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日本工業規格

JIS

 B

7102-

1995

カメラの同調発光機構のソケット及びプラグ

Small flash connections for cameras

1.

適用範囲  この規格は,カメラの写真用せん光電球発光器及び写真用エレクトロニックフラッシュ(以

下,発光器という。

)の回路接続に用いるソケット(以下,ソケットという。

)及びプラグ(以下,プラグ

という。

)について規定する。ただし,JIS B 7101 に規定しているものを除く。

備考1.  この規格は,ソケット及びプラグの単体を規定したもので,シャッタ及び発光器との組合せ

は含まない。

2.

この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 7101

  カメラの附属品取付座及び取付足

JIS C 0050

  環境試験方法(電気・電子)はんだ付け試験方法

3.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 519

  Photography−Hand-held cameras−Flash-connector dimensions

2.

性能及び試験

2.1

試験条件  試験場所の状態は,温度 20±2℃,相対湿度 60∼70%の状態とする。ソケット及びプラ

グの組合せを必要とする試験は,ソケット及びプラグを任意に選んで行う。

2.2

性能及び試験方法  ソケット及びプラグの性能並びにその試験方法は,表 による。


2

B 7102-1995

表 1  性能及びその試験方法

適用


項目

組合

ソケ
ット

プラ

性能

試験方法

1

耐電圧

短 絡 焼 損 や 絶 縁 破
壊がないこと。

電圧精度±5%の耐
電圧試験器を用い,
ソ ケ ッ ト 及 び プ ラ
グ 間 に 交 流 500 ±
50V

の電圧を 60±5

秒間印加する。

2

絶縁抵抗

○ 50M

Ω以上

絶 縁 抵 抗 値 の 測 定
精度が±10%の絶縁
抵抗器を用い,プラ
グ 及 び ソ ケ ッ ト に
直流 500±50V の電
圧を 60±5 秒間印加
する。ただし,規定
時 間 以 内 で も 規 定
さ れ た 絶 縁 抵 抗 値
を 超 え て 測 定 器 の
読みが安定するか,
又 は 更 に 上 昇 す る
傾 向 に あ る と き は
こ れ に よ っ て 判 定
してもよい。

試験箇所は,ソケッ
トの外筒,内筒間及
びプラグのピン,外
筒間で,それぞれの
端 子 が 開 放 状 態 に
あること。

3

電気的接触(

1

)

ソ ケ ッ ト と プ ラ グ
は 組 み 合 わ せ た と
き,電気的に確実に
接触すること  (

1

)

4

引き抜き力(

2

)

− 4.90∼14.71N

試験を行うのに十分な条件を備えた引張試
験機などを用い,ソケット及びプラグを軸
方向に抜き差しして引き抜き力を原則とし
て 5 回連続試験する。

5

強さ

折 損 や 脱 落 が な い
こと。

番号 7 に規定する方法による。

6

耐湿性

絶縁抵抗が 25M

Ω以

試験を行うのに十分な条件を備えた槽(

3

)

用い,次によって試験する。

(1)

  温度 40±2℃,相対湿度 90∼95%の状

態で 96±4 時間,槽内に放置する。

(2)

  槽から取り出し,2.1 に規定する状態

に 1∼2 時間放置し,番号 の試験方法

によって試験する。

7

耐久性

番号 3 及び 4 の規定
を満足すること。

抜き差し回数 500 回

8

は ん だ 付 け 性 
(

4

)

浸 せ き し た 面 積 の
75%

以上が新しいは

ん だ で 覆 わ れ て い
ること。

JIS C 0050

の 4.(試験方法 T

a

:リード線,

ラグ端子及び変形端子のはんだ付け性)に
基づき次の条件による。

(1)

方法 による。

(2)

  溶融はんだの温度 230±5℃

(3)

  浸せき保持時間 2±0.5 秒

9

は ん だ 耐 熱 性 
(

4

)

試 験 中 に 成 形 樹 脂
の変形,端子などの
はずれがないこと。

JIS C 0050

の 5.(試験方法 T

b

:はんだ耐熱

性)に基づき次の条件による。

(1)

方法 1A による。

(2)

  溶融はんだの温度 260±5℃

(3)

