>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 B

4643

-1995

ボルトクリッパ

Bolt clippers

1.

適用範囲  この規格は,主として線材(ピアノ線及びこれに類するものを除く。),棒鋼(一般構造用

圧延鋼材相当のもの。

,硬銅線,より線(ワイヤロープ,PC 鋼より線及びこれに類するものを除く。

)な

どの切断に用いるボルトクリッパについて規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 7726

  ロックウェル硬さ試験機

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 4401

  炭素工具鋼鋼材

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験方法

2.

形状・寸法  ボルトクリッパの形状は,原則として図 により,寸法は表 による。

図 1


2

B 4643-1995

図 1(続き)

表 1

単位 mm

長さ

刃部

l

c

d

e

f

g

t

呼び寸法

寸法  許容差  寸法

許容差  寸法  許容差

寸法

許容差

寸法

許容差

寸法

許容差  寸法  許容差

刃 先 の 中 央

で 切 断 で き

る最大径

300

310

 95

 6

 55

 55

35

 6

 4

350

360

110

 7

 63

 60

40

 7

 5

450 460

0

15

+

130

 8

0

2

.

0

+

 75

 70

48

 8

 6

600

615

150

10

 90

 85

56

10

 8

750 765

170

11

100

97

65

11

10

900 915

190

13

115

110

73

13

13

1 050

1 070

0

20

+

210

±3

15

0

25

.

0

+

130

±2

125

±3

85

0

4

+

14

±0.5

16

3.

品質

3.1

外観  ボルトクリッパの外観は,割れ及び有害なきず,まくれ,さびその他の欠点がなく,仕上げ

は良好でなければならない。

3.2

機能

3.2.1

結合部  ボルトクリッパの各部のボルトは,緩むことがなく,また刃部は円滑に開閉しなければな

らない。

3.2.2

刃先の調整  ボルトクリッパは,ハンドル部又は刃部のいずれかに,切断部の刃先すきまを調整す

る調整機能をもたなければならない。

3.3

硬さ  ボルトクリッパの刃先の硬さは 52∼62HRC とする。

3.4

切断  ボルトクリッパは,5.2 の方法によって表 に示す試験材を挟み,切断したとき切断荷重は表

2

に示す値以下でなければならない。このとき,刃先に目視により明らかな刃こぼれ,まくれ,くぼみが

生じたり,機能に甚だしい障害があってはならない。

表 2

呼び寸法  mm

300 350 450 600 750 900 1

050

切断する試験材の直径  mm

4 5 6 8 10

13 16

試験材の材料

JIS G 3101

の SS400 又は引張強さがこれと同等のもの

切断する荷重  N 147.1 以下 245.2 以下 343.2 以下 490.3 以下 686.5 以下 980.7 以下 1 471.0 以下


3

B 4643-1995

4.

材料  ボルトクリッパの刃の材料は,JIS G 4401 の SK5 又は 3.に規定する品質と同等以上の品質とな

る材料とする。

なお,ハンドル及び他の部品の材料は,3.に規定する品質と同等以上の品質となる材料とする。

5.

試験方法

5.1

硬さ試験  ボルトクリッパの刃先の硬さは,JIS B 7726 に規定する試験機を用いて,JIS Z 2245 の試

験方法によって測定する。

5.2

切断試験  ボルトクリッパの切断試験は,図 に示すように,刃先のほぼ中央に試験材を挟み,ハ

ンドルの末端から 100mm 以内のところに荷重を加え切断を行い,

荷重値は切断時の荷重値を測定値とし,

また,各部の異常の有無を切断後に調べる。

図 2

6.

検査  ボルトクリッパの検査は,形状・寸法,外観,機能,硬さ及び切断について行い,それぞれ 2.

3.1

3.4 の規定に適合しなければならない。

7.

製品の呼び方  ボルトクリッパの呼び方は,規格番号又は規格名称及び呼び寸法による。

  JIS B 4643  300 

ボルトクリッパ  300

8.

表示

8.1

製品の表示  ボルトクリッパには適当な箇所に,次の事項を表示する。

(1)

呼び寸法

(2)

製造業者名又はその略号

8.2

包装の表示  ボルトクリッパの包装に表示するときは,7.及び 8.1 に準じる。

関連規格  JIS Z 8203  国際単位系 (SI) 及びその使い方


4

B 4643-1995

工作機械部会  作業工具専門委員会  構成表(昭和 59 年 3 月 1 日改正時)

氏名

所属

(委員会長)

築  添      正

大阪大学工学部

宮  下  彬  英

通商産業省工業品検査所

春  原  一  盛

財団法人機械電子検査検定協会

島      弘  志

通商産業省機械情報産業局

小  栁  武  昭

工業技術院標準部

屋  敷  定  雄

前田金属工業株式会社

千  葉  民  治

昭和スパナ製造株式会社

田  口  輝  雄

日本捻廻株式会社

安  西  武  二

株式会社松阪鉄工所

清  水  良  昭

花園工具株式会社

岡  本  太右衛門

株式会社ナベヤ

堀  内  克之穰

株式会社堀内製作所

掘  川  弘  平

北陽産業株式会社

井  藤  三  男

関西作業工具協同組合

山  口  太  郎

全国作業工具工業組合

宇田川  鉦  作

日本ねじ研究協会

桑  原  昌  博

トヨタ自動車株式会社

河  西  五  男

日産自動車株式会社

橋  本  秀  夫

社団法人日本自動車整備振興会連合会

小  林  繁  鋪

東京電力株式会社

(専門委員)

内  藤  俊  男

日本国有鉄道鉄道技術研究所

鶴  見  松之助

松下電器産業株式会社

北  島  昭  生

株式会社日立製作所

内  山  友  和

日本電信電話公社

佐々木  賢  一

東京芝浦電気株式会社

(事務局)

桜  井  俊  彦

工業技術院標準部機械規格課

岡  島  弘  二

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

永  井  裕  司

工業技術院標準部機械規格課(平成 7 年 3 月 1 日改正時)