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B 8032-6:2016  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 種類······························································································································· 1 

4 リングのタイプ及び呼び方 ································································································· 2 

4.1 タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ································ 2 

4.2 タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ······································ 2 

4.3 タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ··························· 3 

4.4 タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ····································· 4 

5 共通諸元························································································································· 6 

5.1 タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ············································ 6 

5.2 タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ·················································· 7 

5.3 タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ······································· 8 

5.4 タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ················································· 9 

5.5 R,B,BA及びMリング(正ねじれ形) ·········································································· 10 

5.6 Mリング(逆ねじれ形) ································································································ 10 

5.7 可変インターナルベベルのR,B,BA及びMリング(正ねじれ形), 

  並びにMリング(逆ねじれ形) ······················································································· 11 

5.8 R,B,及びBAリングの外周面取り(KA) ······································································ 12 

5.9 R,B,BA及びMリングの内周面取り(KI) ···································································· 12 

5.10 R及びB,BAリングの外周面取り並びに内周面取り(KA+KI)(KAはコーティングなしリング 

  だけに適用) ················································································································ 12 

5.11 R,B,BA及びMリング(外周全面,セミインレイド及びインレイド)のコーティング厚さ ···· 13 

6 張力補正係数 ·················································································································· 14 

7 寸法······························································································································ 15 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 25 

B 8032-6:2016  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

陸用内燃機関協会(LEMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。 

これによって,JIS B 8032-6:1998は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS B 8032(内燃機関−小径ピストンリング)の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 8032-1 第1部:用語 

JIS B 8032-2 第2部:測定方法 

JIS B 8032-3 第3部:材料 

JIS B 8032-4 第4部:一般仕様 

JIS B 8032-5 第5部:品質要求事項 

JIS B 8032-6 第6部:鋳鉄製レクタンギュラリング 

JIS B 8032-7 第7部:薄幅レクタンギュラリング 

JIS B 8032-8 第8部:スクレーパリング 

JIS B 8032-9 第9部:キーストンリング 

JIS B 8032-10 第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-11 第11部:オイルコントロールリング 

JIS B 8032-12 第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング 

JIS B 8032-13 第13部:スチール組合せオイルコントロールリング 

JIS B 8032-14 第14部:スチール製キーストンリング 

JIS B 8032-15 第15部:スチール製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-16 第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング 

JIS B 8032-17 第17部:コイルエキスパンダ付きスチール製オイルコントロールリング 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8032-6:2016 

内燃機関−小径ピストンリング− 

第6部:鋳鉄製レクタンギュラリング 

Internal combustion engines-Small diameter piston rings- 

Part 6: Rectangular rings made of cast iron 

序文 

この規格は,2003年に第2版として発行されたISO 6622-1を基に,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200 mm以下のピストンリング(以下,リングという。)

のレクタンギュラリングのタイプR,B,BA及びMの基本的寸法並びに特性について規定する。 

なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 6622-1:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 1: Rectangular rings made of cast 

iron(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 8032-4 内燃機関−小径ピストンリング−第4部:一般仕様 

注記 対応国際規格:ISO 6621-4:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 4: General 

specifications(MOD) 

種類 

リングの厚さ(a1)は,内燃機関の作動条件にリングを適合させるため,表1に示す3種類とする。 

なお,コードがD22及びMPGの場合は,リングの呼び方にこれらのコードを明示する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−厚さ(a1),コード及び主な用途 

厚さa1 

コード 

適用する寸法表 

主な用途(参考) 

標準 

なし 

表12 

一般内燃機関用,自動車用及び船用 

d1/22 

D22 

表13 

自動車用及び船用 

d1/24〜d1/28 

MPG 

表14 

一般内燃機関用及び自動車用 

注記 d1は,呼び径を示す。 

リングのタイプ及び呼び方 

4.1 

タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

4.1.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図1による。 

各部の寸法及び張力は,表12,表13又は表14による。 

単位 mm 

図1−タイプR 

4.1.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,図1に

示す一般諸元をもち,全面りん酸塩皮膜処理を施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-6 R-90×2.5-MC12/PO 

4.2 

タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

4.2.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図2及び表2による。 

各部の寸法及び張力は,表12,表13又は表14による。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図2−タイプB 

表2−バレル幅(h8)及びバレル量(t2,t3) 

単位 mm 

幅 
h1 

バレル幅 

h8 

バレル量 

t2,t3 

リング幅中心からのバレル頂点のずれ 

1.2 

0.6 

0.003〜0.012 

0.20以下 

1.5 

0.8 

0.003〜0.015 

0.25以下 

1.75 

1.0 

0.30以下 

2.0 

1.2 

2.5 

1.6 

0.40以下 

3.0 

2.0 

0.005〜0.020 

0.50以下 

3.5 

2.4 

4.0 

2.8 

0.005〜0.023 

0.60以下 

4.5 

3.2 

4.2.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mmで球状黒鉛鋳鉄(材料小分類MC51)製で,図2に示す一般諸

元をもち,厚さ0.15 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-6 B-90×2.5-MC51/CR3 

4.3 

タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

4.3.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図3及び表3による。 

各部の寸法及び張力は,表12,表13又は表14による。 

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図3−タイプBA 

表3−バレル幅(h25,h27),頂点位置(h26)及びバレル量(t2,t3) 

単位 mm 

幅 

h1 

バレル 

頂点位置 

h26 

頂点位置 

公差 

下面 

バレル幅 

h25a) 

上面 

バレル幅 

h27 

下面 

バレル量 

t2b) 

上面 

バレル量 

t3b) 

1.5 

0.50 

±0.15 

0.35 

1.15 

0〜0.005 

0.007〜0.022 

1.75 

0.55 

±0.20 

0.35 

1.35 

0〜0.007 

0.008〜0.025 

2.0 

0.60 

0.40 

1.50 

0.009〜0.030 

2.5 

0.70 

±0.25 

0.45 

1.80 

0〜0.008 

0.011〜0.035 

3.0 

0.80 

0.55 

2.10 

0.012〜0.038 

3.5 

0.90 

±0.30 

0.60 

2.40 

0〜0.009 

0.012〜0.040 

4.0 

0.95 

0.65 

2.80 

0.013〜0.045 

4.5 

1.05 

±0.35 

0.70 

3.20 

0〜0.010 

0.015〜0.050 

注a) エッジ寸法が小さいリングのh25寸法は小さくしてもよい。 

b) t2若しくはt3のいずれか,又は両方については,受渡当事者間の協定による。 

4.3.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mmで球状黒鉛鋳鉄(材料小分類MC51)製で,図3に示す一般諸

