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B6101

:2004 (ISO 297:1988)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本工作

機械工業会(JMTBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 6101:1982 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 297:1988,7/24 tapers for tool shanks

for manual changing

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


B6101

:2004 (ISO 297:1988)

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  互換性

1

4.

  主軸端のテーパ

2

5.

  ツールシャンクのテーパ

5

6.

  ツールシャンクのフランジ

6

 


日本工業規格

JIS

 B

6101

:2004

(ISO 297

:1988

)

7/24

テーパの主軸端及びシャンク

7/24 tapers for tool shanks for manual changing

序文  この規格は,1988 年に第 2 版として発行された ISO 297,7/24 tapers for tool shanks for manual changing

を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,手動交換に用いられる 7/24 テーパの主軸端及びツールシャンクの寸法につい

て規定する。

なお,この規格は,ミリメートルで規定している。また,この工具シャンクと装置のためのフランジ外

径及び前面による取付けの場合のテーパに対するフランジ前面の位置決めも規定する。

備考1.  フランジは外周に二つの溝をもち,それに機械主軸の駆動キーがはまることで,主軸回転運

動を工具又は装置に伝達する。

2.

シャンク取付けは,シャンク後端でねじ締めする締付具を使った通常の後端締付け,又は主

軸に取付けた締付け装置を使い,主軸に工具又は装置を取付けて行う。後者の場合だけ,正

確に規定した基本直径 D

1

をもつテーパゲージ面に対するフランジ前面の位置決めが必要で

ある。

この種のテーパの形状は,様々な種類の工作機械の主軸端と対応する工具及び装備のため

に設計される。

自動交換装置用テーパツールシャンクの寸法は,ISO 7388-1 で規定されている。

3.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 297:1988

,7/24 tapers for tool shanks for manual changing (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 1176

  六角穴付きボルト

備考  ISO 4762:1997,Hexagon socket head cap screws が,この規格と一致している。

ISO 7388-1

  Tool shanks with 7/24 taper for automatic tool changers−Part 1: Shanks Nos. 40, 45 and 50−

Dimensions

3.

互換性  この規格は,M 又は UN のねじに対応した製品について規定している。

それらを区別するために,構成部品には対応するねじの記号を表示することは重要である。しかしなが


2

B 6101

:2004 (ISO 297:1988)

ら,他のすべての寸法において,メートル法,又は,インチ値に製造された製品は同じではないが互換性

はある。したがって,インチ又はメートル法のいずれかで規定された製品の受入れができるようにするこ

とが望ましい。

4.

主軸端のテーパ  すべての寸法は,ミリメートルである。

テーパ 30 番から 60 番まで

備考 60 番のキーは,65 番から 80 番までと同様に 2 本の取付けねじで固定してもよい。

テーパ 65 番から 80 番まで

ゲージ面

ゲージ面に対する

テーパ大端部直径

の面の位置

ゲージ面 

ゲージ面に対する

テーパ大端部直径

の面の位置


3

B 6101

:2004 (ISO 297:1988)

 1 a)  形状及び寸法

単位  mm

呼び

番号

テーパ部

逃げ部

(

2

)

キー部

端面部

D

1

(

1

)

z

最大

d

1

H12

L

最小

d

2

最小

b

1

(

3

)

v

c

最小

n

最大

最小

K

最大

D

2

h5

m

最小

g

1

(

4

)

a

最小

30

 31.75

0.4

 17.4

 73

17

15.9  0.06

 8

 8

 16.5

 16.5

 69.832

12.5   54

M10

16

0.15

40

 44.45

0.4

 25.3

100

17

15.9  0.06

 8

 8

 23

 19.5

 88.882

16

 66.7

M12

20

0.15

45

 57.15

0.4

 32.4

120

21

19

0.06

 9.5

 9.5

 30

 19.5

101.6

18

 80

M12

20

0.15

50

 69.85

0.4

 39.6

140

27

25.4  0.08

12.5

12.5

 36

 26.5

128.57

19

101.6

M16

25

0.2

55

 88.9

0.4

 50.4

178

27

25.4  0.08

12.5

12.5

 48

 26.5

152.4

25

120.6

M20

30

0.2

60

107.95

0.4

 60.2

220

35

25.4  0.08

12.5

12.5

 61

 45.5

221.44

38

177.8

M20

30

0.2

65

133.35

0.4

 75

265

42

32

0.1

16

16

 75

 58

280

38

220

M24

36

0.25

70

165.1

0.4

 92

315

42

32

0.1

20

20

 90

 68

335

50

265

M24

45

0.25

75 203.2  0.4 114  400 56 40  0.1 25  25  108

86  400

50 315  M30 56 0.32

80 254

0.4 140  500 56 40  0.1 31.5

31.5

136  106  500

50 400  M30 63 0.32

注(

1

)  D

1

:ゲージ面を定義する基準直径。

(

2

)

けん(牽)引バーのために開いている。

(

3

)

キーとキー溝との結合:M6-h5 のはめ合い

(

4

)

ねじ径 g

1

:メートル並目ねじ M,又は

表 1 b)による UN ねじのいずれかである。いかなる場合でも,適切なシンボ

ル M 又は UN を構成部品に付けなければならない。

 1 b)  ねじの仕様

呼び

30 40 45 50 55 60 65 70 75 80

g

1

UN

0.375-16

UN

0.500-13

UN

0.500-13

UN

0.625-11

UN

0.750-10

UN

0.750-10

UN

1.000-8

UN

1.000-8

UN

1.250-7

UN

1.250-7

主軸端 30 番から 60 番まで

備考 60 番のキーは,65 番から 80 番までと同様に 2 本の取付けねじで固定してもよい。

2

o

キーの取付け

キー


4

B 6101

:2004 (ISO 297:1988)

