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B 2071 : 2000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS B 2071 : 1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,日本工業規格と国際規格との整合を図るため,JIS B 2071 : 1995 及び対応する ISO 

格を基礎として用いた。

JIS B 2071

には,次に示す五つの附属書がある。

附属書 1(規定)  各部の名称

附属書 2(規定)  面間寸法

附属書 3(規定)  付帯接続

附属書 4(規定)  材料

附属書 5(参考)  突合せ溶接端


日本工業規格

JIS

 B

2071

: 2000

鋼製弁

Steel valves

序文  この規格は,JIS B 2071 : 1995 及び ISO 規格を基礎として用いて作成した日本工業規格である。次

に示す第 1 章∼第 3 章及びそれらの共通部分をまとめた

附属書 1∼附属書 によって構成されている。

第 章  鋳鋼フランジ形弁:従前の JIS B 2071 : 1995 を改正したものであり,呼び圧力 10K 及び 20K の

一般の機械装置,化学装置などに用いる鋳鋼フランジ形弁について規定している。

第 章  一般工業用鋼製弁:ISO 6002 : 1992, Bolted bonnet steel gate valves 及び ISO 12149 : 1999, Bolted

bonnet steel globe valves for general purpose application

を翻訳し,

その基本的考え方を基準として内容を拡大,

また逆止め弁を追加したものであり,呼び圧力 PN の般分野に用いる鋼製弁について規定している。

第 章  石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋼製弁:ISO 10434 : 1998, Bolted bonnet steel gate

valves for petroleum and natural gas industries

を翻訳し,その基本的考え方を基準としてそれに玉形弁及び逆

止め弁を追加したものであり,呼び圧力 PN の石油及び天然ガス工業用分野に用いる鋼製弁について規定

している。

呼び圧力 PN 表示とクラス表示の対応は,次による,

PN20

クラス 150

PN50

クラス 300

PN110

クラス 600

PN150

クラス 900

PN260

クラス 1 500

PN420

クラス 2 500

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。


2

B 2071 : 2000

第 章  鋳鋼フランジ形弁 

1.

適用範囲  この章は,一般の機械装置,化学装置などに用いる鋳鋼フランジ形弁(以下,バルブとい

う。

)について規定する。

備考  圧力は,すべてゲージ圧とする。

1.2

引用規格  次に掲げる規格は,この章に引用されることによって,この章の規定の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS B 0100

  バルブ用語

JIS B 2001

  バルブの呼び径及び口径

JIS B 2002

  バルブの面間寸法

JIS B 2003

  バルブの検査通則

JIS B 2004

  バルブの表示通則

JIS B 2238

  鋼製管フランジ通則

JIS B 8270

  圧力容器(基盤規格)

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4107

  高温用合金鋼ボルト材

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

JIS G 5121

  ステンレス鋼鋳鋼品

JIS G 5151

  高温高圧用鋳鋼品

JIS H 4553

  ニッケル及びニッケル合金棒

JIS Z 3221

  ステンレス鋼被覆アーク溶接棒

JIS Z 3224

  ニッケル及びニッケル合金被覆アーク溶接棒

JIS Z 3251

  硬化肉盛用被覆アーク溶接棒

JIS Z 3321

  溶接用ステンレス鋼溶加棒及びソリッドワイヤ

1.3

用語の定義  この章で用いる主な用語の定義は,JIS B 0100 によるほか,次による。

a)

肉盛溶接  一体形の弁体,弁体付き弁座又は弁箱付き弁座の母材表面に硬化,耐食などの目的に応じ

た所要の組織と寸法の金属を溶着する方法。

b)

硬化肉盛  一体形の弁体,弁体付き弁座又は弁箱付き弁座の母材表面に硬い金属面を摩耗に耐え得る

ように溶着する方法。

備考  硬化肉盛は,肉盛溶接の一種である。

1.4

種類  バルブの種類は,呼び圧力,弁種及び呼び径の組合せによって,表 1.1 による。


3

B 2071 : 2000

表 1.1

種類

呼び径 (A)

呼び圧力

弁種

40

50

65

80

100

125

150

200 250 300

フランジ形玉形弁

フランジ形アングル弁

フランジ形仕切弁

10K

フランジ形スイング逆止め弁

フランジ形玉形弁

フランジ形アングル弁

フランジ形仕切弁

20K

フランジ形スイング逆止め弁

1.5

流体の状態と最高許容圧力との関係  流体の状態と最高許容圧力との関係は,表 1.2 による。

表 1.2

流体の状態と最高許容圧力との関係

単位 MPa

最高許容圧力

流体の状態

呼び圧力 10K バルブ

呼び圧力 20K バルブ

425

℃以下の蒸気,空気,ガス,油などでクリープが考慮される場合

− 2.0

400

℃以下の蒸気,空気,ガス,油

− 2.3

350

℃以下の蒸気,空気,ガス,油又は脈動水

− 2.6

300

℃以下の蒸気,空気,ガス,油又は脈動水 1.0

2.9

220

℃以下の蒸気,空気,ガス,油又は脈動水 1.2

3.1

120

℃以下の静流水

1.4 3.4

備考  流体の使用温度又は圧力が表 1.2 の値の中間にある場合は,JIS B 2238 の付表 の備考 に示す補間法に

よる。

1.6

設計

1.6.1

共通事項  バルブの構造,形状及び寸法の共通事項は,次による。

a)

バルブの面間寸法は,JIS B 2002 による。

b)

バルブの口径は,JIS B 2001 による。

c)

フランジの各部寸法は,JIS B 2238

付表 4-1,付表 6,付表 10 及び付表 11 による。

d)

弁箱及びふたの最小肉厚は,

表 1.3 の a 又は a

1

とする。

表 1.3

最小肉厚

単位 mm

呼び径 (A)

呼び圧力

40  50  65  80  100 125 150 200 250 300

a

−  5.6 5.6 5.9 6.4 7.1 7.1 8.1 8.6 9.6

10K

a

1

− 8.6 9.7 10.4

11.2

11.6

11.9

12.7

14.2

16.0

a 4.8 6.3 6.5 7.2 7.8 8.7 9.6 11.2

12.6

14.1

20K

a

1

 7.9  9.7  11.2

11.9

12.7

14.3

16.0

17.5

19.1

20.6

e)

バルブの開閉は,ハンドル車の逆時計回りを“開き”

,時計回りを“閉じ”とする。

f)

管と接続するフランジのガスケット座は,指定のない限り大平面座とする。

g)

弁箱のふたフランジは,丸形とするが,呼び径 65 以下で 4 本ボルトのものは,角形でもよい。

なお,呼び圧力 10K の仕切弁は,オーバル形としてもよい。

h)

弁箱とふたとの接合面は,はめ込み形とするが,溝形又はリングジョイント形としてもよい。

なお,呼び圧力 10K の仕切弁は,全面座にしてもよい。

i)

ふたボルトが受ける応力は,JIS B 8270 に規定された値以下とする。


4

B 2071 : 2000

j)

弁座面は,一体形,分離形の弁座又は肉盛溶接のいずれでもよい。ただし,使用状態に適したものと

する。

k)

弁体及び弁箱に弁座を取り付ける場合には,ねじ込み,溶接などによって取り付け,使用中に緩まな

いようにしなければならない。

l)

パッキン押さえは,パッキン押さえボルトの締付けに対して破損しないよう十分な強さをもつもので

なければならない。

m)

付帯接続は,

附属書 による。

n)

構造,形状及び部品名称の一例を

付表 に示す。

1.6.2

玉形弁及びアングル弁  玉形弁及びアングル弁の構造,形状及び寸法は,次による。

a)

弁座の形状は,平面,円すいなど使用状態に適したいずれでもよい。

b)

弁体と弁棒とは,弁押さえによって取り付け,互いに円滑に回転するが,弁体と弁押さえとは緩まな

い構造としなければならない。

c)

ふた又はふたはめ輪と弁棒又は弁押さえには,それぞれ逆座を設けるのがよい。

d)

弁棒は,一体のものでなければならない。

e)

弁棒のねじは台形ねじとする。

f)

弁棒とねじはめ輪とのねじのはめあい長さは,弁棒径の 1.5 倍以上とするのがよい。

1.6.3

仕切弁  仕切弁の構造,形状及び寸法は,次による。

a)

弁箱補強のために,適切なリブを付けてもよい。

b)

弁箱と弁体には,適切なガイドを設けなければならない。

c)

弁体は,くさび形とする。

d)

弁体の弁座面の幅は,摩耗によって弁体の閉止位置が下がっても,弁箱の弁座面との接触面が保たれ

るような摩耗代をもたなければならない。

e)

弁棒とふた又はふたはめ輪には,それぞれ逆座を設けるのがよい。

f)

弁棒は,一体で,弁体との接続部は,T 形又はぼたん形とする。

g)

弁棒の頂部は,弁座が摩耗して使用上許される最低位置に達しても,ヨークスリーブの頂面より下が

ってはならない。

h)

呼び径 100 以上のバルブのヨークスリーブは,ふたを弁箱から外さないでも取り外せる構造とするの

がよい。

i)

弁棒のねじは,台形ねじとする。

j)

弁棒とヨークスリーブとのねじのはめあい長さは,弁棒径の 1.5 倍以上とするのがよい。

k)

ヨークスリーブとハンドル車との結合は,キー止め又は回り止めができる適切なはめ込みでなければ

ならない。

1.6.4

スイング逆止め弁  スイング逆止め弁の構造,形状は,次による。

a)

弁体は,弁箱又はふたに設けられたストッパの位置まで開き,逆流で容易に閉止する構造でなければ

ならない。

b)

弁体は,弁体と弁体ボルトとに分けてもよい。この場合には,弁体ボルトは,緩まない構造とする。

c)

弁体とアームとの接続部は,適切なすき間をもち,使用上外れない構造でなければならない。

d)

弁箱とアームとは,ヒンジピンで接続させ,円滑な回転ができる構造とする。ただし,他の適切な接

続方法を用いてもよい。

e)

弁箱のピン穴は,それぞれプラグをねじ込むか又は他の方法で密封しなければならない。ただし,ヒ


5

B 2071 : 2000

ンジピンを一端から容易に取り外せる構造とした場合には,ピン穴は貫通していなくともよい。

f)

バルブのふたには,必要に応じアイボルトを取り付けるのがよい。

1.7

材料  バルブの材料は,次による。

a)

弁箱及びふたは,JIS G 5151 の SCPH2 とする。ただし,ふたは,SCPH2 の同等品でもよい。

b)

弁体と弁体付き弁座及び弁箱と弁箱付き弁座とに分けた場合の弁体及び弁座の耐食性は,弁箱と同等

以上とする。

c)

一体形の弁体又は弁体付き弁座と弁箱付き弁座のそれぞれの弁座面は,用途に適した金属とし,

表 1.4

に示す組合せにするのがよい。

表 1.4

弁座面の材料組合せ

弁座面

組合せ

記号

材料の種類

鋳造

鍛造

溶接

表面硬さ(HB 最小)

13Cr

a

13Cr

JIS G 5121

SCS1

又は SCS2

JIS G 4303

SUS403

SUS420J1

SUS420J2

SUS410

JIS Z 3221

D410

又は

JIS Z 3321

Y410

250(

1

)

13Cr

JIS G 5121

SCS1

又は SCS2

JIS G 4303

SUS403

SUS420J1

SUS420J2

SUS410

JIS Z 3221

D410

又は

JIS Z 3321

Y410

250

b(

2

)

Ni-Cu

合金

JIS H 4553

NCuB

JIS Z 3224

DniCu-4

c Co

,Cr-W 合金

 Co

,Cr-W 合金

JIS Z 3251

DCoCrA

Co

,Cr-W 合金

JIS Z 3251

DCoCrA

d(

2

)

13Cr

JIS G 5121

SCS1

又は SCS2

JIS G 4303

SUS403

SUS420J1

SUS420J2

SUS410

JIS Z 3221

D410

又は

JIS Z 3321

Y410

250

(

1

) 13Cr

鋼の組合せのとき,両者の差は,逆止め弁を除いてブリネル硬さで50以上とする。

(

2

)

二段に表示している材料の種類は,一方が弁体側弁座面,他方が弁箱側の弁座面を示す。その組合せはど
ちらでもよい。

d)

弁棒は,JIS G 4303 の SUS403 又は SUS410 とする。

e)

ふたボルトは,JIS G 4107 の SNB7 とする。ただし,流体の使用温度が,300℃以下の場合には,JIS B 

4501

の S35C を使用することができる。

f)

その他の部品の材料は,製造業者の標準とする。

1.8

試験・検査

1.8.1

検査項目  バルブの検査項目は,次による。

a)

構造検査

b)

寸法検査

c)

外観検査

d)

材料検査


6

B 2071 : 2000

e)

弁箱耐圧検査

f)

弁座漏れ検査

g)

表示検査

1.8.2

試験検査要領及び判定基準

a)  1.8.1

の a)f)に示す検査は,JIS B 2003 によって実施し,判定基準もこれによる。

なお,弁座漏れ試験の判定基準は,

表 1.5 による。

表 1.5

弁座の漏れ

弁種

レート

水圧による場合

空気圧による場合

3

漏れがあってはならない。

漏れがあってはならない。

玉形弁及びアングル弁

2

(

3

)

漏れ量は,0.01mm

3

/s

×呼び径を超えてはならな

い。

漏れ量は,大気圧において 0.3mm

3

/s

×呼び径

を超えてはならない。

3

漏れがあってはならない。

漏れがあってはならない。

仕切弁

1

(

3

)

漏れ量は,0.1mm

3

/s

×呼び径を超えてはならな

い。

漏れ量は,大気圧において 30mm

3

/s

×呼び径を

超えてはならない。

スイング逆止め弁 1  漏れ量は,0.1mm

3

/s

×呼び径を超えてはならな

い。

漏れ量は,大気圧において 30mm

3

/s

×呼び径を

超えてはならない。

(

3

)

使用上差し支えない場合に適用する。

備考  表のレートは,JIS B 2003 による。

b)  1.8.1

の g)に示す表示検査は,1.10 に適合しなければならない。

1.9

製品の呼び方  バルブの呼び方は,規格番号又は弁箱材料を示す記号,肉厚を示す記号(

4

)

,呼び圧

力,呼び径及び弁種による。

(

4

)  a

の肉厚は M,a

1

の肉厚は とする。

例  呼び圧力 10K,呼び径 100A,仕切弁の場合

1)  a

の肉厚の場合

JIS B 2071-M-10K-100

フランジ形仕切弁又は PH2-M-10K-100 フランジ形仕切弁

2) a1

の肉厚の場合

JIS B 2071-C-10K-100

フランジ形仕切弁又は PH2-C-10K-100 フランジ形仕切弁

1.10

表示

1.10.1

製品の表示

1.10.1.1

弁箱の表面  弁箱の表面に次の事項を明りょうに表示する。

a)

製造業者名又はその略号

b)

呼び圧力

c)

呼び径

d)

弁箱の材料を示す記号(

5

)

e)