元をもち,厚さ0.15 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-6 BA-90×2.5-MC51/CR3 

4.4 

タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

4.4.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図4及び表4による。 

各部の寸法及び張力は,表12,表13又は表14による。 

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図4−タイプM 

表4−テーパ角度及び許容差 

テーパ

記号 

コーティングなし及びコーティング付きリング 

(溶射又はクロムめっき付きテーパ外周研磨)a) 

IF IW上面b) 

IF IW下面b) 

許容差 

許容差 

許容差d) 

M1 c) 

10' 

+40' 

10' 

+60' 

− 

− 

M2 

30' 

+50' 

30' 

− 

− 

M3 

60' 

60' 

60' 

+60' 

M4 

90' 

90' 

90' 

M5 

120' 

120' 

120' 

注a) コーティング付きテーパリングで外周研磨なしのものについては,その許容差

を10'広げる。 
例 M3=60'では

00

6'

+IF,IW,IFU及びIWU付きMでは

0

70'

+となる。 

b) コードIF,IW,IFU及びIWUについては,図22〜図25を参照。 

c) h1が1.5 mm以下のリング及び当たり出し仕上げありのリングについては適用

しない。 

d) タイプM(逆ねじれ形)のM3,M4及びM5については,そのねじれ角は最

小テーパ角度の90 %を超えない。 

4.4.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mmで熱処理ありのねずみ鋳鉄(材料小分類MC23)製で,図4に

示すテーパ角度M1=10'の一般諸元をもち,厚さ0.10 mm以上のインレイド溶射コーティングを施したも

のの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-6 M1-90×2.5-MC23/MO2F 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

共通諸元 

5.1 

タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

5.1.1 

コーティングなしリング 

リングの共通諸元は,図5による。 

図5−コーティングなしタイプRリング 

5.1.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図6〜図8による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図6−外周全面コーティング付きタイプRリング 

b) セミインレイドコーティング付き 

図7−セミインレイドコーティング付きタイプRリング 

c) インレイドコーティング付き 

図8−インレイドコーティング付きタイプRリング 

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5.2 

タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

5.2.1 

コーティングなしリング 

リングの共通諸元は,図9による。 

図9−コーティングなしタイプBリング 

5.2.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図10〜図12による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図10−外周全面コーティング付きタイプBリング 

b) セミインレイドコーティング付き 

図11−セミインレイドコーティング付きタイプBリング 

c) インレイドコーティング付き 

図12−インレイドコーティング付きタイプBリング 

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5.3 

タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

5.3.1 

コーティングなしリング 

リングの共通諸元は,図13による。 

図13−コーティングなしタイプBAリング 

5.3.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図14〜図16による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図14−外周全面コーティング付きタイプBAリング 

b) セミインレイドコーティング付き 

図15−セミインレイドコーティング付きタイプBAリング 

c) インレイドコーティング付き 

図16−インレイドコーティング付きタイプBAリング 

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5.4 

タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

5.4.1 

全面テーパフェース 

5.4.1.1 

コーティングなしリング 

リングの共通諸元は,図17による。 

図17−コーティングなしタイプMリング 

5.4.1.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図18〜図20による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図18−外周全面コーティング付きタイプMリング 

b) セミインレイドコーティング付き 

図19−セミインレイドコーティング付きタイプMリング 

c) インレイドコーティング付き 

図20−インレイドコーティング付きタイプMリング 

5.4.2 

機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面をもつテーパフェースレクタ

ンギュラリング 

リングの機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面は,図21及び表5による。 

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10 

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図21−当たり出し仕上げタイプMリング 

表5−h24の寸法 

単位 mm 

幅 
h1 

当たり出し面 

h24a) 

当たり出し面 

(合い口の両側30°以下) 

h24 

1.2 

0.4以下 

0.8以下 

1.5 

0.5以下 

1.0以下 

1.75 

0.6以下 

1.2以下 

2.0 

0.7以下 

1.4以下 

2.5 

0.8以下 

1.6以下 

3.0 

1.0以下 

2.0以下 

3.5 

1.2以下 

2.3以下 

4.0 

1.3以下 

2.6以下 

4.5 

1.5以下 

3.0以下 

注a) 当たり出し仕上げ外周面は,可視状態でなければならない。 

5.5 

R,B,BA及びMリング(正ねじれ形) 

リングの上面インターナルベベル又は上面インターナルステップの共通諸元は,図22,図23,表6及び

表7による。 

単位 mm 

単位 mm 

図22−上面インターナルベベル(IF) 

図23−上面インターナルステップ(IW) 

5.6 

Mリング(逆ねじれ形) 

リングのテーパM3〜M5下面インターナルベベル又はインターナルステップの共通諸元は,図24,図

25,表6及び表7による。 

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11 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

単位 mm 

注* 

表4による。 

注* 

表4による。 

図24−下面インターナルベベル(IFU) 

図25−下面インターナルステップ(IWU) 

表6−インターナルベベル及びインターナルステップの 

残り厚さ(a3)及び残り幅(h18)寸法(h1<1.5 mm) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

残り厚さ 

a3 

残り幅 

h18 

許容差 

許容差 

30≦d1<60 

0.85×a1 

−0.2 

0.6×h1 

−0.25 

60≦d1≦90 

0.9×a1 

−0.3 

−0.25 

表7−インターナルベベル及びインターナルステップの 

残り厚さ(a3)及び残り幅(h18)寸法(h1≧1.5 mm) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

残り厚さ 

a3 

残り幅 

h18 

許容差 

許容差 

 30≦d1< 80 

0.8×a1 

−0.2 

0.6×h1 

−0.25 

 80≦d1<100 

−0.3 

−0.25 

100≦d1<150 

−0.3 

−0.35 

150≦d1≦200 

−0.4 

−0.45 

5.7 

可変インターナルベベルのR,B,BA及びMリング(正ねじれ形),並びにMリング(逆ねじれ形) 

リングの共通諸元は,図26による。 

幅寸法h1≦2 mmのリングに対しては,半径方向の厚さ2 mmについて0.01〜0.05 mm 

幅寸法h1>2 mmのリングに対しては,半径方向の厚さ2 mmについて0.01〜0.04 mm 

このリングの標準のねじれが規定されている場合は,寸法a3,角度ϕ及びベベルの幅寸法は,製造業者

の任意の設定による。この場合,設計は,図26のa)又はb)に準拠する。 

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12 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

