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B 4142 : 2002

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,ダイヤモンド工業協会 (IDA-J) /財団法人

日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成,日本

工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするため,機械類の安全性要求事項規格の作成に関す

る CEN の先行性を尊重し,prEN 13236 : 1999, Safety requirements for diamond or CBN products

(superabrasives)

を参考として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認については,責任はもたない。

JIS B 4142

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  表示

附属書 B(規定)  アンバランス

附属書 C(規定)  軸付ホイール

附属書 D(規定)  ロータリドレッサの取扱情報

附属喜 E(規定)  ワイヤソーの使用の情報

附属書 F(参考)  外径に対応する最高使用周速度と最高回転速度の換算表

附属書 G(参考)  研削ホイール及び切断ホイールの形状

附属書 H(参考)  粒度及びコンセントレーション


B 4142 : 2002

(2) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義及び記号

2

3.1

  材料

2

3.2

  研削盤

3

3.3

  ガイド方法

3

3.4

  工具の使用部位による研削方法

3

3.5

  ダイヤモンド/CBN 工具の寸法記号

6

3.6

  速度,試験速度及び安全係数

10

3.7

  その他の記号

10

3.8

  その他の定義

10

4.

  危険のリスト

11

5.

  要求事項

12

5.0

  最高使用周速度

12

5.1

  研削ホイールの要求事項

12

5.2

  切断ホイールの要求事項

14

5.3

  ワイヤソーの要求事項

17

5.4

  軸付ホイールの要求事項

19

5.5

  その他のダイヤモンド/CBN 工具の要求事項

19

5.6

  表示

21

6.

  製造業者による試験及び検査

21

6.0

  一般

21

6.1

  研削ホイールの試験方法

21

6.2

  切断ホイールの試験方法

23

6.3

  ワイヤソーの試験方法

26

6.4

  軸付ホイールの試験方法

27

6.5

  その他のダイヤモンド/CBN 工具の試験方法

27

7.

  使用者向けの情報

29

7.1

  一般

29

7.2

  輸送,取扱い及び保管

29

7.3

  ダイヤモンド/CBN 工具の選択

29

7.4

  目視検査

29

7.5

  取付け,作業開始前及び研削に対する情報

30

7.6

  追加の情報

30


B 4142 : 2002

(3) 

ページ

7.7

  ロータリドレッサの使用者への情報

30

7.8

  ワイヤソーの使用者への情報

30

附属書 A(規定)  表示

31

附属書 B(規定)  アンバランス

34

附属書 C(規定)  軸付ホイール

42

附属喜 D(規定)  ロータリドレッサの取扱情報

65

附属書 E(規定)  ワイヤソーの使用の情報

67

附属書 F(参考)  外径に対応する最高使用周速度と最高回転速度の換算表

68

附属書 G(参考)  研削ホイール及び切断ホイールの形状

71

附属書 H(参考)  粒度及びコンセントレーション

80


日本工業規格

JIS

 B

4142

: 2002

ダイヤモンド/CBN 工具−

安全性要求事項

Diamond/CBN products

−Safety requirements

序文  この規格は,研削盤及び切断機に取り付けて使用するダイヤモンド/CBN 工具の安全性要求事項に

関する,ダイヤモンド工業協会規格 IDAS 5001“ダイヤモンド/CBN 工具−安全”を元に作成した,日本

工業規格である。

すなわち,この規格は,タイプ C 安全性規格としての個別機械(ここでは,研削盤及び切断機など)の安

全性規格で規定される(又は規定されるべき)

,危険のリスト・危険除去対策についての規定に関連し,工

具に関する危険除去対策を実行するため,ダイヤモンド/CBN 工具の安全性要求事項について規定する。

なお,この規格は ISO/JIS の整合を目指し,ISO への提案も視野に入れたものである。

1.

適用範囲  この規格は,次の項目を規定する。

a)

発効日以降に製造されたダイヤモンド/CBN 研削工具〔と(砥)粒としてダイヤモンド又は CBN を

用いる研削ホイール[ただし,ビトリファイドと石又はレジノイドと石などをコア(*)に用いたものを

除く。

,切断ホイール,ワイヤソー、軸付ホイール,その他の研削工具及びロータリドレッサ〕に適

用する。ただし,研削と石,研磨布紙又はすべての非回転ダイヤモンド/CBN 工具は除外する。

b)

研削工具の設計及び使用に起因する危険源を除去又は低減するための要求事項及び手段を規定する。

考慮した危険源は,この規格の 4.に示す。

c)

製造業者が使用者に届ける,安全に使用するための情報及び要求事項に適合していることを証明する

ための手続と試験を規定する。

(*)  ダイヤモンド/CBN 工具のと粒層を保持し,基本形状を構成する主として金属製の基板。3.1.5

を参照。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0401-1

  寸法公差及びはめあいの方式−第 1 部:公差,寸法差及びはめあいの基礎

備考  ISO 286-1 : 1988  ISO system of limits and fits−Part 1 : Bases of tolerances, deviations and fits が,

この規格と一致している。

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

備考  ISO 286-2 : 1988  ISO system of limits and fits−Part 2 : Tables of standard tolerance grades and


2

B 4142 : 2002

limit deviations for holes and shafts

が,この規格と一致している。

JIS B 0405

  普通公差−第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

備考  ISO 2768-1 : 1989  General tolerances−Part 1 : Tolerances for linear and angular dimensions

without individual tolerance indications

が,この規格と一致している。

JIS B 0905

  回転機械−剛性ロータの釣合い良さ

備考  ISO 1940-1 : 1986  Mechanical vibration−Balance quality requirements of rigid rotors−Part 1 :

Determination of permissible residual unbalance

及び ISO 8821 : 1989  Mechanical vibration−

Balancing

−Shaft and fitment key convention からの引用事項は,この規格の該当事項と一

致している。

JIS G 3535

  航空機用ワイヤロープ

備考  ISO 2020-1 : 1997  Aerospace−Preformed flexible steel wire rope for aircraft controls−Part 1 :

Dimensions and loads

及び,ISO 2020-2 : 1997  Aerospace−Preformed flexible steel wire rope

for aircraft controls

−Part 2 : Technical specification を修正している。

ISO 565

  Test sieves−Metal wire cloth, perforated metal plate and electroformed sheet−Nominal sizes of

openings

3.

定義及び記号  この規格で用いる主な用語及び記号の定義は,次による。

3.1

材料

3.1.1

と(砥)粒  と粒は,天然又は合成ダイヤモンド及び立方晶窒化ほう素とし,表 3.1 に示す記号で

表す。

表 3.1  と粒

基本記号

種類

D

ダイヤモンド

BN

立方晶窒化ほう素 (CBN)

備考  基本記号に,製造業者による細分記号を加えて表示

してもよい。

例  D : SD,ND,SDC,MD

BN : BNC

,CBN,CBNC

3.1.2

結合剤  ダイヤモンド/CBN 工具の結合剤(ボンドともいう。)は,表 3.2 に示す記号で表す。

表 3.2  結合剤

基本記号

種類

B

レジノイド(レジン)ボンド

P

電着メタルボンド(めっき法による一層又は多層金属結合剤)

M

メタルボンド

V

ビトリファイドボンド

備考  基本記号に,製造業者による細分記号を加えて表示してもよい。

3.1.3

粒度  と粒の寸法のコード番号。粗粒はメッシュサイズ,微粒はミクロンサイズで表す。附属書表

H.1

及び

附属書表 H.2 参照。

3.1.4

コンセントレーション  と粒層のと粒の体積含有量を表す値。体積百分率で 25%を 100 として示す。

附属書表 H.3 参照。


3

B 4142 : 2002

3.1.5

コア(台金)  ダイヤモンド/CBN 工具のと粒層を保持し,基本形状を構成する主として金属製

の基板。ボデー,ベース,軸などともいう。この規格では以下,コアという。ただし,そのほかのダイヤ

モンド/CBN 工具では,コア(台金)と明記する。

3.1.6

ワイヤソーの用語及び定義

3.1.6.1

ダイヤモンドビーズ  ダイヤモンドと粒層と支持ケーブルを通すための台金部で構成される中

空円筒状の部材(以下,ビーズという。

3.1.6.2

支持ケーブル  ビーズを支持し,ワイヤソーの基本形態を構成する支持部材。一般にスチールワ

イヤロープ(以下,ワイヤロープという。

)を使用する。

3.1.6.3

被覆  ワイヤロープを摩擦や腐食から保護するための部材。被覆の中にスプリングを入れたもの

とスプリングがないものがある。

3.1.6.4

スペーサー  ビーズのピッチを保つための部材。通常は鋼製スプリングが使われる。

3.1.6.5

プレスリング  ワイヤソーの破断時にビーズの飛び出しを防ぐため,所定のダイヤモンドビーズ

ごとに,支持ケーブルにカシメ固定した中空部材。

3.1.6.6

ジョイント方式  ワイヤソーをエンドレスに接続するための接合の方式。ジョイントスリーブ,

ユニーバサルジョイントの 2 方式のほか,編込み式がある。

3.1.6.7

ジョイント(カシメ)スリーブ  ジョイントに使用する中空部材。このスリーブに,被覆を剥が

したワイヤロープを両端から差し込み,カシメ(圧搾法)によってエンドレスに接続する。

3.1.6.8

キンク  ワイヤソーがねじりもつれて,極端な折り曲がりが生じたもの。

3.2

研削盤

3.2.1

定置式研削盤  作業中その場所に固定して,研削作業を行う研削盤。

3.2.2

移動式研削盤  作業中に機械ガイド又は手動ガイド(しかし,手持ちではなく)によって,工作物

の表面を移動する研削盤。

3.2.3

手持ち式グラインダ  作業中に作業者の手で保持するグラインダ(フレキシブル駆動式を含む。)。

3.2.4

定置式切断機  切断用途に特別に設計した,移動可能で作業中は固定する機械を含む,固定式の研

削盤。

3.2.5

移動式切断機  特別に,切断及び溝入れの用途に設計した移動式研削盤。

3.2.6

手持ち式切断機  特別に,切断及び溝入れの用途に設計した手持ち式グラインダ。

3.2.7

全閉形研削盤及び切断機  ダイヤモンド/CBN 工具,研削と石などの破壊によって起きる危険か

ら要員(作業者及び関係者)を保護するための,ダイヤモンド/CBN 工具,研削と石などの周囲に形成し

た防護領域を備えている機械ガイド用の定置式研削盤。

3.2.8

ワイヤソーイングマシン  石材用,コンクリート用のダイヤモンドワイヤソーを用いてソーイング

(切断)を行う。定置式又は自走式ワイヤソーイングマシンがある。

3.3

ガイド方法  研削及び切断作業中の研削工具及び工作物のガイド方法の種類(表 3.3,表 3.4 参照)。

3.3.1

機械ガイド研削及び切断  加工中に機械的手段で,ホイール主軸及び/又は工作物の移動をガイド

する研削及び切断。

3.3.2

手動ガイド研削及び切断  加工中に作業者の手で,ホイール主軸及び/又は工作物の移動をガイド

する研削及び切断。

3.3.3

手持ち式研削及び切断  完全に作業者の手で,研削盤をガイドする研削及び切断。

3.4

工具の使用部位による研削方法  使用部位を黒三角で示す(表 3.10 参照)。

3.4.1

外周研削  側面荷重がないか,限定された側面荷重下における,ホイールの外周を用いる研削。


4

B 4142 : 2002

図 3.1  外周研削

3.4.2

側面研削  ホイールの側面,端面,正面を用いる研削。

図 3.2  側面研削

3.4.3

切断研削  作業中に側面荷重にさらしてはならない特別に薄く設計したホイールの外周を使う,切

断又は溝入れ。内周刃ホイール,バンドソー,ワイヤソーを用いる切断もある。

図 3.3  切断研削

3.4.4

コアドリリング  コアビット(コアドリル)を用いる,穴あけ。

図 3.4  コアドリリング

3.4.5

三次元研削  柄付タイプのダイヤモンド/CBN 工具の外周及び端面又はコーナーを用いる研削。

図 3.5  三次元研削


5

B 4142 : 2002

表 3.3  研削加工の種類

ガイド方法

加工

研削盤

工具

工作物

研削方法

(工具の使用面の区分)

外周研削

固定

機械ガイド

側面研削

外周研削

側面研削

コアドリリング

固定

三次元研削

外周研削

側面研削

機械ガイド研削

機械ガイド

機械ガイド

三次元研削

外周研削

側面研削

コアドリリング

手動ガイド

固定

三次元研削

外周研削

側面研削

定置式研削
盤又は移動
式研削盤

手動ガイド研削

固定

手動ガイド

三次元研削

外周研削

側面研削

コアドリリング

研削

手持ち式グ
ラインダ

手持ち式研削

手動ガイド

固定

三次元研削

表 3.4  切断研削加工の種類

ガイド方法

加工

研削盤

工具

工作物

研削方法

固定

機械ガイド

固定

機 械 ガ イ
ド切断

機械ガイド

機械ガイド

手動ガイド

固定

定置式切断機又
は移動式切断機

手 動 ガ イ

ド切断

固定

手動ガイド

切断

手持ち式切断機

手 持 ち 式

切断

手動ガイド

固定

切断研削


6

B 4142 : 2002

3.5

ダイヤモンド/CBN 工具の寸法記号  ダイヤモンド/CBN 工具の寸法記号は,表 3.53.8 による。

表 3.5  研削ホイールの寸法記号

記号

名称

D

外径

E

(ホイール,皿形ホイール及び逃げ付き又はボス付きホイールの)穴部の厚さ

H

穴径

J

ハブの径(ハブ:テーパーカップ,皿又はテーパー付きホイールの最小径補
強部の付いたタイプ 14 のホイールの補強部)

K

(テーパーカップ又は皿形ホイールの)逃げ部の径

L

2

セグメントの長さ

V

(と粒層の)作用面の角度

R

半径

T

全厚さ

T

1

ハブ薄肉部の厚さ

T

D

外径の許容差

T

H

穴径の許容差

T

T

厚さの許容差

U

と粒層の厚さ(又は T

1

より小さい場合)

U

1

逃がしたと粒層の幅

W

リムの幅

X

と粒層の深さ

N

t

セグメントの数

図 3.6  研削ホイールの寸法記号  その 1

図 3.7  研削ホイールの寸法記号  その 2


7

B 4142 : 2002

表 3.6  切断ホイールの寸法記号

記号

名称

D

外径

D

1

基板の外径

E

基板の厚さ

A

スロットの深さ

B

スロットの幅

C

キーホールの径

S

側面の逃げ

PCD

締付け用穴のピッチ円直径

H

1

締付け用ストレート穴

H

穴径

L

1

歯の長さ

L

2

セグメントの長さ

L

v

セグメントの接合部の長さ

R

半径

T

全厚さ

T

D

外径の許容差

T

H

穴径の許容差

T

T

厚さの許容差

X

と粒層の深さ

X

1

セグメントの全深さ

N

t

セグメントの数

図 3.8  切断ホイールの寸法記号  その 


8

B 4142 : 2002

図 3.9  切断ホイールの寸法記号  その 2

図 3.10  切断ホイールの寸法記号  その 3

表 3.7  ワイヤソーの寸法記号

記号

名称

D

ビーズの外径

P

ビーズのピッチ

X

と粒層の深さ

L

と粒層の長さ

図 3.11  ワイヤソーの寸法記号


9

B 4142 : 2002

表 3.8  軸付ホイールの寸法記号

記号

名称

D

外径

T

全厚さ

X

と粒層の深さ

Y

軸径

Y

1

軸の首の径

L

0

軸のオーバハングの長さ

L

1

全長

L

2

軸の長さ

L

3

保持の長さ

L

4

軸の首の長さ

a)

  短縮記号 ZYN

b)

  短縮記号  ZYA 

図 3.12  軸付ホイールの寸法記号


10

B 4142 : 2002

3.6

速度,試験速度及び安全係数  速度,試験速度及び安全係数は,表 3.9 による。

表 3.9  速度,試験速度及び安全係数

記号

名称

定義

単位

n

回転速度

1

分間当たりの回転数 min

1

又は 1/min

n

ab

軸付ホイールの回転振
れ曲がり速度

遠心力で回転振れ曲がりが出る軸付ホイールの回転
速度

min

1

又は 1/min

n

max

最高回転速度

最高使用周速度における新品ダイヤモンド/CBN 工

具の 1 分間当たりの回転数

min

1

又は 1/min

周速度

ダイヤモンド/CBN 工具の外周の速度 m/s

v

s

最高使用周速度

回転するダイヤモンド/CBN 工具の最高許容周速度 m/s

v

pr

回転試験周速度

製造業者が試験するダイヤモンド/CBN 工具の周速度 m/s

f

pr

試験速度係数

最高使用周速度で除した,安全試験速度の比

v

br

破壊回転周速度

ダイヤモンド/CBN 工具が,無負荷で遠心力の下に

破壊する周速度

m/s

v

br min

破壊回転周速度 
(最小値)

ダイヤモンド/CBN 工具が,無負荷で遠心力によっ
て破壊に至る直前の論理的な周速度。この値を破壊

回転試験の試験速度として用いる(6.1.2 参照)

m/s

S

安全係数

破壊回転周速度を最高使用周速度で除した値の 2 乗。

の公式は:

2

s

br

⎟⎟

⎜⎜

=

v

v

S

S

ab

軸付ホイールの回転振
れ曲がりに対する安全

係数

公式は:

max

ab

ab

n

n

S

=

3.7

その他の記号  その他の記号は,表 3.10 による。

表 3.10  その他の記号

記号

名称

単位

R

e

降伏点 N/mm

2

M

b

曲げモーメント Nm

E

弾性係数 N/mm

2

F

試験荷重 N

L

F

切断ホイールの外周と試験荷重を加える点の間の距離 mm

F

A

せん断力 N

e

偏心量 mm

k

m

軸の質量の等価係数

σ

b

曲げ強さ N/mm

2

ρ

 

密度 g/cm

3

ρ

S

軸材料の密度 g/cm

3

ρ

P

電着結合剤の密度 g/cm

3

ρ

V

ビトリファイド結合剤の密度 g/cm

3

ρ

B

レジノイド結合剤の密度 g/cm

3

ρ

M

メタル結合剤の密度 g/cm

3

ダイヤモンド/CBN 工具の研削面,すなわち実際にワ

ークピースを研削する部分,

附属書 参照

3.8

その他の定義

3.8.1

ラベル  そのダイヤモンド/CBN 工具の必す(須)の情報を記載した札(附属書 参照)。


11

B 4142 : 2002

4.

