で,機械加工の困難な材料を用いるガスタービ
ンの高温部品の製造に用いる。

precision casting

1072 

多結晶翼

いろいろな向きの結晶からなり,多くの結晶粒
界をもつタービン翼。

equiaxial crystal bucket,

conventional casting

 bucket

1073 

一方向凝固翼

一方向に凝固させた柱状晶からなるタービン
翼。精密鋳造によって製造する。

directionally solidified

 bucket,

columnar grain bucket


8

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1074 

単結晶翼

結晶粒界がなく,全体が一つの結晶からなるタ

ービン翼。精密鋳造によって製造する。

single crystal bucket

1075 

複合材料

単一材料では得られない高比強度などの諸種

の特性をもたせることができるように,複数の
材料を複合化した材料。長繊維又は短繊維によ
る繊維強化形及び粒子強化形がある。ガスター

ビン構造部品には長繊維による繊維強化形複
合材料が多く使用される。

composite material

1076 

繊維強化プラスチッ 

ク(複合材料)

エポキシ,ポリマーなどのプラスチック母材

を,ガラス,炭素などの繊維で強化した複合材
料。ガスタービンの低温部分又は比較的低温か
ら中温の部分の部品に使用される。ガラス繊維

使用のものは,GFRP,炭素繊維使用のものは,

CFRP

と呼ぶ。

FRP,

PMC

fiber reinforced

 plastics,

plastics matrix

 composite

1077 

繊維強化金属(複合 

材料)

アルミニウム,チタニウムなどの金属の母材
を,炭素などの繊維で強化した複合材料。ガス
タービンの低温部分又は中高温部分の部品に

使用される。

FRM,

MMC

fiber reinforced metal ,

metal matrix composite

1078 

繊維強化セラミック 

(複合材料)

セラミックスを母材に,金属,セラミックスな
どの繊維で強化した複合材料。ガスタービンの

高温部分の部品に使用される。

FRC,

CMC

fiber reinforced

 ceramics ,

ceramics matrix

 composite

1079 

繊維強化超合金(複 

合材料)

超合金を母材に,金属などの繊維で強化した複
合材料。ガスタービンでは非常に高温な部分の
部品に使用される。

FRS,

SMC

fiber reinforced

 superalloy ,

superalloy matrix

 composite

1080 

炭素繊維強化炭素 

(複合材料)

炭素材料を母材に,炭素繊維で強化した複合材
料。ガスタービンでは非常に高温な部分の部品

に使用される。

カーボン/ 
  カーボン

  (C/C)複合 
  材料

carbon-carbon composite

1081 

セラミックス

酸化アルミニウム(Al

2

O

3

),炭化けい素(SiC),

窒化けい素(Si

3

N

4

)などを主成分として,高温で

焼結した材料。ガスタービンの低温部分又は高

温部分の部品に使用される。

 ceramics

1082 

焼結超合金

超合金の粉末を高温で焼結した材料。ガスター
ビンの高温部分の部品に使用される。

powder metallurgy alloy

1083 

金属間化合物

アルミニウム,チタニウムなどの金属間化合に
よる材料。ガスタービンの中高温部分の部品に

使用される。

 inter-metallic

compound

1084 

拡散接合

チタニウム合金などの部品を,真空中で加熱
し,接合面を加圧して,金属の拡散作用によっ

てつなげる接合方法。

 diffusion

bonding

1085 

摩擦接合, 
摩擦溶接

金属の部品を,接合面を加圧しながらすべらせ

て,摩擦熱で金属を溶融させてつなげる接合方
法。

friction bonding ,

friction welding

1086 

電子ビーム溶接

金属などの部品の接合面を,細い高速の電子流

ビームで局所的に加熱して,溶接によってつな
げる接合方法。 

 electron

beam

welding


9

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1087 

比強度

材料の引張強度,耐力などの強度を,材料の密

度で除した値。ガスタービンの回転構造部に使
用する材料の耐強度特性を示す指数として用
いられる。

 specific

strength

1088 

遮熱コーティング

タービン,燃焼器などの高温部品の表面に施
し,その熱抵抗によって金属温度を低減するコ

ーティング。

thermal barrier coating

1089 

空気冷却

タービン,燃焼器などの高温部品を空気を媒体
として冷却する冷却方法。

 air

cooling

1090 

蒸気冷却

タービン,燃焼器などの高温部品を蒸気を媒体
として冷却する冷却方法。コンバインドサイク

ルでは,通常,冷却を終えた高温蒸気をボトミ
ングサイクルへ導き排熱を回収する。

steam cooling

1091 

クリアランスコント 

ロール

タービン動翼先端と静止側との間げき(隙)

(チ

ップクリアランス)を静止側を冷却,加熱する
などの方法によって機械的に制御すること。タ
ービンの性能向上のために行う。圧縮機にも適

用することがある。

tip clearance control

1092 

(

乾式)低 NO

X

燃焼器

窒素酸化物の形成を抑えるため,燃焼温度を低

く抑えた燃焼器。予混合燃焼,希薄燃焼,二段
燃焼,触媒燃焼などがある。

lower emissions

 combustor,

(dry) low NO

X

 combustor

1093 

天然ガス

地中から天然に産出される,メタンを主成分と
する可燃性ガス。ガスタービン用燃料などとし
て使用される。

natural gas

1094 

液化天然ガス

天然ガスを極低温で液化させたもの。ガスター
ビン燃料としては,再度気化させて使用する。

liquefied natural gas

1095 

副生ガス

石油化学プロセスの副生物として発生する可
燃性ガスで,ガスタービン用燃料としても使用
される水素,メタンなどを主成分とするガス。

by-product gas

1096 

液化石油ガス

炭化水素を加圧又は冷却によって液化させた
もので,常温,常圧では気体であるが,冷却又

は加圧によって容易に液化する,プロパン又は
ブタンを主成分とする炭化水素。ガスタービン
燃料として使用する場合は,そのまま液体とし

て,又は再度気化させて使用する。

liquefied petroleum gas

1097 

バイオマス燃料

生ごみ,木くずなどの生物資源から得られる燃
料。

Biomass fuel,

biofuel

1098 

消化ガス

下水などの汚泥から微生物の発酵によって取
り出されたメタンを主成分とする可燃ガス。ガ

スタービンの燃料として用いられることがあ
る。

digestive gas

1099 

温度パターンファク 
  タ

燃焼器出口における作動流体の最大温度と平

均温度との差を,燃焼器での温度上昇値で除し
た値。

temperature pattern factor 


10

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

1100 

ウォッベ指数

燃料の発熱量を燃料の対空気比重の平方根で

除したもの。詳細は,JIS B 8042-4 参照。

WI

)

(

/

)

(

ref

,T

ref

P

air

P,T

gas

HC

ρ

ρ

ここに,WI  :   ウォッベ指数(kJ/m

3

)

                HC

:   燃料の燃焼発生熱(kJ/m

3

ρ

gas

:燃料ガスの密度(kg/m

3

)

ρ

air

:空気の密度(kg/m

3

)

                P

 :  燃料ガスの圧力(kPa)

                P

 ref 

:比較基準条件の空気圧力, 101.3

                kPa

                T

:  燃料ガスの温度(℃)

                T

ref

:比較基準条件の空気温度,15 ℃

wobbe index

b) 

ガスタービン性能

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

2001 

定格出力

所定の条件でガスタービンを運転する場合の
ガスタービン出力軸端における保証出力。 
  発電用ガスタービンでは,発電機端子におけ

る保証出力をいう。

rated output 

2002 

ニューアンドクリー
ン状態

ガスタービン又はその附属装置が,新品で,か

つ,汚れなどによる性能劣化の起こっていない
状態。

new and clean

 condition 

2003 

標準定格出力

比較基準条件における定格出力。

standard rated output 

2004 

補機動力

ガスタービンを運転するために必要な補機類

が消費する動力。

auxiliary loads 

2005 

現地定格出力

ガスタービンプラントが設置される現地の条
件(大気圧力,大気温度,圧力損失など)におけ

る定格出力。

site rated output 

2006 

修正出力

任意の大気温度で測定された出力を比較基準

条件又はその他所定の条件での値に修正して
求めた出力。

referred output,

corrected output 

2007 

危険速度

ガスタービンの回転速度が軸及び支持構造の

固有振動数と一致する速度。回転速度の低いも
のから順に,その軸の一次危険速度,二次危険
速度などと呼ぶ。

critical speed 

2008 

熱効率

ガスタービンへ供給された熱量に対する発生
有効仕事の比。 
備考  算出に用いた燃料発熱量が総発熱量で
あるか,真発熱量であるかを付記する。ガスタ
ービンの性能の評価に際しては,燃料発熱量と

