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B 8032-16:2014  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 ピストンリングのタイプ及び呼び方の例 ··············································································· 2 

3.1 タイプDSF-C−クロムめっき付きプロファイル研磨コイルエキスパンダ付きベベルオイル 

  コントロールリングのタイプ及び呼び方 ············································································· 2 

3.2 タイプSSF−コイルエキスパンダ付き窓付きオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方 ········ 3 

3.3 タイプGSF−コイルエキスパンダ付きダブルベベルオイルコントロールリングのタイプ及び 

  呼び方 ·························································································································· 4 

3.4 タイプDSF−コイルエキスパンダ付きベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方 ········ 5 

3.5 タイプSSF-L−ランド幅0.6 mmコイルエキスパンダ付き窓付きオイルコントロールリングの 

  タイプ及び呼び方 ··········································································································· 6 

4 仕様······························································································································· 7 

4.1 窓の配置 ······················································································································ 7 

4.2 窓長さ ························································································································· 7 

4.3 タイプDSF-Cコーティング付きリング ·············································································· 7 

4.4 クロムめっき付きリングの合い口部の外周エッジ ································································· 8 

5 コイルエキスパンダ ·········································································································· 8 

5.1 タイプ−コイルエキスパンダのタイプ················································································ 8 

5.2 たわみ量 ······················································································································ 9 

5.3 コイルエキスパンダの突合せ部及びリング合い口の組付け位置 ··············································· 9 

5.4 材料 ···························································································································· 9 

6 接線張力及び呼び面圧 ······································································································ 10 

6.1 接線張力 ····················································································································· 10 

6.2 張力の要因 ·················································································································· 10 

6.3 接線張力Ft ·················································································································· 10 

6.4 呼び面圧P0 ·················································································································· 10 

7 寸法······························································································································ 12 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 21 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本陸用内燃機関協会(LEMA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS B 8032(内燃機関−小径ピストンリング)の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 8032-1 第1部:用語 

JIS B 8032-2 第2部:測定方法 

JIS B 8032-3 第3部:材料 

JIS B 8032-4 第4部:仕様の一般規定 

JIS B 8032-5 第5部:要求品質 

JIS B 8032-6 第6部:レクタンギュラリング 

JIS B 8032-7 第7部:薄幅レクタンギュラリング 

JIS B 8032-8 第8部:スクレーパリング 

JIS B 8032-9 第9部:キーストンリング 

JIS B 8032-10 第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-11 第11部:オイルコントロールリング 

JIS B 8032-12 第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング 

JIS B 8032-13 第13部:スチール組合せオイルコントロールリング 

JIS B 8032-14 第14部:スチール製キーストンリング 

JIS B 8032-15 第15部:スチール製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-16 第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング 

JIS B 8032-17 第17部:コイルエキスパンダ付きスチール製オイルコントロールリング 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

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内燃機関−小径ピストンリング− 

第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製 

薄幅オイルコントロールリング 

Internal combustion engines-Small diameter piston rings- 

Part 16: Coil-spring-loaded oil control rings of narrow width made of cast iron 

序文 

この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 6626-2を基とし,技術的内容を変更して作成した

日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200 mm以下のピストンリング(以下,リングという。)

のコイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリングのタイプDSF-C,SSF,GSF,DSF及び

SSF-Lの基本的寸法及び特性について規定する。 

なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 6626-2:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Coil-spring-loaded oil control 

rings of narrow width made of cast iron(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。 

ISO 6621-4:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 4: General specifications 

ISO 6621-5:2005,Internal combustion engines−Piston rings−Part 5: Quality requirements 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ピストンリングのタイプ及び呼び方の例 

3.1 

タイプDSF-C−クロムめっき付きプロファイル研磨コイルエキスパンダ付きベベルオイルコントロ

ールリングのタイプ及び呼び方 

3.1.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図1による。 

各部の寸法は,表5による。 

単位 mm 

図1−タイプDSF-C 

3.1.2 

呼び方の例 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=80 mm,リング幅h1=2.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC11)製で,合い口

すきま0.2 mm,外周当たり面クロムめっき,厚さ0.10 mm以上,縮小窓長さ,コイルエキスパンダ張力減

退低減処理品,コイル外径d7外周研磨加工,接線張力Ftが並面圧及び製造業者マーク付きであるものの呼

び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-16 DSF-C-80×2.5-MC11 S02 CR2 WK WF CSE PNM MM 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.2 

