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B 2061

:2013

(1) 

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

2

4

  種類,呼び径及び補助区分  

4

5

  性能 

4

5.1

  耐圧性能  

4

5.2

  耐寒性能  

5

5.3

  水撃限界性能  

5

5.4

  逆流防止性能  

5

5.5

  負圧破壊性能  

5

5.6

  耐久性能  

5

5.7

  浸出性能  

6

5.8

  操作性能  

7

5.9

  吐水性能  

7

5.10

  止水性能  

8

5.11

  緊急止水性能  

8

5.12

  自動温度調整性能  

8

5.13

  絶縁性能  

8

5.14

  消費電力  

8

5.15

  定量止水性能  

8

6

  構造・形状・寸法  

9

6.1

  基本構造  

9

6.2

  水栓の構造・形状・寸法  

9

6.3

  ボールタップの構造・形状・寸法  

10

6.4

  洗浄弁・洗浄水栓の構造・形状・寸法 

10

6.5

  寒冷地用又は共用の給水栓の構造  

10

7

  材料 

10

8

  試験方法  

10

8.1

  耐圧性能試験  

10

8.2

  耐寒性能試験  

10

8.3

  水撃限界性能試験  

11

8.4

  逆流防止性能試験  

11

8.5

  負圧破壊性能試験  

11

8.6

  耐久性能試験  

11


B 2061

:2013  目次

(2) 

ページ

8.7

  浸出性能試験  

12

8.8

  操作性能試験  

14

8.9

  吐水性能試験  

14

8.10

  止水性能試験  

15

8.11

  緊急止水性能試験  

16

8.12

  自動温度調整性能試験  

16

8.13

  絶縁性能試験  

17

8.14

  消費電力試験  

17

8.15

  定量止水性能試験  

17

9

  検査 

17

9.1

  一般  

17

9.2

  形式検査  

17

9.3

  受渡検査  

18

10

  製品の呼び方  

18

11

  表示  

18

11.1

  本体表示  

18

11.2

  包装表示  

18

12

  取扱説明書  

19

附属書 A(規定)単水栓及び湯水混合水栓の主要寸法  

20

附属書 B(規定)止水栓の主要寸法  

24

附属書 C(規定)ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓の主要寸法 

30

附属書 D(参考)こま式・固定式の水栓の共通主要寸法  

33

附属書 E(参考)こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法  

34

附属書 F(参考)ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間  

36

附属書 G(参考)給水栓の形状  

37


B 2061

:2013

(3) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本バル

ブ工業会(JVMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 2061:2011 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 B

2061

:2013

給水栓

Faucets, ball taps and flush valves

序文 

この規格は,1950 年に制定され,その後数回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 2011 年に

行われたが(以下,旧規格という。

,その後の関連法規及び関連 JIS の見直しに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,水道に直結する,又は水道に直結する受水槽の下流の配管に接続する単水栓,湯水混合水

栓,止水栓,ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓(それぞれ,電気開閉式のものを含む。

(総称して,以

下“給水栓”という。

)について規定する。

a)

使用圧力

1)

 0.75 MPa 以下の給水・給湯用の単水栓,湯水混合水栓及び止水栓(以下,水栓という。)。

ただし,太陽熱利用温水器専用の水栓は,除く。

b)

使用圧力

1)

 0.75 MPa 以下の給水用のボールタップ。

c)

使用圧力

1)

 0.75 MPa 以下の洗浄弁・洗浄水栓。

注記  この規格で用いられる圧力は,ゲージ圧である。

1)

  ここでいう使用圧力とは,止水状態の圧力をいう。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0100

  バルブ用語

JIS B 0202:1999

  管用平行ねじ

JIS S 3200-1

  水道用器具−耐圧性能試験方法

JIS S 3200-2

  水道用器具−耐寒性能試験方法

JIS S 3200-3

  水道用器具−水撃限界性能試験方法

JIS S 3200-4

  水道用器具−逆流防止性能試験方法

JIS S 3200-5

  水道用器具−負圧破壊性能試験方法

JIS S 3200-7

  水道用器具−浸出性能試験方法


2

B 2061

:2013

   

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0100 によるほか,次による。

3.1 

逆流防止装置 

一次側圧力が,二次側圧力よりも低下したときに生じる逆流を確実に防止する装置。

3.2 

一時止水 

湯水混合水栓で,湯水を混合している状態において,一時的に止水すること。

3.3 

常温 

20±15  ℃の温度。

3.4 

負圧破壊装置 

一次側に負圧が生じたときに,負圧を解消する装置。

3.5 

定量止水性能 

設定した量を吐水すると自動的に停止する能力。

3.6 

自閉式 

手,脚などの操作によって吐水し,自動的に止水する構造。

3.7 

ホース接続形 

ホースを直接又は継手を介して接続することを目的とした構造。

3.8 

共用形 

寒冷地及び寒冷地以外の地域で用いることができる構造。

3.9 

サーモスタット湯水混合水栓 

温度調整ハンドルによって,あらかじめ吐水温度を設定しておけば,湯水の圧力,温度変動などがあっ

た場合でも,湯水の混合量を自動的に調整し,設定温度の混合水を供給する機構を組み込んだ湯水混合水

栓。

3.10 

ミキシング湯水混合水栓 

一つのハンドル操作によって,吐水温度の調整ができる湯水混合水栓。

3.11 

シングル湯水混合水栓 

一つのハンドル操作によって,吐水,止水,吐水流量及び吐水温度の調整ができる湯水混合水栓。

3.12 

埋込形 

水栓本体の機構部分を壁又は台の中に埋め込める構造。


3

B 2061

:2013

3.13 

電気開閉式 

バルブの開閉を電気的に行う構造。

3.14 

分岐止水栓 

一次側に分岐接続口を設けた止水栓。

3.15 

分岐形 

一次側から分岐した流路に止水機構及び分岐接続口を設けた構造。

3.16 

分岐口付 

一次側から分岐した流路に分岐接続口を設けた構造。

3.17 

2

口・口・ 

共通の給水口から分かれた複数の流路の各々に止水機構と吐水口とを設けた構造。

3.18 

元止め式 

二次側流路に浄水器,電気温水器などへの送水口及び帰水口を設けた構造。

3.19 

Y

形止水栓 

主として屋内給水管に用いるスピンドルが斜め方向に取り付けられ,

二次側がユニオン継手式の止水栓。

3.20 

泡まつ(沫)装置 

流水中に空気を混入させ,水はねを抑える装置。

3.21 

整流装置 

吐水の流れを整流状態に整える装置。

3.22 

流量制御装置 

圧力変動があった場合でも,あらかじめ設定された流量に自動的に調整する装置。

3.23 

ストレーナ(フィルタ) 

金網などによって流水中の異物をろ過する装置。

3.24 

緊急止水装置 

自動連結継手が不意に外れても,緊急回避するために自動的に一時止水する装置。

3.25 

自動連結式 

自動連結継手が直接接続できる構造。


4

B 2061

:2013

   

