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B 1857-2

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  名称 

2

5

  種類 

2

6

  歯溝部の寸法  

2

6.1

  歯形  

2

6.2

  歯形  

8

6.3

  歯形  

14

7

  性能 

18

7.1

  プーリ歯先円直径の許容差  

18

7.2

  隣接ピッチ誤差及び累積ピッチ誤差  

19

7.3

  歯と軸穴中心線との平行度  

19

7.4

  側面の振れ  

20

7.5

  歯先円周の振れ  

20

7.6

  歯先円筒の円筒度  

20

7.7

  歯の表面粗さ  

21

7.8

  静的釣合い  

21

8

  フランジの寸法  

21

9

  試験方法  

22

9.1

  測定環境  

22

9.2

  歯溝形状  

22

9.3

  隣接ピッチ誤差及び累積ピッチ誤差  

22

9.4

  歯と軸穴中心線との平行度  

22

9.5

  側面の振れ  

22

9.6

  歯先円周の振れ  

22

9.7

  歯先円直径  

23

9.8

  歯先円筒の円筒度  

23

10

  試験報告書  

23

11

  製品の呼び方  

24

12

  表示  

24

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

25


B 1857-2

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ベルト工業会

(JBMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これ

によって,JIS B 1857-2:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS B 1857

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

1857-1

  第 1 部:ベルト

JIS

B

1857-2

  第 2 部:プーリ


日本工業規格

JIS

 B

1857-2

:2015

一般用円弧歯形歯付ベルト伝動−第 2 部:プーリ

Curvilinear toothed synchronous belt drive systems

for general power transmission-Part 2: Pulley

序文 

この規格は,2014 年に発行された ISO 13050 を基とし,我が国の流通の実態に対応させるため,技術的

内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,JIS B 1857-1 に規定する円弧歯形歯付ベルト(以下,ベルトという。

)とかみ合う歯付プー

リ(以下,プーリという。

)について規定する。ただし,自動車用歯付プーリは除く。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 13050:2014

,Synchronous belt drives−Metric pitch, curvilinear profile systems G, H, R and S,

belts and pulleys

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0601

  製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ

ータ

JIS B 1857-1

  一般用円弧歯形歯付ベルト伝動−第 1 部:ベルト

JIS B 1859

  歯付きベルト伝動−用語

JIS B 7502

  マイクロメータ

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1859 によるほか,次による。

3.1 

円弧歯形(curvilinear teeth)

JIS B 1857-1

で規定する歯付ベルトの歯形。


2

B 1857-2

:2015

名称 

プーリの歯溝に関係する主な部位及びそれらの名称は,

図 による。

1

歯ピッチ(円ピッチ)

2

ピッチ線

3

ベルト歯

4

ピッチ円直径

5

歯先円直径

6

プーリ歯溝

7 PLD

図 1−名称 

種類 

プーリは,その歯形及び呼びピッチによって,

表 の 12 種類とする。

表 1−種類 

単位  mm

種類

歯形

呼びピッチ

 H3M

H

3

 H5M

H

5

 H8M

H

8

 H14M

H

14

 P3M

P

3

 P5M

P

5

 P8M

P

8

 P14M

P

14

 S3M

S

3

 S5M

S

5

 S8M

S

8

 S14M

S

14

歯溝部の寸法 

6.1 H

歯形 

6.1.1 

歯溝創生用カッタの形状・寸法及び許容差 

H3M

,H5M,H8M 及び H14M 歯形の歯溝を創生するカッタのラック寸法及び許容差は,

表 による。


3

B 1857-2

:2015

表 2−カッタのラック寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

P

b

h

r

b

g

b

i

X

1

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

H3M 10

∼ 15

3.000

±0.012

1.181

±0.015

1.057 2.390

0.117

16

∼ 25

1.213

1.224

2.250

0.229

26

∼ 80

1.227

1.539

2.110

0.071

81

∼200 1.232

1.554

2.100

0.203

H5M 14

∼ 16

5.000

2.004 1.818

3.740

0.665

17

∼ 31

2.024

1.966

3.550

0.584

32

∼ 79

2.032

2.179

3.320

0.269

80

∼200 2.065

2.454

3.330

0.178

H8M 22

∼ 27

8.000

3.290 3.480

6.040

0

28

∼ 89

3.610

4.160

6.050

0.250

90

∼200 3.630

4.240

5.690

0

H14M 28

∼ 36

14.000

6.320 7.110

11.140

0

37

∼ 89

6.200

7.730

10.790

90

∼216 6.350

8.110

10.260

種類

歯数

r

1

r

2

r

3

r

4

r

5

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

基準

寸法

許容差

H3M 10

∼ 15  0.869

±0.012

0.414

±0.012

0

±0.012

0.558

±0.012

0

±0.012

16

∼ 25  0.869

0.254

0.762

0

26

∼ 80

81

∼200

0.869 0.262 2.616  0.493

0.866 0.358 0

0

H5M 14

∼ 16  1.138

0.658

1.437 6

0

0.419

17

∼ 31  1.219

0.609

1.430 0

0

32

∼ 79

80

∼200

1.300 0.493 1.356 4

0

1.471 0.610 0

0

H8M 22

∼ 27  2.550

1.140

0

0

0

28

∼ 89

90

∼200

2.770 1.070

12.900  0.730

2.640 0.940 0

0

H14M 28

∼ 36  4.720

1.880

20.830

1.140

0

37

∼ 89

90

∼216

4.660 1.830

15.750  1.140

4.620 1.910

20.120  0.250


4

B 1857-2

:2015

6.1.2 

歯溝形状の寸法及び許容差 

歯溝形状の寸法及び許容差は,

表 による。

表 3−歯溝形状の寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

R

1

r

1

X Y 

φ

 