流れ方向を示す矢印(仕切弁は除く。

f)

溶解番号

g)

肉厚を示す記号(

6

)

(

5

)

弁箱の材料を示す記号及びトリム材料を示す記号は,JIS B 2004による。

(

6

)

肉厚を示す記号は,銘板に表示してもよい。


7

B 2071 : 2000

1.10.1.2

ハンドル車の表面  ハンドル車の表面に JIS B 2004 によって表示する。

1.10.1.3

銘板  銘板には,トリム材料を示す記号(

5

)

を表示する。

1.10.2

その他の表示  上記以外の表示を行う場合は,受渡当事者間の協議による。ただし,この場合は,

この章で規定する表示と紛らわしい表示を避けなければならない。


8

B 2071 : 2000

付表 1

バルブの構造及び形状

備考  図は,構造及び形状の一例を示すもので,特定のモデルを規定するものではない。


9

B 2071 : 2000

第 章  一般工業用鋼製弁 

2.1

適用範囲  この章は,一般分野に用いる鋼製弁(以下,バルブという。)について規定する。

2.1.1

バルブの種類は,呼び圧力,弁種及び呼び径の組合せによって,

表 2.1 のとおりとする。

2.1.2

接続端形式は,フランジ形,突合せ溶接形,差込み溶接形及びねじ込み形(

1

)

とする。

(

1

)

ISO 12149

には規定されている。

2.1.3

ボンネッット形式は,ボルテッドボンネット,プレッシャーシールボンネット,溶接ボンネット,

スクリューボンネット及びボンネットレスとする。

2.1.4

バルブの特徴を次に示す。

a)

仕切弁

−  外ねじ式

−  内ねじ式(PN10∼PN40 に限って,外ねじの代わりに)

−  シングルジスク又はダブルジスク

−  ウェッジシート又はパラレルシート

−  金属製又は非金属製のシート面

b)

玉形弁及びアングル弁

−  外ねじ式又は内ねじ式

−  弁棒上昇式

−  金属製又は非金属製のシート面

c)

逆止め弁

−  スイング式弁体又はリフト式弁体

−  金属製又は非金属製のシート面

2.2

引用規格  次に掲げる規格は,この章に引用されることによって,この章の規定の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS B 0203

  管用テーパねじ

JIS B 2003

  バルブの検査通則

JIS B 2238

  鋼製管フランジ通則

JIS B 2316

  配管用鋼製差込み溶接式管継手

ISO 6708

  Pipe components−Definition and selection of DN (nominal size)

ISO 7268

  Pipe components−Definition of nominal pressure

ISO 12149

  Bolted bonnet steel globe valves for general-purpose applications


10

B 2071

: 20

00

表 2.1

種類

PN10, 16, 20, 25, 40

PN50

PN110

PN150

PN260

PN420

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

10

15

20

25

32

40

50

65

80

100

125

150

200

250

300

350

400

450

500

600

700

800

900

1 000

備考1.  玉形弁には,アングル弁を含む。

2.  ISO

規格では,呼び径の範囲は文章で記述されているが,分かりやすくするために,表にまとめた。


11

B 2071 : 2000

2.3

定義  この章には,ISO 6708 に示されている DN 呼び径及び ISO 7268 に示されている PN 呼び圧力

が適用される。

2.4

圧力−温度基準

2.4.1

この章に適用する圧力−温度基準は,JIS B 2238

附属書による。温度及び圧力の制限−例えば非金

属シート面及び特殊なトリム材料によって課せられる制限−は,弁に取り付ける銘板に表示する[2.8.6 c)

参照]

備考1.  2.6.1によって JIS 規格材料を使用した PN20及び PN50∼PN420のバルブの圧力−温度基準は,

附属書51の,その JIS 規格材料が含まれる材料グループ番号の圧力−温度基準とする。

2.

附属書 表 の材料グループ番号は,JIS B 2238 附属書表 D.2 の材料グループ番号と同一で

ある。

2.4.2

圧力−温度基準に規定する温度は,バルブの耐圧部の温度である。一般に,この温度は,内部流体

の温度と同じである。内部流体の温度と異なる温度に対応する圧力−温度基準を使用することは,使用者

の責任である。

2.4.3

JIS B 2238

附属書の圧力−温度基準表に規定する最低温度より低い温度の場合,使用圧力は,その

最低温度について規定されている基準を超えてはならない。最低温度より低い温度でバルブを使用するこ

とは,使用者の責任である。低温で多くの材料が延性と衝撃強さとを損なうことを考慮しなければならな

い。

2.5

設計

2.5.1

弁箱肉厚

2.5.1.1

最小肉厚  製作時点での弁箱最小肉厚 t

m

は,次を満足しなければならない。

a)

弁箱最小肉厚 t

m

は,2.5.1.32.5.1.5 に示されている場合を除いて,

表 2.2 による。

b)

弁箱の最小肉厚の要求事項は,内面接液部から計測されたものに限り適用される。最小肉厚は,ライ

ナ,ライニング又はカートリッジは含んではならない。

c)

組立時の応力,閉止応力,応力集中及び円形以外の形状のために必要な付加肉厚は,これらの要素が

多岐にわたるので,個々の製造業者が決める。

2.5.1.2

内径  肉厚 t

m

を決定する目的のための内径 は,次によらなければならない。

a)

内径 は,流路部の最小径とする。ただし,

表 2.3 に示す基本内径の 90%以上とする。

b)

差込み溶接端及びねじ込み端の場合は,差込み部,ねじ径及び関連する輪郭は内径 を決定するとき

には考慮する必要はない(2.5.2.3 及び 2.5.2.4 参照)

c)

バルブを高圧系と低圧系との間に使用する特別な場合で一方の接続端が他の接続端よりも薄肉の管

(又は低い呼び圧力のフランジ)を指定されたとき,内径 は厚い方の管(又は高い呼び圧力のフラ

ンジ)の接続端を基本としなければならない。

d)

突合せ溶接開先部に関連する内径の局部的変化については,考慮する必要はない。しかし,2.5.1.4 

示す弁箱ネック部への近接の制限には注意しなければならない。弁箱流路又は流路の一部を形成する

ために,ライニング,ライナ又はカートリッジを使用する箇所では,内径 はそれらの厚さは含まな

い。


12

B 2071 : 2000

2.5.1.3

突合せ接続端の形状  突合せ溶接端形弁における開先形状[2.5.2.2 b)参照]は,流路方向に沿っ

て測定して,弁箱ネック部の外表面から t

m

より近い範囲では,2.5.1.1 に規定された値より弁箱肉厚を減少

させてはならない。開先への移行部分は,緩やかでなければならない。また,断面は,移行部分の全長に

わたって実質的に円形でなければならない。移行部分の領域では,鋭い不連続及び断面の急激な変化を避

けなければならない。ただし,溶接形又は一体形であっても,試験用カラー又はバンドは許容される。い

かなる場合でも,溶接端から 1.33t

m

の距離の位置で 077t

m

を下回ってはならない。

2.5.1.4

弁箱ネック部  弁箱ネック部の弁箱最小肉厚は,次を満足しなければならない。

a)

弁箱流路の外表面からネック部方向に沿って測定して

m

t

d

1

.

1

の範囲内は,弁箱ネック部は 2.5.1.1

に規定されたとおり弁箱最小肉厚 t

m

を維持しなければならない。ただし,は,2.5.1.2 に定義された

内径 である。

b)

弁箱流路の外表面から

m

t

d

1

.

1

の範囲を超える部分では,内径 d'の直円筒の弁箱ネック部は最小局部

肉厚 t'を満足しなければならない。ただし,t'は適用される呼び圧力基準を用いて,2d'/3 に等しい d

の値に相当する t

m

の値として,必要ならば比例補間法を用いて決定する。

c)

d'>1.5の場合,弁箱ネック部の新たに決定される最小肉厚は,基準の値 t

m

より大きくなる。そのよ

うな場合は,1.5より大きな内径をもつ弁箱ネック部のすべてに,この大きいほうの肉厚としなけれ

ばならない。

2.5.1.5

局部部分

  次の事項がすべて満足できる場合は,最小肉厚より薄い局部的領域が許容される。

a)

最小肉厚より薄い領域が直径

o

o

t

35

.

0

以下の円で囲むことができる。

ここで,弁箱ネックに対しては,d

0

d'  及び t

0

t'

2.5.1.4

参照)

その他のすべての局部部分に対しては,d

0

d

2.5.1.2

参照)及び t

0

t

m

2.5.1.1

参照)とする。

b)

測定された肉厚が 0.75t

0

以上である。

c)

囲み円が,

o

o

t

75

.

1

以上の円弧間隔で互いに分離されている。


13

B 2071 : 2000

表 2.2

弁箱最小肉厚  (t

m

)

呼び圧力 PN

10 16 20 25 40 50 110

150

260

420

内径

(d)

t

m

 mm

10

 3.0

 3.0

 3.0

 3.0

 3.0

 3.0

 3.3

11

 3.8

 4.6

 6.3

13

 3.0

 3.0

 3.0

 3.0

 3.1

 3.1

 3.4

 4.1

 4.8

 6.9

14

 4.1

 5.1

 7.4

16

 4.3

 5.6

 7.9

18

 4.6

 5.8

 8.4

19

 3.0

 3.0

 3.1

 3.3

 3.5

 3.8

 4.1

 5.1

 6.1

 8.9

22

 5.6

 6.6

 9.9

25

 4.0

 4.0

 4.1

 4.2

 4.6

 4.8

 4.8

 6.4

 7.1

11.2

28

 6.4

 7.8

12.7

32

 4.5

 4.5

 4.8

 4.8

 4.8

 4.8

 4.8

 6.6

 8.6

13.5

35

 7.1

 9.6

14.5

38

 4.5

 4.5

 4.8

 4.8

 4.8

 4.8

 5.6

 7.4

 9.9

15.8

47

7.9 11.2 19.0

50

 5.0

 5.5

 5.6

 5.7

 6.1

 6.4

 6.4

51

7.9 11.7 20.1

57

8.6 12.7 22.4

64

 5.0

 5.5

 5.6

 5.8

 6.6

 6.4

 7.1

 9.1

14.2

24.1

70

9.9 15.7 26.4

73

−  10.4 16.0 27.7

76

 5.0

 5.5

 5.6

 5.8

 6.6

 7.1

 7.9

10.7

16.8

29.0

89

− 11.9 19.0 32.8

92

−  12.2 19.0 34.0

98

−  12.7 20.6 36.1

100

 6.0

 6.0

 6.4

 6.6

 7.3

 7.8

 9.6

102

−  13.0 21.1 37.3

111

−  14.2 23.1 40.4

121

−  15.0 24.9 43.7

125

 6.3

 6.5

 7.1

 7.2

 8.1

 9.6

11.2

127

−  16.0 25.9 46.0

136

−  16.8 27.7 49.0

146

−  18.3 29.5 52.3

150

 6.5

 7.0

 7.1

 7.5

 8.8

 9.6

12.7

152

−  18.8 30.7 54.6

178

−  21.1 35.8 63.8

184

−  21.8 36.6 65.8

190

−  22.4 37.6 67.6

200

 7.0

 8.0

 8.1

 8.6

10.2

11.2

15.8

23.4

39.4

70.6

203

−  23.6 40.4 71.9

219

−  25.4 42.9 77.0

222

− 25.6 43.7

229

− 26.2 44.7

238

− 26.9 46.5

241

− 27.7 47.0


14

B 2071 : 2000

呼び圧力 PN

10 16 20 25 40 50 110

150

260

内径

(d)

t

m

 mm

248

− 28.4 48.3

250

 7.5

 8.5

 8.6

 9.3

11.4

12.7

19.0

254

− 28.7 49.3

263

− 30.0 50.8

276

− 31.5 53.3

279

− 31.5 53.8

282

− 31.8 54.6

289

− 32.8 55.6

298

− 33.8 57.6

300

 8.5

 9.5

 9.6

10.4

12.7

14.2

23.1

305

− 34.3 58.7

311

− 35.0 59.9

325

− 24.6 −

327

− 36.6 62.7

330

− 37.1 63.5

333

− 37.3 64.0

335

9.0 10.0 10.4 11.3 14.0 15.8

337

− 37.6 64.5

343

− 38.4 65.8

356

− 39.6 68.3

371

− 41.4 71.4

375

− 27.7 41.6 71.6

378

− 41.9 72.1

381

− 42.4 73.2

385

9.6 11.0 11.2 12.7 15.4 17.5

387

− 42.9 73.9

400

− 44.4 76.2

406

− 45.0 77.7

416

− 46.0 79.2

419

− 46.2 79.8

420

− 31.0 −

430  10.0 11.5 11.9 13.0 16.6 19.0

432

− 47.2 82.3

438

− 48.3 83.3

444

− 48.5 84.6

448

− 49.3 85.1

457

− 49.8 86.9

464

− 51.0 88.1

465

− 34.0 −

479

− 52.6 90.9

483

− 52.6 91.7

485  10.5 12.5 12.8 14.5 18.3 20.6

489

− 53.3 92.7

498

− 54.6 94.5

508

− 55.1 −

511

− 55.9 −

517

− 56.6 −

527

− 57.6 −


15

B 2071 : 2000

呼び圧力 PN

10 16 20 25 40 50 110

150

260

内径

(d)

t

m

 mm

533

− 57.9 −

540

559

560

− 40.4 −

575

578

584

585  11.5 14.0 14.4 16.3 21.3 23.9

591

603

610

616

625

635

641

648

660

667

670

685

− 24.3 27.2 −

686

690  12.5 15.5 16.0 18.2

692

695

711

718

737

743

762

787

790

27.3

30.5

795  14.0 17.0 17.6 20.1

813

838

864

885

30.4

33.8

889

895  15.5 18.5 19.2 22.0

914

940

965

985

33.5

37.2

990  17.0 20.0 20.8 23.9

991

備考1.  内径 の定義は,2.5.1.2を参照。

2.

