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B 4119

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  種類 

2

5

  形状・寸法  

2

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

8


B 4119

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本工具工業会(JSCTA)及び一般財団法人

日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

4119

:2013

超硬質合金ソリッドストレートシャンク−

ラジアスエンドミル−形状・寸法

Solid hardmetal corner radii end mills with cylindrical shanks-Dimensions

序文 

この規格は,2007 年に第 1 版として発行された ISO 22037 を基とし,国内の実情に合わせるため,技術

的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,超硬質合金ソリッドストレートシャンクラジアスエンドミル(以下,ラジアスエンドミル

という。

)の形状及び寸法について規定する。

適用材質は,JIS B 4053 で規定する超硬合金,サーメット,超微粒子超硬合金及びこれらに炭化物,窒

化物,酸化物などを被覆した合金の総称である超硬質合金とする。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 22037:2007

,Solid end mills with corner radii and cylindrical shanks made of hard cutting materials

−Dimensions(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0172

  フライス用語

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

注記  対応国際規格:ISO 286-2:1988,ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance

grades and limit deviations for holes and shafts

(IDT)

JIS B 4053

  切削用超硬質工具材料の使用分類及び呼び記号の付け方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0172 による。


2

B 4119

:2013

種類 

ラジアスエンドミルの種類は,刃長 ℓ 及び全長 によって区分し,

図 及び表 に示す 3 種類とする。

a)

  タイプ 1

b)

  タイプ 及びタイプ 3

a)

  r

は,コーナ半径を示す。

b)

φD

C

は,外径を示す。

図 1−ラジアスエンドミルの形状 

表 1−ラジアスエンドミルの種類 

タイプ

刃長 

全長 L

1

D

C

×1.5

ショート

2

D

C

×1.5

レギュラ

3

D

C

×2.5

レギュラ

形状・寸法 

ラジアスエンドミルの形状及び寸法は,

図 2∼図 及び表 2∼表 による。

図 2−タイプ 


3

B 4119

:2013

表 2−タイプ 

単位  mm

外径

D

C

a)

コーナ半径

刃長 

b)

全長 L

シャンク径 D

S

c)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

系列 1

d)

系列 2

d)

基準
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

0.5

表 による。

0.8

+0.2

0

38.0

+2

0

4.0

0

−0.008

3.0 0

−0.006

0.6 0.9

0.8 1.2

1.0 1.5

+0.3

0

43.0

4.0 0

−0.008

1.2 1.8

1.4 2.1

1.5 2.3

1.6 2.4

1.8 2.7

2.0 3.0

57.0

6.0

6.0

2.5 3.8

3.0 4.5

3.5 5.3

+0.5

0

4.0 6.0

4.5 6.8

5.0 7.5

5.5 8.3

6.0 9.0

7.0 10.5

+1

0

63.0

8.0

0

−0.009

8.0 0

−0.009

8.0 12.0

9.0 13.5

72.0

10.0

10.0

10.0 15.0

11.0 16.5

83.0

12.0

0

−0.011

12.0 0

−0.011

12.0 18.0

13.0 19.5

16.0

14.0

14.0 21.0

14.0 0

−0.011

16.0 24.0

92.0

16.0

0

−0.011

16.0

18.0 27.0

20.0

0

−0.013

18.0 0

−0.013

20.0 30.0

104.0

20.0

0

−0.013

20.0

a)

許容差は,製造業者の判断による。

b)

  

は,四捨五入し小数第一位に丸める。

c)

シャンク径 D

S

の許容差は,JIS B 0401-2 の h6 による。

d)

系列 1 は,日本国内で一般的に使用されているシャンク径である。

系列 2 は,ISO 22037 で規定しているシャンク径である。

系列 1 及び系列 2 のどちらを用いてもよい。


4

B 4119

:2013

図 3−タイプ 

表 3−タイプ 

単位  mm

外径

D

C

a)

コーナ半径

刃長 

b)

全長 L

シャンク径 D

S

c)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

系列 1

d)

系列 2

d)

基準
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

0.5

表 による。 0.8  +0.2

0

50.0

+2

0

4.0

0

−0.008

3.0 0

−0.006

0.6 0.9

0.8 1.2

1.0 1.5

+0.3

0

4.0 0

−0.008

1.2 1.8

1.4 2.1

1.5 2.3

1.6 2.4

1.8 2.7

2.0 3.0

60.0 6.0

6.0

2.5 3.8

3.0 4.5

70.0

3.5 5.3

+0.5

0

4.0 6.0

4.5 6.8

80.0

5.0 7.5

5.5 8.3

6.0 9.0

90.0

7.0 10.5

+1

0

8.0

0

−0.009

8.0 0

−0.009

8.0 12.0

9.0 13.5

100.0 10.0

10.0

10.0 15.0

11.0 16.5

110.0

12.0

0

−0.011

12.0 0

−0.011

12.0 18.0

13.0 19.5

120.0 16.0

14.0

14.0 21.0

14.0 0

−0.011

16.0 24.0

140.0

+3

0

16.0

0

−0.011

16.0


5

B 4119

:2013

表 3−タイプ 2(続き) 

単位  mm

外径

D

C

a)

コーナ半径

刃長 

b)

全長 L

シャンク径 D

S

c)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

系列 1

d)

系列 2

d)

基準
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

18.0

表 による。 27.0  +1

0

140.0

+3

0

20.0

0

−0.013

18.0 0

−0.013

20.0 30.0

160.0 20.0

0

−0.013

20.0

a)