(°)

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

H3M

10

∼ 11

 12

∼ 13

 14

∼ 15

 16

∼ 18

 19

∼ 21

 22

∼ 25

 26

∼ 31

 32

∼ 39

 40

∼ 47

 48

∼ 59

 60

∼ 80

 81

∼116

117

∼200

0.963

0.938

0.910

0.860

0.828

0.800

0.970

0.950

0.920

0.885

0.870

0.870

0.845

±0.038

0.220

0.280

0.310

0.210

0.235

0.260

0.180

0.190

0.230

0.260

0.296

0.290

0.320

±0.02

0.218

0.247

0.271

0.353

0.385

0.413

0.257

0.277

0.307

0.342

0.357

0.362

0.387

0.047

0.053

0.060

0.136

0.147

0.156

0.002

0.007

0.021

0.040

0.042

0.109

0.119

15.0

16.0

19.0

10.0

11.0

13.0

5.5

5.2

6.5

7.5

8.5

8.8

10.1

H5M

14

∼ 16

 17

∼ 21

 22

∼ 25

 26

∼ 31

 32

∼ 46

 47

∼ 79

 80

∼140

141

∼200

1.250

1.262

1.220

1.164

1.410

1.353

1.445

1.420

±0.051

0.460

0.480

0.540

0.600

0.450

0.480

0.540

0.560

±0.03

0.754

0.762

0.804

0.860

0.622

0.679

0.620

0.645

0.303

0.307

0.309

0.320

0.121

0.132

0.105

0.104

10.5

7.5

9.0

10.8

8.0

11.0

7.9

9.7

H8M

22

∼ 27

 28

∼ 89

 90

∼200

2.675

2.629

2.639

+0.089 
−0.076

0.874

1.024

1.008

+0.178
−0.076

0.620

0.975

0.991

0

11.3

7.0

6.6

H14M

28

∼ 32

 33

∼ 36

 37

∼ 57

 58

∼ 89

 90

∼153

154

∼216

4.859

4.834

4.737

4.669

4.636

4.597

1.544

1.613

1.654

1.902

1.704

1.770

1.468

1.494

1.461

1.529

1.692

1.730

7.1

5.2

9.3

8.9

6.9

8.6

a)

記号 d

o

は,歯先円直径を示す。


5

B 1857-2

:2015

6.1.3 

ピッチ円直径及び歯先円直径 

標準プーリのピッチ円直径及び歯先円直径は,

表 による。また,ピッチ円直径は,式(1)による。プー

リの歯先円直径(d

o

)とピッチ円直径(d

p

)との関係は,

図 及び式(2)による。表 は式(2)に用いられる

N'

値を示す。歯先円直径の許容差は,

表 16 による。

π

n

P

d

×

=

t

p

  (1)

ここに,

d

p

ピッチ円直径(mm)

P

t

歯ピッチ(mm)

n

歯数

N

a

d

d

+

=

2

p

o

(2)

ここに,

d

o

歯先円直径(mm)

N'

表 に示す補正値

a

PLD

(mm)

。H3M は 0.381,H5M は 0.572,H8M は 0.686,

H14M

は 1.397

表 4−ピッチ円直径及び歯先円直径 

単位  mm

歯数

種類

H3M H5M H8M H14M

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

14 13.37 12.61 22.28 21.14

15 14.32 13.56 23.87 22.73

16 15.28 14.52 25.46 24.32

18 17.19 16.43 28.65 27.50

19 18.14 17.38 30.24 29.10

20 19.10 18.34 31.83 30.69

22 21.01 20.25 35.01 33.87 56.02 54.65

24 22.92 22.16 38.20 37.05 61.12 59.74

26 24.83 24.07 41.38 40.24 66.21 64.84

28 26.74 25.98 44.56 43.42 71.30 70.08 124.78

122.12

29 27.69 26.93 46.15 45.01

− 129.23

126.57

30 28.65 27.89 47.75 46.60 76.39 75.13 133.69

130.99

32 30.56 29.80 50.93 49.79 81.49 80.16 142.60

139.88

 34

32.47

31.71

54.11

52.97 86.58 85.12 151.52

148.79

36 34.38 33.62 57.30 56.15 91.67 90.30 160.43

157.68

38 36.29 35.53 60.48 59.34 96.77 95.39 169.34

166.60

40 38.20 37.44 63.66 62.52 101.86 100.49  178.25 175.49

44 42.02 41.25 70.03 68.89

112.05 110.67  196.08  193.28

48 45.84 45.07 76.39 75.25

122.23 120.86  213.90  211.11

52 49.66 48.89 82.76 81.62

− 231.73

228.94

56 53.48 52.71 89.13 87.98

142.60

141.23

60 57.30 56.53 95.49 94.35

− 267.38

264.59

64  61.12  60.35 101.86 100.72 162.97 161.60  285.21 282.41

68  64.94  64.17 108.23 107.08

− 303.03

300.24

 72

68.75

67.99

114.59

113.45 183.35 181.97  320.86 318.06

80  76.39  75.63 127.32 126.18 203.72 202.35  356.51 353.71


6

B 1857-2

:2015

表 4−ピッチ円直径及び歯先円直径(続き) 

