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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS B 4624 :1 998 丸ペンチ 

ISO 5743 : 1988 プライヤ及びニッパ一般的な技術要求事項, 
ISO 5744 : 1988 ペンチ及びニッパ試験方法, 
ISO 5745 : 1988 ペンチ及びニッパ寸法及ぴ試験値 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格

番号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策 

(1) 適用範囲 

○ 主に電気通信機器,ラジオ,テ

レビなどの配線及ぴ組立・修理
のとき,銅線類又は鉄線類の曲
げ加工などに用いる丸ペンチに
ついて規定。 
国際規格によるI形丸ペンチに
ついては,附属書に規定。 

ISO 5743 
ISO 5744 
ISO 5745 

○ 一般的な技術要求事項について

規定。 
試験方法について規定。 
寸法及ぴ試験値について規定。 

ADP 旧JISを本体に,三つの国際

規格のうち丸ペンチに関す
るものを一つにし,I形丸ペ
ンチとして附属書に規定。 

JISはユーザの使いやすさ
を考慮して,一つの規格とし
た。また国内の使用実態を考
慮して,附属書方式を採用し
たが,次回の見直し時に具体
的な統一方法を検討する。 

(2) 形状及ぴ寸

法 

○ 本体:長さ125,150の2種類に

ついて規定。 
附属書:長さ125,140,160,
180の4種類について規定。 

ISO 5745 

○  

ADP 寸法及び許容差が異なる 

(3) 品質 

○  

ISO 5743 
ISO 5745 

○ 一般的な技術要求事項について

規定。 
寸法及び試験値について規定。 

ADP  

(4) 材料 

○ 本体に規定。 

−  

− ISOは規定なし。 

(5) 試験方法 

○  

ISO 5744 

○  

ADP 具体的試験方法が異なる。  

変形試験 

 本体:試験用鉄線を挟み,柄部

に規定荷重を1分間加え,試験
前後の差を測定。 
附属書:試験片を挟み.規定荷重
を4回加え,試験前後の差を測
定。 

  

  

ねじり試験 

 本体:規定なし 

附属書:くわえ部の先端を試験
片に挿入し,両方向にトルクを
加え,角移動量αを測定。