>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

B 1812

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  分類 

1

4

  用語及び定義  

2

4.1

  チェーンの種類  

2

4.2

  チェーンの構成部品  

20

4.3

  チェーンの基本寸法  

31

4.4

  チェーンの性能・特性  

36

4.5

  スプロケット  

38

4.6

  チェーンの附属品  

42

4.7

  チェーンの選定  

42

4.8

  チェーンの取付け・保守  

43

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

45


B 1812

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本チエーン工業

会(JCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 1812:2013 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

1812

:2015

チェーン,スプロケット及び附属品−用語

Glossary of terms relating to chains, sprockets and accessories

序文 

この規格は,2005 年に第 1 版として発行された ISO 13203 を基に,対応する用語及び図については,日

本の実情に合わせ,追加・削除し,対応国際規格には規定されていない定義を日本工業規格として追加し

ている。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表に

その説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,伝動用,搬送用に使用するチェーン,スプロケット及びその附属品に関する用語及び定義

について規定する。

注記 1  この規格の対応国際規格では,用語及び関連図だけを規定しているが,この規格では,全て

の用語に定義を追加した。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 13203:2005

,Chains, sprockets and accessories−List of equivalent terms(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 1801

  伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン

分類 

チェーン用語の分類は,次による。

a)

チェーンの種類

1)

構造別

2)

用途別

b)

チェーンの構成部品

1)

リンク

2)

プレート

3)

ピン


2

B 1812

:2015

4)

ブシュ

5)

ローラ

6)

アタッチメント

c)

チェーンの基本寸法

1)

チェーン本体

2)

アタッチメント

d)

チェーンの性能・特性

e)

スプロケット

f)

チェーンの附属品

g)

チェーンの選定

h)

チェーンの取付け・保守

用語及び定義 

用語及び定義は,次による。

なお,参考として対応英語を示す。

4.1 

チェーンの種類 

4.1.1 

構造別 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.1

チェーン 

外リンクと,内リンクとを交互に連結したもので,

連結部が屈曲できるようになっている鎖の総称。

− chain

4.1.1.2

ローラチェー

 

ローラのあるチェーン。

JIS B 1801

ISO 606

roller chain

4.1.1.3

ブシュチェー

 

ローラのないチェーン。

JIS B 1801

ISO 606

bush chain


3

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.4

1

列ローラチェ

ーン 

1

列のローラチェーン。

JIS B 1801

ISO 606

simplex roller chain

4.1.1.5

2

列ローラチェ

ーン 

1

列のローラチェーン 2 本分をピン長手方向に重ねて

一体としたチェーン。

JIS B 1801

ISO 606

duplex roller chain

4.1.1.6

3

列ローラチェ

ーン 

1

列のローラチェーン 3 本分をピン長手方向に重ねて

一体としたチェーン。

JIS B 1801

ISO 606

triplex roller chain

4.1.1.7

多列ローラチ

ェーン 

2

列以上の列数をもつローラチェーンの総称。

JIS B 1801

ISO 606

multiplex roller chain

4.1.1.8

ローラチェーン  JIS B 1801 に規定するローラチェーン。

ISO 606 

short pitch roller

chain


4

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.9

ダブルピッチ

ローラチェ
ーン 

ローラチェーンのピッチを 2 倍にしたローラチェー
ン。

JIS B 1803

ISO 1275

double pitch roller

chain,

double pitch conveyor

chain

4.1.1.10

リーフチェー

 

プレートを重ねてピンだけで連結したチェーン。

JIS B 1804

ISO 4347

leaf chain

4.1.1.11

サイドボーチ

ェーン 

ピン長手方向に円弧状に曲がることができるように

したチェーン。

side bow roller chain

4.1.1.12

サイレントチ

ェーン 

スプロケットにかみ合う歯付きプレートを積み重

ね,外れ防止のガイドプレートとピンとで構成した

チェーン。

silent chain inverted

tooth chain


5

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.13

シールチェー

 