単位  mm

歯数

種類

H3M H5M H8M H14M

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

90  85.94  85.18 143.24 142.10 229.18 227.81  401.07 398.28

112 106.95 106.19 178.25 177.11 285.21 283.83  499.11 496.32

144 137.51 136.75 229.18 228.04 366.69 365.32  641.71  638.92

168

− 748.66

745.87

192

− 488.92

487.55 855.62

852.82

216

− 962.57

959.78

表 5N'の値 

単位  mm

歯数

種類

H3M H5M H8M H14M

22 0

0  0

24 0

0  0

26 0

0  0

28 0

0  0.15 0.13

29 0

0  0.14 0.13

30 0

0  0.11 0.09

31 0

0  0.08 0.09

32 0

0  0.04 0.07

33 0

0  0.02 0.08

34 0

0  0

0.06

35 0

0  0

0.05

36 0

0  0

0.04

37 0

0  0

0.04

38 0

0  0

0.05

39 0

0  0

0.04

40 0

0  0

0.03

41

以上 0

0

0

0


7

B 1857-2

:2015

6.1.4 

プーリの歯幅 

プーリの歯幅は,呼び幅ごとにフランジの有無によって区分し,その最小歯幅は,

表 による。

なお,片フランジのプーリについても,フランジなしプーリの値が望ましい。

表 6−プーリの最小歯幅 

単位  mm

種類

プーリ呼び幅

最小歯幅

両フランジ

b

f

フランジなし

b

f

H3M 4

6

9

12

15

5.3

7.3

10.3

13.3

16.3

9

11

14

17

20

H5M 9

15

20

25

30

10.3

16.3

21.3

26.3

31.3

14

20

25

30

35

H8M 20

30

50

85

22.0

32.0

53.0

89.0

30

40

60

96

H14M 40

55

85

115

170

42.0

58.0

89.0

120.0

175.0

55

70

101

131

186


8

B 1857-2

:2015

6.2 P

歯形 

6.2.1 

歯溝創生用カッタの形状・寸法及び許容差 

P3M

,P5M,P8M 及び P14M 歯形の歯溝を創生するカッタのラック寸法及び許容差は,

表 による。

表 7−カッタのラック寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

P

b

h

r

(°)

b

t

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

P3M 10

∼13

3.000

±0.012

1.155

±0.01

24.0

±0.5

2.130

±0.025

14

∼17 22.0

2.080

18

∼39 20.0

2.060

40

以上 21.0

2.080

P5M 12

∼17

5.000 1.875

23.5 3.540

18

∼39 23.5

3.540

40

以上 21.0

3.460

P8M 22

∼27

8.000 2.960

0

−0.050

26.0 6.020

28

以上 24.0

5.930

P14M

28

以上 14.000

5.220

+0.050

0

23.0 9.840

+0.050

0

種類

歯数

W

t

r

2

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

P3M 10

∼13 0.820

±0.025

0.370

±0.025

1.89

14

∼17 0.800

0.340

1.95

18

∼39 0.790

0.340

2.00

40

以上 0.720

0.320

2.38

P5M 12

∼17 1.460

0.690

1.44

18

∼39 1.460

0.670

1.55

40

以上 1.400

0.620

1.66

P8M 22

∼27 1.920

1.050

0.84

28

以上 1.920

1.050

0.84

P14M 28

以上 3.280

1.700

0.55


9

B 1857-2

:2015

6.2.2 

歯溝形状の寸法及び許容差 

歯溝形状の寸法及び許容差は,

表 による。

表 8−歯溝形状の寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

B

g

H

g

r

t

X

a

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

P3M 10

以上 1.95 +0.05

0

1.14

+0.03

0

0.30

+0.03

0

0.32

+0.02

0

P5M 12

以上 3.34 +0.08

0

1.86 0.60

+0.05

0

0.60

+0.03

0

P8M 22

∼27 5.60 +0.15

0

2.94

+0.05

0

0.85

+0.10

0

1.06

+0.05

0

28

以上 0.90

P14M 28

以上 9.46 +0.20

0

5.22 1.40 1.80

種類

歯数

φ

 

(°)

K a 

基準寸法

許容差

P3M 10

以上 20.8

+0.05

0

2.448 0.381

P5M 12

以上 19.8

1.592  0.571

P8M 22

以上 20.5

0.916  0.686

P14M 28

以上 19.0

0.597  1.397

注記  P 歯形の真の歯溝形状は,歯数ごとに溝断面の放物線関数を作

図して得られる。

図 に歯溝の許容差を示す。

a)

記号 d

o

は,歯先円直径を示す。


10

B 1857-2

:2015

単位  mm

図 2−歯溝の許容差 

6.2.3 

ピッチ円直径及び歯先円直径 

標準プーリのピッチ円直径及び歯先円直径は,

表 による。また,ピッチ円直径は,式(3)による。プー

リの歯先円直径(d

o

)とピッチ円直径(d

p

)との関係は,

図 及び式(4)による。表 10 は式(4)に用いられる

N''

