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B 4445 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS B 4445-1988 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 2284 : 1987, Hand taps for parallel and taper pipe threads−

General dimensions and marking

(管用平行ねじ用及び管用テーパねじ用ハンドタップ−形状・寸法及び表示)

ISO 5969 : 1979, Ground thread taps for pipe threads G series and Rp series

−Tolerances on the threaded portion(管

用ねじ G シリーズ及び Rp シリーズ用の研削仕上げタップ−ねじ部の精度)

及び ISO 8830 : 1991, High-speed

steel machine taps with ground threads

−Technical specifications(高速度工具鋼研削仕上げマシンタップ−技術

仕様)を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS B 4445

には,次に示す附属書がある。

附属書(規定)  管用平行ねじ用タップ(PF 形)


日本工業規格

JIS

 B

4445

: 1998

管用平行ねじ用タップ

Hand taps for parallel pipe threads

序文

この規格は,

1987

年に第 3 版として発行された ISO 2284, Hand taps for parallel and taper pipe threads

−General dimensions and marking, 1979 年に第 1 版として発行された ISO 5969, Ground thread taps for pipe

threads G series and Rp series

−Tolerances on the threaded portion 及び 1991 年に第 1 版として発行された ISO 

8830, High-speed steel machine taps with ground threads

−Technical specifications を基に,本体には,対応国際

規格と対応する部分について技術的内容を変更することなく作成しているが,対応国際規格には規定され

ていない規定項目(定義,品質の外観,試験方法,検査,製品の呼び方及び包装の表示)を追加している。

また,附属書には,形状・寸法及びねじ部の精度が対応国際規格とは異なるタップを規定している。

1.

適用範囲  この規格は,呼び G

1

/

16

∼G4 の管用平行ねじのねじ立てに用いる管用平行ねじ用タップ(以

下,タップという。

)について規定する。

備考1.  この規格の本体によらないタップを,附属書(規定)に規定する。

2.

この規格本体の対応国際規格を,次に示す。

ISO 2284 : 1987

  Hand taps for parallel and taper pipe threads−General dimensions and marking

ISO 5969 : 1979

  Ground thread taps for pipe threads G series and Rp series−Tolerances on the

threaded portion

ISO 8830 : 1991

  High-speed steel machine taps with ground threads−Technical specifications

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0021

  製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式

JIS B 0101

  ねじ用語

JIS B 0176

  ねじ加工工具用語

JIS B 0271

  ねじ測定用三針

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

JIS B 4002

  ストレートシャンク部をもつ回転工具−シャンク径及びシャンク四角部の寸法

JIS B 7153

  測定顕微鏡

JIS B 7502

  マイクロメータ

JIS B 7503

  ダイヤルゲージ

JIS B 7519

  指針測微器

JIS B 7725

  ビッカース硬さ試験−試験機の検証


2

B 4445 : 1998

JIS B 7726

  ロックウェル硬さ試験−試験機の検証

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4403

  高速度工具鋼鋼材

JIS G 4404

  合金工具鋼鋼材

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験方法

ISO 237

  Rotating tools with parallel shanks−Diameters of shanks and sizes of driving squares

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0176 及び JIS B 0101 による。

4.

形状・寸法  タップの形状及び寸法は,付表 のとおりとする。

5.

品質

5.1

外観  タップの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さび,接合不良などの欠点が

なく,仕上げは良好でなければならない。

5.2

硬さ  タップの硬さは,7.1 による試験を行ったとき,ねじ部は 63HRC 又は 820HV 以上とし,シャ

ンク及びシャンク四角部は 30HRC 以上とする。

5.3

ねじ部の精度  タップのねじ部の精度は,7.2 による試験を行ったとき,次による。

a)

タップのねじ部の外径及び有効径の許容差は,

付表 のとおりとする。

b)

タップのねじ部の谷の径は,規定しない。

c)

タップのねじ部のピッチの許容差は,

付表 のとおりとする。

d)