危険のリスト  危険源を次の 3 点に同定した。

高速回転による工具の回転破壊又は破損によるもの

高速回転による工具の振動によるもの

高速回転中の工具への巻込まれ又は接触によるもの

検討した危険は,

表 4.1 及び表 4.2 に示す。

表 4.1  危険のリスト

危険源

対策

この規格の関連

箇条

次の潜在的原因で高速回転による工具
の破壊又は破損による投射物の衝撃

破壊・破損が起きた場合,究極的には,
研削機械に附属したガードで防御する。

個々の対策は次のとおり。

7.

工具の不適切な設計

設計開発段階で強度を確認する。意図し

た使用条件に対応する安全係数・最高使
用周速度などの確認。

5.

製造の欠陥

検査を確実にする。

6.

工具の選定の不適切

意図した使用条件と工具の表示・情報の
整合の確認。

5.

7.

取扱い,保管の不適切による工具
の損傷

使用する機械・工具の取扱説明書の指示
に従う。 
損傷した工具は使用禁止。

7.

取付け,研削作業の不適切による
工具の破壊・破損

工具の表示・使用する機械・工具の取扱
説明書の指示に従う。

最高使用周速度以下で使用する。 
個人用保護具を使用。

7.

と粒層の緩み

使用前の外観検査。

6.

7.

次の原因による振動の発生

騒音については個人用保護具を使用。

7.

工具のアンバランス

検査を確実にする。

6.

工具の不適切な取付け,使用

使用する機械・工具の取扱説明書の指示
に従う。

7.

次の原因による,回転中の工具への巻込
まれ,接触

作業者の教育・訓練。 
機械・工具の取扱説明書の指示に従う。

7.

不意の動作

意図した作業の誤動作


12

B 4142 : 2002

表 4.2  ワイヤソーの危険のリスト

危険源

危険の事象

対策

この規定の関連

箇条

次のいずれか又は複合した
原因又は現象の拡大による,
ワイヤソーの破断

ワイヤソーが破断すると,次の単一又
は複合現象が発生することがある。

ワイヤソー及びワイヤソ
ーイングマシンの取扱説
明書をよく読み,使用法

を守る。

5.3

6.3

附属書 E

1.

支持ケーブルの摩耗 1.ワイヤソーが,立ち上がり・蛇行・

べん(鞭)打・巻付きによって,走行
方向が大きく乱れる。

ワイヤソーを使用前に必

ず点検し,異常があれば
使用しない。

附属書 E.1, 
附属書 E.2, 
附属書 E.3

2.

支持ケーブルの腐食 2.ビーズが飛散する。

危険源 1.,2.,3.,4.,5.,

6.

があれば使用しない。

3.

ワイヤソーの形状崩れ(ビ

ーズの形状崩れ,ワイヤソー

のキンク)

4.

ジョイント部の劣化

スリーブの交換

附属書 E.3, 
附属書 E.4

5.

被覆材の破損

破損したものは使用しな
い。

附属書 E.3

6.

ビーズの寄り(ジャム)

ビーズの寄りが起きたも
のは使わない。

5.3.2.5.2

5.3.2.6

附属書 E.3

7.

過大な張力

機械の取扱説明書の指示
を守る。

附属書 E.1

8.

過大な送り量(切込み量)

附属書 E.4

9.

冷却水の不十分な供給

10.

ワイヤソーイングマシン

の設置不良 
−ワイヤラインのゆがみ 
−ワイヤソーが被削材の角

で“く”の字に曲げられる

ガ イ ド プ ー リ を 使 用 す

る。

附属書 E.1, 
附属書 E.4

5.

要求事項  ダイヤモンド/CBN 工具は,研削又は切断作業において,高い応力状態におかれる。その

ため,ダイヤモンド/CBN 工具は,研削盤の種類ガイド方法の種類研削方法の種類及び最高使用周速度に

よって定まる安全係数及び破壊回転周速度(最小値)を保持しなければならない。そしてこの規格に記載

した付加的要求事項に従わなければならない。

5.0

最高使用周速度  ダイヤモンド/CBN 工具の最高使用周速度は,次に掲げる最高使用周速度の中か

ら選択しなければならない。ただし,括弧付きの数値は暫定使用とする。

単位  m/s

5

−6−8−10−12−(15)−16−20−25−(30)−32−35−40−(45)−50−(60)−63−80−100−(120)−125−140

−160−180−200−225−250−280−320−360−400−450−500

回転速度と周速度の換算表は,

附属書 参照。

5.1

研削ホイールの要求事項

5.1.0

一般  研削ホイールの標準形状は,附属書 参照。

5.1.1

穴径の許容差  ホイールの穴径の許容差の等級は,JIS B 0401-2 に規定する H7 とする。台金支給

品や再電着品の穴径の許容差については,受渡当事者間の協定による。


13

B 4142 : 2002

5.1.2

最大許容塑性変形  金属製コアをもつダイヤモンド/CBN 工具では,遠心力が外径の永久増加を

引き起こすおそれがある。

表 5.1 に規定する破壊回転周速度(最小値)において,はじめの外径に関係するこの直径の永久増加は,

JIS B 0401-1

に規定する

表 の IT11 を超えてはならない。

5.1.3

許容アンバランス  許容アンバランスは,附属書 による。

5.1.4

最高使用周速度及び安全係数

5.1.4.1

最高使用周速度  最高使用周速度は 5.0 参照。

5.1.4.2

安全係数  研削ホイールの,遠心力による破壊に対する安全係数は,使用条件によって,表 5.1

のとおりに規定する。

表 5.1  研削ホイールの最高使用周速度,安全係数及び破壊回転周速度(最小値)

研削盤の種類

ガイド方法の種類

最高使用周速度

v

s

m/s

安全係数

S

破壊回転周速度

(最小値)

v

br mim

m/s

<  40

(

1

)

40 70

50 87

63 109

機械ガイド研削

80

3.00

139

<  80

(

1

)

80 106

100 132

125 165

140 185

160 212

180 238

定置式研削盤

全閉形作業領域をもつ機械ガ
イド研削

200(

2

)

1.75

265

<  50

(

1

)

50 87

63

3.00

109

定置式及び移動
式研削盤

手動ガイド研削

80 3.50

150

<  50

(

1

)

50

3.00

87

63 118

手持ち式グライ
ンダ

手持ち式研削

80

3.50

150

(

1

)

破壊回転周速度(最小値)は,最高使用周速度の

S

倍の数値とする。

(

2

) 200m/s

を超える最高使用周速度については,受渡当事者間の協定による。

5.1.4.3

標準最高使用周速度  使用者が使用速度を指定しない場合には,製造業者は,表 5.2 に規定する

標準最高使用周速度を超えない最高使用周速度で,研削ホイールの設計,試験及び表示をしなければなら

ない。


14

B 4142 : 2002

表 5.2  研削ホイールの標準最高使用周速度

と粒層結合剤別の標準最高使用周速度

v

s

  m/s

メタル M(

3

)

コア

と粒層の取付け

研削方法

ビ ト リ
フ ァ イ
ド V

レジノ

イド B

高強度

低強度

電着 P

外周研削

− 80 80 63 125

コアに直付け,例えば,
焼結又は電着

側面研削

− 63 63 50 100

外周研削

63 63 63 50

金属

コアへ接合,例えば,
接着,ねじ止め,締付

け,ろう付け,溶接

側面研削

50 50 50 40

外周研削

− 80 −

コアに直付け,例えば,
プレス

側面研削

− 63 −

外周研削

63 63 63 50 63

レジノイド(

4

)

コアへ接合,例えば,
接着

側面研削

50 50 50 40 50

(

3

)

高強度,低強度の区分は製造業者の選択による。

(

4

)

レジノイド成形体のコア(ただし,研削と石を除く。

5.1.4.4

特別最高使用周速度  使用者の特別な要求がある場合,製造業者は,表 5.3 に規定する特別最高

使用周速度を超えない最高使用周速度で,研削ホイールの設計,試験及び表示をしなければならない。

全閉形研削盤に対しては,

表 5.1 に規定する安全係数を満たすことを証明するならば,表 5.3 に規定する

速度を超えることができる。

表 5.3  研削ホイールの特別最高使用周速度

と粒層結合剤別の特別最高使用周速度

v

s

  m/s

メタル M(

3

)

コア

と粒層の取付け

研削方法

ビ ト リ

フ ァ イ
ド V

レ ジ ノ

イド B

高強度

低強度

電着 P

外周研削

− 100 100 80 140

コアに直付け,例えば,
焼結又は電着

側面研削

− 80 80 63 125

外周研削

125 80  80  63

金属

コアへ接合,例えば,
接着,ねじ止め,締付
け,ろう付け,溶接

側面研削

80 63 63 50

外周研削

− 100 −

コアに直付け,例えば,
プレス

側面研削

− 80 −

外周研削

80 80 80 63 80

レジノイド(

4

)

コアへ接合,例えば,
接着

側面研削

63 63 63 50 63

5.2

切断ホイールの要求事項

5.2.0

一般  切断ホイールの標準形状は,附属書 参照。

なお,乾式及び湿式切断研削用金属基板の参考寸法は,

表 5.7 及び表 5.8 参照。

5.2.1

穴径の許容差  切断ホイールの穴径の許容差の等級は,JIS B 0401-2 の H9 を満たすものとする。

なお,用途に応じてより高精度の許容差を適用することができる。

台金支給品や再電着品の穴径の許容差については,受渡当事者間の協定による。

5.2.2

最大許容塑性変形  金属基板をもつ超と粒切断ホイールでは,遠心力が外径の永久増加を引き起こ

すおそれがある。

表 5.4 に規定する破壊回転周速度(最小値)において,外径の永久増加は,JIS B 0401-1 に規定する表 1


15

B 4142 : 2002

の IT11 を超えてはならない。

5.2.3

最高使用周速度及び安全係数

5.2.3.1

最高使用周速度  最高使用周速度は 5.0 参照。

5.2.3.2

安全係数  切断ホイールの,遠心力による破壊に対する安全係数は,使用条件によって,表 5.4

に規定する。

表 5.4  切断ホイールの最高使用周速度,安全係数及び破壊回転周速度(最小値)

研削盤の種類

ガイド方法の種類

最高使用周速度

v

s

m/s

安全係数

S

破壊回転周速度

(最小値)

v

br min

m/s

< 63

(

1

)

63 90

80 113

機械ガイド切断

100

2.00

141

<125

(

1

)

125 165

140 185

160 212

180 238

定置式切断機

全閉形作業領域をもつ機械ガ
イド切断

200

1.75

265

< 80

(

1

)

80 150

定置式及び移
動式切断機

手動ガイド切断

100

3.50

188

< 80

(

1

)

80 150

手持ち式切断

手持ち式切断

100

3.50

188

5.2.3.3

標準最高使用周速度  使用者が使用速度を指定しない場合には,製造業者は,表 5.5 に規定する

標準最高使用周速度を超えない最高使用周速度で,切断ホイールの設計,試験及び表示をしなければなら

ない。

表 5.5  切断ホイールの標準最高使用周速度

結合剤別の標準最高使用周速度

v

s

  m/s

コア

と粒層の構造

ガイド方法

湿 式 / 乾 式 区 分 及
び研削方法

レ ジ ノ イ
ド B

メタル M

電着 P

湿式切断研削 63

80

80

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

乾式切断研削

− 80  80

− 40(

5

) 50(

5

)

湿式切断研削

 80 80

セグメント形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

乾式切断研削

− 63  80

金属素材す
なわち,鋳
造材,圧延

材,鍛造材

一 体 形 又 は セ

グメント形

手持ち式切断

湿 式 及 び 乾 式 切 断

研削

− 63(

6

) 80

金属

焼結

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

湿式切断

− 63  −

レジノイド(

4

)

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

湿 式 及 び 乾 式 切 断
研削

63

(

5

)

花こう(崗)岩,せん(閃)緑岩,石英,RC 構造物及びその他の切断しにくい材料向け。

(

6

)

と粒層と基板が溶接又は焼結接合のメタルボンド切断ホイールによる手持ち式切断。


16

B 4142 : 2002

5.2.3.4

特別最高使用周速度  使用者の特別な要求がある場合,製造業者は,表 5.6 に規定する特別最高

使用周速度を超えない最高使用周速度で,切断ホイールの設計,試験及び表示をしなければならない。

全閉形研削盤に対しては,

表 5.4 に規定する安全係数を満たすことを証明するならば,表 5.6 に規定する

速度を超えることができる。

表 5.6  切断ホイールの特別最高使用周速度

結合剤別の標準最高使用周速度

v

s

  m/s

コア

と粒層の構造

ガイド方法

湿式/乾式区分及

び研削方法

レ ジ ノ イ

ド B

メタル M

電着 P

湿式切断研削 80

100

100

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

乾式切断研削

− 100 100

− 63(

5

) 63(

5

)

湿式切断研削

 100

100

セグメント形

機 械 及 び 手 動 ガ

イド切断

乾式切断研削

− 80 100

金属素材す
なわち,鋳

造材,圧延
材,鍛造材

一 体 形 又 は セ
グメント形

手持ち式切断

湿 式 及 び 乾 式 切 断
研削

− 100(

6

) 100

金属

焼結

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ
イド切断

湿式切断

− 80  −

レジノイド(

4

)

一体形

機 械 及 び 手 動 ガ

イド切断

湿 式 及 び 乾 式 切 断

研削

80

5.2.4

金属基板の要求事項

5.2.4.1

乾式用切断ホイールの金属基板の要求事項

5.2.4.1.1

(参考)寸法  アスファルト,コンクリート,天然及び人造石材の乾式切断研削に使用する切

断ホイールの金属基板の参考最小厚さを,

表 5.7 に示す。

表 5.7  乾式切断ホイールの基板の参考寸法

基板の直径

D

1

  mm

機械の種類

を超えて

まで

基板の参考最小厚さ

E

min

  mm

− 115

≧0.7

115 200

≧0.9

手持ち式切断機

200 230

≧1.2

230 300

≧1.2

手持ち式及び定置
式切断機

300 400

≧1.6

400 500

≧2.0

500 600

≧2.5

600 700

≧3.0

700 900

≧3.5

900

1

200

≧4.7

定置式及び移動式
切断機

 1

200

 1

600

≧5.5

5.2.4.1.2

レーザー溶接切断ホイールの基板の材料  基板に使用する材料は,セグメントを溶接するとき

に適切な接合強度をだすために必要な性質をもっている鋼でなければならない。

参考  例えば,炭素含有量 0.35%以下の冷間加工合金鋼は適する。

5.2.4.1.3

焼結切断ホイール用基板の材料  工具鋼,形式は製造業者の選択による。

5.2.4.1.4

スロット(溝)の底の表面品位  工程の選択によるセグメントの溶接又は焼結及びスロットの

底の表面粗さはクラックの発生を避けるように,設計しなければならない。


17

B 4142 : 2002

5.2.4.1.5

その他の要求事項  基板は,その製造工程に原因がある外観上の欠陥がないものとする。

5.2.4.2

湿式用切断ホイールの金属基板の要求事項

5.2.4.2.1

(参考)寸法  アスファルト,コンクリート,天然及び人造石材の湿式切断研削用切断ホイー

ルに使用する金属基板の外径に対応する参考最小厚さを,

表 5.8 に示す。

表 5.8  湿式切断用基板の参考寸法

基板の直径

D

1

  mm

基板の参考最小厚さ

E

min

  mm

機械の種類

を超えて

まで

天然 及び人造 の石材

の切断

アス ファルト 及びコ

ンクリートの切断

− 300

≧1.2

≧1.6

300 400

≧1.6

≧2.2

400 500

≧2.0

≧2.5

500 600

≧2.5

≧2.8

600 700

≧3.0

700 900

≧3.5

≧3.0

900 1

200

≧4.7

1 200

1 600

≧5.5

≧3.4

1 600

2 000

≧6.5

≧3.5

2 000

3 500

≧8.0

定置式切断機

3 500

5 000

≧9.0

− 230

≧0.006D

手持ち式切断機

230 400

≧0.005D

5.2.4.2.2

材料  工具鋼,種類は製造業者の選択による。

5.2.4.2.3

表面品質  5.2.4.1.4 参照。

5.2.4.2.4

その他の要求事項  5.2.4.1.5 参照。

5.2.5

金属基板へのセグメントの接合に関する要求事項

5.2.5.1

セグメントと金属基板の接合  手持ち式乾式切断ホイール用セグメントは,溶接又は焼結接合し

なければならない。ただし,D≦230mm で,E≧2mm のものは除く。

5.2.5.2

セグメント形切断ホイールの最小曲げ強度  セグメント形切断ホイール及びソーについて,基板

とセグメントの間の溶接焼結又はろう付けの接合強度は,次の最小曲げ強度値を満足するように設計しな

ければならない。

−  手持ち式切断機用の切断ホイールは,

σ

b

≧600N/mm

2

−  定置式及び移動式切断機用の切断ホイールは,

σ

b

≧450N/mm

2

5.2.5.3

メタルボンドの一体形リムの切断ホイールの最小曲げモーメント  一体形リムの切断ホイール

については,メタルボンドと基板との接合部は,次の曲げモーメントに耐えるように設計しなければなら

ない。

3

10

2

×

×

=

D

F

M

b

  (Nm)    F=125N,D=切断ホイールの外径

5.3

ワイヤソーの要求事項

5.3.1

一般  この規格は,石材用・コンクリート用に,定置式及び自走式ワイヤソーイングマシンで使用

するダイヤモンドワイヤソーについて規定する。

なお,ワイヤソーは手持ち式機械で使用してはならない。


18

B 4142 : 2002

5.3.2

要求事項

5.3.2.1

ワイヤソーの被覆の構成  被覆にはワイヤロープの保護,ビーズの固定の役割があり,その構成

表 5.9 による。

表 5.9  ワイヤソーの被覆の構成

区分

材質

スペーサー(スプリング)

1

なし

2

樹脂

あり

3

なし

4

ゴム

あり

5

なし

あり

5.3.2.2

ワイヤソーの外観  ワイヤソーの外観は,次のことがないものとする。

被覆材の破損

ビーズの寄り

ビーズの形状の不ぞろい

スチルワイヤロープのさび

5.3.2.3

ワイヤソーの寸法  ワイヤソーの寸法は,ビーズの外径・と粒層の長さ,ビーズのピッチ,全長

などの要素がある。これらの寸法は受渡当事者間の協定による。

5.3.2.4

支持ケーブル  支持ケーブルのスチールワイヤロープは,その構造,用途及び作業条件による繰

返し応力で疲労,破断することがある。したがって,スチールワイヤロープは,耐久試験(

7

)