値を示す。歯先円直径の許容差は,

表 16 による。

π

n

P

d

×

=

t

p

  (3)

ここに,

d

p

ピッチ円直径(mm)

P

t

歯ピッチ(mm)

n

歯数

N

a

d

d

′′

=

2

p

o

  (4)

ここに,

d

o

歯先円直径(mm)

N''

表 10 に示す補正値

a

表 による。


11

B 1857-2

:2015

表 9−ピッチ円直径及び歯先円直径 

単位  mm

歯数

種類

P3M P5M P8M P14M

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

 14

13.37

12.61

22.28

21.14

 15

14.32

13.56

23.87

22.73

 16

15.28

14.52

25.46

24.32

 18

17.19

16.43

28.65

27.51

 20

19.10

18.34

31.83

30.69

 22

21.01

20.25

35.01

33.87

56.02

54.65

 24

22.92

22.16

38.20

37.06

61.12

59.74

 26

24.83

24.07

41.38

40.24

66.21

64.84

 28

26.74

25.98

44.56

43.42 71.30  69.93 124.78

121.98

 29

27.69

26.93

46.15

45.01

− 129.23

126.44

 30

28.65

27.89

47.75

46.60 76.39  75.02 133.69

130.90

 32

30.56

29.80

50.93

49.79 81.49  80.12 142.60

139.81

 34

32.47

31.71

54.11

52.97 86.58  85.21 151.52

148.72

 36

34.38

33.62

57.30

56.15 91.67  90.30 160.43

157.63

 38

36.29

35.53

60.48

59.34 96.77  95.39 169.34

166.55

 40

38.20

37.44

63.66

62.52 101.86  100.49  178.25 175.46

 44

42.02

41.25

70.03

68.89

112.05 110.67 196.08 193.28

 48

45.84

45.07

76.39

75.25

122.23 120.86 213.90 211.11

 52

49.66

48.89

82.76

81.62

− 231.73

228.94

 56

53.48

52.71

89.13

87.98 142.60  141.23  249.55 246.76

 60

57.30

56.53

95.49

94.35

− 267.38

264.59

 64

61.12

60.35

101.86

100.72 162.97  161.60  285.21 282.41

 68

64.94

64.17

108.23

107.08

− 303.03

300.24

 72

68.75

67.99

114.59

113.45 183.35  181.97  320.86 318.06

 80

76.39

75.63

127.32

126.18 203.72  202.35  356.51 353.71

 90

85.94

85.18

143.24

142.10 229.18  227.81  401.07 398.28

112

− 285.21

283.83

499.11

496.32

144

− 366.69

365.32

641.71

638.92

168

− 748.66

745.87

192

− 488.92

487.55

855.62

852.82

216

− 962.57

959.78


12

B 1857-2

:2015

表 10N''の値 

単位  mm

歯数

種類

P3M P5M P8M P14M

 14

0

0

 15

0

0

 16

0

0

 18

0

0

 20

0

0

 22

0

0

0

 24

0

0

0

 26

0

0

0

 28

0

0

0

0.065

 29

0

0

− 0.065

 30

0

0

0

0.065

 32

0

0

0

0.065

 34

0

0

0

0.065

 36

0

0

0

0.065

 38

0

0

0

0.065

 40

0

0

0

0.065

 44

0

0

0.065

0.075

 48

0

0

0.065

0.075

 52

0

0

− 0.075

 56

0

0

0.065

0.075

 60

0

0

− 0.075

 64

0

0

0.065

0.075

 68

0

0.075

− 0.075

 72

0

0.075

0.300

0.180

 80

0

0.075

0.300

0.180

 90

0

0.225

0.300

0.180

112

− 0.300 0.230

144

− 0.400 0.400

168

− 0.450

192

− 0.400 0.500

216

− 0.550


13

B 1857-2

:2015

6.2.4 

プーリの歯幅 

プーリの歯幅は,呼び幅ごとにフランジの有無によって区分し,その最小歯幅は,

表 11 による。

なお,片フランジのプーリについても,フランジなしプーリの値が望ましい。

表 11−プーリの最小歯幅 

単位  mm

種類

プーリ呼び幅

最小歯幅

両フランジ

フランジなし

b

f

b'