種類,呼び径及び補助区分 

給水栓の種類(

附属書 参照),呼び径及び補助区分は,表 による。

表 1−種類,呼び径及び補助区分 

区分

種類

呼び径

補助区分

単水栓

横水栓 13

20

25

吐水口回転形,自在形,横自在形,グ

ースネック形,ホース接続形,埋込形,
2 口・3 口・4 口,分岐形,シャワー

立水栓 13

20

25

横形衛生水栓 13

立形衛生水栓 13

壁付化学水栓 13

1 口・2 口・3 口・4 口

台付化学水栓 13

1 口・2 口・3 口・4 口,振分 2 口,振
分 4 口

横形水飲水栓 13

立形水飲水栓 13

元止め式水栓 13

浄水器用,電気温水器用

湯水混合水栓  壁付サーモスタット湯水混合水栓 13

20

25

シャワー形,シャワーバス形,埋込形,

ホース接続形, 
2 口・3 口・4 口・分岐形,分岐口付

台付サーモスタット湯水混合水栓 13

20

25

壁付ミキシング湯水混合水栓 13

20

台付ミキシング湯水混合水栓 13

壁付シングル湯水混合水栓 13

20

台付シングル湯水混合水栓 13

20

壁付 2 ハンドル湯水混合水栓 13

20

台付 2 ハンドル湯水混合水栓 13

20

元止め式壁付ミキシング湯水混合水栓 13

浄水器用,電気温水器用, 
シャワー形

元止め式台付ミキシング湯水混合水栓 13

元止め式壁付シングル湯水混合水栓 13

元止め式台付シングル湯水混合水栓 13

元止め式壁付 2 ハンドル湯水混合水栓 13

元止め式台付 2 ハンドル湯水混合水栓 13

止水栓

アングル形止水栓 13

20

分岐形,分岐口付

ストレート形止水栓 13

20

腰高止水栓 13

20

25

Y 形止水栓 13

20

分岐止水栓 13

20

ボールタップ  横形ロータンク用ボールタップ 13

立形ロータンク用ボールタップ 13

吐水口水没形

横形ボールタップ 13

20

25

洗浄弁・

洗浄水栓

大便器洗浄弁

25

分岐口付

小便器洗浄弁 13

小便器洗浄水栓 13

性能 

5.1 

耐圧性能 

給水栓の耐圧性能は,8.1 によって試験を行ったとき,耐圧部に変形,破損,漏水,にじみ,その他の異

常があってはならない。


5

B 2061

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5.2 

耐寒性能 

寒冷地又は共用の給水栓は,8.2 によって試験を行ったとき,次の各項に適合しなければならない。

a)

凍結破損又は変形があってはならない。

b)

解凍後は,次に示す性能を満足しなければならない。

1) 

耐圧性能 

2) 

水撃限界性能 

3) 

逆流防止性能 

4) 

負圧破壊性能 

5) 

操作性能 

6) 

吐水性能 

7) 

止水性能 

8) 

自動温度調整性能 

9) 

絶縁性能 

5.3 

水撃限界性能 

給水栓の水撃値は,8.3 によって試験を行ったとき,1.5 MPa 以下でなければならない。

注記  水撃値は,吐水中の水圧を含まない圧力とする。

5.4 

逆流防止性能 

逆流防止装置付きの水栓の逆流防止性能は,次による。ただし,逆流防止装置の流出側に止水機構がな

く,大気に開放されている水栓は,a)  だけを満足すればよい。

a) 

低圧試験による場合  8.4 a)  によって試験を行ったとき,逆流防止装置のシート部からの漏れ,その

他の異常があってはならない。

b) 

高圧試験による場合  8.4 b)  によって試験を行ったとき,逆流防止装置のシート部からの漏れ,シー

ト部の変形若しくは破損,又はその他の異常があってはならない。

5.5 

負圧破壊性能 

負圧破壊性能は,次による。

a)

負圧破壊装置が内蔵されている給水用具は,8.5 によって試験を行ったとき,水位上昇は,

表 に適合

しなければならない。

表 2−許容水位上昇 

単位  mm

負圧破壊装置の逆流防止機能が働
く位置から水面までの垂直距離

a)

試験時の垂直距離

A

許容水位上昇

B

40 以上 100 未満の場合 40

20 以下

100 以上の場合 100

50 以下

a)

  一般的な取付状態での距離を示す。

b)

吐水口空間のある給水用具は,

附属書 に規定する空間を確保できない場合は,8.5 によって試験を

行ったとき,吐水口から水の引き込みがあってはならない。

5.6 

耐久性能 

給水栓の耐久性能は,8.6 によって試験を行った後,次に示す性能を満足しなければならない。

a)

逆流防止性能


6

B 2061

:2013

   

b)

負圧破壊性能

c)

止水性能

5.7 

浸出性能 

飲用に供する水栓及びボールタップ

2)

に適用される浸出性能は,8.7 によって試験を行ったときの補正

値が,

表 を満足しなければならない。

2)

  通常の使用状態において飲用を目的とする台所又は洗面所に用いられる水栓及び飲用を目的と

する受水槽用ボールタップをいう。

表 3−浸出性能の判定基準 

項目

判定基準

止水栓及びボールタップ

単水栓及び湯水混合水栓

カドミウム及びその化合物

カドミウムの量に関して

0.003 mg/L 以下

カドミウムの量に関して

0.000 3 mg/L 以下

水銀及びその化合物

水銀の量に関して

0.000 5 mg/L 以下

水銀の量に関して

0.000 05 mg/L 以下

セレン及びその化合物

セレンの量に関して

0.01 mg/L 以下

セレンの量に関して

0.001 mg/L 以下

鉛及びその化合物

鉛の量に関して

0.01 mg/L 以下

鉛の量に関して

0.001 mg/L 以下

a)

ひ素及びその化合物

ひ素の量に関して

0.01 mg/L 以下

ひ素の量に関して

0.001 mg/L 以下

六価クロム化合物

六価クロムの量に関して

0.05 mg/L 以下

六価クロムの量に関して

0.005 mg/L 以下

シアン化物イオン及び塩化シアン

シアンの量に関して

0.01 mg/L 以下

シアンの量に関して

0.001 mg/L 以下

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10

mg/L 以下 1.0

mg/L 以下

ふっ素及びその化合物

ふっ素の量に関して

0.8 mg/L 以下

ふっ素の量に関して

0.08 mg/L 以下

ほう素及びその化合物

ほう素の量に関して

1.0 mg/L 以下

ほう素の量に関して

0.1 mg/L 以下

四塩化炭素 0.002

mg/L 以下 0.0

2

mg/L 以下

1,4-ジオキサン 0.05

mg/L 以下 0.005

mg/L 以下

1,2-ジクロロエタン 0.004

mg/L 以下 0.0

4

mg/L 以下

シス-1,2-ジクロロエチレン及び 
トランス-1,2-ジクロロエチレン

0.04 mg/L 以下 0.004

mg/L 以下

ジクロロメタン 0.02

mg/L 以下 0.002

mg/L 以下

テトラクロロエチレン 0.01

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

トリクロロエチレン 0.01

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

ベンゼン 0.01

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

ホルムアルデヒド 0.08

mg/L 以下 0.008

mg/L 以下

亜鉛及びその化合物

亜鉛の量に関して

1.0 mg/L 以下

亜鉛の量に関して

0.1 mg/L 以下

a)

アルミニウム及びその化合物

アルミニウムの量に関して

0.2 mg/L 以下

アルミニウムの量に関して

0.02 mg/L 以下

鉄及びその化合物

鉄の量に関して

0.3 mg/L 以下

鉄の量に関して

0.03 mg/L 以下


7

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表 3−浸出性能の判定基準(続き) 

項目

判定基準

止水栓及びボールタップ

単水栓及び湯水混合水栓

銅及びその化合物

銅の量に関して

1.0 mg/L 以下

銅の量に関して

0.1 mg/L 以下

a)

ナトリウム及びその化合物

ナトリウムの量に関して

200 mg/L 以下

ナトリウムの量に関して

20 mg/L 以下

マンガン及びその化合物

マンガンの量に関して

0.05 mg/L 以下

マンガンの量に関して

0.005 mg/L 以下

塩化物イオン 200

mg/L 以下 20

mg/L 以下

蒸発残留物 500

mg/L 以下 50

mg/L 以下

陰イオン界面活性剤 0.2

mg/L 以下 0.02

mg/L 以下

非イオン界面活性剤 0.02

mg/L 以下 0.005

mg/L 以下

フェノール類

フェノールの量に換算して

0.005 mg/L 以下

フェノールの量に換算して

0.000 5 mg/L 以下

b)