注* 

表4による。 

a) 正ねじれ形 

b) 逆ねじれ形 

図26−可変インターナルベベル 

5.8 

R,B,及びBAリングの外周面取り(KA) 

リングの外周面取りは,図27,図30及び表8による。 

a) Rリング 

b) Bリング 

c) BAリング 

図27−外周面取り(KA) 

5.9 

R,B,BA及びMリングの内周面取り(KI) 

リングの内周面取りは,図28,図30及び表8による。 

a) Rリング 

b) Bリング 

c) BAリング 

d) Mリング 

図28−内周面取り(KI) 

5.10 R及びB,BAリングの外周面取り並びに内周面取り(KA+KI)(KAはコーティングなしリングだ

けに適用) 

リングの外周面取り及び内周面取りは,図29,図30及び表8による。 

background image

13 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

a) Rリング 

b) Bリング 

c) BAリング 

図29−外周面取り及び内周面取り(KA+KI) 

単位 mm 

図30−図27〜図29の詳細 

表8−外周面取り(KA)及び内周面取り(KI)の寸法 

単位 mm 

呼び径 

d1 

外周面取り 

KA 

内周面取り 

KI 

 30≦d1< 50 

0.2以下 

0.2以下 

 50≦d1<125 

0.3±0.1 

0.3±0.15 

125≦d1<175 

0.4±0.1 

0.4±0.15 

175≦d1≦200 

0.5±0.1 

0.6±0.2 

5.11 R,B,BA及びMリング(外周全面,セミインレイド及びインレイド)のコーティング厚さ 

リングのコーティング厚さは,図31及び表9による。 

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14 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

a) 外周全面 

b) セミインレイド 

c) インレイド 

図31−コーティング厚さ 

表9−コーティング厚さ 

単位 mm 

クロムめっきコード 

溶射コーティングコード 

厚さ 

CRF 

− 

0.005以上 

CR1 

MO1 

0.05以上 

CR2 

MO2 

0.10以上 

CR3 a) 

MO3 a) 

0.15以上 

CR4 a) 

MO4 a) 

0.20以上 

注a) h1≦1.2のリングに対しては推奨しない。 

張力補正係数 

張力補正係数は,次による。 

表12,表13及び表14に規定する接線張力並びに直径張力は,標準弾性率100 GN/m2のねずみ鋳鉄以外

の材料を使用する場合又は特殊追加特性を使用する場合は,補正が必要である。 

共通諸元に対しては,表10及び表11の補正係数,並びにJIS B 8032-4の張力補正係数を使用する。表

11の係数は,コーティング厚さの中心値によって計算したものである。 

表10−KA,KI,IF,IW,IFU,及びIWU付きのR,B,BA並びにMリングの張力補正係数 

呼び径d1 

mm 

KA 

KI 

M2

又は

M3 

M4

又は

M5 

IF 

IFU 

IW 

IWU 

KA

及び

KI 

KI及びテーパ 

KA 

及び 

IF 

KA 

及び

IW 

M2又はM3 

M4又はM5 

30≦d1< 50 

0.97 

0.93 

0.88 

0.75 

0.97 

0.93 

0.88 

0.75 

50≦d1≦200 

0.97 

0.97 

0.98 

0.96 

0.88 

0.78 

0.94 

0.95 

0.93 

0.85 

0.76 

表11−コーティング付き(外周全面,セミインレイド及びインレイド) 

R,B,BA及びMリングの張力補正係数 

呼び径d1  

mm 

張力補正係数 

CRF 

CR1 

CR2/MO1 

CR3/MO2 

MO3 

MO4 

 30≦d1< 50 

0.81 

0.70 

0.64 

− 

− 

 50≦d1< 75 

0.90 

0.85 

0.81 

0.75 

0.71 

 75≦d1<100 

0.92 

0.88 

0.85 

0.81 

0.77 

100≦d1<125 

0.94 

0.91 

0.88 

0.86 

0.83 

125≦d1<150 

0.95 

0.92 

0.90 

0.88 

0.85 

150≦d1≦200 

0.96 

0.93 

0.91 

0.89 

0.87 

15 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

寸法 

リングの寸法は,表12〜表14による。 

background image

16 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表12−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:標準) 