f

P3M 6  8.0

12.0

10 12.0

16.0

15 17.0

21.0

P5M 10  11.6 16.0

15 16.6

21.0

25 27.6

32.0

P8M 20  22.0 30.0

30 32.0

40.0

50 53.0

60.0

85 89.0

96.0

P14M 40  42.0 55.0

55 58.0

70.0

85 89.0

101.0

115 120.0

131.0

170 175.0

186.0


14

B 1857-2

:2015

6.3 S

歯形 

6.3.1 

歯溝創生用カッタの形状・寸法及び許容差 

S3M

,S5M,S8M 及び S14M 歯形の歯溝を創生するカッタのラック寸法及び許容差は,

表 12 による。

表 12−カッタのラック寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

P

b

h

r

b

t

r

1

r

2

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

S3M

 14

∼ 15

2.703

±0.012

1.125

+0.05

0

0.177

+0.05

0

0.037

±0.03

0.305

±0.05

 16

∼ 18

2.746

1.628

0.071

 19

∼ 23

2.795

1.501

0.085

 24

∼ 34

2.851

1.699

0.103

 35

∼ 59

2.908

1.498

0.121

 60

∼216

2.966

1.764

0.140

S5M

 14

∼ 15

4.543

1.785

0.793

0.096

0.575

 16

∼ 18

4.610

2.684

0.148

 19

∼ 23

4.684

2.434

0.167

 24

∼ 34

4.771

2.767

0.187

 35

∼ 59

4.859

2.433

0.212

 60

∼216

4.947

2.927

0.236

S8M

22

∼ 26

7.611

±0.012

2.830

+0.05

0

4.220

+0.05

0

0.270

±0.03

0.800

±0.05

 27

∼ 33

7.689

0.290

 34

∼ 46

7.767

0.320

 47

∼ 74

7.844

0.350

 75

∼216 7.928

0.380

S14M

28

∼ 34  13.441

4.950

7.500

0.520

1.360

 35

∼ 47  13.577

0.560

 48

∼ 75  13.716

0.610

 76

∼216 13.876

0.660


15

B 1857-2

:2015

表 12−カッタのラック寸法及び許容差(続き) 

単位  mm

種類

歯数

r

3

r

4

r

5

X Y a 

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

S3M

14

∼ 15

1.744

±0.03

1.025

+0.05

0

2.965

±0.10

0.769

1.201

−0.162

16

∼ 18

0.210

1.791

2.628

−0.364

0.167

0.115

19

∼ 23

0.305

1.707

2.321

−0.290

0.239

0.057

24

∼ 34

0.512

1.826

2.043

−0.131

0.387

0.145

35

∼ 59

1.491

1.712

1.814

0.566

1.091

0.091

60

∼216

1.805

1.867

1.623

0.831

1.278

0.188

S5M

14

∼ 15

2.879

1.940

4.694

1.270

1.865

−0.263

16

∼ 18

0.336

2.950

4.192

−0.689

0.247

0.140

19

∼ 23

0.442

2.792

3.757

−0.599

0.326

0.038

24

∼ 34

1.559

2.994

3.338

0.207

1.127

0.187

35

∼ 59

2.410

2.803

2.992

0.887

1.670

0.097

60

∼216

2.986

3.087

2.699

1.376

2.003

0.268

S8M 22

∼ 26

±0.03

4.740

+0.05

0

5.680

±0.10

0.256

27

∼ 33

5.280

0.279

34

∼ 46

4.920

0.299

47

∼ 74

4.590

0.321

75

∼216 4.280

0.342

S14M 28

∼ 34

8.380

9.170 0.784

35

∼ 47

8.570

0.819

48

∼ 75

8.030

0.856

76

∼216 7.460

0.896

注記 S8M 及び S14M には r

3

及び はない。


16

B 1857-2

:2015

6.3.2 

歯溝の寸法・形状及び許容差 

歯溝形状及び許容差は,

表 13 による。

表 13−歯溝の寸法及び許容差 

単位  mm

種類

歯数

B

g

H

g

R

2

r

b

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

S3M

14

以上

1.95

±0.03

1.11

±0.03

1.51

±0.03

0.15

±0.10

S5M

14

以上

3.25

1.77

2.53

0.25

S8M 22

以上 5.20

+0.10

0

2.83

±0.03

4.04

±0.10

0.40

±0.10

S14M 28

以上 9.10

4.95

7.07

0.70

種類

歯数

r

t

a R

1

Y

1

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

S3M

14

以上

0.28

+0.05

0

0.381

1.975

±0.015

0.127

S5M

14

以上

0.55

0.480

3.270

±0.030

0.099

S8M 22

以上 0.75 +0.10

0

0.686 5.300

+0.100

0

0

S14M 28

以上 1.30

1.397  9.280

a)

記号 d

o

は,歯先円直径を示す。

6.3.3 

ピッチ円直径及び歯先円直径 

標準プーリのピッチ円直径及び歯先円直径は,

表 14 による。また,ピッチ円直径は,式(5)による。プ

ーリの歯先円直径(d

o

)とピッチ円直径(d

p

)との関係は,

図 及び式(6)による。歯先円直径の許容差は,

表 16 による。

π

n

P

d

×

=

t

p

  (5)

ここに,

d

p

ピッチ円直径(mm)

P

t

歯ピッチ(mm)

n

歯数

a

d

d

2

p

o

=

  (6)

