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日本工業規格

JIS

 B

6420

-1992

プレス機械−操作表示記号

Presswork machinery

−Symbols for operations

1.

適用範囲  この規格は,一般用のプレス機械の操作盤に用いる操作表示記号(以下,記号という。)に

ついて規定する。

なお,参考のために対応英語を示す。

備考  記号は,文字との併用を妨げない。

2.

記号の表し方

2.1

記号の形状・寸法  記号は,基本の形状を規定するもので,その大きさ・寸法を規定するものでは

ない。ただし,表示の際の記号の大きさは,この規格で示す図の形状にほぼ比例したものとすることが望

ましい。

2.2

記号の組合せ  記号は,適宜組み合わせて使用してよい。

3.

分類  記号は,次のように分類する。

(1)

運動及び速度

(2)

操作対象要素

(3)

操作

(4)

安全装置及び注意

(5)

その他


2

B 6420-1992

4.

操作表示記号  記号は,次による。

(1)

運動及び速度

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

1.1 

直線運動 

(1)

矢印で運動の向きを
示す。

(2)

断続運動の場合は,
次による。

continuous rectilinear

motion

interrupted rectilinear

motion

1.2 

回転運動

(1)

矢印で運動の向きを
示す。

(2)

断続運動の場合は,
次による。

continuous rotation

interrupted rotation

1.3 

二次元の直線運動

 two-dimensional

rectilinear

motion

1.4 

三次元の直線運動

 three-dimensional

rec-tilinear motion

1.5 

低速運動

必要に応じて速度比又は速
度を記号の下に記入する。

low speed motion,

reduced motion

1.6 

高速運動

必要に応じて速度比又は速
度を記号の下に記入する。

high speed motion,

rapid motion

1.7 

ストローク数

X

には,毎分当たりのス

トローク数の数値を記入
する。 (spm)

number of strokes per

minute


3

B 6420-1992

(2)

操作対象要素

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

2.1 

電動機

 electric

motor

2.2 

油圧モータ

 hydraulic

motor

2.3 

油圧ポンプ

 hydraulic

pump

2.4 

冷却ポンプ

 coolan pump

2.5 

潤滑油ポンプ

 lubricant

pump

2.6 

スライド

 slide

2.7 

金型

 die tool

2.8 

金型交換

 die

change


4

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

2.9 

上型クランパ

 upper-die

clamper

2.10 

下型クランパ

 lower-die

clamper

2.11 

ダイリフタ

 die lifter

(3)

操作

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

3.1 

操作準備完了

 stand-by

3.2 

始動

記号は,緑とする。 start

on

3.3 

停止

記号は,赤とする。 
地は,なるべく白とする。

stop off

3.4 

同一ボタンで始動停

記号の円は,赤とし,棒
は緑とする。

start and stop with same

button

3.5 

非常停止

記号は,赤とする。 emergency

stop

3.6 

サイクル停止

 cycle stop


5

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

3.7 

手動運転(単独運転)

manual operation

3.8 

寸動運転

(a)

クランク軸の動きで
表す場合。

(b)

スライドの動きで表

す場合。

上死点から下死点

までの間だけ正逆の

寸動運転の場合は,
次の例による。

inching

3.9 

一行程運転

(a)

クランク軸の動きで

表す場合。

(b)

スライドの動きで表
す場合。

single stroke operation

3.10 

安全一行程運転

(a)

クランク軸の動きで
表す場合。

(b)

スライドの動きで表
す場合。

safety single stroke

operation

3.11 

連続運転

(a)

クランク軸の動きで

表す場合。

(b)

スライドの動きで表
す場合。

continous operation

3.12 

自動運転

 automatic

operation,

automatic cycle

3.13 

リセット

 reset


6

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

3.14 

ストローク調整

 stroke

adjustment

3.15 

スライド調整

 slide

adjustment

3.16 

速度調整

 speed

adjustment,

speed regulation

3.17 

手操作

 hand

operation

3.18 

足踏み操作

 foot

operation

(4)

安全装置及び注意

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

4.1 

危険(電気)

記号は,赤とする。

必要に応じ て記号の下
に電圧値を記入する。

danger (electrica1)

4.2 

警報

alarm,

warning

4.3 

注意

記号は,黄色とする。 caution

4.4 

光線式安全装置

注意の記号は,黄色とす
る。

photoelectric sensing type

safety device


7

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

4.5 

ガード式安全装置

注意の記号は,黄色とす
る。

barrier safety device

4.6 

スライドオーバロー

注意の記号は,黄色とす

る。

slide overload

4.7 

オーバラン

注意の記号は,黄色とす
る。

overrun

(5)

その他

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

5.1 

グリース給脂

 greasing

5.2 

注油, 
給油

 lubricat;

lubricating

oil

5.3 

塗油装置

(a)

噴霧塗油の場合。

(b)

点滴塗油の場合。

oil spray device

5.4 

クランプ, 
締める

 clamp,

tighten

5.5 

アンクランプ, 
緩める

 unclamp

loosen

5.6 

ブレーキを掛ける

 brake on

5.7 

ブレーキを外す

 br

off


8

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

5.8 

カウンタ

 counter

5.9 

液面レベル

レベルの位置を示す場合
は,次の記号を付ける。

liquid level

5.10 

補給

 refilling

5.11 

照明

 lighting

5.12 

部分照明

 spot

lightin

die lighting

5.13 

バランサ

 balancer

5.14 

クッション

 pressure

cushion

5.15 

空気圧力

x

は,必要に応じて圧力値

を記入する。

pneumatic pressure,

air pressure

5.16 

油圧力

x

は,必要に応じて圧力値

を記入する。

hydraulic pressure,

oil pressure

5.17 

エアエジェクタ

 air

ejector

5.18 

可変

 adjustable


9

B 6420-1992

番号

名称

記号

備考

対応英語(参考)

5.19 

温度

 temperature

5.20 

記憶装置

 store


10

B 6420-1992

JIS

原案委員会  構成表

氏名

所属

丸  山  弘  志

東京理科大学理工学部

桐  山  和  臣

工業技術院機械規格課

相  馬  哲  夫

通商産業省機械情報産業局鋳鍛造品課

青  井  一  喜

工業技術院機械技術研究所

大久保      堯

日本大学工学部

中  島  次  登

日本金属プレス工業協会業務課

塩  原      清

有限会社海神ドット釦工業所技術部

柳  沢  昭  政

富士電機設計コンサルティング株式会社

前  原      治

株式会社日立製作所機電事業本部計算制御部

桜  井  克  彦

トヨタ自動車株式会社第 2 精算技術部

前  田  孝  司

社団法人日本プレス安全装置工業会

石  渡      博

アイダエンジニヤリング株式会社技術室

橋  本      明

株式会社アマダ技術部

阿  部  俊  男

株式会社小松製作所産機事業本部

佐  藤  励  一

株式会社山田ドビー技術部

大  和      茂

川崎油工株式会社

香  川  博  保

社団法人日本鍛圧機械工業会

福  山  安  臣

社団法人日本鍛圧機械工業会

◎印は,分科会専門委員

○印は,分科会委員