タップのねじ部の山の半角(27.5 度)の許容差は,±30 分とする。

5.4

振れ  タップの食付き部,ねじ部及びシャンクの振れの公差は,7.3 による試験を行ったとき,表 1

のとおりとする。

表 1  振れの公差

備考  図示方法は,JIS B 0021 による。 


3

B 4445 : 1998

単位  mm

外径の基準寸法

D

食付き部の振れの公差

t

1

ねじ部の振れの公差

t

2

シャンクの振れの公差

t

3

 10

未満 0.018

0.018

0.030

10

以上 18 未満 0.022

0.018

0.030

18

以上 30 未満 0.026

0.022

0.040

30

以上 40 未満 0.030

0.022

0.040

40

以上

0.036

0.026

0.040

備考  t

1

t

2

及び t

3

の測定位置は,それぞれ次のとおりとする。

−  t

1

:食付き部の長さの中央

−  t

2

:食付き部の後ろの最初の完全山

−  t

3

:シャンク四角部側端面からシャンク四角部の長さの 2 倍の位置

6.

材料  タップのねじ部の材料は,JIS G 4403 の SKH51,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。

7.

試験方法

7.1

硬さ  タップの硬さは,JIS B 7726 のロックウェル硬さ試験機を用いて JIS Z 2245 に規定する試験

方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合は,JIS B 7725 のビ

ッカース硬さ試験機を用いて JIS Z 2244 に規定する試験方法によって測定してもよい。

なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。

7.2

ねじ部の精度  タップのねじ部の精度は,付表 によって測定する。

7.3

振れ  タップの振れは,付表 によって測定する。

8.

検査  タップの検査は,形状・寸法,外観,硬さ,ねじ部の精度及び振れについて行い,それぞれ 4.

及び 5.の規定に適合しなければならない。

9.

製品の呼び方  タップの呼び方は,規格番号又は規格の名称,呼び及びねじ部の材料記号(

1

)

による。

なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。

1.  JIS B 4445  G

1

/

8

  SKH51

2.  管用平行ねじ用タップ  左 G

3

/

4

  HSS

(

1

)

使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は HSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルト

を4.5%以上含む場合は HSS-E と呼んでもよい。

10.

表示

10.1

製品の表示  タップには,シャンク四角部を上又は横にして,シャンクに次の事項を横書きに表示

する。

a)

左ねじの記号

:  L(右ねじの場合は記号を付けない。

b)

呼び

:  G

1

/

8

c)

ねじ部の材料記号(

2

)

: SKH51

d)

製造業者名又はその略号


4

B 4445 : 1998

(

2

)

使用材料が,SKH51 又はこれと同等の場合は HSS,また,バナジウムを 2.6%以上又はコバルト

を 4.5%以上含む場合は HSS-E と表示してもよい。

備考  この規格の要求事項を満たすタップは,製造業者の判断で ISO の記号を入れてもよい。

10.2

包装の表示  タップの包装には,規格の名称及び 10.1 に規定する事項を表示する。

付表 1  形状及び寸法


5

B 4445 : 1998

単位 mm

全長

L

ねじ部の長さ

l

シャンク径

d

シャンク

四角部の幅

K

シャンク
四角部の

長さ l

k

呼び

外径の

基準寸法

D

山数

(25.4mm

につき)

n

基準寸法  基準寸法 許容差 基準寸法 許容差

h9(

3

)

基準寸法  許容差

h11(

4

)

基準寸法

溝数

Z

(参考)