タイプSSF−コイルエキスパンダ付き窓付きオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方 

3.2.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図2による。 

各部の寸法は,表6による。 

単位 mm 

図2−タイプSSF 

3.2.2 

呼び方の例 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=80 mm,リング幅h1=2.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,等間隔

ピッチコイルエキスパンダ付き及び接線張力Ftが低面圧であるものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-16 SSF-80×2.5-MC12 CSN PNL 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.3 

タイプGSF−コイルエキスパンダ付きダブルベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方 

3.3.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図3による。 

各部の寸法は,表7による。 

単位 mm 

図3−タイプGSF 

3.3.2 

呼び方の例 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=75 mm,リング幅h1=2.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,等間隔

ピッチコイルエキスパンダ付き及び接線張力Ftが低面圧であるものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-16 GSF-75×2.5-MC12 CSN PNL 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.4 

タイプDSF−コイルエキスパンダ付きベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方 

3.4.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図4による。 

各部の寸法は,表7による。 

単位 mm 

図4−タイプDSF 

3.4.2 

呼び方の例 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,等間隔

ピッチコイルエキスパンダ付き及び接線張力Ftが弱面圧であるものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-16 DSF-90×2.5-MC12 CSN PNR 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3.5 

タイプSSF-L−ランド幅0.6 mmコイルエキスパンダ付き窓付きオイルコントロールリングのタイプ

及び呼び方 

3.5.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図5による。 

各部の寸法は,表8による。 

単位 mm 

図5−タイプSSF-L 

3.5.2 

呼び方の例 

リングの呼び方は,次による。 

呼び径d1=80 mm,リング幅h1=2.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,等間隔

ピッチコイルエキスパンダ付き及び接線張力Ftが弱面圧であるものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-16 SSF-L-80×2.5-MC12 CSN PNR 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

仕様 

4.1 

窓の配置 

リングの窓の配置は,図6による。 

単位 mm 

a) 60≦d1<80における窓数8 

b) 80≦d1≦110における窓数10 

図6−窓の配置 

4.2 

窓長さ 

4.2.1 

標準窓長さ 

リングの窓長さw1及び柱長さw2は,等しいが,長さの差w1−w2は,4 mm以下とする。 

4.2.2 

縮小窓長さ 

リングの縮小窓長さは,表1による。 

表1−縮小窓長さ 

単位 mm 

d1 

w1 

60≦d1<80 

6〜11 

80≦d1≦110 

8〜13 

4.3 

タイプDSF-Cコーティング付きリング 

コーティング厚さは,図7及び表2による。 

図7−コーティング厚さ 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表2−コーティング厚さ 

単位 mm 

クロムめっき記号 

厚さ 

CR1 

0.05以上 

CR2 

0.10以上 

注記 めっき厚さの許容差は,ISO 6621-4:2003参照。 

4.4 

クロムめっき付きリングの合い口部の外周エッジ 

特性及び寸法については,ISO 6621-4:2003による。 

コイルエキスパンダ 

5.1 

タイプ−コイルエキスパンダのタイプ 

寸法表の値は,全て丸線の円形コイルを基本としている。図8〜図10に示すコイルエキスパンダは,一

般的なものである。別の異なった仕様については,受渡当事者間の協定による。コイル溝の形状及び寸法

は,必要に応じて設定してもよい。 

図8−タイプCSN等間隔ピッチコイルエキスパンダ 

図9−タイプCSG等間隔ピッチコイルエキスパンダ(コイル外径d7研磨仕上げ) 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

図10−タイプCSE可変ピッチコイルエキスパンダ(コイル外径d7研磨仕上げ) 

5.2 

たわみ量 

コイルエキスパンダのたわみ量は,図11による。 

コイルエキスパンダのたわみ量は,コイルエキスパンダ溝底の中央で測定した値で,リングに張力を加

えない状態での合い口すきまとする。 

f1の最大値は,0.13 d1を超えてはならない。 

図11−コイルエキスパンダたわみ量 

5.3 

コイルエキスパンダの突合せ部及びリング合い口の組付け位置 

コイルエキスパンダの突合せ部は,リング合い口の約180°方向にセットする。コイルエキスパンダの

両端面は,ジョイント線で結合する。 

5.4 

材料 

コイルエキスパンダは,油焼き入れしたバルブスプリング用線材によって作る。コイルエキスパンダに

適した材料は,材料小分類MC62がある(ISO 6621-3:2000参照)。 

コイルエキスパンダは,次の2種類の異なった張力減退低減機能をもつ。 

− 張力減退低減処理なし品 

− 張力減退低減処理品(記号:WF) 