ここに,

d

o

歯先円直径(mm)

a

表 13 による。


17

B 1857-2

:2015

表 14−ピッチ円直径及び歯先円直径 

単位  mm

歯数

種類

S3M

S5M

S8M S14M

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

ピッチ円

直径

歯先円

直径

 14

13.37

12.61

22.28

23.24

 15

14.32

13.56

23.87

24.83

 16

15.28

14.52

25.46

26.42

 18

17.19

16.43

28.65

29.61

 20

19.10

18.34

31.83

32.79

 21

20.05

19.29

33.42

34.38

 22

21.01

20.25

35.01

35.97

56.02 54.65

 24

22.92

22.16

38.20

39.16

61.12 59.74

 26

24.83

24.07

41.38

42.34

66.21 64.84

 28

26.74

25.98

44.56

45.52

71.30 69.93 124.78

121.98

 29

27.69

26.93

46.15

47.11

− 129.23

126.44

 30

28.65

27.89

47.75

48.71

76.39 75.02 133.69

130.90

 32

30.56

29.80

50.93

51.89

81.49 80.12 142.60

139.81

 34

32.47

31.71

54.11

55.07

86.58 85.21 151.52

148.72

 36

34.38

33.62

57.30

58.26

91.67 90.30 160.43

157.68

 38

36.29

35.53

60.48

61.44

96.77 95.39 169.34

166.55

 40

38.20

37.44

63.66

64.62

101.86 100.49  178.25 175.46

 44

42.02

41.25

70.03

70.99

112.05 110.67  196.08 193.28

 48

45.84

45.07

76.39

77.35

122.23 120.86  213.73 211.11

 52

49.66

48.89

82.76

83.72

− 231.90

228.94

 56

53.48

52.71

89.13

90.09

142.60 141.23  249.55 246.76

 60

57.30

56.53

95.49

96.45

− 267.38

264.59

 64

61.12

60.35

101.86

102.82

162.97 161.60  285.21 282.41

 68

64.94

64.17

108.23

109.19

− 303.03

300.24

 72

68.75

67.99

114.59

115.55

183.35 181.97  320.86 318.06

 80

76.39

75.63

127.32

128.28

203.72 202.35  356.51 353.71

 90

85.94

85.18

143.24

144.20

229.18 227.81  401.07 398.28

112

− 285.21

283.83 499.11

496.32

144

− 366.69

365.32 641.71

638.92

168

− 748.66

745.87

192

− 488.92

487.55 855.62

852.82

216

− 962.57

959.78

注記  ベルトのプーリへの組み付けやすさを重要視し,歯先円直径又は歯溝形状(表 12 の h

r

及び

表 13 の H

g

を補正して用いる場合がある。これらに関しては製造業者に問い合わせ,確認することが望ましい。


18

B 1857-2

:2015

6.3.4 

プーリの歯幅 

プーリの歯幅は,呼び幅ごとにフランジの有無によって区分し,その最小歯幅は,

表 15 による。

なお,片フランジのプーリについても,フランジなしプーリの値が望ましい。

表 15−プーリの最小歯幅 

単位  mm

種類

プーリ呼び幅

最小歯幅

両フランジ

b

f

フランジなし

b'

f

S3M

0060

7.0

11.0

0100

11.0

15.0

0150

17.0

21.0

S5M

0100

11.0

16.0

0150

17.0

22.0

0250

27.0

32.0

S8M 0150  16.3  25.0

0250 26.6  35.0

0400 42.1  50.0

0600 62.7  70.0

S14M 0400  41.8

55.0

0600 62.9  76.0

0800 83.4  96.0

1000 103.8  116.0

1200 124.3  136.0

性能 

7.1 

プーリ歯先円直径の許容差 

プーリ歯先円直径は,9.7 の方法によって測定し,その許容差は,

表 16 による。


19

B 1857-2

:2015

表 16−プーリ歯先円直径の許容差 

単位  mm

プーリ歯先円直径  d

o

許容差

 25.40

以下

+0.05

0

 25.40

を超え 50.80 以下

+0.08

0

 50.80

を超え 101.60 以下

+0.10

0

 101.60

を超え 177.80 以下

+0.13

0

 177.80

を超え 304.80 以下

+0.15

0

 304.80

を超え 508.00 以下

+0.18

0

 508.00

を超え 762.00 以下

+0.20

0

 762.00

を超え 1 016.00 以下

+0.23

0

 1 016.00

を超えるもの

+0.25

0

7.2 

隣接ピッチ誤差及び累積ピッチ誤差 

隣接ピッチ誤差及び任意の 90°の区間における累積ピッチ誤差は,9.3 の方法によって測定し,その公

差は,

表 17 による。

表 17−隣接ピッチ誤差及び累積ピッチ誤差の公差 

単位  mm

プーリ歯先円直径  d

o

公差

隣接ピッチ誤差

累積ピッチ誤差

 25.40

以下 0.03  0.05

25.40

を超え 50.80 以下 0.03  0.08

50.80

を超え 101.60 以下 0.05  0.10

 101.60

を超え 177.80 以下 0.05  0.13

 177.80

を超え 304.80 以下 0.05  0.15

 304.80

を超え 508.00 以下 0.08  0.18

 508.00

を超え 762.00 以下 0.08  0.20

 762.00

を超えるもの

0.08

0.23

7.3 

歯と軸穴中心線との平行度 

プーリ歯と軸穴中心線との平行度は,9.4 の方法によって測定し,その公差は,

表 18 による。


20

B 1857-2

:2015

表 18−平行度の公差 

単位  mm

プーリの歯幅

公差

 40

以下 0.03

 40

を超え 80 以下 0.04

 80

を超え 120 以下 0.05

 120

を超えるもの 0.06

7.4 

側面の振れ 

プーリの軸穴中心線に対する側面の振れは,9.5 の方法によって測定し,その公差は,

表 19 による。

表 19−側面の振れの公差 

単位  mm

プーリの歯先円直径  d

o

側面の振れの公差(F. I. M.)

a)

 25.40

以下 0.05

  25.40

を超え 50.80 以下 0.08

  50.80

を超え 101.60 以下 0.10

 101.60

を超え 254.00 以下

歯先円直径 d

o

×0.001

 254.00

を超えるもの 0.25+[

(歯先円直径 d

o

−254.00)×0.000 5]

a)

 F.I.M.