G

1

/

16

 7.723

28  52

14

+2 
−1

5.6

0

−0.030

4.5

0

−0.075

7 4

G

1

/

8

 9.728

28  59

15

+2 
−1

8

0

−0.036

6.3

0

−0.090

9 4

G

1

/

4

 13.157

19

67 19

+2 
−1

10

0

−0.036

8

0

−0.090

11 4

G

3

/

8

 16.662

19

75 21

+2 
−1

12.5

0

−0.043

10

0

−0.090

13 4

G

1

/

2

 20.955

14

87 26

+2 
−1

16

0

−0.043

12.5

0

−0.110

16 4

G

5

/

8

 22.911

14

91 26

+2 
−1

18

0

−0.043

14

0

−0.110

18 4

G

3

/

4

 26.441

14

96 28

+2 
−1

20

0

−0.052

16

0

−0.110

20 4

G

7

/

8

 30.201

14  102 29

+2 
−1

22.4

0

−0.052

18

0

−0.110

22 4

G1 33.249

11 109

33

+2 
−1

25

0

−0.052

20

0

−0.130

24 4

G1

1

/

8

 37.897 11

115  34

+2 
−1

28

0

−0.052

22.4

0

−0.130

26 4

G1

1

/

4

 41.910 11

119  36

+2 
−1

31.5

0

−0.062

25

0

−0.130

28 4

G1

1

/

2

 47.803 11

125  37

+2 
−1

35.5

0

−0.062

28

0

−0.130

31 6

G1

3

/

4

 53.746 11

132  39

+2 
−1

35.5

0

−0.062

28

0

−0.130

31 6

G2 59.614

11 140

41

+2 
−1

40

0

−0.062

31.5

0

−0.160

34 6

G2

1

/

4

 65.710 11

142  42

+2 
−1

40

0

−0.062

31.5

0

−0.160

34 6

G2

1

/

2

 75.184 11

153  45

+2 
−1

45

0

−0.062

35.5

0

−0.160

38 6

G2

3

/

4

 81.534 11

160  46

+2 
−1

50

0

−0.062

40

0

−0.160

42 6

G3 87.884

11 164

48

+2 
−1

50

0

−0.062

40

0

−0.160

42 6

G3

1

/

2

 100.330  11

173  50

+2 
−1

63

0

−0.074

50

0

−0.160

51 6

G4 113.030

11  185 53

+2 
−1

71

0

−0.074

56

0

−0.160

56 6

(

3

)

精密シャンク用は h9,非精密シャンク用は h11とする。これは ISO 237と一致している。

(

4

)

形状及び位置(中心のずれ)の偏差を含む場合は,h12 とする。

備考1.  シャンク径 及びシャンク四角部の幅 の許容差は,JIS B 0401-2による。

2.

食付き部の長さは,一般には 3.5∼5.5 山とする。

3.

呼び G1

1

/

8

及び G2

3

/

4

は,ISO 2284 に規定されていない。


6

B 4445 : 1998

付表 2  外径・有効径の許容差及び公差

備考  この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分は,タップの公差域を示す。

単位

µm

外径

有効径(

5

)

呼び

山数

(25.4mm

につき)

n

ピッチ

P

(参考)

(mm)

基準寸法

D

(mm)

上の許容差 下の許容差

js

基準寸法

d

2

(mm)

上の許容差

es

下の許容差

em

公差

Td

2

G

1

/

16

28

0.907

1

7.723

32 7.142

43 21 22

G

1

/

8

28

0.907

1

9.728

32 9.147

43 21 22

G

1

/

4

 19

1.336

8

13.157

37 12.301

50  25  25

G

3

/

8

 19

1.336

8

16.662

37 15.806

50  25  25

G

1

/

2

 14

1.814

3

20.955

43 19.793

57  28  29

G

5

/

8

 14

1.814

3

22.911

43 21.749

57  28  29

G

3

/

4

 14

1.814

3

26.441

43 25.279

57  28  29

G

7

/

8

 14

1.814

3

30.201

43 29.039

57  28  29

G1 11

2.309

1

33.249

54 31.770

72 36 36

G1

1

/

8

 11 2.309

1

37.897

54  36.418

72

36

36

G1

1

/

4

 11 2.309

1

41.910

54  40.431

72

36

36

G1

1

/

2

 11 2.309

1

47.803

54  46.324

72

36

36

G1

3

/

4

 11 2.309

1

53.746

54  52.267

72

36

36

G2 11

2.309

1

59.614

54 58.135

72 36 36

G2

1

/

4

 11 2.309

1

65.710

65  64.231

87

43

44

G2

1

/

2

 11 2.309

1

75.184

65  73.705

87

43

44

G2

3

/

4

 11 2.309

1

81.534

65  80.055

87

43

44

G3 11

2.309

1

87.884

65 86.405

87 43 44

G3

1

/

2

 11 2.309

1

100.330

65  98.851

87

43

44

G4 11

2.309

1

113.030

規定 
しない。

65 111.551

87

43

44

(

5

)