して真発熱量を用いる。

thermal efficiency 


11

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

2009 

修正熱効率

任意の大気状態で計測された熱効率を比較基
準条件又は所定条件での値に修正して求めた
熱効率。

referred thermal

 efficiency

corrected thermal

 efficiency

2010 

燃料消費量

単位時間当たりの燃料消費量。

fuel consumption 

2011 

燃料消費率

単位出力当たりの燃料消費量。 
  燃料消費量を出力で除したもの。

specific fuel consumption

2012 

熱消費量

単位時間当たりの,ガスタービンに供給された 
燃料の燃焼による熱量。

heat consumption 

2013 

熱消費率

単位出力当たりの熱消費量。 
  熱消費量を出力で除したもの。

heat rate 

2014 

熱勘定

熱の発生,吸収,損失などの過程を分析し,エ

ネルギーの収支を精算すること。

heat balance 

2015 

ガス出力

ガス発生機出口におけるガスが,大気圧まで断

熱膨張したときに発生する出力。

gas output

2016 

比出力

作動流体の単位流量当たりのガスタービン出
力。

specific power 

2017 

吸気(圧力)損失

作動流体が,吸気システムを流れる間に生じる
全圧力の低下。

air intake (pressure)

 loss,

inlet (pressure) loss

2018 

排気(圧力)損失

作動流体が,排気システムを流れる間に生じる
全圧力の低下。

exhaust (pressure)

 loss

2019 

機械損失

軸受,歯車で発生する摩擦,直結補機を駆動す
る動力など,軸端出力として有効に取り出すこ

とができない仕事。

mechanical loss 

2020 

現地条件

ガスタービンプラントが設置される現地の条
件(大気圧力,大気温度,圧力損失など)。

JIS B 

8042-2

を参照)

site conditions 

2021 

標準大気

比較基準条件における大気状態(温度 15 ℃,

圧 力 101.3 kPa 及 び 相 対 湿 度 60  % )。  
備考  空気の化学成分は JIS W 0201 などによ
るか,受渡当事者間の合意による。

standard

 atmosphere 

2022 

比較基準条件

ガスタービンの性能比較の基準となるガスタ
ービン入口空気圧力,排気圧力,冷却水などに
関する運転条件(JIS B 8042-2 参照)

standard

 reference

 conditions 

2023 

運転モード

ガスタービンの運転について,年間運転時間に
よって区分したクラスと年間平均起動回数に

よって区分したレンジとの組合せによって決
まる標準的運転方式。JIS B 8042-2 で,クラスを

4

区分,レンジを 5 区分に分け,これらの組合せ

に対応して定格出力を示すことにしている。

operation mode

2024 

DSS

ガスタービンを 1 日に 1 回程度停止する運転方
式。

夜間停止

daily start and stop

2025 

WSS

ガスタービンを週に 1 回程度停止する運転方
式。

週末停止

weekly start and stop

2026 

基準燃料発熱量

特に燃料の指定がない場合に,ガスタービンの
定格性能を示す際の基準とする燃料の真発熱
量(JIS B 8042-2 参照)

standard net

  specific energy of

 fuel


12

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

2027 

試験用燃料

現地又は営業運転用に使用する燃料と異なる
燃料でガスタービンの試験を行う場合に用い
る燃料(JIS B 8042-2 参照)

testing fuel

2028 

常用出力

主として船舶用ガスタービン用語として用い
る,船が航海速力を得るために常用するガスタ
ービンの出力。機関の効率及び保全上から経済

的な出力とし,表示は連続出力との割合で表さ
れることもある。

normal power,

 continuous service

 output(C.S.O.),

continuous service

 rating(C.S.R.)

2029 

連続出力

主として船舶用ガスタービン用語として用い
る,所定の回転速度,所定の大気温度条件及び
機関製造業者が指定した通常整備間隔の期間,

連続して出し得る出力。

最大連続出 
  力

continuous power,

 maximum

 continuous

output(M.C.O.),

 Maximum

 continuous rating

 (M.C.R.)

2030 

過負荷出力

主として船舶用ガスタービン用語として用い
る,所定の大気条件で,連続出力運転直後に,

ガスタービンが出すことが許される最大の出
力。

overload power

2031 

後進出力

船舶用ガスタービンで,船の後進時における最
大の出力。

astern power

2032 

巡航出力

艦艇又はハイドロフォイルなどの高速船が巡

航速度で航海するときの推進用ガスタービン
の出力。

cruising power

2033 

許容最高速度

機械駆動用ガスタービンで,設計上,連続運転
が許容される最高の出力軸回転速度。

maximum allowable

 speed

2034 

最高連続運転速度

機械駆動用ガスタービンで,通常運転範囲で使

用される最高の出力軸回転速度。

maximum

 continuous speed

2035 

許容最低速度

機械駆動用ガスタービンで,設計上,連続運転

が許容される最低の出力軸回転速度。

minimum allowable

 speed

2036 

プロペラ法則

船の推進抵抗から要求される,プロペラを駆動

するのに必要なガスタービンの軸出力がプロ
ペラの回転速度のほぼ 3 乗に比例すること。

propeller law


13

B 8040

:2005

     

c) 

