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B 5063

:2003

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本金型

工業会 (JDMA)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 5063:1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8977

:1987  Tools for pressing−

Round matrixes

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 5063

:2003 には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


B 5063

:2003

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  種類及び記号

1

3.

  形状及び寸法

1

4.

  材料及び硬さ

3

5.

  表示

3

5.1

  A 形及び B 形の場合

3

5.2

  AJ 形及び BJ 形の場合

4

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

5

 


日本工業規格

JIS

 B

5063

:2003

プレス型用ダイブシュ

Die bushing for press dies

序文  この規格は,1987 年に第 1 版として発行された ISO 8977, Tools for pressing−Round matrixes を元に,

対応する部分(形状・寸法)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した

日本工業規格であるが,対応国際規格に規定されていない規定内容を日本工業規格として追加している。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,プレス型に用いるダイブシュについて規定する

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 8977

:1987,Tools for pressing―Round matrixes (MOD)

2.

種類及び記号  ダイブシュの種類及び記号は,表 のとおり区分する。

  1  種類及び記号

種類

記号

備考

A

形 A

つば部なし

B

形 B

つば部あり

AJ

形 AJ

つば部なし

BJ

形 BJ

つば部あり

3.

形状及び寸法  ダイブシュの形状及び寸法は,表 及び表 による。


2

B 5063

:2003

  2  形状及び寸法(形及び 形)

注(

1

)

にげ又は を付ける。

(

2

)

打込み案内形状は,製造業者に一任する。

備考  切れ刃部 L

1

は D

1

の許容誤差内において,上部表面側を最小径のテーパにすることもある。

単位  mm

D

L

1

許容差

  L

+0.5

 0

いずれか選択

呼び寸法

(D)

A

形 (n5)  B 形 (m5)

D

1

(H 8)

16 20 25 32

  D

2

0

−0.25

最小  標準  最大

D

3

最大

5 5

1.0

以上 2.4 以下

○ ○ ○

8  2

4

2.8

6 6

+0.013
+0.008

+0.009 
+0.004   1.6 以上 3.0 以下

○ ○ ○

9  3

4

3.5

8 8

2.0

以上 3.5 以下

○ ○ ○ ○

11  4 5 4

10 10

+0.016
+0.010

+0.012 
+0.006   3.0 以上 5.0 以下

○ ○ ○ ○

13  4 8

5.8

13 13

4.0

以上 7.2 以下

○ ○ ○

16  5 8 8

16 16

+0.020

+0.012

+0.015

+0.007   6.0 以上 8.8 以下

○ ○ ○

19  5 8

9.5

20 20

7.5

以上 11.3 以下

○ ○ ○

24 5 8 12 12

25 25

+0.024

+0.015

+0.017

+0.008  11.0 以上 16.6 以下

○ ○ ○

29 5 8 12

17.3

32 32

15.0

以上 20.0 以下

○ ○ ○

36 5 8 12

20.7

40 40

18.0

以上 27.0 以下

○ ○ ○

44 5 8 12

27.7

50 50

+0.028
+0.017

+0.020 
+0.009

26.0

以上 36.0 以下

○ ○ ○

54 5 8 12 37


3

B 5063

:2003

  3  形状及び寸法(AJ 形及び BJ 形)

注(

3

)

にげ又は を付ける。

(

4

)

打込み案内形状は,製造業者に一任する。

単位 mm

D D

1

L

1

許容差

いずれか選択

呼び寸法

(D)

寸法

AJ

形 (n5)

BJ

形 (m5)

  L

+0.5

 0

切れ刃部直径の寸法範囲

最小

標準  最大

  D

2

0

−0.25

D

3

最大

5 5

+0.013

+0.009 16

1.0

以上 2.4 以下   2 4 8  2.8

6 6

+0.008

+0.004 20

1.0

以上 3.0 以下   3 4 9  3.5

8 8

+0.016

+0.012 22

1.5

以上 4.0 以下  4 5

11  4.5

10 10

+0.010

+0.006 25

2.0

以上 6.0 以下  4 8

13  6.5

13 13

+0.020

+0.015 28

3.0

以上 8.0 以下  5 8

16  8.5

16 16

+0.012

+0.007 30

5.0

以上 10.0 以下  5 8

19 10.5

20 20

+0.024

+0.017 32

7.0

以上 12.0 以下 5 8 12 23  13.0

25 25

+0.015

+0.008 35

9.0

以上 16.6 以下 5 8 12 28  17.3

32 32

12.0

以上 20.0 以下 5 8 12 35  21.0

38 38

+0.028

+0.020 16.0 以上 26.0 以下 5 8 12 41  27.0

40 40

+0.017

+0.009 16.0 以上 27.0 以下 5 8 12 43  27.7

50 50

40

20.0

以上 36.0 以下 5 8 12 53  37.0

4.