外プレートと内プレートとの間にシールリングを入
れて,ピンとブシュとの間に潤滑剤を密封したチェ

ーン。

− sealed

chain

4.1.1.14

ブシュレスロ

ーラチェー
 

ブシュのないローラチェーン。

JIS D 9417

ISO 9633

bushless roller chain

4.1.1.15

ガルチェーン 

プレートとピンとで構成した,ピンがスプロケット

とか(噛)み合うチェーン。

− galle

chain

4.1.1.16

ピントルチェ

ーン 

リンク(プレートとブシュとが一体)とピンとで構
成したチェーン。

− pintle

chain

シールリング


6

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.17

デタッチャブ

ルチェーン 

リンクとピンとが一体構造となっており,簡単に分
離及び組立ができるチェーン。

− detachable

link

chain

4.1.1.18

ブロックチェ

ーン 

内リンクを 1 個又は複数のブロックで構成したチェ

ーン。

− block

chain

4.1.1.19

フラットトッ

プチェーン 

連結部が丁番状になっており,平たんなプレート部

をもつチェーン。

ISO 4348 

flat top chain

4.1.1.20

トッププレー

トチェーン 

上部に平板を取り付けたチェーン。

top plate chain


7

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.21

クレセントチ

ェーン 

プレートと平行に三日月状の平板を取り付け,水平
面に曲線状で移動できるようにしたチェーン。

− crescent

chain

4.1.1.22

ホローピンチ

ェーン 

ピンが中空になっているチェーンで,この穴を利用

し,種々の附属品を取り付けられるチェーン。

ISO 1977 

hollow pin roller

chain,

hollow pin conveyor

chain

4.1.1.23

アタッチメン

ト付きチェ
ーン 

アタッチメントを付けることによって,搬送用とし
て使用するチェーンの総称。

JIS B 1803

ISO 1275

chain with attachment

4.1.1.24

ベントアタッ

チメント付
きチェーン 

プレートを延長して舌状に突出させ,曲げ加工した

アタッチメントをもつチェーン。

JIS B 1803

ISO 1275

bent attachment chain

4.1.1.25

ストレートア

タッチメン
ト付きチェ
ーン 

プレートを延長して舌状に突出させ,曲げ加工しな
いアタッチメントをもつチェーン。

JIS B 1803

ISO 1275

straight attachment

chain


8

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.26

延長ピン付き

チェーン 

プレート面からピンを延長したチェーン。

JIS B 1803

ISO 1275

extended pin chain

4.1.1.27

サイドローラ

付きチェー
 

プレートの外側に,延長したピンにローラを取り付

けたチェーン。

conveyor chain with

outboard rollers

4.1.1.28

トップローラ

付きチェー
 

チェーンのピッチ間中央部のプレートを延長して舌

上に突き出したアタッチメントにピンでローラを組
み込んだチェーン。

top roller chain

4.1.1.29

センターロー

ラチェーン 

スプロケットにかみ合うローラを両サイドに配置

し,中央に大形ローラを配置したチェーン。

center roller chain


9

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.30

倍速チェーン 

小径ローラと大径ローラとを組み合わせ,チェーン
の走行速度よりも速い速度で搬送できるチェーン。

double speed chain

4.1.1.31

ガイドローラ

チェーン 

ガイドローラを,アタッチメントを介して取り付け,

蛇行防止,又は横曲がり部の抵抗を小さくしたチェ

ーン。

− guide

roller

chain

4.1.1.32

クロスバーチェ

ーン 

2

本のローラチェーンを長いピンで継ぎ,一体化した

チェーン。

cross bar chain,

twin strand conveyor

chain

4.1.1.33

ディープリン

クチェーン 

プレートの高さを高くして,プレートに直接積載で

きるようにしたチェーン。

ISO 1977 

deep link chain,

deep link conveyor

chain


10

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.34 

コンビネーシ

ョンチェー
 

鋳鉄,鋳鋼,樹脂などで一体化した内リンクと,鋼
製の外リンクとから構成する,異材の部品を組み合

わせたチェーン。

− combination

chain,

combination conveyor

chain

4.1.1.35 

ノーバックベ

ンドチェー
 

プレート又はアタッチメントによって干渉させて,

片側方向だけ屈曲しないようにして押す力を伝える
ことができるチェーン。

non back bend chain,

pusher chain

4.1.1.36

スリーブチェ

ーン 

ピンとブシュとの間の摩耗を防ぐため,ピンとブシ
ュとの間に自己潤滑性のあるスリーブを入れたチェ

ーン。

− sleeve

chain

4.1.1.37

鍛造リベット

レスチェー
 

鍛造のセンターリンクとサイドバーとを両端頭付き

ピンで連結したチェーン。

ISO 6973 

drop forged rivetless

chain

スリーブ


11

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.1.38

ドラグチェー

 

オフセットプレートと,スクレーパの役目を果たす
ブシュとを溶接して一体化したリンクをピンで連結

したチェーン。

ISO 6971 

welded type cranked

link drag chain,

drag chain

4.1.1.39

オフセット形

溶接チェー
 

オフセットプレートとブシュとを溶接して一体化し

たリンクをピンで連結したチェーン。

welded type cranked

link chain

4.1.1.40

スティッカー

チェーン 

先のとがった三角形状のアタッチメント付きプレー

トをもつチェーン。

− sticker

chain

4.1.1.41

重荷重チェー

 