この表の有効径は,単独有効径とする。


7

B 4445 : 1998

付表 3  ピッチの許容差

備考  この図の太い実線は,基準山形を示す。 

単位

µm

呼び

山数

(25.4mm につき)

n

ピッチ P

(参考)

(mm)

測定長さ 
(山数)

許容差

±

  G

1

/

16

∼G

1

/

8

28 0.9

1

7

8

  G

1

/

4

∼G

3

/

8

19 1.3

8

7

8

  G

1

/

2

∼G

7

/

8

14 1.8

3

7

8

G1

∼G2 11

2.3

1  7

9

G2

1

/

4

∼G4 11

2.3

1  7

11

備考  ピッチの許容差は,ピッチ誤差の有効径当量に基づいて規定されており,めねじ

の有効径公差のほぼ 10%に等しい。


8

B 4445 : 1998

付表 4  測定方法

番号

項目

測定方法

測定方法図

測定器具

1

・寸

シャンク径  外側マイクロメータで測定する。

JIS B 7502

のマイクロ

メータ

2

外径

食付き部に近い完全山部の切れ刃側

を外側マイクロメータで測定する。

JIS B 7502

のマイクロ

メータ

3

有効径

食付き部に近い完全山部の切れ刃側
をねじ測定用三針を用いて外側マイ

クロメータで測定するか,又はねじ
有効径測定機で測定する。

JIS B 0271

のねじ測定

用三針

JIS B 7502

のマイクロ

メータ 
ねじ有効径測定機は,

JIS B 7519

の指針測微

器及び JIS B 7502 のマ
イクロメータヘッドを

装備したもの

4

ピッチ

ねじ山の軸線を,測定テーブルの移
動方向と一致させ,測定顕微鏡の鏡

筒をリード角だけ傾け,ねじ山 A と

55

°細線又はねじ山形細線とを一致

させて,マイクロメータの目盛を読

む。

次に必要山数だけ離れたねじ山 B

まで移動テーブルを動かして 55°細
線又はねじ山形細線とねじ山 B を一

致させ,マイクロメータの目盛を読
む。このときの A,B の読みの差を
実測値とする。

JIS B 7153

の測定顕微

5




山の半角

ねじ山の軸線を測定テーブルの移動
方向と一致させ,測定顕微鏡の鏡筒

をリード角だけ傾け,ねじ山のフラ
ンクに顕微鏡の十字線を合わせ,そ
の回転 角

2

1

α

を測角顕 微鏡で 読 み取

る。同様にして

2

2

α

を測定する。

JIS B 7153

の測定顕微

食付き部

ねじ部

6


シャンク

両センタを基準にして回転し,食付
き部,ねじ部及びシャンクについて

ダイヤルゲージで測定する。

JIS B 7503

のダイヤル

ゲージ


9

B 4445 : 1998

附属書(規定)  管用平行ねじ用タップ(PF 形)

1.

適用範囲  この附属書は,呼び PF

1

/

8

∼PF2 の管用平行ねじのねじ立てに用いる管用平行ねじ用タップ

の PF 形(以下,PF 形という。

)について規定する。

備考  この附属書の PF 形は,その形状・寸法及びねじ部精度が ISO 2284 及び ISO 5969 に規定して

いるものとは異なる。

2.

等級  PF 形の等級は,ねじ部の精度及び振れの公差によって 2 級及び 3 級の 2 等級とし,等級の記号

は,

附属書表 のとおりとする。

附属書表 1  等級の記号

等級

2

3

記号 II  III

3.

形状・寸法  PF 形の形状及び寸法は,附属書付表 のとおりとする。

4.

