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B 5111 : 2000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本金型

工業会 (JDMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格である。

今回の改正では,全面的に見直し,ISO 10907-1 : 1996, Tools for moulding−Locating rings−Part 1 : Locating

rings for moulding without thermal insulating sheets in small or medium moulds

−Types A and B に整合させるた

めの各項目の改正を行った。

これによって JIS B 5111 : 1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

JIS B 5111

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表


日本工業規格

JIS

 B

5111

 : 2000

プラスチック用金型の

ロケートリング

Locating rings of moulds for plastics

序文  この規格は,1996 年に第 1 版として発行された ISO 10907-1, Tools for moulding−Locating rings を基

に作成した日本工業規格であるが,従来,日本工業規格で規定していた種類及びその形状,寸法並びに表

示を追加規定している以外は,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更

の一覧表をその説明を付けて,

附属書に示す。

1.

適用範囲  この規格はプラスチック用射出金型に用いるロケートリングについて規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を示す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 10907-1 : 1996

  Tools for moulding−Locating rings−Part 1 : Locating rings for moulding

without thermal insulating sheets in small or medium moulds

−Types A and B (MOD)

2.

種類及び記号  ロケートリングの種類及び記号は,表 のとおり区分する。

表 1  種類及び記号

種類

記号

A

形 A

B

形 B

AJ

形 AJ

BJ

形 BJ

3.

形状・寸法  ロケートリングの形状及び寸法は,付表 1∼付表 による。

4.

材料  ロケートリングの材料は,降伏点又は耐力が 370 N/mm

2

以上の鋼とし,その鋼種は受渡当事者

間の協議による。

5.

表示  この規格に適合するロケートリングには,次の表示をする。

a)

規格の名称

b)

規格番号

c)

種類又はその記号


2

B 5111 : 2000

d)

呼び寸法  (D)  

e)

内径  (D

1

)

(B 形は表示なし)

1.  ロケートリング JIS B 5111 A-100×32

2.  ロケートリング JIS B 5111 B-100

3.  ロケートリング JIS B 5111 AJ-60×35

(1)  コーナー又は面取り形状は,

製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一
任する。

(1)  コーナーR 又は面取り形状は,

製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一
任する。

(1)  コーナーR 又は面取り形状は,

製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一
任する。

図 1  D<90mm

図 2  D90mm

図 3  D>90mm

付表 1  

単位  mm

D

1

D

f8

25

28

32

40

参照図

 60

図 1

 63

図 1

 80

図 1

 90

図 2

100

図 3

110

図 3

125

図 3

160

図 3


3

B 5111 : 2000

(1)  コーナーR 又は面取り形状は,

製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一任
する。

(1)  コーナー又は面取り形状

は,製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一
任する。

(1)  コーナー又は面取り形状は,

製造業者に一任する。

(2)

逃げの形状は,製造業者に一任
する。

図 4  D90mm

図 5  D90mm

図 6  D90mm

付表 2  

単位  mm

Df8

参照図

 60

図 4

 63

図 4

 80

図 4

 90

図 5

100

図 6

l10

図 6

125

図 6

160

図 6


4

B 5111 : 2000

(1)  コーナー又は面取り形状は,製造

業者に一任する。

図 7

付表 3  AJ 

単位  mm 

呼び寸法

(D)

D

D

1

P

D

2

D

3

H

 60

 60

 35

 48

5.5

9.5

5.4

100

100

 70

 85

6.6

11

6.5

120 120

90

105

6.6

11

6.5

150 150

110

130

9

14

8.6


5

B 5111 : 2000

(1)  コーナー又は面取り形状は,製造業者

に一任する。

図 8

付表 4  BJ 

単位  mm

呼び寸法

(D)

D

D

1

P

D

2

D

3

H

100 100

35

85

6.6

11

6.5

100 100

50

85

6.6

11

6.5

120 120

35

85

6.6

11

6.5

120 120

50

85

6.6

11

6.5

150 150

35

100

9

14

8.6

150 150

50

100

9

14

8.6


 