コンバインドサイクル及びコージェネレーション

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

3001 

複合サイクル, 
コンバインドサイク 
  ル

ガスタービンなど内燃機関のサイクルと蒸気
サイクルとを結合させて,熱効率の向上を図っ

た熱力学的サイクル。 
備考 1.  1 基以上のガスタービンなど内燃機関 
        (トッピングサイクル)及び蒸気サイ

        クル(ボトミングサイクル)とで構 
        成する装置であり,トッピングサイ 
        クルで電力又は動力を発生し,ボト

        ミングサイクルでは排熱回収装置で 
        蒸気を発生させ,電力若しくは動力 
        及び/又はプロセスヒートを供給す

        る。 
    2.  慣用的には,ガスタービンと蒸気 
        タービンとを組み合わせて,共に発電

        機を駆動する場合を,狭義にコンバ 
        インドサイクルという。 
    3.  構成要素の配置例を附属書 図 1

図 10 に示す。

combined cycle

3002 

排熱回収式コンバイ 
  ンドサイクル

ガスタービンの排気を排熱回収装置に導き,そ
の熱回収によって蒸気を発生する方式のコン

バインドサイクル(

附属書 図 参照)。

排熱回収 
  複合サイ

  クル

un-fired

 combined cycle

3003 

排気助燃式コンバイ 
  ンドサイクル

ガスタービンの排気を排熱回収装置に導くと

ともに,ガスタービンの排気ダクト内で助燃を
行い,その熱回収によって蒸気を発生する方式
のコンバインドサイクル。排気温度から決まる

蒸気圧力の関係で,トッピングサイクルにはガ
スタービンが使用される(

附属書 図 参照)。

排気助

  燃複合 
  サイク 
  ル

supplementary

 fired combined

 cycle

3004 

排気再燃式コンバイ 
  ンドサイクル

ガスタービンの排気をボイラに導き,ボイラで

燃料を燃焼させて蒸気を発生する方式のコン
バインドサイクル(

附属書 図 参照)。

排気再燃複

  合サイク 
  ル

full fired

 combined cycle 

3005 

過給ボイラ式コンバ 
  インドサイクル

ガスタービンの圧縮機出口空気を過給ボイラ
に導き,ボイラの燃焼用空気として使用し,そ
の燃焼ガスをガスタービンのタービンに導い

てさらにその排気を給水加熱器に導く方式の
コンバインドサイクル(

附属書 図 参照)。

過給ボイ 
  ラ複合サ 
  イクル

combined

 supercharged

  boiler and gas

 turbine cycle 

3006 

給水加熱式コンバイ 
  ンドサイクル

ガスタービンの排気をボトミングサイクルの

給水加熱器に導き,排熱回収を行う方式のコン
バインドサイクル(

附属書 図 参照)。

給水加熱

  複合サイ 
  クル

feed-water heating

 heat recovery

 combined cycle 

3007 

コージェネレーショ 
  ン

コンバインドサイクルで,蒸気サイクル(ボト
ミングサイクル)からプロセスヒートを供給す
る方式(

附属書 図 10 参照)。

熱電併給

cogeneration

3008 

ガスタービンコージ 
  ェネレーション

トッピングサイクルの内燃機関にガスタービ
ンを使用するコージェネレーション。

gas turbine

 cogeneration


14

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

3009 

蒸気噴射式ガスター 
  ビン

出力を増加させる目的,若しくは,排気中の窒
素酸化物(NO

x

)を減少させる目的,又は,この

両方の目的から,排熱回収装置で発生した蒸気

の一部又は全部を,ガスタービンの燃焼器又は
タービンに噴射し,燃焼ガスと蒸気との混合ガ
スによってタービンを作動させるガスタービ

ン。

蒸気噴射サ 
  イクル

steam injected gas

 turbine

3010 

蒸気噴射式ガスター 
  ビンプラント 

蒸気噴射式ガスタービンを原動機として使用
した発電用,機械駆動用,船舶用などに使用さ

れる設備。

steam injected gas turbine

 plant

3011 

熱電可変形蒸気噴射 
  式ガスタービンプ 
  ラント

電力及び蒸気の需要に対応し,余剰蒸気をガス

タービンに噴射して発電出力にし,電力と蒸気
との比率を変えることができる蒸気噴射式ガ
スタービンプラント。

variable power-heat

  ratio steam injected

 gas turbine

3012 

コンバインドサイク 
  ルプラント

コンバインドサイクルによって電力又は,電力
及び熱エネルギーを供給する設備。

combined cycle

 plant

3013 

コージェネレーショ 
  ンプラント

コージェネレーションによって電力及び熱エ
ネルギーを供給する設備。

cogeneration plant

3014 

熱併給形コンバイン 
  ドサイクルプラン 
  ト

コンバインドサイクルのうちボトミングサイ

クルで電力及び熱エネルギーを発生する設備。
この形式もコージェネレーションということ
がある。

combined heat and

 power plant

3015 

トッピングサイクル

コンバインドサイクルで,熱的上流(高温側)
に位置するガスタービンなどの内燃機関のサ

イクル。

topping cycle

3016 

ボトミングサイクル

コンバインドサイクルで,熱的下流(低温側)
に位置する蒸気サイクル。

bottoming cycle

3017

(発生)熱電比

プラントから発生する熱量と電力量との比。熱
量を電力量で除した値。

heat to power ratio

3018 

総合熱効率

コージェネレーションプラントにおいて,送電 
端における電力と規定温度以上の回収された

熱との和の熱入力に対する比率。

  η  =

100

)

0

0

(

×

+

i

Q

Q

W

ここに,η:総合熱効率(%)

W

0

:送電端における電力(kW)

Q

0

:規定温度以上の回収された熱量

            (kW)

Q

i

:熱入力 (kW)

total thermal

 efficiency


15

B 8040

:2005

     

d)

