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B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  製造業者が提供すべき仕様項目

1

3.1

  全般

1

3.2

  顕微鏡の諸元

2


B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本顕微鏡工業会 (JMMA) 及び財団法人日

本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 B

7256

:2007

(ISO 12853

:1997

)

顕微鏡−仕様項目

Microscopes

Information provided to the user

序文

この規格は,1997 年に第 1 版として発行された ISO 12853 を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成

を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。

1

適用範囲

この規格は,顕微鏡の製造業者が顕微鏡使用者に提供すべき最低限の仕様項目について規定する。

なお,必す(須)の項目には (m),推奨する項目には (r) を,それぞれの項目の前に記す。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 12853 : 1997

,Optics and optical instruments−Microscopes−Information provided to the user

(IDT)

なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,一致していることを

示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7252

  顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法

注記  対応国際規格:ISO 8578 : 1997,Optics and optical instruments−Microscopes−Marking of

objectives and eyepieces (MOD)

3

製造業者が提供すべき仕様項目

3.1

全般

3.1.1

製造業者及び生産国

3.1.1.1

(m) 

製造業者名

3.1.1.2

(r) 

生産国名

3.1.2

(r) 

適用分野

例  教育,実習,研究及び工業

3.1.3

(m) 

観察方法及び照明方法

例  透過照明,反射照明,明視野,暗視野,位相差,微分干渉,偏光及び蛍光

3.1.4

(r) 

附属品


2

B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

例  写真装置,他の照明光源,マニピュレータ,測光装置,画像処理装置及びビデオ装置

3.2

顕微鏡の諸元

3.2.1

鏡体

3.2.1.1

(r) 

鏡体の形式

例  正立及び倒立

3.2.1.2

鏡体の寸法(単位 mm,図 参照)

a) (m)

ベースの幅及び奥行き l

1

l

2

b) (m)

アタッチメント類を除いた全高 l

3

c) (m)

射出ひとみから机上面までの高さ l

5

(双眼鏡筒の場合,眼幅 65 mm のとき)

d) (m)

射出ひとみから焦準ノブまでの距離 l

7

(双眼鏡筒の場合,眼幅 65 mm のとき)

e) (r)

机上面からステージ表面までの最大高さ l

4

f) (r)

机上面から焦準ノブまでの高さ l

6

g) (r)

射出ひとみから光軸までの距離 l

8

(双眼鏡筒の場合,眼幅 65 mm のとき)

3.2.1.3

(r) 

鏡体の質量(単位 kg

アッタチメント類を除く,鏡体の質量

3.2.1.4

(r) 

鏡体に取り付けられる部品の互換性

例  接眼鏡筒,ステージ,サブステージ,ランプハウス及びレボルバ

3.2.1.5

鏡体に取り付けられた焦準装置

a) (m)

粗動焦準装置  ステージ上下動又は本体鏡筒上下動

注記  本体鏡筒とは,図 において,対物レンズ取付け部又はレボルバと接眼鏡筒とを接続する

筒であり,光軸方向に移動することによって焦準を行う。

b) (m)

粗動焦準装置の作動範囲 (mm)

c) (m)

微動焦準装置  ステージ上下動又は本体鏡筒上下動

d)  (r)

微動焦準装置の作動範囲 (mm)

e) (r)

1

目盛又は 1 回転当たりの微動焦準装置の作動範囲 (µm)

f) (r)

1

回転当たりの粗動焦準装置の作動範囲 (mm)

3.2.1.6

(r) 

鏡体に取り付けられたスロットの機能

3.2.1.7

(m) 

鏡体の倍率係数

鏡体に結像レンズがある場合には,1 倍以外の場合の倍率係数 q

3.2.2

鏡筒

a) (m)

単眼鏡筒,双眼鏡筒,三眼鏡筒などの鏡筒の形式

b) (m)

眼幅調整範囲 (mm)

c) (m)

鏡筒内に結像レンズがある場合,1 倍以外の場合の倍率係数 q

d) (m)

