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日本工業規格

JIS

 B

4237

-1987

ブローチのつかみ部の形状・寸法

Dimensions of Pull and Follower Ends of Broach

1.

適用範囲  この規格は,ブローチのつかみ部(以下,つかみ部という。)の形状及び寸法について規定

する。

引用規格: 

JIS B 0175

  ブローチ用語

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS B 0209

  メートル並目ねしの許容限界寸法及び公差

JIS B 0405

  削り加工寸法の普通許容差

JIS B 1051

  鋼製ボルト・小ねじの機械的性質

関連規格:JIS B 0401  寸法公差及びはめあい

JIS B 4238

  キーみぞブローチ

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,JIS B 0175(ブローチ用語)による。

3.

種類  つかみ部には,前つかみ部及び後つかみ部とがあり,それぞれ形状によって,前つかみ部はピ

ン形,コッタ形,丸首形及びねじ形の 4 種類,後つかみ部は,丸首形及び台形溝形の 2 種類とする。

また,前つかみ部のコッタ形及び丸首形は,それぞれ A 形及び B 形とする。

種類の記号は,

表 による。

表 1

種類

記号

ピン形

− PP

A

形 PC-A

コッタ形

B

形 PC-B

A

形 PR-A

丸首形

B

形 PR-B

前つかみ部

ねじ形

− PT

丸首形

− FR

後つかみ部

台形溝形

− FT

4.

形状・寸法  つかみ部の形状及び寸法は,前つかみ部は表 25,後つかみ部は表 による。


2

B 4237-1987

表 2  ピン形 (PP)

単位 mm

シャンク径

d

取付け溝の半径

r

取付け溝までの高さ

h

参考

呼び寸法

基準寸法  許容差  基準寸法  許容差

基準寸法

許容差

取付け溝

中心まで

の長さ

l

1

シャンク

径有効長

さ      l

2

(最大)

c

s(

1

) (mm

2

)

3.2 3.2

−0.010

−0.028

2.5

+0.250

0

2.2

0

−0.100

10 45

0.6

5.9

(3.6) 3.6

−0.010

−0.028

2.5

+0.250

0

2.5

0

−0.100

10 45

0.6

7.5

4 4

−0.010

−0.028

3

+0.250

0

2.8

0

−0.100

12 45

1 9.4

(4.5) 4.5

−0.010

−0.028

3

+0.250

0

3.2

0

−0.120

12 45

1

12.1

5 5

−0.010

−0.028

3

+0.250

0

3.5

0

−0.120

13 45

1

14.7

(5.5) 5.5

−0.010

−0.028

3

+0.250

0

4

0

−0.120

13 45

1

18.5

6 6

−0.010

−0.028

3

+0.250

0

4.5

0

−0.120

13 45

1.6

22.7

(7) 7

−0.013

−0.035

4

+0.300

0

5

0

−0.120

14 50

1.6

29.4

8 8

−0.013

−0.035

4.5

+0.300

0

5.5

0

−0.120

16 50

1.6

36.8

(9) 9

−0.013

−0.035

5

+0.300

0

6.5

0

−0.150

18 55

1.6

49.2

10 10

−0.013

−0.035

5.5

+0.300

0

7

0

−0.150

20 55

2

58.7

(11) 11

−0.016

−0.043

6

+0.300

0

8

0

−0.150

22 60

2

74.0

12 12

−0.016

−0.043

7

+0.360

0

9

0

−0.150

25 60

2

91.0

(

1

)

断面 A-の面積を示し,及び の基準寸法で計算している。

備考1.  括弧を付けたものは,なるべく使用しない。

2.  l

1

の許容差は,JIS B 0405(削り加工寸法の普通許容差)に規定する粗級とする。

3.  l

2

は が許容差の範囲を満足している部分をいう。


3

B 4237-1987

表 3  コッタ形 (PC) 

単位 mm

シャンク径

d

コッタ穴幅

b

参考

呼び

寸法

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

コッタ

穴まで

の長さ

l

1

コッタ

穴長さ

l

2

シャンク

径有効長

さ    l

3

(最小)

l

4

t

c

1

c

2

r

s(

2

)