附属装置・その他

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4001 

制御装置

正常起動,安定運転,正常停止に必要な制御系
(例えば,起動制御系,調速機,燃料制御系な

ど),異常状態における警報又は停止を行う保
安系(例えば,過速度防止装置,燃料遮断系な
ど),運転の監視を行う監視系及び計器類(例

えば,速度指示計,ガス温度計など)並びにシ
ステムに必要な電源制御系からなる運転に必
要な制御,保安,監視のためのすべての装置を

含むシステム。

control system 

4002 

調節装置

回転速度,温度,圧力,出力などの重要な特性
を制御する装置。

調速装置

governing system 

4003 

燃料制御装置

燃焼器に供給する燃料の量を制御する装置。主
として燃料調節弁及び燃料遮断弁からなる。

fuel control system 

4004 

ガス温度制御装置

ガス温度を検知し,常にある設定温度になるよ
うに調節する装置。

gas temperature

 controller 

4005 

調速機

ガスタービンの回転速度を検出して制御系の
要素の作動位置を決め,作動させる装置。

speed governor 

4006 

速度設定器

ガスタービンの出力軸の速度又は出力を調節

する目的で調速機の設定値を変化させるため
の装置。

speed changer 

4007 

ガス温度過昇検出器

ガス温度が上昇して設定した値に到達した際
に,直接温度に応答し,適切な増幅器又は変換
器を通して,ガス温度の過昇を防止する保安系

を作動させる一次検出要素。

overtemperature detector 

4008 

不感帯

燃料流量を調節する装置に測定できるほどの
修正動作が生じない入力の変動可能範囲。定格

速度の百分率で表示する。

dead band

4009 

調速機のドループ

出力を 0 から定格まで変化させた際に生じる整

定速度の変化を,定格速度の百分率で表したも
の。

governor droop

4010 

プロセス制御

ガスタービンの速度を制御することによって

プロセスの変数(例えば,被駆動ポンプの吸込
圧力)などを制御すること。

process control

4011 

ディジタル制御

ディジタル入力信号によって,数値演算回路を
用いて制御動作をすること。

digital control

4012 

保安装置

起動時若しくは運転中のプラント又はその一

部の系統の異常を感知して,その異常によって
大きな損傷又は被害が生じることを防ぐよう
に所定の制御をしたり又は信号を発する装置。

protection system 

4013 

過速度防止装置

ロータが過速して,ある設定した速度に到達し
た場合に,過速度防止系を作動させる制御要素

又はトリップ要素。過速度調速機又は過速度ト
リップ装置がある。

overspeed control

 device

overspeed trip

 device 


16

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4014 

ガス温度過昇防止装 
  置

ガス温度が規定値以上に上昇したとき,ガス温
度の過昇を防止するか,又はガスタービンをト
リップさせる保安装置。

overtemperature

 control device,

overtemperature

 protective device 

4015 

着火失敗トリップ装 
  置

起動の際,燃料の噴射を開始した後,規定時間
後なお着火しない場合,トリップして起動操作

を中止させる保安装置。

flame-failure tripping device

4016 

炎吹消えトリップ装

燃焼器内で火炎の吹き消えが起こったとき,直

ちに燃料の供給を遮断し,かつ,その他の必要
な操作を行って,ガスタービンをトリップさせ
る保安装置。

flame-out tripping device 

4017 

状態監視

機器の健全性又は故障状態との関連が判定可
能な項目について,監視又は測定によって,ガ
スタービン又は構成要素の状態を把握・評価す

ること。

コンディ 
  ションモ 
  ニタリン 
  グ

condition

 monitoring

4018 

状態監視装置

機器の健全性又は故障状態との関連が判定可

能な項目について,監視又は測定によって,ガ
スタービン又は構成要素の状態を把握・評価す
る装置。

condition

 monitoring system

4019 

自動診断装置

ガスタービンの運転パラメータの変化傾向及
び健全性を自動的に診断及び表示する装置。

diagnosis system

4020 

自動監視装置

ガスタービン及び附属装置の運転状態の監視
を自動で行う装置。

automatic

 monitoring system

4021 

遠隔監視

ガスタービン及び附属装置の運転状態を電気

信号によって遠方から監視すること。

remote monitoring

 system

4022 

起動装置

ガスタービンを起動させる装置。

starting equipment 

4023 

ターニング装置

ガスタービンロータを低速で回転させる装置。

turning gear,

turning device

4024 

点火装置

起動時に燃料に点火する装置。燃焼器の構造,
燃料の種類などによって,電気火花,電熱線ト
ーチなどの方式がある。

ignition equipment 

4025 

点火栓

電気的火花放電によって燃料に着火させる器
具。

ignition plug,

spark plug

4026 

(点火装置の)エキ 
  サイタ

点火栓へ供給する高圧電気を発生する装置。

exciter

4027 

燃料供給装置

ガスタービンへ燃料を供給する装置。液体燃料

の場合は,主として,燃料移送ポンプ,燃料サ
ービスタンク,主燃料ポンプ,燃料流量分配器,
閉止弁などから構成される。

fuel supply system 

4028 

燃料噴射圧力

燃料噴射ノズルに供給される燃料の圧力。

fuel injection

 pressure 

4029 

燃料処理装置

ガスタービンに適したように燃料を処理する
装置。

fuel treatment

 equipment 

4030 

二重燃料装置

2

種類の燃料を切り替えてガスタービンを運転

できる装置。

dual fuel system 

4031 

燃料ポンプ

液体燃料を,ガスタービンに必要な圧力まで昇

圧してガスタービンへ供給するポンプ。

fuel injection pump 


17

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4032 

燃料ガス圧縮装置

ガス燃料を,ガスタービンに必要な圧力まで昇
圧する装置。

fuel gas compressor

4033 

燃料貯蔵装置

燃料を貯蔵しておく装置。液体燃料,ガス燃料,

液化ガス燃料を貯蔵する装置として,燃料タン
ク,ガスタンク及び液化ガス貯蔵タンクがあ
る。

fuel storage tank

4034 

パージ, 
パージ運転

気体を用いて配管・ダクト又は容器内の不要物
質を排除すること,又はそのための機器の運

転。ガスタービンでは,起動時,点火に先立っ
て燃焼器内及びダクトなどに残存する未燃の
燃料を排除すること,又はそのためのスピン運

転。

purgeing,

purging operation

4035 

作動油装置

ガスタービンへ作動油を供給する装置。作動油
タンク,作動油ポンプ,作動油フィルタ,作動

油冷却器などからなる。

hydraulic oil system,

control oil system

4036 

作動油ポンプ

作動油を供給するポンプ。

制御油

  ポンプ

hydraulic oil pump,

  control oil pump

4037 

作動油冷却器

作動油を冷却する冷却器。

制御油 
  冷却器

hydraulic oil pump, control oil

pump

4038 

潤滑油装置

潤滑油を供給するための装置。油タンク,油ポ
ンプ,非常用油ポンプ,油ろ過器,油冷却器,

配管,計器などを含む。

lubrication system,

lubricating

 oil system

4039 

潤滑油ポンプ

潤滑油を供給するポンプ。

lubricating oil pump

4040 

潤滑油冷却器

潤滑油を冷却する装置。

lubricating oil cooler

4041 

合成油

化学反応によって人工的に合成して製造した
潤滑油。主として航空転用形ガスタービンの潤

滑油として用いられる。

synthetic oil

4042 

タービン油

天然の石油から生成された潤滑油。一般にガス

タービンの潤滑油としては,酸化安定性,さび
止め性,泡立ち性などを改善したものが用いら
れる。

turbine oil

4043 

リテンションタイム

潤滑油がタンクに戻らない場合に潤滑油に空
気が混入せずに運転できる最大の時間。潤滑油
タンクの容量を示すパラメータとして用いら

れる。

retention time

4044 

エンクロージャ

通常,騒音の低減及び/又は防火用に設計され

るガスタービンの覆い。 
備考  ガスタービンの冷却用場所と危険場所
とを仕切るために用いられることもある。

enclosure 

4045 

パッケージャ

装置及び供給範囲に含まれる附属装置につい
て,技術面での調整に責任をもつ供給者。JIS B 

8042-3

を参照

packager

4046 

台板

ガスタービン又はガスタービン及び補機を搭
載し,基礎などの据付面に固定するための構造

物。

baseplate


18

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4047 

減速歯車装置

ガスタービンの出力軸速度を減速して,被駆動
機にタービン出力を伝達する歯車装置。

main gear,  

speed reduction gear 

4048 

増速歯車装置

ガスタービンの出力軸速度を増速して,被駆動

機にタービン出力を伝達する歯車装置。

main gear ,

step-up gear 

4049 

平行歯車

互いに平行な 2 軸の間で動力を伝達する形式の

歯車でガスタービン出力軸の回転速度を減速
又は増速して被駆動機に伝達する場合に一般
的に使用される形式の歯車。

parallel gear

4050 

遊星歯車

中央の太陽歯車,その外側の太陽歯車とかみ合
う遊星歯車及び遊星歯車の外側の内歯歯車か
らなる歯車装置。通常,ガスタービン出力軸と

被駆動機との間の減速比が大きい場合,減速装
置を小形にするために使用する。ガスタービン
の出力軸を太陽歯車につなぎ,遊星歯車軸を固

定し,内歯歯車を回転させて動力を伝達するも
のと,内歯歯車を固定し,遊星歯車を公転させ
て動力を伝達するものの 2 形式がある。

planetary gear

4051 

デュアルタンデムア 
  ーティキュレーテ 
  ッド形減速装置

船舶用推進装置に使用される 2 段減速歯車装
置。ガスタービン出力軸の小歯車を 2 個の中歯

車とかみ合わせ,中歯車軸の他の歯車を大歯車
にかみ合わせてプロペラに動力を伝達する。

ロック 
  ドトレ

  ン形減速 
  装置

dual tandem articulated gear,

locked train gear

4052 

逆転減速歯車装置

船舶推進用ガスタービン用に,後進用の逆転切

換装置が付いた減速歯車装置。クラッチ方式,
トルクコンバータ方式などがある。

reduction gear with reverse

system

4053 

結合機関切換装置

船舶用結合機関において,使用する機関の切換
えを行う装置。減速歯車装置に付けられること
もある。

engine engaging and

 disengaging system

4054 

吸気装置

空気を外部から取り込み,ガスタービンの運転
に適した状態に処理して圧縮機入口へ導くた
めの装置。

air intake system

4055 

吸気ダクト

空気を外部から圧縮機入口へ導くダクト。

air intake duct 

4056 

吸気消音器

吸気流路に設置して騒音を低減する装置。

air intake silencer

4057 

吸気フィルタ

吸気中のごみなどの異物を除去するための装
置。

intake air filter

4058 

バイパスドア

吸気フィルタの詰まりによるガスタービンの
損傷を防ぐため吸気フィルタの後流の吸気ダ
クトに設ける開閉装置。吸気フィルタの差圧が

急上昇した場合にフィルタをバイパスして大