証明付きのも

のを使用することが望ましく,例えば,19 本線 6 より共心などを用いる。

(

7

)

耐久試験は,JIS G 353511.2b

(ロープ試験の耐久試験)によることが望ましい。

表 5.10  ワイヤロープの望ましい仕様

ワイヤロープ径  mm

表示

範囲

ワイヤロープの破断荷重

kN

3.6 3.40

∼3.80 8

4.0 3.80

∼4.20 10

4.2 4.00

∼4.41 12.5

5.0 4.76

∼5.22 17

5.3.2.5

区分 1のワイヤソーの要求事項

5.3.2.5.1

ジョイントの破断荷重  ジョイント作業は,ワイヤソー製造業者から指示された作業方法に従

って,支給された専用部品,作業工具を使用しなければならない。

ジョイントの破断荷重は,ワイヤロープの破断荷重の 25%以上とする。

5.3.2.5.2

ビーズの固定強度  ビーズとワイヤロープとの固定強度(せん断力)は,ワイヤロープの破断

強度の 1/12 以上でなければならない。

5.3.2.5.3

走行速度  ワイヤソーの通常の走行速度は,v=20∼30m/s である。

最高の走行速度は 40m/s を超えてはならない。

5.3.2.6

区分 のワイヤソーの要求事項  と粒ビーズをスプリング,プレスリング及びスペーサーリング

によって保持しているワイヤソーの場合は,次の寸法限界を守らなければならない。

a)

新品ワイヤソーについて

−  ビーズの穴径≦ワイヤロープ径+0.4mm

−  ワイヤロープ上のビーズの長手方向ガタ(遊び)≦8mm


19

B 4142 : 2002

b)

使用中のワイヤソーについて

−  ビーズの穴径≦ワイヤロープ径+0.6mm

−  ワイヤロープ上のビーズの長手方向ガタ≦10mm

プレスリングをワイヤロープに取り付けた後,ワイヤロープ及びプレスリングに破壊の徴候がないもの

とする。プレスリングの固定強度は,ワイヤロープの破断荷重の少なくとも 1/12 に耐え,緩んではならな

い。

スプリングは,クローズドエンドを使用しなければならない。ただし,スプリングがむき出しの場合は,

端面が研削仕上げのスプリングを使用する。

ジョイント部の破断荷重は,ワイヤロープの破断荷重の少なくとも 25%である。

スプリングスペーサーだけを使ったワイヤソーの最高走行速度は,v

s

=35m/s を超えてはならない。

5.3.3

ワイヤソーの表示  ワイヤソーの表示は附属書 によるほか,次による。

a)

走行方向  ワイヤソーは,製品に走行方向を表示しなければならない。

b)

製造日付  ワイヤソーは,ケースに製造日付を表示しなければならない。

c)

最高走行速度  ワイヤソーは,ラベル又はケースに最高走行速度を表示しなければならない。

5.4

軸付ホイールの要求事項

5.4.0

一般  標準形状,寸法及び回転速度は,附属書 参照。

5.4.1

軸径の許容差  軸付ホイールの軸径の許容差の等級は,JIS B 0401-2 の H7 である。台金支給品や

再電着品の軸径の許容差については,受渡当事者間の協定による。

5.4.2

軸付ホイールの最高使用周速度及び安全係数

5.4.2.1

最高使用周速度  5.0 参照。

5.4.2.2

安全係数  軸付ホイールの安全性の要求事項,例えば,軸の曲げの抵抗力,最小締付け長さ,最

高使用周速度,特性及び計算のモデルは,

附属書 参照。

最低破壊速度及び軸の曲げに対する抵抗力は,

表 5.11 に規定する。

表 5.11  軸付ホイールの最高使用周速度,安全係数及び破壊回転周速度(最小値)

機械の種類

ガイド方法の種類

最高使用周速度

v

s

m/s

安全係数

S

破壊回転周速度

(最小値)

v

br min

m/s

軸付ホイールの
振れ曲がりに対

する安全係数

S

ab

< 50

(

1

)

50 87

定置式研削盤

機械ガイド又は手
動ガイド

63

3

109

1.3

5.5

その他のダイヤモンド/CBN 工具の要求事項

5.5.0

一般  その他のダイヤモンド/CBN 工具の標準形状及び寸法は,附属書 参照。

5.5.1

穴径の許容差  その他のダイヤモンド/CBN 工具の穴径の許容差の等級は,JIS B 0401-2 の H9 

ある。

5.5.2

その他のダイヤモンド/CBN 工具の最高使用周速度及び安全係数

5.5.2.1

最高使用周速度  5.0 参照。

5.5.2.2

安全係数  用途及び最高使用周速度の関数としての安全係数,破壊回転周速度(最小値)は,表

5.12

に規定する。


20

B 4142 : 2002

表 5.12  その他のダイヤモンド/CBN 工具の最高使用周速度, 

安全係数及び破壊回転周速度(最小値)

機械の種類

ガイド方法の種類

最高使用周速度

v

s

  m/s

安全係数

S

破壊回転周速度

(最小値)

v

br min

  m/s

< 63

(

1

)

63 109

80 139

定置式機械

機械ガイド研削

100

3.0

173

< 40

(

1

)

40 70

50

3.0

87

63 118

手持ち式機械

手持ち式研削

80

3.5

150

5.5.2.3

標準最高使用周速度  使用者が使用速度を指定しない場合には,製造業者は,表 5.13 に規定する

標準最高使用周速度を超えない最高使用周速度で,その他のダイヤモンド/CBN 工具の設計,試験及び表

示をしなければならない。

表 5.13  ガイド方法,結合剤の関数として,その他のダイヤモンド/CBN 工具の 

標準最高使用周速度 

結合剤別の標準最高使用周速度

v

s

  m/s

工具の種類

ガイド方法の種類

研削方法

の種類

レジノイド B

メタル M

電着 P

皿形ホイール

手持ち式研削

側面研削 63

63

63

柄付工具

機械ガイド研削

外周,側面,
三次元研削

50 50 50

機械ガイド研削

− 40 40

ミーリング,プロファイ
リング工具(

8

)

手持ち式研削

外周,側面,
三次元研削

− 80 80

機械ガイド研削

− 12 12

ドリル,コアドリル

手持ち式研削

コアドリリ
ング

− 10 10

(

8

)  D

<400mm,金属基板の厚さ E≧4mm の切断ホイールを含む。

5.5.2.4

特別最高使用周速度  使用者の特別な要求がある場合,製造業者は,表 5.14 に規定する特別最高

使用周速度を超えない最高使用周速度で,切断ホイールの設計,試験及び表示をしなければならない。

全閉形研削盤に対しては,

表 5.12 に規定された安全係数を満たすことを証明するならば,表 5.14 に規定

した速度を超えることができる。

表 5.14  用途,結合剤によって規定されるその他のダイヤモンド/CBN 工具の 

特別最高使用周速度

結合剤別の標準最高使用周速度

v

s

  m/s

工具の種類

ガイド方法の種類

研削方法の

種類

レジノイド B

メタル M

電着 P

皿形ホイール

手持ち式研削

側面研削 80

80

80

柄付工具

機械ガイド研削

外周,側面,
三次元研削

63 63 63

機械ガイド研削

− 50 50

ミーリング,プロファイ
リング工具(

8

)

手持ち式研削

外周,側面,
三次元研削

− 80 80

機械ガイド研削

− 16 16

ドリル,コアドリル

手持ち式研削

コアドリリ
ング

− 16 16


21

B 4142 : 2002

5.5.3

金属基板へのと粒層の接合に関する要求事項  手持ち式研削用に手持ち式機械で使用するセグメン

ト形皿形ホイールについて,と粒層とコア(台金)の接合強度は,その最低せん断力が,F

A

=6 400N であ

るように設計しなければならない。

5.6

表示  ダイヤモンド/CBN 工具の表示は,附属書 の規定に従う。

表示は,消えない,読みやすいものでなければならない。可能な場合には,本体に表示しなければなら

ない。

6.

製造業者による試験及び検査

6.0

一般  製造業者によるダイヤモンド/CBN 工具の検査は,製品の安全性を害する結果をきたす製造

上の欠陥を見つけることを目的とする。この検査は,製造工程の一部として,製品が出荷される前に,実

施しなければならない。

この規格に規定した試験に合格したダイヤモンド/CBN 工具を出荷しなければならない。

製造業者は,すべての試験の実行及び結果に関して,立証能力のある記録を最低 10 年間,保管しなけれ

ばならない。

6.1

研削ホイールの試験方法  5.1 の要求事項への適合を立証するために,次の試験方法を適用する。

−  6.1.1 に従う回転試験

−  6.1.2 に従う破壊回転試験

−  6.1.3 に従う外観検査

−  6.1.4 に従う穴径許容差検査

−  6.1.5 に従うアンバランス試験

6.1.1

回転試験  回転試験において,研削ホイールは適切な試験機に取り付け,そして,表 6.1 に記述し

た回転試験速度まで,連続的に回転速度を増加することによって負荷をかける。回転試験速度を,少なく

とも 5 秒間保持する。

表 6.1  研削ホイールの回転試験速度

安全係数 S=1.75(

9

)

に対して

安全係数 S=3.00 及び 3.50(

9

)

に対して

研 削 ホ イ ー ル
の種類

最高使用周速

v

s

  m/s

試験速度係数

f

pr

回転試験速度

v

pr

  m/s

最高使用周速度

v

s

  m/s

試験速度係数

f

pr

回転試験速度

v

pr

  m/s

< 80

< 40

80 1.2  96  40

1.3

52

100 110

50

65

125 138

63

1.2

76

140 154

80

1.1

88

160 176

180 198

すべて

200

1.1

220

(

9

)

5.1参照。

6.1.2

破壊回転試験  研削ホイールを,遠心力速度試験によって試験する。研削ホイールを,適切な試験

装置の主軸に取り付けた後,破壊回転周速度(最小値)まで回転速度を増加し遠心力を加える。研削ホイ

ールは,破壊回転周速度(最小値)を切り抜けるならば,破壊回転試験にパスする。さらに,金属コアの

ホイールだけについては,その外径の永久増加量が JIS B 0401-1 

表 の IT11 を超えてはならない。

破壊試験に供された研削ホイールは,すべて廃棄しなければならない。


22

B 4142 : 2002

6.1.3

外観検査  外観検査においては,ひび・割れ・欠けその他使用に不具合な欠陥がないことを確認す

る。

外観検査は,訓練され,当該業務に任命された要員が行わなければならない。

6.1.4

穴径許容差検査  穴径は,通り・止まりプラグゲージ又は同等な装置で試験する。

6.1.5

アンバランス試験  アンバランス試験は,附属書 による。

6.1.6

試験検査の範囲

表 6.2  接合製法による研削ホイールの検査試験の適用範囲

研削ホイール

試験の適用範囲

区分

と粒層の

結合剤

寸法

mm

最高使用周速度

v

s

  m/s

回転試験(

10

)

6.1.1 参照)

%

破壊回転試験

(

10

)

6.1.2 参照)

%

外観検査

6.1.3 参照)

%

≦63

D≦600

>63 5  0.1

100

≦50

外周研削用

D>600

>50 10  0.1

100

≦50

D≦600

>50 5  0.1

100

≦40

側面研削用

メタル又
はレジノ
イド

D>600

>40 10  0.1

100

≦63

D≦600

>63 100  −

100

≦50

外周研削用

D>600

>50 100  −

100

≦50

D≦600

>50 100  −

100

≦40

コアに接

着及び

/又は

ねじ留

めされた

研削ホ

イール

金属又は
レジノイ
ドコア(

4

)

側面研削用

ビトリフ
ァイド

D>600

>40 100  −

100

(

10

)

抜取りの単位は,生産率のパーセント,少なくともバッチ当たり1個。表に示している回転試験又は破壊回転試
験のいずれを適用するかは,製造業者の選択による。


23

B 4142 : 2002

表 6.3  直付け製法による研削ホイールの検査試験の適用範囲

研削ホイール

試験の適用範囲

区分

と粒層の

結合剤

寸法

mm

最高使用周速度

v

s

  m/s

回転試験(

10

)

6.1.1 参照)

%

破壊回転試験(

10

)

6.1.2 参照)

%

外観検査

6.1.3 参照)

%

≦125

外周研削用

>125 5  0.1

100

≦100

側面研削用

電着

すべて

>100 5  0.1

100

≦63

外周研削用

>63 100  −

100

≦50

側面研削用

メタル低
強度(

3

)

D≦600

>50 100  −

100

≦80

外周研削用

すべて

>80 5  0.1

100

≦63

金属コア

側面研削用

メタル高
強度(

3

)

D≦600

>63 5  0.1

100

≦80

外周研削

すべて

>80 100  −

100

≦63

≦80 5  0.1

コアに直付け製造された研削ホイール

レジノイ
(

4

)

及び

金属コア  側面研削

レジノイ

D≦600

>80 100  −

100

6.2

切断ホイールの試験方法  5.2 の要求事項への適合を立証するために,次の試験方法を適用する。

−  6.2.1 による回転試験

−  6.2.2 による破壊回転試験

−  6.2.3 による外観検査

−  6.2.4 による曲げ試験

−  6.2.5 による穴径許容差検査

6.2.1

回転試験  全速度試験において,切断ホイールは適切な試験機に取り付ける。そして,表 6.4 に規

定した回転試験速度まで,連続的に回転速度を増加することによって負荷をかける。回転試験速度は少な

くとも 5 秒間保持する。

表 6.4  切断ホイールの回転試験速度

ダイヤモンド/CBN 工
具の種類

最高使用周速度

v

s

  m/s

試験速度係数

f

pr

回転試験速度

v

pr

  m/s

< 63

63 70

80 88

100 110

125 138

140 154

160 176

180 198

切断ホイール

200

1.1

220

6.2.2

破壊回転試験  6.1.2 参照。

6.2.3

外観検査  外観検査においては,切断ホイールにひび・割れ・欠けその他使用に不具合な欠陥がな

いことを確認する。


24

B 4142 : 2002

外観検査は,訓練され,当該業務に任命された要員が行わなければならない。

6.2.4

曲げ試験

6.2.4.1

非破壊曲げ試験  切断ホイールの基板部分を 2 枚のクランププレートで挟み,取り付ける。クラ

ンププレートの縁とセグメントの接合部との距離は約 2mm とする。セグメントとおよそ同じ長さ,そし

て基板の外周と同じ曲率のクランプピースによって,セグメントを深さ X

1

に対応する深さまで保持する

図 6.1)。

図 6.1  セグメント形切断ホイールの曲げ試験装置

荷重は,接合部から距離 L

F

でクランプピースに負荷し,負荷した力 を測定,記録する。

接合部に作用する曲げモーメント M

b

は,力 及び距離 L

F

から次のように計算する。

3

b

10

F

L

F

M

×

=

  (Nm

2

)  (1)

接合部における曲げ応力は,曲げモーメント M

b

,セグメントの接合部の長さ L

v

及び基板の厚さ から

次のように計算する。

2

3

b

b

10

6

E

L

M

σ

v

×

×

×

=

  (N/mm

2

)  (2)

曲げモーメントは,接合部における曲げ応力が次の値に達するまで,増加する。

−  機械ガイド切断用(湿式)

σ

b

=150N/mm

2

−  機械ガイド切断用(乾式)

σ

b

=225N/mm

2

−  手持ち式切断用(湿式又は乾式)

σ

b

=225N/mm

2

片側溶接の切断ホイールに対して,曲げ荷重を反溶接側に加える。

両側溶接又は焼結の切断ホイールに対しては荷重方向を規定しないが,

セグメントを一つおきに試験し,

反転して残りのセグメントを試験することによって,曲げ荷重を切断ホイールの両側に加える。

もし,最小曲げ応力を加えた後,目視でダメージがなければ,試験の要求事項を検証したことになる。

6.2.4.2

破壊曲げ試験

6.2.4.2.1

セグメント切断ホイール  試験は 6.2.4.1 に述べたように行う。ただし,加える荷重はセグメン

ト又は接合部の破壊が起こるまで増加する。公式(1)に従う最大曲げモーメント M

bmax

は最大荷重 F

max

から

計算する。これから曲げ強度は次のように計算する。


25

B 4142 : 2002

2

V

3

bmax

b

10

6

B

E

L

M

σ

×

×

×

=

  (N/mm

2

)  (3)

もし,破壊が,接合面でなくと粒層内で起きたとき,曲げ強さの計算において,寸法 L

v

及び寸法 は,

セグメントの長さ L

2

及びと粒層の幅 に置き換える。

もし,5.2.5.2 に従う最小値を満たしたならば,十分な曲げ強度を検証したことになる。

6.2.4.2.2

一体形リム切断ホイール  試験は 6.2.4.1 に述べたように行う。ただし,直線のフロントエッジ

をもつクランプピースによってと粒層リムの部分を の深さまでつかみ,リムの破壊が起こるまで荷重を

加える。曲げモーメントは最大荷重 F

max

から公式(1)に従って計算する。

もし,曲げモーメントが 5.2.5.3 に規定する最小値を満たしたならば,十分な曲げ強度を検証したことに

なる。

図 6.2  一体形リム切断ホイールの曲げ試験装置

6.2.5

穴径許容差検査  穴径は,通り・止まりプラグゲージ又は同等な装置で検査する。

6.2.6

試験検査の範囲


26

B 4142 : 2002

表 6.5  切断ホイールの試験及び検査の適用範囲

切断ホイール

試験の適用範囲

曲げ試験 %

区分

と粒層の結合剤  寸法

mm

最高使用周速度

v

s

  m/s

回転試験(

10

)

6.2.1 参照)

%

破壊回転試

(

10

)

6.2.2 参照)

%

外観検査

6.2.3 参照)

%

6.2.4.1

参照)

6.2.4.2

参照)

≦80

電着

すべて

>80 5

0.1

100

≦80

メタル

すべて

>80 5

0.1

100

0.1

≦63

金 属 一 体
リム形

レジノイド

すべて

>63 10

0.1

100

≦80

電着

すべて

>80 5

0.1

100

≦63

− 100

金 属 セ グ
メント形

メタル,ろう付
け,溶接,焼結

すべて

>63

− 100

100(

11

) 0.1(

11

)

