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B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本工作

機械工業会(JMTBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 6211:1999 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 2407:1997,Test conditions for

internal cylindrical grinding machines with horizontal spindle

−Testing of accuracy を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。


B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  機械の形式,構成要素及び座標軸の名称

2

3.1

  機械の形式

2

3.2

  機械の構成要素及び座標軸の名称

2

4.

  一般事項

3

4.1

  測定単位

3

4.2

  JIS B 6191 の参照

3

4.3

  検査の順序

3

4.4

  実施する検査

3

4.5

  測定器

3

4.6

  工作精度検査

3

4.7

  最小許容値

3

4.8

  測定方法図

3

5.

  静的精度検査

4

5.1

  直進運動

4

5.2

  工作主軸

6

5.3

  といし軸

10

5.4

  端面研削といし軸頭

13

6.

  位置決め精度検査

17

7.

  工作精度検査

18

 


日本工業規格

JIS

 B

6211

:2006

(ISO 2407

:1997

)

横軸内面研削盤−精度検査

Test conditions for internal cylindrical grinding machines with horizontal

spindle

−Testing of the accuracy

序文  この規格は,1997 年に第 3 版として発行された ISO 2407,Test conditions for internal cylindrical grinding

machines with horizontal spindle

−Testing of accuracy を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更すること

なく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,JIS B 6191 に基づいて,端面研削装置の付いている又は付いてない普通精度

のはん(汎)用横軸内面研削盤の静的精度,工作精度及び位置決め精度の検査方法について規定する。ま

た,それぞれの検査事項に対応する許容値についても規定する。

この規格は,機械の精度検査だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運転試験(振動,異常

騒音,構成部品のスティックスリップなど)又は機械の特性試験(回転速度,送り速度など)には適用し

ない。

この規格は,機械の形式,構成要素及び JIS B 6310 に基づく座標軸の名称についても規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 2407:1997

,Test conditions for internal cylindrical grinding machines with horizontal spindle−

Testing of accuracy (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。

JIS B 6191

  工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則

備考  ISO 230-1:1996  Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of machines operating

under no-load or finishing conditions

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 6310

  産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号

備考  ISO 841:2001  Industrial automation systems and integration−Numerical control of machines−

Coordinate system and motion nomenclature

が,この規格と一致している。

参考  原国際規格では,引用規格である ISO 841:2001 が脱落しているため,追加した。


2

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

3.

機械の形式,構成要素及び座標軸の名称

3.1

機械の形式  横軸内面研削盤に共通する特徴は,工作主軸台及びといし軸頭が横軸で,ベッド上で

互いに対向して取り付けられていることである。

工作主軸台は,円すい面を研削するために立て軸(B′軸)の周りに旋回できる。

工作主軸台又はといし軸頭のうちの一つが,X 軸に平行に運動をするように設計された機械もある。通

常は,といし軸頭が,Z 軸に平行に運動する(

図 及び図 参照)。

端面研削といし軸を備えた機械には,

図 に示すような別のといし軸頭をもつ機械と旋回式といし軸頭

を使用する機械とがある。この旋回式のといし軸頭は,通常,Z 軸に平行な直進運動(W 軸)又は W 軸の

周りに旋回運動(C 軸)を行う工作主軸台に取り付けられる(

図 参照)。

3.2

機械の構成要素及び座標軸の名称  機械の構成要素及び座標軸の名称は,図 1及び表 による。

  1                                                                                              図  2

  3                                                                                              図  4


3

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  1  機械の構成要素の名称

番号

名称

対応英語

 1

ベッド Bed

 2

といし軸頭 Wheelhead

 3

といし軸頭クロススライド

Wheelhead cross slide

 4

といし軸頭送り台 Wheelhead

carriage

 5

といし軸 Wheel

spindle

 6

内面研削といし

Internal grinding wheel

 7

工作主軸台(旋回式) Workhead(swivelling)

 8

工作主軸台クロススライド

Workhead cross slide

 9

ワークホルダ Workpiece

holder

10

工作物覆い Workpiece

guard

11

といし覆い Wheel

guard

12

端面研削といし軸頭 Facing

wheelhead

13

旋回アーム(駆動装置及び覆い付)

Swivel arm

(with drive and guard)

14

端面研削といし軸 Facing

spindle

15

端面研削といし Facing

wheel

16

端面研削用旋回・切込み軸

Facing wheel quill

4.