気を吸い込む。大気から異物を吸い込む可能性
があるので特殊な用途以外には設置されない。

by-pass door

4059 

ウェザールーバ

雨天,雨水の浸入を制限するため,吸気フィル
タ室の入口に設けるルーバ。

weather louver

4060 

防虫スクリーン

吸気フィルタ室への昆虫などの侵入を防ぐた
め,入口に設置するスクリーン。

insect screen


19

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4061 

デミスタ

船舶用ガスタービンなどの海上雰囲気中で稼
動するガスタービンの吸気装置の入口に設け,
塩水の液滴を除去する装置。通常,空気流れの

曲がりによる慣性力で液滴を除去するルーバ
と合成樹脂の網目を重ねた液滴除去装置とを
組み合わせて使用する。

demister

4062 

吸気冷却装置

ガスタービンの吸気の温度を下げ,出力及び熱
効率の向上を図る装置。通過する空気と水とを
接触させ,水の蒸発熱によって吸入空気の温度

を下げる蒸発式冷却器と冷凍機で冷却した媒
体を通す吸気ダクト内の熱交換器によって吸
入空気の温度を下げる冷凍式冷却器とがある。

intake air cooler

4063 

着氷防止装置

大気温度が低い場合に,フィルタ又は圧縮機入
口に霜又は氷が生成するのを防止するために,

フィルタ又は圧縮機に入る空気を加熱する装
置。

compressor intake

 anti-icing system 

4064 

排気装置

ガスタービンの排気を外気へ放出するための

装置。

exhaust system

4065 

排気ダクト

ガスタービンの排気を外気へ導くダクト。

exhaust duct

4066 

排気消音器

排気流路に設置して騒音を低減する装置

exhaust silencer

4067 

換気装置

エンクロージャの換気に必要な空気を外気か

ら取り込み,外気へ排出する装置。換気ファン,
換気ダクト,換気ダンパ,換気ルーバなどから
なる。

ventilation system

4068 

換気消音器

換気流路に設置してエンクロージャ内からの
騒音を低減する装置

ventilation silencer

4069 

換気ダンパ

エンクロージャの換気入口及び出口に設ける
開閉装置で,エンクロージャ内で火災を検知し
たとき外部と遮断し,消化剤を噴霧する場合に

作動する。

ventilation damper

4070 

換気ルーバ

エンクロージャの換気入口に設け,エンクロー
ジャ内の換気の流れを調節する整流板。

ventilation louver

4071 

脱硝装置

ガスタービンの排気中に含まれる窒素酸化物 
(NO

x

)を除去する装置。

NO

x

 removal

 equipment

4072 

選択接触還元法

触媒を用いて,排気中の窒素酸化物(NO

x

)を

アンモニアなどの還元剤によって,窒素と水蒸
気とに分解する方法。

selective catalytic

 reduction process

4073 

選択還元触媒脱硝装 
  置

排気中の NO

x

と注入したアンモニアとを化学反

応させ,これらを窒素及び水に変えることによ

って,NO

x

を低減する装置。

  触媒には,一般的に還元触媒及び酸化触媒が
あるが,ガスタービンにおける窒素酸化物の低

減には通常還元触媒が用いられるため,“触媒
脱硝装置”と簡略化して呼ばれることがある。 
備考  選択還元触媒装置は,有効に反応する温
度の範囲,制限を考慮して排熱回収装置内の設
置位置を決める。

選択還元 
  触媒装置

selective catalytic

 reduction system


20

B 8040

:2005

     

番号

参考

用語

定義

慣用語

対応英語

4074 

暗騒音

ある音を対象としたとき,その音がないときの
その場所における音。JIS B 8044 を参照。

ground noise,

back ground noise

4075 

音圧レベル

音の存在によって,静圧の上に重畳した変動圧

力(音圧)の強さを表現するため,音圧の 2 乗
を基準音圧の 2 乗で除した値の常用対数の 10
倍とした値。基準音圧は 20 µPa。単位はデシ

ベル(dB)。JIS Z 8732 を参照。

sound pressure level

4076 

音響パワーレベル

単位時間に音源から放射される空気音のエネ

ルギー(音響パワー)の強さを表現するため,
測定対象音が放射する音響パワーを基準音響
パワーで除した値の常用対数の 10 倍の値。単

位はデシベル(dB)。基準音響パワーは 10

-12

W

JIS Z 8732

を参照。

  ガスタービン装置の空気音の測定方法につ

いては,JIS B 8044 を参照。

sound power level

4077 

防火装置

火災の発生を検知し,消火作業を行い,及び/
又は火災の延焼を防止する装置。火災検知器,

報知器,消火装置などで構成する。

fire detection and

 protection system

4078 

排気排出物

ガスタービンの排気に含まれる環境に影響を

与える成分。 
  通常,窒素酸化物(NO

x

,硫黄酸化物(SO

x

一酸化炭素(CO),二酸化炭素(CO

2

),未燃炭

化水素(HC),揮発性有機化合物(VOC)

,アン

モニア,固形粒子などがある。JIS B 8043-1 
参照。

exhaust gas

 emission

4079 

フューエル NO

x

燃料中の窒素化合物が燃焼によって酸化し発
生する窒素酸化物。

fuel NO

x

4080 

サーマル NO

x

高温,高圧の燃焼状態において,燃焼用空気中
の窒素と酸素とが反応して発生する窒素酸化
物。

thermal NO

x

4081 

圧縮機洗浄装置

圧縮機内部,特にブレード及びベーンに付着し
たたい積物を排除することを目的とした装置。 
備考  溶剤溶液,水又は蒸気を噴射する方法な
どがある。 

compressor

 washing system 

4082 

オフライン圧縮機洗 
  浄

ガスタービンをスピン運転によって低速度で

回転させながら,洗浄液を吸い込ませて行う圧
縮機の洗浄方法。乾燥するために最後にアイド
ル運転を行う場合もある。

off-line compressor

 cleaning

4083 

オンライン圧縮機洗 
  浄

ガスタービンの負荷運転中に圧縮機の入口に,
洗浄液を注入して行う洗浄方法。

on-line compressor

 cleaning

4084 

蒸気噴射装置

出力を増加させる目的,若しくは排気中の窒素
酸化物(NO

x

)を減少させる目的,又はこの両

方の目的から,作動流体中へ蒸気を噴射する装

置。 
  なお,蒸気の代わりに水を使用することもあ
る(水噴射装置)

steam/water

 injection

 equipment 


21

B 8040

:2005

     

附属書 A(参考)ガスタービン構成要素の配置例

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

ガスタービン構成要素の配置例を,次に示す。

附属書   1  単純サイクル一軸形ガスタービン

附属書   2  再生サイクル一軸形ガスタービン


22

B 8040

:2005

     

備考  二軸形(twin-spool)ガス発生機の配置を点線で示す。

附属書   3  単純サイクル二軸形ガスタービン(出力タービン付き)

備考  図は,ストレートコンパウンド形式(高圧タービンで高

圧圧縮機を,  低圧タービンで低圧圧縮機を駆動する形
式)で,負荷を低圧軸で駆動する場合を示す。

附属書   4  中間冷却再熱サイクル多軸形ガスタービン


23

B 8040

:2005

     

附属書   5  空気及びガス抽気を伴う一軸形ガスタービン

(抽気ガスタービン)


24

B 8040

:2005

     

附属書 B(参考)コンバインドサイクル構成要素の配置例

この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

コンバインドサイクル構成要素の配置例を,次に示す。

ガスタービン

蒸気系統

附属書   1  排熱回収式コンバインドサイクル(単圧式コンバインドサイクル)

ガスタービン

蒸気系統

附属書   2  排気助燃式コンバインドサイクル


25

B 8040

:2005

     

ガスタービン

蒸気系統

附属書   3  排気再燃式コンバインドサイクル

ガスタービン

蒸気系統

附属書   4  過給ボイラ式コンバインドサイクル


26

B 8040

:2005

     

ガスタービン

蒸気系統

附属書   5  給水加熱式コンバインドサイクル

蒸気系統

ガスタービン

附属書   6  一軸形コンバインドサイクル


27

B 8040

:2005

     

ガスタービン

蒸気系統

附属書   7  多軸形コンバインドサイクル

(ガスタービン2台,蒸気タービン1台の例)

ガスタービン

蒸気系統

附属書   8  複圧式コンバインドサイクル(蒸気サイクルが二圧式の例)


28

B 8040

:2005

     

ガスタービン

蒸気系統

附属書   9  再熱式コンバインドサイクル

附属書  10  コージェネレーション


29

B 8040

:2005

     

附属書 C(参考)関連規格

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

JIS B 8041

  ガスタービン―受渡試験方法

備考 ISO 

2314

:1989, Gas turbines

―Acceptance tests 及び ISO 2314:1989/Amd.1:1997,

Acceptance tests for

combined- cycle power plants

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-1

  ガスタービン―調達仕様―第 1 部:一般事項及び定義

備考 ISO 

3977-1

:1997, Gas turbines

―Procurement―Part 1: General introduction and definitions からの引

用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-5

  ガスタービン―調達仕様―第 5 部:用途―石油及び天然ガス工業用

備考 ISO 3977-5:2001, Gas turbines―Procurement―Part 5: Applications for petroleum and natural gas

industries

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-6

  ガスタービン―調達仕様―第 6 部:コンバインドサイクル

備考 ISO/DIS 

3977-6

:2000, Gas turbines

―Procurement―Part 6: Combined cycles からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-7

  ガスタービン―調達仕様―第 7 部:技術情報

備考 ISO 

3977-7

:2002, Gas turbines

―Procurement―Part 7: Technical information からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

JIS B 8042-8

  ガスタービン―調達仕様―第 8 部:検査,試験,据付及び完成

備考 ISO 

3977-8

:2002, Gas turbines

―Procurement―Part 8: Inspection, testing, installation and

commissioning

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。


30

B 8040

:2005

     

附属書 1(参考)ガスタービン用語規格の用語対比表

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

対応国際規格(ISO 11086:1996)の用語に対して,この規格(JIS B 8040)及び JIS B 0128:1995 に対応

する用語を,番号で対比して表に示す。

備考1.  JIS B 8040 の番号に*

1

の付いているものは,JIS B 0128:1995 と用語及び定義を同じにしたも

のである。

2. 