温度影響下での接線張力減退試験は,ISO 6621-5:2005の表10に示す。 

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10 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

接線張力及び呼び面圧 

6.1 

接線張力 

コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリングの接線張力は,コイルエキスパンダの張力が主体で

ある。鋳鉄リングの張力は,a1寸法が小さく,また,呼び径に対する自由合い口すきまの比が小さいため,

鋳鉄リング張力の寄与は低い。 

コイルエキスパンダの接線張力の測定は,柔軟性に富んだ鋳鉄リングを使用する。 

6.2 

張力の要因 

接線張力に占める鋳鉄部の影響は微少のため,鋳鉄リングの形状の要因及び材料小分類MC12以外の要

因は,考慮する必要がない(ISO 6621-3:2000参照)。 

6.3 

接線張力Ft 

6.3.1 

一般 

コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリングの接線張力は,次の式によって計算する。 

2

)

2(

0

5

1

t

P

h

d

F=

ここに, 

d1: 呼び径(mm) 

h5: 当たり幅(mm) 

P0: 必要とする呼び面圧(N/mm2) 

当たり幅h5は,リングのタイプ,呼び径及びリング幅による。呼び面圧P0は,広い選択範囲でオイル

か(掻)き効果の要求度合いによって選択する。 

6.3.2 

特定の接線張力Ftc 

Ftcは,コイルエキスパンダオイルリングの面圧P0uを1 N/mm2としたときの接線張力とする。 

2

)

2(

u

0

5

1

tc

P

h

d

F=

表5の接線張力Ftcは,各リングについて一覧表としたものである。 

6.3.3 

接線張力Ft及び公差 

コイルエキスパンダ付きオイルリングの接線張力は,Ftc及び必要とする面圧から,次の式によって求め

る。 

tc

u

0

0

t

F

P

P

F=

Ftの許容差は,±20 %とする。また,実線張力の丸め方は,ISO 6621-4:2003にする。 

6.4 

呼び面圧P0 

呼び面圧の範囲は,表3による。 

表3−呼び面圧 

呼び面圧 

P0 

N/mm2 

記号 

定義 

0.45 

PNE 

極低面圧 

0.60 

PNL 

低面圧 

0.80 

PNR 

弱面圧 

1.00 

PNM 

並面圧 

1.25 

PNH 

高面圧 

1.60 

PNV 

極高面圧 

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11 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

面圧P0は,呼び径の増加とともに減少する。図12にP0の特性値を示す。 

図12−呼び径d1に対するP0の特性値 

呼び面圧P0は,リングのタイプ,寸法,接触面の状態(クロムめっきの有無)などによって変わる。 

表4の分類は,表5〜表8から決められる。P0の値は,各呼び径の次の三つの分類による。 

− 低 :低フリクション設計のオイルコントロールリング 

− 中間:中間面圧設計のオイルコントロールリング 

− 高 :高いオイルか(掻)き効果を発揮させるための高面圧オイルコントロールリング 

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12 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表4−オイルコントロールリングの面圧分類 

リング 
タイプ 

PNE 

PNL 

PNR 

PNM 

PNH 

PNV 

DSF-C 

(−) 

低 

(−) 

中間 

高 

(×) 

SSF 

低 

中間 

高 

(×) 

(−) 

(−) 

GSF 

(×) 

低 

中間 

高 

(×) 

(−) 

DSF 

(×) 

低 

中間 

高 

(×) 

(−) 

SSF-L 

低 

中間 

高 

(−) 

(−) 

(−) 

注記1 (−)は,使用しない面圧分類。 
注記2 (×)は,特別仕様の面圧分類。 

寸法 

リングの寸法は,表5〜表8による。 

なお,表5〜表8に記載のない呼び径の扱いは,受渡当事者間の協定による。 

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13 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表5−DSF-Cコイルエキスパンダ付きオイルリング 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 





