内径が表中の中間にある場合は,比例補間法によって肉厚を算出することができる。


16

B 2071 : 2000

表 2.3

基本内径  (d)

呼び圧力 PN

10 16 20 25 40 50 110

150

260

420

呼び径

DN

mm

10

 10

 10

 10

 10

 10

 10

 10

15

 13

 13

 13

 13

 13

 13

 13

 13

 13

 11

20

 19

 19

 19

 19

 19

 19

 19

 18

 18

 14

25

 25

 25

 25

 25

 25

 25

 25

 22

 22

 19

32

 32

 32

 32

 32

 32

 32

 32

 28

 28

 25

40

 38

 38

 38

 38

 38

 38

 38

 35

 35

 28

50

 50

 50

 50

 50

 50

 50

 50

 47

 47

 38

65

 64

 64

 64

 64

 64

 64

 64

 57

 57

 47

80

 76

 76

 76

 76

 76

 76

 76

 73

 70

 57

100 100 100 100 100 100 100 100

98

92

73

125 125 125 125 125 125 125 125 121 111

92

150 150 150 150 150 150 150 150 146 136 111

200 200 200 200 200 200 200 200 190 178 146

250 250 250 250 250 250 250 250 238 222 184

300 300 300 300 300 300 300 300 282 263 219

350 335 335 335 335 335 335 325 311 289

400 385 385 385 385 385 385 375 356 330

450 430 430 430 430 430 430 420 400 371

500 485 485 485 485 485 485 465 444 416

600 585 585 585 585 585 585 560 533 498

700 690 690 690 690 685 685

800 795 795 795 795 790 790

900 895 895 895 895 885 885

1

000 990 990 990 990 985 985

2.5.1.6

2.5.1.1

2.5.1.5

で使用された用語は,

附属書 1

に図示されている。

2.5.2

弁箱寸法

2.5.2.1

フランジ形弁

a)

フランジ形弁の面間寸法は,購入仕様書に明記されていない限り,

附属書 2

による。

b)

弁箱の配管との接続フランジは,

JIS B 2238

附属書

の要件に従わなければならない。

c)

接続フランジは,弁箱と一体で製造する。ただし,認定された溶接施工要領書を用いて有資格の溶接

技能者によって,接続フランジを溶接で取り付けることができる。また,すべての使用条件に適する

ように,該当する材料規格に従って,熱処理を実施する。

2.5.2.2

突合せ溶接形弁

a)

突合せ溶接形の面間寸法は,購入仕様書に明記されていない限り,

附属書 2

による。

備考1.

すべてのボンネット形式に適用できるレギュラーパターンを

附属書23

に規定する。

2.

プレッシャーシールボンネット形弁又はフランジレスボンネット形弁だけに適用できるショ

ートパターンを

附属書 表 4

に規定する。

b)

突合せ溶接端は,購入仕様書に明記されていない限り,

附属書 3

による。

2.5.2.3

差込み溶接形弁(

1

)

(

1

)

ISO 12149

には規定されている。

a)

差込み溶接形弁の面間寸法は,製造業者の仕様による。


17

B 2071 : 2000

b)

差込み部の内径,深さ及び厚さは,購入仕様書に明記されていない限り,

JIS B 2316

による。

2.5.2.4

ねじ込み形弁(

1

)

(

1

)

ISO 12149

には規定されている。

a)

ねじ込み形弁の面間寸法は,製造業者の仕様による。

b)

ねじ込み部の最小厚さは,

表 2.4

による。

c)

ねじ込み部のねじは,購入仕様書に明記されていない限り,

JIS B 0203

による。

表 2.4  ねじ込み部の最小厚さ (c)

単位 mm

呼び径

DN

PN10

∼50

PN110 PN150 PN260 PN420

10

3.0

3.6

4.3

 4.3

 7.1

15

3.3

4.1

5.3

 5.3

 8.1

20

3.6

4.3

6.1

 6.1

 8.6

25

3.8

5.1

6.8

 6.8

 9.9

32 3.8 5.3 7.1

8.1

11.7

40 4.1 5.6 7.9

8.9

13.0

50 4.6 6.1 9.6 10.7

15.7

65  5.6  7.6  10.4 12.4 18.5

2.5.3

付帯接続

  付帯接続は,

附属書 3

による。

2.5.4

操作

2.5.4.1

購入仕様書に明記されていない限り,バルブはハンドル車付きで供給されなければならない。バ

ルブは,ハンドル車を時計方向(右回し)に回すことによって閉止される。

2.5.4.2

チェーンホイール,ギヤ操作機及びその他の駆動装置による操作が要求された場合には,購入者

は用途に応じて次の事項を明示する。

−  チェーンホイール操作の場合には,チェーンホイールの中心線からチェーンループの底までの寸法

−  平歯車,かさ歯車及び配管軸との相対的なギヤ操作の位置

−  電動,油圧,空気圧及びその他の駆動装置

−  最高使用温度及びバルブにかかる最大差圧

−  動力源(駆動装置の)

2.6

材料

2.6.1

構成要素の材料は,

表 2.5

による。

2.6.2

トリム

2.6.2.1

トリムは,次の要素で構成される。

a)

弁棒(内ねじ式弁の弁棒の推力カラーは,弁棒と同一材料でなければならない。

b)

弁体付き弁座面


18

B 2071 : 2000

c)

弁箱付き弁座面

d)

ヒンジピン

2.6.2.2

標準トリム材料は,

表 2.6

による。

2.6.3

補修

  バルブの耐圧部で,製造過程及び試験のときに現れた鋳造又は鍛造の欠陥は,鋳造品又は鍛

造品に関する最も新しい規格で認められている方法で補修してもよい。

2.7

試験・検査

2.7.1

すべてのバルブは,

JIS B 2003

の要件によって圧力試験を行わなければならない。ただし,20℃に

おける最高許容圧力の 1.5 倍以上の圧力による弁箱耐圧試験は,すべてのバルブについて行わなければな

らない。

なお,弁座漏れ試験の判定基準は,

表 1.5

による。

2.7.2

表 2.7

に示された事項は,製造業者が,すべてのバルブについて確認しなければならない。

表 2.5

構成要素の材料

構成要素

材料

弁箱及びふた

JIS B 2238

附属書 に掲げる材料又はこれと同等以上の材料

なお,PN20 及び PN50∼PN420 のバルブの場合は,

附属書 表 の JIS 規格材料を使用してもよ

い(

附属書 表 の材料グループ番号は,JIS B 2238 附属書 D.2 の材料グループ番号と同一であ

る。

ソフトシート

弁体内の保持用リングは,弁体と同等以上の材料

保持用のボルト・ナットは,18-8 ステンレス鋼又は同等以上の材料

弁体

少なくとも弁箱材料の耐食性と同等の耐食性をもつ鋼

付帯接続及びプラグ

弁箱と同等以上の材料

ふたと分離したヨーク

炭素鋼又はふたと同じ材料

ハンドル車

鋼,可鍛鋳鉄又は球状黒鉛鋳鉄

ハンドル押さえ用ナット

銅合金,鋼,可鍛鋳鉄又は球状黒鉛鋳鉄

ヨークスリーブ及びねじはめ輪

銅合金,可鍛鋳鉄,球状黒鉛鋳鉄,オーステナイト鋳鉄(ダクタイル−ニレジスト)又はステン

レス鋼

銘板

耐食材料の留め具又は溶接によってバルブに取り付けられる耐食材料

プラグ(逆止め弁)

弁箱と同等以上の材料

表 2.6

標準トリム材料

位置

材料の種類

最小ブリネル硬さ HB

材料の説明

CrNi

クロム・ニッケル合金

13Cr

クロムが最小 11.5%の鋼

弁棒

ヒンジピン

NiCu

ニッケル・銅合金

13Cr 250(

3

)

クロムが最小 11.5%の鋼

HF 350

HF

−表面硬化用合金

NiCu

ニッケル・銅合金

弁座面(

2

)

CrNi

クロム・ニッケル合金

(

2

)

弁箱側と弁体側との材料の組合せは,任意とする。

(

3

) 13Cr

鋼の組合せのとき,両者の差は,逆止め弁を除いてブリネル硬さ

50

以上とする。


19

B 2071 : 2000

表 2.7

検査項目

項目

内容

1.

形式及びトリム

納入弁は発注書及び製造業者の仕様による。

形式,トリム,附属品(例:ハンドル車)及び発注書の他の項目(例:閉止弁体)

を目視で確認する。

2.

表示

表示は 2.8 による。

表示が完全であり,かつ,明りょうであることを目視で確認する。

3.

表面の状態

コーティング又は塗装を行う前に,バルブの安全性及び機能に影響するような欠

陥が表面にないことを確認するため目視で確認する。

4.

コーティング

(保護コーティングが明記されている場合)

明記されたコーティングが施工されていることを目視で確認する。

5.

作動

バルブが適切に開閉することを確認する。

2.8

表示

2.8.1

明りょうさ

  この章に従って製造されたそれぞれのバルブの表示は,明りょうになされなければな

らない。

2.8.2

弁箱表示

  弁箱表示は,

2.8.3

を条件として,次のとおりとする。

a)

製造業者名又はその略号

b)

弁箱材料

c)

呼び圧力

d)

呼び径

e)

公的認定機関によって,認定されている場合は,その認定コード

f)

流れ方向を示す矢印(流れ方向がどちらでもよい仕切弁は,除く。

2.8.3

弁箱表示の省略

  DN50 より小さいバルブの場合,弁箱の大きさ又は形状が要求されている表示を

すべて含むことが不可能ならば,一つ以上を,それらが銘板に表示されることを条件として,省略するこ

とができる。省略する順序は次のとおりとする。

a)

流れ方向を示す矢印

b)

呼び径

c)

呼び圧力

d)

弁箱材料

2.8.4

リングジョイント溝付きの接続フランジの表示

リングジョイント接続フランジには,対応するリ

ングジョイントのガスケット番号(例 R25)を表示する。この識別は,両方の接続フランジ外周に行う。

リングジョイントのガスケット番号は,

JIS B 2238

附属書

による。

2.8.5

ハンドル車又は銘板には,開方向を示す文字(開,OPEN 又は O)と矢印を表示する。

2.8.6

銘板

  次の表示事項を含む銘板を,バルブに確実に取り付ける。

a)

トリム材料

  ただし,

表 2.6

の適切な記号を使用して,次の順序で示さなければならない。

1)

弁棒又はヒンジピン

2)

弁体付き弁座面

3)

弁箱付き弁座面

弁棒又はヒンジピン CR13

弁体付き弁座面

HF

弁箱付き弁座面

CR13


20

B 2071 : 2000

又は,

CR13

  HF  CR13

又は,

CR13

HF

CR13

b)

JIS

規格番号

JIS B 2071-2(

4

)

(

4

)

JIS B 2071

  第2

適用弁を示す。

c)

バルブに使用制限がある場合は,その圧力,温度又はその他の制限

2.8.7

付加表示

  この章に明記されているいずれの表示とも矛盾しない限り,製造業者の任意によって表

示を付加することができる。

2.9

発送準備(

1

)

(

1

)

ISO 12149

には規定されている。

2.9.1

試験完了後,バルブは,乾燥しなければならない。

2.9.2

購入仕様書に特に明示していない場合は,バルブは,全閉状態で発送しなければならない。ただし,

ソフトシートの場合は,わずかに開いた状態でもよい。

2.9.3

購入者から指示ある場合,弁箱の接続フランジは,木製,プラスチック製又は金属製カバーで覆わ

なければならない。カバーは,フランジガスケット面全体を覆わなければならない。

2.9.4

突合せ溶接端は,木製,プラスチック製又は金属製カバーで覆わなければならない。

2.9.5

ねじ込み端及び差込み溶接端は,プラスチック製保護具で栓をしなければならない。


21

B 2071 : 2000

第 章  石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋼製弁 

3.1

適用範囲

  この章は,石油精製及び関連する分野で要求されるエロージョン,コロージョン又は使

用条件から,フルポートの口径寸法及び厚い肉厚を必要とするボルテッドボンネット鋼製弁(以下,バル

ブという。

)について規定する。

備考

圧力は,すべてゲージ圧とする。

3.1.1

バルブの種類は,呼び圧力,弁種及び呼び径の組合せによって,

表 3.1

のとおりとする。


22

B 2071 : 2000

表 3.1  種類

呼び径

NPS

DN

25  32  40

50

(65)

80

100

150

200

250

300 350 400 450 500

600

呼び圧力

クラス

PN

弁種

管との接続

1

4

1

1

2

1

1

2

2

1

2

3

4

6

8

10

12 14 16 18 20

24

150

20

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

300

50

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

600

110

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

900

150

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

この呼び径は,PN260,  ク

ラス 1 500 を使用する。

500

1

260

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

500

2

420

仕切弁

フランジ形

突合せ溶接形

玉形弁

フランジ形

突合せ溶接形

逆止め弁

フランジ形

突合せ溶接形

備考  括弧を付けた呼び径は,なるべく使わないほうがよい。


23

B 2071 : 2000

3.1.2

バルブの特徴を次に示す。

a)

仕切弁

ボルテッドボンネット

外ねじ式

弁棒上昇式

非上昇式ハンドル車

ソリッドジスク,フレキシブルジスク,スプリットジスク又はダブルジスク

金属製シート面

フランジ形又は突合せ溶接形

b)

玉形弁

ボルテッドボンネット

外ねじ式

弁棒上昇式

上昇又は非上昇式ハンドル車

プラグ,ボール又はフラット座ジスク

金属製シート面

フランジ形又は突合せ溶接形

c)

逆止め弁

ボルテッドカバー

スイング式ジスク

金属製シート面

フランジ形又は突合せ溶接形

3.2

引用規格

  次に掲げる規格は,この章に引用されることによって,この章の規定の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 2003

  バルブの検査通則

JIS B 2238

  鋼製管フランジ通則

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4107

  高温用合金鋼ボルト材

JPI-7S-15

  石油工業用フランジ

ISO 6708

Pipe components

Definition and selection of DN (nominal size)

ISO 7268

Pipe components

Definition of nominal pressure

ASME B1.1

Unified inch screw threads (UN and UNR thread form)

ASME/ANSI B1.12

Screw threads

Class 5 interference

Fit thread

ASME B16.5

Pipe flanges and flanged fittings

ASME B16.34

Valves

Flanged, threaded and welding end

ASME/ANSI B18.2.2

Square and hex nuts (inch series)

ASTM A193/193M

Standard specification for alloy-steel and stainless steel bolting materials for

high-temperature service

ASTM A194/A194M

Standard specification for carbon and alloy steel nuts for bolts for high-pressure and

high-temperature service


24

B 2071 : 2000

ASTM A307

Standard specification for carbon steel bolts and studs, 60 000 psi tensile strength

3.3

定義

  この章には,

ISO 6708

に規定されている

DN

呼び径及び

ISO 7268

に規定されている

PN

呼び

圧力を適用する。また,他の選択として,

ASME B16.34

に規定されている

NPS

の呼び径及びクラスの呼

び圧力を適用する。

3.4

圧力−温度基準

3.4.1

この章に適用する圧力−温度基準は,

JIS B 2238

附属書

による。温度及び圧力の制限−例えば特殊

なトリム材料によって課される制限−は,バルブに取り付ける銘板に表示する[

3.8.5 e)

及び

f)

参照]

備考1.  JIS

規格材料を使用した場合の圧力−温度基準は,

JIS B 2238

附属書表 D.2

に規定された材料

を使用した場合と同等に扱ってよい。

2.