重荷重用としてオフセットリンクだけで構成し,1 ピ

ッチごとにリンク数を調整できるようにしたチェー

ン。

ISO 3512 

heavy duty cranked

link chain,

cranked link chain


12

B 1812

:2015

4.1.2 

用途別 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.1

伝動用ローラ

チェーン 

原動機の駆動力を被動機に伝達する目的で使用する

チェーン。

JIS B 1801

ISO 606

short pitch roller

chain

4.1.2.2

コンベヤチェ

ーン 

物体を搬送する目的で使用するチェーン。

ISO 1977 

conveyor chain,

solid pin conveyor

chain

4.1.2.3

自転車用チェ

ーン 

自転車の後輪を駆動するチェーン。 
注記  多段変速用としてはブシュレスチェーンを使

用することが多い。

JIS D 9417

ISO 9633

cycle chain

4.1.2.4

モータサイク

ル用チェー
 

モータサイクルの後輪駆動用のドライブチェーン及

びエンジン内で使用するチェーン。

ISO 10190 

motorcycle chain


13

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.5

自動車用チェ

ーン 

主に,自動車のエンジン内で使用するチェーン。 
注記  ローラチェーン及びサイレントチェーンがあ

る。

− automotive

chain

4.1.2.6

タイミングチ

ェーン 

エンジンの吸排気弁の開閉を行う目的で使用するチ

ェーン。 
注記  ローラチェーン及びサイレントチェーンがあ

る。

− timing

chain

4.1.2.7

農機用 形及

び 形チェ
ーン 

農作物の収穫する機械に使用するチェーン。 
注記  S 形はプレートがひょうたん形状をし,C 形は

小判形状をしている。

S

C

ISO 487 

type S and C

agricultural roller

chain

4.1.2.8

農機用フィー

ドチェーン 

コンバインに使用する,三角状のアタッチメント間

に稲の茎部を挟んで搬送するチェーン。

JIS B 9204 

agricultural feed chain


14

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.9

フォークリフ

トトラック
チェーン 

フォークリフトのフォークを上昇及び下降させるチ
ェーン。

JIS B 1804

ISO 4347

fork lift truck chain

4.1.2.10

ホイストチェ

ーン 

ホイストのつり下げに使用するチェーン。 
注記  一般には,リーフチェーンを使用する。

JIS B 1804

ISO 4347

hoist chain

4.1.2.11

立駐チェーン 

立体駐車場の自動車を積載するパレット,バケット

などを上昇,下降及び水平移動させるチェーン。 
注記  図は垂直循環方式立体駐車場で使用するチェ

ーンであり,他の形式ではショートピッチロー

ラチェーンも使用する。

− parking

chain

4.1.2.12

ドローベンチ

チェーン 

冷間引抜機の引抜材引張用チェーン。 
注記  サイドローラ形,ブロックチェーン形,及びリ

ーフチェーン形もある。

draw bench chain


15

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.13

水門チェーン 

水門の開閉に使用するゲートを上昇及び下降させる
チェーン。

water gate chain

4.1.2.14

レーキチェー

 

海水除じん(塵)装置として使用し,スクリーンに
かかった  ごみを取り除くレーキ(熊手)を駆動する

チェーン。

− rake

chain

4.1.2.15

キャタピラチ

ェーン 

キャタピラ駆動に使用するドック付きチェーン。

− caterpillar

drive

chain

4.1.2.16

トレンチャチ

ェーン 

主に,農地の溝掘の機械(トレンチャ)に使用する

チェーン。

− trencher

chain

4.1.2.17

シュガーミル

チェーン 

砂糖きびから砂糖原料を取り出す機械に使用するチ

ェーンの総称。 
注記  ケーンキャリアチェーン,中間キャリアチェー

ン及びバガスキャリアチェーンがある。

sugar mill chain


16

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.18

ケーンキャリ

アチェーン 

砂糖きびの茎を搬送するチェーン。

− cane

carrier

chain

4.1.2.19

中間キャリア

チェーン 

ケーンキャリアとバガスキャリアとの中間の搬送機
械に使用するチェーン。

− intermediate

carrier

chain

4.1.2.20

バガスキャリ

アチェーン 

砂糖きびの搾りかす(バガス)を搬送するチェーン。

− bagasse

carrier

chain

4.1.2.21

エスカレータ

ステップチ
ェーン 

エスカレータのステップを動かすチェーン。

escalator step chain


17

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.22

トロリコンベ

ヤチェーン 

品物をつるす金具を取り付け,トロリを循環させて
搬送するチェーン。

trolley conveyor chain

4.1.2.23

コイルコンベ

ヤチェーン 

製鉄所で製造するコイルを積載して搬送するチェー
ン。

− coil

conveyor

chain

4.1.2.24

デリバリーチ

ェーン 

特殊な突出ピン付きプレートをもつ印刷機の紙搬送

用チェーン。

− delivery

chain

4.1.2.25

ピンオーブン

チェーン 

アルミ缶又はスチール缶を印刷した後の焼付乾燥炉

で使用するチェーン。

pin oven chain


18

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.26

シートオーブ

ンチェーン 

スチール缶のシート材を印刷した後の焼付乾燥させ
る工程に使用するチェーン。

sheet oven chain

4.1.2.27

テンターチェ

ーン 

布の生地又はフィルムを挟んで搬送するチェーン。

− tenter

chain

4.1.2.28

レンチチェー

 