品質

4.1

硬さ  PF 形の刃部の硬さは,本体 7.1 による試験を行ったとき,合金工具鋼のものは 58HRC 又は

660HV

以上,高速度工具鋼のものは 60HRC 又は 700HV 以上とし,シャンクは有害な変形,損傷を起こさ

ないよう適切な熱処理を施さなければならない。

4.2

ねじ部の精度  PF 形のねじ部の精度は,本体 7.2 による試験を行ったとき,附属書付表 及び附属

書付表 のとおりとする。

4.3

振れ  PF 形のねじ部及びシャンクの振れの公差は,本体 7.3 による試験を行ったとき,附属書表 2

のとおりとする。

附属書表 2  振れの公差

備考  図示方法は,JIS B 0021 による。 

単位  mm

等級

2

3

ねじ部の振れの公差

t

2

 0.04  0.20

シャンクの振れの公差 t

3


10

B 4445 : 1998

5.

材料  PF 形のねじ部の材料は,JIS G 4404 の SKS2 若しくは JIS G 4403 の SKH51,又はこれらと同

等以上の性能をもつものとする。

ねじ部とシャンクとの材料が異なるもののシャンクの材料は,JIS G 4051 の S55C,又はこれと同等以上

の性能をもつものとする。

6.

製品の呼び方  PF 形の呼び方は,規格番号又は規格の名称,呼び,等級及びねじ部の材料記号(

1

)

によ

る。

なお,左ねじの場合は,呼びの前に“左”を付け加える。

1.  JIS B 4445

左 PF

1

/

2

  2級  SKH51

2.  JIS B 4445

  PF

3

/

8

  2級  HSS

3.  管用平行ねじ用タップ

  PF

3

/

4

  3級  SKS2

(

1

)

使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は HSS,また,バナジウムを2.6%以上又はコバルト

を4.5%以上含む場合は HSS-E と呼んでもよい。

7.

表示

7.1

製品の表示  PF 形には,シャンク四角部を上又は横にして,シャンクに次の事項を横書きに表示す

る。

a)

左ねじの記号

L

(右ねじの場合は記号を付けない。

b)

呼び

: PF

1

/

8

c)

ねじ部の材料記号(

2

)

: SKH51

d)

製造業者名又はその略号

e)

等級の記号

: II

(

2

)

使用材料が,SKH51 又はこれと同等の場合は HSS,また,バナジウムを 2.6%以上又はコバルト

を 4.5%以上含む場合は HSS-E と表示してもよい。

7.2

包装の表示  PF 形の包装には,規格の名称及び 7.1 に規定する事項を表示する。

附属書付表 1  形状及び寸法


11

B 4445 : 1998

単位  mm

全長

L

ねじ部の長さ

l

シャンク径

d

シャンク 
四角部の

幅 K(

3

)

シャンク
四角部の

長さ l

k

(

3

)

許容差

呼び

外径の

基準寸法

D

山数

(25.4mm

につき)

n

基準

寸法

許容差 基準

寸法

許容差 基準

寸法

2

3

基準

寸法

許容差

基準

寸法

溝数

Z

(参考)