附属書 表 1

の材料グループ番号は,

JIS B 2238

附属書表 D.2

の材料グループ番号と同一で

ある。

3.4.2

圧力−温度基準に対応して示されている温度は,バルブの耐圧部の温度である。一般に,この温度

は,内部流体の温度と同じである。内部流体の温度と異なる温度に対応する圧力−温度基準を使用するこ

とは,使用者の責任である。

3.4.3

JIS B 2238

附属書

の圧力−温度基準表に規定する最低温度より低い温度の場合,使用圧力は,その

最低温度について規定されている基準を超えてはならない。最低温度より低い温度でバルブを使用するこ

とは,使用者の責任である。低温で多くの材料が延性と衝撃強さとを損なうことを考慮しなければならな

い。

3.5

設計

3.5.1

共通項目

3.5.1.1

弁箱及びふたの最小肉厚

a)

弁箱の構成と名称は,

附属書 1

による。

b)

弁箱及びふたの最小肉厚は,

表 3.2

による。ただし,ふたネック部の最小肉厚は,

表 3.3

に規定する。


25

B 2071 : 2000

表 3.2

弁箱及びふたの最小肉厚  (t

m

)

PN

20  50  110 150 260 420

クラス

150 300 600 900 1

500

2

500

呼び径

DN

最小肉厚 mm

呼び径

NPS

 25

 6.4

 6.4

 7.9

12.7

12.7

15.0

1

 32

 6.4

 6.4

 8.6

14.2

14.2

17.5

4

1

1

 40

 6.4

 7.9

 9.4

15.0

15.0

19.1

2

1

1

 50

 8.6

 9.7

11.2

19.1

19.1

22.4

2

 65

 9.7

11.2

11.9

22.4

22.4

25.4

2

1

2

80  10.4 11.9 12.7 19.1 23.9 30.2  3

100  11.2 12.7 16.0 21.3 28.7 35.8  4

150  11.9 16.0 19.1 26.2 38.1 48.5  6

200  12.7 17.5 25.4 31.8 47.8 62.0  8

250  14.2 19.1 28.7 36.6 57.2 67.6  10

300  16.0 20.6 31.8 42.2 66.8 86.6  12

350  16.8 22.4 35.1 46.0 69.9

− 14

400  17.5 23.9 38.1 52.3 79.5

− 16

450  18.3 25.4 41.4 57.2 88.9

− 18

500  19.1 26.9 44.5 63.5 98.6

− 20

600  20.6 30.2 50.8 73.2 114.3

− 24

c)

突合せ溶接形弁の開先肉厚は,上記適用から除外する。

d)

組立時の応力,閉止応力,応力集中,円形以外の形状などのために必要な付加肉厚は,これらの要素

が多岐にわたるので,個々の製造業者が決めなければならない。

e)

突合せ溶接形弁における開先形状は,流路方向に沿って測定して,弁箱ネック部の外表面から最小肉

厚 t

m

より近い範囲では,

表 3.1

に示された値より弁箱肉厚を減少させてはならない。開先への移行部

分は,緩やかでなければならない。また,断面は,移行部分の全長にわたって実質的に円形でなけれ

ばならない。移行部分の領域では,鋭い不連続及び断面の急激な変化を避けなければならない。ただ

し,溶接形又は一体形の試験用カラー又はバンドは,許容される。いかなる場合でも,溶接端から

1.33

t

m

の距離の位置で

0.77

t

m

を下回ってはならない。

f)

ふたネック部の最小肉厚は,パッキン室内径に基づいて決定され,

表 3.3

による。


26

B 2071 : 2000

表 3.3

ふたネック部の最小肉厚

PN

20 50 110

150

260

420

クラス

150 300 600 900 1

500

2

500

パッキン

室内径

mm

最小肉厚 mm

 15

2.8

3.0

 3.6

 4.2

 5.3

 7.6

 16

2.8

3.1

 3.6

 4.4

 5.6

 7.9

 17

2.8

3.2

 3.7

 4.5

 5.8

 8.2

 18

2.9

3.5

 3.9

 4.7

 5.9

 8.5

 19

3.0

3.8

 4.1

 5.1

 6.1

 8.9

 20

3.3

4.0

 4.2

 5.2

 6.3

 9.2

 25

4.0

4.8

 4.8

 6.3

 7.1

11.0

 30

4.6

4.8

 4.8

 6.5

 8.2

13.1

 35

4.8

4.8

 5.1

 7.1

 9.7

14.6

 40

4.9

5.0

 5.7

 7.5

10.2

16.4

 50

5.5

6.2

 6.3

 7.9

11.6

19.8

 60

5.6

6.4

 6.8

 8.9

13.4

23.2

 70

5.6

6.9

 7.4

 9.9

15.8

26.5

 80

5.8

7.2

 8.1

11.0

17.4

30.1

 90

6.4

7.4

 8.8

12.0

19.1

33.2

100  6.4  7.7

9.5 12.8 20.8 36.7

110  6.4  8.1  10.3 14.1 22.9 40.1

120  6.6  8.6  10.9 14.9 24.8 43.5

130 7.1  8.8 11.3 16.2 26.5 46.9

140  7.1  9.2  12.0 17.3 28.3 50.2

3.5.1.2

管との接続

a)

フランジ形

1)

 PN20

420

のフランジは,

JIS B 2238

附属書

の該当するフランジの要求事項による。ただし,クラ

ス表示のバルブは,

ASME B16.5

(又は

JPI-7S-15

)によってインチボルト用の穴にする。特に指示

のない場合は,平面座とする。

2)

フランジは,鋳造又は鍛造によって,弁箱と一体に成形しなければならない。ただし,購入者によ

る明確な記述がある場合は,認定された溶接施工要領書を用いて有資格の溶接技能者によって,鍛

造フランジを溶接にて取り付けてもよい。溶接でフランジを取り付ける場合は,すべて突合せ溶接

とする。また,すべての使用条件に適するように,該当する材料規格によって,熱処理を実施する。

b)

溶接形

  突合せ溶接端は,特に購入仕様書に明記されない場合は,

附属書 3

による。

3.5.1.3

口径

  口径は,

表 3.4

による。


27

B 2071 : 2000

表 3.4

口径

PN

20  50  110 150 260 420

クラス

150 300 600 900 1

500

2

500

呼び径

DN

最小口径 mm

呼び径

NPS

25 25 25 25 22 22 19  1

32 31 31 31 28 28 25

4

1

1

40 38 38 38 34 34 28

2

1

1

50 50 50 50 47 47 38  2

65 63 63 63 57 57 47

2

1

2

80 76 76 76 72 69 57  3

100 100 100 100  98  91  72  4

150 150 150 150 146 136 110  6

200 200 200 199 190 177 146  8

250 250 250 247 237 222 184  10

300 300 300 298 282 263 218  12

350 336 336 326 311 288 241  14

400 387 387 374 355 330 276  16

450 438 431 419 400 371 311  18

500 488 482 463 444 415 342  20

600 590 584 558 533 498 412  24

3.5.1.4

弁箱付き弁座

a)

弁箱付き弁座の内径は,

表 3.4

の口径の寸法を下回ってはならない。ただし,ねじ込み弁座の組立用

突起部は,内径寸法に含めなくてもよい。

b)

オーステナイト系ステンレス鋼バルブの弁座は,弁箱と一体でもよい。オーステナイト系ステンレス

鋼又は硬化肉盛用材料を弁箱付き弁座に用いる場合,弁箱に直接溶接肉盛してもよい。それ以外の場

合は,呼び径

50

以下で,ロール式又はプレス式リングを用いる場合を除いて,ねじ込み又は溶接式の

底当て又は肩当て式の分離形弁座を設けなければならない。

図 3.1

弁箱付き弁座

c)

弁箱付き弁座の表面には,内外周ともに,鋭角部があってはならない。

d)

弁座をねじ込むときには,シール材又はグリースを使用してはならない。ただし,はめ合うねじ面の

かじり付きを防止するために,灯油よりも粘度の低い潤滑油をわずかに使用してもよい。

3.5.1.5

ふた

a)

ふたの弁棒用穴の直径は,弁棒の案内とパッキンのはみ出しとを考慮して決める。

b)

ふたには,次のいずれかの方法で,弁棒との間に,円すい形の逆座を設ける。


28

B 2071 : 2000

ふたはめ輪

オーステナイト系ステンレス鋼バルブの場合は,一体形でもよい。

最小厚さ

1.6mm

のオーステナイト系ステンレス鋼又は,硬化肉盛溶接

c)

ふたは,

3.5.1.2a)

に準拠して,一体形の鋳造又は鍛造とする。

d)

パッキン押さえボルトは,すみ肉溶接による取付け又は植込みピンを溶接するなどして,ふた又はヨ

ークへ固定してはならない。パッキン押さえボルトが外れない設計でも,パッキンを交換するのを妨

げない構造であればよい。

図 3.2

パッキン押さえボルト構造例

3.5.1.6

弁箱とふたとの結合

a)

弁箱とふたとの結合は,フランジ形で,ガスケットを使用する。

b)

 PN20

のバルブの場合には,弁箱とふたとの結合は,

JIS B 2238

附属書

に規定する次のタイプの中のい

ずれかとする。

図 3.3

弁箱とふたとの結合のタイプ 

c)

呼び圧力

PN20

を超えるバルブの弁箱とふたとの結合は,

3.5.1.6 b)

のタイプ

B

F

又はタイプ

J

とする。

d)

ふたフランジガスケットは,−

29

℃∼

538

℃の温度範囲に適する次の中のいずれかとする。

金属一体形の波形又は平板

メタルジャケット形の波形又は平板

メタルリングジョイント

うず巻形ガスケット(センタリング/圧縮リング付)


29

B 2071 : 2000

圧縮調整式弁箱・ふた結合設計用のうず巻形ガスケット

e)

呼び圧力

PN20

は,次のガスケットを使用してもよい。

ステンレス金属で強化した膨張黒鉛シート

f)

 PN20

のバルブ及び呼び径

65

以下のバルブを除き弁箱とふたとの結合フランジは,円形とする。

g)

弁箱及びふたのフランジのナットしゅう動面は,フランジ面との平行度を

1

°以内とする。そのため

の座ぐり又は背面仕上げは,

JIS B 2238

附属書

による。弁箱とふたの結合は,

4

本以上の通しボルト

で行う。

PN

又は呼びクラスにかかわらず,それぞれのバルブのサイズにおけるボルトの最小呼び径

は,次による。

M10

又は

3/8

25

DN

65

(1

NPS

2

1/2)

M12

又は

1/2

80

DN

200 (3

NPS

8)

M16

又は

5/8 250

DN

(10

NPS)

h)

バルブのふたボルトは,

最低条件として,

次のボルト横断面積の要求事項を満足しなければならない。

k

 (PN)

A

g

/

A

b

11.25

S

b

1 552

ここに,

S

b

38

℃におけるボルトの許容応力

 (MPa)

138MPa

以上のときは,

138MPa

とする。

PN

呼び圧力

A

g

ガスケットの有効径に囲まれた部分の面積

リングジョイントの場合には,リングの中心径で囲まれた部
分の面積

 (mm

2

)

A

b

全ボルト有効断面積

 (mm

2

)

k=有効係数,次の値による

k

1.25

PN20

のとき

k

1.00

PN50

のとき

k

0.91

PN110

のとき

k

1.00

PN150

のとき

k

0.97

PN260

のとき

k

1.00

PN420

のとき

i)

組立時,すべてのガスケット接触面に,高粘度の油,グリース及びシール材を使用してはならない。

ガスケットを適切に組み込むための補助として必要であるならば,灯油よりも粘度の低い潤滑油を薄

く塗布してもよい。

3.5.1.7

弁棒

a)

弁棒最小径は,

表 3.5

による。

弁棒最小径は,パッキン部の弁棒径及び台形ねじの外径に適用する。


30

B 2071 : 2000

表 3.5

弁棒最小径

PN

20 50 110

150

250

420

クラス

150 300 600 900  500 500

弁棒最小径 mm

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

仕切弁

玉形弁

仕切弁

玉形弁

仕切弁

玉形弁

仕切弁

玉形弁

仕切弁

玉形弁

呼び径

NPS

25

15.59 15.59 15.59 18.77 18.77 18.77  1

32 15.59

15.59

15.59

18.77

18.77

18.77

4

1

1

40  17.17 19.67 18.77 19.67 18.77

21.87

21.87

21.87

2

1

1

50  18.77 19.67 18.77 19.67 18.77

25.04

25.04

25.04

2

65  18.77 19.67 18.77 23.64 21.87

28.22

28.22

28.22

2

1

2

80  21.87 23.64 21.87 25.62 25.04

28.22

31.39 31.39  3

100  25.04 25.62 25.04 31.57 28.22

31.39

34.47

34.47

4

150  28.22 31.57 31.39 45.34 37.62

40.77

43.84

46.94

6

200  31.39 37.52 34.47 51.24 40.77

46.94

53.49

59.79

8

250

34.47 37.62 46.94 53.49 62.99 72.49  10

300 37.62

40.77

50.14

56.69 69.39 82.09

12

350

40.77 43.84 56.69 59.79

75.69

− 14

400 43.84

46.94 59.79 62.99 75.69

− 16

450

46.94 50.14 62.99 75.69

− 18

500 50.14

53.49

69.39

− 20

600 56.69

62.99

75.69

24

※最小弁棒径は,規定しない。ただし次式を満足しなければならない。

1

1

2

K

πS

F

d

r

+

×

=

ここに,

d

r

弁棒ねじの谷の最小径

 (mm)

F

弁棒必要荷重

 (N)

S

材料の許容応力

 (N/mm

2

)

K

1

係数で次式による。

2

tan

4

1

1

ú

ú
û

ù

ê

ê
ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

+

φ

β

K

ここに,

β:  弁棒ねじのリード角(度)

φ:  摩擦角(度)

b)

弁棒の片側は,弁体と結合し,他の側は台形ねじとする。

c)

溶接構造の弁棒は,認められない。

d)

バルブ使用中に,弁棒が弁体から外れない構造とする。

e)

弁棒の設計は,バルブに圧力が加わり,弁棒に軸力が作用している状態で,弁棒の弁体との結合部及

び弁内部のその他の部分の強度が,作動用の台形ねじの谷径の強度以上となるようにする。

f)

一体形の弁棒は,弁体が全開のときに,ふたに設けた逆座との間で,流体を封止するための円すい形

又は球形の逆座をもつ構造とする。弁棒とふたの逆座は,この章の要求事項であるが,圧力下でのパ

ッキンの補充又は交換を,製造業者が推奨するという意味ではない。


31

B 2071 : 2000

3.5.1.8

パッキン及びパッキン室

a)

パッキンは,断面が正方形又は長方形とする。パッキンの径方向の呼び幅は,次による。

弁棒

パッキン

呼び径

呼び幅

mm

mm

15

d≦27 6.4

27

d≦37 7.9

37

d≦49 9.5

49

d≦56 11.1

56

d≦74 12.7

74

d 14.3

b)

パッキン室の呼び深さは,圧縮前のパッキンの 5 巻以上とする。

c)

パッキン室の呼び内径は,弁棒呼び径と,パッキン呼び幅の 2 倍と,0.8mm を加えたもの,すなわち

(d

+2w+0.8)  とする。

d)

パッキンを圧縮するために,パッキン押さえ輪と分離形のパッキン押さえがなければならない。

パッキン押さえ輪の上端部の外周部にはパッキン室の内径より大きな径のつばを設け,パッキン押

さえ輪がパッキン室に完全に入り込まないようにする。パッキン押さえは,パッキン押さえボルトが

通るための穴が二つなければならない。パッキン押さえボルト用開口溝(引っ掛け式パッキン押さえ

ボルト)は,用いてはならない。

e)