焼結金属  メタル

すべて

≦63

− 100

切断ホイールのコアによる区分

レ ジ ノ イ

(

4

)

レジノイド

すべて

≦63

− 100

(

11

)

統計的試験方法に基づく,同等な試験方法も認める。

表に示している非破壊曲げ試験又は破壊曲げ試験のいずれを適用するかは,製造業者の選択による。

6.3

ワイヤソーの試験方法  5.3 への適合を立証するために,次の試験方法を適用する。

a)

区分 1のワイヤソーの試験

−  6.3.1 に従う外観検査

−  6.3.2 に従うワイヤロープの破断試験

−  6.3.3 に従うジョイント部の引張試験

−  6.3.4 に従うビーズの固定強度試験

b)

区分 のワイヤソーの試験

−  6.3.1 に従う外観検査

−  6.3.2 に従うワイヤロープの破断試験及び

−  6.3.3 に従うジョイント部の引張試験,6.3.5 に従うと粒ビーズ試験,6.3.6 に従うプレスリング試

6.3.1

外観検査  外観検査において,ワイヤソーの外観品位を立証する。外観検査は,訓練され,当該業

務に任命された要員が行わなければならない。

6.3.2

ワイヤロープの破断試験  ワイヤロープは 5.3.2.4 に述べた値まで徐々に引っ張り,破断試験を行

う。

なお,破断試験は JIS G 3535 の規定によることが望ましい。

ワイヤロープの供給者による,試験証明書の付いた適切なワイヤロープであるとの証明がある場合,こ

の試験手順は,省いてよい。

6.3.3

ジョイント部の引張試験  ワイヤソーの製造業者が取り付けたジョイントスリーブは,5.3.2.5.1 

与えた値まで試験しなければならない。

6.3.4

ビーズの固定強度試験  ビーズの固定強度(せん断力)は,走行方向に対抗するせん断力として

5.3.2.5.2

に記載した値まで試験しなければならない。この値まで試験して,ビーズの抜け,固定部の損傷

が見られないならば,ビーズの固定強度は検証される。


27

B 4142 : 2002

6.3.5

ビーズ試験  区分 5 の製品について,スプリングによるワイヤソーの場合は,その穴の寸法及び支

持ケーブルの外径は,5.3.2.6 の要求事項に規定した試験をしなければならない。軸方向ガタ及び半径方向

すき間は,5.3.2.6 に従わなければならない。

6.3.6

プレスリング試験  ワイヤソーの製造業者によって取り付けられたプレスリングは,5.3.2.6 に規定

した値に従う試験をしなければならない。

6.3.7

試験の適用範囲  試験は次のように実施する。

−  外観検査

すべて

−  ワイヤロープの破断試験

供給単位当たり 2 試験,又はワイヤロープの供給者による試験の証

明書を付けた適切な製品の証明。

−  ジョイント部の引張試験

製造業者の判断による。

−  ビーズの固定強度試験

製造業者の判断による。

−  ビーズ試験

製造業者の判断による。

−  プレスリング試験

製造業者の判断による。

6.4

軸付ホイールの試験方法  5.4 の要求事項への適合を立証するために,次の試験方法を適用する。

−  6.4.1 に従う破壊回転試験(参考)(

12

)

−  6.4.2 に従う軸の振れに対する抵抗力

−  6.4.3 に従う外観検査

−  6.4.4 に従う軸径試験

(

12

)  6.4.1

については,できるだけ実施することが望ましいが,現状では試験装置の実状から,参考

にとどめる。

6.4.1

破壊回転試験  軸付ホイールは,遠心力速度試験によって試験する。軸付ホイールは適切な試験装

置に取り付け,最低破壊速度まで回転速度を増加し遠心力を負荷する。そのときのスピンドルのオーバー

ハング長さは,L

0

=0。

軸付ホイールは,もしそれが最低破壊速度で破壊しなければ,破壊回転試験をパスする。

補足事項  軸付ホイールの破壊回転試験は,遠心力によると粒層の破壊,又はと粒層のはく(剥)離に対

する安全係数を見ることにある。したがって,適切な試験装置がない場合には,モデルによって試験で安

全係数を推定してもよい。

6.4.2

軸の回転振れ曲がり試験  最高使用周速度が 50m/s までの軸付ホイールの軸の回転振れ曲がり試

験のために,

附属書表 C.2 のパラメータは決定的であり,附属書表 C.3C.10 の寸法及び速度を守らなけ

ればならない。

6.4.3

外観検査  外観検査において,いかなる目に見える欠陥も識別しなければならない。外観検査は,

訓練され,当該業務に任命された要員が行わなければならない。

6.4.4

軸径試験  軸径は,スリップゲージ又は同等の装置によって検査する。

6.5

その他のダイヤモンド/CBN 工具の試験方法  5.5 の要求事項への適合を立証するために,次の試

験方法を適用する。

−  6.5.1 に従う回転試験

−  6.5.2 に従う破壊回転試験

−  6.5.3 に従う外観検査

−  6.5.4 に従う穴径及び軸径許容差試験

−  6.5.5 に従うセグメント皿形ホイールのせん断強度試験


28

B 4142 : 2002

6.5.1

回転試験  回転試験においてその他のダイヤモンド/CBN 工具は,適切な試験機に取り付け,そ

して回転試験速度まで回転速度を増加することによって,遠心力を加える(

表 6.6 参照)。

回転試験速度は少なくとも 5 秒間保持しなければならない。

表 6.6  その他の工具の回転試験速度

ダイヤモンド/CBN 工
具の種類

最高使用周速度

v

s

  m/s

試験速度係数

f

pr

回転試験速度

v

pr

  m/s

16 21

20 26

25 33

32 42

35 46

40 52

50 65

63

1.3

82

その他のダイヤモンド
/CBN 工具

80 1.2 96

6.5.2

破壊回転試験  6.1.2 参照。

6.5.3

外観検査  外観検査において,いかなる目に見える欠陥も識別しなければならない。

外観検査は,訓練され,当該業務に任命された要員が行わなければならない。

6.5.4

穴径及び軸径許容差  穴径許容差は,通り・止まりプラグゲージ又は同等な装置で試験しなければ

ならない。

軸径はスリップゲージ又は同等な装置で試験しなければならない。

6.5.5

セグメント皿形ホイールのせん断強度試験  皿形ホイールは測定台に取り付ける(図 6.3 参照)。

焼入れした加圧器具によって,テストするセグメントにせん断力を加える。接触点における加圧器具の寸

法及び形状はと粒層セグメントに関係する。力は,セグメントをせん断するまで加える。セグメントをせ

ん断するのに必要な力 F

A

を測定する。

図 6.3  せん断力試験装置のセッティング


29

B 4142 : 2002

6.5.6

試験検査の範囲

表 6.7  その他の工具の試験検査の範囲

そ の 他 の ダ イ ヤ モ ン ド /

CBN

工具

試験の範囲

名称

寸法

mm

最高使用周速度

v

s

  m/s

6.5.1

に従う回転

試験(

10

)

%

6.5.2

に従う破壊

回転試験(

10

)

%

6.5.3

に従う外観

検査

%

D≦80

≦63

− 100

≦63

皿形研削ホイール

D>80

>63 5  0.1 100

≦63

− 100

柄付工具

すべて

>63 5  0.1

プロファイル研削
ホイール

すべて

≦80

− 100

ドリル及びコアド
リル

すべて

すべて

− 100

7.

使用者向けの情報  ダイヤモンド/CBN 工具の製造業者,販売業者又は輸入業者は,使用者向けの情

(

13

)

で,ダイヤモンド/CBN 工具の安全な使用方法を使用者に知らせなければならない。

(

13

)

取扱説明書,本体表示,注意書きなどの形式による通知。

これらの情報は,ダイヤモンド/CBN 工具の正しい使用のため,7.17.8 の安全の推奨情報を必要に応

じて含んでいなければならない。

7.1

一般  ダイヤモンド/CBN 工具は破損する可能性があり,そのために最大限の注意を払って取り扱

わなければならない。損傷のある又は不適切に取り付けた若しくは使用したダイヤモンド/CBN 工具は危

険であり,そして重大な傷害を引き起こすおそれがある。

7.2

輸送,取扱い及び保管  ダイヤモンド/CBN 工具は,注意深く取り扱い,そして輸送しなければな

らない。ダイヤモンド/CBN 工具は,機械的損傷及び有害な環境の影響にさらされることのないような方

法で,保管しなければならない。

−  取扱説明書と離れることのないように

−  衝撃を与えたり,落下したりすることのないように

−  腐食したり,さびが発生したりすることのないように

−  乾燥した,常温の環境から外れることのないように

−  と粒層部に力が加わらないように

7.3

ダイヤモンド/CBN 工具の選択  使用者は,ラベル又はそのダイヤモンド/CBN 工具に表示した情

報を,使用の制限,安全面の指示又はその他のいかなる指令と同様に遵守しなければならない。また,ダ

イヤモンド/CBN 工具の選択について疑念がある場合には,製造業者又は販売業者に情報を要請しなけれ

ばならない。

使用者は,ダイヤモンド/CBN 工具の使用に当たって粉じん(塵)が発生する場合は,研削盤のカバー

及び集じん装置について考慮しなければならない。

7.4

目視検査  使用者は,取付け前に,ダイヤモンド/CBN 工具の目視検査をしなければならない。損

傷のあるダイヤモンド/CBN 工具は使用してはならない。


30

B 4142 : 2002

7.5

取付け,作業開始前及び研削に対する情報  使用者は,ダイヤモンド/CBN 工具の取付け作業の準

備,使用前の検査及び研削作業を,ダイヤモンド/CBN 工具製造業者及び機械製造業者が提供した取扱説

明書に従って,実行しなければならない。

7.6

追加の情報  ダイヤモンド/CBN 工具の製造業者又は販売業者は,使用者が実施すべき安全面の推

薦事項を,使用者への注意書きに含めなければならない。

−  研削盤製造業者による使用者向け情報の遵守

−  作業開始前に,安全装置が取り付けられていることを確認する。

できれば安全装置が作動することを確認するのが望ましい。

−  安全装置による防護がない状態で,研削作業を行ってはならない。

−  使用機械及び使用形式に適した個人用保護具(例えば,保護めがね及び面防具,耳栓,マスク,安全

靴,保護手袋及びその他の保護衣)を着用しなければならない。

−  研削液のミストの飛散を防止する装置の使用を考慮しなければならない。

−  (工具の使用制限,安全のための指示又はその他の情報を考慮して)研削作業に対して適したダイヤ

モンド/CBN 工具を使用しなければならない。

−  手持ち式グラインダのホイールガード(ホイールカバー)を外した状態,軸方向にカバーから飛び出

した状態,カバーの開き角度を変更した状態で,研削作業を行ってはならない。

−  手持ち式グラインダによる切断の場合に,ダイヤモンド/CBN 工具は切断溝に対して真っ直ぐの位置

に置かなければならない。ダイヤモンド/CBN 工具が食い込んで動かなくなることは避けなければな

らない。

−  手持ち式グラインダを作業台又は床に置く前に,スイッチを切り,かつ,研削工具は停止しているこ

とを確認しなければならない。

その注意書きを次のように提供しなければならない。

−  定期的情報として

−  訓練計画の一環として

−  又は実際の使用のガイダンスとして

7.7

ロータリドレッサの使用者への情報  ロータリドレッサの使用者への情報は,附属書 による。

7.8

ワイヤソーの使用者への情報  ワイヤソーの使用者への情報は,附属書 による。


31

B 4142 : 2002

附属書 A(規定)  表示

A.1

適用範囲  この附属書は,ダイヤモンド/CBN 工具の表示について規定する。

A.2

表示の仕様  ダイヤモンド/CBN 工具は,附属書表 A.1 に規定する仕様を表示しなければならない。

附属書表 A.1  ダイヤモンド/CBN 工具の表示

仕様

1 2 3 4 5 6

7

ダイヤモンド/CBN 工

具の名称

製造業者

販売業者 
輸入業者

製造番号

出荷番号

最高使用周

速度(

1

)

m/s

最高回転速

(

1

)

min

1

回転の方向 使用制限(

2

)

製造業者の適合

宣言(

2

)

研削ホイール

切断ホイール

軸付ホイール

ワイヤソー

(

3

)

そ の他のダ イヤモンド
/CBN 工具

(

1

)

コラム3,4併記の場合は,どちらかだけを表示してもよいこととする。

(

2

)

コラム 6,7 は,工具本体に表示困難な場合は包装などに表示する。

(

3

)

ワイヤソーは最高走行速度 m/s を表示する。

コラム 1

製造業者又は販売業者又は輸入業者を書く代わりに,登録商標を書くことが許される。

コラム 2

製造番号又は出荷番号は,製品のトレーサビリティーを可能にするために表示しなければな

らない。

コラム 3

最高使用周速度 m/s。セグメントチップ単体には,最高使用周速度の表示は省く。

コラム 4

最高回転速度 min

1

。セグメントチップ単体には,最高回転速度の表示は省く。

コラム 5

切断ホイールは回転の方向を,必要に応じて表示しなければならない。ワイヤソーは走行の

方向を表示しなければならない。

コラム 6

使用する特定の研削方法,研削盤そして使用形態の種類に対して,ダイヤモンド/CBN 工具

は,

附属書表 A.2 及び附属書表 A.3 に従う適切な使用の制限を表示しなければならない。

コラム 7

この規定を満たしており,この規定に従って試験したすべてのダイヤモンド/CBN 工具は,

次の表示をすることができる。

JIS B 4142

に従って試験済み

A.2.1

使用制限

A.2.1.1

研削ホイール,軸付ホイール及びその他のダイヤモンド/CBN 工具の使用制限  あらゆる用途を

意図している以外は,研削ホイール,軸付ホイール及びその他のダイヤモンド/CBN 工具は,

附属書表

A.2

に規定した適切な使用制限を,明確に表示しなければならない。


32

B 4142 : 2002

附属書表 A.2  研削ホイールの使用制限

短縮記号

ラベル

適用

RE1

これらのホイールは,機械ガイド

の研削だけに使用される(

4

)

RE4

これらのホイールは,全閉形の定
置式研削盤だけに,使用しなけれ
ばならない。3.2.7 参照。

(

4

)

この制限は,手持ち式又は手動ガイドの研削用の研削盤での使用に対して製造さ
れたのではないが,そのような機械に取り付けることが可能なダイヤモンド/

CBN

工具に,適用する。

A.2.1.2

切断ホイールの使用制限  全用途を意図している以外は,切断ホイールに適切な使用制限を明確に

表示しなければならない(

附属書表 A.3 参照)。

附属書表 A.3  切断ホイールの使用制限

短縮記号

ラベル

適用

RE2

これらの切断ホイールは,手持ち式切断
機で,使用してはならない(

5

)

RE4

これらの切断ホイールは,全閉形の定置
式切断機だけに,使用しなければならな
い。3.2.7 参照。

RE10

これらの切断ホイールは,湿式切断だけ
に,使用しなければならない。

RE11

これらの切断ホイールは,研削工具及び
加工物の両方を機械的にガイドしてい
る定置式切断機だけに,使用しなければ

ならない。

(

5

)

この制限は,手持ち式の研削盤での使用に対して製造したのではないが,そのような機

械に取り付けることが可能な切断ホイールに,適用する。

A.2.1.3

付加的事項  ダイヤモンド/CBN 工具に,形式番号・注文番号・製造業者の固有製品名称のよう

な付加的事項を表示することは,規定した表示の読みやすさを阻害しないことを条件に許容する。

A.2.1.4

マルチ又は組合せ取付けのホイール  同一の軸に数枚のホイールを取り付けることは,ホイール及

び研削盤の製造業者が,そのような取付け方に対してそのホイール及び研削盤が適切であることを,明確

に指示した場合にだけ許容される。

各々のホイールの間にスペーサーを用いるマルチ又は組合せ取付けのホイールは,機械の主軸に正しく

取り付けることを確実にする方法を表示しなければならない。加えて,各々のホイールは,精密研削用の

そのセットの部品として認識されなければならない。スペーサーは,外側のフランジと同一の当たり面と

逃げをもたなければならない。

A.3

表示の実施  ダイヤモンド/CBN 工具の表示は,消えずに読みやすくしなければならない。表示は,

ラベルの表面に記載するか,若しくは本体又は包装の表面に刷り込み,印刷,スタンプ又は彫り込みしな

ければならない。使用制限は,

(RE1…など)の短縮表示又は

附属書表 A.2 及び A.3 に示す“ラベル”で表

示しなければならない。表示は,ダイヤモンド/CBN 工具本体上,若しくは最小の包装単位にはり付けた

又は最小の包装単位に添付したラベル上に,表現しなければならない。


33

B 4142 : 2002

A.3.1

外径 D80mm のダイヤモンド/CBN 工具  ダイヤモンド/CBN 工具にはり付けたラベル又は包装

に,規定した情報を表示することが不可能な場合には,実製品に少なくとも最高回転速度 min

1

を表示し

なければならない。

A.3.2

外径 D80mm のダイヤモンド/CBN 工具  表示は,個々の新品のダイヤモンド/CBN 工具に添付

したラベルがダイヤモンド/CBN 工具が使用終わりになるまで,ダイヤモンド/CBN 工具のそばになけ

ればならない。

もし,一つのこん(梱)包単位で,幾つかの同一のダイヤモンド/CBN 工具を配達するならば,最小寸

法の包装に対する特性の適用によって,各々の包装単位に対して,25 個の同一ダイヤモンド/CBN 工具

当たり少なくとも 1 ラベルを加えるならば,内容の表示は十分である。

一使用者に一包装単位で 1 000 個を超える同一ダイヤモンド/CBN 工具を配達するなら,出荷単位につ

いての特性の適用によって,100 個の同一ダイヤモンド/CBN 工具当たり少なくとも 1 ラベルが各々の包

装単位に加えるならば,内容の表示は十分である。

外径 50<D≦80mm で数個の同一の小さなダイヤモンド/CBN 工具を再販業者に配達するなら,各々の

ダイヤモンド/CBN 工具はラベルを添付しなければならない。

数個の異なった材質,形状・寸法のダイヤモンド/CBN 工具(すなわち,セルフサービスパックのダイ

ヤモンド/CBN 工具のセット)を一緒に荷造りしているならば,包装単位に付けた個々のダイヤモンド/

CBN

工具の表示で十分である。

A.3.3

セグメントチップ  セグメントチップについては,最高回転速度の事項を省いた,最小寸法包装に

付けた特性の表示で十分である。

A.4

ラベルのデザイン  ラベルの参考例は,形式 A,C 参照。

形式 A:最小寸法(高さ×幅)52mm×74mm (A8)

