>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

B 5003

:2003

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本金型

工業会(JDMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 5003:1997 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 10242-1:1998,Tools for pressing─

Punch holder shanks

─Part1:Type A,ISO 10242-2:1991,Tools for pressing─Punch holder shanks─Part2:Type

C

ISO 10242-3:1991,Tools for pressing─Punch holder shanks─Part3:Type D を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 5003:2003

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


B 5003

:2003

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  種類及び記号

2

4.

  材料及び硬さ

2

5.

  形状・寸法

2

6.

  表示

2

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

9

 


日本工業規格

JIS

 B

5003

:2003

プレス型用シャンク

Punch holder shanks for press dies

序文  この規格は,1998 年に第 2 版として発行された ISO 10242-1,Tools for pressing─Punch holder shanks

─Part 1:Type A,1991 年に第 1 版として発行された ISO 10242-2,Tools for pressing─Punch holder shanks

─Part 2:Type C,及び ISO 10242-3,Tools for pressing─Punch holder shanks─Part 3 : Type D を元に,対応

する部分(ISO の形状及び寸法)については対応国際規格を翻訳し,技術的な内容を変更することなく作

成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目及び規定内容を,日本工業規

格として追加している。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧

表をその説明を付けて,

附属書 1(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,プレス型に用いるシャンクについて規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 10242-1:1998

,Tools for pressing−Punch holder shanks−Part 1:Type A (MOD)

ISO 10242-2:1991

,Tools for pressing−Punch holder shanks−Part 2:Type C (MOD)

ISO 10242-3:1991

,Tools for pressing−Punch holder shanks−Part 3:Type D (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0205-1

  一般用メートルねじ  −  第1部:基準山形

JIS B 0205-2

  一般用メートルねじ  −  第2部:全体系

JIS B 0205-3

  一般用メートルねじ  −  第3部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 0205-4

  一般用メートルねじ  −  第4部:基準寸法

JIS B 0209-2

  一般用メートルねじ−公差−第 2 部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分)


2

B 5003

:2003

3.

種類及び記号  シャンクの種類及び記号は,表 のとおり区分する。

  1  種類及び記号

種類

記号

A

形 A

AJ

形 AJ

BJ

形 BJ

C

形 C

CJ

形 CJ

D

形 D

4.

材料及び硬さ  シャンクの材料及び硬さは,表 による。

  2  材料及び硬さ

種類

材料

硬さ

A

受渡当事者間の協議による。 140HB 以上

AJ

一般構造用圧延鋼 SS400,

機械構造用炭素鋼 S45C

又は同等以上の材料とする。

受渡当事者間の協議による。

BJ

一般構造用圧延鋼 SS400,

機械構造用炭素鋼 S45C

又は同等以上の材料とする。

受渡当事者間の協議による。

C

受渡当事者間の協議による。 140HB 以上

CJ

ねずみ鋳鉄 FC200,一般構造用圧延鋼 SS400,機
械構造用炭素鋼 S45C 又は同等以上の材料とす

る。

受渡当事者間の協議による。

D

受渡当事者間の協議による。 140HB 以上

5.

形状・寸法  シャンクの形状及び寸法は,付表 1∼付表 による。

6.

表示  シャンクの表示は,次による。

a)

規格名称

b)

規格番号

c)

種類又はその記号

d)

呼び寸法(D)

e)

ねじの呼び(D

2

) (A

形,AJ 形,BJ 形,D 形の場合)又は,フランジの径(D

2

)(CJ

形の場合)

f)

植込みの長さ(L

2

) (AJ

形,BJ 形の場合)

g)

材料記号 (AJ 形,BJ 形,CJ 形の場合)

例   プレス型用シャンク  JIS B 5003 A 25×M16×23

                                  JIS B 5003 AJ 25

×M18×25    S45C

                                  JIS B 5003 CJ 25

×95  FC200


3

B 5003

:2003

付表  1  形状及び寸法(形)

単位  mm

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

f 9

D

1

ねじの呼び

D

2

6g

L

1

L

2

L

3

L

4

L

5

±1 

R S 

20

20

15

40 18 12 2.0  4

17

M16

×1.5

25 25

−0.020

−0.072

20  45 2.5 21

M20

×1.5

32 32

25

56

16

3.0

6

2.5

27

M24

×1.5

M27

×2.0

40 40

32

70

23

4.0 36

50 50

−0.025 
−0.087

42

M30

×2.0

80 28

26

5.0

12 4.0

41


4

B 5003

:2003

付表  2  形状及び寸法(AJ 形)

単位  mm

D

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

f 9

ねじの呼び

D

2

6g

L

1

L

2

L

3

L

4

L

5

R

B

M18

×1.5

25 25

−0.020

−0.072

50

18

25

30

2.5 12

M22

×1.5

32 32

M25

×1.5

50

60

10

3.0

28

M22

×1.5

M25

×1.5

38 38

M30

×2.0

60

25

30

35

13 4.0

M22

×1.5

50 50

−0.025 
−0.087

M30

×2.0

60

70

30

35

40

15 5.0

32

2

17


5

B 5003

:2003

付表  3  形状及び寸法(BJ 形)

単位  mm

D

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

f 9

ねじの呼び

D

2

6g

L

1

L

2

L

4

B

M18

×1.5

25 25

−0.020

−0.072

50

18

25

30

2.5 12

M22

×1.5

32 32

M25

×1.5

50

60

3.0

M22

×1.5

M25

×1.5

38 38

M30

×2.0

60

25

30

35

4.0

M22

×1.5

50 50

−0.025

−0.087

M30

×2.0

60

70

30

35

40

5.0

17


6

B 5003

:2003

付表  4  形状及び寸法(形)