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

B3 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNL 

低 

PNM 

中 

PNH 

高 

60 

3.00 

−0.25 

2.50 −0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん 

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.20 

+0.20 

2.20  ±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.30 

±0.07 

1.40 0.4 

±0.10 

1.40 

−0.15 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

18.0 

1.14 

1.90 

2.38 

61 

18.3 

1.13 

1.89 

2.36 

62 

18.6 

1.13 

1.88 

2.35 

63 

18.9 

1.12 

1.87 

2.34 

64 

19.2 

1.12 

1.86 

2.33 

65 

19.5 

1.11 

1.85 

2.31 

66 

19.8 

1.10 

1.84 

2.30 

67 

20.1 

1.10 

1.83 

2.29 

68 

20.4 

1.09 

1.82 

2.28 

69 

20.7 

1.09 

1.81 

2.26 

70 

2.30 

21.0 

1.08 

1.80 

2.25 

71 

21.3 

1.07 

1.79 

2.24 

72 

21.6 

1.07 

1.78 

2.23 

73 

21.9 

1.06 

1.77 

2.21 

74 

22.2 

1.06 

1.76 

2.20 

75 

0.25 

+0.25 

22.5 

1.05 

1.75 

2.19 

76 

22.8 

1.04 

1.74 

2.18 

77 

23.1 

1.04 

1.73 

2.16 

78 

23.4 

1.03 

1.72 

2.15 

79 

23.7 

1.03 

1.71 

2.14 

80 

2.40 

10 

24.0 

1.02 

1.70 

2.13 

81 

24.3 

1.01 

1.69 

2.11 

82 

24.6 

1.01 

1.68 

2.10 

83 

24.9 

1.00 

1.67 

2.09 

84 

25.2 

1.00 

1.66 

2.08 

85 

25.5 

0.99 

1.65 

2.06 

86 

25.8 

0.98 

1.64 

2.05 

87 

26.1 

0.98 

1.63 

2.04 

88 

26.4 

0.97 

1.62 

2.03 

89 

26.7 

0.97 

1.61 

2.01 

90 

3.1 

−0.25 

0.3 

+0.25 

2.50 

1.5 

−0.15 

27.0 

0.96 

1.60 

2.00 

91 

27.3 

0.95 

1.59 

1.99 

92 

27.6 

0.95 

1.58 

1.98 

background image

14 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表5−DSF-Cコイルエキスパンダ付きオイルリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 





















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

B3 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNL 

低 

PNM 

中 

PNH 

高 

93 

3.10 

−0.25 

2.5  −0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.30 

+0.25 

2.50  ±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.30 

±0.07 

1.40 0.4 

±0.10 

1.5 

−0.15 

10 

0.6 

±0.10 

1.7 

+0.1 

1.6 

−0.1 

27.9 

0.94 

1.57 

1.96 

94 

28.2 

0.94 

1.56 

1.95 

95 

28.5 

0.93 

1.55 

1.94 

96 

28.8 

0.92 

1.54 

1.93 

97 

29.1 

0.92 

1.53 

1.91 

98 

29.4 

0.91 

1.52 

1.90 

99 

29.7 

0.91 

1.51 

1.89 

100 

2.55 

30.0 

0.90 

1.50 

1.88 

101 

30.3 

0.89 

1.49 

1.86 

102 

30.6 

0.89 

1.48 

1.85 

103 

30.9 

0.88 

1.47 

1.84 

104 

31.2 

0.88 

1.46 

1.83 

105 

31.5 

0.87 

1.45 

1.81 

106 

31.8 

0.86 

1.44 

1.80 

107 

32.1 

0.86 

1.43 

1.79 

108 

32.4 

0.85 

1.42 

1.78 

109 

32.7 

0.85 

1.41 

1.76 

110 

33.0 

0.84 

1.40 

1.75 

リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
規定してある接線線力(Ftc)の値は,当たり幅(h5)の平均の値で計算してある。 

注a) 単位面圧Pou=1 N/mm2としたときの値を示す。 

background image

15 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表6−SSFコイルエキスパンダ付きオイルリング 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 




















