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B 2403

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号 

2

4

  性能

2

5

  腐食及び粘り付き

2

6

  形状及び寸法 

2

7

  外観

2

8

  材料

2

8.1

  ゴム パッキンの材料 

2

8.2

  布入りゴム パッキンの材料

2

9

  試験方法

6

9.1

  性能試験 

6

9.2

  腐食及び粘り付き試験 

8

9.3

  ゴム材料試験 

8

9.4

  布入りゴム板試験

8

10

  検査

9

11

  製品の呼び方 

9

12

  表示

9

12.1

  製品の表示 

9

12.2

  包装の表示 

10

附属書 A(参考)パッキンを装着する場合の主要寸法及び装着高さ 

11


B 2403

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本フル

ードパワー工業会 (JFPA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。

これによって,JIS B 2403:1995 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 B

2403

:2009

Vパッキン

V packings

序文 

この規格は,1963 年に制定され,その後 3 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は,1995 年に

行われたが,その後に本体が参照している規格が廃止,改正されたので試験項目及び試験条件の見直しに

対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,石油系作動油を使用する一般油圧機器用 V パッキン(以下,V パッキンという。

)につい

て規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0601

  製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメー

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 4305

  冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板並びに条

JIS H 5120

  銅及び銅合金鋳物

JIS K 2213

  タービン油

JIS K 6250

  ゴム−物理試験方法通則

JIS K 6251

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方

JIS K 6253

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方

JIS K 6257

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方

JIS K 6258

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方

JIS K 6262

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方


2

B 2403

:2009

種類及び記号   

V

パッキンの種類及び種類を示す記号は,

表 による。

表 1パッキンの種類及び記号 

種類

種類の記号

注記

ゴム V パッキン H

材料にゴムを用いたもの

布入りゴム V パッキン F

布にゴムをのり引き処理した素材を成型したもの
8.2 参照)

性能   

V

パッキンは,9.1 の規定によって試験を行い,パッキングランド 1 か所当たりの油漏れ量は,5 回の測

定値がそれぞれゴム V パッキンの場合は 2 mL/1 000 回以下,布入りゴム V パッキンの場合は 4 mL/1 000

回以下でなければならない。

腐食及び粘り付き 

腐食及び粘り付きは,9.2 の規定によって試験した場合,V パッキンと接触する金属を腐食させたり,粘

り付きを生じてはならない。ただし,金属の変色は,腐食と認めない。

形状及び寸法 

V

パッキンの形状及び寸法は,次による。

a)

主要部分の形状及び寸法は,

表 による。

b)  V

パッキンには,著しいねじれ及びゆがみがあってはならない。

外観   

V

パッキンの表面は,仕上げが良好で,有害なきず,切れ目,ひび,割れなどの欠点があってはならな

い。

材料 

8.1 

ゴム パッキンの材料   

ゴム V パッキンの材料は,ゴムを用い,9.3 の規定によって試験した場合,その物理的性質が

表 の規

定に適合し,均一性をもつものでなければならない。

また,石油系作動油を汚染するような物質及び V パッキンと接触する金属を腐食させたり,粘り付きを

生じるような物質を含んではならない。

8.2 

布入りゴム パッキンの材料   

布入りゴム V パッキンの材料は,布及びゴムを用い,次の a)  及び b)  の規定に適合し,かつ,試験用布

入りゴム板を 9.4 の規定によって試験した場合,

その物理的性質が

表 の規定に適合しなければならない。

また,石油系作動油を汚染するような物質及び V パッキンと接触する金属を腐食したり,粘り付きを生

じるような有害な物質を含んではならない。

a)

布  布は,たて糸及びよこ糸の密度が均一で,きず,ゆがみ,ふしなどの欠点がなく,使用目的に適

合するものでなければならない。

b) 

ゴム  ゴムは,組成が均等で,使用目的に適合するものでなければならない。


3

B 2403

:2009

表 2パッキンの形状及び寸法 

単位  mm

呼び寸法

高さ  

a)

ゴム V パッキン

布入りゴム V パッキン

呼び番号

内径

外径

D

W

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

最小 

H 6.3

又は F 6.3

6.3

16.3

H 7.1

又は F 7.1

7.1

17.1

H 8

又は F 8

8

18

H 9

又は F 9

9

19

H 10

又は F 10

10

20

H 11.2

又は F 11.2

11.2

21.2

H 12.5

又は F 12.5

12.5

22.5

H 14

又は F 14

14

24

H 16

又は F 16

16

26

5 2.5

±0.3 3 +0.5

−0.2

0.5

H 15

又は F 15

15

28

H 18

又は F 18

18

31

H 18.5

又は F 18.5

18.5

31.5

H 20

又は F 20

20

33

H 22.4

又は F 22.4

22.4

35.4

H 25

又は F 25

25

38

H 27

又は F 27

27

40

H 28

又は F 28

28

41

H 31.5

又は F 31.5

31.5

44.5

H 32

又は F 32

32

45

6.5 3

±0.3 3 +0.5

−0.2

0.75


4

B 2403

:2009

表 2パッキンの形状及び寸法(続き) 