レンチの代わりに使用するチェーン。 
注記  両側突出ピン付き及び特殊歯付きプレートの

チェーンがある。

− wrench

chain

4.1.2.29

カップリング

チェーン 

チェーンカップリングに使用する 2 列ローラチェー
ン。継手ピン 1 本で取付け及び取外しができる。

JIS B 1456 

flexible coupling

chain


19

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.1.2.30

ソーチェーン 

木材,肉などを切断するために使用する刃付きチェ
ーン。

− saw

chain

4.1.2.31

フリーフロー

チェーン 

アキュームレーション(チェーンを動かしながら搬
送物を滞留させる)機能をもつ搬送用ローラ付きチ

ェーンの総称。 
注記  サイドローラ付きチェーン,トップローラ付き

チェーン,センターローラチェーン及び倍速チ

ェーンがある。

power and free

conveyor chain

4.1.2.32

バケットエレ

ベータチェ
ーン 

ばら物を垂直搬送させるバケットエレベータに使用

するチェーン。

− bucket

elevator

chain

4.1.2.33

水処理装置チ

ェーン 

汚泥かき寄機,除じん機などの水処理装置に使用す

るチェーン。

− water

treatment

chain

4.1.2.34  ATC

(automatic

tool changer

チェーン

工作機械の自動工具交換装置に使用するチェーン。

tool carrier chain


20

B 1812

:2015

4.2 

チェーンの構成部品 

4.2.1 

リンク 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.1.1 

リンク 

チェーンを構成する単位要素の総称。

− link

4.2.1.2

内リンク 

2

個のブシュを 2 枚の内プレートに圧入したリンク。

注記  ブシュ外側に回転できるローラをもつものを

“ローラ形内リンク”

,ローラのないものを“ブ

シュ形内リンク”と呼ぶ。

ローラ形内リンク

ブシュ形内リンク

JIS B 1801 

inner link,

bush link

4.2.1.3

外リンク 

2

本のピンを 2 枚の外プレートに圧入したリンク。

JIS B 1801 

outer link

4.2.1.4

リベット形外

リンク 

外リンクでピンの両側をかしめた形式のリンク。

rivet type outer link

4.2.1.5

割りピン形外

リンク 

外リンクでピンの一端を割りピン又はその他のピン

で止めた形式のリンク。

cotter type outer link


21

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.1.6

継手リンク 

チェーンのつなぎ部分に用いるリンクの総称。

− connecting

link

4.2.1.7

隙間ばめ継手

リンク

継手プレートと継手ピンとのはめ合いが,隙間ばめ

となっている継手リンク。

loose fit connecting

link

4.2.1.8

締まりばめ継

手リンク 

継手プレートと継手ピンとのはめ合いが,締まりば

めとなっている継手リンク。

press fit connecting

link

4.2.1.9

クリップ形継

手リンク 

2

本のクリップ形継手ピンの一端を外プレートに圧

入し,他端を容易に取付け及び取外しができる継手
プレート及びクリップをもつ継手リンク。

JIS B 1801 

spring clip connecting

link

4.2.1.10

割りピン形継

手リンク 

2

本の割りピン形継手ピンの一端を外プレートに圧

入し,他端を容易に取付け及び取外しができる継手

プレートと割りピンとを挿入した継手リンク。

JIS B 1801 

connecting link with

cottered pin

4.2.1.11

オフセットリ

ンク 

ローラチェーン又はブシュチェーンの総リンク数が

奇数になるときに用いるリンクの総称。

JIS B 1801

JIS B 1803 

offset link


22

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.1.12  1

ピッチ(わん

ぴっち)

形オ

フセットリ
ンク

1

個のブシュを 2 枚のオフセットプレートに圧入し,

オフセットピンを容易に取付け及び取外しができる

リンク。

JIS B 1801 

single offset link

4.2.1.13  2

ピッチ(つー

ぴっち)

形オ

フセットリ
ンク

奇数リンク用として,1 個のオフセットリンクと 1 個

の内リンクとをリベット形ピンで連結したリンク。

JIS B 1801 

double offset link

4.2.2 

プレート 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.2.1

プレート 

チェーンのリンクを構成する板形状の部品の総称。

− plate

4.2.2.2

外プレート 

チェーンの外リンク構成部品で,ピンを圧入するプ

レート。

JIS B 1801 

outer plate

4.2.2.3

内プレート 

チェーンの内リンク構成部品で,ブシュを圧入する
プレート。

JIS B 1801 

inner plate

  外プレート

  内プレート


23

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.2.4

中間プレート 

多列チェーンの外リンク構成部品で,外プレート以
外の中間にあるプレート。

JIS B 1801 

intermediate plate

4.2.2.5

継手プレート 

チェーンの継手リンク構成部品で,容易に取付け及

び取外しができるプレート。

JIS B 1801 

connecting plate,

detachable plate

4.2.2.6

隙間ばめ継手

プレート

継手ピンとのはめ合いの穴寸法が,隙間ばめとなっ

ている継手プレート。

loose fit connecting

plate

4.2.2.7

締まりばめ継

手プレート 

継手ピンとのはめ合いの穴寸法が,締まりばめとな
っている継手プレート。

press fit connecting

plate

4.2.2.8

オフセットプ

レート 

オフセットリンクの構成部品で,一方にブシュを圧
入,他方にピンを挿入又は圧入する段付きプレート。

JIS B 1801 

offset plate

4.2.2.9

ひょうたん形

プレート 

形状がひょうたん形をしているプレート。

− waisted

plate

  中間プレート

  継手プレート

  オフセットプレート


24

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.2.10

ストレート形

プレート 

形状が小判形をしているプレート。

straight sided plate

4.2.3 

ピン 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.3.1

ピン 

チェーンの外リンクを構成する円柱状部品の総称。

JIS B 1801 

pin

4.2.3.2

リベット形ピ

 

外プレートに圧入され,ピン両端をかしめて使用す
るピン。

rivet type pin

4.2.3.3

割りピン形ピ

 