JIS B 8040

の番号に*

2

の付いているものは,用語は JIS B 0128:1995 と同じであるが,定義は

ガスタービン一般に用いる定義にしたものである。

3. ISO 

11086

:1996

の番号に*

3

の付いているものについては,この規格では省略し,JIS B 

0128:

1995

を参照する用語である。

4. ISO 

11086

:1996

の番号に*

4

の付いているものは,ほとんど使用されないものの用語であるの

で,この規格では省略し,また,JIS B 0128:1995 にもないものを示す。

ISO 11086:1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

1 Gas turbines

−Kinds and types (ガスタービン―種類及び形式)

1.1 gas

turbine

1001*

2

1101

1.2

gas turbine power plant

1002 *

2

 1102

1.3 open-cycle

1003

*

1

 1103

1.4*

3

 closed-cycle

― 1104

1.5 *

3

 semiclosed-cycle

― 1105

1.6

internal combustion gas turbine

1004*

1

 1106

1.7 *

3

external combustion gas turbine

― 1107

1.8 simple

cycle

1005

*

1

 1108

1.9 regenerative

cycle  1006

*

1

 1109

1.10 intercooled

cycle

1007

*

1

 1110

1.11 reheat

cycle

1008

*

1

 1111

1.12 combined

cycle

3001

*

2

 1112

1.13

single-shaft gas turbine

1009*

1

 1113

1.14

multi-shaft gas turbine

1010*

1

 1114

1.15 stationary

gas

turbine 1011*

1

 1115

1.16

mobile gas turbine

1012*

2

 1116

1.17 *

3

free piston gas turbine

― 1117

1.18

extraction gas turbine

1013*

1

 1118


31

B 8040

:2005

     

ISO 11086:1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

2 Gas turbines

−Structure  (ガスタービン―構造)

2.1 turbine

1027*

1

 1201

2.2 compressor

1028*

1

 1202

2.3 combustion

chamber 1029*

1

 1203

2.4*

3

 working

fluid

heater

− 10404

2.5 gas

generator

1030*

1

 1204

2.6 regenerator

1031*

1

 10102

2.7 precooler

1032*

1

 10103

2.8 intercooler

1033*

1

 10104

2.9*

3

 evaporative

cooler

− 7105

3 Gas turbines

−Auxiliaries and accessories (ガスタービン―  補機及び附属機器)

3.1 main

gear

4047*

2

,4048*

2

 1301

3.2 turning

gear

4023*

1

 1302

3.3 starting

equipment  4022*

1

 1303

3.4 control

system

4001*

2

 5101

3.5 governing

system

4002*

2

 5101

3.6

fuel control system

4003*

1

 5107

3.7 speed

governor

4005*

2

 5201

3.8 speed

changer

4006*

2

 5202

3.9

gas temperature controller

4004*

1

 5108

3.10*

3

fuel flow control valve

− 5208

3.11 protection

system

4012*

1

 5102

3.12

overspeed control device,

overspeed trip device

4013*

1

 5103

3.13*

3

 fuel

shut-off

valve

― 5206

3.14

overtemperature control device,

overtemperature protective device

4014*

1

 5104

3.15*

3

 overtemperature

detector

− 5203

3.16

flame-failure tripping device

4015*

1

 5105

3.17

flame-out tripping device

4016*

1

 5106

3.18 lubrication

system

4038*

1

 1304

3.19

fuel treatment equipment

4029*

1

 6101

3.20

fuel supply system

4027*

2

 6102

3.21

fuel injection pump

4031*

1

 6201

3.22

air intake duct

4055*

1

 7101

3.23 exhaust

duct

4065*

1

 7102

3.24 intake air

filter

4057*

1

 7103

3.25 silencer

4056*

2

,4066*

2

,4068*

2

 7303

3.26*

3

air charging system

− 7302

3.27*

3

 blow-off

valve

− 3219

3.28 enclosure

4044*

2

 1305

3.29 steam/water

injection

equipment

4084

3.30

dual fuel system

4030*

2

 6103


32

B 8040

:2005

     

ISO 11086:1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

4 Gas turbines

− General (ガスタービン―  一般)

4.1 direction

of

rotation  1037*

2

 1403

4.2*

3

 self-sustaining

speed

− 1519

4.3*

3

constant temperature operation

− 1405

4.4*

3

constant power operation

− 1406

4.5 cooling

down

1039*

2

 1407

4.6

starting characteristics diagram

1041*

2

 1410

4.7 start

1042*

2

 1401

4.8 normal

start

1043

4.9 fast

start

1044

4.10 black

start

1045*

1

 1402

4.11 ignition

1049*

1

 1412

4.12 light-off

1050*

1

 1413

4.13 starting

time

1051*

2

 1414

4.14 loading

time

1053

4.15*

3

number of starts

― 1415

4.16 purging

4034*

2

 1418

4.17 by-pass

control

1064

排気のバイパス

制御

4.18*

4

 by-pass

control

密閉サイクル用語

4.19*

4

pressure level control

密閉サイクル用語

4.20*

3

 combustor

inspection

― 1421

4.21*

4

hot section inspection

JIS B 0128

1419

及び 1421 参

照。

4.22*

3

 major

inspection

― 1420

4.23*

3

 major

overhaul

― 1420

5 Gas turbines

−Performances and tests (ガスタービン―  性能及び試験)

5.1 rated

output

2001*

2

 1501

5.2

new and clean condition

2002

5.3

new and clean condition

2002

5.4

standard rated output

2003*

1

 1504

5.5 auxiliary

loads

2004

5.6

site rated output

2005*

1

 1504

5.7*

3

peak load rated output

― 1508

5.8*

3

base load rated output

― 1509

5.9*

3

reserve peak rated output

― 1510

5.10*

4

semi-base-load rated output

5.11*

3

 output

limit

― 1511

5.12*

3

 output

performance

diagram

― 1512

5.13 referred

output

corrected output

2006*

1

 1513

5.14*

3

 shaft

output

― 1514

5.15*

3

 rated

speed

― 1515

5.16*

3

turbine trip speed

― 1516

5.17*

3

 idling

speed

― 1517

5.18*

3

 ignition

speed

― 1520


33

B 8040

:2005

     

ISO 11086 :1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

5.19*

3

 referred

speed

corrected speed

― 1521

5.20 critical

speed

2007*

2

 1522

5.21*

3

maximum momentary speed

― 5401

5.22*

3

 steady-state

speed

― 5402

5.23*

3

 stabilization

time

― 5403

5.24*

3

steady-state incremental speed

regulation

― 5405

5.25*

3

steady- state speed

regulation,

steady-state speed droop

― 5404

5.26 thermal

efficeincy

2008*

1

 1523

5.27

referred thermal efficiency,

corrected thermal efficiency

2009*

1

 1524

5.28 fuel

consumption

2010*

1

 1525

5.29 specific

fuel

consumption

2011*

1

 1526

5.30 heat

consumption

2012*

1

 1527

5.31 heat

rate

2013*

1

 1528

5.32 heat

balance

2014*

1

 1529

5.33 specific

power

2016*

1

 1531

5.34 mechanical

loss

2019*

1

 1533

5.35 site

conditions

2020*

1

 1534

5.36 standard

atmosphere  2021

5.37

standard reference conditions

2022*

2

 1535

5.38*

3

starting characteristic test

― 1536

5.39*

3

protective device test

― 5501

5.40*

3

load rejection test

― 1537

6  Turbines

−Kinds and types (タービン―種類及び形式)