単位  mm

呼び寸法

高さ  

a)

ゴム V パッキン

布入りゴム V パッキン

呼び番号

内径

外径

D

W

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

最小 

H 34

又は F 34

34

50

H 35.5

又は F 35.5

35.5

51.5

H 40

又は F 40

40

56

H 45

又は F 45

45

61

H 47

又は F 47

47

63

H 50

又は F 50

50

66

H 53

又は F 53

53

69

H 55

又は F 55

55

71

H 56

又は F 56

56

72

H 60

又は F 60

60

76

H 63

又は F 63

63

79

H 64

又は F 64

64

80

8 3.5

±0.3 4 +0.5

−0.2

1

H 67

又は F 67

67

87

H 70

又は F 70

70

90

H 71

又は F 71

71

91

H 75

又は F 75

75

95

H 80

又は F 80

80

100

H 85

又は F 85

85

105

H 90

又は F 90

90

110

H 92

又は F 92

92

112

H 95

又は F 95

95

115

H 100

又は F 100

100

120

H 105

又は F 105

105

125

H 106

又は F 106

106

126

H 112

又は F 112

112

132

H 118

又は F 118

118

138

H 120

又は F 120

120

140

10 4

±0.3 5 +0.5

−0.2

2

H 125

又は F 125

125

150

H 132

又は F 132

132

157

H 135

又は F 135

135

160

H 140

又は F 140

140

165

H 145

又は F 145

145

170

H 150

又は F 150

150

175

H 155

又は F 155

155

180

H 160

又は F 160

160

185

H 165

又は F 165

165

190

H 170

又は F 170

170

195

12.5 5

±0.3 6 +0.5

−0.2

2


5

B 2403

:2009

表 2パッキンの形状及び寸法(続き) 

単位  mm

呼び寸法

高さ  

a)

ゴム V パッキン

布入りゴム V パッキン

呼び番号

内径

外径

D

W

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

最小 

H 175

又は F 175

175

200

H 180

又は F 180

180

205

H 190

又は F 190

190

215

H 199

又は F 199

199

224

H 200

又は F 200

200

225

H 212

又は F 212

212

237

H 224

又は F 224

224

249

H 225

又は F 225

225

250

H 236

又は F 236

236

261

H 250

又は F 250

250

275

12.5

5

±0.3 6 +0.5

−0.2

2

H 265

又は F 265

265

297

H 280

又は F 280

280

312

H 300

又は F 300

300

332

6

±0.4

F 315

315

347

F 335

335

367

F 355

355

387

F 375

375

407

F 400

400

432

F 425

425

457

F 450

450

482

F 475

475

507

F 500

500

532

16

7

+0.8

−0.3

3

F 530

530

570

F 560

560

600

F 600

600

640

F 630

630

670

20

− 8

+1.2

−0.4

4

F 670

670

710

F 710

710

750

F 750

750

790

F 800

800

840

F 850

850

890

F 900

900

940

F 950

950

990

参 

F 1 000

1 000

1 040

20

− 8

+1.2 
−0.4

4

注記 1  表 の図は,主要部分の形状及び寸法を示すための代表的な図として,溝のある形状の V パッキン及び溝のな

い形状の V パッキンを示す。

注記 2  V パッキンを装着する相手軸の外径の呼び寸法は V パッキンの呼び内径に合わせ,相手穴の内径の呼び寸法は

V

パッキンの呼び外径に合わせる。V パッキンがしゅう動する軸及び穴の公差域クラスは,軸の場合,h8∼h9

程度,穴の場合,H9∼H10 程度で,その表面粗さは R

a

 0.2

程度を一般に用いる。

a)