外プレートに圧入され,ピンの一端をかしめ他端は
割りピンなどを挿入できる穴があるピン。

cotter type pin

4.2.3.4

継手ピン 

継手リンクに使用するピンの総称。

− connecting

pin

4.2.3.5

クリップ形継

手ピン 

クリップ形継手リンクに使用するピン。

JIS B 1801 

spring clip connecting

pin

クリップ形継手ピン

割りピン形ピン

リベット形ピン


25

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.3.6

割りピン形継

手ピン 

割ピン形継手リンクに使用するピン。

JIS B 1801 

cottered connecting

pin

4.2.3.7

オフセットピ

 

オフセットリンクに使用するピン。

JIS B 1801 

offset link pin

4.2.4 

ブシュ 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.4.1

ブシュ 

内プレートに圧入され,中空形状をもつ軸受の役目

を果たす部品の総称。

JIS B 1801 

bush

4.2.4.2

巻きブシュ 

板材を巻いた継ぎ目のあるブシュ。

− curled

bush

4.2.4.3

シームレスブ

シュ 

継ぎ目のないブシュ。

− seamless

bush

割りピン形継手ピン

オフセットピン

  継ぎ目

巻きブシュ

シームレスブシュ


26

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.4.4

段付きブシュ 

内プレートに圧入される部分が,一段小さくなった
ブシュ。

− shouldered

bush

4.2.5 

ローラ 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.5.1

ローラ 

スプロケット歯部又はレールと直接接触し回転する

部品の総称。

JIS B 1801 

roller

4.2.5.2

巻きローラ 

板材を巻いた継ぎ目のあるローラ。

− curled

roller

4.2.5.3

シームレスロ

ーラ 

継ぎ目のないローラ。

− seamless

roller

4.2.5.4

小形ローラ 

プレート高さより小さい外径をもち,ブシュ外側を

自由に回転するローラ。

JIS B 1803 

small roller

段付きブシュ

  継ぎ目

巻きローラ

シームレスローラ


27

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.5.5

大形ローラ 

プレート高さより大きい外径をもち,ブシュ外側を
自由に回転するローラ。

JIS B 1803 

large roller

4.2.5.6

フランジロー

 

蛇行を防止する  つばのついたローラ。

− flanged

roller

4.2.6 

アタッチメント 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.6.1

アタッチメン

 