製造業者は,選んだパッキンで 38℃における最高許容圧力で漏れが生じない技術を確立する責任があ

る。

3.5.1.9

ボルト・ナット

a)

弁箱とふたとの接続ボルトは,全ねじ通しボルトとし,ナットは,

ASME/ANSI B18.2.2

に規定のヘビ

ー系,半仕上げの六角ナットとする。

b)

ヨークボルトは,全ねじ通しボルト又は六角頭付きボルトとし,ナットは,六角ナットとする。

c)

パッキン押さえボルトは,丁番形アイボルト,頭付きボルト,通しボルト又は植込みボルトとし,ナ

ットは,六角ナットとする。

d)

 25mm

以下のボルトは,並目ねじ (UNC) 又はこれに相当するメートルねじとする。25mm を超えるね

じは,8 山系 (8UN) 又はこれに相当するメートルねじとする。ボルトのねじは,

ASME B1.1

のクラ

ス 2A とし,ナットのねじは,クラス 2B とする。グランドボルトに植込みボルトを使用する場合の植

込み側のねじは,

ASME/ANSI B1.12

のクラス 5 とする。

3.5.1.10

操作

a)

購入仕様書に明記されていない限り,バルブは,ハンドル車付きで供給されなければならない。また,

バルブは,ハンドル車を時計方向(右回し)に回すことによって閉止される。

b)

ハンドル車は,最大 6 スポークの,スポークリムタイプとする。

c)

ハンドル車には“開”文字と開方向を示す矢印を表示する。ただし,ハンドル車が小さくてそのよう

な表示ができない場合にはこの限りでない。

d)

仕切弁のハンドル車は,ねじ式のハンドルナットでヨークスリーブに固定する。

e)

チェーンホイール,ギヤ操作機その他の駆動装置による操作が要求された場合には,購入者は適用に


32

B 2071 : 2000

応じて次の事項を明示する。

−  チェーンホイール操作の場合には,チェーンホイールの中心線からチェーンループの底までの寸

−  平歯車,かさ歯車及び配管軸との相対的なギヤ操作の位置

−  電動,油圧,空気圧及びその他の駆動装置

−  最高使用温度及びバルブにかかる最大差圧

−  動力源(駆動装置の)

3.5.1.11

付帯接続

  付帯接続は,

附属書 3

による。

3.5.2

仕切弁

3.5.2.1

弁体

a)

特に購入者の指示がない場合,弁体は,ソリッド又はフレキシブルの一体くさび形とする。バルブが

全開のとき,弁体が口径内に残ってはならない。

b)

購入者の要求がある場合,スプリットジスク又はダブルジスクを使用してもよい。スプリットジスク

は,閉止のとき,弁箱の弁座に順応する独立した二つの弁体からなる構造とする。ダブルジスクの弁

体は,閉止のとき,弁箱の弁座を押し付けるように広がる構造とする。

図 3.4

弁体形状例

c)

バルブは,配管された方向とは無関係に,すべての部品が正しく機能するように設計しなければなら

ない。

d)

弁体と弁箱には,ガイドを設ける。また,弁座の摩耗をできるだけ少なくし,すべての配管方向に対

して弁体と弁棒が,外れないように設計しなければならない。弁箱と弁体の設計は,腐食,侵食及び

すり傷などが原因で生じる摩耗を考慮する。

e)

仕切弁の弁体付き弁座面は,一体形又は肉盛溶接とする。盛金の最終仕上げ厚さは,1.6mm 以上とす

る。


33

B 2071 : 2000

f)

くさび形の弁体は,弁座の摩耗代を考慮して設計する。製造当初,弁箱との相関関係によって決まっ

た弁体の位置は,摩耗によって弁箱の弁座の間に入り込む。その移動した距離を摩耗代と定義する。

摩耗代は,弁棒と平行の方向である。バルブ呼び径ごとの必要最小摩耗代は,次による。

バルブの呼び径

最小磨耗代

   mm

 25

≦DN≦50

1

≦NPS≦2 2.3

 65

≦DN≦150 2−1/2≦NPS≦6 3.3

200

≦DN≦300

8

≦NPS≦12 6.4

350

≦DN≦450 14≦NPS≦18 9.7

500

≦DN≦600 20≦NPS≦24 12.7

3.5.2.2

ヨーク

a)

ヨークは,ふたと一体形又は分離形のいずれでもよい。ヨークには,ハンドル車と弁棒を連結するヨ

ークスリーブを設ける。

b)

ヨークは(バルブに圧力が加わっていないとき)

,弁箱からふたを分解しなくても,ヨークスリーブを

取り外せる構造とする。

c)

分割形のヨークは,ヨークとふたの結合面を加工し,適正かつ確実な組立てが行えるようにする。

d)

ヨークとヨークスリーブのしゅう動面は,平滑で平行に加工しなければならない。しゅう動面には,

潤滑剤を注入するために,ニップルを設ける。ただし,潤滑の永続する軸受けを使用する場合はなく

てもよい。

3.5.2.3

ヨークスリーブ

a)

ヨークスリーブは,ハンドル車を取り付け,弁棒のねじを作動させるために使用する。

b)

ヨークスリーブの設計は,弁棒(及び弁体)をそのままの状態で,ハンドル車を取り外せる構造とす

る。

c)

ヨークスリーブとハンドル車の取付け方式は,六角形状はめ込み式,丸形状のキー結合又は十分な強

度をもち,耐久性のある方式とする。

d)

ヨークスリーブをねじ込み式スリーブ押さえで保持する場合,溶接又は機械的な方法で,スリーブ押

さえをヨークに確実に固定する。かしめのような簡単な方法としてはならない。

e)

全閉の状態で,ヨークスリーブからの弁棒のねじ部の出は,摩耗代以上あり,呼び径 DN150 以下の場

合は,摩耗代の 5 倍以下であり,呼び径 DN150 を超える場合には,摩耗代の 3 倍以下とする。

f)

呼び圧力 PN110 以上で呼び径 DN150 以上の場合は,ヨークスリーブに,玉軸受又はころ軸受を設け

る。

3.5.3

玉形弁

3.5.3.1

弁体

a)

弁体は,円すい形又は球形とする。円すい形の弁体及び弁押さえを用いない弁体の場合は,適切なガ

イドを設けるのがよい。

b)

弁体のリフトは,バルブの全開時に弁箱付き弁座と弁体との間の流過面積が弁箱両端通路口の面積以

上となるようにする。

3.5.3.2

弁棒,弁押さえ及びスラスト受金

a)

弁棒と弁体とは,弁押さえによって取り付け,互いに円滑に回転しなければならない。弁押さえを用

いない弁棒と弁体との接続は,溝に適合するボタン形とする。


34

B 2071 : 2000

b)

弁体又はスラスト受金に接触する弁棒の下端は,球面とし,滑らかに機械仕上げをする。

c)

弁棒は,バルブの閉止時にねじはめ輪とハンドル車との間に十分なすきまを設ける。

d)

弁棒とハンドル車との結合は,角形とする。

e)

弁押さえは,弁体へねじ込み,使用中緩まないよう点溶接などの適切な方法により弁体に固定する。

f)

弁棒の下端部と弁体の接触面とは,バルブを閉止する場合に過度のねじり力が働かないように硬さの

差を付けたスラスト受金を設けるか又は弁棒と弁体との間に硬さの差を設けるのがよい。

g)

弁棒の下端部と弁体又はスラスト受金とが接触する位置は,バルブの閉止時になるべく弁箱付き弁座

面と同一平面に近づけるように設計する。

3.5.3.3

ヨーク及びねじはめ輪

a)

ヨークは,原則としてふたと一体にする。ただし,ヨークを分離する場合は,

3.5.2.2 c)

と同様の方法

とする。

b)

ねじはめ輪は,

3.5.2.3 d)

と同様の方法でヨークに取り付け固定する。

3.5.4

逆止め弁

3.5.4.1

弁箱及びふた

  スイング逆止め弁の弁箱と弁体とは,弁箱又はふたに設けられたストッパの位置

まで弁体が開きかつ逆流で容易にバルブが閉止する構造とする。

3.5.4.2

弁体

a)

弁体は,弁体と弁体ボルトとに分けてもよい。この場合には,弁体ボルトは,緩まない構造とする。

b)

弁体の開度は,バルブの全開時に弁箱付き弁座と弁体との間の流過面積が弁箱両端通路口の面積以上

となるようにする。

3.5.4.3

アーム及びヒンジピン

a)

アームと弁体との結合は,バルブが確実に閉止できるような自由度をもつ構造とする。ただし,使用

中緩まない構造とする。

b)

アームは,ヒンジピンによって弁箱又はふたに結合され,円滑にスイング運動が行える構造とする。

ヒンジピンを通すアームのボスの外周部と弁箱の内壁間のすき間を十分に設ける。

c)

弁箱にヒンジピン用の穴を設ける場合は,プラグをねじ込むか又は他の方法により密封する。ヒンジ

ピンは,端部にめねじを設けるなど容易に取り外せる構造のものとする。

3.5.4.4

アイボルト

  PN20 の呼び径 DN150 以上及び PN50 以上の呼び径 DN100 以上のバルブには,アイ

ボルトをふたに取り付けるのがよい。

3.5.4.5

緩衝装置

  購入者の指定がある場合には,バルブにダッシュポット,カウンタウェイトなどの緩

衝装置を取り付ける。

3.6

材料

3.6.1

弁箱及びふたの材料

  弁箱及びふたの材料は,

附属書 表 1

による。ふたは,原則として弁箱の材

料と同一とするが,同一でない場合は,弁箱に適用される圧力−温度基準を満足する材料を使用する。

3.6.2

トリムの材料

  トリムとは,弁棒(逆止め弁ではヒンジピン)

,弁体側の弁座面,弁箱側の弁座面,

逆座と弁棒の接触面及び弁押さえ(玉形弁だけ)をいう。トリム材料の種類は 19 種類とし,それぞれの呼

び方とその材料の種類及び硬さを

表 3.6

に示す。

購入仕様書に次のイの欄のトリム番号が指定された場合には,ロの欄のトリム番号を使用してもよい。

ただしロの欄のトリム番号が指定された場合には,イの欄のトリム番号を使用してはならない。


35

B 2071 : 2000

(指定トリム番号)

(代替トリム番号)

1 8

又は 8A

2 10

5A 5

6 8

8A 8

11A 11

12A 12

14A 14

表 3.6

トリム番号とその材料及び硬さ

弁座面(

1

)

弁棒(ヒンジピン)(

2

)

ふたはめ輪及び弁押さえ(

3

)

トリ

ム番

トリム材料の呼び方

材料の種類

硬さ (HB)

材料の種類

硬さ (HB)

材料の種類

硬さ (HB)

1 13Cr

鋼 13Cr 鋼 250 以上(

4

)

13Cr

鋼 200∼275

13Cr

鋼 250 以上(

5

)

2 304

鋼 18Cr-8Ni 鋼 18Cr-8Ni 鋼 18Cr-8Ni 鋼

3 310

鋼 25Cr-20Ni 鋼

*

25Cr-20Ni

*

25Cr-20Ni

4

表面硬化 13Cr 鋼

表面硬化 13Cr 鋼(

6

) 750

以上 13Cr 鋼 13Cr 鋼

5

硬化肉盛(Co ベー

ス)

Co

,Cr-W 合金

5A

硬化肉盛

(Ni ベース)

 Ni-Cr

合金(

7

)

350

以上 13Cr 鋼(

8

) 13Cr

(

8

)

6 13Cr

鋼及び Cu-Ni 合

13Cr

Cu-Ni

合金(

9

)

250

以上

175

以上

7 13Cr

鋼及び表面硬化

13Cr

13Cr

表面硬化 13Cr 鋼(

6

)

300

以上

750

以上

8 13Cr

鋼及び硬化肉盛

(Co ベース)

13Cr

Co

,Cr-W 合金

300

以上

350

以上

8A 13Cr

鋼及び硬化肉盛

(Ni ベース)

13Cr

Ni-Cr

合金(

7

)

300

以上

350

以上

13Cr

200

∼275

13Cr

250

以上(

5

)

9

モネル Ni-Cu 合金(

10

) Ni-Cu

合金(

10

) Ni-Cu

合金(

10

)

10 316

鋼 18Cr-8Ni-Mo 鋼

*

18Cr-8Ni-Mo

鋼 18Cr-8Ni-Mo 鋼

11

モネル及び硬化肉盛

(Co ベース)

Ni-Cu

合金(

10

)

Co

,Cr-W 合金

*

350

以上

11A

モネル及び硬化肉盛

(Ni ベース)

Ni-Cu

合金(

10

)

Ni-Cr

合金(

7

)

*

350

以上

Ni-Cu

合金(

10

) Ni-Cu

合金(

10

)

12 316

鋼及び硬化肉盛

(Co ベース)

18Cr-8Ni-Mo

Co

,Cr-W 合金

*

350

以上

12A 316

鋼及び硬化肉盛

(Ni ベース)

18Cr-8Ni-Mo

Ni-Cr

合金(

7

)

*

350

以上

18Cr-8Ni-Mo

鋼 18Cr-8Ni-Mo 鋼

13 20

合金 19Cr-29Ni 鋼

*

14 20

合金及び硬化肉盛

(Co ベース)

19Cr-29Ni

Co

,Cr-W 合金

*

350

以上

14A 20

合金及び硬化肉盛

(Ni ベース)

19Cr-29Ni

Ni-Cr

合金

(

7

)

*

350

以上

19Cr-29Ni

*

19Cr-29Ni

*

*

:  規定しない。

(

1

)

二段に表示しているものは,一方が弁体側弁座面,他方が弁箱側弁座面を示す。その組合せは,どちらでもよ
い。

(

2

)

弁棒(逆止め弁ではヒンジピン)は,鋳造品としてはならない。

(

3

)

弁押さえには,硬さの規定は適用しない。


36

B 2071 : 2000

(

4

)

弁体側弁座面と弁箱側弁座面との間に HB50 以上の硬さの差をつけなければならない。

(

5

)

弁棒及びふたはめ輪がいずれも 13Cr 鋼の場合は,両者の間に HB50 以上の硬さの差をつけなければならない。

(

6

)

窒化による表面硬化(厚さ 0.13mm 以上)

(

7

)

製造業者仕様の硬化肉盛とするが,Fe 含有量が 25%以下のものとする。

(

8

)

弁箱及びふたの材料が高温用,低温用の合金鋼,オーステナイト系ステンレス鋼の場合などで,13Cr 鋼とする

ことが不適当なときは,製造業者仕様とする。

(

9

) Ni

含有量 30%以上の Cu-Ni 合金

(

10

) Ni

含有量 65%以上の Ni-Cu 合金

3.6.3

弁箱,ふた及びトリム以外の材料

  弁箱,ふた及びトリム以外の材料は,

表 3.7

による。

表 3.7

弁箱,ふた及びトリム以外の材料

部品名

材料

弁体

少なくとも弁箱材料と同等の耐食性をもつ鋼

分離形のヨーク

炭素鋼又はふたと同じ材料

ふたボルト・ナット

ボルトは,ASTM A 193-B7 (JIS G 4107 SNB7),ナットは,ASTMA 194-2H (JIS G 4051 S45C)