PF

1

/

8

 9.728

28

55

±0.8 19 ±1 8

0

−0.04

0

−0.13

6

0

−0.1

9 4

PF

1

/

4

 13.157 19 62

±0.8 28 ±1.5 11

0

−0.04

0

−0.13

9

0

−0.1

12 4

PF

3

/

8

 16.662 19 65

±0.8 28 ±1.5 14

0

−0.05

0

−0.13

11

0

−0.15

14 4

PF

1

/

2

 20.955 14 80

±0.8 35 ±1.5 18

0

−0.05

0

−0.13

14

0

−0.15

17 4

PF

5

/

8

 22.911 14 82

±0.8 35 ±1.5 19

0

−0.05

0

−0.13

15

0

−0.15

18 4

PF

3

/

4

 26.441 14 85

±0.8 35 ±1.5 23

0

−0.05

0

−0.13

17

0

−0.15

20 4

PF

7

/

8

 30.201 14 90

±0.8 40 ±1.5 24

0

−0.05

0

−0.13

19

0

−0.15

22 4

PF1 33.249

11

95

±0.8 45 ±2 26

0

−0.05

0

−0.18

21

0

−0.2

24 4

PF1

1

/

8

 37.897  11 100

±0.8 45 ±2 28

0

−0.08

0

−0.18

21

0

−0.2

24 4

PF1

1

/

4

 41.910  11 105

±0.8 45 ±2 32

0

−0.08

0

−0.18

26

0

−0.2

30 4

PF1

1

/

2

 47.803  11 110

±0.8 45 ±2 38

0

−0.08

0

−0.18

29

0

−0.2

32 6

PF1

3

/

4

 53.746  11 115

±0.8 45 ±2 42

0

−0.08

0

−0.18

32

0

−0.2

35 6

PF2 59.614

11

120

±0.8 50 ±2 46

0

−0.08

0

−0.18

35

0

−0.2

38 6

(

3

)  JIS B 4002

附属書による。

備考  食付き部の長さは,一般には 3∼4 山とする。

附属書付表 2  PF 形 級のねじ部の精度 

備考  この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分は,タ

ップの公差域を示す。 


12

B 4445 : 1998

単位

µm

外径

有効径(

4

)

谷の径

ピッチ

P

基準寸法

D

上の

許容

下の

許容

基準寸法

d

2

上の

許容

下の

許容

公差 基準寸法

d

1

上の

許容

下の

許容

ピッチの許

容差(

5

)

(25.4mm

につき)

山の半

角の許

容差

(分)

呼び

山数

(25.4mm

につき)

n

(mm)

(mm)

(mm)

 (mm)

±

±

PF

1

/

8

 28

0.907

1

9.728

65

9.147

40

20

20

8.566

40

10

30

PF

1

/

4

 19

1.336

8

13.157

90

12.301

50

25

25

11.445

50

10

30

PF

3

/

8

 19

1.336

8

16.662

90

15.806

50

25

25

14.950

50

10

30

PF

1

/

2

 14

1.814

3

20.955

115

19.793

55

25

30

18.631

55

10

25

PF

5

/

8

 14

1.814

3

22.911

115

21.749

55

25

30

20.587

55

10

25

PF

3

/

4

 14

1.814

3

26.441

115

25.279

55

25

30

24.117

55

10

25

PF

7

/

8

 14

1.814

3

30.201

115

29.039

55

25

30

27.877

55

10

25

PF1 11

2.309

1

33.249

145

31.770

60

30

30

30.291

60

10

25

PF1

1

/

8

 11

2.309

1

37.897 145

36.418

60

30

30

34.939

60

10

25

PF1

1

/

4

 11

2.309

1

41.910 145

40.431

65

30

35

38.952

65

10

25

PF1

1

/

2

 11

2.309

1

47.803 145

46.324

65

30

35

44.845

65

10

25

PF1

3

/

4

 11

2.309

1

53.746 145

52.267

65

30

35

50.788

65

10

25

PF2 11

2.309

1

59.614

規定しない。

150

58.135

75

30

40

56.656

75

規定しない。

10 25

(

4

)

この表の有効径は,単独有効径とする。

(

5

)

この表のピッチの許容差は,長さ 25.4mm 離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に対するものをいう。
ただし,測定することができる完全山部の長さ  (l

1

mm)

が 25.4mm より短いときは,ピッチの許容差は,表中の

数値に 0.2

1

l

を乗じた値とする。

備考  山の頂及び谷底の形状は,一般に丸みを付けるが,許容差の範囲内で平らであっても差し支えない。

附属書付表 3  PF 形 級のねじ部の精度

備考  この図の太い実線は基準山形を,また斜線を施した部分は,タ

ップの公差域を示す。 


13

B 4445 : 1998

単位

µm

外径

有効径(

4

)