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNE 

低 

PNL 

中 

PNR 

高 

60 

3.00 

−0.25 

2.50 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

PO(りん 

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.20 

+0.20 

2.20 

±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.50 

±0.10 

0.45 

±0.10 

1.40 

−0.15 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

30.0 

0.86 

1.14 

1.52 

61 

30.5 

0.85 

1.13 

1.51 

62 

31.0 

0.85 

1.13 

1.50 

63 

31.5 

0.84 

1.12 

1.50 

64 

32.0 

0.84 

1.12 

1.49 

65 

32.5 

0.83 

1.11 

1.48 

66 

33.0 

0.83 

1.10 

1.47 

67 

33.5 

0.82 

1.10 

1.46 

68 

34.0 

0.82 

1.09 

1.46 

69 

34.5 

0.81 

1.09 

1.45 

70 

2.30 

35.0 

0.81 

1.08 

1.44 

71 

35.5 

0.81 

1.07 

1.43 

72 

36.0 

0.80 

1.07 

1.42 

73 

36.5 

0.80 

1.06 

1.42 

74 

37.0 

0.79 

1.06 

1.41 

75 

0.25 

+0.25 

37.5 

0.79 

1.05 

1.40 

76 

38.0 

0.78 

1.04 

1.39 

77 

38.5 

0.78 

1.04 

1.38 

78 

39.0 

0.77 

1.03 

1.38 

79 

39.5 

0.77 

1.03 

1.37 

80 

2.40 

10 

40.0 

0.77 

1.02 

1.36 

81 

40.5 

0.76 

1.01 

1.35 

82 

41.0 

0.76 

1.01 

1.34 

83 

41.5 

0.75 

1.00 

1.34 

84 

42.0 

0.75 

1.00 

1.33 

85 

42.5 

0.74 

0.99 

1.32 

86 

43.0 

0.74 

0.98 

1.31 

87 

43.5 

0.73 

0.98 

1.30 

88 

44.0 

0.73 

0.97 

1.30 

89 

44.5 

0.72 

0.97 

1.29 

90 

3.1 

−0.25 

0.3 

+0.25 

2.5 

1.5 

−0.15 

45.0 

0.72 

0.96 

1.28 

91 

45.5 

0.72 

0.95 

1.27 

92 

46.0 

0.71 

0.95 

1.26 

93 

46.5 

0.71 

0.94 

1.26 

94 

47.0 

0.70 

0.94 

1.25 

background image

16 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表6−SSFコイルエキスパンダ付きオイルリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 




















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNL 

低 

PNM 

中 

PNH 

高 

95 

3.10 

−0.25 

2.5 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

PO(りん 

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.3 

−0.00 

+0.25 

2.5 

±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.5 

±0.10 

0.45 

±0.10 

1.5 

−0.15 

10 

0.6 

±0.10 

1.7 

+0.1 

1.6 

−0.10 

47.5 

0.70 

0.93 

1.24 

96 

48.0 

0.69 

0.92 

1.23 

97 

48.5 

0.69 

0.92 

1.22 

98 

49.0 

0.68 

0.91 

1.22 

99 

49.5 

0.68 

0.91 

1.21 

100 

2.55 

50.0 

0.68 

0.90 

1.20 

101 

50.5 

0.67 

0.89 

1.19 

102 

51.0 

0.67 

0.89 

1.18 

103 

51.5 

0.66 

0.88 

1.18 

104 

52.0 

0.66 

0.88 

1.17 

105 

52.5 

0.65 

0.87 

1.16 

106 

53.0 

0.65 

0.86 

1.15 

107 

53.5 

0.64 

0.86 

1.14 

108 

54.0 

0.64 

0.85 

1.14 

109 

54.5 

0.63 

0.85 

1.13 

110 

55.0 

0.63 

0.84 

1.12 

リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
規定してある接線線力(Ftc)の値は,当たり幅(h5)の平均の値で計算してある。 

注a) 単位面圧Pou=1 N/mm2としたときの値を示す。 

background image

17 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表7−GSF及びDSFコイルエキスパンダ付きオイルリング 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 






















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h4 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNL 

