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B 7141

:2012

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  種類 

1

5

  基準寸法及び公差  

2

5.1

  ウイットねじ(RMS 形,W26 形)  

2

5.2

  メートルねじ(M25 形,M27 形,M32 形)  

4

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

8


B 7141

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本顕微鏡工業会

(JMMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 7141:2003 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

7141

:2012

顕微鏡−対物ねじ

Microscopes-Screw threads for objectives and related nosepieces

序文 

この規格は,2011 年に第 2 版として発行された ISO 8038 を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,顕微鏡対物レンズ,レボルバなどのねじ部及びねじ(以下,総称して対物ねじという。

)に

ついて規定する。ただし,特殊対物レンズには適用しない。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 8038:2011

,Microscopes−Screw threads for objectives and related nosepieces(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0101

  ねじ用語

JIS B 0205-1

  一般用メートルねじ−第 1 部:基準山形

JIS B 0205-4

  一般用メートルねじ−第 4 部:基準寸法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101 によるほか,次による。

3.1 

ウイットねじ(whitworth screw)

ねじのピッチを 25.4 mm 当たりの山数で表したインチねじの一種。

種類 

対物ねじの種類は,

表 による。


2

B 7141

:2012

表 1−対物ねじの種類

種類

ウイットねじ RMS 形 W26 形

メートルねじ M25 形 M27 形 M32 形

基準寸法及び公差 

5.1 

ウイットねじ(RMS 形,W26 形) 

5.1.1 

基準山形 

ウイットねじの基準山形を

図 に示す。

:めねじ谷の径の基準寸法(呼び径)

:おねじ外径の基準寸法(呼び径)

D

2

:めねじ有効径の基準寸法

d

2

:おねじ有効径の基準寸法

D

1

:めねじ内径の基準寸法

d

1

:おねじ谷の径の基準寸法

:とがり山の高さ

H

1

:基準山形の高さ

:ピッチ

R

:山の頂及び谷の丸み

図 1−ウイットねじの基準山形

5.1.2 

公式 

ウイットねじの基準寸法の算出に用いる公式は,次による。

n

P

4

.

25

=

D

d

=

P

H

5

960

.

0

=

1

1

1

2

D

H

d

d

=

=

P

H

3

640

.

0

1

=

2

1

2

D

H

d

d

=

=

P

R

3

137

.

0

=

5.1.3 

基準寸法 

ウイットねじの基準寸法は,

表 による。

表 2−ウイットねじの基準寸法

単位  mm

種類

呼び径

ねじ山数

(25.4 mm

当たり)

ピッチ

山の頂及び

谷の丸み

とがり山の

高さ

おねじ

外径

有効径

d

2

谷の径

d

1

めねじ

谷の径

有効径

D

2

内径

D

1

RMS

形 20.32

36

0.706

0.097

0.678

20.320  19.868 19.416

W26

形 26

36

0.706

0.097

0.678  26.000 25.548

25.096


3

B 7141

:2012

5.1.4 

ウイットねじの山形,許容限界寸法及び寸法許容差 

ウイットねじの山形,許容限界寸法及び寸法許容差は,

図 及び表 による。

a)

  おねじ b)  めねじ 

図 2−ウイットねじのおねじ及びめねじの山形

表 3−ウイットねじの許容限界寸法及び寸法許容差

単位  mm

種類

許容限界寸法

及び寸法許容差

おねじ

めねじ

外径

a)

d

有効径

d

2

谷の径

d

1

谷の径

D

有効径

D

2

内径

a)

D

1

RMS

許容限界寸法

最大 20.216

19.822 19.370  20.396 19.944 19.550

最小 20.140

19.746 19.294  20.320 19.868 19.474

寸法許容差

−0.104

−0.046

−0.046

+0.076

+0.076

+0.134

−0.180

−0.122

−0.122

0.000

0.000

+0.058

W26

許容限界寸法

最大 25.930

25.520

25.070

− 25.660

25.300

最小

25.830 25.440 24.940  26.000 25.580 25.200

寸法許容差

−0.070

−0.028

−0.026

+0.112

+0.204

−0.170

−0.108

−0.156

0.000

+0.032

+0.104

注記 1  寸法許容差欄の“上”は“上の寸法許容差”,“下”は“下の寸法許容差”を表す。 
注記 2  この表では,山の半角の許容差及びピッチの許容差は規定していないが,これらは有効径の公差に含めて

ある。

a)

おねじの山頂部及びめねじの内径部は平形とするが,それぞれのかどには許容域の範囲内で丸みを付けても
よい。

5.1.5 

対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法 

対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法を,

図 に示す。


4

B 7141

:2012

単位  mm

図 3−ウイットねじの対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法

5.2 

メートルねじ(M25 形,M27 形,M32 形) 

5.2.1 

基準山形 

メートルねじの基準山形は,JIS B 0205-1 による。

なお,JIS B 0205-1 による基準山形を

図 に示す。

:めねじ谷の径の基準寸法(呼び径)

:おねじ外径の基準寸法(呼び径)

D

2

:めねじ有効径の基準寸法

d

2

:おねじ有効径の基準寸法

D

1 

:めねじ内径の基準寸法

d

1 

:おねじ谷の径の基準寸法

:とがり山の高さ

:ピッチ

図 4−メートルねじの基準山形

5.2.2 

公式 

メートルねじの基準寸法の算出に用いる公式は,JIS B 0205-1 及び JIS B 0205-4 による。


5

B 7141

:2012

なお,JIS B 0205-1 及び JIS B 0205-4 による公式を,次に示す。

P

H

2

3

=

D

d

=

2

2

6495

.