単位 mm 

径 

d1 

リング厚さ

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

30 1.25 

±0.15 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.15以

下 

1.2 1.5 1.75 2 

2.5 

−0.010 

−0.025 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.15 +0.2 

−  − 

−  − 

− 

6.0 7.5 8.6 9.9 1.25 

Fd<

21.5 N

の場合 

±30 % 

Fd≧

21.5 N

の場合 

±20 % 

31 1.30 

6.2 8.0 9.2 10.5 1.31 

32 1.35 

6.7 8.2 9.7 11.0 1.38 

33 1.40 

6.9 8.6 10.1 11.6 14.6 

34 1.40 

6.5 8.2 9.5 11.0 13.8 

35 1.45 

−  − 

−  − 

− 

6.9 8.6 10.1 11.4 14.4 

36 1.50 

7.1 9.0 10.5 12.0 15.1 

37 1.55 

7.5 9.5 11.0 12.7 15.7 

38 1.60 

7.7 9.9 11.4 13.1 16.6 

39 1.65 

8.2 10.3 12.0 13.8 17.2 

40 1.65 

−  − 

−  − 

− 

7.7 9.7 11.4 13.1 16.3 

41 1.70 

8.2 10.1 11.8 13.5 17.0 

42 1.75 

8.4 10.5 12.3 14.2 17.6 

43 1.80 

8.8 11.0 12.9 14.6 18.3 

44 1.85 

9.0 11.4 13.3 15.3 19.1 

45 1.90 

−  − 

−  − 

− 

9.2 11.8 13.8 15.7 19.6 

46 1.90 

9.0 11.2 13.1 15.1 18.7 

47 1.95 

9.2 11.6 13.5 15.5 19.4 

48 2.00 

9.7 12.0 14.0 16.1 20.2 

49 2.05 

9.9 12.5 14.6 16.6 20.9 

50 2.10 

4.8 6.0 7.0 8.0 10.0 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

10.3 12.9 15.1 17.2 21.5 

51 2.15 

4.9 6.2 7.2 8.3 10.3 

10.5 13.3 15.5 17.8 22.1 

52 2.15 

4.7 5.9 6.9 7.9 9.9 

10.1 12.7 14.8 17.0 21.3 

53 2.20 

4.9 6.1 7.2 8.2 10.3 

10.5 13.1 15.5 17.6 22.1 

54 2.25 

5.0 6.3 7.4 8.5 10.6 

10.8 13.5 15.9 18.3 22.8 

55 2.30 

5.2 6.5 7.6 8.7 10.9 

11.2 14.0 16.3 18.7 23.4 

56 2.35 

5.4 6.7 7.8 9.0 11.2 

11.6 14.4 16.8 19.4 24.1 

57 2.40 

5.5 6.9 8.1 9.2 11.6 

11.8 14.8 17.4 19.8 24.9 

58 2.40 

5.3 6.7 7.8 8.9 11.2 

11.4 14.4 16.8 19.1 24.1 

59 2.45 

5.5 6.9 8.0 9.2 11.5 

11.8 14.8 17.2 19.8 24.7 

60 2.50 

−0.010 

−0.030 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.2 +0.2 

5.6 7.0 8.2 9.4 11.7 

12.0 15.1 17.6 20.2 25.2 

61 2.55 

5.7 7.2 8.4 9.6 12.1 

12.3 15.5 18.1 20.6 26.0 

62 2.60 

5.9 7.4 8.6 9.9 12.4 

12.7 15.9 18.5 21.3 26.7 

63 2.65 

6.1 7.6 8.9 10.1 12.7 

13.1 16.3 19.1 21.7 27.3 

64 2.65 

5.9 7.3 8.6 9.8 12.3 

12.7 15.7 18.5 21.1 26.4 

65 2.70 

6.0 7.5 8.8 10.1 12.6 

12.9 16.1 18.9 21.7 27.1 

66 2.75 

6.2 7.7 9.0 10.3 12.9 

13.3 16.6 19.4 22.1 27.7 

67 2.80 

6.3 7.9 9.3 10.6 13.3 

13.3 17.0 20.0 22.8 28.6 

68 2.85 

6.5 8.1 9.5 10.9 13.6 

14.0 17.4 20.4 23.4 29.2 

69 2.90 

6.6 8.3 9.7 11.1 13.9 

14.2 17.8 20.9 23.9 29.9 

70 2.90 

6.4 8.1 9.4 10.8 13.5 

13.8 17.4 20.2 23.2 29.0 

71 2.95 

6.6 8.3 9.7 11.1 13.8 

14.2 17.8 20.9 23.9 29.7 

background image

17 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表12−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:標準)(続き) 