使用温度が−29℃より低いか又は 454℃を超える場合は,購入仕様書にボルト・ナットの材料

を指定する。

パッキン押さえ及びふたヨーク用ボ

ルト・ナット

少なくとも ASTM A 307 グレード B(又は JIS G 4051 S20C)と同等の材料

弁座

表 3.6 による。ただし,溶接盛金の場合の母材は,弁箱材料と同等の耐食性をもつものとする。

パッキン押さえ

パッキン

−29℃から 454℃の温度範囲の蒸気及び石油流体に適したもの。腐食防止材を含むものとする。

ヨークスリーブ及びねじはめ輪

融点が 955℃以上のオーステナイト鋳鉄(ダクタイル−ニレジスト)又は銅合金

ハンドル車

可鍛鋳鉄,炭素鋼又は球状黒鉛鋳鉄

ハンドル押さえナット

鋼,可鍛鋳鉄又は球状黒鉛鋳鉄

プラグ

弁箱,ふたと同等以上の材料とする。鋳鉄製プラグは,使用してはならない。

バイパス用パイプ及びバルブ

弁箱,ふたと同等以上の材料

ダブルジスクの弁棒,弁体間ピン

オーステナイト系ステンレス鋼

銘板

オーステナイト系ステンレス鋼,ニッケル合金又はアルミニウムで,耐食性をもつ固定具又は

溶接でバルブに取り付ける。

3.6.4

補修

  バルブの耐圧部で,製造過程や試験のときに現れた鋳造又は鍛造の欠陥は,鋳造品又は鍛造

品に関する最も新しい規格で認められている方法で補修してもよい。

3.7

試験・検査

3.7.1

圧力検査

  すべてのバルブは,ここで変更した部分を除いて,

JIS B 2003

の要件によって,弁箱耐

圧試験,弁座漏れ試験及び逆座漏れ試験を実施する。シール材,グリース又はオイル類は圧力試験の前に

弁座面より除去する。ただし,灯油より粘度の低い油膜を弁座面のかじり防止剤として使用してもよい。

3.7.1.1

弁箱耐圧検査

a)

弁箱耐圧試験は,

バルブの 38℃における最高許容圧力の 1.5 倍以上の水圧で行う。

パッキン押さえは,

試験圧力が維持されるように調整する。

b)

弁箱耐圧試験の最小保持時間は次のとおりとする。

呼び径 (DN)

試験の保持時間(秒)

50

以下

15

 65

以上 150 以下

60

200

以上 300 以下 120

350

以上 300

c)

弁箱耐圧試験の保持時間後,弁箱,ふたの表面及びガスケットから目視できる漏れがあってはならな

い。


37

B 2071 : 2000

3.7.1.2

仕切弁の弁座漏れ検査

a)

弁座漏れ試験は,0.4MPa∼0.7MPa の間の圧力で,空気圧試験とする。試験の方法は,試験圧力が弁

箱及びふたの内側に加わるようにバルブを閉じ,一方から圧力を加えた状態で他方の側を開放して行

う。この試験は,両側の弁座について行う。

b)

弁座漏れ試験の最小保持時間は次による。

呼び径 (DN)

試験の保持時間(秒)

50

以下

15

65

以上 150 以下

60

 200

以上 120

c)

空気圧試験による弁座漏れの許容量は次による。

最大許容漏れ量

*

呼び径 (DN)

mm

3

/秒

泡/秒

50

以下

  0

    0

 65

以上 150 以下

75 1.2

200

以上 300 以下 125  2.0

 350

以上 175

2.8

*

購入者の指定がない限り,製造業者は,漏れ
量を定めるのにどちらの方法を用いてもよ

い。ただし,単位の換算は行うべきではない。

3.7.1.3

逆座漏れ検査

a)

逆座漏れ試験は,

3.7.1.2 a)

に記された圧力で空気圧試験とするか又は

3.7.1.4 b)

に記された圧力で水圧

試験とするか,いずれか一方とする。

b)

逆座漏れ試験の間,弁棒の逆座を利かせ,パッキン押さえボルトは緩んだ状態にする。目視できる逆

座の漏れは,試験保持時間中あってはならない。

c)

パッキン押さえボルトは,逆座漏れ試験の後で再度締め直す。

3.7.1.4

仕切弁の高圧弁座漏れ検査(オプション)

a)

高圧弁座漏れ試験は,購入者が指定した場合に行う。ただし,指定されない場合であっても,バルブ

の構造上

3.7.1.4 b)

3.7.1.4 d)

の条件で試験に合格できるようになっていなければならない。

b)

試験圧力は,38℃における最高許容圧力の 1.1 倍の水圧とする。

c)

試験の保持時間は

3.7.1.2 b)

による。

d)

試験時間を通じての許容漏れ量は,次のとおりとする。

最大許容漏れ量*

呼び径 (DN)

mm

3

/秒

滴/秒

50

以下

      0

      0

 65

以上 150 以下

12.5

   0.2

200

以上 300 以下

20.8

   0.4

 350

以上

29.2

   0.5

*

購入者の指定がない限り,製造業者は,漏

れ量を定めるのにどちらの方法を用いて
もよい。ただし,単位の換算は行うべきで
はない。

3.7.2

その他の検査

  製造業者は,出荷の前に各バルブが

3.10

に示されている内容にあっているかを確

認する。


38

B 2071 : 2000

3.8

表示

3.8.1

明りょうさ

  この章に従って製造されたそれぞれのバルブの表示は,明りょうになされなければな

らない。

3.8.2

弁箱表示

3.8.2.1

弁箱表示は,次による。

a)

製造業者名又はその略号

b)

弁箱材料

c)

呼び圧力

d)

呼び径

e)

流れ方向を示す矢印(流れ方向がどちらでもよい仕切弁は,除く。

3.8.2.2

 PN/DN

の弁箱表示が弁箱に鋳込まれ,又は鍛造されており,インチの接続フランジボルト用に穴

あけされているフランジ形バルブは,該当するクラスの数字を各接続フランジの縁に刻印する。刻印は,

弁箱ネックと交差した位置に行う。同様に,クラス/NPS の弁箱表示でメトリックのボルト用に穴あけさ

れている場合は,PN の数字を刻印する。

3.8.2.3

 DN50

より小さいバルブの場合,弁箱の大きさ又は形状が,要求されている表示をすべて含むこ

とが不可能ならば,一つ以上を,それらが銘板に表示されることを条件として,省略することができる。

省略する順序は次のとおりとする。

a)

流れ方向を示す矢印

b)

呼び径

c)

呼び圧力

d)

弁箱材料

3.8.3

リングジョイント座の接続フランジの表示

  リングジョイント接続フランジには,対応するリング

ジョイントのガスケット番号(例 R25)を表示する。この表示は,両方の接続フランジ外周に行う。リン

グジョイントのガスケット番号は,

JIS B 2238

附属書

による。

3.8.4

ハンドル車又は銘板には,開方向を示す文字(開,OPEN 又は O)と矢印を表示する。

3.8.5

銘板

  銘板の表示は,次による。

a)

製造業者名又はその略号

b)

呼び圧力

c)

製造業者の形式番号

d)

 38

℃における最高許容圧力

e)

制限温度(適用あるとき)

f)

制限圧力(適用あるとき)

g)

トリム

h)

JIS

規格番号

B 2071-3(

11

)

(

11

)

JIS B 2071

3

  適用弁を示す。

3.9

こん包・輸送

3.9.1

指定された場合にはランタンリングを取り付け,パッキンを組み込んで出荷する。

3.9.2

パッキンを締め付けた後のパッキン押さえ輪のパッキン調整長さの余裕は,

3.5.1.9

により要求され

たパッキン幅の 1.5 倍より大きいものとする。


39

B 2071 : 2000

3.9.3

オーステナイト系ステンレス鋼バルブを除いて,バルブの外表面にはアルミ色の塗装を施す。ただ

し,しゅう動部,及び接続面には塗装してはならない。

3.9.4

ねじ部を含む加工面には,除去の容易な防錆剤を塗布する。

3.9.5

接続フランジ面又は溶接開先部を保護するため,木製,木繊維,プラスチック又は金属の防護カバ

ーを,バルブ接続端に確実に固定する。保護カバーは,付けたままではバルブがパイプラインに配管でき

ないようなものとする。

3.9.6

タップに取り付けるプラグは,十分に締め付ける。

3.9.7

弁体は,閉止位置で出荷する。

3.9.8

購入者から特に指示されない限り,バルブは,固定なし,パレット積,箱又は木枠入りで出荷して

もよい。

3.10

購入者の指示事項

  購入者は,

表 3.8

に示される項目を製造業者へ指示する。

表 3.8

購入者の指示事項

数量

バルブ型式

呼び径 DN 又は NPS

呼び圧力 PN 又はクラス

最高使用温度

必要ない場合は記入不要

接続端形式

接続管規格と寸法(突合せ溶接形バルブの場合)

弁体形式(仕切弁の場合)

製造業者仕様でよい場合は記入不要

付帯接続

必要ない場合は記入不要

操作

手動式の場合は記入不要

弁箱材料

トリム材料

トリム組合せ番号でもよい。

ふたボルト・ナットの材料(高温/低温)

製造業者仕様でよい場合は記入不要

仕切弁の高圧弁座漏れ試験(オプション)

必要ない場合は記入不要

その他の要求項目


40

B 2071 : 2000

附属書 1(規定)

各部の名称

この附属書は,この規格で使用する各部の名称を図示したもので,この規格の一部を構成する。図は,

用語の説明のための参考例であって,バルブの形状を規定するものではない。

例えば流路は,ストレートでなければならないことを意図するものではない。


41

B 2071 : 2000

附属書 2(規定)

面間寸法

この附属書は,面間寸法を規定したもので,

第 

及び

第 

の一部を構成する。

附属書 表 1

フランジ形(平面座)弁の面間寸法

附属書 表 2

フランジ形(リングジョイント座)弁の面間寸法

附属書 表 3

突合せ溶接形弁の面間寸法(レギュラーパターン)

附属書 表 4

突合せ溶接形弁の面間寸法(ショートパターン)

引用規格

次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の一部を構成する。こ

れらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 2002

  バルブの面間寸法

ISO 5752

  Metal valves for use in flanged pipe systems−Face-to-face and centre-to-face dimensions

ASME B16.10

  Face-to−Face and End-to−End Dimensions of Valves


42

B 2071 : 2000

附属書 表 1

フランジ形(平面座)弁の面間寸法,L

単位 mm

PN10

,16,20 PN25,40,50 PN110  PN150

(

2

)

 PN260

(

2

)

 PN420

(

1

)

クラス 150

クラス 300

クラス 600

クラス 900

(

2

)

クラス 1500

(

2

)

クラス 2500

(

1

)

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

10 102

102

(

1

)

 51

(

1

)

 102

(

1

)

15 108 108

57

108  140 152  79

(

1

)

 152

165

165

83

165

− 216

(

1

)

108

(

1

)

− 264

264

132

264

20 117 117

64

117  152 178  89

(

1

)

 178

190

190

95

190

− 229

(

1

)

114

(

1

)

229

(

1

)

− 229

(

1

)

114

(

1

)

 229

(

1

)

 273 273

137

273

25 127 127

70

127  165

203

(

3

)

 102

(

1

)

 216

216

216

108

216

254

(

1

)

254

(

1

)

127

(

1

)

254

(

1

)

254

(

1

)

254

(

1

)

127 254

(

1

)

 308 308

154

308

32 140 140

76

140  178

216

(

3

)

 108

(

1

)

 229

229

229

114

229

279

279

140

(

1

)

279

279

279

140 279

349

349

175

349

40 165 165

83

165  190

229

(

3

)

 114 241

241

241

121

241

305

305

152

(

1

)

305

305

305

152 305

384

384

192

384

50 178 203

102

203  216 267

133

267 292 292

146

292

368

368

184

(

1

)

368

368

368

184 368

451

451

225

451

65 190 216

108

216  241 292

146

292 330 330

165

330

419

419

210

(

1

)

419

419

419

210 419

508

508

254

508

80 203 241

121

241  283 318

159

318 356 356

178

356

381

381

190

381

470

470

235

470 578 578

289

578

100 229 292

146

292  305 356

178

356 432 432

216

432

457

457

229

457

546

546

273

546 673 673

337

673

125 254

356

(

3

)

  178 330 381

400 200 400

508

508

254

508

559

559

279

559

673

673

337 673

794

794

397

794

150 267

406

(

3

)

  203 356 403

444 222 444

559

559

279

559

610

610

305

610

705

705

352 705

914

914

457

914

200 292 495

248

495  419

559

(

3

)

279

533

660

660

330

660

737

737

368

737

832

832

416

832

1 022

1 022

511

1 022

250 330 622

311

622  457 622 311

(

1

)

622

787

787

394

787

838

838

419

838

991

991

495

991

1 270

1 270

635

1 270

300 356 698

349

698  502 711 356

(

1

)

711

838

838

419

838

965

965

483

965

1 130

1 130

565

1 130

1 422

1 422

711

1 422

350 381 787

394

787  762 838

− 838

889

889

889

1 029

1 029

514

(

1

)

1 029

1 257

1 257

629

(

1

)

 1

257

400 406 914

457

864  838 864

− 864

991

991

− 991

1

130

− 660

(

1

)

1 130

1 384

− 1

384

450 432

− 978

914

− 978

1

092

1 092

1 219

1 219

1 537

− 1

537

500 457

− 978

991

1 016

1 194

1 194

1 321

1 321

1 664

− 1

664

600 508

− 1

295

1143

1 346

1 397

1 397

1 549

1 549

1 943

− 1

943

700 610

1 448

1 346

(

2

)

− 1

499

800 660

− 1

524

(

1

)

900 711

− 1956

1

727

(

1

)

− 2

083

1000 811

JIS 

6

20

28 20 10

24

32 24

13

13

34 13

14

14

36 14

17

17

38 17

ISO 

3 10  11

10

4  21

− 21 5

5 24  5

(

1

)  ISO

及び JIS に規定がないために,ASME B16.10の値を採用した。

(

2

)  ISO

に規定がないために,JIS の値を採用した。

(

3

)  ISO

とは異なる値であるので,JIS の値を採用した。

備考1.  寸法表下段の JIS 及び ISO は,それぞれ JIS B 2002の系列番号及び ISO 5752の基本シリーズの番号によるものである。

2.