6

B 51

1

1

 : 20

00

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 5111 : 2000

  プラスチック用金型のロケートリング

ISO 10907-1 : 1996

  Tools for mouldmg−Locating rings−Part 1:モールド用ロケートリング:

パート 1 断熱板を使用しない中小型用ロケートリング

(

Ⅰ)  JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の

項目ごとの評価及びその内容

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目番号

内容

項 目 ご

と の 評

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術

的差異の理由及び今後の
対策

(1)

適用範囲

プラスチック用射出金型
に用いるロケートリング
を規定。

 (1)

適用範囲

断熱板を用いない中小型
のモールド用ロケートリ
ング(穴付き A 形と穴な

し B 形)の基本寸法と許
容差を規定。

MOD

追加

ISO

は EUROMAP2 の規

定にある成形機に合わせ
た規格であり,JIS は日

本で多く使用されている
成形機で多く利用されて
い る 規 格 を 追 加 規 定 し

た。

同左

(2)

種類及び

記号

A

形,B 形,AJ 形,BJ

形を規定。

なし MOD/

追加

種類の区分を明確にし,

その記号を決めた。

使用上混乱するおそれがある

ため,当面 JIS の併記とし,将
来は国際規格へ一本化する予
定。

(3)

形状・寸

種類に対応した基本寸法
及び許容差を規定。

 (2)

寸法

A

形及び B 形で,それぞ

れ外形サイズが 3 種類の
規格について、基本寸法

と許容差を規定。

MOD

追加

使用上の混乱を避けるた

AJ

形(従来の A 形)

BJ

形(従来の B 形)

を追加規定。

使用上混乱するおそれがある
ため,当面 JIS の併記とし,将
来は国際規格へ一本化する予

定。

(4)

材料

降 伏 点 又 は 耐 力 が

370N/mm

2

以上の鋼とし,

鋼種は受渡当事者間の協

議と規定。

 (3)

材料

降 伏 点 又 は 耐 力 が ,

370N/mm

2

以上の鋼とし,

鋼種は製造業者に一任す

ると規定。

IDT

(5)

表示

規格名称,番号,呼び寸
法などを規定。

 (4)

表示

規格名称,番号,呼び寸
法などを規定。

IDT

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD


 

7

B 51

1

1

 : 20

00

備考1.    項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−IDT 技術的差異がない。 
−MOD/追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

2. 

  JIS と国際規格との対応程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−MOD  国際規格を修正している。


8

B 5111 : 2000

JIS B 5111

(プラスチック用金型のロケートリング)改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

村  田  良  司

東京理科大学理工学部

(幹事)

国  枝  正  典

東京農工大学工学部

(委員)

橋  本      進

財団法人日本規格協会

黒  田  武  夫

社団法人日本鍛圧機械工業会

中  島  次  登

社団法人日本金属プレス工業協会

金  子  昌  雄

社団法人日本ダイカスト協会

安  達  治  喜

昭和精機工業株式会社

池  田  振一郎

株式会社オギハラ

石  川  一  成

昭和精工株式会社

石  川  雅  也

池上金型工業株式会社

坂  西  伸  一

黒田精工株式会社

下  辻    和美

大機金型工業株式会社

坪  内  英  明

岐阜精機工業株式会社

中  川  輝  男

株式会社京浜金型製作所

広  瀬  洋  吉

立松モールド工業株式会社

米  村  成  行

株式会社積水工機製作所

飯  塚  栄  治

パンチ工業株式会社

犬  飼      治

双葉電子工業株式会社

嶋  田  卓  也

日本デイトンプログレス株式会社

末  永  裕  之

日本金型材株式会社

武  居  雅  夫

株式会社ミスミ

並  木  邦  夫

大同特殊鋼株式会社

浜小路  正  博

日立金属株式会社

比留間      弘

大同アミスター株式会社

吉  田  興  二

日本金型部品工業株式会社

(事務局)

萬      克  己

社団法人日本金型工業会