主軸端 65 番から 80 番まで

  2  補助寸法

キー部

キー溝部

面取り

呼び

番号

b

1

h

最大

k

最大

d

5

d

4

Q l

7

l

8

s

最大

e

±0.2

g

2

l

6

l

7

ねじ

JIS B 1176 

30

16

 16.5   6.4

10.4

 7

1.6

 25

 M6

 9

M6

×16 2

40

16

 19.5   6.4

10.4

 7

1.6

 33

 M6

 9

M6

×16 2

45

19

 19.5   8.4

13.4

 9

1.6

 40

 M8

12

M8

×20 2

50 25

26.5

13

19

13

− 2

49.5

M12

18

− M12×25 3

55 25

26.5

13

19

13

− 2

61.5

M12

18

− M12×25 3

25

45.5

13  19  13

− 2

84  M12

18

− M12×25 3

60

25

 45.5  13

19

13

22

11.7

2

 73

M12

18

22

M12

×25 3

65

32

 58

17

25

17

28

15

2.5

 90

M16

25

28

M16

×35 4

70 40

68

17

25

17

36

16

2.5

106

M16

25

36

M16

×45 4

75 50

86

21

31

21

42

22

2.5

130

M20

30

42

M20

×55 4

80

1 a

)

63 106  21  31  21 58

24

2.5  160  M20 30

58 M20

×65 4

キーの取付け

キー


5

B 6101

:2004 (ISO 297:1988)

5.

ツールシャンクのテーパ  すべての寸法は,ミリメートルである。

1

)  逃げは任意とする。逃げがない場合は円筒接続面とし,直径は D

3

D

1

0

5

.

0

 3 a)  形状及び寸法

呼び

番号

テーパ部

円筒部

フランジ部

ねじ部

D

1

(

1

)

L

h12

l

1

d

1

a10

p d

3

y

b

H12

t

最大

w d

2

d

4

最大

g

(

2

)

l

2

最小

l

3

最小

l

4

0

−0.5

l

5

30

 31.75  0.4   68.4

 48.4

 17.4

 3

 16.5

1.6

16.1

 16.2

0.12

13

16

M12

24

 34

 62.9

 5.5

40

 44.45  0.4   93.4

 65.4

 25.3

 5

 24

1.6

16.1

 22.5

0.12

17

21.5

M16

32

 43

 85.2

 8.2

45

 57.15  0.4  106.8

 82.8

 32.4

 6

 30

3.2

19.3

 29

0.12

21

26

M20

40

 53

 96.8

10

50

 69.85  0.4  126.8

101.8

 39.6

 8

 38

3.2

25.7

 35.3

0.2

26

32

M24

47

 62

115.3

11.5

55

 88.9

0.4  164.8

126.8

 50.4

 9

 48

3.2

25.7

 45

0.2

26

36

M24

47

 62

153.3

11.5

60

107.95  0.4  206.8

161.8

 60.2

10

 58

3.2

25.7

 60

0.2

32

44

M30

59

 76

192.8

14

65

133.35

0.4

246 202

75 12

72  4 32.4

72 0.3 38

52 M36 70

89

230 16

70

165.1

0.4

296 252

92 14

90  4 32.4

86 0.3 38

52 M36 70

89

280 16

75

203.2

0.4

370 307 114 16

110  5 40.5

104 0.3 50

68 M48 92  115

350 20

80

254  0.4

469 394 140 18

136  6 40.5

132 0.3 50

68 M48 92  115

449 20

(

1

)  D

1

:ゲージ面を定義する基準直径

(

2

)

ねじの径 g

1

:メートル並目ねじ M,又は

表 3 b)による UN ねじのいずれかである。いかなる場合でも,適切なシンボル

M

又は UN を構成部品に付けなければならない。

 3 b)  ねじの仕様

単位  mm

呼び番号

30 40 45 50 55 60 65 70 75 80

UN

0.500-13

UN

0.625-11

UN

0.750-10

UN

1.000-8

UN

1.000-8

UN

1.250-7

UN

1.375-6

UN

1.375-6

UN

1.750-5

UN

1.750-5

ゲージ面 

ゲージ面に対する

テーパ大端部直径

の面の位置


6

B 6101

:2004 (ISO 297:1988)

6.

ツールシャンクのフランジ  すべての寸法は,ミリメートルである。

  4  形状及び寸法

単位  mm

呼び番号

D

1

     

i(

1

),(

2

)

±0.1

D

4

(

2

)

最大

j(

2

),(

3

)

最小

30

 31.75

 9.6

 50

 36

 9

40

 44.45

11.6

 63

 50

11

45

 57.15

 80

 68

13

50

60.85

15.2

 97.5

 78

55

88.9  17.2  130

110

60 107.95  19.2  156

136

16

65 133.35  22

195

70 165.1  24

230

75 203.2  27

280

80 254

34

350

使用者と製造業者との 
合意による

(

1

)

フランジ前面と基準直径 D

1

をもつゲージ面(テーパ大端部の面ではな

い)との間の距離。

(

2

)

これらの値はフランジ前面に取付けられる工具に対してだけ決められ
ている。

(

3

)

工具取付け領域

ゲージ面

テーパ端