谷の径

基準寸法

D

上の
許容

下の
許容

基準寸法

d

2

上の
許容

下の
許容

公差 基準寸法

d

1

上の
許容

下の
許容

ピッチの許

容差(

5

)

(25.4mm

につき)

山の半

角の許

容差

(分)

呼び

山数

(25.4mm

につき)

n

ピッチ

P

(mm)

(mm)

(mm)

 (mm)

±

±

PF

1

/

8

 28

0.907

1

9.728  90

9.147

65

25

40

8.566

65

50

50

PF

1

/

4

 19

1.336

8

13.157 100

12.301

80

30

50

11.445

80

50

45

PF

3

/

8

 19

1.336

8

16.662 100

15.806

80

30

50

14.950

80

50

45

PF

1

/

2

 14

1.814

3

20.955 125

19.793

95

35

60

18.631

95

50

45

PF

5

/

8

 14

1.814

3

22.911 125

21.749

95

35

60

20.587

95

50

45

PF

3

/

4

 14

1.814

3

26.441 125

25.279

95

35

60

24.117

95

50

45

PF

7

/

8

 14

1.814

3

30.201 125

29.039

95

35

60

27.877

95

50

45

PF1 11

2.309

1

33.249

155

31.770

105

40

65

30.291

105  50

40

PF1

1

/

8

 11

2.309

1

37.897  155

36.418

105

40

65

34.939

105

50

40

PF1

1

/

4

 11

2.309

1

41.910  155

40.431

110

40

70

38.952

110

50

40

PF1

1

/

2

 11

2.309

1

47.803  155

46.324

110

40

70

44.845

110

50

40

PF1

3

/

4

 11

2.309

1

53.746  155

52.267

110

40

70

50.788

110

50

40

PF2 11

2.309

1

59.614

規定しない。

155

58.135

125

45

80

56.656

125

規定しない。

50 40

(

4

)

この表の有効径は,単独有効径とする。

(

5

)

この表のピッチの許容差は,長さ 25.4mm 離れた任意の二つの山と山との間のピッチ合計に対するものをいう。
ただし,測定することができる完全山部の長さ  (l

1

mm)

が 25.4mm より短いときは,ピッチの許容差は,表中の

数値に 0.2

1

l

を乗じた値とする。

備考  山の頂及び谷底の形状は,一般に丸みを付けるが,許容差の範囲内で平らであっても差し支えない。

関連規格  JIS B 0123  ねじの表し方

JIS B 0202-1982

  管用平行ねじ

ISO 228-1 : 1982

  Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−Part

1:Designation, dimensions and tolerances

ISO 2857 : 1973

  Ground thread taps for ISO metric threads of tolerances 4H to 8H and 4G to 6G

coarse and fine pitches

−Manufacturing tolerances on the threaded portion

ISO 11054 : 1993

  Cutting tools−Designation of high-speed steel groups


14

B 4445 : 1998

国際整合化調査研究委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

村  田  良  司

東京理科大学工学部

中  嶋      誠

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

工業技術院標準部

伊  藤      哲

工業技術院機械技術研究所

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

野  上      彰

株式会社不二越

羽  山  隆  貫

日立ツール株式会社

片  桐  泰  典

株式会社不二越

日下部  祐  次

神鋼コベルコツール株式会社

宮  林  光  行

株式会社彌満和製作所

倉  持      建

日本高周波鋼業株式会社

舞  田  靖  司

社団法人日本機械工業連合会

岡  安  英  雄

社団法人日本工作機械工業会

西  村  欣  也

社団法人日本歯車工業会

石  川  侑  男

社団法人日本金型工業会

安  武  昭  彦

社団法人日本工作機器工業会

手  取  正  輝

いすゞ自動車株式会社川崎工場

小  峰  武  夫

コベルコツールエンジニアリング株式会社

  秀  明

オーエスジー株式会社

佐  藤  直  彦

理研製鋼株式会社

木  村  育  夫

株式会社三興製作所

(事務局)

平  野  武  治

日本工具工業会

西  垣  吉麻呂

日本工具工業会