  浸せき保持時間 10±1 秒

(4)

  放置時間 1 時間


3

B 7102-1995

(

1

)

電気的接触をよくするため,プラグのピンは外筒に対して,わずかに偏心していることが望ましい。

(

2

)

プラグをソケットにはめ合わせて軸方向に引っ張った場合,番号 4 に規定した値を満足させるために,すりわ

りなどを設けて調節してもよい。

(

3

)

槽内の温度及び相対湿度をそれぞれ 40±2℃及び 90∼95%に保持でき,直接水を噴霧して加湿する場合は,使用
する水の抵抗率が 500

Ωm 以上であること。

また,槽内壁及び天井に凝縮した水が,供試品又は供試品の付近に落下しないようにする。

(

4

)

他の回路との接続にはんだを用いないもの(例えば,ねじ止め,かしめなど)及び各部分品をプラスチックな
どで成形固定し,その後にはんだ付をしてないものは除く。

備考  表中の○印は,適用する対象を示す。

3.

構造

3.1

構造,形状及び寸法  ソケット及びプラグの構造,形状及び寸法は,表 による。

表 2  ソケット及びプラグの構造,形状及び寸法

単位 mm

ソケット

プラグ

基準寸法及び寸法許容差

基準寸法及び寸法許容差

A

                3.0

0

025

.

0

A

1

(

5

)

                  3.0

B

                3.5

±0.2

B

1

 4.0

以上

C

                1.003

025

.

0

0

+

C

1

                  1.0

0

025

.

0

D

                0.6

以下

D

1

 0.9

±0.3

G

                0.7

以下

E 4.0

以下

内筒面取り

                0.2C

以下

F 4.0

以上

H 4.0

以下

外筒面取り

                  0.2C

以下

ピン面取り

(

6

)

(

5

)

すりわりなどを設けて,はめあいを調節する。

(

6

)

円滑にソケットに挿入でき,諸性能を満足させる面取りが望ましい。

備考  ソケットの周囲にはプラグの F寸法を考慮し,はめあいに支障となるものを

設けない。

3.2

材料,仕上げ及び組立て  材料,仕上げ及び組立は,2.の性能を満足させるものでなければならない。

ソケット及びプラグにすりわりを設けた場合も,その性能を満足させるものでなければならない。


4

B 7102-1995

4.

ソケット及びプラグの極性  ソケットの内筒及びプラグのピンはプラス,それぞれの外筒はマイナス

とする。ただし,同調信号に極性のない発光器の場合は,この限りではない。

関連規格  JIS B 7091  カメラ用シャッタ

JIS B 7093

  写真用エレクトロニックフラッシュの性能測定方法

JIS C 0051

  環境試験方法−電気・電子−端子強度試験方法

JIS C 5401

  電子機器用コネクタ通則

精密機械部会  カメラ専門専委員会  構成表(昭和 58 年 12 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

保  積  英  次

東京工芸大学短期大学部

笹  井      明

日本大学

藤  井  悦  男

工業技術院化学技術研究所

小  田  富三郎

財団法人日本写真機光学機器検査協会

熊  野  英  昭

通商産業省機械情報産業局

小  栁  武  昭

工業技術院標準部

井  沢      清

小西六写真工業株式会社

大  村      紘

富士写真フイルム株式会社

梶  原  義  弘

国民生活センター

伏  見  与  作

日本写真用品工業会

島  根  保  治

全日本写真材料商組合連合会

石  井      満

財団法人日本消費者協会

山  本  季  良

木村無線株式会社

狩  川      徹

旭光学工業株式会社

下  山  邦  夫

オリンパス光学工業株式会社

長谷川  五  郎

キヤノン株式会社

小  野  茂  夫

日本光学工業株式会社

吉  山  一  郎

ミノルタカメラ株式会社

北  井      清

セイコー光機株式会社

山  下  吉  継

株式会社コパル

小  菅      修

マミヤ光機株式会社

鈴  木  憲  章

日本写真機工業会

横  溝  眞一郎

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

岡  島  弘  二

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

大  福  敏  彦

工業技術院標準部機械規格課(平成 7 年 4 月 1 日改正のとき)