製造業者/販売業者/輸入業者/登録商標

製造番号,出荷番号

最高使用周速度 m/s

最高回転速度 min

1

使用制限

JIS B 4142

に従って試験済み

附属書図 A.1  ラベルの参考例  形式 A

形式 C:最小寸法(高さ×幅)52mm×74mm (A8)

裏面

製造業者/販売業者/輸入業者/登録商標

使用制限

製造番号,出荷番号

突き出し長さ L

0

における最高回転速度

5mm 10mm 15mm

min

1

 min

1

 min

1

20mm 25mm 30mm

min

1

 min

1

 min

1

JIS B 4142

に従って試験済み

安全指示

裏ページに示された

回転速度を超えて使
用してはならい。

保持長さ L

3

は 10mm

以上でなければなら
ない。

附属書図 A.2  ラベルの参考例  形式 C


34

B 4142 : 2002

附属書 B(規定)  アンバランス

B.1

適用範囲  この附属書は,アンバランスの最大許容量を規定するもので,

−  精密研削用のダイヤモンド又は CBN 研削ホイールで,外径 D>100mm

に適用する。

注  研削過程で,トータルアンバランスはもともとあったアンバランス,保持器具のアンバランス,

又は取付けの寸法,位置公差によってもたらされる。したがって,トータルアンバランスはホイ

ールの損耗の進行やクーラント吸蔵量の変化によっても変わり得る。このトータルアンバランス

は,この対策を講じた特別の研削盤で補正できる。

B.2

引用規格  次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の規定の一部を構

成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの附属書の規

定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,

その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0401-1

  寸法公差及びはめあいの方式−第 1 部:公差,寸法差及びはめあいの基礎

備考  ISO 286-1 : 1988  ISO system of limits and fits−Part 1 : Bases of tolerances, deviations and fits が,

この規格と一致している。

JIS B 0905

  回転機械−剛性ロータの釣合い良さ

備考  ISO 1940-1 : 1986  Mechanical vibration−Balance quality requirements of rigid rotors−Part 1 :

Deter-mination of permissible residual unbalance

及び ISO 8821 : 1989  Mechanical vibration

−Balancing−Shaft and fitment key convention からの引用事項は,この規格の該当事項と

一致している。

B.3

定義  この附属書で用いる主な用語の定義は,次による。

B.3.1

アンバランス  遠心力によって引き起こされる振動力と振動がベアリングに伝達されたとき,アン

バランスはホイールに影響を及ぼす。

数ある要因の中で,アンバランスは一様性が損なわれたとき,平行度や同軸度が狂ったときに起こる。

附属書図 B.1B.3 を参照。


35

B 4142 : 2002

附属書図 B.1  均一性の偏り 

附属書図 B.2  平行度

附属書図 B.3  同軸度

B.3.1.1

アンバランス  アンバランスは,その量と相対位置とで表されるベクトルである。アンバランス量

は,アンバランス質量 mB.3.1.2 参照)とホイールの半径 とからなる(附属書図 B.4 参照)。したが

って,アンバランス量 は,

Um× (1)

である。

この附属書によって,許容アンバランスを規定するには,アンバランス量を示すことで十分である。

附属書図 B.4  アンバランス の要因 と R

B.3.1.2

アンバランス質量  アンバランス質量 は,ホイール外周における理論的な質量である。その質

量と遠心加速度 aR×

ω

2

とを掛け合わせたものはアンバランスによって引き起こされる遠心力と等しい。

B.3.1.3

許容アンバランス  出荷された状態での許容アンバランス U

a

は,研削実務上の観点から研削ホイ

ールのアンバランスの量 の最大許容値である。アンバランスの許容質量 m

a

とホイールの半径 とから

得られる(B.3.1.1 参照)

ここで,

U

a

m

a

× (2)

B.3.2

記号

遠心加速度 (mm×s

2

)

ホイールの外径 (mm)

残留偏心

(

μm)

穴部又は基板の厚さ (mm)

ISO 1940-1

によるバランスの等級 (mm/s)

アンバランス許容質量計算のための係数

アンバランス質量 (g)


36

B 4142 : 2002

m

a

アンバランスの許容質量 (g)

ホイールの質量 (g)

M

w

バランス材の質量 (kg)

ホイールの回転速度 (min-1)

ホイールの半径 (mm)

質量補正を行った後の補正半径 (mm)

全厚さ (mm)

アンバランス量 (g×mm)

U

a

許容アンバランス量 (g×mm)

v

s

最高使用周速度 (m/s)

ω

 

角速度 (s

1

)

B.4

アンバランスの測定  アンバランスの測定は,静的又は動的方法で行われる。

B.4.1

アンバランスの静的測定  静的アンバランスの測定は,例えば,回転又は揺動法による釣合い位置

で行う。例は,

附属書図 B.6B.7 を参照。

B.4.1.1

アンバランスの許容費量  経験上,アンバランスの許容質量 m

a

とホイールの質量 との関係式

M

k

m

×

=

a

 (3)

が確立されている。

係数 は,一般に,研削法,研削盤のタイプ,ホイール及び最高使用周速度の範囲 v

s

によるが,外径 D

>450mm の精密研削用超と粒ホイールの係数 の値は,最高使用周速度の区分に従い,

附属書表 B.1 によ

る。

附属書表 B.1  超と粒ホイールの係数 k(静的測定)

最高使用周速度 v

s

 (m/s)

による係数 k

v

s

≦40 40<v

s

≦63 63<v

s

≦100

v

s

>100

0.040 0.032 0.020 0.016

許容アンバランス質量 m

a

と,ホイールの質量 M,係数 の関係は,

附属書図 B.5 による。


 

37

B

 4142 :

 2

002

アンバ

ラン

スの許

容質

ma

附属書図 B.5  例

円筒研削盤で,精密研削用ストレートホイールの外径 D=650mm,質量 M=50 000g,最高使用周速度

v

s

=40m/s とするとき,

附属書表 B.1 から係数 k=0.040 であるから許容アンバランス質量 m

a

=9g となる。


38

B 4142 : 2002

B.4.1.2

試験  ホイールのアンバランス試験は,附属書図 B.6 又は附属書図 B.7 によって,一面で行われる。

釣合いからの偏差は,上下を反転(ホイールを 180°回転)して試験する。

中心に穴のあるホイールの基準軸は,中心穴に内接する最大円筒の軸である。

中心に穴のないホイールの基準軸は,取付け板(フランジ)のセンタリング,すなわち穴の中心を通る

軸として定義される。

アンバランスの試験では,バランシングアーバ又はセンタリング及びクランピング用のジグを使わなけ

ればならない。したがって,以下の測定誤差が起こり得る。

a)

測定のシステム上の誤差,例えば,ホイール取付けのアンバランス。

b)

測定のシステム外の誤差,例えば,ホイール穴と取付け具の間のクリアランス。

アンバランス測定の総合誤差は,最大許容アンバランス量 U

a

の 10%を超えてはならない。

試験の際,ホイールを上下方向の中立面に保持するために,バランシングアーバをホイールの取付け穴

に通す。

外周研削用のストレートホイール又は類似形状にあっては,ホイールは自由けい(繋)止 (free-standing)

とし,ほかの形状にあっては適切なフランジを用いて支持する。

バランシングアーバを,2 本の平行で水平の台形をしたガイドバー若しくは丸棒(

附属書図 B.6 参照)

又は 2 枚重ねた一対の自由に回転する鋼製円盤(

附属書図 B.7 参照)バランシングスタンドに置く。そう

すればホイールは最小の摩擦で平衡位置に達する。

バランシングアーバとホイールの穴とのすき間は,JIS B 0401-1 

表 の IT7 を超えてはならない。

代替:2 本の台形ガイドバーは,2 本の丸棒とすることができる。

附属書図 B.6

附属書図 B.7


39

B 4142 : 2002

アーバと支持具(ガイドバー,バー又は円板)は,摩擦を最小にするため,十分な表面硬度と適正な表

面状態でなければならない。

ホイールが平衡状態になったとき,その質量中心はできる限り最下点にくる。この状態で,ホイールの

外周上の最上点に印を付ける。

ホイールを 90°回転させ,この印がアーバ軸の水平面上にくるようにする。

ホイール外周の印の上に付けるアンバランス質量を変えて,平衡状態に達すると,アンバランス質量 m

が決まる。このようにして得られたアンバランスは,そのホイール固有のアンバランス量と等価でその反

対側である。

質量 の値は,次の式を使ってホイールの固有のアンバランスを決定するのに使う。

Um× (4)

B.4.2

アンバランスの動的測定  アンバランスの動的測定は,動いた状態で行われ,例えば,動バランス

測定器又は研削作業条件下(使用研削盤上)で行う。

次のホイールはバランスを取らなければならない。

−  精密研削用のダイヤモンド又は CBN ホイールで,外径 D>100mm,又は E≧5mm のもの

B.4.2.1

超と粒における許容アンバランス量  許容アンバランスとバランス体質量の関係は,次の式で与え

られる。

⎟⎟

⎜⎜

×

=

×

×

×

=

mm

g

kg

kg

mm

g

w

e

M

U

 (5)

⎟⎟

⎜⎜

=

×

×

×

×

=

g

mm

kg

kg

mm

g

w

r

M

e

m

 (6)

ここで,

  e×

ω

は一定で,かつ,

( )

s

/

1

60

n

e

×

×

=

π

ω

 (7)

バランス等級 の数値は,許容残留偏心 の回転速度と等価である。

⎟⎟

⎜⎜

=

×

×

×

=

s

mm

s

1

kg

mm

g

000

1

ω

e

G

 (8)

バランス等級,回転速度及び残留偏心の関係は,次の式による。

(

)

s

/

mm

000

1

n

e

G

×

×

=

π

 (9)

ホイールの許容アンバランス量 U

a

は,

寸法と最高使用周速度の関数として

附属書表 B.2 に規定してある。

外径 D≧300mm のすべての製品は,JIS B 0905 のバランス等級 G6.3 に従ってバランス取りしなければ

ならない。

ホイールの回転速度は,最高使用周速度の規定に基づき外径の関数として決められる。

附属書図 B.8 

回転速度の軸(軸)からバランス等級 G6.3 の直線を横切って,軸上に許容残留偏心 が求められる。


40

B 4142 : 2002

附属書表 B.2  超と粒ホイールの許容アンバランス量(動的測定)

最高使用周速度 v

s

 (m/s)

による許容アンバランス量 U

a

 (g

×mm)

ホイールの寸法

(mm)

<40m/s

50m/s 63m/s 80m/s 100m/s

>125m/s

100

D<150

50 40 30 30 20 20

150

D<200

100 80 60 50 40 30

200

D<250, T≦15

150

120

100 80 60 50

200

D<250, T>15

230 190 150 120  90  70

250

D<300

320 260 200 160 130 100

B.4.2.2

試験  ホイールのアンバランス試験は,一つ又はそれ以上の面で行う。ホイールの外径 と全厚

さ の比が 2 : 1 より小さい場合(円筒状ホイール)

,バランス取りは二つの補正面上で行うものとする。

中心に穴のあるホイールの基準軸は,中心穴に内接する最大円筒の軸である。

中心に穴のないホイールの基準軸は,取付け板(フランジ)のセンタリング,すなわち,穴の中心を通

る軸として定される。

アンバランスの試験では,バランシングアーバ又はセンタリング及びクランピング用のジグを使わなけ

ればならない。ここでは,以下の測定誤差が起こり得る。

a)

測定のシステム上の誤差,例えば,ホイール取付けのアンバランス。

b)

測定のシステム外の誤差,例えば,ホイール穴と取付け具の間のクリアランス。

アンバランス測定の総合誤差は,許容アンバランス量 U

a

の 10%を超えてはならない。


41

B 4142 : 2002

回転速度  n(miin

1

附属書図 B.8  バランス等級 G6.3 における,ホイールの回転速度と許容残留偏心の値


42

B 4142 : 2002

附属書 C(規定)  軸付ホイール

C.1

適用範囲  この附属書は,最高使用周速度 v

s

=50m/s までの平形軸付ホイールだけに適用する。

C.2

寸法及び名称  軸付ホイールの名称及び各部の記号は,附属書表 C.1 による。

軸付ホイールの寸法は,

附属書表 C.3C.10 の仕様による。

一般的公差は,JIS B 0405 の m とする。

附属書表 C.1  軸付ホイールの名称及び各部の記号

名称

短縮記号

軸付ホイール平形

ストレート軸

ZYN

軸付ホイール平形
逃げ付き軸

ZYA

C.3

最高回転速度  軸付ホイールは,軸の回転振れ曲がりに対する安全係数 S

ab

=1.3 をもたなければなら

ない。軸の振れ強度を決定するパラメータは,軸付ホイールのオーバーハング,軸及びと粒層部の幾何学

的形状寸法,それらの材料の性質そして使用周速度又は回転速度である。

要求事項を満たすために,

附属書表 C.3C.10 に示してあるように,これらのパラメータの関数として

軸付ホイールの最高回転速度を詳細に表示しなければならない。

最高回転速度は C.4.2 に従って計算する。

そして

附属書表 C.2 に従うパラメータに基づいている。

C.3.1

特性値  軸付ホイールの最高回転速度の計算は,附属書表 C.2 に規定する値に基づいている。


43

B 4142 : 2002

附属書表 C.2  最高回転速度計算のための特性

軸材料の弾性係数

E=210 000N/mm

2

軸材料の降伏点

R

e

=600N/mm

2

質量の偏心

e=0.05mm

軸の質量の等価係数

k

m

=0.257

幅係数(

1

)

k

T

=0.5∼1.0

軸材料の比重

ρ

S

=7.85g/cm

3

電着結合剤の密度(

2

)

ρ

P

=7.85g/cm

3

ビトリファイド結合剤の密度

ρ

V

=3.6g/cm

3

ビトリファイドの支持部の密度

ρ

TV

=3.6g/cm

3

レジノイド結合剤の密度

ρ

B

=4.5g/cm

3

焼結メタル結合剤の密度

ρ

M

=8.6g/cm

3

(

1

)

ストレート軸の軸付ホイール及び電着結合剤のすべての軸付ホイールに

対して k

T

=1.0。

(

2

)

電着結合剤の軸付ホイールに対して,結合剤の密度は,と粒層の深さ 
小さいので軸の材料の密度に相当する。


 

44

B 4142

: 20

02

附属書表 C.3  軸付ホイールの最高回転速度  ストレート軸 [ZYN],ビトリファイド [V]

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

8 10  2  3

80 70

10

119 366

87 581

63 394

48 181

37 973

30 773

25 493

21 498

15 938

12 324

60 50

3

80 70

95 493

70 277

51 210

39 166

31 051

25 305

21 074

17 861

13 364

10 421

60 50

10 10  2

6

80 70

10

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

86 712

70 932

59 087

42 818

32 446

60 50

6

80 70

10

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

75 933

62 591

52 496

38 486

29 443

60 50

80 70

12 10  2

8

100 90

15

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

59 851

45 181

35 297

60 50

6

80 70

10

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

75 933

62 591

52 496

38 486

29 443

60 50

80 70

12 10  3

8

100 90

15

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

59 851

45 181

35 297

60 50

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 515

52 759

44 562

33 079

25 578

60 50

80 70

15 10  2

8

100 90

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 622

53 018

40 497

31 946

60 50

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 515

52 759

44 562

33 079

25 578

60 50

80 70

15 10  3

8

100 90

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 622

53 018

40 497

31 946

60 50

80 70

18 10  2  8

100 90

15

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 173

36 364

28 911

60 50

80 70

18 10  3  8

100 90

15

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 173

36 364

28 911


 

45

B 4142

: 20

02

附属書表 C.4  軸付ホイールの最高回転速度  逃げ付き軸 [ZYA],ビトリファイド [V] 

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 54

3 6 0,9

3 1,2

80 74

8

10

  75 464   63 009

54 126

47 079

41 162

36 065

31 639

27 797

24 472

21 606

19 140

60 54

3

80 74

 100 709   85 833

72 750

61 298

51 515

43 354

36 650

31 183

26 730

23 091

20 101

60 54

4 6 1,2

6

1,6

80 74

  90 616   68 925

57 545

50 130

44 703

40 426

36 880

33 831

31 143

28 734

26 550

60 54

3

80 74

8 10

 122 685  101 398

82 229

66 353

53 810

44 085

36 558

30 662

26 024

22 336

19 363

60 54

5 6 1,5

6

2,0

80 74

8

10

 116 881   94 256

80 341

70 353

62 497

55 952

50 306

45 337

40 919

36 975

33 451

60 52

6 8 1,8

6 2,4

80 72

12 10

  75 471

65 966

58 748

52 873

47 868

43 480

39 563

36 037

32 849

29 966

60 52

7 8 2,1

6 2,8

80 72

12 10

  88 629

78 667

70 327

63 054

56 576

50 761

45 541

40 871

36 713

33 026

60 50

6

80 70

10

71 598

65 150

59 307

53 919

48 929

44 322

40 098

36 256

32 789

29 680

60 50

80 70

10

100 90

71 598

63 184

56 840

51 739

47 447

43 715

40 395

37 394

34 655

32 138

29 820

27 682

60 45

80 65

8

15

2,4

8

3,2

100 85

15

15

46 285

42 260

38 974

36 187

33 754

31 581

29 608

27 795

26 112

24 543

23 073

21 695

60 50

6

80 70

79 958

72 732

65 806

59 236

53 108

47 494

42 431

37 923

33 942

30 448

60 50

80 70

10

100 90

79 958

71 822

65 197

59 543

54 562

50 082

46 003

42 269

38 842

35 701

32 825

30 200

60 45

80 65

9

15

2,7

8

3,6

100 85

15 15

51 795

47 889

44 492

41 458

38 693

36 138

33 757

31 528

29 437

27 477

25 643

23 929

60 50

80 70

10

100 90

88 201

80 049

72 950

66 579

60 764

55 421

50 509

46 007

41 901

38 175

34 807

31 776

60 45

80 65

10

15

3,0

8 4,0

100 85

15 15

57 248

53 290

49 654

46 259

43 059

40 035

37 177

34 486

31 963

29 609

27 425

25 406


 

