1
B 4129
: 19
98
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS B 4129 : 1998
スローアウェイチップ用ホルダー丸シャンクの形状・寸法
ISO 5609 : 1995
スローアウェイチップ用ボーリングバー
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (III)
国際規格の規定内容 (IV)
JIS
と国際規格との相違点 (V)
JIS
と国際規格との整合が困難な
理由及び今後の対策
(1)
適用範囲
○ スローアウェイ(刃先交換)チップ
を保持する円形断面のシャンクのス
ローアウェイチップ用ホルダについ
て規定。
○ JIS と同じ。 ADP
(2)
引用規格
○ 本体で引用している 5 件の JIS を記
載。
○ 個々の規格で引用して
いる ISO 規格を示して
いる。
(3)
定義
○ JIS B 0107-1991(バイト用語)
,JIS B
0170-1993
(切削用語(基本)
)
,JIS B
4120
(スローアウェイチップの呼び
記号の付け方)によって規定。
−
(4)
形状・寸法
○ 次の事項を規定
① シャンクの直径,全長,刃先距
離
② 基準点
K
③ 基準コーナ半径
④ 切れ刃形状別の寸法
など
○ JIS と同じ。
=
① 切り込み角の記号を ISO 5609 :
1995
では x
r
としているが,JIS
では JIS B 0170-1993 で定められ
ている
x
とした。
② 図の説明を分かりやすくするた
め,ISO 5609 : 1995 にない基準面
記 号
Pp
を JIS で は JIS B
0170-1993
に従って追記した。
③ 切 れ 刃 形 状 別 の 寸 法 に お い て
ISO 5609 : 1995
にはない六角形
チップ(W 形)用ホルダを JIS に
追記した。
④ ISO 5609 : 1995 の図は第一角法
であるが,JIS では第三角法とし
た。
① JIS B 0170-1993(切削用語(基
本)
)が ISO と異なるため。
② ISO 5609 : 1995 の翻訳では分
かりにくいため。
③ 平成 8 年 10 月の ISO/TC29/SC9
の 会 議 に お い て ISO 5609 :
1995
の六角形チップ(W 形)
用ホルダの追加改正が決定し
たため。
④ JIS Z 8315-1984(製図に用いる
投影法)に従ったため。
2
B 4129
: 19
98
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4129 : 1998
スローアウェイチップ用ホルダー丸シャンクの形状・寸法
ISO 5609 : 1995
スローアウェイチップ用ボーリングバー
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (III)
国際規格の規定内容 (IV)
JIS
と国際規格との相違点 (V)
JIS
と国際規格との整合が困難な
理由及び今後の対策
(5)
製 品 の 呼 び
方
○ JIS B 4128 による。
○ (備考の項目で)
ISO 6261[
スローアウェ
イチップ用ボーリング
バー(丸シャンク)−呼
び記号]による。
=
(6)
附 属 書 ( 参
考)
○ 材料,硬さ,試験方法について記載。 −
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で, ○ は該当する項目を規定している場合, − は規定していない場合を示す。
2.
対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
= :JIS と国際規格との技術的内容は同等であるただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP
(ADOPTION の略)
:JIS は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。
ただし,採用した部分において,JIS として必要な規定項目を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採
用としている。