有機物[全有機炭素(TOC)の量] 3.0

mg/L 以下 0.5

mg/L 以下

異常でない

異常でない

臭気

異常でない

異常でない

色度

5 度以下 0.5 度以下

濁度

2 度以下 0.2 度以下

エピクロロヒドリン 0.01mg/L 以下 0.01

mg/L 以下

アミン類

トリエチレンテトラミンとして

0.01 mg/L 以下

トリエチレンテトラミンとして

0.01 mg/L 以下

2,4-トルエンジアミン 0.002

mg/L 以下 0.002

mg/L 以下

2,6-トルエンジアミン 0.001

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

酢酸ビニル 0.01

mg/L 以下 0.01

mg/L 以下

スチレン 0.002

mg/L 以下 0.002

mg/L 以下

1,2-ブタジエン 0.001

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

1,3-ブタジエン 0.001

mg/L 以下 0.001

mg/L 以下

a)

  主要材料として,銅合金を使用している単水栓及び湯水混合水栓では,鉛及びその化合物の項中“0.001 mg/L”

とあるのは“0.007 mg/L”

,亜鉛及びその化合物の項中“0.1 mg/L”とあるのは“0.97 mg/L”

,銅及びその化合

物の項中“0.1 mg/L”とあるのは“0.98 mg/L”とする。

b)

  パッキンを除く主要部品の材料としてゴム,ゴム化合物又は合成樹脂を使用している単水栓及び湯水混合水

栓は,当分の間,フェノール類の項中“0.000 5 mg/L”とあるのは“0.005 mg/L”とする。

5.8 

操作性能 

給水栓の操作性能は,8.8 によって試験を行ったとき,操作が円滑・確実でなければならない。

5.9 

吐水性能 

5.9.1 

水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能 

水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能は,8.9.1 によって試験を行ったとき,次の各項に適合しな

ければならない。

注記 1  湯水混合水栓は,水側又は湯側の吐水流量の少ない片側とする。

注記 2  化学水栓は,1 口の吐水流量とする。

注記 3  節水こまを組み込んだ水栓において,吐水性能の比較対象となる普通こまを組み込んだ水栓

がない場合は,次の a)  及び c)  による。

a)

水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能は,用途に応じた十分な吐水流量がなければならない。


8

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b)

節水こまを組み込んだ水栓の吐水性能は,次による。

1)

ハンドルを 120°開いたとき,普通こまを組み込んだ場合に比べ,20 %を超え 70 %以下の吐水流量

でなければならない。

2)

ハンドルを全開にしたとき,普通こまを組み込んだ場合に比べ,70 %以上の吐水流量がなければな

らない。

c)

吐水流量は,用途にかかわらず 0.5 L/min 以上でなければならない。

5.9.2 

洗浄弁の吐水性能 

洗浄弁の吐水性能は,8.9.2 によって試験を行ったとき,吐水開始後速やかに最大瞬間流量(吐水中最大

となる流量)に達し,次第に減少して止水するものでなければならない。

なお,最大瞬間流量及び吐水量は,

表 に適合しなければならない。

表 4−最大瞬間流量及び吐水量 

種類

最大瞬間流量(L/min)

吐水量(L)

大便器洗浄弁 100 以上

設定吐水量±1.5

小便器洗浄弁 15 以上

4 以上

5.10 

止水性能 

給水栓の止水性能は,8.10 によって試験を行ったとき,次に適合しなければならない。

a)

水栓及び洗浄弁・洗浄水栓は,シート漏れがあってはならない。

b)

ボールタップは,浮玉などの浮力によって自動止水し,シート漏れがあってはならない。

5.11 

緊急止水性能 

緊急止水装置付きのホース接続形水栓は,8.11 によって試験を行ったとき,緊急止水状態でシート漏れ

があってはならない。

5.12 

自動温度調整性能 

サーモスタット付きの水栓は,8.12 によって試験を行ったとき,次の各項に適合しなければならない。

a)

温度表示目盛を 40  ℃付近に合わせたときの吐水温度は,設定温度の±3  ℃でなければならない。

b)

用途に応じて吐水温度を 40  ℃付近に設定した後,一次側給水圧力を変動させた場合,吐水温度は,

±3  ℃でなければならない。

5.13 

絶縁性能 

給水栓のうち電気開閉式のものの絶縁性能は,8.13 によって試験を行ったとき,次に適合しなければな

らない。

なお,電池式のものは,適用しない。

a) 

絶縁抵抗  8.13 a)  によって試験を行ったとき,抵抗値が 1 MΩ 以上でなければならない。

b) 

耐湿絶縁抵抗  8.13 b)  によって試験を行ったとき,抵抗値が 0.3 MΩ 以上でなければならない。

c) 

耐電圧  8.13 c)  によって試験を行った後,正常に作動しなければならない。

5.14 

消費電力 

給水栓のうち電気開閉式のものの消費電力は,8.14 によって試験を行ったとき,表示された定格消費電

力以下でなければならない。

なお,電池式のものは,適用しない。

5.15 

定量止水性能 


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B 2061

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定量止水装置付きの水栓は,8.15 によって試験を行ったとき,次に適合しなければならない。

2

.

0

設定吐水量

設定吐水量-実吐水量

構造・形状・寸法 

6.1 

基本構造 

給水栓の基本構造は,次に適合しなければならない。

a)

操作がしやすく,安全である。また,異常音がない。

b)

素肌を傷つけるような鋭角部及び突起物がない。

c)

水撃が発生しにくい。

d)

保守・点検整備が容易である。

e)

施工が容易である。

6.2 

水栓の構造・形状・寸法 

水栓の構造・形状・寸法は,次による。

a)

水栓の主要寸法は,

附属書 及び附属書 による。ただし,構造・形状・寸法については,注文者又

は製造業者の考案した意匠でもよい。

注記 1  水栓の取付ナットの二面幅は,JIS B 1002 によるのがよい。

注記 2  こま式・固定式の水栓の共通主要寸法を,附属書 に参考として示す。

注記 3  水栓に用いるこま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法を,附属書 に参考として

示す。

b)

水栓の開閉は,逆時計回りを開き,時計回りを閉じとする。ただし,ハンドルをレバー式とした場合

及び横水栓(自在形)

,立水栓(自在形)

,壁付 2 ハンドル湯水混合水栓並びに台付 2 ハンドル湯水混

合水栓の湯側に用いる場合は,この限りでない。

c)

シングル湯水混合水栓の開閉操作方法は,

“下げ止水方式”とする。

d)  2

ハンドル湯水混合水栓のハンドルは,向かって右側を水,左側を湯とする。また,湯及び水の区別

が容易に分かる表示をしなければならない。

e)

サーモスタット湯水混合水栓は,高温の吐水防止のため,安全装置を設ける。

f)

一時止水構造の 2 ハンドル湯水混合水栓,サーモスタット湯水混合水栓及びミキシング湯水混合水栓

は,湯側・水側に逆流防止装置を付けなければならない。

g)

ホース接続形水栓,元止め式及びハンドシャワーの付いた水栓は,逆流防止装置を付けなければなら

ない。

h)

水栓には,泡まつ(沫)装置,整流装置,流量制御装置,水撃低減装置及びストレーナ(フィルタ)

を設けてもよい。

i)

水栓は,定量止水式又は自閉式としてもよい。

j)

水栓の吐水口は,回転,固定及び回転角度規制をしてもよい。

k)

水栓は,ゴム栓式又はポップアップ式の排水装置を取り付けることができるように加工してもよい。

l)

水栓のハンドルは,かぎ式としてもよい。

m)

水栓のハンドルの位置は,左右いずれでもよい。

n)

水栓のカップリング部は,自動連結式とすることができる。自動連結式で全自動洗濯機用の継手(お

す)主要寸法は,

附属書 による。さらに自動連結式の場合には,緊急止水装置を設けてもよい。


10

B 2061

:2013

   

o)

止水栓のスピンドルは,ハンドルの代わりにドライバーなどで回すことができる構造としてもよい。

p)