46

B 4142

: 20

02

附属書表 C.5  軸付ホイールの最高回転速度  ストレート軸 [ZYN],電着 [P]  

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70 80 90

50 45

3,5 5  3

75 70

10

272 837

272 837

191 382

129 697

93 371

70 302

54 786

43 868

29 919

21 689

50 45

4 5 3

75 70

10

238 732

238 732

167 857

115 860

84 571

64 368

50 598

40 804

28 137

20 562

50 45

5 3

75 70

212 207

212 207

149 449

104 513

77 088

59 174

46 845

38 004

26 457

19 476

50 44

4,5

6 4

75 69

10

212 207

212 207

212 207

160 527

117 073

88 974

69 821

56 209

38 633

50 45

5 3

75 70

190 986

190 986

134 662

95 083

70 695

54 634

43 501

35 468

24 895

18 445

50 44

5

6 4

75 69

10

190 986

190 986

190 986

145 619

107 488

82 460

65 198

52 812

36 646

50 44

5,5 6  4

75 69

10

173 624

173 624

173 624

133 167

99 221

76 697

61 023

49 691

34 770

50 44

6 6 4

75 69

10

159 155

159 155

159 155

122 626

92 045

71 591

57 260

46 836

33 013

60 52

7 8 6

80 72

10

136 419

136 419

136 419

136 419

136 419

112 479

90 006

73 596

51 776

38 360

60 52

8 8 6

80 72

10

119 366

119 366

119 366

119 366

119 366

100 069

80 856

66 660

47 517

35 560

60 52

8 6

80 72

10

106 103

106 103

106 103

106 103

106 103

89 999

73 243

60 762

43 765

33 025

60 50

80 70

9

10 8

100 90

15

106 103

106 103

106 103

106 103

106 103

106 103

106 103

90 797

64 744

48 430

37 562

60 52

8 6

80 72

10

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

81 696

66 845

55 723

40 469

30 747

60 50

80 70

10

10 8

100 90

15

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

83 182

60 004

45 284

35 369


 

47

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70 80 90

60 52

8 6

80 72

10

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

68 859

56 761

47 639

35 016

26 879

60 50

80 70

8

100 90

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

71 013

52 095

39 852

31 477

60 50

80 70

12

10

10

100 90

15

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

76 761

57 836

45 104

60 50

80 70

8

100 90

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

57 996

43 213

33 501

26 768

60 50

80 70

10

100 90

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

49 562

39 191

80 70

15 10

12

120 110

20

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

52 637

42 304

34 730

60 50

80 70

10

100 90

15

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

43 061

34 380

80 70

18 10

12

120 110

20

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

46 845

38 004

31 450

60 50

80 70

10

100 90

15

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

39 505

31 691

12 80 70

20 10

 120 110

20

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

43 501

35 468

29 479

80 70

22 10

12

120 110

20

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 046

40 527

33 181

27 681

80 70

25 10

12

120 110

20

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

36 667

30 171

25 284


 

48

B 4142

: 20

02

附属書表 C.6  軸付ホイールの最高回転速度  逃げ付き軸 [ZYA],電着 [P]  

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65

40 38

0,5 2  3 0,32

55 53

4

10

62 057

27 254

20 259

16 821

14 672

13 156

12 004

11 083

40 38

0,6 2  3 0,42

55 53

4

10

100 543

45 297

33 721

27 960

24 308

21 686

19 649

17 978

40 38

0,7 2  3 0,52

55 53

4

10

144 750

66 991

49 904

41 239

35 624

31 485

28 180

25 401

40 38

2

55 53

50 948

35 116

28 353

24 327

21 539

19 425

17 722

40 36

0,8

4

3 0,50

55 51

6 10

36 109

25 436

20 703

17 858

15 890

14 408

13 226

40 38

2

55 53

70 938

49 208

39 698

33 922

29 832

26 659

24 044

40 36

0,9

4

3 0,60

55 51

6 10

50 239

35 733

29 123

25 079

22 230

20 044

18 265

40 38

2

55 53

93 246

65 059

52 352

44 436

38 686

34 123

30 306

40 36

1,0

4

3 0,70

55 51

6 10

65 990

47 364

38 609

33 130

29 184

26 089

23 522

40 36

1,1 4  3 0,80

55 51

9 10

81 610

49 294

38 315

32 192

28 056

24 949

22 450

40 36

1,2 4  3 0,90

55 51

9 10

96 898

60 471

47 205

39 580

34 305

30 260

26 958

40 36

1,3 4  3 1,00

55 51

9 10

112 424

72 240

56 563

47 249

40 646

35 493

31 247

40 36

1,4 4  3 1,10

55 51

9 10

128 072

84 437

66 210

55 002

46 872

40 450

35 152

40 36

1,5 4  3 1,20

55 51

9 10

143 750

96 896

75 958

62 637

52 791

44 975

38 567

40 36

1,6 4  3 1,24

55 51

10 10

144 166

95 380

74 467

61 387

51 804

44 223

38 008


 

49

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65

40 36

1,7 4  3 1,34

55 51

10 10

157 725 107 029

83 580

68 385

57 074

48 120

40 850

40 36

1,8 4  3 1,44

55 51

10 10

171 228 118 609

92 457

74 970

61 829

51 484

43 201

40 36

1,9 4  3 1,54

55 51

10 10

184 664 129 998 100 951

81 021

66 003

54 305

45 090

40 36

2,0 4  3 1,64

55 51

10 10

198 023 141 081 108 934

86 453

69 571

56 607

46 567

40 36

2,2 4  3 1,84

55 51

14 10

138 000 105 841

84 192

68 098

55 707

46 042

40 36

2,4 4  3 2,04

55 51

14 10

154 590 118 089

92 326

73 226

58 856

47 953

40 36

2,6 4  3 2,24

55 51

14 10

170 546 128 443

98 374

76 577

60 658

48 882

40 36

2,8 4  3 2,44

55 51

14 10

185 749 136 715 102 431

78 396

61 234

48 934

40 36

3,0 4  3 2,64

55 51

19 10

131 368

99 316

76 502

60 013

48 106

60 55

3,5 5  6 3,14

80 75

19 10

141 873 110 523

91 560

78 040

67 535

58 978

51 823

45 755

40 566

36 108

60 55

4,0 5  6 3,65

80 75

167 323 133 177  110 045

92 606

78 771

67 520

58 258

50 577

44 173

38 807

60 55

4,5 5  6 4,14

80 75

19 10

190 190 152 186  124 447 103 043

86 142

72 651

61 801

53 016

45 851

39 961

60 55

5,0 5  6 4,64

80 75

190 986 168 599  135 464 110 124

90 577

75 380

63 375

53 855

46 251

40 101

60 55

5,5 5  6 5,14

80 75

173 624 173 624  142 637 113 729

92 018

75 727

63 266

53 565

45 887

39 719

60 54

6,0 6  6 5,64

80 74

19 10

159 155 159 155  136 633 107 922

87 150

71 719

59 981

50 865

43 656


 

50

B 4142

: 20

02

附属書表 C.7  軸付ホイールの最高回転速度  ストレート軸 [ZYN],メタル [M] 

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 54

4 6 0,5

3

80 74

10

238 732

222 041

145 722

102 588

76 012

58 535

46 447

37 746

26 338

19 417

60 54

5 6 1,0

3

80 74

10

190 986

169 671

114 298

82 207

62 011

48 484

38 977

32 037

22 778

17 044

60 54

6 6 1,5

3

80 74

10

159 155

138 142

94 262

68 568

52 245

41 217

33 404

27 657

199 16

15 062

60 54

6

80 74

119 366

119 366

119 366

119 366

119 366

113 855

90 885

74 172

52 043

38 493

60 50

8

10

1,0

6

80 70

10

119 366

119 366

119 366

119 366

107 219

85 859

70 279

58 576

49 568

42 487

60 54

6

80 74

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

94 304

76 266

62 954

45 009

33 789

60 50

10

10

2,0

6

80 70

10

95 493

95 493

95 493

95 493

84 098

68 248

56 533

47 627

35 192

27 103

60 54

6

80 74

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

65 848

54 736

39 613

30 044

60 50

10

2,0

80 70

10

79 577

79 577

79 577

79 577

69 980

57 171

47 653

40 379

30 150

23 435

60 54

6

80 74

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

65 361

54 348

39 353

29 861

60 50

12

10

3,0

6

80 70

10

79 577

79 577

79 577

79 577

69 356

56 677

47 253

40 050

29 917

23 263

60 54

80 74

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

54 391

45 512

33 332

25 546

60 50

6 2,0

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

55 980

45 986

38 530

32 812

24 728

19 384

60 50

80 70

10

100 90

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

56 846

42 410

32 914

60 45

80 65

15

15

2,0

8

100 85

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

57 757

49 152

42 382

32 534

25 827


 

51

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 54

6

80 74

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

53 999

45 193

33 111

25 386

60 50

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

55 523

45 618

38 228

32 559

24 544

19 245

60 50

80 70

10

100 90

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

56 422

42 112

32 697

26 160

60 45

80 65

15

15

3,0

8

100 85

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

57 262

48 741

42 036

32 280

25 634

20 891

60 50

80 70

10

100 90

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

48 042

36 158

28 285

22 785

60 45

80 65

15

2,0

100 85

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 803

40 837

35 343

27 319

21 827

17 889

60 50

80 70

10

100 90

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 709

35 918

28 106

22 646

60 45

80 65

18

15

3,0

8

100 85

15

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 438

40 531

35 081

27 124

21 676

17 768

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

43 518

32 884

25 819

20 869

60 45

80 65

15

8

100 85

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

42 909

36 717

31 827

24 676

19 772

16 248

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

38 950

31 268

60 45

80 65

20

15

2,0

10

100 85

15

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

38 950

31 268


 

52

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

43 233

32 676

25 662

20 746

60 45

80 65

15

8

100 85

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

42 604

364 59

31 607

24 510

19 642

16 144

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

38 726

31 097

60 45

80 65

20

15

3,0

10

100 85

15

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

37 891

30 201

24 689

60 50

80 70

10

100 90

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

35 960

28 974

60 45

80 65

22

15

2,0

10

100 85

15

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

34 805

27 825

22 809

60 50

80 70

10

100 90

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

35 760

28 819

60 45

80 65

22

15

3,0

10

100 85

15

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

34 585

27 655

22 675

60 50

80 70

10

100 90

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

32 197

26 052

60 45

80 65

25

15

2,0

10

100 85

15

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

30 756

24 676

20 296


 

53

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

80 70

10

100 90

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

32 028

25 920

60 45

80 65

25

15

3,0

10

100 85

15

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

30 578

24 537

20 185

附属書表 C.8  軸付ホイールの最高回転速度  逃げ付き軸 [ZYA],メタル [M]

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 54

3 6

0,9

3

1,2

80 74

8

10

54 126

48 539

43 650

39 199

35 092

31 311

27 868

24 773

22 025

19 605

17 490

60 54

3

80 74

108 665

91 105

74 720

60 846

49 717

40 990

34 175

28 797

24 540

21 137

18 381

60 54

1,0

6

2,0

80 74

105 275

87 739

76 080

67 326

60 235

54 205

48 924

44 225

40 013

36 229

32 831

60 54

3

80 74

71 022

63 566

55 886

48 450

41 660

35 724

30 677

26 451

22 935

20 011

17 572

60 54

4 6

1,2

6

1,6

80 74

8

10

67 656

56 986

49 960

44 794

40 712

37 318

34 389

31 794

29 452

27 313

25 345

60 54

1,0

6

3,0

80 74

189 039

159 602

135 924

115 883

98 749

84 201

71 978

61 789

53 329

46 306

40 463

60 54

3

80 74

85 792

73 403

61 237

50 596

41 864

34 894

29 374

24 963

21 435

18 589

16 266

60 54

5 6

1,5

6

2,0

80 74

8

10

85 130

74 842

66 995

60 556

55 002

50 060

45 584

41 497

37 762

34 355

31 261

60 52

1,0

4,0

80 72

149 112

127 498

108 361

91 869

77 982

66 461

56 971

49 164

42 727

37 388

60 52

6 8

1,5

6

3,0

80 72

12

10

84 705

76 678

69 304

62 457

56 117

50 302

45 031

40 305

36 106

32 399


 

54

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 52

1,0

5,0

80 72

136 419

136 419

123 650

99 971

81 869

68 035

57 306

48 857

42 106

36 639

60 52

7 8

2,0

6

3,0

80 72

12

10

72 454

66 759

61 194

55 785

50 602

45 724

41 216

37 111

33 418

30 125

60 50

6

80 70

10

119 366

104 575

88 077

74 240

62 822

53 490

45 967

39 854

34 841

30 692

60 50

80 70

10

100 90

119 366

110 583

98 732

87 806

77 870

68 967

61 096

54 204

48 207

43 009

38 506

34 604

60 45

80 65

8

15

1,5

8

5,0

100 85

15

15

80 986

74 407

68 063

62 007

56 307

51 019

46 177

41 792

37 851

34 332

31 198

28 415

60 50

6

80 70

10

77 711

70 771

63 759

56 982

50 671

44 962

39 899

35 466

31 614

28 278

60 50

80 70

10

100 90

77 711

71 695

66 167

60 997

56 125

51 537

47 238

43 238

39 545

36 160

33 078

30 283

60 45

80 65

8

15

2,0

8

4,0

100 85

15

15

50 193

47 301

44 525

41 837

39 230

36 705

34 274

31 948

29 738

27 655

25 703

23 886

60 50

6

80 70

10

106 103

91 941

78 041

66 236 56

394

48 283

41 699

36 317

31 879

60 50

80 70

10

100 90

106 103

97 822

88 396

79 394 70

992

63 318

56 429

50 325

44 963

40 277

36 190

32 628

60 45

80 65

9

15

2,0

8

5,0

100 85

15

15

70 089

65 133

60 162

55 272

50 559

46 107

41 971

38 179

34 738

31 638

28 859

26 374


 

55

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min.

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min.

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 50

80 70

10

100 90

95 493

95 493

95 493

92 364

79 998

69 420

60 476

52 932

46 525

41 148

36 608

32 752

60 45

80 65

10

15

2,0

8

6,0

100 85

15

15

91 200

82 233

73 529

65 413

58 068

51 555

45 854

40 900

36 608

32 865

29 623

26 812

附属書表 C.9  軸付ホイールの最高回転速度  ストレート軸 [ZYN],レジノイド [B] 

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 54

4 6 0,5

3

80 74

10

238 732

238 732

166 273

115 177

84 268

64 238

50 550

40 795

28 156

20 586

60 54

5 6 1,0

3

80 74

10

190 986

190 986

139 235

98 489

73 258

56 594

45 028

36 676

25 687

18 990

60 54

6 6 1,0

3

80 74

10

159 155

159 155

112 265

80 845

61 049

47 777

38 441

31 620

22 511

16 861

60 54

6

80 74

119 366

119 366

119 366

119 366

119 366

119 366

98 911

80 165

55 635

40 812

60 50

8

10

1,0

6

80 70

10

119 366

119 366

119 366

119 366

119 366

96 973

78 685

65 088

46 627

35 014

60 54

6

80 74

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

88 105

72 071

50 756

37 648

60 50

10

10

2,0

6

80 70

10

95 493

95 493

95 493

95 493

95 493

82 282

67 528

56 413

41 079

31 251


 

56

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 54

6

80 74

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

75 217

62 134

44 480

33 427

60 50

10

2,0

80 70

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

67 085

55 609

46 879

34 679

26 734

60 54

6

80 74

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

78 727

64 869

46 237

34 626

60 50

12

10

3,0

6

80 70

10

79 577

79 577

79 577

79 577

79 577

71 021

58 730

49 400

36 400

27 967

60 54

6

80 74

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

61 086

50 925

37 045

28 222

60 50

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

52 413

43 790

37 188

27 882

21 753

60 50

80 70

10

100 90

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

47 459

36 569

29 063

60 45

80 65

15

15

2,0

8

100 85

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

56 404

48 453

36 939

29 142

23 608

60 54

6

80 74

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

53 070

38 495

29 254

60 50

6

80 70

10

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

55 065

45 946

38 972

29 153

22 698

60 50

80 70

10

100 90

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

49 460

37 995

30 117

60 45

80 65

15

15

3,0

8

100 85

15

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

63 662

59 440

50 975

38 740

30 479

24 631


 

57

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

80 70

10

100 90

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

39 936

31 096

24 943

60 45

80 65

15

2,0

100 85

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

45 784

39 540

30 442

24 232

19 790

60 50

80 70

10

100 90

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

41 478

32 232

25 807

60 45

80 65

15

15

3,0

8

100 85

15

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

53 052

47 871

41 302

31 741

25 224

20 570

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

36 046

28 201

22 720

60 45

80 65

15

8

100 85

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 631

40 693

35 220

27 227

21 756

17 832

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

42 306

33 812

60 45

80 65

20

15

2,0

10

100 85

15

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

42 045

33 366

27 165


 

58

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

37 350

29 176

23 472

60 45

80 65

15

8

100 85

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

42 374

36 649

28 295

22 582

18 488

60 50

80 70

10

100 90

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

43 663

34 831

60 45

80 65

20

15

3,0

10

100 85

15

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

47 746

43 674

34 594

28 118

60 50

80 70

10

100 90

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

38 873

31 210

60 45

80 65

22

15

2,0

10

100 85

15

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

38 058

30 329

24 789

60 50

80 70

10

100 90

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

40 064

32 116

60 45

80 65

22

15

3,0

10

100 85

15

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

43 406

39 420

31 371

25 608

60 50

80 70

10

100 90

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

34 579

27 906

60 45

80 65

25

15

2,0

10

100 85

15

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

33 300

26 659

21 882


 

59

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

L

1

mm

L

2

mm

L

3

mm

min.