0

8

3

2

d

P

D

H

D

D

=

=

×

=

1

1

5

082

.

1

8

5

2

d

P

D

H

D

D

=

=

×

=

5.2.3 

基準寸法 

メートルねじの基準寸法は,

表 による。

表 4−メートルねじの基準寸法

単位  mm

種類

呼び径

ピッチ

とがり山の

高さ

おねじ

外径

有効径

d

2

谷の径

d

1

めねじ

谷の径

有効径

D

2

内径

D

1

M25

形 25

0.75  0.650  25.000 24.513 24.188

M27

形 27

0.75  0.650  27.000 26.513 26.188

M32

形 32

0.75  0.650  32.000 31.513 31.188

5.2.4 

メートルねじの山形,許容限界寸法及び寸法許容差 

メートルねじの山形,許容限界寸法及び寸法許容差は,

図 及び表 による(JIS B 0209-1 参照)。

a)

  おねじ b)  めねじ 

図 5−メートルねじのおねじ及びめねじの山形


6

B 7141

:2012

表 5−メートルねじの許容限界寸法及び寸法許容差

単位  mm

種類

許容限界寸法

及び寸法許容差

おねじ

めねじ

外径

d

有効径

d

2

谷の径

d

1

谷の径

D

有効径

D

2

内径

D

1

M25

許容限界寸法

最大 24.978  24.491

− 24.659 24.378

最小 24.838  24.380

− 24.513 24.188

寸法許容差

−0.022

−0.022

+0.146

+0.190

−0.162

−0.133

− 0.000 0.000

M27

許容限界寸法

最大 26.978  26.491

− 26.660 26.378

最小 26.838  26.379

− 26.513 26.188

寸法許容差

−0.022

−0.022

+0.147

+0.190

−0.162

−0.134

− 0.000 0.000

M32

許容限界寸法

最大 31.978  31.491

− 31.663 31.378

最小 31.838  31.377

− 31.513 31.188

寸法許容差

−0.022

−0.022

+0.150

+0.190

−0.162

−0.136

− 0.000 0.000

注記  寸法許容差欄の“上”は“上の寸法許容差”,“下”は“下の寸法許容差”を表す。

5.2.5 

対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法 

対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法を,

図 に示す。

単位  mm

a)

 M25

形及び M32 形のときは L=5,M27 形のときは L=4.5 とする。

図 6−メートルねじの対物レンズ,レボルバなどのねじ部の寸法


7

B 7141

:2012

参考文献  JIS B 0209-1  一般用メートルねじ−公差−第 1 部:原則及び基礎データ 

注記  対応国際規格:ISO 965-1,ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1:

Principles and basic data

(IDT)


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 7141:2012

  顕微鏡−対物ねじ

ISO 8038:2011

  Microscopes−Screw threads for objectives and related nosepieces

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範

1

削除 NOTE

1

及び NOTE 2 を削除し

た。

技術的差異はない。

2

引用規

3

用語及

び定義

3.1

ウイットねじ

追加

JIS

用語にもないため,新たに

ウ イ ッ ト ね じ の 定 義 を追 加し

た。

技術的差異はない。

5

基準寸

法及び公

5.1

ウイットねじ

5.1.1

基準山形

5.1.2

公式

5.1.3

基準寸法

3.1 General

追加

基準山形を図 1 の追加によって
明確にした。公式及び基準寸法

の箇条を追加した。

技術的差異はない。JIS の表現の
方が分かりやすい。

5.1.4

ウ イ ッ ト ね じ

の山形,許容限界寸
法及び寸法許容差

3.2

JIS

にほぼ同じ

変更

表 3 として一つにまとめ,許容
限界寸法及び寸法許容差の数値
を一部変更した。

RMS

形は,国内事情に合わせて旧

JIS

の数値のままとした。W26 形

は国際規格に一部不合理があり,

JIS

にて修正した。国際規格につ

いては,今後,修正を申し出る。

5.1.5

対物レンズ,レ

ボルバなどのねじ部
の寸法

3.1

JIS

にほぼ同じ

変更

“thread lug”を図 3 中で“5 以

下”

“5 を超える”とした。

技術的差異はない。JIS の表現の

方が分かりやすい。

5.2

メートルねじ

5.2.1

基準山形

5.2.2

公式

5.2.3

基準寸法

3.1 General

追加

基準山形を図 4 の追加によって
明確にした。公式及び基準寸法
の箇条を追加した。

技術的差異はない。JIS の表現の
方が分かりやすい。

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B 714

1


2

012


(I)JIS の規定

(II) 
国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

5.2.4

メ ー ト ル ね じ

の山形,許容限界寸
法及び寸法許容差

3.2

JIS

にほぼ同じ

変更

表 5 として一つにまとめた。

技術的差異はない。

5.2.5

対物レンズ,レ

ボルバなどのねじ部
の寸法

3.1

JIS

にほぼ同じ

変更

“thread lug”を図 6 中で“
下”

を超える”とし,注で

区別した。

技術的差異はない。JIS の表現の
方が分かりやすい。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 8038:2011,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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