  B

は,V パッキンを装着した場合の 1 個当たりの高さを示す。呼び番号で H 系のものはゴム V パッキンの値をと

り,F 系のものは布入りゴム V パッキンの値をとる。V パッキンを装着する場合の主要寸法及び装着高さを,参

考として

附属書 に示す。


6

B 2403

:2009

表 3−ゴム パッキン材料の物理的性質 

試験項目

許容差

試験条件

試験方法

タイプ A デュロメータ硬さ A90/S±5

JIS K 6253 

引張強さ MPa  最小 9.8

伸び  %  最小 100

常態試験

引張応力(100  %伸びのとき)MPa

6.9

以上

常態

JIS K 6251 

タイプ A デュロメータ硬さ変化

+10 以下

引張強さ変化率  %  最大

−20

老化試験

伸び変化率  %  最大

−50

温度    100  ℃ 
時間    70 時間

JIS K 6257 

圧縮永久

ひずみ試験

圧縮永久ひずみ  %  最大 75

温度    100  ℃

時間    70 時間

JIS K 6262 

タイプ A デュロメータ硬さ変化

−5∼+10

引張強さ変化率  %  最大

−20

伸び変化率  %  最大

−40

体積変化率  %

−10∼+5

温度    100  ℃

時間    70 時間 
試験用油(潤滑 
油)No.1

 a)

JIS K 6258 

タイプ A デュロメータ硬さ変化

−10∼+5

引張強さ変化率  %  最大

−35

伸び変化率  %  最大

−35

耐油試験

体積変化率  %

0

∼+20

温度    100  ℃ 
時間    70 時間 
試験用油(潤滑

油)No.3

 a)

JIS K 6258

a)

試験用油 No.1 油及び No.3 油は,JIS K 6258 の 5.4.2(試験用潤滑油)の No.1 油及び No.3 油とする。

表 4−試験用布入りゴム板の物理的性質 

試験項目

許容差

試験条件

試験方法

引張強さ MPa   14.7 以上

常態

9.4.2 a) 

常態試験

曲げ

縦方向及び横方向ともにき

裂が生じない。

常態  ただし,鉄棒の直径 5 mm

9.4.2 b)

質量変化率  %

0

∼+15

外観

布のはく離,膨れなどの異
状が生じない。

温度    100  ℃ 
時間    70 時間

試験用油(潤滑油)No.1

a)

9.4.3 

質量変化率  %

0

∼+20

耐油試験

外観

布のはく離,膨れなどの異

状が生じない。

温度    100  ℃ 
時間    70 時間 
試験用油(潤滑油)No.3

a)

9.4.3 

a)

試験用油 No.1 油及び No.3 油は,JIS K 6258 の 5.4.2(試験用潤滑油)の No.1 油及び No.3 油とする。

試験方法 

9.1 

性能試験 

9.1.1 

試験装置   

この試験装置は,V パッキンの往復作動時の油漏れを試験するためのもので,次の事項を満足しなけれ

ばならない。試験装置の例を,

図 に示す。

a)

パッキングランドを 2 個もっている。

注記  パッキングランドとは,パッキンを挿入する部位をさす。

b)

ロッドの運動は,往復作動とする。

c) 

試験装置の形式は,縦形又は横形とする。 

d) 9.1.2

の試料を装着し,9.1.3 の試験条件を満足する。


7

B 2403

:2009

単位  mm

図 1−試験装置の例(断面図  JIS B 2409 参照) 

9.1.2 

試料   

試料は,

呼び番号 H50 又は F50 の V パッキンを用い,

1

個のパッキングランド当たり 3 個組合せとする。

9.1.3 

試験条件 

試験条件は,

表 による。

表 5−試験条件 

項目

試験条件

注記

試験用油

JIS K 2213

の 2 種相当品

(添加タービン油)

試験圧力 MPa(ゲージ圧) 10.3±0.5

静圧でよい。

油温  ℃

室温∼70

油温の測定箇所は,試験機の油圧室内とする。

往復作動速度  回/min 30∼40

ストローク  mm 100∼110

片側

ロッドの仕上げ

Ra 0.4 以下

JIS B 0601 

アダプタの材料

JIS H 5120

(CAC403 相当品)

往復作動回数  回 50

000

断続でもよい。

9.1.4 

試験方法   

V

パッキン及びおす・めすアダプタをパッキングランドに装着し,9.1.3 の試験条件によって作動して油

漏れ量を測定する。

油漏れは,ロッド部からの漏れとする。

油漏れ量は,往復作動回数約 10 000 回ごとの漏れ量を測定し,往復作動回数 1 000 回当たりの漏れ量に

換算する。この測定を 5 回繰り返す。


8

B 2403

:2009

9.2 

腐食及び粘り付き試験   

腐食及び粘り付き試験は,次による。

a)

製品と同一条件で製造された厚さ 2∼3 mm の板材から幅 25 mm,長さ 50 mm の試験片を 4 個とる。

b)