水栓は電気開閉式としてもよい。

6.3 

ボールタップの構造・形状・寸法 

ボールタップの構造・形状・寸法は,次による。

a)

ボールタップの主要寸法は,

附属書 による。ただし,構造・形状・寸法については,注文者又は製

造業者の考案した意匠でもよい。

注記 1  ボールタップの取付ナットの二面幅は,JIS B 1002 によるのがよい。

注記 2  ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間を,附属書 に参考として

示す。

b)

ボールタップの吐水口が水没する場合は,負圧破壊装置付きとする。

c)

ボールタップのてこは,単式又は複式とする。

d)

ボールタップは,電気開閉式としてもよい。

6.4 

洗浄弁・洗浄水栓の構造・形状・寸法 

洗浄弁・洗浄水栓の構造・形状・寸法は,次による。

a)

洗浄弁・洗浄水栓の主要寸法は,

附属書 による。ただし,構造・形状・寸法については,注文者又

は製造業者の考案した意匠でもよい。

b)

大便器洗浄弁は,負圧破壊装置付きとする。

c)

洗浄弁・洗浄水栓は電気開閉式とすることができる。

6.5 

寒冷地用又は共用の給水栓の構造 

寒冷地用又は共用の給水栓の構造は,凍結による破損防止及び凍結後の機能保持のため,次による。

a)

凍結防止法は,水抜き,器具に内蔵された加熱器などによる。

b)

水抜き操作は,工具を用いず,手動で容易に操作できるものとする。

c)

凍結時・解凍後の再通水時とも安全性が確保できるものとする。

d)

寒冷地用又は共用の給水栓は,電気開閉式としてもよい。

材料 

給水栓の材料は,通常の使用及び施工に十分耐えられる強度をもち,かつ,5.7 の規定を満足しなければ

ならない。さらに,電気開閉式の場合は,5.13 及び 5.14 の規定に十分耐えられる材料でなければならない。

試験方法 

8.1 

耐圧性能試験 

耐圧性能試験は,JIS S 3200-1 の規定による。ただし,9.3 で規定する受渡検査における試験については,

JIS S 3200-1

附属書 2(金属製の管,管継手及びバルブの空気圧試験方法)の金属製の管,管継手及びバ

ルブの空気圧試験方法によって,空気漏れの有無を目視で確認してもよい。

a)

止水栓及びホース接続形水栓は,二次側も 1.75 MPa の水圧を加える。

b)

一時止水構造の湯水混合水栓は,一時止水の状態で,1.75 MPa の水圧を加える。

8.2 

耐寒性能試験 

耐寒性能試験は,JIS S 3200-2 の規定による。ただし,供試品を解凍した後通水して,吐水することを

確認し,5.2 に規定する性能試験を行う。

なお,再通水時の水圧は,0.1 MPa とする。


11

B 2061

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8.3 

水撃限界性能試験 

水撃限界性能試験(止水栓を除く。

)は,JIS S 3200-3 の規定による。ただし,

表 に示す条件で吐水し,

供試品のシートを規定の時間で閉止したときの圧力を測定する。

表 5−水撃限界性能試験の条件 

区分

開度

吐水中の流速

シート閉止時間

手動式

ハンドル式は約 120°

a)

レバー式は全開

2 m/s

b)

 0.5 秒

自閉式 
定量止水式

電気開閉式

全開 2

m/s

b)

器具の仕様による。

a)

  全開開度が 120°以下の器具は,全開とする。

b)

  吐水中の水圧が,0.15 MPa に達しても,流速が 2 m/s に達しない場合は,

吐水中の水圧を最大 0.15 MPa とする。

8.4 

逆流防止性能試験 

逆流防止性能試験は,JIS S 3200-4 の規定による。

なお,試験は,逆流防止装置だけで行ってもよい。

a) 

低圧試験  “JIS S 3200-4 の試験圧力(静水圧)が 3 kPa の場合”による。

b) 

高圧試験  “JIS S 3200-4 の試験圧力(静水圧)が 3 kPa 以外の場合”による。

8.5 

負圧破壊性能試験 

負圧破壊性能試験は,JIS S 3200-5 の規定による。ただし,負圧破壊装置が内蔵されている給水用具は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,負圧破壊装置の逆流防止機能が働く位置から水面までを

表 の試験時の垂直距離(A)になるようにして,供試品の開閉部が開いた状態で次の試験を行い,透明

管の水位上昇(B)をみる。

図 1−負圧破壊性能試験装置の例 

8.6 

耐久性能試験 

耐久性能試験は,次による。

a) 

水栓の耐久性能試験  水栓の耐久性能試験は,次の条件で 10 万回のシートの開閉操作を行った後,5.6


12

B 2061

:2013

   

に規定する性能試験を行う。この場合,

“開・閉”の作動を合わせて 1 回とする。

1)

水圧は,シートの閉止状態で,0.2 MPa 以上とする。

2)

使用水の温度は,常温とする。

3)

ハンドルの回転操作によって“開・閉”を行う場合のハンドル閉止時の回転トルクは,50 N・cm 以

上とする。

4)

レバーの上下又は左右の操作によって“開・閉”を行う場合のレバー閉止時の操作力は,20 N 以上

とする。

b) 

ボールタップの耐久性能試験  ボールタップの耐久性能試験は,次の条件で 10 万回作動後,5.6 に規

定する性能試験を行う。この場合,

“開・閉”の作動を合わせて 1 回とする。

なお,浮玉の浮力によって止水させるときは,止水時間短縮のために水を加えるなどの方法を用い

てもよい。また,開閉作動は,機械装置を使ってもよく,そのときのシートに加える力は,試験水圧

において止水する 1.5 倍以上とする。

1)

水圧は,シートを閉じた状態で,0.2 MPa 以上とする。

2)

使用水の温度は,常温とする。

3)

機械装置を用いず,浮玉の浮力によって止水させるときは,

図 に示すような試験装置とする。

図 2−ボールタップの耐久性能試験装置の例(浮玉の浮力による場合) 

c) 

洗浄弁・洗浄水栓の耐久性能試験  洗浄弁・洗浄水栓の耐久性能試験は,次の条件で 20 万回作動後,

5.6

に規定する性能試験を行う。この場合,

“開・閉”の作動を合わせて 1 回とする。

1)

水圧は,バルブの閉止状態で,0.2 MPa 以上とする。

2)

使用水の温度は,常温とする。

8.7 

浸出性能試験 

浸出性能試験は,JIS S 3200-7 の規定による。

単水栓及び湯水混合水栓は,JIS S 3200-7 の“末端給水用具”を,止水栓は JIS S 3200-7 の“配管途中に

設置される給水用具(加熱した水を通水することを目的としたもの)

”を,ボールタップは JIS S 3200-7 

“配管途中に設置される給水用具(加熱した水を通水することを目的としたものを除く。

”を適用する。

注記  浸出性能試験の作業要領を,図 3∼図 に示す。

なお,作業要領は,土日を休み,コンディショニングを実施する場合を示す。


13

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:2013

土  日

月  火  水  木

日  月  火  水

試験日

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10 11 12 13 14  15  16  17  18 19

9:00

W/3W

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

C

11:00

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

13:00

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

15:00

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

2

17:00

<72

  16 16 16 16 64

16 16 16 16 64

 16 16 16 16

記号の説明 

W/3W:

<72:

2:

16: 
64:

C:

水道水による 1 時間洗浄及び 3 回の水洗 
コンディショニング操作に入る前の小休止(72 時間以内とする。

  なお,この間は供試品に浸出液を満たしておく。 
浸出液の滞留及び排出(2 時間おきに実施する。

16 時間の小休止(一晩中,供試品に浸出液を満たしておく。) 
64 時間の小休止 
(金曜日の 17:00 以降,次週月曜日の 9:00 まで,供試品に浸出液を満たしておく。

採水及び浸出液の分析

図 3−水栓の洗浄,コンディショニング及び浸出の作業日程の例 

月  火

試験日  1

2 3 4 5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

9 0

W/3W

C

17:00

>24

①  ②

⑨=● 1

    ● 1

    ●16

記号の説明 

W/3W:

○:

●1:

●16:

C:

>24:

水道水による 1 時間洗浄及び 3 回の水洗 
浸出液の滞留及び排出(中数字は通算の交換回数)

最高使用温度±2  ℃の浸出液による 1 時間滞留(滞留中,水温を維持する必要は
ない。

最高使用温度±2  ℃の浸出液による 16 時間滞留(滞留中,水温を維持する必要は

ない。

採水及び浸出液の分析 
24 時間以上の静置

図 4−止水栓の洗浄,コンディショニング及び浸出の作業日程の例 


14

B 2061

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水  木

試験日  1

2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13 14 15

9 0

W/3W

C

17:00

>24     ①

⑧  ⑨

記号の説明 

W/3W:

○:

C:

>24:

水道水による 1 時間洗浄及び 3 回の水洗 
浸出液の滞留及び排出(中数字は通算の交換回数) 
採水及び浸出液の分析 
24 時間以上の静置

図 5−ボールタップの洗浄,コンディショニング及び浸出の作業日程の例 

8.8 

操作性能試験 

操作性能試験は,手動などの実使用に基づき開閉・切替え操作を行う。

8.9 

吐水性能試験 

8.9.1 

水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能試験 

水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能試験は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,

吐水中の水圧を 0.1 MPa に設定し,全開で吐水させて行う。ただし,節水こまを組み込んだ水栓は,ハン

ドルを 120°開いた状態についても行う。

注記  給水管は,供試品と同一呼び径以上の管を用いる。

図 6−水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能試験装置の例 

8.9.2 

洗浄弁の吐水性能試験 

洗浄弁の吐水性能試験は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,次の方法によって行う。

a)

吐水中の水圧を 0.1 MPa に設定し,各試験の測定は,3 回繰り返して行う。

b)

測定値は,最大瞬間流量とする。

c)

供試品を調整して,

表 に示す最大瞬間流量に設定し,吐水開始から停止までの 1 サイクル当たりの

吐水量を測定する。自動洗浄の場合は前洗浄を含まない。


15

B 2061

:2013

注記  給水管は,供試品と同一呼び径以上の管を用いる。

図 7−洗浄弁の吐水性能試験装置の例 

表 6−設定する最大瞬間流量 

単位  L/min

種類

最大瞬間流量

大便器洗浄弁 100∼120

小便器洗浄弁 15∼18

8.10 

止水性能試験 

止水性能試験は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,0.75 MPa の水圧を加え,1 分間持続

して行う。ただし,空気圧によって試験を行う場合は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,

0.4 MPa 以上の空気圧を加え,5 秒間持続して行う。

なお,ボールタップの場合,水受け容器の大きさによって止水時間が長引く場合は,水を加えて時間を

短縮してもよい。

図 8−止水性能試験装置の例(水圧による場合) 


16

B 2061

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図 9−止水性能試験装置の例(空気圧による場合) 

8.11 

緊急止水性能試験 

緊急止水性能試験は,通水状態から緊急止水状態にした後,

図 又は図 に規定する性能試験を行う。

8.12 

自動温度調整性能試験 

自動温度調整性能試験は,

図 10 に示すような試験装置に供試品を取り付け,吐水中の給水圧力を 0.2 MPa,

吐水中の給湯圧力を 50 kPa,給水温度を 5∼25  ℃,給湯温度を 80±5  ℃に設定し,全開状態で次の試験を

行い,安定時の吐水温度を測定する。ただし,吐水中の給湯圧力を 0.2 MPa としてもよい。

a)

温度表示目盛を 40  ℃付近に合わせたときの吐水温度を温度計,サーミスタなどで測定する。

なお,シャワーバス形湯水混合水栓など,吐水口及びシャワーの 2 か所で吐水するものは,それぞ

れの吐水温度を測定する。

b)

用途に応じて吐水温度を 40  ℃付近に設定した後,給湯圧力を変えず,給水圧力を 0.1 MPa に変化さ

せたときの吐水温度を温度計,サーミスタなどで測定する。

なお,シャワーバス形湯水混合水栓など,吐水口及びシャワーの 2 か所で吐水するものは,それぞ

れの吐水温度を測定する。

図 10−自動温度調整性能試験装置の例 


17

B 2061

:2013

8.13 

絶縁性能試験 

絶縁性能試験は,次による。

a) 

絶縁抵抗試験  充電部一次側と非充電金属部との間の絶縁抵抗を 500 V 絶縁抵抗計によって測定す

る。

b) 

耐湿絶縁抵抗試験  周囲温度 45±3  ℃で 4 時間放置した後,周囲温度が 40±3  ℃,相対湿度が 88 %

以上 92 %以下の状態に 24 時間保った後に外郭表面に付着した水分を拭き取り,充電部一次側と非充

電金属部との間の絶縁抵抗を 500 V 絶縁抵抗計によって測定する。

c) 

耐電圧試験  絶縁抵抗試験の後,充電部一次側と非充電金属部との間に 50 Hz 又は 60 Hz の正弦波に

近い 1 000 V の交流電圧を連続して 1 分間加える。ただし,多数個の場合で判定に疑義を生じない場

合は,1 200 V の電圧を 1 秒間加えることによって,これに代えることができる。

8.14 

消費電力試験 

消費電力試験は,製造業者の試験条件において定格電圧を加え,消費電力の値がほぼ一定になったとき

の消費電力値を測定する。

8.15 

定量止水性能試験 

定量止水性能試験は,

図 に示すような試験装置に供試品を取り付け,吐水中の水圧を 0.1 MPa とし,

供試品の最高目盛の 1/2 近くの位置に目盛を設定したとき,吐水開始から自動的に停止するまでの吐水量

を測定する。

なお,試験温度は,単水栓の場合は常温とし,湯水混合水栓の場合は 40±3  ℃とする。

検査 

9.1 

一般 

給水栓の検査は,形式検査

3)

と受渡検査

4)

とに区分し,形式検査は 9.2 に,受渡検査は 9.3 による。

3)

  形式検査とは,製品の品質が設計で示した全ての特性を満足するかどうかを判定する検査をい

う。

4)

  受渡検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しに際して,

必要と認める特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査をいう。

9.2 

形式検査 

形式検査は,次による。

a) 

耐圧性能検査  耐圧性能検査

5)

は,5.1 に適合しなければならない。

b) 

耐寒性能検査  耐寒性能検査は,5.2 に適合しなければならない。

c) 

水撃限界性能検査  水撃限界性能検査は,5.3 に適合しなければならない。

d) 

逆流防止性能検査  逆流防止性能検査は,5.4 に適合しなければならない。

e) 

負圧破壊性能検査  負圧破壊性能検査は,5.5 に適合しなければならない。

f) 

耐久性能検査  耐久性能検査は,5.6 に適合しなければならない。

g) 

浸出性能検査  浸出性能検査

6)

は,5.7 に適合しなければならない。

h) 

操作性能検査  操作性能検査は,5.8 に適合しなければならない。

i) 

吐水性能検査  吐水性能検査は,5.9 に適合しなければならない。

j) 

止水性能検査  止水性能検査は,5.10 に適合しなければならない。

k) 

緊急止水性能検査  緊急止水性能検査は,5.11 に適合しなければならない。

l) 

自動温度調整性能検査  自動温度調整性能検査は,5.12 に適合しなければならない。


18

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m) 

絶縁性能検査  絶縁性能検査は,5.13 に適合しなければならない。

n) 

消費電力検査  消費電力検査は,5.14 に適合しなければならない。

o) 

定量止水性能検査  定量止水性能検査は,5.15 に適合しなければならない。

p) 

構造検査  構造検査は,箇条 に適合しなければならない。

q) 

表示検査  表示検査は,箇条 11 に適合しなければならない。

5)