一般事項

4.1

測定単位  この規格では,長さ,長さの偏差及び許容値は,mm で表す。角度は,度(°)で表し,

角度の偏差及び許容値は,長さの比(例えば,0.00x/1 000)で表すが,場合によっては,目的に合わせて

マイクロラジアン(µrad)又は秒(″)を使用することがある。ただし,これらの間には次の関係がある。

0.010/1 000

=10×10

-6

=10 µrad≒2″

4.2

JIS B 6191

の参照  この規格を適用するに当たって,特に検査前の機械の据付け,主軸及び他の運

動部品の暖機運転,測定方法並びに測定器の推奨精度については,JIS B 6191 を参照する。

参考  各検査事項の備考欄には,その検査に関係する JIS B 6191 の参照箇条及び注意事項を示す。

4.3

検査の順序  この規格に示す検査の順序は,実際の検査の順序を決めるものではない。測定器の取

付け及び検査が容易にできるように,検査は,どのような順序で行ってもよい。

4.4

実施する検査  機械を検査するときは,必ずしもこの規格に示したすべての検査を行う必要はない。

この検査が受渡しのために必要なとき,使用者は,製造業者との協定に基づいて関心のある機械の構成要

素及び/又は特性に関係する検査事項を選択してもよい。実施する検査事項は,機械を発注するときに明

確にしなければならない。実施する検査事項の指定がなく,また,その検査に要する経費についての協定

もない状態で,この規格を受取検査に引用するだけでは,受渡当事者相互間を拘束することにはならない。

4.5

測定器  この規格の表 2の測定器欄に示す測定器は,例として示したものである。同じ量が測

定でき,これと同等以上の精度の測定器を使用してもよい。ダイヤルゲージの目量は,0.001 mm 以下とす

る。

4.6

工作精度検査  工作精度検査は,仕上げ研削で行い,大きな研削力の発生する可能性のある荒研削

では行わない。

4.7

最小許容値  この規格に与えられた測定長さと異なる長さで許容値を決定する場合(JIS B 6191 

2.311

参照)には,許容値の最小値は 0.005 mm とする。

4.8

測定方法図  この規格に示す図は,一例として一つの機械の形態だけを示す。


4

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

5.

静的精度検査  静的精度検査は,表 による。

5.1

直進運動

  2  静的精度検査

単位  mm

G1 

検査事項

といし軸頭(又は工作主軸台)の Z 軸方向運動の真直度

a)

  YZ 面内で

b)

  ZX 面内で

測定方法図 

許容値

a)

測定長さ 300 について   0.015

b)

測定長さ 300 について   0.008

測定値

a)

b)

測定器

直定規又はテストバー,ダイヤルゲージ及びブロックゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.232.1

直定規を使って測定する場合は,ダイヤルゲージを機械の固定部に取り付け,Z 軸方向と平行に定置した直定

規に当てる。

テストバーを使って測定する場合は,ダイヤルゲージは,といし軸頭に取り付け,テストバーは,工作主軸の

テーパ穴に取り付ける。工作主軸を 180゜回して再度測定する。


5

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G2 

検査事項

Z

軸方向運動とといし軸頭クロススライド(又は工作主軸台)クロススライドの X 軸方向運動との

直角度

測定方法図 

許容値

0.02/300

300

は,2 点間の距離である。

測定値

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.512.32

テストバーを工作主軸穴に取り付け,工作主軸中心線が,Z 軸方向と平行になるように,工作主軸台を定置する。

ダイヤルゲージをテストバーに取り付け,といし軸端に当てる。

工作主軸を 180゜回し,ダイヤルゲージが再びテストバーの同じ箇所に当たるように X 軸を移動させる。

ダイヤルゲージの読みの差を 2 点間の距離 300 当たりに換算した値を測定値とする。


6

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

5.2

工作主軸

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G3 

検査事項

工作主軸の回転精度

a)

  外周の振れ

b)

  周期的軸方向の動き

c)