単位 mm 

径 

d1 

リング厚さ

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

72 3.00 

±0.15 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.15以

下 

1.2 1.5 1.75 2 

2.5 

−0.010 

−0.030 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.2 +0.2 

6.7 8.5 9.9 11.3 14.2 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

14.4 18.3 21.3 24.3 30.5 

Fd<

21.5 N

の場合 

±30 % 

Fd≧

21.5 N

の場合 

±20 % 

73 3.05 

6.9 8.6 10.1 11.6 14.5 

14.8 18.5 21.7 24.9 31.2 

74 3.10 

7.1 8.8 10.3 11.8 14.8 

15.3 18.9 22.1 25.4 31.8 

75 3.15 

0.25 

+0.25 

7.2 9.0 10.5 12.0 15.1 

15.5 19.4 22.6 25.8 32.5 

76 3.15 

7.0 8.8 10.2 11.7 14.7 

15.1 18.9 21.9 25.2 31.6 

77 3.20 

7.1 8.9 10.5 12.0 15.0 

15.3 19.1 22.6 25.8 32.3 

78 3.25 

7.3 9.1 10.7 12.2 15.3 

15.7 19.6 23.0 26.2 32.9 

79 3.30 

7.4 9.3 10.9 12.5 15.6 

15.9 20.0 23.4 26.9 33.5 

80 3.35 

7.6 9.5 11.1 12.7 16.0 

16.3 20.4 23.9 27.3 34.4 

81 3.40 

7.8 9.7 11.4 13.0 16.3 

16.8 20.9 24.5 28.0 35.0 

82 3.40 

7.6 9.5 11.1 12.7 15.9 

16.3 20.4 23.9 27.3 34.2 

83 3.45 

7.7 9.7 11.3 12.9 16.2 

16.6 20.9 24.3 27.7 34.8 

84 3.50 

7.9 9.9 11.5 13.2 16.5 

17.0 21.3 24.7 28.4 35.5 

85 3.55 

8.0 10.1 11.8 13.5 16.8 

17.2 21.7 25.4 29.0 36.1 

86 3.60 

8.2 10.3 12.0 13.7 17.2 

17.6 22.1 25.8 29.5 37.0 

87 3.65 

8.3 10.4 12.2 14.0 17.5 

17.8 22.4 26.2 30.1 37.6 

88 3.65 

8.1 10.2 11.9 13.6 17.1 

17.4 21.9 25.6 29.2 36.8 

89 3.70 

8.3 10.4 12.2 13.9 17.4 

17.8 22.4 26.2 29.9 37.4 

90 3.75 

− 

1.75 2 

2.5 3 

0.3 

− 

12.3 14.1 17.6 21.2 

− 

26.4 30.3 37.8 45.6 

91 3.80 

12.5 14.3 18.0 21.6 

26.9 30.7 38.7 46.4 

92 3.85 

12.8 14.6 18.3 22.0 

27.5 31.4 39.3 47.3 

93 3.90 

13.0 14.9 18.6 22.4 

28.0 32.0 40.0 48.2 

94 3.90 

12.7 14.5 18.2 21.9 

27.3 31.2 39.1 47.1 

95 3.95 

− 

12.9 14.8 18.5 22.3 

− 

27.7 31.8 39.8 47.9 

96 4.00 

13.2 15.1 18.8 22.6 

28.4 32.5 40.4 48.6 

97 4.05 

13.4 15.3 19.2 23.0 

28.8 32.9 41.3 49.5 

98 4.10 

13.6 15.6 19.5 23.4 

29.2 33.5 41.9 50.3 

99 4.15 

13.8 15.8 19.8 23.8 

29.7 34.0 42.6 51.2 

100 

101 

102 

103 

104 

4.15 

4.20 

4.25 

4.25 
4.30 ±0.2 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.20以

下 

− 

2.5 3 

−0.010 

−0.030 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.030 

− 

− 

15.5 19.4 23.3 

−  − 

33.3 41.7 50.1 

15.7 19.7 23.7 

33.8 42.4 51.0 

16.0 20.0 24.0 

34.4 43.0 51.6 

16.2 20.3 24.4 

34.8 43.6 52.5 

15.9 19.9 23.9 

34.2 42.8 51.4 

105 4.35 

− 

− 

16.1 20.1 24.2 

−  − 

34.6 43.2 52.0 

106 4.40 

16.3 20.4 24.6 

35.0 43.9 52.9 

107 4.40 

16.0 20.0 24.1 

34.4 43.0 51.8 

108 4.45 

16.2 20.3 24.4 

34.8 43.6 52.5 

109 4.50 

16.4 20.6 24.8 

35.3 44.3 53.3 

110 4.55 

2.5 3 

3.5 

0.35 

− 

− 

20.8 25.0 29.2 

−  − 

44.7 53.8 62.8 

111 4.55 

20.4 24.5 28.6 

43.9 52.7 61.5 

112 4.60 

20.7 24.9 29.0 

44.5 53.5 62.4 

113 4.65 

21.0 25.2 29.4 

45.2 54.2 63.2 

background image

18 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表12−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:標準)(続き) 

単位 mm 

径 

d1 

リング厚さ

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

114 4.70 

±0.2 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.20以

下 

− 

− 

2.5 3 

3.5 

−0.010 

−0.030 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.030 

0.35 

+0.25 

− 

− 21.3 25.6 29.8 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

−  − 45.8 55.0 64.1 

Fd<

21.5 N

の場合 

±30 % 

Fd≧

21.5 N

の場合 

±20 % 

115 4.70 

− 

− 

20.9 25.1 29.3 

−  − 

44.9 54.0 63.0 

116 4.75 

21.1 25.4 29.7 

45.4 54.6 63.9 

117 4.80 

21.4 25.8 30.1 

46.0 55.5 64.7 

118 4.85 

21.0 25.3 29.5 

45.2 54.4 63.4 

119 4.85 

21.3 25.6 29.9 

45.8 55.0 64.3 

120 4.90 

− 

− 

21.6 25.9 30.3 

−  − 

46.4 55.7 65.1 

121 4.95 

21.9 26.3 30.7 

47.1 56.5 66.0 

122 4.95 

21.5 25.8 30.1 

46.2 55.5 64.7 

123 5.00 

21.8 26.1 30.5 

46.9 56.1 65.6 

124 5.05 

22.0 26.5 30.9 

47.3 57.0 66.4 

125 5.05 

− 

− 

21.6 26.0 30.4 

−  − 

46.4 55.9 65.4 

126 5.10 

21.9 26.3 30.7 

47.1 56.5 66.0 

127 5.15 

22.2 26.7 31.1 

47.7 57.4 66.9 

128 5.20 

22.5 27.0 31.5 

48.4 58.1 67.7 

129 5.20 

22.1 26.5 31.0 

47.5 57.0 66.7 

130 5.25 

0.4 

− 

− 

22.3 26.8 31.3 

−  − 

47.9 57.6 67.3 

131 5.30 

22.6 27.1 31.6 

48.6 58.3 67.9 

132 5.30 

22.2 26.6 31.1 

47.7 57.2 66.9 

133 5.35 

22.4 27.0 31.5 

48.2 58.1 67.7 

134 5.40 

22.7 27.3 31.9 

48.8 58.7 68.6 

135 5.40 

− 

− 

22.3 26.8 31.3 

−  − 

47.9 57.6 67.3 

136 5.45 

22.6 27.2 31.7 

48.6 58.5 68.2 

137 5.50 

22.9 27.5 32.1 

49.2 59.1 69.0 

138 5.50 

22.5 27.0 31.6 

48.4 58.1 67.9 

139 5.55 

22.8 27.3 31.9 

49.0 58.7 68.6 

140 5.60 

3.5 4 

− 

− 

27.7 32.3 36.9 

−  − 

59.6 69.4 79.3 

141 5.65 

28.0 32.7 37.4 

60.2 70.3 80.4 

142 5.65 

27.5 32.2 36.8 

59.1 69.2 79.1 

143 5.70 

27.8 32.5 37.2 

59.8 69.9 80.0 

144 5.75 

28.2 32.9 37.6 

60.6 70.7 80.8 

145 5.75 

− 

− 

27.7 32.4 37.0 

−  − 

59.6 69.7 79.6 

146 5.80 

28.0 32.7 37.4 

60.2 70.3 80.4 

147 5.85 

28.3 33.1 37.9 

60.8 71.2 81.5 

148 5.85 

27.9 32.6 37.3 

60.0 70.1 80.2 

149 5.90 

28.2 33.0 37.7 

60.6 71.0 81.1 

background image

19 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表12−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:標準)(続き) 