6.1 turbine

1027*

1

 1201

6.2*

3

 axial

flow

turbine

― 2101

6.3*

3

radial flow turbine

― 2102

6.4 power

turbine

1034*

1

 2103

6.5 compressor

turbine  1035*

1

 2104

6.6*

3

 gas

expander

― 2105

7  Turbines – Structure

(タービン  ―  構造)

7.1*

3

High pressure turbine

― 2201

7.2*

3

 Intermediate

pressure turbine

― 2202

7.3*

3

low pressure turbine

― 2203

7.4*

3

 casing

2204

7.5*

3

 outer

casing

― 2205

7.6*

3

 inner

casing

― 2206

7.7*

3

 diffuser

― 2207

7.8*

3

 turbine

rotor

― 2208

7.9*

3

 tubine

disc

― 2209

7.10*

3

 turbine

wheel

― 2210

7.11*

3

 blade

― 2211


34

B 8040

:2005

     

ISO 11086 :1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

7.12*

3

 rotor

blade,

rotor bucket

― 2212

7.13*

3

 stationary

blade,

vane,

stator

― 2213

7.14*

3

 turbine

nozzle

― 2214

7.15*

3

 turbine

diaphragm

― 2215

7.16*

3

variable stator blade

― 2217

7.17*

3

 cooled

blade

― 2218

7.18*

3

 stage

― 2216

8 Turbines – Auxiliaries and accessories (

タービン―  補機及び附属機器)

8.1*

3

turbine washing equipment

― 2301

9 Turbines – General

  (タービン  −  一般)

9.1*

3

 inlet

pressure

― 2401

9.2*

3

turbine reference inlet

 temperature

― 2403

9.3*

3

turbine entry temperature,

burner outlet temperature,

combustor outlet temperature

― 2402

9.4*

3

turbine rotor inlet temperature

― 2402

9.5*

3

 outlet

pressure

― 2404

9.6*

3

 outlet

temperature

― 2405

9.7*

3

 pressure

ratio

― 2406

9.8*

3

 exhaust

gas

flow

― 2407

10 Turbines – Performances and tests

(タービン  ―  性能及び試験)

10.1*

3

 turbine

power

output

― 2501

10.2*

3

 mechanical

efficiency

― 2504

10.3*

3

 isentropic

efficiency

― 2505

10.4*

3

 polytropic

efficiency

― 2506

11    Compressors – Kinds and types (

圧縮機―種類及び形式)

11.1 compressor

1028*

1

 1202

11.2*

3

 axial

flow

compressor

― 3101

11.3*

3

radial flow compressor,

centrifugal compressor

― 3102

12    Compressors – Structure

(圧縮機  ―  構造)

12.1*

3

low pressure compressor

― 3201

12.2*

3

 intermediate

pressure

 compressor

― 3202

12.3*

3

high pressure compressor

― 3203

12.4*

3

 casing

― 3204

12.5*

3

 compressor

rotor

― 3205

12.6*

3

 compressor

disc

― 3206

12.7*

3

 compressor

wheel

― 3207

12.8*

3

 blade

― 3209


35

B 8040

:2005

     

ISO 11086:1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

12.9*

3

 moving

blade,

rotor blade

― 3210

12.10*

3

 stationary

blade,

vane,

stator

― 3211

12.11*

3

 disphragm

― 3212

12.12*

3

variable stator vane

― 3214

12.13*

3

inlet guide vanes

― 3215

12.14*

3

outlet guid vanes

― 3216

12.15*

3

 diffuser

― 3217

12.16*

3

 stage

― 3213

13    Compressors – Auxiliaries and accessaries

(圧縮機  ―  補機及び附属機器)

13.1

compressor intake anti-icing

system

4063*

2

 3301

13.2

compressor washing system

4081*

2

 3302

13.3*

3

 particle

separator

― 3303

14    Compressors – General (

圧縮機  ―  一般)

14.1*

3

 inlet

pressure

― 3401

14.2*

3

 inlet

temperature

― 3402

14.3*

3

 outlet

pressure

― 3403

14.4*

3

 outlet

temperature

― 3404

14.5*

3

 pressure

ratio

― 3405

14.6*

3

inlet air flow

― 3406

14.7*

3

 bleed

air,

extraction air

― 3407

14.8*

3

 blow-off

― 3408

15    Compreesors – Performances and tests

(圧縮機  ―  性能及び試験)

15.1*

3

compressor input power

― 3501

15.2*

3

 mechanical

efficiency

― 3504

15.3*

3

 isentropic

power

― 3505

15.4*

3

 isentropic

efficiency

― 3506

15.5*

3

 polytropic

efficiency

― 3507

15.6*

3

 surge

― 3508

15.7*

3

 deep

stall

― 3509

15.8*

3

 rotating

stall

― 3510

15.9*

3

 choking

― 3511

15.10*

3

 performance

map,

characteristic map

― 3512

16    Combustors and heaters

−Kinds and types  (燃焼器及び加熱器−種類及び形式)

16.1 combustion

chamber  1029*

1

 1203

16.2*

3

 can-type

combustor

― 4101

16.3*

3

 annular

combustor

― 4102

16.4*

3

 cananular

combustor

― 4103

16.5*

3

 silo

combustor

― 4109

16.6*

3

 reheat

combustor

― 4107

16.7*

4

 reheat

combustor

16.8*

4

 heater


36

B 8040

:2005

     

ISO 11086 :1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

16.9

lower emission combustor

1093*

1

 4110

17    Combustors and heaters – Structure

(燃焼器及び加熱器―構造)

17.1*

3

 combustion

liner,

combustor can,

combustor basket,

flame tube

― 4201

17.2*

3

 outer

casing

― 4202

17.3*

3

cross flame tube,

inter-connector, cross fire tube,

cross light tube

― 4208

18    Combustors and heaters – Auxiliaries and accessories (

燃焼器及び加熱器―補機及び附属機器)

18.1*

3

 fuel

injector

― 4205

18.2*

3

 fuel

flow

divider

― 4303

18.3 ignition

equipment

4024*

1

 4301

18.4*

3

 flame

detector

― 5204

19    Combustors and heaters – General (

燃焼器及び加熱器―一般)

19.1*

3

 inlet

pressure

― 4513

19.2*

3

 inlet

temperature

― 4514

19.3*

3

 outlet

pressure

― 4515

19.4*

3

 outlet

temperature,

burner outlet temperature

― 4516

19.5*

3

 primary

zone

― 4401

19.6*

3

 secondary

zone

― 4402

19.7*

3

 primary

air

― 4404

19.8*

3

 secondary

air

― 4405

20    Combustors and heaters – Performances and tests(

燃焼器及び加熱器―性能及び試験)

20.1*

3

 fuel-air

ratio

― 4508

20.2*

3

 stoichiometric

fuel-air

ratio

― 4509

20.3*

3

 equivalence

ratio

― 4510

20.4*

3

excess air ratio

― 4503

20.5*

3

 combustion

intensity

― 4504

20.6*

3

specific combustion intensity

― 4504

20.7*

3

 combustor

efficiency

― 4505

20.8*

3

working fluid heater efficiency

― 10404

20.9*

3

combustor specific pressure loss

― 4511

20.10*

3

fuel injection pressure

― 4506

20.11

temperature pattern factor

1100*

1

 4512

21    Regenerative heat exchangers – Kinds and types (

再生用熱交換器  ―  種類及び形式)

21.1 regenerator

1031*

1

 10102

21.2 recuperator

1031*

1

 10105

21.3*

3

 rotating

regenerator

― 10110

21.4*

3

shell and tube recuperator

― 10107

21.5*

3

plate type recuperator

― 10108

22    Regenerative heat exchangers – Structure (

再生用熱交換器―構造)

22.1*

3

 shell

― 10201

22.2*

3

heat exchanger tube

― 10202


37

B 8040

:2005

     