許容差は,製造業者の判断による。

b)

  

は,四捨五入し小数第一位に丸める。

c)

シャンク径 D

S

の許容差は,JIS B 0401-2 の h6 による。

d)

系列 1 は,日本国内で一般的に使用されているシャンク径である。

系列 2 は,ISO 22037 で規定しているシャンク径である。

系列 1 及び系列 2 のどちらを用いてもよい。

図 4−タイプ 

表 4−タイプ 

単位  mm

外径

D

C

a)

コーナ半径

刃長 

b)

全長 L

シャンク径 D

S

c)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

系列 1

d)

系列 2

d)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

0.5

表 による。 1.3 +0.2

0

50.0

+2

0

4.0

0

−0.008

3.0 0

−0.006

0.6 1.5

0.8 2.0

1.0 2.5

+0.3

0

4.0 0

−0.008

1.2 3.0

1.4 3.5

1.5 3.8

1.6 4.0

1.8 4.5


6

B 4119

:2013

表 4−タイプ 3(続き) 

単位  mm

外径

D

C

a)

コーナ半径

刃長 

b)

全長 L

シャンク径 D

S

c)

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

系列 1

d)

系列 2

d)

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

2.0

表 による。 7.0 +0.3

0

60.0

+2

0

6.0

0

−0.008

6.0 0

−0.008

2.5 6.3

3.0 7.5

70.0

3.5 8.8

+0.5

0

4.0 10.0

4.5 11.3

80.0

5.0 12.5

5.5 13.8

6.0 15.0

90.0

7.0 17.5

+1

0

8.0

0

−0.009

8.0 0

−0.009

8.0 20.0

9.0 22.5

100.0

10.0

10.0

10.0 25.0

11.0 27.5

110.0

12.0

0

−0.011

12.0 0

−0.011

12.0 30.0

13.0 32.5

120.0

16.0

14.0

14.0 35.0

14.0 0

−0.011

16.0 40.0

140.0

+3

0

16.0

18.0 45.0

20.0

0

−0.013

18.0 0

−0.013

20.0 50.0

160.0

20.0

0

−0.013

20.0

a)

許容差は,製造業者の判断による。

b)

  

は,四捨五入し小数第一位に丸める。

c)

シャンク径 D

S

の許容差は,JIS B 0401-2 の h6 による。

d)

系列 1 は,日本国内で一般的に使用されているシャンク径である。

系列 2 は,ISO 22037 で規定しているシャンク径である。

系列 1 及び系列 2 のどちらを用いてもよい。


7

B 4119

:2013

表 5−コーナ半径 

単位  mm

外径

D

C

コーナ半径 r

a)

0.1 0.2 0.3 0.5  1  1.5  2  3  4  5  6

0.5

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.5

1.6

1.8

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

7.0

8.0

9.0

10.0

11.0

12.0

13.0

14.0

16.0

18.0

20.0

注記 1  ◎は第一推奨,○は第二推奨を示す。 
注記 2  太線は,推奨する範囲としない範囲との境界を示す。 

a)

寸法許容差は,製造業者の判断による。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 4119:2013

  超硬質合金ソリッドストレートシャンク−ラジアスエンドミル−

形状・寸法

ISO 22037:2007

  Solid end mills with corner radii and cylindrical shanks made of

hard cutting materials

−Dimensions

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

超 硬 質 合 金 ソ リ ッ

ド ス ト レ ー ト シ ャ
ン ク ラ ジ ア ス エ ン

ド ミ ル の 形 状 及 び

寸法について規定

 1

ISO 513

による超硬又は

セラミック製ソリッドス
トレートシャンクラジア

スエンドミルについて規

削除

JIS

は超硬質合金ソリッドスト

レートシャンクラジアスエン
ドミルだけを規定。

セラミック製ソリッドエンドミ

ルは市場にないため規格から外
した。

2

引 用 規

3

用 語 及

び定義

JIS B 0172

による。

追加

JIS

は用語規格を引用した。

用語の定義を明確にした。

4

種類

刃長 ℓ 及び全長によ

って区分し,3 種類
とする。

 3

ショート及びロングの 2

種類を規定

追加

JIS

は 3 種類を規定。

種類の違いを明確にした。

首逃しありのタイプは,日本では
外径φ6 未満のロングネックタイ

プが一般的で,首下長さのバリエ

ーションが様々であり,ISO 規格
で規定している首逃しありタイ

プとは異なる。そのため,首逃し

ありは将来的に別規格を検討予
定であるため,ISO への改訂提案

はしない。

8

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19

201

3


(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

5

形状・寸

各種類の形状・寸法

を規定

 4

形状・寸法を規定

変更

JIS

は,首逃しなしで規定。

JIS

の全長については,タイプ

1

は ISO 規格のショートタイ

プを盛り込んでいる。

タイプ 2 及びタイプ 3 は,JIS
独自の寸法を規定。

刃長はタイプ 1,タイプ 2 及び

タイプ 3 ともに JIS 独自に規定
している。

シャンク径については,系列 1

及び系列 2 を規定した。

ISO

規格のショートタイプを盛り

込んだ規格をタイプ 1,刃長によ
って JIS にタイプ 2 及びタイプ 3

を規定した。

日本国内で一般的に使用されて
いるシャンク径を系列 1 として追

加した。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 22037:2007,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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