とは,full indicator movement の略で,振れの測定における読みの最大値と

最小値との差をいう。

7.5 

歯先円周の振れ 

プーリの歯先円周の振れは,9.6 の方法によって測定し,その公差は,

表 20 による。

表 20−歯先円周の振れの公差 

単位  mm

プーリの歯先円直径  d

o

歯先円周の振れの公差(F.I.M.)

 25.40

以下 0.05

25.40

を超え 50.80 以下 0.07

50.80

を超え 101.60 以下 0.10

 101.60

を超え 203.20 以下 0.13

 203.20

を超えるもの 0.13+[

(歯先円直径 d

o

−203.20)×0.000 5]

7.6 

歯先円筒の円筒度 

プーリの歯先円筒の円筒度は,9.8 の方法によって測定し,その公差は,

表 21 による。

表 21−歯先円筒の円筒度の公差 

単位  mm

プーリの歯幅

歯先円筒の円筒度の公差

 20

以下 0.02

 20

を超え 40 以下 0.04

 40

を超え 80 以下 0.08

 80

を超え 120 以下 0.12

 120

を超え 160 以下 0.16

 160

を超えるもの 0.16+[

(プーリ歯幅−160)×0.001]


21

B 1857-2

:2015

7.7 

歯の表面粗さ 

プーリの歯の表面粗さ(歯先面も含む。

)は,JIS B 0601 に規定する 3.2とする。

注記  ISO 13050 が引用している ISO 254 の事項は,この規格の該当項目と同等である。

7.8 

静的釣合い 

プーリの静的釣合いは,外周における不釣合い質量で表し,プーリ質量の 0.2 %又は 5 g のいずれか大き

い方を最大許容値とする。

注記  動的釣合いは,構造及び使用条件に応じて,ISO 254 に規定する値を採用するのがよい。

フランジの寸法 

プーリのフランジの寸法は,

表 22 による。

表 22−フランジの寸法 

寸法単位  mm,角度単位  度

種類

k

(最小値)

θ

 

(°) 

2

H3M 1.7

8

∼25 0.38±0.25

P3M

1.2

S3M

1.2

H5M 2.0

P5M

2.2

S5M

1.8

H8M 4.1

P8M

3.6

S8M 3.7

H14M 7.4

P14M

6.5

S14M 6.7

注記  図の寸法記号以外の形状は,例を示す。 


22

B 1857-2

:2015

試験方法 

9.1 

測定環境 

7.1

7.6 の測定は,常温(20±15)℃の下で行う。

9.2 

歯溝形状 

プーリの歯溝形状は,プーリ歯幅中央付近の軸直角方向に投影器,形状測定器などを用いて測定する。

9.3 

隣接ピッチ誤差及び累積ピッチ誤差 

隣接ピッチ誤差及び任意の 90°の区間における累積ピッチ誤差は,軸穴を仕上げたプーリの隣り合う歯

の対応する二つの歯面と,プーリと同心の任意の直径(歯底円直径より大きく,歯先円直径より小さい。

の円とが交わってできる 2 点の間の直線距離,

又はその点がプーリ中心に対して作る角の大きさを ISO/TR 

10064-1

に準じた方法で,歯幅の中央付近を順次測定し,その結果をピッチ円上の値に換算して求める。

9.4 

歯と軸穴中心線との平行度 

プーリの歯と軸穴中心線との平行度は,3 か所以上均等に分割した歯面上を ISO/TR 10064-1 に準じた方

法で,仕上げ軸穴中心線に対する歯すじ方向の誤差を求め,この値を平行度とする。

9.5 

側面の振れ 

プーリ側面の振れは,軸穴を仕上げた後,

図 に示す方法でプーリを支えて回転させ,プーリの歯部に

近い側面で測定し,振れの大きさは式(7)による。

X

d

B

A

2

o

×

=

  (7)

ここに,

A

振れの大きさ(

mm

B

測定点における

F.I.M

mm

d

o

プーリの歯先円直径(

mm

X

プーリの軸穴中心線から測定点までの距離(

mm

図 3−側面の振れ 

9.6 

歯先円周の振れ 

プーリの歯先円周の振れは,軸穴を仕上げた後,

図 に示す方法でプーリを支えて回転させ,歯幅のほ

ぼ中央での振れを測定する。


23

B 1857-2

:2015

図 4−歯先円周の振れ 

9.7 

歯先円直径 

偶数歯のプーリの歯先円直径

d

o

は,

図 に示すように任意の

2

か所以上について,JIS B 7502 に規定す

るマイクロメータ,又はそれに準じる測定器で測定する。

なお,奇数歯の場合も同様に,例えば,

図 に示す方法で

d

o

'