単位 mm 

径 

d1 

リング厚さ

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差  

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

150 5.95 

±0.2 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.20以

下 

− 

− 

3.5 4 

−0.035 

−0.010 

−0.035 

表面処

理PO

りん酸

塩皮膜

処理後 

−0.035 

0.5 

+0.3 

− 

− 

28.3 33.1 37.8 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

−  − 

60.8 71.2 81.3 

Fd<

21.5 N

の場合 

±30 % 

Fd≧

21.5 N

の場合 

±20 % 

152 6.00 

28.2 32.9 37.7 

60.6 70.7 81.1 

154 6.05 

28.1 32.8 37.5 

60.4 70.5 80.6 

155 6.10 

− 

− 

28.4 33.2 37.9 

−  − 

61.1 71.4 81.5 

156 6.15 

28.7 33.5 38.3 

61.7 72.0 82.3 

158 6.20 

28.6 33.4 38.2 

61.5 71.8 82.1 

160 6.25 

− 

− 

28.5 33.2 38.0 

−  − 

61.3 71.4 81.7 

162 6.35 

29.0 33.9 38.8 

62.4 72.9 83.4 

164 6.40 

28.9 33.8 38.7 

62.1 72.7 83.2 

165 6.40 

− 

− 

28.5 33.3 38.1 

−  − 

61.3 71.6 81.9 

166 6.45 

28.8 33.7 38.5 

61.9 72.5 82.8 

168 6.50 

28.7 33.5 38.4 

61.7 72.0 82.6 

170 6.60 

− 

− 

29.3 34.2 39.1 

−  − 

63.0 73.5 84.1 

172 6.65 

29.2 34.1 39.0 

62.8 73.3 83.9 

174 6.70 

29.1 34.0 38.8 

62.6 73.1 83.4 

175 6.75 

3.5 4 

4.5 

0.6 

− 

− 

34.1 39.0 44.0 

−  − 

73.3 83.9 94.6 

176 6.80 

34.5 39.4 44.4 

74.2 84.7 95.5 

178 6.85 

34.3 39.3 44.2 

73.7 84.5 95.0 

180 6.90 

− 

− 

34.2 39.1 44.1 

−  − 

73.5 84.1 94.8 

182 6.95 

34.1 39.0 43.9 

73.3 83.9 94.4 

184 7.05 

34.7 39.7 44.7 

74.6 85.4 96.1 

185 7.05 

− 

− 

34.3 39.2 44.2 

−  − 

73.7 84.3 95.0 

186 7.10 

34.6 39.6 44.6 

74.4 85.1 95.9 

188 7.15 

34.5 39.5 44.4 

74.2 84.9 95.5 

190 7.20 

− 

− 

34.4 39.3 44.3 

−  − 

74.0 84.5 95.2 

192 7.25 

34.3 39.2 44.2 

73.7 84.3 95.0 

194 7.35 

34.9 39.9 44.9 

75.0 85.8 96.5 

195 7.35 

− 

− 

34.5 39.5 44.4 

−  − 

74.2 84.9 95.5 

196 7.40 

34.8 39.8 44.8 

74.8 85.6 96.3 

198 7.45 

34.7 39.7 44.7 

74.6 85.4 96.1 

200 7.50 

− 

− 34.6 39.6 44.5 

−  − 74.4 85.1 95.7 

注記1 リングの呼び径が表中の中間サイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
注記2 Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)が100 GN/m2で熱処理なしのねずみ鋳鉄製に適用する。これと異なる弾

性率(En)の場合は,JIS B 8032-4に規定する補正係数を乗じる。 

Ft及びFdの値は,リングの呼び厚さ(a1)及び平均リング幅(h1)で計算したものである。 

注記3 この規格だけに使用する目的で,FdとFtとの平均的な比率を2.15としている。ただし,呼び径が50 mm未

満のFdとFtとの比率は,受渡当事者間の協定による。 

background image

20 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:d1/22) 

単位 mm 

呼 

び 

径 

d1 

リング厚さ

(d1/22) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

50 2.25 

±0.15 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.15 

以下 

1.5 1.75 2 

2.5 

−0.010 

−0.025 

表面処理

POりん

酸塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.15 +0.2 

7.4  8.7  9.9 12.4 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

15.9 18.7 21.3 26.7 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

51 2.30 

7.6  8.9 10.2 12.7 

16.3 19.1 21.9 27.3 

52 2.35 

7.8  9.1 10.4 13.1 

16.8 19.6 22.4 28.2 

53 2.40 

8.0  9.4 10.7 13.4 

17.2 20.2 23.0 28.8 

54 2.45 

8.2  9.6 11.0 13.8 

17.6 20.6 23.7 29.7 

55 2.50 

8.4  9.9 11.3 14.1 

18.1 21.3 24.3 30.3 

56 2.55 

8.6 10.1 11.5 14.5 

18.5 21.7 24.7 31.2 

57 2.60 

8.8 10.3 11.8 14.8 

18.9 22.1 25.4 31.8 

58 2.65 

9.0 10.6 12.1 15.2 

19.4 22.8 26.0 32.7 

59 2.70 

9.3 10.8 12.4 15.5 

20.0 23.2 26.7 33.3 

60 2.75 

−0.010 

−0.030 

表面処理

POりん

酸塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.2 

+0.2 

9.4 11.0 12.6 15.7 

20.2 23.7 27.1 33.8 

61 2.75 

9.1 10.6 12.2 15.2 

19.6 22.8 26.2 32.7 

62 2.80 

9.3 10.9 12.4 15.6 

20.0 23.4 26.7 33.5 

63 2.85 

9.5 11.1 12.7 15.9 

20.4 23.9 27.3 34.2 

64 2.90 

9.7 11.3 13.0 16.3 

20.9 24.3 28.0 35.0 

65 2.95 

9.9 11.6 13.3 16.6 

21.3 24.9 28.6 35.7 

66 3.00 

10.1 11.8 13.5 16.9 

21.7 25.4 29.0 36.3 

67 3.05 

10.3 12.1 13.8 17.3 

22.1 26.0 29.7 37.2 

68 3.10 

10.5 12.3 14.1 17.6 

22.6 26.4 30.3 37.8 

69 3.15 

10.7 12.5 14.4 18.0 

23.0 26.9 31.0 38.7 

70 3.20 

10.9 12.8 14.6 18.3 

23.4 27.5 31.4 39.3 

71 3.25 

11.1 13.0 14.9 18.7 

23.9 28.0 32.0 40.2 

72 3.25 

10.8 12.7 14.5 18.1 

23.2 27.3 31.2 38.9 

73 3.30 

11.0 12.9 14.8 18.5 

23.7 27.7 31.8 39.8 

74 3.35 

11.2 13.1 15.0 18.8 

24.1 28.2 32.3 40.4 

75 3.40 

0.25 +0.25 

11.4 13.3 15.2 19.1 

24.5 28.6 32.7 41.1 

76 3.45 

11.6 13.6 15.5 19.4 

24.9 29.2 33.3 41.7 

77 3.50 

11.8 13.8 15.8 19.8 

25.4 29.7 34.0 42.6 

78 3.55 

12.0 14.0 16.1 20.1 

25.8 30.1 34.6 43.2 

79 3.60 

12.2 14.3 16.3 20.5 

26.2 30.7 35.0 44.1 

80 3.65 

12.4 14.5 16.6 20.8 

26.7 31.2 35.7 44.7 

81 3.70 

12.6 14.8 16.9 21.1 

27.1 31.8 36.3 45.4 

82 3.75 

12.8 15.0 17.2 21.5 

27.5 32.3 37.0 46.2 

83 3.75 

12.5 14.6 16.7 21.0 

26.9 31.4 35.9 45.2 

84 3.80 

12.7 14.9 17.0 21.3 

27.3 32.0 36.6 45.8 

85 3.85 

12.9 15.1 17.3 21.6 

27.7 32.5 37.2 46.4 

86 3.90 

13.1 15.3 17.6 22.0 

28.2 32.9 37.8 47.3 

87 3.95 

13.3 15.6 17.8 22.3 

28.6 33.5 38.3 47.9 

88 4.00 

13.5 15.8 18.1 22.7 

29.0 34.0 38.9 48.8 

89 4.05 

13.7 16.1 18.4 23.0 

29.5 34.6 39.6 49.5 

background image

21 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:d1/22)(続き) 