チェーンの構成部品を通常の形状から変形させたも
のの総称。

− attachment

4.2.6.2

ベントアタッ

チメント 

プレートを延長して,舌状に突出させた部分を直角

に折り曲げたものの総称。

− bent

attachment

4.2.6.3

A

アタッチメ
ント 

リンクの対をなすプレートのいずれか一方にベント

アタッチメントを取り付けたもの。 
注記  ベントアタッチメント 1 か所に穴の数が一つ

のものを A1,二つのものを A2 という。図は,

A1

の例。

− A attachment


28

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.6.4

K

アタッチメ

ント 

リンクの対をなすプレートの両方にベントアタッチ
メントを取り付けたもの。 
注記  ベントアタッチメント 1 か所に穴の数が一つ

のものを K1,二つのものを K2 という。図は,

K1

の例。

− K

attachment

4.2.6.5

WA

アタッチ

メント 

A

アタッチメントにおいて,舌状突出部の幅をプレ

ート全長とほぼ同等にしたもの。 
注記  穴の数によって WA1,WA2 などがある。図は,

WA2

の例。

− WA attachment

4.2.6.6

WK

アタッチ

メント 

K

アタッチメントにおいて,舌状突出部の幅をプレ

ート全長とほぼ同等にしたもの。 
注記  穴の数によって WK1,WK2 などがある。図は,

WK2

の例。

− WK attachment

4.2.6.7

ストレートア

タッチメン
 

プレートを延長して,舌状に突出させたもので,折

り曲げないものの総称。

− straight

attachment


29

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.6.8

SA

アタッチメ

ント 

リンクの対をなすプレートのいずれか一方にストレ
ートアタッチメントを取り付けたもの。 
注記  ストレートアタッチメント 1 か所に穴が一つ

のものを SA1,二つのものを SA2 という。図
は,SA1 の例。

− SA attachment

4.2.6.9

SK

アタッチメ

ント 

リンクの対をなすプレートの両方にストレートアタ

ッチメントを取り付けたもの。 
注記  ストレートアタッチメント 1 か所に穴が一つ

のものを SK1,二つのものを SK2 という。図

は,SK1 の例。

− SK attachment

4.2.6.10  WSA

アタッチ

メント 

SA

アタッチメントにおいて,舌状突出部の幅をプレ

ート全長とほぼ同等にしたもの。 
注記  穴の数によって WSA1,WSA2 などがある。図

は,WSA2 の例。

− WSA attachment


30

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.6.11  WSK

アタッチ

メント 

SK

アタッチメントにおいて,舌状突出部の幅をプレ

ート全長とほぼ同等にしたもの。 
注記  穴の数によって WSK1,WSK2 などがある。図

は,WSK2 の例。

− WSK

attachment

4.2.6.12

ディープリン

クアタッチ
メント 

プレートの高さを高くして,プレート上の積載物が,
ローラと干渉しないようにしたもの。

− deep

link

attachment

4.2.6.13  G

アタッチメ

ント 

プレートの胴部に穴を設けたものの総称。

− G

attachment

4.2.6.14  GA

アタッチメ

ント 

リンクの対をなすプレートのいずれか一方を G アタ

ッチメントとしたもの。 
注記  1 枚のプレートで穴が一つのものを GA1,二つ

のものを GA2 という。図は,GA1 の例。

− GA attachment

4.2.6.15  GK

アタッチメ

ント 

リンクの対をなすプレートの両方を G アタッチメン

トとしたもの。 
注記  1 枚のプレートで穴が一つのものを GK1,二つ

のものを GK2 という。図は,GK1 の例。

− GK

attachment


31

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.2.6.16

延長ピンアタ

ッチメント 

ピンを延長してプレート面から突出させたものの総
称。

− extended

pin

attachment

4.2.6.17  D1

アタッチメ

ント 

外リンクのピンの 2 本のうち 1 本が片側に突出した

もの。

− D1

attachment

4.2.6.18  D3

アタッチメ

ント 

外リンクのピンの 2 本が片側に突出したもの。

− D3

attachment

4.2.6.19

ホローピンア

タッチメン
 

中空形状のピンを用いたもの。

hollow pin attachment

4.3 

チェーンの基本寸法 

4.3.1 

チェーン本体 

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.3.1.1 

ピッチ 

1

リンクのピン中心間距離。

注記  チェーン長さの基準となる寸法であ

る[

図 1 a)  及び図 1 b)]。

JIS B 1801

ISO 606

pitch

4.3.1.2 

内リンク内幅 

内リンクの内側寸法。最小寸法で表す[

図 

a)

及び

図 1 b)]。

b

1

JIS B 1801

ISO 606

minimum width

between inner

plates

4.3.1.3 

ローラ外径 

ローラの外径寸法。最大値で表す。

  なお,ブシュチェーンではブシュの外径

を指す[

図 1 a)  及び図 1 b)]。

d

1

JIS B 1801

ISO 606

maximum roller

diameter

4.3.1.4 

大形ローラ外

 

大形ローラの外径。最大値で表す。

図 1 f)]。

d

7

JIS B 1803

ISO 1275

maximum large roller

diameter

4.3.1.5 

横ピッチ 

多列チェーンの各列チェーンの中心線の間
隔[

図 1 c)]。

p

t

JIS B 1801

ISO 606

transverse pitch


32

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.3.1.6 

プレート高さ    外プレート,内プレート,中間プレート,

継手プレート,オフセットプレートにおけ

る,プレートの高さ。

  最大値で表す[

図 1 d)  及び図 1 e)]。

h

2

h

3

JIS B 1801

ISO 606

h

2

:maximum inner

plate depth,

h

3

:maximum outer

plate depth

4.3.1.7 

ピン外径 

ピンの直径。最大値で表す[

図 1 a),図 1 b)

図 1 c)  及び図 2 h)]。

d

2

JIS B 1801

ISO 606

maximum bearing pin

body diameter

4.3.1.8 

ブシュ内径 

内プレートに圧入されたブシュの内径。最
小値で表す[

図 1 d)  及び図 1 e)]。

d

3

JIS B 1801

ISO 606

minimum bush bore

4.3.1.9 

内リンク外幅 

内リンクの外幅寸法。最大値で表す[

図 1 a)

及び

図 1 b)]。

b

2

JIS B 1801

ISO 606

maximum width of

over inner link

4.3.1.10 

外リンク内幅 

外リンクの内幅寸法。最小値で表す[

図 1 a)

及び

図 1 b)]。

b

3

JIS B 1801

ISO 606

minimum width

between outer

plates

4.3.1.11 

ピン長さ 

ピンの長さ寸法。最大値で表す[

図 1 a)]。

b

4

JIS B 1801

ISO 606

maximum width over

bearing pin

4.3.1.12 

継手ピン付加

長さ 

本体ピンと継手ピンとの長さの差。最大値
で表す[

図 1 a)]。

b

7

JIS B 1801

ISO 606

maximum additional

width for joint

fastener

4.3.1.13 

プレート厚さ 

プレートの板厚[

図 1 a),図 1 b)  及び図 

c)

b

0

JIS B 1801

JIS B 1803 

plate thickness

4.3.1.14 

オフセットプ

レート曲げ
位置 

ピン又はブシュ中心からの曲げ位置までの

距離。最小値で表す[

図 1 d)  及び図 1 i)]。

l

1

l

2

l

JIS B 1801

ISO 606

JIS B 1803

ISO 1275

minimum offset link

dimensions

4.3.2 

アタッチメント 

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.3.2.1

ベントアタッ

チメント穴
 

ベントアタッチメントの取付け穴直径。最

小値で表す[

図 2 a),図 2 b),図 2 d)  及び

図 2 e)]。

d

4

JIS B 1803

ISO 1275 

minimum hole

diameter

4.3.2.2

ストレートア

タッチメン
ト穴径 

ストレートアタッチメントの取付け穴直

径。最小値で表す。 
穴 1 個の場合:d

5

図 2 f)