  耐圧性能検査は,1.75 MPa の水圧による試験方法によって,耐圧性能を確認する。

6)

  飲用に供する水道水用の単水栓,サーモスタット湯水混合水栓,ミキシング湯水混合水栓,

シングル湯水混合水栓,2 ハンドル湯水混合水栓,止水栓及び横形ボールタップにおいて,

使用材料の材質及び製造方法の違いごとで,それぞれの浸出性能試験における接触面積比が

最大のもの最低 1 個について検査する。

9.3 

受渡検査 

受渡検査は,9.2 で規定する a)d)

7)

h)j)k)m)

8)

p)  及び q)  とする。

7)

  逆流防止性能検査は,5.4 a)  だけ適合すればよい。

8)

  絶縁性能検査は,5.13 a)  及び 5.13 c)  だけ適合すればよい。

10 

製品の呼び方 

給水栓の呼び方は,種類,呼び径及び補助区分による。また,必要に応じて機能を付記する。

例  横水栓      13      (自在形,  寒冷地用)

  種類      呼び径      補助区分      機能

11 

表示 

11.1 

本体表示 

給水栓の本体には,容易に剝離しない方法で,次の事項を表示しなければならない。

a)

製造業者名又はその略号

b)

単水栓のうち,湯及び水の区別を付ける必要があるものは,湯及び水の区別が容易に分かる表示をし

なければならない。

c)

胴に流れ方向を示す必要のある水栓については,矢印を表示しなければならない(止水栓,電気開閉

式の水栓など)

11.2 

包装表示 

給水栓の包装には,次の事項を表示しなければならない。

a)

種類,呼び径及び補助区分(必要に応じて,機能を付記する。

注記  種類,補助区分及び機能については,表 に示す略称を用いてもよい。

b)

製造業者名又はその略号

c)

ねじの種類

図 A.2 に示す d

1

部のねじ,

図 B.2 に示す d

1

d

2

部のねじ,

図 B.5 に示す d

1

d

2

d

3

部のねじ,

図 C.1

に示す d

1

d

3

部のねじ及び

図 C.3 に示す d

1

部のねじの寸法許容差が,JIS B 0202 

付表 2(寸法許容

差)による場合は,そのねじ記号 G(

例  G

1

/

2

)を表示しなければならない。止水栓の場合は,流入

側及び流出側のねじの種類及びおねじ,めねじの区分,又は接続管径を表示しなければならない。

例 1 R

1

/

2

  ×  φ12.7

流入側  接続管径


19

B 2061

:2013

例 2 G

1

/

2

(おねじ)× PJ

1

/

2

    流入側      流出側

例 3 PJ

1

/

2

  × R

1

/

2

  × G

1

/

2

(めねじ)

流入側  流出側    分岐接続口

d)

胴及びシート部の材料

表 7−種類,補助区分及び機能の略称 

種類

補助区分

機能

名称

略称

名称

略称

名称

略称

壁付サーモスタット湯水混合水

台付サーモスタット湯水混合水
栓 
壁付ミキシング湯水混合水栓

台付ミキシング湯水混合水栓 
壁付シングル湯水混合水栓 
台付シングル湯水混合水栓

壁付 2 ハンドル湯水混合水栓 
台付 2 ハンドル湯水混合水栓 
元止め式壁付ミキシング湯水混

合水栓 
元止め式台付ミキシング湯水混
合水栓

元止め式壁付シングル湯水混合
水栓 
元止め式台付シングル湯水混合

水栓 
元止め式壁付 2 ハンドル湯水混合
水栓

元止め式台付 2 ハンドル湯水混合
水栓

壁付サーモ 
 
台付サーモ 
 
壁付ミキシング

台付ミキシング
壁付シングル 
台付シングル

壁付 2 ハンドル
台付 2 ハンドル
元止め式壁付ミ

キシング 
元止め式台付ミ
キシング

元止め式壁付シ
ングル 
元止め式台付シ

ングル 
元止め式壁付 2
ハンドル

元止め式台付 2
ハンドル

シャワー形 
シャワーバス形

埋込形 
吐水口回転形 
自在形

横自在形 
ホース接続形 
分岐形

浄水器用 
電気温水器用 
分岐口付

吐水口水没形

シャワ 
シャワバス

埋込 
吐水口回転
自在

横自在 
ホース接続
分岐

浄水 
電温 
分岐口

吐水口水没

寒冷地用 
共用形

節水こま形 
負圧破壊装置付 
逆流防止装置付

一時止水式 
定量止水式 
自閉式

流量制御装置付 
泡まつ(沫)装
置付

電気開閉式 
緊急止水装置付 
全自動洗濯機用

寒 

節水 
負圧破壊 
逆止

一時止水 
定量止水 
自閉

流量制御 
泡まつ 
 
電気開閉 
緊急止水 
全自動洗濯

12 

取扱説明書 

サーモスタット湯水混合水栓,ミキシング湯水混合水栓,シングル湯水混合水栓,2 ハンドル湯水混合

水栓(シャワー形,シャワーバス形及びホース接続形)

,元止め式,電気開閉式,一時止水式,水抜き機構

付き及び緊急止水装置付きの場合は,次に示す内容の取扱説明書を付けなければならない。

なお,製品本体への表示又はラベルで表示してもよい。

a)

使用方法

b)

使用上の注意事項

c)

定格消費電力(電気開閉式のもの)


20

B 2061

:2013

   

附属書 A

(規定)

単水栓及び湯水混合水栓の主要寸法

A.1 

一般 

この附属書は,単水栓及び湯水混合水栓の主要寸法について規定する。

A.2 

主要寸法 

単水栓及び湯水混合水栓の主要寸法は,

図 A.1∼図 A.4 による。ただし,形状は一例を示したもので,

規定する寸法のほかは注文者又は製造業者の考案した意匠によることができる。

吐水口空間 寸法の基準位置は,吐水口の外観最下端位置とする。最小値を満たさない場合,負圧破壊

性能試験(8.5)を行い,適合しなければならない。

ただし,寸法の基準位置については,2013 年 9 月 30 日までは旧規格を適用し,2013 年 10 月 1 日から

の適用とする。

単位  mm

呼び径

H

(最小)

13 25 
20 40 
25 50

立水栓の場合 

台付シングル湯水混合水栓の場合 

図 A.1−台付水栓の主要寸法 

H

 

H

 


21

B 2061

:2013

表 A.1−給水栓取付ねじの寸法許容差 

単位  mm

呼び径

外径  d

有効径  d

2

谷の径  d

1

基準

寸法

上の

許容差

下の

許容差

基準

寸法

上の

許容差

下の

許容差

基準

寸法

上の

許容差

下の

許容差

13 20.955

−0.25

−0.534 19.793  −0.25

−0.534

18.631

−0.25

−0.534

20 26.441

−0.25

−0.534 25.279  −0.25

−0.534

24.117

−0.25

−0.534

25 33.249

−0.25

−0.610 31.770  −0.25

−0.610

30.291

−0.25

−0.610

注記  給水栓取付ねじは,“PJ”の記号を用いて表す。 
例 PJ

1

/

2

  PJ

3

/

4

めねじ接続の場合 

おねじ接続の場合 

図 A.2−取付部の主要寸法 

    d

2

  d

2

    d

3

d

1

d

1 

φ

d

4

d

1

d

1


22

B 2061

:2013

   

単位  mm

呼び径

d

1

d

2

d

3

(袋ナット式の場合)

d

4

13 G(おねじ)

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

 13

R R

p

R

c

20 G(おねじ)

3

/

4

G(めねじ)

3

/

4

G(めねじ)

3

/

4

 19.3

R R

p

R

c

25 G(おねじ) 1 G(めねじ) 1

G(めねじ)1

R R

p

R

c

注記  d

1

の管用平行ねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)による。ただし,寸法許

容差は,JIS B 0202 

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表 A.1 による。

図 A.2−取付部の主要寸法(続き) 

 