  端面の振れ(周期的軸方向の動きを含む。

測定方法図 

許容値

a) 0.005

b) 0.005

c) 0.01

測定値

a)

b)

c)

測定器

ダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

a)  5.612.2  

工作主軸端がテーパの場合は,ダイヤルゲージをテーパ面の母線に垂直に当てる。

b)  5.622.1

及び 5.622.2

c)  5.631

及び 5.632

工作主軸中心線から測定点までの距離 は,できるだけ大きくする。

軸方向に加える力 の値及び向きは,機械の製造業者が決める。

予圧をかけた軸受けを使用する場合は,力 を加える必要はない。


7

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G4 

検査事項

工作主軸のテーパ穴又は心出し用円筒穴の振れ

a)

  テストバーの口元で

b)

  テストバーの口元から D

a

/2

の距離で(最小 100,最大 300)

D

a

は工作物最大外径

測定方法図 

許容値

a) 0.005

b)

測定長さ 300 について  0.015

測定値

a)

b) 

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.612.3

工作主軸がテーパ穴の場合は,テストバーを使用する。

工作主軸が心出し用円筒穴の場合は,ダイヤルゲージをその円筒穴内面に直接当てる。この場合は,a)

の値を

許容値とする。

備考  b)

において,口元からの距離 D

a

/2

が 300 と異なる場合,その許容値 は,次の式による。

2

300

005

.

0

010

.

0

005

.

0

a

D

T

×

+

=


8

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G5 

検査事項

といし軸頭(又は工作主軸台)の Z 軸方向運動と工作主軸中心線との平行度

a)

  YZ 面内で

b)

  ZX 面内で

測定方法図 

許容値

a)

測定長さ 300 について   0.025

(テストバーは先上がりでなければならない。

b)

測定長さ 300 について   0.01

測定値

a)

b) 

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.412.1

及び 5.422.3

工作主軸の任意の位置で測定した後,工作主軸を 180°回して再度測定する。それぞれの読みの平均値を測定

値とする。


9

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G6 

検査事項

工作主軸台旋回面と X 軸との平行度

測定方法図

許容値

l

=100 について   0.01

測定値

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.432.2

工作主軸台を A の位置で固定して測定する。

工作主軸台を旋回し,位置 B で固定する。

位置 B で測定ができるようにクロススライドを移動させる。


10

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

5.3

といし軸

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G7 

検査事項

といし軸のテーパ穴(といし取付け部)の振れ

a)

  テストバーの口元で

b)

  テストバーの口元から D

a

/2

の距離で(最小 100,最大 200)

D

a

は,工作物最大外径

測定方法図 

許容値

a) 0.005

b)

測定長さ 200 について   0.01

測定値

a)

b) 

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.612.3

といし軸がテーパ穴の場合は,テストバーを使用する。

といし軸が心出し用円筒穴の場合は,ダイヤルゲージをその円筒穴内面に直接当てる。この場合は,a)

の値を

許容値とする。

備考  b)

において,口元からの距離 D

a

/2

が 200 と異なる場合,その許容値 は,次の式による。

2

200

005

.

0

010

.

0

005

.

0

a

D

T

×

+

=


11

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G8 

検査事項

といし軸頭(又は工作主軸台)の Z 軸方向運動とといし軸中心線との平行度

a)

  YZ 面内で

b)

  ZX 面内で

測定方法図

許容値

a)

  測定長さ 300 について   0.02

(テストバーは先上がりでなければならない。

b)

  測定長さ 300 について   0.01

測定値

a)

b) 

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.412.1

及び 5.422.3

といし軸の任意の位置で測定した後,といし軸を 180°回して再度測定する。それぞれの読みの平均値を測定

値とする。


12

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G9 

検査事項

YZ

面内における工作主軸中心線とといし軸中心線との等距離度(高さの差)

測定方法図 

許容値

0.025

測定値

測定器

テストバー,ダイヤルゲージ及びその支持台又は専用取付台

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.432.1

あらかじめ水平面内の心出しを行ってから垂直面内の測定を行う。

代替検査では,案内面が平面の場合は,ベッド上の適切な位置にダイヤルゲージ支持台を取り付けて測定する。


13

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

5.4

端面研削といし軸頭

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G10 

検査事項

端面研削といし軸の回転精度

a)