(mm

2

)

10 10

−0.013

−0.035

3

+0.4

0

16 20  70  50

9  3 0.4 1

48.6

(11) 11

−0.016

−0.043

3

+0.4

0

16 20  70  50

10  3 0.4 1

61.9

12 12

−0.016

−0.043

3

+0.4

0

16 25  70  50

11  3 0.4 1

76.9

(14) 14

−0.016

−0.043

3.5

+0.5

0

18 25  80  60

12  4 0.4 1  102

16 16

−0.016

−0.043

4

+0.5

0

18 25  80  60

14  4 0.4 1  135

(18) 18

−0.016

−0.043

4.5

+0.5

0

18 25  80  60

16  4 0.4 1  171

20 20

−0.020

−0.053

5

+0.5

0

18 25  80  60

18  4 0.4 1  212

(22) 22

−0.020

−0.053

5.5

+0.5

0

20 32  90  70

20  5 0.6 1.6 258

25 25

−0.020

−0.053

6

+0.5

0

20 32  90  70

22  5 0.6 1.6 335

(28) 28

−0.020

−0.053

7

+0.6

0

20 32  90  70

25  5 0.6 1.6 415

32 32

−0.025

−0.064

8

+0.6

0

20 32  90  70

28  5 0.6 1.6 538

(36) 36

−0.025

−0.064

9

+0.6

0

22

40 100  80

32 6

1 2.5 685


4

B 4237-1987

単位 mm

シャンク径

d

コッタ穴幅

b

参考

呼び

寸法

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

コッタ

穴まで

の長さ

l

1

コッタ

穴長さ

l

2

シャンク

径有効長

さ    l

3

(最小)

l

4

t

c

1

c

2

r

s(

2

)

(mm

2

)

40 40

−0.025

−0.064

10

+0.6

0

22

40 100  80

36 6

1 2.5 850

(45) 45

−0.025

−0.064

11

+0.7

0

22

40 100  80

40 6

1 2.5

1080

50 50

−0.025

−0.064

12

+0.7

0

22

40 100  80

45 6

1 2.5

1350

(56) 56

−0.030

−0.076

14

+0.7

0

25 50  120  100

50  8 1.6 4  1660

63 63

−0.030

−0.076

16

+0.7

0

25 50  120  100

56  8 1.6 4  2080

(70) 70

−0.030

−0.076

18

+0.7

0

32 56  140  120

63 10 1.6 4  2570

80 80

−0.030

−0.076

20

+0.8

0

32 56  140  120

70 10 1.6 4  3360

(90) 90

−0.036

−0.090

22

+0.8

0

40 63  160  140

80 12 2.5 6  4320

100 100

−0.036

−0.090

25

+0.8

0

40 63  160  140

90 12 2.5 6  5310

(

2

)  B

形の断面 B-の面積を示し,及び の基準寸法で計算している。ただし,面取 c

2

はないものとしている。

備考1.  括弧を付けたものは,なるべく使用しない。

2.  l

1

及び l

2

の許容差は,

JIS B 0405

に規定する粗級とする。

3.  l

3

は が許容差の範囲を満足している部分をいう。


5

B 4237-1987

表 4  丸首形 (PR)

単位 mm

シャンク径

d

ネック径

d

1

平取り高さ

e

参考

呼び

寸法

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

首部

長さ

l

1

ネッ

ク部

長さ

l

2

シャン

ク径有

効長さ

l

4

(最小)

平取り

長さ

l

5

(最小)

d

2

l

3

c

r

1

r

2

s(

3

)

(mm

2

)