5  10 15 20 25 30 35 40 50 60 70

60 50

80 70

10

100 90

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

35 561

28 666

60 45

80 65

25

15

3,0

10

100 85

15

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

38 197

34 368

27 487

22 541

附属書表 C.10  軸付ホイールの最高回転速度  逃げ付き軸 [ZYA],レジノイド [B] 

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 54

3  6 0,9

3 1,2

80 74

8

10

69 769

59 450

51 683

45 309

39 836

35 049

30 847

27 171

23 971

21 201

18 808

60 54

3

80 74

138 467 112 444

89 999

71 888

57 828

47 065

38 815

32 404

27 394

23 431

20 251

60 54

4 6

1,0

6

2,0

80 74

8 10

129 236 100 509

84 225

73 029

64 456

57 444

51 473

46 268

41 672

37 592

33 962

60 54

3

80 74

190 986 139 235

98 489

73 258

56 594

45 028

36 676

30 451

25 687

21 960

18 990

60 54

1,0

6

3,0

80 74

190 986 184 027 152 130 127 203 106 916

90 244

76 539

65 294

56 067

48 478

42 209

60 54

3

80 74

112 555

94 005

76 861

62 431

50 905

41 894

34 875

29 347

24 980

21 494

18 674

60 54

5 6

1,5

6

2,0

80 74

8 10

108 553

89 646

77 349

68 238

60 921

54 738

49 348

44 567

40 292

36 459

33 023

60 52

1,0

4,0

80 72

159 155 147 424 122 788 102 525

85 995

72 591

61 738

52 929

45 742

39 835

60 52

6 8

1,5

6

3,0

80 72

12 10

106 144

92 719

81 665

72 168

63 851

56 528

50 090

44 450

39 530

35 250


 

60

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 52

1,0

5,0

80 72

136 419 136 419 136 419 111 661

90 507

74 576

62 366

52 845

45 302

39 238

60 52

7 8

2,0

6

3,0

80 72

12 10

93 046

83 122

74 385

66 518

59 394

52 968

47 216

42 109

37 606

33 654

60 50

6

80 70

10

119 366 119 366 105 225

87 512

73 204

61 710

52 568

45 225

39 264

34 375

60 50

80 70

10

100 90

119 366 119 366 115 616 100 991

88 293

77 296

67 816

59 678

52 709

46 742

41 630

37 238

60 45

80 65

8

15

1,5

8

5,0

100 85

15

15

101 752

91 148

81 709

73 220

65 580

58 734

52 632

47 223

42 448

38 244

34 548

31 298

60 50

6

80 70

10

100 223

89 266

78 940

69 442

60 917

53 417

46 912

41 319

36 530

32 435

60 50

80 70

10

100 90

100 223

89 109

80 010

72 206 65

324

59 160

53 604

48 590

44 071

40 009

36 368

33 111

60 45

80 65

8

15

2,0

8

4,0

100 85

15

15

65 472

59 984

55 196

50 904

46 989

43 383

40 047

36 958

34 101

31 466

29 044

26 822

60 50

6

80 70

10

106 103 106 103

95 880

80 346

67 643

57 338

49 078

42 401

36 950

32 457

60 50

80 70

10

100 90

106 103 106 103

106103

93 992 82

816

72 955

64 338

56 862

50 404

44 839

40 044

35 906

60 45

80 65

9

15

2,0

8

5,0

100 85

15

15

90 049

81 869

74 248

67 158

60 615

54 636

49 228

44 376

40 052

36 214

32 817

29 814


 

61

B 4142

: 20

02

オーバハング長さ L

0

mm

に対応する最高回転速度 n

max

min

1

D

mm

T

mm

X

mm

Y

mm

Y

1

mm

min

L

1

mm

L

2

mm

L

4

mm

L

3

mm

min

10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

60 50

80 70

10

100 90

95 493

95 493

95 493

95 493

93 311

80 094

69 118

59 997

52 351

46 000

40 688

36 212

60 45

80 65

10

15

2,0

8 6,0

100 85

15 15

95 493

95 493

90 212

79 217

69 522

61 102

53 856

47 648

42 337

37 756

33 825

30 445


62

B 4142 : 2002

C.4

最高回転速度の計算

C.4.1

計算モデルの妥当性  軸付ホイールの最高回転速度を決定するための計算モデルは,軸付ホイール

の幾何学的寸法と材料の性質,及び実際のプロセスが十分な正確さをもって記述するような方法による回

転の応力との間の物理的関係を考察する数学的関係に基づいている。その計算モデルは実際のプロセスを

表している。しかし,現実の手法と同一ではない。計算モデルの品質は,実際の手法とそのモデル表現と

の間の好ましい高度な一致によって決定する。この一致は,実験に基づくテスト手法によって,それらの

構成上の形状及び幾何学的な寸法について前掲の表で述べたように,数ポイントで証明されている。計算

のモデルは,軸の逃げ部のノッチエフェクトプロセスの影響,最高回転速度におけるホイールスピンドル

及びチャックの振れ精度の影響を記述するのには適していない。

C.4.2

計算モデル

C.4.2.1

ストレート及び逃げ付き軸の軸付ホイール  最高回転速度は得られた関係式(1)によって計算する。

a)

ストレート軸 ZYN に対して

b

)  逃げ付き軸 ZYA に対して

( )

1

-

3

k

e

ab

max

min

*

*

3

30

L

m

C

I

E

s

n

×

×

×

×

×

×

=

π

(1)

ただし,

3

3

k

*

L

I

L

I

=

(2)

(

)

(

)

3

4

3

3

4

s1

s

s

3

k

*

L

T

L

L

T

I

I

I

L

I

+

+

+

=

(3)

64

4

s

Y

I

×

=

π

(4)

64

4

1

s1

Y

I

×

=

π

(5)

ab

e

1

w

e

C

+

=

(6)

そして

Y

E

L

w

×

×

×

×

=

3

2

2

zu1

ab

σ

(7)

(

)

(

)

+

+

+

×

×

=

s

3

4

3

s1

3

4

zu1

ab

3

I

T

L

L

I

T

L

E

F

w

(8)

F

zu1

は,許容できる曲がりを超えないでちょうど

許容できる最高の力。それは,式(9)に従う軸の逃げ

部分と,軸の非逃げ部分の分離した計算によって決

定する。

(

)


⎪⎪

×

×

×

+

×

×

×

=

L

Y

I

T

L

Y

I

F

s

zu1

4

1

s1

zu1

zu1

2

2

min

σ

σ

(9)

σ

zu1

は軸材料の降伏点 R

e

に一致する。軸付ホイールの突き出し長さ は,次のように計算する。

LL

0

T

(10)

等価質量 m

*

図 C.1 にかかわる式(11)∼(20)のような関係によって計算する。軸付ホイールは部分的体


63

B 4142 : 2002

積に分割する(

附属書図 C.1)。そして,等価質量は,部分的体積にそれぞれシャフト,ホイール部分及び

と粒層に使用した材料に関係する密度を乗じて,加算することで決定する。

附属書図 C.1  逃げ付き軸の軸付ホイールの体積分割 (ZYA)

m

*

k

m

×

ρ

s

×  (V

1

V

2

)

ρ

T

×V

3

ρ

sk

×V

4

逃げなし軸に対する等価質量,そして

 (11)

m

*

k

m

×

ρ

s

  (V

1

V

2

V

5

)

ρ

T

×V

3

ρ

sk

×V

4

逃げ付き軸に対する等価質量。

(12)

次の関係式を適用する

0

2

4

1

L

Y

V

×

×

=

π

(13)

(

)

4

0

2

4

1

L

L

Y

V

×

×

=

π

(14)

T

Y

V

×

×

=

2

4

2

π

(15)

T

Y

V

×

×

=

2

1

4

2

π

(16)

(

)

[

]

T

Y

X

D

V

×

×

=

2

2

3

2

4

π

(17)

(

)

[

]

T

Y

X

D

V

×

×

=

2

1

2

3

2

4

π

(18)

(

)

[

]

T

X

D

D

V

×

×

=

2

2

4

2

4

π

(19)

4

2

1

5

4

L

Y

V

×

×

=

π

(20)

k

m

量,等価係数は,軸の質量が部分的にホイール部分の質量に加算することで決定する。軸付ホイール

の構造,結合剤の種類の関数として,次の条件を等価質量の計算のために関係式(11),(12)に適用する。

結合剤 P:

と粒層の深さ はここでは単層なので質量の計算には無視し  (X=0, V

4

=0),  ホイール部分

は鋼でできている  (

ρ

T

ρ

s

)

結合剤 V:

(V

4

)

と粒層部及び  (V

3

)

支持部がビトリファイドでできている場合は  (

ρ

sk

ρ

v

,

ρ

T

ρ

TV

)

で計算する。

結合剤 B:

(V

3

)

支持部がレジノイドでできている場合は  (

ρ

T

ρ

B

)

で計算する。

(V

3

)

支持部が鋼でできている場合は  (

ρ

T

ρ

s)

で計算する。

結合剤 M:

(V

3

)

支持部が鋼でできている場合は  (

ρ

T

ρ

s

)

で計算する。


64

B 4142 : 2002

上述の関係から,軸付ホイールの最高回転速度は,取付けによって決まる不支持のオーバーハング長さ

L

0

及び材料固有の定数,幾何学的寸法又は経験に基づき決められる質量の偏心によって関係式(1)で計算さ

れる。

附属書表 C.11  計算の量の名称

記号

単位

名称

C

e

係数

I

s

I

s1

 mm

4

幾何学的慣性モーメント

L mm  軸付ホイールの突き出し長さ 
L

k

長さ係数

m

*

 g

軸付ホイールの等価質量

V

1

 mm

3

軸の体積(逃げてない部分)

V

2

 mm

3

ホイール部分内部の軸の体積

V

3

 mm

3

支持部の体積

V

4

 mm

3

と粒層部の体積

V

5

 mm

3

逃がした軸の体積

ω

ab

 mm

軸の許容曲げ

ρ

sk

 g/cm

3

と粒層部の密度

ρ

T

 g/cm

3

支持部の密度


65

B 4142 : 2002

附属喜 D(規定)  ロータリドレッサの取扱情報

D.1

適用範囲  ロータリドレッサは,研削と石又は超と粒ホイールのツルーイングドレッシングに用いる

高速回転工具で,一般に,研削盤のガード内で使用する。ロータリドレッサは高速回転に耐えるように設

計製作した工具である。しかし,内面研削盤平面研削盤ではガード範囲外で使用することを考慮し,ここ

では,ロータリドレッサに付随する使用上の危険及び危険防止対策について述べる。

D.2

危険のリスト

D.2.1

ロータリドレッサの破損原因となるおそれのある行動

D.2.1.1

乾式で使用する。

D.2.1.2

研削液がロータリドレッサとと石の接触部全体に十分に掛かっていない。

D.2.1.3

ロータリドレッサの駆動装置,使用研削盤のスピンドルの許容回転速度を超えて使用する。

D.2.1.4

穴径を加工する。

D.2.1.5

外観上,損傷(きず・割れ)しているにもかかわらず,使用する。

D.2.1.6

ロータリドレッサの寸法(外径・厚さ・穴径・重さ)が,駆動装置の取付け条件に適合していない。

D.2.1.7

幅方向肉厚の薄いロータリドレッサに幅方向荷重を加える,そのような条件下で使用する。

D.2.2

と石を破損するおそれのある行動

D.2.2.1

ロータリドレッサをと石に接触させるときに,ロータリドレッサが回転していない。

D.2.2.2

最高使用周速度を超えて使用する。

D.2.2.3

ロータリドレッサがと石と接触している状態で,回転をスタートさせる。

D.2.2.4

ロータリドレッサを確実に取り付けていない。

D.2.2.5

送り機構が確実に作動していない。

D.2.3

ロータリドレッサ,と石ともに破損するおそれのある行動

D.2.3.1

被削材駆動装置にロータリドレッサを取り付けてドレッシングする場合,被削材とロータリドレッ

サの外径差によるロータリドレッサとと石の位置設定に問題がないか。と石がロータリドレッサに衝突す

るとロータリドレッサが飛散したり,と石が破損し,大変危険である。

D.3

危険の事象

D.3.1

ロータリドレッサとと石の回転方向が正しくないとロータリドレッサやと石が緩み,破損する危険。

D.3.2

ロータリドレッサの破損によって飛散した破片に当たり,けがをする危険。

D.3.3

研削と石/超と粒ホイールの破損によって飛散した破片に当たり,けがをする危険。

D.3.4

回転中のロータリドレッサ又は研削と石/超と粒ホイールに接触又は巻き込まれ,けがをする危険。

D.3.5

発生した火花が,引火や爆発を起こす危険。

D.3.6

発生したオイルミストや霧状の研削液又は粉じん(塵)を吸い込んだり目に入れ,体の具合が悪く

なる危険。

D.3.7

ロータリドレッサの取付け,取外しのとき,駆動装置の電源を“切”にしていないと不意に始動し

て接触しけがをする危険。


66

B 4142 : 2002

D.3.8

回転中のロータリドレッサ,研削と石又は超と粒ホイールに手を触れたり,物を押しつけて停止さ

せようとし,けがをする危険。

D.4

対策  対策を,附属書表 D.1 に掲げる。

附属書表 D.1  ロータリドレッサ使用上の危険除去の対策

危険の事象

危険な行動

対策

D.3.1

回転方向・取付けの誤り

試運転で回転方向を確認する。

D.2.1.1

D.2.1.2

湿式で使用し,研削液が接触部に十分にかか
っていることを確認する。

D.2.1.3

許容回転速度を超えて使用しない。

D.2.1.5

使わない。

D.2.1.7

そのような使い方はしない。

D.2.2.4

確実に締め付ける。

D.2.2.5

試運転で送り機構の作動を確認する。

D.3.2

ロータリドレッサの破損

D.2.3.1

試運転で位置設定を確認する。

D.2.2.1

回転を確認する。駆動装置の点検をする。

D.2.2.2

研削盤のホイールスピンドルの回転速度が,
研削と石又は超と粒ホイールの最高回転速度

を超えないことを確認する。

D.2.2.3

後退させてから,回転をスタートする。

D.2.2.4

確実に締め付ける。

D.3.3

と石,ホイールの破損

D.2.2.5

試運転で送り機構の作動を確認する。

D.3.4

回転中のロータリドレッサ,

ホイールへの接触又は巻き込まれ

襟と袖口の締まっている作業衣を着用する。

D.3.5

引火や爆発

引火や爆発のおそれのある環境で使用しない。

D.3.6

オイルミストや粉じん

保護めがね,防じんマスクを着用する。

D.3.7

不意の始動

電源の“切”を確認する。

D.3.8

回転物への接触

自然に停止するまで待つ。


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B 4142 : 2002

附属書 E(規定)  ワイヤソーの使用の情報

E.1

適用範囲  この附属書(規定)は,ワイヤソーの使用の情報について規定する。

E.2

使用上守るべき一般的な事項

−  ワイヤソーの取扱説明書を読み,指示を守る。

−  使用機械の取扱説明書の注意事項を守る。

−  保護めがね,ヘルメットなどの保護具を着用する。

−  ワイヤソーに表示してある走行方向に合わせる。

−  ワイヤソーをジョイント(カシメ)スリーブで接続する場合は,工具製造業者の取扱説明書の指示に

従って,工具メーカー支給のジョイント(カシメ)スリーブと適合するカシメ機を用い圧着固定する。

−  ガイドプーリーは,ワイヤソーが小さく曲げられないように配置する。

E.3

ワイヤソーの保管方法  高温高湿を避け,工具製造業者のケースに入れて室内に置く。

E.4

使用前点検  使用前点検で次の項目が見られた場合は,そのワイヤソーを使用してはならない。

−  ビーズのダイヤモンド層全体又は一部が摩耗し,台金が露出したもの。

−  ワイヤロープが摩耗したもの。

−  ワイヤロープが腐食したもの。

−  ワイヤソーの形状の崩れ(ビーズの形状崩れ,キンク)が発生したもの。

−  ジョイント部が劣化したもの。

−  被覆材が破損したもの。

−  ビーズに寄りが見られるもの。

E.5

使用中の注意事項

−  ワイヤソーのワイヤライン(走行軌道)には,安全ネット,保護カバーなどを設置し,走行中に立ち

入らないように注意する。

−  スリーブは作業時間,作業内容に合わせて適切に交換する。

−  必ず,切断部に十分な冷却水を供給する。

−  ワイヤソーのキンクが起きないようにする。もしも,キンクが起きたらそのワイヤソーを使用しては

ならない。

−  ダイヤモンド層全体又は一部分が摩耗し,台金部が露出したら使用を中止する。


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附属書 F(参考)  外径に対応する最高使用周速度と最高回転速度の換算表

ホイール径 Dmm と周速度 vm/s から機械主軸の回転速度を求める換算表

附属書表 F.1  周速度,回転速度換算表

最高使用周速度  v

s

 m/s

D

mm

5  6  8  10 12 16 20 25 32 35 40 45 50 63 80

6  16000 19100 25500 31900 38200 51000 64000 80000 102000 112000 128000 143240

160000

201000

8  12000 14400 19100 24000 29000 38200 48000 60000 76500 84000 95500 107430

120000

150500 191000

10

9600 11500 15300 19100 23000 30600 38200 48000 61200 67000 76500 86000 95500

120500 153000

13

7400  8850 11800 14700 17700 23550 29500 35600 47100 51500 58800 66500 73500 92600 118000

16

6000  7200  9550 11950 14350 19100 23900 29850 38200 41800 47800 54000 59700 75200 95500

