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B 4005 : 1998

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS B 4005-1996 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 3338-1 : 1996, Cylindrical shanks for milling cutters−Part 1 :

Dimensional characteristics of plain cylindrical shanks

(フライス用ストレートシャンク−第 1 部:プレインス

トレートシャンクの形状・寸法)及び ISO 3338-2 : 1996 Cylindrical shanks for milling cutters−Part 2 :

Dimensional characteristics of flatted cylindrical shanks

(フライス用ストレートシャンク−第 2 部:フラット付

きストレートシャンクの形状・寸法)を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

4005

: 1998

フライス用ストレートシャンク部

−形状・寸法

Milling cutters cylindrical shanks

−Dimensional characteristics

序文  この規格は,1996 年に第 4 版として発行された ISO 3338-1 Cylindrical shanks for milling cutters−Part

1 : Dimensional characteristics of plain cylindrical shanks

及び 1996 年に第 4 版として発行された ISO 3338-2 

Cylindrical shanks for milling cutters

−Part 2 : Dimensional characteristics of flatted cylindrical shanks を基に作成

した日本工業規格であり,対応国際規格と対応するほとんどの部分については,技術的内容を変更するこ

となく作成しているが,フラット付きフライス用ストレートシャンクにおけるフラット幅 l

2

の許容差につ

いてだけ,変更している。また,対応国際規格には規定されていない規定内容を追加している。

主な追加点は,定義及び種類におけるロングシャンクの規定である。

1.

適用範囲  この規格は,シャンク径が 3mm 以上,63mm 以下であるフライス用ストレートシャンク部

(以下,シャンク部という。

)の形状及び寸法について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 3338-1 : 1996

  Cylindrical shanks for milling cutters−Part 1 : Dimensional characteristics of

plain cylindrical shanks

ISO 3338-2 : 1996

  Cylindrical shanks for milling cutters−Part 2 : Dimensional characteristics of

flatted cylindrical shanks

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。

JIS B 0172

  フライス用語

JIS B 0401-2

  寸法公差及びはめあいの方式−第 2 部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0172 による。

4.

種類  シャンク部の種類は,シャンクの形状によって,プレイン(

1

)

ストレートシャンク及びフラット

付きストレートシャンクの 2 種類とする。さらに,プレインストレートシャンクは,シャンクの長さによ

って,R 形(レギュラシャンク)

,M 形(ミディアムシャンク)

,L 形(ロングシャンク)

,E 形(エキスト

ラロングシャンク E 形)

,F 形(エキストラロングシャンク F 形)及び G 形(エキストラロングシャンク

G

形)の 6 種類とする。

(

1

)

紛らわしくない場合は,括弧を付けた文字を省略してもよい。


2

B 4005 : 1998

5.

形状・寸法  プレインストレートシャンク部の形状及び寸法は表 に,フラット付きストレートシャ

ンク部の形状及び寸法は

表 による。

表 1  プレインストレートシャンク部の形状及び寸法

単位 mm

シャンク径

d

シャンクの長さ

l

s

参考

基準寸法

基準寸法

許容差

h8

R

M

L

E

F

G

許容差

首の長さ

l

n

3

  0 
−0.014

 36

 45

 56

 70

4

 40

 50

 60

 80

4

5

28

 36

 45

 56

 70

 90

6

6

  0 
−0.018

 40

 50

 60

 80

100

8

36

 45

 56

 70

 90

110

8

10

  0 
−0.022

40

 50

 60

 80

100

125

10

12

14

45

 56

 70

 90

110

140

16

18

  0 
−0.027

48

60

80 100 125 160

12

20

50

 70

 90

110

140

180

16

25

  0 
−0.033

56

80 100 125 160 200

32

60

90 110 140 180 225

20

40

(42)

70  100 125 160 200 250

50

  0 
−0.039

80  110 140 180 225 280

63

  0 
−0.046

90  125 160 200 250 315

+2

0

22

備考1.  シャンク径 に括弧を付けたものは,なるべく用いない。

2.

シャンク径 の許容差は,JIS B 0401-2 による。

参考  量記号は,ISO 3338-1 では,シャンク径を d

1

,シャンクの長さを l

1

と表示している。 


3

B 4005 : 1998

表 2  フラット付きストレートシャンク部の形状及び寸法

単位 mm

フラットの幅

シャンク径

d

シャンクの長さ

l

s

l

1

l

2

l

3

h

参考

基準寸法

許容差

h6

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

首の長さ

l

n

6

   0

−0.008

4.2

4.8

8

36 18

5.5

6.6

8

10

      0

−0.009

40 20  7

8.4

10

12 45

22.5

8

10.4

16

      0

−0.011

48 24  10

14.2

12

20 50

25

11

18.2 16

25

      0

−0.013

56 32  12  17

23

32 60

36

30

20

40 70

40

14 19

38

50

      0

−0.016

80 45

47.8

63

   0

−0.019

90

+2

0

50

0

−1

18

+0.2

0

23

+1

0

60.8

0

−0.4

22

備考1.  シャンク径 の許容差は,JIS B 0401-2による。

2.

シャンクの長さ l

s

の寸法は,

表 の R 形と同じ。

参考1.  表1の M 形,L 形,E 形,F 形及び G 形のものにフラットを付ける場合は,この表の l

1

l

2

l

3

及び の寸法

を適用してもよい。

2.

量記号は,ISO 3338-2 では,シャンク径を d

1

,シャンクの長さを l

1

,フラットの幅を l

3

l

4

と表示している。

3.

フラットの幅 l

2

の許容差は,ISO 3338-2 では

05

.

0

0

+

である。 


4

B 4005 : 1998

国際整合化調査研究委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

村  田  良  司

東京理科大学理工学部

中  嶋      誠

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

工業技術院標準部

伊  藤      哲

工業技術院機械技術研究所

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会技術部

野  上      彰

株式会社不二越

羽  山  隆  貫

日立ツール株式会社

片  桐  泰  典

株式会社不二越

日下部  祐  次

神鋼コベルコツール株式会社

宮  林  光  行

株式会社彌満和製作所

倉  持      建

日本高周波鋼業株式会社

舞  田  靖  司

社団法人日本機械工業連合会

岡  安  英  雄

社団法人日本工作機械工業会

西  村  欣  也

社団法人日本歯車工業会

石  川  侑  男

社団法人日本金型工業会

安  武  昭  彦

社団法人日本工作機器工業会

手  取  正  輝

いすゞ自動車株式会社川崎工場

小  峰  武  夫

コベルコツールエンジニアリング株式会社

白  土  秀  明

オーエスジー株式会社

佐  藤  直  彦

理研製鋼株式会社

木  村  育  夫

株式会社三興製作所

(事務局)

平  野  武  治

日本工具工業会

西  垣  吉麻呂

日本工具工業会