を測定し,カッタの歯の高さ

h

r

を加える。

図 5−偶数歯 

図 6−奇数歯 

9.8 

歯先円筒の円筒度 

プーリの歯先円筒の円筒度は,JIS B 7502 に規定するマイクロメータ,又はそれに準じる測定器を用い,

任意の歯の歯先について歯幅方向に

3

か所の歯先円直径を 9.7 の方法で測定し,その最大値と最小値との

差の

1/2

を円筒度とする。

10 

試験報告書 

試験報告書には,次の事項を記載する。

a)

プーリの名称


24

B 1857-2

:2015

b)

規格番号

c)

試験室の温度

d)

試験結果

e)

試験年月日

11 

製品の呼び方 

製品の呼び方は,規格番号又は規格名称,プーリを表す記号(

P

,歯数,種類及び呼び幅の順とする。

JIS B 1857-2

P

30

H14M

  40

JIS B 1857-2

P

30

P14M

  40

JIS B 1857-2

P

30

S14M

0400

プーリ呼び幅

プーリの種類

プーリの歯数

プーリを表す記号

規格番号又は規格名称

12 

表示 

プーリ,包装(例えば,箱,袋)などに,次の事項を表示する。

a)

規格番号又は規格名称

b)

プーリを表す記号(

P

c)

プーリの歯数

d)

プーリの種類

e)

プーリ呼び幅

f)

製造業者名又はその略号

参考文献

ISO 254

Belt drives

Pulleys

Quality, finish and balance

ISO/TR 10064-1

Code of inspection practice

Part 1: Inspection of corresponding flanks of gear teeth


25

B 1857-2

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 1857-2:2015

  一般用円弧歯形歯付ベルト伝動−第 2 部:プーリ

ISO 13050:2014

,Synchronous belt drives−Metric pitch, curvilinear profile systems G,

H, R and S, belts and pulleys

(I)JIS の規定

(II) 
国 際

規 格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

3

用 語 及

び定義

3.1

円弧歯形

追加

用語及び定義を追加した。

ISO

規格に定義されていない

ので,分かりやすくするために
用語及び定義を追加した。

5

種類

表 1−種類 3

G8M,G14M,H3M,H5M,H8M,H14

M,H20M,R3M,R5M,R8M,R14M,

R20M,S8M,S14M

追加 P3M,P5M,P8M,P14M,S3M,S5M を追

加した。

国内で流通していることから

追加した。

削除 G8M,G14M,H20M,R3M,R5M,R8M,R

14M,R20M

を削除した。

国内で流通していないことか

ら削除した。

6

歯 溝 部

の寸法

各歯形の歯溝
部の寸法

6.2

7.2

8.2

9.2

G8M,G14M,H3M,H5M,H8M,H14

M,H20M,R3M,R5M,R8M,R14M,

R20M,S8M,S14M

追加 P3M,P5M,P8M,P14M,S3M,S5M を追

加した。

国内で流通していることから
追加した。

削除 G8M,G14M,H20M,R3M,R5M,R8M,R

14M,R20M

を削除した。

国内で流通していないことか

ら削除した。

7

性能 7.2

隣 接 ピ ッ

チ誤差及び累
積ピッチ誤差

AnnexC

C.1

隣接ピッチ誤差の公差は,プー

リ外形によらず 0.03 mm 以下と
規定

変更

隣接ピッチ誤差の公差をプーリ外

形によって変更している。

JIS

は平歯車の JIS を参考に規

定している。ISO 規格が厳しす
ぎると考えられる。ISO に提案

する。

7.3

歯 と 軸 穴

中心線との平
行度

AnnexC

C.4

プーリ歯幅ごとに平行度の公差

を規定

変更

ISO

規格は JIS に比較して厳しい公

差となっている。

JIS

は平歯車の JIS を参考に規

定している。ISO 規格が厳しす
ぎると考えられる。ISO に提案

する。

− AnnexC

C.7

プーリのテーパ度を規定

削除

JIS

は円筒度で規定。ISO 規格は円

筒度とテーパ度とを規定。

テーパ度は円筒度に含まれる

ことから削除した。ISO に提案
する。

25

B 18

57
-2


201

5


26

B 1857-2

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国 際

規 格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

8

フ ラ ン

ジの寸法

表 22 − フ ラ

ンジの寸法

 AnnexD

G8M,G14M,H3M,H5M,H8M,H14

M,H20M,R3M,R5M,R8M,R14M,

R20M,S8M,S14M

追加 P3M,P5M,P8M,P14M,S3M,S5M を追

加した。

国内で流通していることから

追加した。

削除 G8M,G14M,H20M,R3M,R5M,R8M,R

14M,R20M

を削除した。

国内で流通していないことか
ら削除した。

9

試 験 方

試験方法

追加

試験方法を追加した。

ISO

規格は試験方法を規定し

ていないので ISO に提案する。

10

試 験

報告書

試験報告書

追加

試験報告書を追加した。

ISO

規格は試験報告書を規定

していないので ISO に提案す
る。

11

製 品

の呼び方

製品の呼び方

追加

製品の呼び方を追加した。

ISO

規格は,製品の呼び方を規

定していないので ISO に提案

する。

12

表示

表示

追加

表示を追加した。

ISO

規格は表示を規定してい

ないので ISO に提案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 13050:2014,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

26

B 18

57
-2


201

5