外周の振れ

b)

周期的軸方向の動き

c)

端面の振れ(周期的軸方向の動きを含む。

測定方法図 

許容値

a) 0.005

b) 0.005

c) 0.01

測定値

a)

b)

c)

測定器

ダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

a)  5.612.1

及び 5.612.2

端面研削といし軸がテーパの場合は,ダイヤルゲージをテーパ面の母線に垂直に当てる。

b)  5.622.1

及び 5.622.2

c)  5.631

及び 5.632

端面研削といし軸中心線から測定点までの距離 は,できるだけ大きな値とする。

軸方向に加える力 の値及び向きは,機械の製造業者が決める。

予圧をかけた軸受を使用する場合は,力 を加える必要はない。


14

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G11 

検査事項

端面研削といし軸のフランジ面と工作主軸中心線との直角度

測定方法図 

許容値

0.02/300

300

は,2 点間の距離である。

測定値

測定器

ダイヤルゲージ及びその専用支持台

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.512.1

及び 5.512.42


15

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G12 

検査事項

内面研削といし軸頭又は工作主軸台の,Z 軸方向運動と端面研削といし軸中心線との平行度

a)

  YZ 面内で

b)

  ZX 面内で

測定方法図 

許容値

a)

測定長さ 300 について   0.02

(テストバーは先上がりでなければならない。

b)

測定長さ 300 について   0.01

測定値

a)

b) 

測定器

テストバー及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.412.1

及び 5.422.3

端面研削といし軸の一つの位置で測定し,次にそのといし軸を 180°回転させて再度測定し,それぞれの読みの

平均値を測定値とする。


16

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  2  静的精度検査(続き)

単位  mm

G13 

検査事項

端面研削といし軸頭の旋回運動と工作主軸中心線との直角度

測定方法図 

許容値

α

≧90°で測定長さ 300 について   0.01

測定値

測定器

ダイヤルゲージ及び面板又は直定規

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

5.522.3 


17

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

6.

位置決め精度検査  位置決め精度検査は,表 による。

  3  位置決め精度検査

単位  mm

P1 

検査事項

といし軸頭クロススライド(又は工作主軸台クロススライド)の仕上げ送り停止位置の繰返し精度

測定方法図 

許容値

0.002

測定値

測定器

ダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

位置決めの繰返し精度の測定は,連続して 5 回行う。

位置決めは,早送りの後,仕上げ送りで行う。


18

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

7.

工作精度検査  工作精度検査は,表 による。

  4  工作精度検査

単位  mm

M1 

検査内容

面板を使用した内面研削加工

工作物の形状及び寸法                                                                  工作物の寸法 
 

D

=工作物最大外径

d l 

D

≦40

 15

 25

40

D≦80

 30

 50

80

D≦150

60

100

        D

>150 100

150

研削条件

加工穴の全長を研削(振れ止めは使用しない。

測定方法

a)

  真円度                                  b)  直径の一様性:直径の測定は,両端及び中央で行う。

許容値

a) 0.003

b)  l

=25 について    0.005

l

=50 について    0.005

l

=100 について   0.010

l

=150 について   0.015

測定値

a)

b) 

測定器

穴測定用ゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

4.1

及び

4.2

真円度の測定は,工作物の数箇所で行い,その最大値を測定値とする。

直径の一様性の測定は,一つの軸断面内で行う。

備考  工作物の直径は,工作主軸台側が大径となるのが望ましい。


19

B 6211

:2006 (ISO 2407:1997)

  4  工作精度検査(続き)

単位  mm

M2 

検査事項

端面研削加工

工作物の形状及び寸法 

研削条件

工作物は,面板又はチャックに取り付ける。

Z

軸運動に対する工作主軸中心線の平行は,あらかじめ出しておく。

端面研削は,工作主軸中心線に対して直角に送りをかけて行う。 

測定方法

研削面の平面度 

許容値

d

1

=300 について   0.01

研削面は平面又は中低とする。

測定値

測定器

直定規及びブロックゲージ,又は定盤及びダイヤルゲージ

備考及び JIS B 6191 の参照箇条

4.1

及び 4.2