 
 
 
 
 
 

台付シングル湯水混合水栓(分岐口付)の場合 

注記  分岐形の場合,分岐接続口のねじ部に吐水管又は自動連結継手(おす)を設けることができる。

なお,分岐接続口のねじ部は JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)による。ただし,寸法許容差は,

JIS B 0202

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表 A.1 による。自動連結継手(おす)の主要寸法については

図 A.4 による。

図 A.3−分岐接続口の主要寸法 

吐水管

G(おねじ)

3

/

8

又は

1

/

2

(分岐接続口)

G(おねじ)

3

/

8

又は

1

/

2

(分岐接続口)

自動連結継手(おす)

壁付シングル湯水混合水栓(分岐形)の場合


23

B 2061

:2013

単位  mm

注  つば又はつばと同等の機能をもたなければならない。

図 A.4−全自動洗濯機用自動連結継手(おす)の主要寸法 


24

B 2061

:2013

   

附属書 B

(規定)

止水栓の主要寸法

B.1 

一般 

この附属書は,止水栓の主要寸法について規定する。

B.2 

主要寸法 

止水栓の主要寸法は,

図 B.1∼図 B.5 による。ただし,形状は一例を示したもので,規定する寸法のほ

かは注文者又は製造業者の考案した意匠によることができる。


25

B 2061

:2013

単位  mm

呼び径

d

1

d

2

d

3

d

4

(フレキシブル接続管の場合)

13 13 12.7

R

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

20 19.3 19 R

3

/

4

G(めねじ)

3

/

4

20 13 12.7

R

3

/

4

G(めねじ)

1

/

2

図 B.1−アングル形及びストレート形止水栓の主要寸法 

接続管

アングル形止水栓

ストレート形止水栓

d

4

(フレキシブル接続管の場合)

d

4

d

3

φd

1

接続管

d

3

φd

1

給水管

給水管

φd

2

φd

2

(フレキシブル接続管の場合)


26

B 2061

:2013

   

アングル形止水栓 

ストレート形止水栓 

Y

形止水栓 

呼び径

d

1

(流入側)

d

2

(流出側)

d

3

(袋ナット式の場合)

13 R

1

/

2

 R

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

R

c

R

c

R

p

R

p

G(おねじ)

G(おねじ)

20 R

3

/

4

 R

1

/

2

又は

3

/

4

G(めねじ)

3

/

4

R

c

R

c

R

p

R

p

G(おねじ)

G(おねじ)

注記  アングル形,ストレート形止水栓の給水管及び接続管は除くことができる。除いた

とき,流入側及び流出側のねじはそれぞれ d

1

d

2

d

3

による。

なお,d

1

d

2

部の管用平行ねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)

による。ただし,寸法許容差は,JIS B 0202 

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の

表 A.1 による。

図 B.2−給水管及び接続管を除いたアングル形,ストレート形止水栓及び 形止水栓の主要寸法 

  d

2

 

  d

1

 

  d

1

 

  d

2

 

  d

3

 

  d

2

 

  d

1

 

  d

2

 

  d

3

 

  d

3

 

  d

2

 

  d

3

 

  d

2

 

d

1

  d

2

  d

1

 

  d

2

  d

1

 


27

B 2061

:2013

注記  分岐形の場合,分岐接続口のねじ部に吐水管を設けてもよい。

なお,分岐接続口の管用平行ねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)による。

ただし,寸法許容差は,JIS B 0202 

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表 A.1 による。

図 B.3−分岐形及び分岐口付の分岐接続口の主要寸法 

アングル形止水栓

ストレート形止水栓

(分岐口付)

(分岐形)

(分岐口付)

G(おねじ)

1

/

2

(分岐接続口)

G(おねじ)

1

/

2

(分岐接続口)

吐水管

G(おねじ)

1

/

2

(分岐接続口)

(分岐形)

(分岐接続口)

G(おねじ)

1

/

2

吐水管


28

B 2061

:2013

   

呼び径

d

1

(流入側)

d

2

(流出側)

13 R

c

1

/

2

R

c

1

/

2

R

20 R

c

3

/

4

R

c

3

/

4

R

25 R

c

 1

R

c

 1

R

図 B.4−腰高止水栓の主要寸法 

 

  d

1

 

  d

2

 

  d

2

  d

1


29

B 2061

:2013

単位  mm

呼び径

d

1

(流入側)

d

2

(分岐接続口)

d

3

(流出側)

d

4

(流入側,袋ナ

ット式の場合)

d

5

13 G(おねじ)

1

/

2

R

c

1

/

2

G(おねじ)

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

 12.7

又は

16

R

p

G(おねじ)

20 G(おねじ)

3

/

4

R

c

1

/

2

又は

3

/

4

G(おねじ)

1

/

2

又は

3

/

4

G(めねじ)

3

/

4

R

p

G(おねじ)

注記  流出側ねじ部に吐水管又は接続管を設けてもよい。ただし,流入側,分岐接続口及び流出側のねじはそ

れぞれ d

1

d

2

d

3

d

4

による。

なお,d

1

d

2

d

3

部の管用平行ねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)による。ただし,

寸法許容差は,JIS B 0202 

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表 A.1 による。

図 B.5−分岐止水栓の主要寸法 

接続管

φd

5

d

3

 

d

2

d

1

吐水管

d

2

d

4


30

B 2061

:2013

   

附属書 C

(規定)

ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓の主要寸法

C.1 

一般 

この附属書は,ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓の主要寸法について規定する。

C.2 

主要寸法 

ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓の主要寸法は,

図 C.1∼図 C.3 による。ただし,形状は一例を示し

たもので,規定する寸法のほかは,注文者又は製造業者の考案した意匠によることができる。

吐水口空間 寸法の基準位置は,吐水口の外観最下端位置とする。最小値を満たさない場合,負圧破壊

性能試験(8.5)を行い,適合しなければならない。

ただし,寸法の基準位置については,2013 年 9 月 30 日までは旧規格を適用し,2013 年 10 月 1 日から

の適用とする。

図 C.1−ボールタップの主要寸法 

横形ボールタップ及び横形ロータンク用ボールタップ

d

1

d

2

l

φ

d

立形ロータンク用ボールタップ

(フレキシブル接続管の場合)

d

3

d

4

φd


31

B 2061

:2013

単位  mm

呼び径

d

1

 

d

2

 

d

3

 

d

4

(フレキシブル
接続管の場合)

d H 

(最小)

(最小)

13 G(おねじ)

1

/

2

 R

1

/

2

G(おねじ)

1

/

2

G(めねじ)

1

/

2

 13

35

25

20 G(おねじ)

3

/

4

 R

3

/

4

− 50 40

25 G(おねじ)1 R 1

− 60 50

注記 1  d

1

d

3

部のねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及び基準寸法)による。ただし,寸法許容差は,JIS B 0202

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表 A.1 による。

注記 2  つば部の形状は,円とするほか,注文者又は製造業者の考案した意匠によって回転防止のため,突起など

を設けることができる。

注記 3  φの規定は,差込み接続形だけに適用する。 
注記 4  寸法は,吐水口先端が水平でない場合,吐水口端面の下端から止水位置までとする。 
注記 5  寸法は,吐水口水没形には適用しない。 
注記 6  止水位置は,使用水圧が 0.75 MPa のときのものである。また,越流面は附属書 の吐水口空間 寸法より

小さくならないようにする。

注記 7  寸法は,つば裏から吐水口中心までとする。 
注記 8  水位調整が可能なボールタップについては,水位調整後に 寸法が確保できるようにする。

図 C.1−ボールタップの主要寸法(続き) 

単位  mm

呼び径

d

1

d

2

d

3

(分岐接続口)

d

4

25 R 1

R

c

 1

G(おねじ)

1

/

2

G(おねじ)

3

/

8

31.75

注記  給水管は除くことができる。除いたとき,ねじは d

2

による。

図 C.2−大便器洗浄弁の主要寸法 

(給水管を除いた場合)