単位 mm 

呼 

び 

径 

d1 

リング厚さ

(d1/22) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

90 4.10 

±0.15 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.15 

以下 

1.75 2 

2.5 3 

−0.010 

−0.030 

表面処理

POりん

酸塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.3 +0.25 

16.2 18.6 23.2 27.9 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

34.8 40.0 49.9 60.0 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

91 4.15 

16.5 18.8 23.6 28.3 

35.5 40.4 50.7 60.8 

92 4.20 

16.7 19.1 23.9 28.7 

35.9 41.1 51.4 61.7 

93 4.25 

16.9 19.4 24.3 29.2 

36.3 41.7 52.2 62.8 

94 4.25 

16.6 19.0 23.7 28.5 

35.7 40.9 51.0 61.3 

95 4.30 

16.8 19.2 24.1 28.9 

36.1 41.3 51.8 62.1 

96 4.35 

17.0 19.5 24.4 29.3 

36.6 41.9 52.5 63.0 

97 4.40 

17.3 19.8 24.8 29.8 

37.2 42.6 53.3 64.1 

98 4.45 

17.5 20.1 25.1 30.2 

37.6 43.2 54.0 64.9 

99 4.50 

17.8 20.3 25.5 30.6 

38.3 43.6 54.8 65.8 

100 4.55 

±0.2 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.20 

以下 

− 

2.5 3 

−0.010 

−0.030 

表面処理

POりん

酸塩皮膜

処理後 

−0.030 

− 20.6 25.8 31.0 

− 

44.3 55.5 66.7 

101 4.60 

20.8 26.1 31.3 

44.7 56.1 67.3 

102 4.65 

21.1 26.4 31.7 

45.4 56.8 68.2 

103 4.70 

21.3 26.7 32.1 

45.8 57.4 69.0 

104 4.75 

21.6 27.0 32.4 

46.4 58.1 69.7 

105 4.75 

− 21.1 26.4 31.8 

− 

45.4 56.8 68.4 

106 4.80 

21.4 26.7 32.1 

46.0 57.4 69.0 

107 4.85 

21.6 27.1 32.5 

46.4 58.3 69.9 

108 4.90 

21.8 27.4 32.9 

46.9 58.9 70.7 

109 4.95 

22.1 27.7 33.2 

47.5 59.6 71.4 

110 5.00 

− 

2.5 3 

3.5 

0.35 +0.25 

− 27.9 33.5 39.1 

− 

60.0 72.0 84.1 

111 5.05 

28.2 33.8 39.5 

60.6 72.7 84.9 

112 5.10 

28.5 34.2 40.0 

61.3 73.5 86.0 

113 5.15 

28.8 34.6 40.4 

61.9 74.4 86.9 

114 5.20 

29.1 34.9 40.8 

62.6 75.0 87.7 

115 5.25 

− 29.4 35.3 41.2 

− 

63.2 75.9 88.6 

116 5.25 

28.8 34.6 40.4 

61.9 74.4 86.9 

117 5.30 

29.1 35.0 40.8 

62.6 75.3 87.7 

118 5.35 

29.4 35.3 41.3 

63.2 75.9 88.8 

119 5.40 

29.7 35.7 41.7 

63.9 76.8 89.7 

120 5.45 

− 30.0 36.0 42.1 

− 

64.5 77.4 90.5 

121 5.50 

30.3 36.4 42.5 

65.1 78.3 91.4 

122 5.55 

30.6 36.7 42.9 

65.8 78.9 92.2 

123 5.60 

30.9 37.1 43.3 

66.4 79.8 93.1 

124 5.65 

31.2 37.4 43.7 

67.1 80.4 94.0 

125 5.70 

− 31.4 37.8 44.1 

− 

67.5 81.3 94.8 

126 5.75 

31.7 38.1 44.5 

68.2 81.9 95.7 

127 5.75 

31.2 37.5 43.8 

67.1 80.6 94.2 

128 5.80 

31.5 37.8 44.2 

67.7 81.3 95.0 

129 5.85 

31.8 38.2 44.6 

68.4 82.1 95.9 

background image

22 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:d1/22)(続き) 

単位 mm 

呼 

び 

径 

d1 

リング厚さ 

(d1/22) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口 

隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

130 5.90 

±0.2 

リング

1本内

ばらつ

き 

0.20 

以下 

− 

2.5 3 

3.5 

−0.010 

−0.030 

表面処理

POりん

酸塩皮膜

処理後 

−0.030 

0.4 +0.25 

− 32.0 38.4 44.8 

Ft<10 N

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N

の場合 

±20 % 

− 

68.8 82.6 96.3 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

131 5.95 

32.2 38.7 45.2 

69.2 83.2 97.2 

132 6.00 

32.5 39.1 45.6 

69.9 84.1 98.0 

133 6.05 

32.8 39.4 46.0 

70.5 84.7 98.9 

134 6.10 

33.1 39.8 46.4 

71.2 85.6 99.8 

135 6.15 

− 33.4 40.1 46.8 

− 

71.8 86.2 100.6 

136 6.20 

33.7 40.4 47.2 

72.5 86.9 101.5 

137 6.25 

33.9 40.8 47.6 

72.9 87.7 102.3 

138 6.25 

33.4 40.1 46.8 

71.8 86.2 100.6 

139 6.30 

33.7 40.4 47.2 

72.5 86.9 101.5 

140 6.35 

− 

3.5 4 

− 40.8 47.6 54.5 

− 

87.7 102.3 117.2 

141 6.40 

41.1 48.0 54.9 

88.4 103.2 118.0 

142 6.45 

41.4 48.4 55.4 

89.0 104.1 119.1 

143 6.50 

41.8 48.8 55.8 

89.9 104.9 120.0 

144 6.55 

42.1 49.2 56.2 

90.5 105.8 120.8 

145 6.60 

− 42.4 49.6 56.7 

− 

91.2 106.6 121.9 

146 6.65 

42.8 49.9 57.1 

92.0 107.3 122.8 

147 6.70 

43.1 50.3 57.6 

92.7 108.1 123.8 

148 6.75 

43.4 50.7 58.0 

93.3 109.0 124.7 

149 6.75 

42.8 49.9 57.1 

92.0 107.3 122.8 

150 6.80 

0.5 +0.3 

− 42.8 50.0 57.1 

− 

92.0 107.5 122.8 

注記1 リングの呼び径が表中の中間サイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
注記2 Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)が100 GN/m2で熱処理なしのねずみ鋳鉄製に適用する。これと異なる弾