8 8

−0.013

−0.035

6

−0.080

−0.170

6.5

−0.025

−0.047

12

20

90 60

7.8

1 2

0.4

1  27.1

(9) 9

−0.013

−0.035

6.8

−0.080

−0.170

7.4

−0.025

−0.047

12

20

90 60

8.8

1 2

0.4

1  35.1

10 10

−0.013

−0.035

7.5

−0.080

−0.170

8.25

−0.025

−0.047

14

22

100 65

9.8

1 3

0.4

1  42.9

(11) 11

−0.016

−0.043

8.2

−0.080

−0.170

9.1

−0.025

−0.047

14

22

100 65

10.8

1 3

0.4

1  51.5

12 12

−0.016

−0.043

9

−0.080

−0.170

10

−0.025

−0.047

14

22

100 65

11.8

1 3

0.4

1  62.2

(14) 14

−0.016

−0.043

10.5

−0.095

−0.205

11.75

−0.032

−0.059

16

25

110 75

13.7

2 4

0.6

1  85.1

16 16

−0.016

−0.043

12

−0.095

−0.205

13.5

−0.032

−0.059

16

25

110 75

15.7

2 4

0.6

1 111

(18) 18

−0.016

−0.043

13.5

−0.095

−0.205

15.25

−0.032

−0.059

16

25

110 75

17.7

2 4

0.6

1 141

20 20

−0.020

−0.053

15

−0.095

−0.205

17

−0.032

−0.059

18

28

125 85

19.7

2 5

0.6

1 175

(22) 22

−0.020

−0.053

16.5

−0.095

−0.205

18.75

−0.040

−0.073

18

28

125 85

21.7

2 5

0.6

1 212

25 25

−0.020

−0.053

19

−0.110

−0.240

21.5

−0.040

−0.073

18

28

125 85

24.7

2 5

0.6

1 281

(28) 28

−0.020

−0.053

21

−0.110

−0.240

24

−0.040

−0.073

20

32

140 95

27.6

3 6

1

1.6

344


6

B 4237-1987

単位 mm

シャンク径

d

ネック径

d

1

平取り高さ

e

参考

呼び

寸法

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

首部

長さ

l

1

ネッ

ク部

長さ

l

2

シャン

ク径有

効長さ

l

4

(最小)

平取り

長さ

l

5

(最小)

d

2

l

3

c

r

1

r

2

s(

3

)

(mm

2

)

32 32

−0.025

−0.064

24

−0.110

−0.240

27.5

−0.040

−0.073

20

32

140 95

31.6

3 6

1

1.6

450

(36) 36

−0.025

−0.064

27

−0.110

−0.240

31

−0.050

−0.089

20

32

140 95

35.6

3 6

1

1.6

570

40 40

−0.025

−0.064

30

−0.110

−0.240

34.5

−0.050

−0.089

25

40

160 110

39.5

3  8

1 2.5

704

(45) 45

−0.025

−0.064

34

−0.120

−0.280

39

−0.050

−0.089

25

40

160 110

44.5

3  8

1 2.5

905

50 50

−0.025

−0.064

38

−0.120

−0.280

43.5

−0.050

−0.089

25

40

160 110

49.5

3  8

1 2.5

1130

(56) 56

−0.030

−0.076

42

−0.130

−0.290

48.5

−0.050

−0.089

32

50

180 130

55.4

3 10

1.6

4 1380

63 63

−0.030

−0.076

48

−0.130

−0.290

55

−0.060

−0.106

32

50

180 130

62.4

3 10

1.6

4 1810

(70) 70

−0.030

−0.076

53

−0.140

−0.330

61

−0.060

−0.106

32

50

180 130

69.4

3 10

1.6

4 2200

80 80

−0.030

−0.076

60

−0.140

−0.330

69.5

−0.060

−0.106

40

63

200 150

79.2

3 12

1.6

6 2820

(90) 90

−0.036

−0.090

68

−0.150

−0.340

78.5

−0.060

−0.106

40

63

200 150

89.2

3 12

1.6

6 3630

100 100

−0.036

−0.090

75

−0.150

−0.340

87

−0.072

−0.126

40

63

200 150

99.2

3 12

1.6

6 4410

(

3

)  B

形の断面 B-の面積を示し,dd

1

及び の基準寸法で計算している。

備考1.  括弧を付けたものは,なるべく使用しない。

2.  l

1

及び l

2

の許容差は,

JIS B 0405

に規定する粗級とする。

3.  l

4

及び l

5

は,それぞれ 及び が許容差の範囲を満足している部分をいう。


7

B 4237-1987

表 5  ねじ形 (PT)