給水管

  d

2

 

(分岐口付)

φd

4

  d

1

 

  d

3

 


32

B 2061

:2013

   

単位  mm

呼び径

d

1

d

2

13 G(おねじ)

1

/

2

 16

注記  d

1

部のねじは,JIS B 0202 

付表 1(基準山形及

び基準寸法)による。ただし,寸法許容差は,JIS 

B 0202

付表 2(寸法許容差)又はこの規格の表

A.1

による。

図 C.3−小便器洗浄弁及び小便器洗浄水栓の主要寸法 

小便器洗浄水栓

小便器洗浄弁

d

1

d

1

φd

2

φd

2


33

B 2061

:2013

附属書 D

(参考)

こま式・固定式の水栓の共通主要寸法

この附属書は,こま式・固定式の水栓の主要寸法について,参考のため記載するものであり,規格の一

部ではない。

こま式・固定式の水栓の共通主要寸法を,

図 D.1 に示す。

単位  mm

呼び径

(シート口径)

(リフト)

13 9 3 
20 15  4 
25 18  5

注記 1  呼び径 13 のシート口径は,湯水混合水栓の湯側

では,10 mm の場合がある。

注記 2  呼び径 13 の台付き 2 ハンドル湯水混合水栓(埋

込形)

,壁付き 2 ハンドル(埋込形,シャワー形,

シャワーバス形)及び腰高止水栓は,シート口径
を 12 mm とするのが望ましい。

図 D.1−こま式・固定式の水栓の共通主要寸法 


34

B 2061

:2013

   

附属書 E

(参考)

こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法

この附属書は,水栓に用いるこま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法について,参考のため記

載するものであり,規格の一部ではない。

水栓に用いるこま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法を,次に示す。

a)

普通こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法を,

図 E.1 に示す。ただし,呼び径 13 で,表

E.1

に示すものは,

図 E.2 に示す。

b)

節水こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法を,

図 E.3 に示す。

表 E.1−こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法を図 E.2 に掲げる種類 

種類

台付 2 ハンドル湯水混合水栓(埋込形) 
壁付 2 ハンドル湯水混合水栓(埋込形) 
壁付 2 ハンドル湯水混合水栓(シャワーバス形,埋込形)

壁付 2 ハンドル湯水混合水栓(シャワー形,埋込形) 
腰高止水栓

単位  mm

呼び径

D

1

D

2

b d

1

d

2

d

3

d

4

h l

1

l

2

13 15 14 2.5 M4 5  5.3 15 17 10  3 
20 21 20  4 M5 5  5.3 19 21 10  4 
25 24 23  4 M6 5.5 5.8 20 22 10  4

図 E.1−普通こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法 


35

B 2061

:2013

単位  mm

呼び径

D

1

D

2

b d

1

d

2

d

3

d

4

h l

1

l

2

13 19 18  3 M5 5  5.3 15 17 10  3

19 18  3 M5 5  5.3 17 19 10  3

図 E.2−呼び径 13 でシート口径が 12 mm の場合のこま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法 

単位  mm

呼び径

D

1

D

2

C d

1

d

2

d

3

d

4

h l

1

l

2

13 15 14 5.5 M4 5  5.3 15 17 10  3

図 E.3−節水こま,こまパッキン及びスピンドルの形状・寸法 


36

B 2061

:2013

   

附属書 F

(参考)

ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間

この附属書は,ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間について,参考のため記

載するものであり,規格の一部ではない。

ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間(F)を,

図 F.1 に示す。

単位  mm

呼び径

吐水口空間 F(最小)

13 25 
20 40 
25 50

注記 1  吐水口端面が水平でない場合は,吐水口の下端から越

流面までの距離が の規定に合致する。ただし,吐水
口から越流面までの距離については,2013 年 9 月 30
日までは旧規格を適用し,2013 年 10 月 1 日からの適

用とする。

注記 2  越流面の取り方

a)

越流面が立取出しのときは,越流管上端面とす

る。

b)

越流面が横取出しのときは,越流管内径の中心面
とする。

図 F.1−ボールタップと水受け容器とを組み合わせた場合の吐水口空間 


37

B 2061

:2013

附属書 G 
(参考)

給水栓の形状

この附属書は,

表 に示す給水栓の種類(補助区分を含む。)別の形状の代表例を参考として示すもので

あり,規格の一部ではない。

給水栓の形状を,次に示す。

横水栓 

横水栓(吐水口回転形) 

横水栓(自在形) 

横水栓(横自在形) 

横水栓(グースネック形) 

横水栓(ホース接続形) 

立水栓 

立水栓(グースネック形) 

立水栓(自在形) 


38

B 2061

:2013

   

横形衛生水栓 

立水栓(ホース接続形) 

立水栓(埋込形) 

横形水飲水栓 

立形水飲水栓 

壁付化学水栓(口) 

台付化学水栓(振分 口) 

横水栓(吐水口回転形,口)


39

B 2061

:2013

横水栓 

(自在形,口) 

立水栓 

(分岐形,ホース接続形)

横水栓 

(埋込形,ホース接続形,緊急止水装置付)

横水栓(分岐形) 

横水栓(シャワー形) 

立水栓(電気開閉式) 

元止め式水栓(浄水器用) 

元止め式水栓(電気温水器用) 

壁付サーモスタット湯水混合水栓 

(シャワーバス形) 


40

B 2061

:2013

   

壁付サーモスタット湯水混合水栓 

台付サーモスタット湯水混合水栓(埋込形,定量止水式)

壁付サーモスタット湯水混合水栓(自閉式) 

壁付ミキシング湯水混合水栓 

(埋込形,ホース接続形,緊急止水装置付) 

台付サーモスタット湯水混合水栓(シャワーバス形) 

台付サーモスタット湯水混合水栓(電気開閉式) 

壁付ミキシング湯水混合水栓(シャワーバス形) 


41

B 2061

:2013

壁付シングル湯水混合水栓 

台付シングル湯水混合水栓(分岐口付) 

壁付シングル湯水混合水栓(シャワー形) 

台付シングル湯水混合水栓(シャワー形) 

壁付シングル湯水混合水栓(分岐形,ホース接続形) 

元止め式台付シングル湯水混合水栓(浄水器用)


42

B 2061

:2013

   

台付シングル湯水混合水栓 

台付シングル湯水混合水栓(シャワー形) 

台付シングル湯水混合水栓 

台付シングル湯水混合水栓(口) 

台付シングル湯水混合水栓 

元止め式台付 ハンドル湯水混合水栓(電気温水器用)


43

B 2061

:2013

台付 ハンドル湯水混合水栓 

壁付 ハンドル湯水混合水栓(シャワー形) 

台付 ハンドル湯水混合水栓(シャワー形) 

台付 ハンドル湯水混合水栓 

壁付 ハンドル湯水混合水栓 

(埋込形,ホース接続形,緊急止水装置付) 

台付 ハンドル湯水混合水栓(埋込形) 

台付 ハンドル湯水混合水栓 

壁付 ハンドル湯水混合水栓 


44

B 2061

:2013

   

アングル形止水栓 

アングル形止水栓 

(フレキシブル接続管の場合)

ストレート形止水栓

ストレート形止水栓 

(フレキシブル接続管の場合)

腰高止水栓 

アングル形止水栓(分岐口付) 

アングル形止水栓(分岐形) 

Y

形止水栓 

分岐止水栓 

分岐止水栓 


45

B 2061

:2013

横形ロータンク用ボールタップ 

横形ボールタップ 

小便器洗浄水栓 

立形ロータンク用ボールタップ 

(吐水口水没形) 

立形ロータンク用ボールタップ 
(フレキシブル接続管の場合) 

小便器洗浄弁 

大便器洗浄弁 

大便器洗浄弁(分岐口付) 

大便器洗浄弁(電気開閉式) 

参考文献  JIS B 1002  二面幅の寸法