穴 2 個の場合:d

6

図 2 g)

d

5

d

6

JIS B 1803

ISO 1275 

minimum hole

diameter

4.3.2.3

アタッチメン

ト取付け高
 

チェーン中心からベントアタッチメントの

上面までの高さ[

図 2 c)]。

h

4

JIS B 1803

ISO 1275 

platform height

4.3.2.4

アタッチメン

ト幅 

アタッチメント部分の横幅寸法 

図 2 a)  及び図 2 f)]。

− attachment

width

4.3.2.5

アタッチメン

ト長さ 

アタッチメント端部のチェーン中心からの

距離[

図 2 a)]。

− attachment

distance

4.3.2.6

ベントアタッ

チメント取
付け穴中心
距離 

K

アタッチメントの取付け穴中心距離。記

号 で表す[

図 2 b)  及び図 2 e)]。A アタッ

チメントの場合は,チェーンの中心からの
距離で,量記号 f / 2 で表す[

図 2 a)]。

JIS B 1803

ISO 1275 

transverse distance

between hole

centers

4.3.2.7

アタッチメン

ト高さ 

チェーン中心からストレートアタッチメン

トの先端までの高さ[

図 2 f)]。

− straight

attachment

height


33

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.3.2.8

ストレートア

タッチメン
ト取付け穴
高さ 

ストレートアタッチメントのチェーン中心
から取付け穴中心までの高さ。 
  SA1 及び SK1 の場合:h

5

図 2 f)

  SA2 及び SK2 の場合:h

6

図 2 g)

h

5

h

6

 

JIS B 1803

ISO 1275 

height from chain

center line

4.3.2.9

アタッチメン

ト穴ピッチ 

A2

,SA2,K2 及び SK2 の各アタッチメント

の二つの取付け穴の間隔[

図 2 d),図 2 e)  及

図 2 g)]。

JIS B 1803

ISO 1275 

longitudinal distance

between hole

centers

4.3.2.10

延長ピン突出

長さ 

プレート面から延長ピン先端までの突出部

分の長さ[

図 2 h)]。

b

5

 

JIS B 1803

ISO 1275 

pin extension


34

B 1812

:2015

図 1−チェーンの各部の寸法 


35

B 1812

:2015

図 2−アタッチメント各部の寸法 


36

B 1812

:2015

4.4 

チェーンの性能・特性 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.4.1

引張強さ 

チェーンが破断に至るまで徐々に引っ張ったときの

最大引張力。

JIS B 1801

ISO 606

tensile strength

4.4.2

最小引張強さ 

引張試験の結果を統計処理して設定された最小値。
記号 F

u

で表す。

JIS B 1801

ISO 606

minimum tensile

strength

4.4.3

平均引張強さ 

引張試験の結果の平均値。

− average

tensile

strength

4.4.4 

保証引張強さ 

メーカが保証する引張強さ。

− warranted

tensile

strength

4.4.5 

荷重伸び 

引張試験においてチェーンに加えた荷重によって生

じる長さの変化量。

− load

elongation

4.4.6 

弾性伸び 

チェーンに加えた引張荷重によって,チェーンがど

の程度弾性的に伸びるかを示したもの。荷重を取り
除くと,元に戻る。

− elastic

elongation

4.4.7 

塑性伸び 

チェーンに荷重をかけたときに生じる永久伸び。

− plastic

elongation

4.4.8 

F

線図 

縦軸に張力振幅を,横軸に破断までの繰返し数をと
って描いた線図。

JIS B 1811 

F-N diagram

4.4.9 

疲労強度 

疲労限度及び時間強度の総称。

− fatigue

strength

4.4.10 

時間強度 

疲労強度のうち,F線図の傾斜部における疲労強
度。

fatigue strength at N

cycles

4.4.11 

疲労限度 

疲労強度のうち,F線図の水平部における疲労強
度。すなわち,無限回数の繰返しに耐える応力の上

限値。耐久限度ともいう。

− fatigue

limit,

endurance limit

4.4.12 

最小疲労強度 

時間強度と疲労限度とを合わせた総合的なもので,

試験結果を統計処理して設定した最小値。

− minimum

fatigue

strength

4.4.13 

最小疲労限度 

最小疲労強度のうち,疲労限度に対する最小値。記

号 F

d

で表す。

JIS B 1811 

minimum fatigue

limit

4.4.14 

耐久繰返し数 

疲労限度を判定するときの繰返し数。

JIS B 1811 

number of cycles at

endurance

4.4.15 

最大許容張力 

動的強度を基に設定したチェーンの許容張力の最大
値。

− maximum

allowable

tension

4.4.16 

隙間ばめ

常に隙間のあるはめ合い。 
注記  一般的には,ピンと継手プレート穴,ピンと中

間プレート穴及びローラとブシュとの組合せ
がこれに相当する。

− loose

fit

4.4.17 

締まりばめ 

常に締めしろのあるはめ合い。 
注記  一般的には,ピンと外プレート穴及びブシュと

内プレート穴との組合せがこれに相当する。

− press

fit

4.4.18 

コーダルアク

ション 

チェーンがスプロケットにかみ合ったとき,ピッチ

円に対し多角形になる現象。

− chordal

action

4.4.19 

速度変動 

コーダルアクションによって,駆動スプロケットが

等速回転しても,チェーンの速度が変動する現象。

− speed

variation

4.4.20 

チェーンの摩

 