20  4800 5750 7650 9550

11500

15300 19100 23900 30600 33500 38200 43000

47800

60200 76500

25  3850 4600 6150 7650 9200

12300 15300 19100 24500 26800 30600 34400

38200

48200 61200

32  3000 3600 4800 6000 7200 9550 11950 14950 19100 20900 23900 26900

30000

37600 48000

40  2400 2900 3850 4800 5750 7650

9550 11950 15300 16750 19100 21500

23900

30100 38200

50  1950 2300 3100 3850 4600 6150

7650

9550 12250 13400 15300 17200

19100

24100 30600

63  1550 1850 2450 3050 3650 4850

6100

7600

9750 10650 12150 13650

15200

19100 24300

80  1200 1450 1950 2400 2900 3850

4800

6000

7650

8400

9550 10750

12000

15100 19100

100

960 1150 1550 1950 2300 3100

3850

4800

6150

6700

7650

8600 9550

12100 15300

115

830 1000 1350 1700 2000 2700

3350

4200

5350

5850

6650

7500 8350

10500 13300

125

770  920 1250 1550 1850 2450

3100

3850

4900

5350

6150

6900 7650 9650 12250

150

640  770 1050 1300 1550 2050

2550

3200

4100

4500

5100

5750 6400 8050 10200

180

530  640  850 1100 1300 1700

2150

2700

3400

3750

4250

4800 5350 6700

8500

200  480 580 765 955 1150

1550

1950

2400

3100

3350

3850

4300

4800

6050

7650

230  420 500 665 830

1000

1350

1700

2100

2700

2950

3350

3750

4200

5250

6650

250  380 460 615 765 920

1250

1550

1950

2450

2700

3100

3450

3850

4850

6150

300  320 380 510 640 765

1050

1300

1600

2050

2250

2550

2870

3200

4050

5100

350

/356

280 330 440 550 655 875

1100

1400

1750

1950

2200

2450

2750

3450

4400

400/

406

240 290 385 480 575 765

960

1200

1550

1700

1950

2150

2400

3050

3850

450/

457

210 255 340 425 510 680

850

1100

1400

1500

1700

1950

2150

2700

3400

500/

508

190 230 310 385 460 615

765

960

1250

1350

1550

1750

1950

2450

3100

600/

610

160 190 255 320 385 510

640

800

1050

1150

1300

1450

1600

2050

2550

750/

762

130 155 205 255 310 410

510

640

820

895

1050

1150

1300

1650

2050

800/

813

120 145 195 240 290 385

480

600

765

840

960

1075

1200

1550

1950

900/

914

110 130 170 215 255 340

425

535

680

750

850

955 1100

1350

1700

1000/

1015

100 115 155 195 230 310

385

480

615

670

765

860 960

1250

1500

1060/

1067

95 110 150 185 220 295

365

455

585

640

730

820 910 1150

1500

1120

90 105 140 175 210 280

350

435

560

610

695

780 870 1100

1400


69

B 4142 : 2002

最高使用周速度  v

s

 m/s

D

mm

5  6  8  10 12 16 20 25 32 35 40 45 50 63 80

1220

85  95 130 160 195 255

320

400

510

560

640

720 800

1050

1300

1500

65  75 105 130 155 205

255

320

410

450

510

757 640 805

1050

1800

55  65  85 110 130 170

220

265

340

375

425

475 535 670

850

附属書表 F.1  周速度,回転速度換算表(続き)

最高使用周速度  v

s

 m/s

D

mm

100 125 140 160 180 225 250 280 320 360 400 450 500

6

8

10

191000

13

147000

184000

206000

16 120000

150000

168000

191000

20

95500 120000 134000 153000 172000

25

76500  95500 107000 123000 138000 172000 191000

32 60000

75000

84000

95500

107500 135000 150000 168000 191000

40  47800 59700 67000 76500 86000 107500 120000 134000 153000 172000

191000

50  38200 47750 53500 61200 68800

86000

95500 107000 123000 138000

153000

172000

191000

63  30350 37900 42500 48500 54600

68250

75800

84900

97000 110000

121500

136500

152000

80  23900 29850 33500 38200 43000

53750

59700

66900

76500

86000 95500

107500

120000

100  19100 23900 26800 30600 34400

43000

47750

53500

61200

69000 76500 86000 95500

115  16650 20800 23250 26600 30000

37400

41550

46500

53200

60000 66500 75000 83000

125  15300 19100 21400 24500 27500

34400

38200

42800

48900

55000 61200 68800 76500

150  12750 16000 17850 20400 23000

28650

31850

36700

40800

45900 51000 57500 63700

180  10650 13300 14900 17000 19100

23900

26550

29700

34000

38200 42500 48000 53100

200

9550 11950 13400 15300 17200

21500

23900

26750

30600

34400 38200 43000 47800

230

8350 10400 11650 13300 14950

18700

20800

23250

26600

29900 33300 37400 41600

250

7650  9550 10700 12250 13800

17200

19100

21400

24500

27500 30600 34400 38200

300

6400  8000  8950 10200 11500

14350

15950

17850

20400

23000 25500 28650 31900

350/

356

5500 6850 7650 8750 9850

12300

13650

15300

17500

19650

21900

24600

27300

400/

406

4800 6000 6700 7650 8600

10750

11950

13400

15300

17200

19100

21500

23900

450/

457

4250 5350 5950 6800 7650

9550

10650

11900

13600

15300

17000

19100

21250

500/

508

3850 4800 5350 6150 6900

8600

9550

10700

12250

13800

15300

17200

19100

600/

610

3200 4000 4500 5100 5750

7200

8000

8950

10200

11500

12750

14350

15950

750/

762

2550 3200 3600 4100 4600

5750

6400

7150

8150

9200

10200

11500

12750

800/

813

2400 3000 3350 3850 4300

5400

6000

6700

7650

8600 9550

10750

11950

900/

914

2150 2700 3000 3400 3850

4800

5350

5950

6800

7650 8500 9550

10650

1000/

1015

1950 2400 2700 3100 3450

4300

4800

5350

6150

6900 7650 8600 9550


70

B 4142 : 2002

最高使用周速度  v

s

 m/s

D

mm

100 125 140 160 180 225 250 280 320 360 400 450 500

1060/

1067

1850 2300 2550 2950 3300

4100

4550

5100

5850

6550 7300 8200 9100

1120  1750 2200 2450 2800 3150

3960

4350

4900

5600

6250 6950 7850 8700

1220  1600 2000 2250 2550 2900

3600

4000

4500

5100

5750 6400 7200 8000

1500  1300 1600 1800 2050 2300

2900

3200

3600

4100

4600 5100 5750 6400

1800  1100 1350 1500 1700 1950

2400

2650

3000

3400

3850 4250 4800 5350

換算式

D

v

n

×

×

×

=

π

60

000

1

60

000

1

×

×

×

=

π

n

D

v

n

v

D

×

×

×

=

π

60

000

1

ただし,回転速度  nmin

1

,周速度  vm/s,外径 D  mm


71

B 4142 : 2002

附属書 G(参考)  研削ホイール及び切断ホイールの形状

G.1

研削ホイール及び切断ホイールの形状の呼び方  呼び方は,コアの基本形状,超と粒層の断面形状,

コアのと粒層取付け位置,必要に応じて行うコアの追加工を表すモディフィケーションで構成する(

附属

書図 G.1 参照)。

a)

  ホイールの形状  6A2C

b)

  セグメントソーの形状  1A1RSS/C1

附属書図 G.1  ホイールの形状の呼び方の例

G1.1

コアの基本形状  コアの基本形状及び呼び方は,附属書表 G.1 参照。

ホイールの標準形状表記法の最初の位置は,コアの形状を表す。

その記号は,と粒層の位置又はホイールの使い方にかかわりなく決定する。

と粒層部を載せるためのコアの逃がしの存在は記号の決定に影響しない。

逃がし又は面取りは記号の決定には影響しない。

呼び方は数字で表し,その他のダイヤモンド/CBN 工具の形式にも準用する。


72

B 4142 : 2002

附属書表 G.1  コアの形状及び呼び方 

記号

基本形状

記号

基本形状

1

9

2

11

3

12

4

14

6

15

G.1.2

と粒層の断面形状  と粒層の断面形状及び呼び方は,附属書表 G.2 参照。

ホイールの標準形状表記法の第 2 の位置は,と粒層の断面形状を表す。

コア上のと粒層の位置は断面の名称には影響しない。

と粒層の軸はどのような方向にあってもよい。

と粒層は四つの面:外径面,内径面,そして二つの側面からなる。

呼び方はアルファベットの文字記号で表し,その他のダイヤモンド/CBN 工具のと粒層にも準用する。

附属書表 G.2  と粒層の断面形状及び呼び方

記号

断面形状

記号

断面形状

記号

断面形状

記号

断面形状

記号

断面形状

A

D

FF

L

QQ

AH

DD

G

LL

S

B

E

H

M

U

C

EE

J

P

V

CH

F

K

Q

Y


73

B 4142 : 2002

G.1.3

と粒層の位置  コアに取り付けたと粒層の位置とその呼び方は,附属書表 G.3 参照。

ホイールの標準形式表記法の第 3 の位置は,コアに取り付けたと粒層の位置を表す。

呼び方は数字で表される。

附属書表 G.3  コアに取り付けられたと粒層の位置及び呼び方

記号

位置

定義

1

外周

と粒層は,台金の外周に取り付けられていて,ホイー

ルの全厚さにわたって広がっている。と粒層の軸方向
長さは,半径方向に測定したと粒層の深さより長い,
この深さと同じ,又はこの深さより短いことがある。

この定義付けでは,ハブをホイールの厚さとはみなさ
ない。

2

側面

と粒層は,ホイールの片側の側面に取り付けられてい
て,ホイールの外周部から中心に向かって延びている。

と粒層の半径方向長さは,ホイールの側面全体に延び
ていても延びていなくてもよいが,軸方向に測定した
と粒層の深さより長くなければならない。

  と粒層は,研削に通常使用する,ホイールの側面に
取り付けられる。

3

両側面

と粒層は,ホイールの両側面に取り付けられていて,
ホイールの外周部から中心に向かって延びている。と
粒層の半径方向長さは,ホイールの側面全体に延びて

いても延びていなくてもよいが,と粒層の軸方向深さ
より長くなっている。

4

内 側 に 傾 斜

又 は 丸 み を
もつもの

この表示記号は,はん(汎)用ホイールの形状 2,6,

11

,12 及び 15 に適用され,と粒層を側壁に取り付けて

いるものを指す。この側壁には,ホイールの外周部の
高い所から,ホイールの中心に向かって低い所に延び

ている突出部又は弧がある。

5

外 側 に 傾 斜
又 は 丸 み を
もつもの

この表示記号は,はん用ホイールの形状 2,6,11 及び

15

に適用され,と粒層を側壁に取り付けているものを

指す。この側壁には,ホイールの外周部の低い所から,

ホイールの中心に向かって高い所に延びている突出部
又は弧がある。


74

B 4142 : 2002

記号

位置

定義

6

外 周 部 の 一

と粒層は,台金の周辺部に取り付けられているが,ホ
イールの全厚さにわたって広がっていなくて,しかも,
いずれの側にも達していない。

7

側面の一部

と粒層は,台金の側面に取り付けられているが,ホイ

ールの外周部まで広がっていない。と粒層は中心まで
広がっていても広がっていなくてもよい。

8

全体

これは台金のないむくのと粒層でできたホイールを呼
ぶ。

9

角部

これは,一般的には外周部に取り付けられているもの
とみなされる位置決めを呼ぶが,と粒層が一方の角部
に取り付けられていても,他方の角部まで延びていな

い。

10

内周部

これは,ホイールの内周部にと粒層を取り付けたもの

を指す。

G.1.4

モディフィケーション  コアに対する追加加工のモディフィケーション及びその呼び方は,附属書

表 G.4 参照。

ホイールの標準形式表記法の第 4 の位置は,モディフィケーションを表す。

呼び方はアルファベット文字記号で表す。

第 4 の位置は必要な場合にだけ加える。

標準ホイール形状からのモディフィケーションは指定された名称だけを許容する。

附属書表 G.4  モディフィケーション及び呼び方

記号

モデイフィ
ケーション

定義

B

座ぐり穴

台金に設けたドリル穴及び座ぐり。


75

B 4142 : 2002

記号

モデイフィ
ケーション

定義

C

さらもみ穴

台金に設けたドリル穴及びさらもみ。

H

ス ト レ ー ト

台金に開けた真っすぐな穴。

M

ス ト レ ー ト

穴 及 び ね じ
切り穴

台金に設けた,ストレート穴とねじ切り

穴。

P

片側の逃げ

台金の厚さがホイールの厚さより薄い,ホ
イールの片面に設けた逃げ。

Q

と 粒 層 の 挿

と粒層の 3 面を,部分的に又は全周にわた

って台金で囲ってある。

R

両側の逃げ

ホイールの両面に設けた逃げ。台金の厚さ
は,ホイールの厚さより薄い。

S

セ グ メ ン ト
に 分 割 し た
と粒層

台金にと粒層のセグメントを取り付けた
ホイール(ゼクメントの間隔は,規定しな
い。


76

B 4142 : 2002

記号

モデイフィ
ケーション

定義

SS

と 粒 層 を セ
グ メ ン ト に

分 割 及 び 台
金 に ス ロ ッ

スロットを設けた台金にと粒層のセグメ
ントを取り付けたホイール。

T

ねじ切り穴

台金に開けたねじ切り穴。

V

と 粒 層 の 反

転取付け

突出部の内側又は弧のへこんだ側が露出

されるように取り付けられている場合に
と粒層の断面形状が反転されているとみ
なす。ただし,と粒層の断面形状 AH が,

弧のへこんだ側を露出させて台金に取り
付けられている場合を除く。

W

軸付き

Y

と 粒 層 の 反
転及び挿入

記号 Q 及び V の定義を参照。


77

B 4142 : 2002

G.2

標準形状の例

附属書表 G.5  標準形状の例

タイプ 1A1

タイプ 1FF6Y

タイプ 1E6Q

タイプ 1L1

タイプ 14E6Q

タイプ 1V9

タイプ 1EE1V

タイプ 4A2

タイプ 1FF1

タイプ 4BT9

タイプ 1FF1V

タイプ 4ET9


78

B 4142 : 2002

タイプ 4C2

タイプ 11V9

タイプ 6A2

タイプ 12A2

タイプ 6A9

タイプ 12V9

タイプ 9A3

タイプ 14A1

タイプ 11A2

タイプ 14EE1


79

B 4142 : 2002

タイプ 31

超と粒セグメント

タイプ 1  A1RSSC1   ワイドスペーシング

ワイド U スロット

タイプ 1  A1RSSC4

ワイドスペーシング 
ナローU スロット

タイプ  1A1RSSC2

ナロースペーシング 
ナローU スロット

タイプ  1A1R

一体リム形

タイプ  1A1RSSC3

ナロースペーシング

ナローキーホールスロット


80

B 4142 : 2002

附属書 H(参考)  粒度及びコンセントレーション

H.1

粒度  超と粒の粒度は,附属書表 H.1 及び附属書表 H.2 による。

H.2

超と粒のコンセントレーション  と粒層のと粒の体積含有量を表す値。体積百分率で 25%を 100 とし

て示す(

附属書表 H.3 参照)。

附属書表 H.1  粗粒の超と粒の粒度

粒度表示(

1

)

ISO 565

による目開き

単位

μm

メッシュサイズによる

粒度範囲

46 45/38

325/400

54 53/45

270/325

64 63/53

230/270

76 75/63

200/230

91 90/75

170/200

107 106/90

140/170

126 125/106

120/140

151 150/125

100/120

181 180/150

80/100

213 212/180

70/80

251 250/212

60/70

252 250/180

60/80

301 300/250

50/60

302 300/212

50/70

356 355/300

45/50

357 355/250

45/60

358 355/212

45/70

426 425/355

40/45

427 425/300

40/50

501 500/425

35/40

502 500/355

35/45

601 600/500

30/35

602 600/425

30/40

711 710/600

25/30

712 710/500

25/35

851 850/710

20/25

852 850/600

20/30

1 001

1 000/850

18/20

1 002

1 000/710

18/25

1 181

1 180/1 000

16/18

1 182

1 180/850

16/20

(

1

)

メッシュサイズによる範囲を呼び名にすることができる。


81

B 4142 : 2002

附属書表 H.2  微粒の超と粒の粒度

粒度表示

中央値の許容範囲

μm

最大標準偏差

μm

最大粒径

μm

0

∼  0.5

0.25

∼0.30 0.15  0.75

0.5

∼ 1

0.65

∼0.85 0.25  1.5

0.5

∼ 2

1.10

∼1.35 0.4

3

1

∼  2.5

1.60

∼1.90 0.6

4

 1

∼  3

1.80

∼2.20 0.7

5

 2

∼  3

2.25

∼2.75 0.5

5

 2

∼  4

2.70

∼3.30 0.9

7

 2

∼  5

3.15

∼3.85 1.1

8

 3

∼  6

3.60

∼4.40 1.2  10

 3

∼  7

4.50

∼5.50 1.4  12

 4

∼  8

5.40

∼6.60 1.7  15

 5

∼ 10

6.75

∼9.25 1.9  18

 6

∼ 12

8.10

∼9.90 2.0  20

 8

∼ 12

9.00

∼11.00 2.2

22

 8

∼ 15

10.00

∼13.00 2.6

26

10

∼ 15

11.25

∼13.75 3.0

26

10

∼ 18

12.50

∼15.50 3.3

28

10

∼ 20

13.50

∼16.50 3.5

32

10

∼ 22

14.40

∼17.60 3.8

35

12

∼ 22

15.30

∼18.70 4.0

35

15

∼ 20

15.75

∼19.25 4.0

32

15

∼ 25

18.00

∼22.00 4.5

38

15

∼ 30

20.25

∼24.75 5.0

42

20

∼ 30

22.50

∼27.50 5.5

42

22

∼ 36

26.10

∼31.90 6.5

54

25

∼ 37

27.90

∼34.10 6.0

56

35

∼ 45

36.00

∼44.00 7.0

60

30

∼ 50

36.00

∼44.00 8.0

66

40

∼ 60

45.00

∼55.00 9.0

80

50

∼ 70

54.00

∼66.00 12.0

90

54

∼ 80

60.30

∼73.70 13.0

100

42

∼ 84

56.70

∼69.30 14.0

105

60

∼100 72.00∼88.00 15.0

120


82

B 4142 : 2002

附属書表 H.3  コンセントレーション

と粒含有量(参考)

と粒

コンセントレーション

体積含有率

%

g/cm

3

 carat(

3

)/cm

3

200 50

1.76

8.8

175 43.75

1.54

7.7

150 37.5

1.32

6.6

125 31.25

1.1

5.5

100 25

0.88

4.4

75 18.75

0.66

3.3

50 12.5

0.44

2.2

D

25 6.25

0.22

1.1

200 50

1.74

8.7

175 43.75

1.522

7.61

150 37.5

1.306

6.53

125 31.25

1.088

5.44

100 25

0.87

4.35

75 18.75

0.652

3.26

50 12.5

0.436

2.18

BN

25 6.25

0.218

1.09

(

3

) {1

carat}

=0.2g

 carat

は,SI 単位ではないが,ダイヤモンド業界で世界的に使われているものであり便

宜上併記した。

日本工業標準調査会標準部会  機械要素技術専門委員会構成表

氏名

所属

(委員会長)

大  園  成  夫

東京電機大学工学部

(委員)

加  藤  伸  一

社団法人自動車技術会

川  口  俊  充

日本工具工業会

黒  澤  富  蔵

産業技術総合研究所

桑  田  浩  志

有限会社桑田設計標準化研究所

清  水  雄  輔

社団法人日本バルブ工業会

庄  野  敏  臣

社団法人日本工作機械工業会

筒  井  康  賢

産業技術総合研究所

真  弓      透

社団法人日本ベアリング工業会

丸  山  一  男

工学院大学機械工学科

望  月  正  紀

社団法人日本ねじ工業協会