試験は,4 個の試験片を,厚さ 3 mm,幅 25 mm,長さ 50 mm の表面をよく磨いた黄銅板,鋼板及び

ステンレス鋼板の間に交互に挟み,密着させて積み重ね,70±1  ℃に保った恒温槽に 24 時間入れた後

に,金属面の腐食及び粘り付きの状態を調べる。

c)

この試験に用いる黄銅板は JIS H 3100,鋼板は JIS G 3101,ステンレス鋼板は JIS G 4305 による。

9.3 

ゴム材料試験   

ゴム材料試験は,次による。

a)

試験片は,製品と同一条件で製造する。

b)

試験の一般条件は,JIS K 6250 による。

c)

常態試験,老化試験,圧縮永久ひずみ試験及び耐油試験は,

表 による。

9.4 

布入りゴム板試験 

9.4.1 

試験用布入りゴム板   

試験に用いる布入りゴム板は,次による。

a)

材料は,布入りゴム V パッキンと同一とする。

b)

厚さが 2∼3 mm になるように布を積層する。

c)

布を積層する場合には,布の方向を合わせる。

d)

製造条件は,布入りゴム V パッキンと同一とする。

9.4.2 

常態試験   

布入りゴム板の常態試験方法は,次による。

a)

引張強さ  引張強さの試験方法は,次による。

1)  9.4.1

に規定した試験用布入りゴム板から,

図 のダンベル状試験片を布の縦及び横方向からそれぞ

れ 3 個とる。

単位  mm

図 2−ダンベル状試験片 

2)

試験方法は,JIS K 6251 による。ただし,引張速さは,300±15 mm/min とし,引張強さの成績は,

縦及び横方向それぞれについて,3 個の試験片の測定値の中央値を求め,その小さいほうの値をと

る。

b)

曲げ  曲げ試験方法は,次による。

1)  9.4.1

に規定の試験用布入りゴム板から,厚さ 2∼3 mm,幅 15 mm,長さ 100 mm の試験片を布の縦


9

B 2403

:2009

及び横方向からそれぞれ 2 個とる。

2)

試験は,直径 5 mm の鉄棒の外周に試験片を密着させて 180°折り曲げて,き裂の有無を 4 個の試

験片について調べる。

9.4.3 

耐油試験   

試験用布入りゴム板の耐油試験方法は,次による。

a)  9.4.1

に規定した試験用布入りゴム板から,厚さ 2∼3 mm,幅 20 mm,長さ 20 mm の試験片を 3 個と

る。

b)

試験は,

表 で規定された試験条件で,試験片を試験用油に浸し,質量変化率及び外観を調べる。

質量変化試験は,JIS K 6258 の 5.5(試験方法)及び 5.6(計算)に準じて行う。

c)

質量変化率は,3 個の試験片の測定値の中央値をとる。

10 

検査   

V

パッキンの検査は,次の項目について行い,箇条 4∼箇条 の規定に適合しなければならない。ただ

し,次の a)b)  及び e)  の検査は,通常の取引では行わなくてもよい。

a)

性能

b)

腐食及び粘り付き

c)

形状・寸法

d)

外観

e)

材料

11 

製品の呼び方   

V

パッキンの呼び方は,規格番号又は規格名称及び呼び番号による。

        (規格番号又は          (呼び番号)

          規格名称)

例 1  JIS B 2403              F 63

例 2  V パッキン               H  31.5

12 

表示 

12.1 

製品の表示   

製品には,

図 のように,V パッキンの内側に,次の事項を浮出しで表示しなければならない。

なお,浮出しの高さは使用上差し支えない程度とする。

a)

製造業者名又はその略号

b)

呼び番号


10

B 2403

:2009

図 3−製品の表示 

12.2 

包装の表示   

包装には,外装に次の事項を,明りょうに表示しなければならない。

a)

規格番号及び名称

b)

呼び番号

c)

製造業者名又はその略号

d)

製造年月日又はその略号

参考文献  JIS B 2409  油圧−密封装置−油圧用往復動シールの性能評価標準試験方法


11

B 2403

:2009

附属書 A

(参考)

V

パッキンを装着する場合の主要寸法及び装着高さ

序文 

この附属書は,V パッキンを装着する場合の主要寸法及び装着高さについて記載するものであって,規

定の一部ではない。

A.1 V

パッキンを装着する場合に用いるアダプタ及びグランドの主要寸法 

表 A.1−アダプタ及びグランドの主要寸法 

単位  mm

B

呼び番号の区分

W R 

最小

R

1

最小

R

2

最小

ゴムV

パッキン

布入りゴムV

パッキン

C L

a)

F

a)

E

a)

δ

1

a)

δ

2

a)

H 6.3

∼H 16 又は

F 6.3

∼F 16

5 0.5 0.5 0.5  3 2.5

±0.3

3

5

.