性率(En)の場合は,JIS B 8032-4に規定する補正係数を乗じる。 

Ft及びFdの値は,リングの呼び厚さ(a1)及び平均リング幅(h1)で計算したものである。 

注記3 この規格だけに使用する目的で,FdとFtとの平均的な比率を2.15としている。ただし,呼び径が50 mm未

満のFdとFtとの比率は,受渡当事者間の協定による。 

background image

23 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表14−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:d1/24〜d1/28) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(d1/24〜d1/28) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

段の

長さ 

接線張力 

Ft(N) 

許容差 

区分 

許容差 

s1 

s3 

h1区分欄に対応 

許容差 

許容差 

許容差 

30 

1.3 

±0.10 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.1 

以下 

2.0 

− 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん 

酸塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.15 

+0.2 

− 

− 

4.9 

− 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

32 

1.4 

5.4 

35 

1.5 

5.4 

38 

1.6 

5.9 

40 

1.7 

6.4 

42 

1.8 

6.4 

45 

1.9 

6.9 

48 

2.0 

6.9 

50 

2.1 

7.4 

52 

2.2 

7.8 

55 

2.3 

7.8 

58 

2.4 

8.3 

60 

2.5 

0.2 

+0.2 

8.3 

62 

2.6 

2.5 

11.3 

65 

2.7 

11.3 

68 

2.8 

11.8 

70 

2.9 

12.3 

72 

3.0 

12.7 

75 

3.1 

0.25 

+0.25 

12.7 

78 

3.2 

13.2 

80 

3.3 

13.7 

82 

3.4 

3.0 

0.25 

+0.25 

16.7 

85 

3.5 

17.2 

88 

3.6 

17.2 

90 

3.7 

0.3 

+0.25 

0.3 

+0.25 

18.1 

95 

3.8 

±0.12 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.12 

以下 

17.2 

100 

4.0 

18.1 

105 

4.2 

19.1 

110 

4.3 

0.35 

+0.25 

0.35 

+0.25 

18.1 

115 

4.5 

3.5 

22.6 

120 

4.6 

21.6 

125 

4.8 

22.6 

130 

4.9 

0.4 

+0.25 

0.4 

+0.25 

22.1 

135 

5.1 

23.0 

140 

5.2 

22.6 

145 

5.4 

±0.15 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.15 

以下 

3.5 

4.0 

23.5 

27.0 

150 

5.5 

0.5 

+0.3 

0.5 

+0.3 

23.0 

26.5 

155 

5.6 

22.6 

26.0 

160 

5.8 

23.5 

27.0 

165 

5.9 

23.0 

26.5 

170 

6.1 

24.0 

27.5 

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24 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表14−R,B,BA及びMレクタンギュラリング(厚さ:d1/24〜d1/28)(続き) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(d1/24〜d1/28) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

段の

長さ 

接線張力 

Ft(N) 

許容差 

区分 

許容差 

s1 

s3 

h1区分欄に対応 

許容差 

許容差 

許容差 

175 

6.2 

±0.15 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.15 

以下 

4.0 

5.0 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん 

酸塩皮膜

処理後 

−0.005 

−0.030 

0.6 

+0.3 

0.6 

+0.3 

27.0 

33.8 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

180 

6.4 

27.9 

34.8 

185 

6.5 

27.5 

34.3 

190 

6.7 

28.4 

35.8 

195 

6.8 

27.9 

35.3 

200 

7.0 

28.9 

36.3 

注記1 リングの呼び径が表中の中間サイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
注記2 Ftの値は,標準弾性率(En)が100 GN/m2で熱処理なしのねずみ鋳鉄製に適用する。これと異なる弾性率(En) 

の場合は,JIS B 8032-4に規定する補正係数を乗じる。 

Ftの値は,リングの呼び厚さ(a1)及び平均リング幅(h1)で計算したものである。 

 
 

参考文献 JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公

差表示方式 

注記 対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical tolerancing−Tolerancing of form, 

orientation, location and run-out(IDT) 

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25 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS B 8032-6:2016 内燃機関−小径ピストンリング−第6部:鋳鉄製レクタンギ
ュラリング 

ISO 6621-1:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 1: Rectangular rings 
made of cast iron 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 種類 

表1 厚さ(a1),コ
ード及び主な用途 

− 

追加 

ISO規格には規定されていないコ
ードMPGの定義を追加した。 

ISO規格の厚さ設定区分は,標準
“regular”及び“D22”の2種類で
あるが,JISでは“MPG”を含め
た3種類が存在していることによ
る。 

4.2.1 一般
諸元 

図2 タイプB 
表2 バレル幅(h8)
及びバレル量(t2,t3) 

4.2.1 

バレル量は下面基準と
している。 

変更 

バレル量の定義について,ISO規格
では下面基準とし,バレル頂点基準
は参考扱いとしている。JISではバ
レル頂点基準とした。 

我が国ではバレル量の定義につい
て,バレル頂点基準としており,
技術的差異はない。 

4.4.2 呼び
方 
5.11 R,B,
BA及びM
リングのコ
ーティング
厚さ 
6 張力補正
係数 

溶射コード 
 
図31及び表9 
 
 
 
 
表11 

Table 8 溶射コードは“SC1〜4” 変更 

溶射コードをJISでは“MO1〜4”
とした。 

現状の他のJISと整合させた。他
のJISをISO規格相当に改正する
ときに整合を図る。 

6 張力補正
係数 

表10 

Table 9 共通諸元については

KA,KI,M,IF,IFU,
IW,IWUそれぞれの補
正係数を記載。 

追加 

KA及びKI,KI及びテーパ,KA及
びIF,KA及びIWなど組み合わさ
れて使われた場合の張力補正係数
を追加した。 

共通諸元については,組み合わせ
て使われているものも存在してい
ることから,現状のJISを踏襲し
た。 

3

B

 8

0

3

2

-6

2

0

1

6

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

26 

B 8032-6:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 寸法 

表14 

− 

− 

追加 

ISO規格に規定されていない。 

ISO規格の厚さ設定区分は,標準
“regular”及び“D22”の2種類で
あるが,JISでは“MPG”を含め
た3種類が存在していることによ
る。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6621-1:2003,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

3

B

 8

0

3

2

-6

2

0

1

6

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。