接眼レンズ傾斜角 α[単位  °

(度)

図 参照]

e) (m)

接眼スリーブの内径(23.2 mm 又は 30 mm のいずれか)

f) (r)

視度調整装置の有無

g) (r)

鏡筒長補正装置の有無

h) (r)

無限遠補正系の場合の結像レンズの焦点距離 (mm)

i) (r)

光路分割素子の分割比

j) (r)

射出ひとみから光軸までの距離 l

8

(双眼鏡筒の場合,眼幅 65 mm のとき,

図 参照)


3

B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

3.2.3

レボルバ

a) (m)

対物レンズ取付穴の個数

b) (m)

対物レンズの心出し機構の有無

c) (r)

RMS

ねじ以外のねじ寸法

3.2.4

対物レンズ

対物レンズの仕様項目は次のとおりとし,その内容は JIS B 7252 の規定による。

a) (m)

倍率

b) (m)

開口数

c) (m)

収差補正(平坦性及び色収差)

d) (m)

空気以外の液浸媒質

e) (m)

鏡筒長 (mm)

f) (m)

カバーガラス厚 (mm)

g) (m)

コントラスト法(位相差,微分干渉など)

h) (m)

偏光顕微鏡への適合性

i) (m)

虹彩絞りの有無

j) (m)

作動距離 (mm)

k) (m)

補整環の有無

3.2.5

接眼レンズ

接眼レンズの仕様項目は次のとおりとし,その内容は JIS B 7252 の規定による。

a) (m)

倍率

b) (m)

視野数

c) (m)

スリーブ外径(23.2 mm 又は 30 mm のいずれか)

d) (r)

収差補正方式

e) (r)

焦点板の挿入可否,種類及び寸法

f) (r)

眼鏡の使用可否

g) (r)

視度調整機能の有無

3.2.6

集光器(コンデンサ)

a) (m)

最大開口数

b) (m)

コントラスト法(位相差,微分干渉など)

c) (r)

収差補正方式

d) (r)

照明が満たす対物レンズの倍率の範囲

e) (r)

作動距離 (mm)

f) (r)

照明開口絞りの有無

g) (r)

フィルタホルダの有無

h) (r)

互換性

i) (r)

スライドガラスの厚さ (mm)

3.2.7

照明システム

3.2.7.1

(r) 

サブステージ

例  互換性,コンデンサの心出し可否,フィルタホルダ,偏光素子及び透過照明視野絞り

3.2.7.2

(r) 

反射照明装置


4

B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

例  開口絞り,視野絞り,附属品用スロット,偏光素子及び絞りの心出し可否

3.2.8

光源

a) (m)

光源の組合せ(内蔵又は外付けのいずれか)

b) (m)

光源の種類(ハロゲン,水銀,キセノンなど)

c) (m)

形番

d) (m)

光源の電圧及びワット数

e) (m)

電流の種類(交流又は直流のいずれか)

f) (r)

光源の定格電圧での色温度

g) (r)

光源の定格寿命

3.2.9

電源

a) (m)

入力電圧(単位 V AC)

b) (m)

入力周波数(50 Hz 及び/又は 60 Hz)

c) (m)

消費電力(単位 VA)

d) (m)

ヒューズ(タイプ及び定格電流)

e) (m)

電源(内蔵又は外付けのいずれか)

f) (m)

出力(可変又は固定のいずれか)


5

B 7256

:2007 (ISO 12853:1997)

1

射出ひとみ  2 光軸            3  鏡筒                4  レボルバ          5  ステージ      6  サブステージ

7

ベース            8  焦準ノブ  9 対物レンズ    10  接眼レンズ  11 集光器

l

1

l

8

は 3.2.1.2 参照

図 1−鏡体の寸法

 1

射出ひとみ 2

光軸 3

接眼鏡筒 4

本体鏡筒 5

レボルバ 6

ステージ

 7

ベース 8

焦準ノブ 9

対物レンズ 10

接眼レンズ 11

集光器

図 2−本体鏡筒を有する顕微鏡