材料及び硬さ  ダイブシュの材料及び硬さは,受渡当事者間の協定による。

5.

表示  プレス型用ダイブシュの表示は,次による。

5.1

A

形及び 形の場合

a)

規格名称


4

B 5063

:2003

b)

規格番号

c)

種類又はその記号

d)

外径  (D)

e)

内径  (D

1

)

f)

全長  (L)

g)

切れ刃部の長さ  (L

1

)

例  プレス型用ダイブシュ  JIS B 5063  A  5×1×16×2

5.2

AJ

形及び BJ 形の場合

a)

規格名称

b)

規格番号

c)

種類又はその記号

d)

外径  (D)

e)

全長  (L)

f)

内径  (D

1

)

g)

切れ刃部の長さ  (L

1

)

例  プレス型用ダイブシュ  JIS B 5063  AJ  10×25×5×8


5

B 5063

:2003

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 5063

: 2003  プレス金型用ダイブシュ

ISO 8977

:1987  Tools for pressing−Round matrixes

(プレス型用ダイブシュ)

(I) JIS

の規定 (II)

国際

規格番号

(III)

国際規格の規定 (IV)

JIS

と国際規格との技術的差異の

項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目番号

内容

項目番号

内容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

(V)  JIS

と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

1.

適用範囲

プ レ ス 型 用 ダ イ ブ
シュについて規定。

 1.

適用範囲

外径が 5 mm から 50

mm

のプレス型用ダイ

ブシュについて規定。

IDT

なし

2.

参照

工 具 鋼 規 格 及 び 金 属

材 料 の 硬 さ 試 験 規 格
を表示。

MOD

/削除

JIS

では,引用規格がないため,削除

した。

2.

種類及び記

A

形,B 形,AJ 形,

BJ

形を規定。

なし(ただし,寸法の
項で A 形,B 形に区分
している。

MOD

/追加 AJ 形,BJ 形を追加した。 使用上混乱するおそれがあるため,種

類の区分を明確にし,その記号を決
め,当面 JIS の併記とし,将来は国際

規格へ変更提案する予定。

3.

形状及び寸

種 類 別 に , 呼 び 寸
法,外径寸法,長さ,

許容差などを規定。

 3.

寸法

形状によって A 形,B
形 に 分 け て , 呼 び 寸

法,外形寸法外径,長
さ , 許 容 差 な ど を 規
定。

MOD

/追加 切 れ 刃 部 直 径 の 寸 法 の

許容差が異なるため,AJ

形,BJ 形を追加した。

用途によって切れ刃部直径の寸法の
許容差が異なるため追加規定した。

4.

材料及び硬

受 渡 当 事 者 間 の 協
議と規定。

 4.

材料及び硬さ

材 料 は 製 造 者 一 任 と
規定し,硬さは例とし

て,工具鋼と高速度鋼
別に記載。

MOD

/変更 硬さの例示をせず,材料

と 同 様 に 受 渡 当 事 者 間

の協議とした。

用途によって要求される硬さが異な
るため,材料及び硬さの例示をしなか

った。

5.

表示

規格名称,番号,種
類 各 部 寸 法 な ど を
規定。

 5.

表示

規格名称,番号,種類
各部寸法などを規定。

MOD

/変更  ISO は外径,内径,全長

の順に表示するが,JIS
は外径,全長,内径の順

に表示する。

使用上混乱するおそれがあるため,A
形,B 形は ISO に準拠したが,AJ 形,

BJ

形は従来の JIS 方式とした。

将来は国際規格へ変更提案する予定。

5

B 5063


2003


6

B 5063

:2003

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−IDT……………

技術的差異がない。

−MOD/削除……

国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−MOD/追加……

国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−MOD/変更……

国際規格の規定内容を変更している。

2.   JIS

と国際規格との対応程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−MOD……………

国際規格を修正している。

6

B 5063


2003