低 

PNR 

中 

PNM 

高 

60 

3.00 

−0.25 

2.5  −0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.20 

+0.20 

2.20  ±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.70 

+0.15 

0.30 

±0.07 

0.45 

±0.10 

1.40 

−0.15 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

18.0 

1.14 1.52 1.90 

61 

18.3 

1.13 1.51 1.89 

62 

18.6 

1.13 1.50 1.88 

63 

18.9 

1.12 1.50 1.87 

64 

19.2 

1.12 1.49 1.86 

65 

19.5 

1.11 1.48 1.85 

66 

19.8 

1.10 1.47 1.84 

67 

20.1 

1.10 1.46 1.83 

68 

20.4 

1.09 1.46 1.82 

69 

20.7 

1.09 1.45 1.81 

70 

2.30 

21.0 

1.08 1.44 1.80 

71 

21.3 

1.07 1.43 1.79 

72 

21.6 

1.07 1.42 1.78 

73 

21.9 

1.06 1.42 1.77 

74 

22.2 

1.06 1.41 1.76 

75 

0.25 

+0.25 

22.5 

1.05 1.40 1.75 

76 

22.8 

1.04 1.39 1.74 

77 

23.1 

1.04 1.38 1.73 

78 

23.4 

1.03 1.38 1.72 

79 

23.7 

1.03 1.37 1.71 

80 

2.40 

10 

24.0 

1.02 1.36 1.70 

81 

24.3 

1.01 1.35 1.69 

82 

24.6 

1.01 1.34 1.68 

83 

24.9 

1.00 1.34 1.67 

84 

25.2 

1.00 1.33 1.66 

85 

25.5 

0.99 1.32 1.65 

86 

25.8 

0.98 1.31 1.64 

87 

26.1 

0.98 1.30 1.63 

88 

26.4 

0.97 1.30 1.62 

89 

26.7 

0.97 1.29 1.61 

90 

3.10 

−0.25 

0.3 

+0.25 

2.50 

1.5 

−0.15 

27.0 

0.96 1.28 1.60 

91 

27.3 

0.95 1.27 1.59 

92 

27.6 

0.95 1.26 1.58 

93 

27.9 

0.94 1.26 1.57 

background image

18 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表7−GSF及びDSFコイルエキスパンダ付きオイルリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 






















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h4 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNL 

低 

PNR 

中 

PNM 

高 

94 

3.10 

−0.25 

2.5  −0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.30 

+0.25 

2.50  ±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.70 

+0.15 

0.30 

±0.07 

0.45 

±0.10 

1.50 

−0.15 

10 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

28.2 

0.94 1.25 1.56 

95 

28.5 

0.93 1.24 1.55 

96 

28.8 

0.92 1.23 1.54 

97 

29.1 

0.92 1.22 1.53 

98 

29.4 

0.91 1.22 1.52 

99 

29.7 

0.91 1.21 1.51 

100 

2.55 

30.0 

0.90 1.20 1.50 

101 

30.3 

0.89 1.19 1.49 

102 

30.6 

0.89 1.18 1.48 

103 

30.9 

0.88 1.18 1.47 

104 

31.2 

0.88 1.17 1.46 

105 

31.5 

0.87 1.16 1.45 

106 

31.8 

0.86 1.15 1.44 

107 

32.1 

0.86 1.14 1.43 

108 

32.4 

0.85 1.14 1.42 

109 

32.7 

0.85 1.13 1.41 

110 

33.0 

0.84 1.12 1.40 

リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
規定してある接線線力(Ftc)の値は,当たり幅(h5)の平均の値で計算してある。 

注a) 単位面圧Pou=1 N/mm2としたときの値を示す。 

background image

19 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表8−SSF-Lコイルエキスパンダ付きオイルリング 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 




