面間寸法の許容差は,次による。

単位 mm

面間寸法,L

0

L≦250 250<L≦500 500<L≦800 800<L≦1 000

1 000

L≦1 600

1 600

L≦2 250

許容差

±2

±3

±4

±5

±6

±8


43

B 2071 : 2000

附属書 表 2

フランジ形(リングジョイント座)弁の面間寸法,L

単位 mm

PN20 PN50 PN110

PN150

PN260

PN420

クラス 150

クラス 300

クラス 600

クラス 900

クラス 1 500

クラス 2 500

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

15

151 164

82

164 164 164

82

164

− 216

108

− 264

264

132

264

20

165 190

95

190 190 190

95

190

− 229

114

229

− 229

114

229

273

273

137

273

25 140 140

76

140  178 216

108

229 216 216

108

216

254

254

127

254

254

254

127

254 308 308

154

308

32 150 152

83

152  190 229

114

241 229 229

114

229

279

279

140

279

279

279

140

279 352 352

176

352

40 178 178

89

178  203 241

121

254 241 241

121

241

305

305

152

305

305

305

152

305 387 387

194

387

50 190 216

108

216  232 283

141

283 295 295

148

295

371

371

186

371

371

371

186

371 454 454

227

454

65 203 229

114

229  257 308

154

308 333 333

167

333

422

422

211

422

422

422

211

422 514 514

257

514

80 216 254

127

254  298 333

167

333 359 359

179

359

384

384

192

384

473

473

237

473 584 584

292

584

100 241 305

152

305  321 371

186

371 435 435

217

435

460

460

230

460

549

549

275

549 683 683

341

683

125

267

368  184 343 397

416 208 416

511

511

256

511

562

562

281

562

676

676

338 676

806

806

403

806

150 279 419

210

368  419 460

230

460 562 562

281

562

613

613

306

613

711

711

356

711 927 927

464

927

200 305 508

254

508  435 575

287

549 664 664

332

664

740

740

370

740

841

841

421

841

1

038

1

038

519

1

038

250

343

635

318

635

473

638

319

638

791

791

395

791

841

841

421

841

1 000

1 000

500

1 000

1 292

1 292

646

1 292

300

368

711

356

711

518

727

364

727

841

841

421

841

968

968

484

968

1 146

1 146

573

1 146

1 445

1 445

722

1 445

350 394 800

400

800  778 854

− 854

892

892

892

1 038

1038

519

1 038

1 276

1 276

638

1 276

400 419 927

464

876  854 879

− 879

994

994

− 994

1

140

665

1 140

1 407

− 1

407

450 444

− 991

930

− 994

1

095

1 095

1 232

1 232

1 559

− 1

559

500 470

− 991

010

1 035

1 200

1 200

1 334

1 334

1 686

− 1

686

600 521

1 308

1 165

1 368

1 407

1 407

1 568

1 568

1 972

− 1

972

700

− 1

372

− 1

524

備考1. PN20∼PN110は,附属書21の値に JIS B 2002

3

の値(ISO 5752の附属書の値と同じ)を,PN150∼PN240以上は,

附属書21の値に ASME B16.10の表11の値を加えたものである。

2.

面間寸法の許容差は,次による。

単位 mm

面間寸法,L

0

L≦250 250<L≦500 500<L≦800 800<L≦1 000

1 000

L≦1 600

1 600

L≦2 250

許容差

±2

±3

±4

±5

±6

±8


44

B 2071 : 2000

附属書 表 3

突合せ溶接形弁の面間寸法(レギュラーパターン),L

PN10

,16 PN120

PN25

PN40

PN50

PN110

クラス 150

クラス 300

クラス 600

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁  アングル弁  逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁  逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁  逆止め弁

仕切弁  玉形弁  アングル弁  逆止め弁

10

− 85

− 85

15

− 108  57

108

108

(

2

)

 108

57  108

− 152

90

− 152

90

− 140

152

79

(

1

)

− 165

165  83

165

20

− 117  64

117

117

(

2

)

 117

64  117

− 178

95

− 178

95

− 152

178

89

(

1

)

− 190

190  95

190

25

− 127  70

127

127

(

2

)

 127

70  127

− 203

(

3

)

100

216

− 203

(

3

)

100

216

165

203

(

3

)

102

(

1

)

 216

216

216  108 216

32

− 140  76

140

140

(

2

)

 140

76  140

− 216

(

3

)

105

229

− 216

(

3

)

105

229

178

216

(

3

)

108

(

1

)

 229

229

229  114 229

40

− 165  82

165

165

(

2

)

 165

83  165

− 229

(

3

)

115

241

− 229

(

3

)

115

241

190

229

(

3

)

114 241

241

241  121 241

50

250

203  102 203 216 203  102 203

250

267

125

267

250

267

125

267

216

267

133 267

292

292  146 292

65

270

216  108 216 241 216  108 216

270

292

145

292

290

292

145

292

241

292

146 292

330

330  165 330

80

280

241  121 241 283 241  121 241

280

318

155

318

310

318

155

318

283

318

159 318

356

356  178 356

100

300

292  146 292 305 292  146 292

300

356

175

356

350

356

175

356

305

356

178 356

432

432  216 432

125 325

356

(

3

)

 178

330

381

356

(

3

)

  178 330

325

400

200

400

400

400

200

400

381

400

200 400

508

508  254 508

150 350

406

(

3

)

 203

356

403

406

(

3

)

  203 356

350

444

225

444

450

444

225

444

403

444

222 444

559

559  279 559

200 400 495

248  495 419 495

248  495 400

559

(

3

)

275

533

550

559

(

3

)

275

533

419

559

(

3

)

279 533

660

660  330 660

250 450 622

311  622 457 622

311  622 450

622

325

622

650

622

325

622

457

622

311

(

1

)

 622

787

787  394 787

300 500 698

350  698 502 698

349  698 500

711

375

711

750

711

375

711

502

711

356

(

1

)

 711

838

838  419 838

350 550 787

394  787 572 787

394  787 550

838

425

838

850

838

425

838

762

838

− 838

889

889

− 889

400 600 914

457  864 610 914

457  864 600

864

475

864

950

864

475

864

838

864

− 864

991

991

− 991

450 650

− 978

660

− 978

650

− 978

− 978

914

− 978

1

092

− 1

092

500 700

− 978

711

− 978

700

1 016

1 150

− 1

016

991

1 016

1 194

− 1

194

600 800

− 1

295

813

− 1

295

800

1 346

1 350

− 1

346

1143

1 346

1 397

− 1

397

700 900

− 1

448

− 1

448

900

− 1

499

1 499

1 346

(

2

)

− 1

499

800 1

000

− 1

000

− 1

524

(

1

)

900 1

100

− 1

956

1 956

1 100

− 2

083

2 083

1 727

(

1

)

− 2083

1 000

1 200

− 1

200

JIS 

20 28 20

15

20 28 20

− 24  29

24

24 29  24 10 24 32  24

13

13 34  13

ISO 

− 10  11

10

− 10  11  10 − 21

8

21

− 21

8

21

4  21

− 21

5

5 24  5


45

B 2071 : 2000

PN150

(

2

)

 PN260

(

2

)

 PN420

(

1

)

クラス 900

(

2

)

クラス 1 500

(

2

)

クラス 2 500

(

1

)

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

10

15

− 216

(

1

)

108

(

1

)

− 264

264

132

264

20

− 229

(

1

)

 114

(

1

)

229

(

1

)

− 229

(

1

)

114

(

1

)

229

(

1

)

273

273

137

273

25 254

(

1

)

 127

(

1

)

 127

(

1

)

127

(

1

)

254

(

1

)

254

(

1

)

127

254

(

1

)

308

308

154

308

32 279 279

140

(

1

)

279

279

279

140

279

349

349

175

349

40 305 305

152

(

1

)

305

305

305

152

305

384

384

192

384

50 368 368

184

(

1

)

368

368

368

184

368

451

451

225

451

65 419 419

210

(

1

)

419

419

419

210

419

508

508

254

508

80 381 381  190

381

470

470

235

470

578

578

289

578

100 457 457  229

457

546

546

273

546

673

673

337

673

125 559 559  279

559

673

673

337

673

794

794

397

794

150 610 610  305

610

705

705

352

705

914

914

457

914

200

737

737

368

737

832

832

416

832

1 022

1 022

511

1 022

250

838

838

419

838

991

991

495

991

1 270

1 270

635

1 270

300

965

965

483

965

1 130

1 130

565

1 130

1 422

1 422

711

1 422

350 1

029  1029  514

(

1

)

1 029

1 257

1 257

629

(

1

)

1 257

400 1

130

− 660

(

1

)

1 130

1 384

− 1

384

450 1

219

1 219

1 537

− 1

537

500 1

321

1 321

1 664

− 1

664

600 1

549

1 549

1 943

− 1

943

700

800

900

1 000

JIS 

14 14  36  14 17 17  38  17

ISO 

− -

(

1

)

ISO

,

JIS

ともに規定がないために,ASME B16.10の値を採用した。

(

2

)

ISO

に規定がないために,JIS の値を採用した。

(

3

)

ISO

とは異なる値であるので,JIS の値を採用した。

備考1.  この表の面間寸法は,すべてのボンネット形式に適用できる。

2.

寸法表下段の JIS 及び ISO は,それぞれ JIS B 2002 の系列番号及び ISO 5752 の基本シリーズの番号
によるものである。

3.

面間寸法の許容差は,次による。

単位

mm

面間寸法,L

0

L≦250 250<L≦500 500<L≦800 800<L≦1 000

1 000

L≦1 600

1 600

L≦2 250

許容差

±2

±3

±4

±5

±6

±8


46

B 2071

: 20

00

附属書 表 4

突合せ溶接形弁の面間寸法(ショートパターン),L

単位 mm

PN110 PN150

PN260

PN420

クラス 600

クラス 900

クラス 1 500

クラス 2 500

呼び径

DN

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

アングル弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

仕切弁

玉形弁

逆止め弁

 25

  133

133

133

  140

  140

  186

 32

  146

146

146

  165

  165

  232

 40

  152

152

152

  178

  178

  232

 50

  178

178

108

178

  216

  216

  216

 216

  279

  279

  279

 65

  216

216

127

216

  254

  254

  254

  254

  254

 254

  330

  330

  330

 80

  254

254

152

254

  305

  305

152

  305

  305

  305

 305

  368

  368

  368

100

  305

305

178

305

  356

  356

178

  356

  406

  406

 406

  457

  457

  457

125

  381

381

216

381

  432

  432

216

  432

  483

  483

 483

  533

  533

  533

150

  457

457

254

457

  508

  508

254

  508

  559

  559

 559

  610

  610

  610

200

  584

584

584

  660

  660

330

  660

  711

  711

 711

  762

  762

  762

250

  711

711

711

  787

  787

394

  787

  864

  864

 864

  914

  914

  914

300

  813

813

813

  914

  914

457

  914

  991

  991

 991

 1 041

 1 041

 1 041

350

  889

  991

  991

495

  991

1 067

1 067

1 067

 1 118

400

  991

1 092

1 092

1 092

1 194

1 194

1 194

  1 245

450 1

092

− 1

346

1

397

500 1

194

− 1

473

600 1

397

備考1.  この面間寸法は,プレッシャーシールボンネット形弁又はフランジレスボンネット形弁に適用する。

2.

この面間寸法は,ASME B16.10 によるものである。

3.

面間寸法の許容差は,次による。

単位 mm

面間寸法,L

0

L≦250 250<L≦500 500<L≦800 800<L≦1000 1000<L≦1600

許容差

±2

±3

±4

±5

±6


47

B 2071 : 2000

附属書 3(規定)

付帯接続

この附属書は,付帯接続を規定したもので,この規格の一部を構成する。

1.

付帯接続は,購入者の指定によって取り付ける。

2.

購入者が他に指定しない限り,付帯接続の最小呼び径は,

附属書 表 1

による。

附属書 表 1

バルブの呼び径

付帯接続の呼び径

DN NPS

DN

NPS

    10

≦DN≦ 40

 3/8

≦NPS≦1

1

/

2

10 3/8

    50

≦DN≦100

  2

≦NPS≦4

15 1/2

 125

≦DN≦200

  5

≦NPS≦8

20 3/4

 250

≦DN≦600

10

≦NPS≦24

25 1

 650

≦DN

26

≦NPS

40 1

1

/

2

3.

付帯接続の位置は,

附属書 図 1

の文字によって指定する。

備考1.

図は,対称形のバルブを表している。

2.

図は,説明のためのものであって設計を目的としたものではない。

附属書 図 1

付帯接続の位置

4.

適切な肉厚を確保するために座が必要な場合は,座の直径は,

附属書 表 2

による。


48

B 2071 : 2000

附属書 表 2

付帯接続の呼び径

DN NPS

座の最小直径

mm

10 3/8

32

15 1/2

38

20 3/4

44

25 1

54

40 1

1

/

2

 70

5.

ねじ込み接続の場合,

附属書 図 2

に示す有効ねじ長さ 

附属書 表 3

に示す値以上とし,ねじ深

さが確保されるならば,バルブの壁にそのままねじを加工してもよい。

附属書 表 3

附属書 図 2

ねじ長さが不足しているか又はタップ穴に補強が必要な場合は,

附属書 3

4.

に示す座を設ける。

管用ねじの種類は,

JIS B 0203

又は

ANSI/ASME B1.20.1

のテーパねじとする。

6.

差込み溶接によって接続する場合には,

附属書 図 3

に示す肉厚 は,

附属書 表 4

に示す値に 1.5mm

を加えた値以上とし,肉厚が確保できる場合には,そのまま差込み部を設けてもよい。

附属書 表 4

附属書 図 3

備考  寸法は,説明のためのものであって,加工寸法ではない。

加工寸法は,使用する管によって異なるので,購入者と製造業者との協議による。肉厚が不十分な場合には,

附属書 の 4.に示す座を設ける。取付け溶接部の最小脚長は,付帯接続管の呼び肉厚の 1.09 倍又は 3mm のどち
らか大きい方とする。

7.

附属書 図 4

に示す付帯接続は,バルブの壁に直接突合せ溶接によって取り付けてもよい。補強を必

要とする開口部の寸法の場合には,

附属書 3

4.

に示す座を設ける。


49

B 2071 : 2000

附属書 図 4

引用規格

次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 0203

管用テーパねじ

ANSI/ASME B1

.