ISO 11086 :1996

番号

用語

JIS B 8040

番号

JIS B 0128:1995

番号

参考

22.3*

3

heat exchanger plate

― 10204

22.4*

3

 header

― 10203

22.5*

4

 matrix

22.6*

3

 end

plate

― 10205

23    Regenerative heat exchangers – Auxiliaries and accessories (

再生用熱交換器―補機及び附属機器)

23.1*

4

 soot

blower

24    Regenerative heat exchangers – General (

再生用熱交換器  ―  一般)

24.1*

3

heating surface area

― 10301

24.2*

3

heat transfer rate of heating

surface

― 10302

25    Regenerative heat exchangers – Performances and tests (

再生用熱交換器  ―  性能及び試験)

25.1*

3

 temperature

effectiveness

― 10401

25.2*

3

 energy

effectivemess

― 10405

25.3*

3

final temperature difference

― 10403

26    Combined cycle and cogeneration(

コンバインドサイクル及びコージェネレーション)

26 combined

cycle

3001*

2

 1112

26.1

un-fired combined cycle

3002*

1

 11001

26.2 supplementary

fired

combined

cycle

3003*

1

 11002

26.3

fully fired combined cycle

3004*

2

 11003

26.4

combined supercharged boiler and

gas turbine cycle

3005*

2

 11004

26.5

feed-water heating heat

 recovery combined cycle

3006*

2

 11005

26.6*

3

single-shaft type combined

cycle

― 11006

26.7*

3

multi-shaft type combined

 cycle

― 11007

26.8*

3

combined cycle with single

pressure level Rannkine cycle

― 11008

26.9*

3

 combined

cycle

with

multi-pressure level Rankine cycle

― 11009

26.10*

3

reheat rankine combined cycle

― 11010

26.11 cogeneration

3007

26.12*

3

heat recovery steam generator,

HRSG

― 1209


38

B 8040

:2005

     

附属書 2(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 8040:0000 

ガスタービン―用語

ISO 11086:1996     

ガスタービン―用語

(

)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価
及びその内容 
表示箇所:本体,附属書

表示方法:点線の下線又は側線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

項 目 番

内容

(Ⅱ)国
際 規 格
番号

項目番号

内容

項 目 ご と の
評価

技術的差異の内容

1.

適用範

ガ ス タ ー
ビ ン 一 般
に 用 い る

基 本 的 な
用 語 に つ
いて規定

1

適用範 

JIS

と同じ。ただし,ガ

スタービンの用途,他
の 規 格 と の 関 係 に つ

い て の 詳 細 な 規 定 は
ない。

MOD/

追加

適用範囲は同じだが,JIS では適用範囲
の文中にガスタービンの用途例を追加
した。また,JIS B 0128:1995 との関係を

備考に追加した。

適用範囲を明確にするため。 
ガスタービンの用途など,適用範囲を明
確にするよう ISO へ提案する。

詳細な用語は, JIS B 0128:1995 を参照す
ることにしたため(附属書 1 による)

2.

引用規

引用規格

なし

なし MOD/追加

JIS

では,引用規格の規定を追加した。

JIS

では,本体中で引用した規格を追加

した。

ISO

へ提案する。

3.

用語の

分類

用 語 の 分

ISO 

11086  

なし

なし MOD/追加

JIS

では,用語の分類を変更しこの箇条

を追加した。これに伴い用語の番号を変
更した。

JIS

では,用語の分類を ISO から変更し

ているので,明確化のために追加した。 
用語の番号についての対比については附
属書 1 による。


39

B 8040

:2005

     

 
(

)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価

及びその内容 
表示箇所:本体,附属書 
表示方法:点線の下線又は側線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

項 目 番

内容

(Ⅱ)

国際規
格番号

項目番号

内容

項 目 ご と の
評価

技術的差異の内容

4.

用 語 及
び定義

 a)

 b)

 c)

 d)

用 語 及 び 定

ガ ス タ ー ビ
ン全般 
ガ ス タ ー ビ

ン性能 
コ ン バ イ ン
ド サ イ ク ル

及 び コ ー ジ
ェ ネ レ ー シ
ョン

附属装置・そ
の他

ISO 

11086 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

用語及び定義 
ガ ス タ ー ビ ン − 種 類
及び形式

ガスタービン−構造 
ガ ス タ ー ビ ン − 補 機
及び附属機器

ガスタービン−一般 
ガ ス タ ー ビ ン − 性 能
及び試験

タ ー ビ ン − 種 類 及 び
形式 
タービン−構造

タ ー ビ ン − 補 機 及 び
附属機器 
タービン−一般

タ ー ビ ン − 性 能 及 び
試験

MOD/

追加

MOD/

削除

JIS

では,対応国際規格の用語に追加・

削除を行った。詳細は,附属書 1 による。
追加した用語には点線の下線を付けて

ある。 
附属書 B に図 B.10 を追加した。

a) 

対 応 国 際 規 格 の 用 語 の う ち ,JIS B 

0128

:1995 にある詳細用語については,

これを引用することとした(附属書 1 の

*3

参照)

b) 

対応国際規格の用語のうち現在ほと

んど使用されないものの用語は削除した

(附属書 1 の*4 参照)

c) 

対応国際規格にない用語で,必要があ

るものは追加した。

追加・削除については ISO に提案する。


40

B 8040

:2005

     

(

)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価
及びその内容

表示箇所:本体,附属書 
表示方法:点線の下線又は側線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

項 目 番

内容

(Ⅱ)国
際 規 格

番号

項目番号

内容

項 目 ご と の

評価

技術的差異の内容

ISO 

11086 

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

圧 縮 機 − 種 類 及 び 形

式 
圧縮機−構造 
圧 縮 機 − 補 機 及 び 附

属機器 
圧縮機−一般 
圧 縮 機 − 性 能 及 び 試

験 
燃 焼 器 及 び 加 熱 器 −
種類及び形式

燃 焼 器 及 び 加 熱 器 −
構造 
燃 焼 器 及 び 加 熱 器 −

補機及び附属機器 
燃 焼 器 及 び 加 熱 器 −
一般

燃 焼 器 及 び 加 熱 器 −
性能及び試験


41

B 8040

:2005

     

(

)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価
及びその内容

表示箇所:本体,附属書 
表示方法:点線の下線又は側線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

項 目 番

内容

(Ⅱ)国
際 規 格

番号

項目番号

内容

項 目 ご と の

評価

技術的差異の内容

21

22

23

24

25

26

再生用熱交換器

−種類及び形式 
再生用熱交換器 
−構造

再生用熱交換器 
−補機及び附属機器 
再生用熱交換器

−一般 
再生用熱交換器 
−性能及び試験

コ ン バ イ ン ド サ イ ク
ル 及 び コ ー ジ ェ ネ レ
ーション

附属書 A
(参考)

ガスタービン
構成要素の配
置例

ISO 

11086 

附属書 A
(参考)

ガスタービン構成要素の配
置例 
密 閉 サ イ ク ル ガ ス タ

ービンの図を含む。

MOD/

削除

JIS

では,密閉サイクルガスタービンの

図を削除した。

密閉サイクルについては,現在ほとんど
使用されていないため,削除した。


42

B 8040

:2005

     

(

)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評価

及びその内容 
表示箇所:本体,附属書 
表示方法:点線の下線又は実線の側線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理

由及び今後の対策

項 目 番

内容

(Ⅱ)国

際 規 格
番号

項目番号

内容

項 目 ご と の
評価

技術的差異の内容

附属書 B
(参考)

コンバインド
サイクル構成
要素の配置例

附属書 B
(参考)

コ ン バ イ ン ド サ イ ク
ル構成要素の配置例 
ただし,コージェネレ

ー シ ョ ン の 説 明 図 が
ない。

MOD/

追加

JIS

では,コージェネレーションの説明

図を追加した。

より分かりやすくするため補足した。

附属書 C

(参考)

関連規格

ISO 

11086 

附属書 C

(参考)

関連規格。

ただし,改正前の規格
がある。

MOD/

変更

JIS

では,最新の規格に変更した。

附属書 C のうち,一部を本体で引用し
たので,引用規格へ移した。

ISO

へ提案する。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。