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNE 

低 

PNL 

中 

PNR 

高 

60 

3.00 

−0.25 

2.5 

−0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん 

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.20 

+0.25 

2.20 

±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.40 

±0.10 

0.45 

±0.10 

1.40 

−0.15 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

20.0 

0.86 

1.14 

1.52 

61 

20.3 

0.85 

1.13 

1.51 

62 

20.7 

0.85 

1.13 

1.50 

63 

21.0 

0.84 

1.12 

1.50 

64 

21.3 

0.84 

1.12 

1.49 

65 

21.7 

0.83 

1.11 

1.48 

66 

22.0 

0.83 

1.10 

1.47 

67 

22.3 

0.82 

1.10 

1.46 

68 

22.7 

0.82 

1.09 

1.46 

69 

23.0 

0.81 

1.09 

1.45 

70 

2.30 

23.3 

0.81 

1.08 

1.44 

71 

23.7 

0.81 

1.07 

1.43 

72 

24.0 

0.80 

1.07 

1.42 

73 

24.3 

0.80 

1.06 

1.42 

74 

24.7 

0.79 

1.06 

1.41 

75 

0.25 

+0.25 

25.0 

0.79 

1.05 

1.40 

76 

25.3 

0.78 

1.04 

1.39 

77 

25.7 

0.78 

1.04 

1.38 

78 

26.0 

0.77 

1.03 

1.38 

79 

26.3 

0.77 

1.03 

1.37 

80 

2.40 

10 

26.7 

0.77 

1.02 

1.36 

81 

27.0 

0.76 

1.01 

1.35 

82 

27.3 

0.76 

1.01 

1.34 

83 

27.7 

0.75 

1.00 

1.34 

84 

28.0 

0.75 

1.00 

1.33 

85 

28.3 

0.74 

0.99 

1.32 

86 

28.7 

0.74 

0.98 

1.31 

87 

29.0 

0.73 

0.98 

1.30 

88 

29.3 

0.73 

0.97 

1.30 

89 

29.7 

0.72 

0.97 

1.29 

90 

3.10 

−0.25 

0.30 

+0.25 

2.5 

1.50 

−0.15 

30.0 

0.72 

0.96 

1.28 

91 

30.3 

0.72 

0.95 

1.27 

92 

30.7 

0.71 

0.95 

1.26 

93 

31.0 

0.71 

0.94 

1.26 

background image

20 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表8−SSF-Lコイルエキスパンダ付きオイルリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 









呼びリング幅 




リング厚さ 




















a) 

接線張力 

範囲別推奨面圧 

N/mm2 

d1 

a12 

h1 

許容差 

s1 

a1 

許容差 

h5 

a4 

a13 

c1 

d14 

d7 

Ftc 

PNE 

低 

PNL 

中 

PNR 

高 

94 

3.10 

−0.25 

2.5 

−0.010 

−0.030 

表面処理

PO(りん 

酸塩皮膜 

処理)後 

−0.005 

−0.030 

0.30 

+0.25 

2.5 

±0.15 

リング 

1本内 

0.15以下 

0.40 

±0.10 

0.45 

±0.10 

1.50 

−0.15 

10 

0.60 

±0.10 

1.70 

+0.10 

1.60 

−0.10 

31.3 

0.70 

0.94 

1.25 

95 

31.7 

0.70 

0.93 

1.24 

96 

32.0 

0.69 

0.92 

1.23 

97 

32.3 

0.69 

0.92 

1.22 

98 

32.7 

0.68 

0.91 

1.22 

99 

33.0 

0.68 

0.91 

1.21 

100 

2.55 

33.3 

0.68 

0.90 

1.20 

101 

33.7 

0.67 

0.89 

1.19 

102 

34.0 

0.67 

0.89 

1.18 

103 

34.3 

0.66 

0.88 

1.18 

104 

34.7 

0.66 

0.88 

1.17 

105 

35.0 

0.65 

0.87 

1.16 

106 

35.3 

0.65 

0.86 

1.15 

107 

35.7 

0.64 

0.86 

1.14 

108 

36.0 

0.64 

0.85 

1.14 

109 

36.3 

0.63 

0.85 

1.13 

110 

36.7 

0.63 

0.84 

1.12 

リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 
規定してある接線線力(Ftc)の値は,当たり幅(h5)の平均の値で計算してある。 

注a) 単位面圧Pou=1 N/mm2としたときの値を示す。 

参考文献 

JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方

式 

注記 対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical 

tolerancing−Tolerancing of form, orientation, location and run-out(IDT) 

ISO 6621-3,Internal combustion engines−Piston rings−Part 3: Material specifications 

background image

21 

B 8032-16:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS B 8032-16:2014 内燃機関−小径ピストンリング−第16部:コイルエキスパ
ンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング 

ISO 6626-2:2003 Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Coil-spring-loaded 
oil control rings of narrow width made of cast iron 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲  

JISにほぼ同じ 

変更 

呼び径について,ISO規格では60 
mm〜110 mmであるが,JISでは
200 mm以下とした。 

ISO規格は規格ごとに適用範囲の
呼び径を個々に規定しているが,
現状のJISは全て200 mm以下と
している。今回の改正では現状JIS
と一致させるため呼び径は変更な
しとした。他のJISをISO規格相
当に改正するときに整合を図る。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6626-2:2003,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 
 

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 
 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

2

B

 8

0

3

2

-1

6

2

0

1

4

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。