単位  mm

D

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

f 9

D

1

D

2

D

3

L

1

L

3

L

4

k R

20

20

15 67 50 40 12 2.0

25 25

−0.020 
−0.072

20 82 65 45

2.5

18

32

32

25 97 80 56

16

3.0

2.5

40 40

−0.025 
−0.087

32 122 105 70  26  4.0

23

4.0


7

B 5003

:2003

付表  5  形状及び寸法(CJ 形)

単位  mm

D

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

f 9

D

2

D

3

L

1

L

4

k D

4

D

5

H

R

65  46

12 6.6 11 6.5

25 25

−0.020 
−0.072

60

50 2.5

95

66

38 38

−0.025 
−0.087

120 80

60 4.0

16 9.0 14 8.5

2


8

B 5003

:2003

付表  6  形状及び寸法(形)

単位  mm

D

D

3

L

5

呼び寸法

(D)

寸法

許容差

d10

ねじの呼び

D

2

6g

寸法

許容差

h12

L

1

L

2

L

4

寸法

許容差

h12

32 32

61

4

M32

×1.5

48

76

12 5

40 40

77

5

M40

×3.0

86

16 6

0

−0.12

50 50

−0.080 
−0.180

M50

×3.0

58

0

−0.25

88 20

6

8

0

−0.15


9

B 5003

:2003

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 5003

:2002  プレス型用シャンク

ISO 10242-1

:1998  プレス用ツール−パンチホルダーシャンク−パート 1:タイプ A

ISO 10242-2

:1991  プレス用ツール−パンチホルダーシャンク−パート 2:タイプ C

ISO 10242-3

:1991  プレス用ツール−パンチホルダーシャンク−パート 3:タイプ D

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線

項目 
番号

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目 
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

1.

適 用 範

プレス型に使用される 
シャンクについて規定。

ISO 10242-1

ISO 10242-2

ISO 10242-3

1.

適用

プレスツールに使用するパ
ンチホルダーシャンクにつ
いて規定。

IDT

MOD/

追加

JIS

は一つで ISO はパー

ト制による 3 規格

規格ユーザの利便性を考えて一つの規
格とした。

2.

引 用 規

B 0205-1

B 0205-2

B 0205-3

B 0205-4

3.

種 類 及

び記号

A

形,C 形,D 形,AJ 形,BJ

形,CJ 形を規定。

ISO 10242-1

ISO 10242-2

ISO 10242-3 

Part 1:Type A

,Part 2:Type C,

Part 3:Type D

をそれぞれ規

定。 
規格番号は種類によって追

い番で区分。

MOD/

追加

AJ

形,BJ 形,CJ 形を追

加し規定。

国内で使用している規格と ISO では,

形状・寸法などに相違点があり,ISO
に一本化すると使用上混乱する恐れが
あるため,当面 JIS の併記とし,将来

は国際規格へ一本化する予定。

 
 
 
 
 
 
 

9

5003

200

3


10

B 5003

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:点線の下線

項目 
番号 

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目 
番号 

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

4.

材 料 及

び硬さ

材料は A 形,C 形,D 形が受
渡当事者間の協議と規定。AJ

形,BJ 形の材料は S45C 又は

SS400

と規定。CJ 形の材料は

S45C

, SS400 又は FC200 と規

定。 
硬さは A 形,C 形,D 形が

140HB

以上と規定。AJ 形,BJ

形,CJ 形の硬さは受渡当事者
間の協議と規定。

ISO 10242-1

ISO 10242-2

ISO 10242-3 

3.

材料と

硬度

Type A

,Type C,Type D の材

料は製造者に一任。また,硬

さは 140HB 以上と規定。

MOD/

追加

AJ

形,BJ 形の材料は

S45C

又は SS400 と規定。

CJ

形の材料は S45C,

SS400

又は FC200 と規

定。

硬さは AJ 形,BJ 形,CJ
形が受渡当事者間の協議
と規定。

ISO

に一本化すると使用上混乱する恐

れがあるため,JIS 材料を用いることと

したが,将来は国際規格へ一本化する
予定。

5.

形状・寸

シャンクの呼び寸法,基準寸

法,許容差及び植込みねじ寸
法とねじの長さなどを規定。

ISO 10242-1

ISO 10242-2

ISO 10242-3 

2.

寸法

シャンクの呼び寸法,基準寸

法,許容差及び植込みねじ寸
法を規定。

MOD/

追加

D

形はシャンク長さ L

1

と植込み長さ L

2

で寸法

を表示。

AJ

形,BJ 形の植込みね

じの長さと,CJ 形のフラ
ンジ径は複数規定。

国内で使用している規格と ISO では,

形状・寸法などに相違点があり,ISO
に一本化すると使用上混乱する恐れが
あるため,当面 JIS の併記とし,将来

は国際規格へ一本化する予定。

6.

表示

規格名称,規格番号,種類又
はその記号,呼び寸法,ねじ
の呼び,植込みの長さと材料

記号などを規定。

ISO 10242-1

ISO 10242-2

ISO 10242-3

4.

表示法

規格名称,規格番号,タイプ,
円筒部径 D

1

,D

2

そのねじ部

の径 D

3

などを規定。

MOD/

追加

CJ

形はフランジの径 D

2

と材料記号の表示を規
定。AJ 形,BJ 形は植込

みねじの長さ L

2

と材料

記号の表示を規定。

国内で使用している規格と ISO では,
形状・寸法などに相違点があり,ISO
に一本化すると使用上混乱する恐れが

あるため,当面 JIS の併記とし,将来
は国際規格へ一本化する予定。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.

項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT……………… 技術的差異がない。

    ―  MOD/追加……… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD…………… 国際規格を修正している。 

10

5003

200

3