備考  図はキー溝ブローチに用いた一例を示す。

単位 mm

参考

呼び寸法

取付けねじの

呼び

d

取付けねじ

長さ

l

T

N

s(

4

) (mm

2

)

 6

M 6

20

 5

3.5

20.1

 6

4.5

 8

M 8

25

 7

4.5

36.6

 8

5.5

10 M10 30

 9

6

58.0

10 6.5

12 M12 35

11 7

84.3

14 M14 40  12  8  115

16 M16 40  15 11 157

18 M18 50  17 13 192

20 M20 50  19 15 245

(

4

)

ねじ部の有効断面積を示し,JIS B 1051(鋼製ボルト・小ねじの機械的性質)の

付表1による。

ただし,による断面積の減少は考慮していない。

備考1.  取付けねじのねじは,JIS B 0205(メートル並目ねじ)により,その精度は,JIS B 0209

(メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差)に規定する8 g とする。

2.  l

の許容差は,JIS B 0405 に規定する粗級とする。


8

B 4237-1987

表 6  後つかみ部 

単位 mm

シャンク径

d

ネック径又は

平取り幅

d

1

又は a

参考

呼び寸法

基準寸法  許容差 基準寸法  許容差

首部長さ
取付け溝

までの長

l

1

ネック
部長さ

取付け
溝長さ

l

2

シャン
ク径有

効長さ

l

4

(最小)

l

3

r

1

r

2

a

12 12

−0.016
−0.043

 9

−0.080
−0.170

16 16  60 8

0.4 1  10

°

16 16

−0.016
−0.043

12

−0.095
−0.205

16 16  60 8

0.4 1  20

°

20 20

−0.020
−0.053

15

−0.095
−0.205

20 20  70

10

0.6 1.6 20

°

25 25

−0.020
−0.053

18

−0.095

0.205

20 20  70

10

0.6 1.6 20

°

32 32

−0.025

−0.064

24

0.110

−0.240

25 25  80

12

0.8 2.5 20

°

40 40

−0.025

−0.064

30

0.110

−0.240

25 25  80

12

0.8 2.5 30

°

50 50

−0.025
−0.064

38

−0.120
−0.280

28 32  90

16

1  4  30

°

63 63

−0.030
−0.076

49

−0.130
−0.290

28 32  90

16

1  4  30

°

80 80

−0.030
−0.076

66

−0.140
−0.330

32 40 110

20

1.6 6  30

°

100 100

−0.036
−0.090

86

−0.170
−0.390

32 40 110

20

1.6 6  30

°

備考  l

1

及び l

2

の許容差は,JIS B 0405 に規定する粗級とする。


9

B 4237-1987

工作機械部会  歯切工具専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

丸  山  弘  志

東京理科大学

竹  山  秀  彦

幾徳工業大学

中  田  哲  雄

通商産業省機械情報産業局

森  田  昭  三

工業技術院標準部

宮  坂  金  佳

機械技術研究所

榎  本  眞  三

千葉県機械金属試験場

宇野沢  敦  夫

宇野沢技術士事務所

小  林      正

株式会社長谷川歯車

佐  藤      巌

日産自動車株式会社

芳  賀      実

トヨタ自動車株式会社

佐々木  賢  市

株式会社東芝

大  高  義  穂

社団法人日本工作機械工業会

田  島      孝

いすゞ自動車株式会社

山  崎  正  登

石川島播磨重工業株式会社

島  村  寛  治

アヅミ株式会社

山  川  哲  央

株式会社神戸製鋼所

神  谷  清  弘

株式会社不二越

武  田  憲  昌

株式会社鈴木工機製作所

中  島  紀  夫

株式会社恵美須屋工具製作所

津  川  佳  巳

三菱重工業株式会社

土  谷  隆  之

株式会社アマダメトレックス

竹  井  辰  男

日本工具工業会

(事務局)

篠  崎  和  紀

工業技術院標準部機械規格課

宗  像  保  男

工業技術院標準部機械規格課