0

2

.

0

+

5

b)

+5

10 0.3 0.12

0.06

H 15

∼H 32 又は

F 15

∼F 32

6.5 0.75  0.75  0.75  3  3

±0.3

3

5

.

0

2

.

0

+

6.5

b)

+6

12 0.4 0.14

0.07

H 34

∼H 64 又は

F 34

∼F 64

8 1  1  1

3 3.5

±0.3

4

5

.

0

2

.

0

+

8

b)

+8

16 0.5 0.16

0.08

H 67

∼H 120 又は

F 67

∼F 120

10 2  2  2

3 4

±0.3

5

5

.

0

2

.

0

+

10

S

 b)

+10

20 0.6 0.18

0.09

H 125

∼H 250 又は

F 125

∼F 250

12.5 2

2

2

3  5

±0.3

6

5

.

0

2

.

0

+

12.5

S

 b)

+12

25 0.8 0.20

0.10

H 265

∼H 3 00又は

F 265

∼F 500

16 3  3  3

3 6

±0.4

7

8

.

0

3

.

0

+

16

S

 b)

+16

32 1.0 0.22

0.11

F 530

∼F 1 000

20

4

4

4

3

8

2

.

1

4

.

0

+

20

S

 b)

+20

40 1.3 0.25

0.12


12

B 2403

:2009

表 A.1−アダプタ及びグランドの主要寸法(続き) 

注記  めすアダプタの内径・外径と相手軸・相手穴とのすき間は,V パッキンの材料及びアダプタの材料によって

異なる。

a)

グランドの主要寸法 LFE

δ

1

及び

δ

2

は,一例を示したものである。

b)

  S

は,

表 A.2 に示してある V パッキンの組合せ装着高さである。

A.2 V

パッキンの組合せ装着高さ 

表 A.2パッキンの組合せ装着高さ(S 

単位  mm

V

パッキン 3 個の場合

V

パッキン 4 個の場合

V

パッキン 5 個の場合

呼び番号の区分

ゴム V パッ

キン

布入りゴム

V

パッキン

ゴム V パッ

キン

布入りゴム

V

パッキン

ゴム V パッ

キン

布入りゴム

V

パッキン

H 6.3

∼H 16 又は

F 6.3

∼F 16

5 15.5

±0.7

17

1

.

1

5

.

0

+

18

±0.8

20

2

.

1

5

.

0

+

20.5

±0.8

23

3

.

1

5

.

0

+

H 15

∼H 32 又は

F 15

∼F 32

6.5 18.5

±0.7

18.5

1

.

1

5

.

0

+

21.5

±0.8

21.5

2

.

1

5

.

0

+

24.5

±0.8

24.5

3

.

1

5

.

0

+

H 34

∼H 64 又は

F 34

∼F 64

8 21.5

±0.7

23

1

.

1

5

.

0

+

25

±0.8

27

2

.

1

5

.

0

+

28.5

±0.8

31

3

.

1

5

.

0

+

H 67

∼H 120 又は

F 67

∼F 120

10 25

±0.7

28

1

.

1

5

.

0

+

29

±0.8

33

2

.

1

5

.

0

+

33

±0.8

38

3

.

1

5

.

0

+

H 125

∼H 250 又は

F 125

∼F 250

12.5 30.5

±0.7

33.5

1

.

1

5

.

0

+

35.5

±0.8

39.5

2

.

1

5

.

0

+

40.5

±0.8

45.5

3

.

1

5

.

0

+

H 265

∼H 300 又は

F 265

∼F 500

16 37

±0.9

40

8

.

1

7

.

0

+

43

±1.0

47

0

.

2

8

.

0

+

49

±1.1

54

1

.

2

8

.

0

+

F 530

∼F 1 000

20

47

7

.

2

9

.

0

+

55

0

.

3

0

.

1

+

63

2

.

3

1

.

1

+

注記 1  の基準寸法は,次の式によって計算した。

                  S=A+C+nB 
                ここに,n:グランド当たりの V パッキンの使用個数

注記 2  の許容差は,+側及び−側の各々について,次の近似式によって計算した。

Δ

n

×

+

2

                ここに,

Δ

の+又は−の許容差とし,及び の許容差は,の許容差と同一とみなした。