20.1

  Pipe Threads, General Purpose (Inch)


50

B 2071 : 2000

附属書 4(規定)

材料

この附属書は,PN20, PN50, PN110, PN150, PN260 及び PN420 に適用する耐圧部材料を規定したもので,

第 

及び

第 

の一部を構成する。

附属書 表 1  PN20, PN50, PNl10, PN150, PN260 及び PN420 に用いる材料

材料

グループ

種類

JIS

ASTM

ISO

鋳造品

G5151 SCPH2

(

2

)(

16

)(

17

)

A216 WCB

(

1

)(

2

)

4991 C26-52H

(

1

)(

2

)

G3202 SFVC2A

(

14

)(

17

)(

18

)

A105

(

1

)(

2

)

2604-1 F22

(

1

)(

2

)

G3205 SFL2

A350 LF2

(

3

)

2604-1 F13

(

3

)

2604-1 F18

(

3

)

鍛造品

G3201 SF490A

(

2

)(

16

)(

17

)(

22

)

A515 70

(

1

)(

2

)

9328-2 PH290

(

1

)(

4

)

A516 70

(

1

)(

4

)

9328-2 PH315

(

1

)(

4

)

鋼板

A537 CL1

(

3

)

9328-2 PH355

(

3

)

G4051 S25C

(

13

)(

16

)(

23

)(

24

)

1A1

鋼材

G4051 S28C

(

13

)(

16

)(

23

)(

24

)

A216 WCC

(

1

)(

2

)

4991 C26-52H, N (

+T)

(

1

)(

2

)

G5152 SCPL21

(

11

)

A352 LC2

(

3

)

4991 C26-52L

(

3

)

G5152 SCPL31

(

11

)

A352 LC3

(

3

)

4991 C43L

(

3

)

鋳造品

A352 LCC

(

3

)

鍛造品

G3205 SFL3

(

12

)

A350 LF3

(

3

)

2604-1 F44

(

3

)

A203 B

(

1

)(

2

)

9328-3 12 Ni 14 G1

(

1

)(

2

)

1A2

鋼板

A203 E

(

1

)(

2

)

鋳造品

G5152 SCPL1

(

12

)

A352 LCB

(

1

)

4991 C23-46BL

(

1

)

A203 A

(

1

)(

2

)

9328-2 PH290

(

1

)(

4

)

A203 D

(

1

)(

2

)

9328-2 PH315

(

1

)(

4

)

A515 65

(

1

)(

2

)

9328-3 12 Ni 14 G1

(

1

)(

2

)

1A3

鋼板

A516 65

(

1

)(

4

)

鍛造品

G3205 SFL1

(

14

)

A350 LF1

(

3

)

2604-1 F9

(

3

)

A515 60

(

1

)(

2

)

9328-2 PH235

(

1

)(

4

)

A516 60

(

1

)(

4

)

9328-2 PH265

(

1

)(

4

)

1A4

鋼板

9328-2 PH290

(

1

)(

4

)

G5151 SCPH11

(

2

)(

16

)(

17

)

A217 WC1

(

2

)(

5

)

4991 C28H

(

2

)(

5

)

鋳造品

G5152 SCPL11

(

12

)

A352 LC1

(

3

)

鍛造品

G3203 SFVAF1

(

14

)(

18

)

A182 F1

(

2

)(

5

)

2604-1 F28

(

2

)(

5

)

A204 A

(

2

)(

5

)

9328-2 16 Mo 3

(

2

)(

5

)

1A5

鋼板

A204 B

(

2

)(

5

)

A217 WC4

(

2

)

鋳造品

A217 WC5

(

6

)

鍛造品

G3203 SFVAF2

(

14

)(

18

)

A182 F2

(

2

)

1A7

鋼板

A204 C

(

1

)

鋳造品

G5151 SCPH21

(

15

)(

16

)

A217 WC6

(

7

)

4991 C32H

(

7

)

G3203 SFVAF11A

(

18

)

A182 F11 CL2

(

8

)

鍛造品

G3203 SFVAF12

(

18

)

A182 F12 CL2

(

8

)

1A9

鋼板

A387 11 CL2

(

8

)


51

B 2071 : 2000

材料

グループ

種類

JIS

ASTM

ISO

鋳造品

G5151 SCPH32

(

16

)

A217 WC9

(

7

)

4991 C34AH

(

7

)

鍛造品

G3203 SFVAF22B

(

18

)

A182 F22 CL3

(

7

)

2604-1 F34Q

(

8

)

1A10

鋼板

A387 22 CL2

(

8

)

9328-2 13CrMo 9 10 T2

(

8

)

鋳造品

G5151 SCPH61

(

16

)

A217 C5

4991 C37H

G3203 SFVAF5B

(

18

)(

21

)

A182 F5

2604-1 F37

1A13

鍛造品

G3203 SFVAF5D

(

18

)(

21

)

A182 F5a

鋳造品

A217 C12

4991 C38H

1A14

鍛造品

G3203 SFVAF9

(

18

)

A182 F9

G5121 SCS13A

(

19

)

A351 CF8

4991 C46

(

9

)

鋳造品

G5121 SCS19A

(

9

)

A351 CF3

(

9

)

4991 C47

G3214 SUSF304

(

19

)(

20

)

A182 F304

2604-1 F49

鍛造品

G3214 SUSF304H

A182 F304H

A240 304

9328-5 X 5 CrNi 18 9

鋼板

A240 304H

(

9

)

2A1

鋼棒

G4303 SUS304

(

19

)(

20

)

A479 304

G5121 SCS14A

(

19

)

A351 CF8M

4991 C57

(

4

)

G5121 SCS16A

A351 CF3M

(

4

)

4991 C61LC

(

4

)

4991 C60

(

4

)

鋳造品

4991 C61

(

4

)

G3214 SUSF316

(

19

)(

20

)

A182 F316

2604-1 F62

鍛造品

G3214 SUSF316H

A182 F316H

2604-1 F64

A240 316

9328-5 X 5 CrNiMo 17 12

A240 317

鋼板

A240 316H

(

4

)

9328-5 X 7 CrNiMo 17 12

(

4

)

2A2

鋼棒

G4303 SUS316

(

19

)(

20

)

A479 316

G3214 SUSF304L

(

9

)

A182 F304L

(

9

)

2604-1 F46

鍛造品

G3214 SUSF316L

(

13

)

A182 F316L

(

4

)

2604-1 F59

A240 304L

(

9

)

9328-5 X 2 CrNi 18 10

(

9

)

A240 316L

(

4

)

9328-5 X 2 CrNiMo 17 12

(

4

)

鋼板

9328-5 X 2 CrNiMo 17 13

(

4

)

G4303 SUS304L

(

9

)

A479 304L

(

9

)

2A3

鋼棒

G4303 SUS316L

(

13

)

A479 316L

(

4

)

G3214 SUSF321

(

19

)(

20

)

A182 F321

(

2

)

2604-1 F53

(

2

)

鍛造品

G3214 SUSF321H

A182 F321H

2604-1 F54B

A240 321

(

2

)

9328-5 X 6 CrNiTi 18 10

(

2

)

2A4

鋼板

A240 321H

9328-5 X 7 CrNiTi 18 10

鋳造品

G5121 SCS21

(

19

)

A351 CF8C

(

19

)

G3214 SUSF347

(

19

)(

20

)

A182 F347

(

2

)

2604-1 F50

(

2

)

G3214 SUSF347H

A182 F347H

2604-1 F51

A182 F348

(

2

)

鍛造品

A182 F348H

A240 347

(

2

)

9328-5 X 6 CrNiNb 18 10

(

2

)

A240 347H

9328-5 X 7 CrNiNb 18 10

A240 348

(

2

)

2A5

鋼板

A240 348H

A351 CH8

鍛造品

C5121 SCS17

(

19

)

A351 CH20

2A6

鋼板

A240 309S

4955 H14


52

B 2071 : 2000

材料

グループ

種類

JIS

ASTM

ISO

鋳造品

G5121 SCS18

(

19

)

A351 CK20

鍛造品

G3214 SUSF310

(

19

)(

20

)

A182 F310

(

10

)

2604-1 F68

(

10

)

2A7

鋼板

A240 310S

(

10

)

4955 H15

(

10

)

(

1

)

約425℃を超える温度では長時間使用しないほうがよい。

(

2

) 540

℃を超える温度では使用しない。

(

3

) 345

℃を超える温度では使用しない。

(

4

) 455

℃を超える温度では使用しない。

(

5

)

約 455℃を超える温度では長時間使用しないほうがよい。

(

6

) 565

℃を超える温度では使用しない。

(

7

) 590

℃を超える温度では使用しない。

(

8

)

約 590℃を超える温度では長時間使用しないほうがよい。

(

9

) 425

℃を超える温度では使用しない。

(

10

)

使用温度が 565℃以上の場合には,結晶粒度が ASTM No.6 より微細でないことの保証があるときだけ使用する
のがよい。

(

11

) 200

℃を超える温度では使用しない。

(

12

) 350

℃を超える温度では使用しない。

(

13

) 450

℃を超える温度では使用しない。

(

14

) 525

℃を超える温度では使用しない。

(

15

) 575

℃を超える温度では使用しない。

(

16

)

−10℃より低い温度では使用しない。

(

17

) 450

℃を超える温度で,長時間使用する場合には,材料の黒鉛化に注意する。

(

18

)

−10℃より低い温度で使用する場合には,材料規格に規定する衝撃試験を行い,これに満足した材料とする。

(

19

) 550

℃以上の温度で使用する場合には,炭素含有量が 0.04%以上の材料とする。

(

20

) 525

℃を超える温度で使用する場合には,1 040℃以上の温度から急冷する固溶化処理を行った材料とする。

(

21

)

クリープ特性が要求される場合には,不純物としてのニッケル含有量は,0.5%以下とする。

(

22

)

化学成分は次による。

単位  %

C Mn P  S  Si

0.35

以下 0.60∼1.05

0.040

以上

0.050

以上

0.35

以上

(

23

)

焼ならし熱処理をした材料だけを使用する。

(

24

)

機械的性質は次による。ただし,曲げ試験は,特に購入者の指定がない場合には,これを省略ができる。

引張強さ

降伏点

伸び

絞り

最小 485N/mm

2

最小 250N/mm

2

最小 22%

最小 30%

備考1.  注(

1

)

(

10

)

は,JIS B 2238

附属書表 D.2によるものである。

2.

(

9

)

及び(

11

)

(

21

)

は,JIS B 8270

付表 2.1 によるものである。

引用規格

  次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS B 2238

  鋼製管フランジ通則

JIS B 8270

  圧力容器(基盤規格)

JIS G 3201

  炭素鋼鍛鋼品

JIS G 3202

  圧力容器用炭素鋼鍛鋼品

JIS G 3203

  高温圧力容器用合金鋼鍛鋼品

JIS G 3205

  低温圧力容器用鍛鋼品

JIS G 3214

  圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材


53

B 2071 : 2000

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

JIS G 5121

  ステンレス鋼鋳鋼品

JIS G 5151

  高温高圧用鋳鋼品

JIS G 5152

  低温高圧用鋳鋼品

ASTM A105/A105M

  Specification for Forgings, Carbon Steel, for Piping Components

ASTM A182/A182M

  Specification for Forged or Rolled Alloy−Steel Pipe Flanges, Forged Fittings, and

Valves and Parts for High

−Temperature Service

ASTM A203/A203M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Nickel

ASTM A204/A204M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Molybdenum

ASTM A216/A216M

  Specification for Steel Castings, Carbon Suitable for Fusion Welding for High−

Temperature Service

ASTM A217/A217M

  Specification for Steel Castings, Martensitic Stainless and Alloy, for Pressure−

Containing Parts Suitable for High

−Temperature Service

ASTM A240

  Specification for Heat−Resisting Chromium and Chromium−Nickel Stainless Steel Plate,

Sheet, and Strip for Pressure Vessels

ASTM A350/A350M

  Specification for Forgings, Carbon and Low−Alloy Steel, Requiring Notch Toughness

Testing for Piping

Components

ASTM A351/A351M

  Specification for Steel Castings, Austenitic, for High−Temperature Service

ASTM A352/A352M

  Specification for Steel Castings, Ferritic and Martensitic, for Pressure−Containing

Parts Suitable for Low

−Temperature Service

ASTM A387/A387M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Alloy Steel, Chromium−Molybdenum

ASTM A479/A479M

  Specification for Stainless and Heat−Resisting Steel Bars and Shapes for Use in

Boilers and Other Pressure Vessels

ASTM A515/A515M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Carbon Steel, for Intermediate-and Higher−

Temperature Service

ASTM A516/A516M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Carbon Steel, for Moderate-and Lower−

Temperature Service

ASTM A537/A537M

  Specification for Pressure Vessel Plates, Heat-treated, Carbon−Manganese−Silicon

Steel

ISO 2604-1

  Steel products for pressure purposes−Quality requirements−Part 1 : Forgings

ISO 4955

  Heat-resisting steels and alloys

ISO 4991

  Steel castings for pressure purposes

ISO 9328-2

  Steel plates and strips for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 2 : Unalloyed

and low-alloyed steels with specified room temperature and elevated temperature properties

ISO 9328-3

  Steel plates and strips for pressure purposes − Technical delivery conditions − Part 3 :

Nickel-alloyed steels with specified low temperature properties

ISO 9328-5

  Steel plates and strips for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 5 : Austenitic

steels


54

B 2071 : 2000

附属書 5(参考)

突合せ溶接端

この附属書は鋼製弁の溶接端の形状及び寸法について記述したもので,規定の一部ではない。

備考1.

寸法及び 寸法の許容差は,次による。

単位 mm

呼び径 DN 25∼100 125∼250 300∼450 500∼1 000

+2.5

+4

+4

+4

外径 A

0

  0

  0

  0

  0

  0

  0

  0

内径 B

−1

−1

−2

−2

2.

バルブの突合せ溶接端は,全体を機械仕上げとする。別に具体的に指示されていない限り,

移行部内の輪郭部は,製造業者の任意である。

3.

交差部は,少し丸みをつける。

4.

肉厚 が 3mm 以下のバルブは,端面を直角に又は少し面を取って切断できる。


55

B 2071 : 2000

JIS B 2071

(鋼製弁)  改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

大  橋  秀  雄

工学院大学学長

(幹事)

松  本  洋一郎

東京大学工学部

(委員)

小  谷  泰  久

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

通商産業省工業技術院標準部

西  澤      滋

建設省建設大臣官房官庁営繕部

中  島  一  憲

防衛施設庁建設部

橋  本  孝  哉

高圧ガス保安協会機器検査事業部

児  玉  和  郎

株式会社五陵社

村  上  忠  博

株式会社キッツ

大  塚  一  弘

株式会社昌立製作所

清  水  文  泰

東洋バルヴ株式会社

長  岡  秀  孝

日立バルブ株式会社

小  野  信  之

平田バルブ工業株式会社

末  永  隆  夫

岡野バルブ製造株式会社

大  森      猛

社団法人石油学会

松  崎  章  夫

東京電力株式会社

井  上  恭  司

全国管工事業協同組合連合会

米  村      明

千代田化工建設株式会社

中  山  雅  夫

東洋エンジニアリング株式会社

高  野  雄  二

日揮株式会社

(事務局)

熊  谷      功

社団法人日本バルブ工業会

改正ワーキンググループ  構成表

氏名

所属

(主査)

村  上  忠  博

株式会社キッツ

(委員)

大  塚  一  弘

株式会社昌立製作所

清  水  文  泰

東洋バルヴ株式会社

長  岡  秀  孝

日立バルブ株式会社

小  野  信  之

平田バルブ工業株式会社

末  永  隆  夫

岡野バルブ製造株式会社

山  谷  克  哉

高見澤バルブ株式会社

浦  上  泰  昌

東亜バルブ株式会社

坂  本  俊  雄

石田バルブ工業株式会社

(事務局)

熊  谷      功

社団法人日本バルブ工業会