チェーンがスプロケットとかみ合うときに,ピンと
ブシュとの間で発生する,すべり摩擦によってピン

及びブシュが摩耗する現象。

− wear

4.4.21 

チェーンの耐

摩耗性 

チェーンがその摩耗に対して耐える性質。

− wear

resistance

4.4.22 

摩耗伸び限界 

チェーンとスプロケットとのか(噛)み外れが始ま

る摩耗伸び限度。

− wear

elongation

limit


37

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.4.23 

初期摩耗伸び 

チェーンの摩耗伸びで,定常伸びに移る前の初期に
摩耗伸びが大きくなる状態(

図 3)。

initial wear elongation

4.4.24 

定常摩耗伸び 

初期伸びの後,急激な伸びが始まるまでの緩やかな

伸びの状態(

図 3)。

− standard

wear

elongation

4.4.25

急激な摩耗伸

 

急激に摩耗伸びが大きくなる状態(

図 3)。

− extreme

wear

elongation

4.4.26

ブシュ・ローラ

耐久寿命

ローラがスプロケット歯面と衝突し,ブシュ又はロ

ーラが疲労破壊を起こすまでの繰返し数。

life span durability

4.4.27

屈曲性 

外リンクと内リンクとがピンを介して屈曲する程

度。

− flexibility

4.4.28

横曲がり 

チェーン各部の隙間によって,ピン長手方向に曲が
ろうとする現象。

JIS D 9417 

side bow

4.4.29

横曲がり半径 

チェーンを定盤の上に置き,強制的に横曲がりさせ
たときの円弧の半径。

minimum side bow

radius

4.4.30

圧出力 

プレートからピン又はブシュを抜くのに要する力。

JIS D 9417 

push out force

4.4.31

しゃくり 

チェーンを使用したとき,スティックスリップによ
って,チェーンが脈動する現象。

− stick

slip

4.4.32

蛇行 

走行中のチェーンが,進行方向の左右に揺動する現

象。

JIS D 9417 

snaking

4.4.33

ねじれ 

チェーンを垂れ下がる状態にしたとき,軸方向に生

じる回転のずれ。

JIS D 9417 

twisting

4.4.34

ゴーリング 

高速域で,ピン及びブシュが焼付きを起こす現象。

− galling

4.4.35

基準長さ 

チェーンピッチの基準値×リンク数で算出した値。

− basic

length

4.4.36

長さの許容差 

チェーンとして基準長さに対して許容される長さの

範囲。

JIS B 1801

ISO 606

tolerance of overall

length

図 3−チェーン摩耗線図 


38

B 1812

:2015

4.5 

スプロケット 

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.5.1

スプロケット 

チェーン伝動装置において,軸に取り付け,

チェーンとかみ合って回転する鎖車の総
称。

JIS B 1801

ISO 606

sprocket

4.5.2

駆動スプロケ

ット 

チェーン伝動において,駆動軸に取り付け

たスプロケット。

JIS B 1810

ISO 10823

driving sprocket

4.5.3

被動スプロケ

ット 

チェーン伝動において,被動軸に取り付け

たスプロケット。

JIS B 1810

ISO 10823

driven sprocket

4.5.4

アイドラスプ

ロケット 

動力伝達に直接関係なく空転し,チェーン

の緩み,巻付角の調整などのために用いる
スプロケット。

JIS B 1810

ISO 10823

idler sprocket

4.5.5

1

列スプロケッ

 

1

列チェーンとかみ合うスプロケット。

JIS B 1801

ISO 606

sprocket for simplex

chain

4.5.6

2

列スプロケッ

 

2

列チェーンとかみ合うスプロケット。

JIS B 1801

ISO 606

sprocket for duplex

chain

4.5.7

3

列スプロケッ

 

3

列チェーンとかみ合うスプロケット。

JIS B 1801

ISO 606

sprocket for triplex

chain

4.5.8

多列スプロケ

ット 

2

列以上の列数をもつチェーンとかみ合う

スプロケットの総称。

JIS B 1801

ISO 606

multiplex sprocket

4.5.9

大スプロケッ

 

一連のチェーンとかみ合う駆動,及び被動

スプロケットのうち,歯数の多いスプロケ
ット。

− large

sprocket

4.5.10 

小スプロケッ

 

一連のチェーンとかみ合う駆動,及び被動

スプロケットのうち,歯数の少ないスプロ

ケット。

JIS B 1810

ISO 10823

small sprocket

4.5.11

平板形スプロ

ケット 

ハブのない平板のスプロケット。

JIS B 1801 

plate sprocket

4.5.12

片ハブ形スプ

ロケット 

平板の片側にハブのあるスプロケット。

JIS B 1801 

sprocket with hub on

one side


39

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.5.13

両ハブ形スプ

ロケット 

平板の両側にハブのあるスプロケット。

JIS B 1801 

sprocket with hub on

both side

4.5.14

ハブ分離形ス

プロケット 

平板に脱着可能なハブを取り付けたスプロ

ケット。

JIS B 1801

JIS B 1803 

sprocket with

separated hub

4.5.15 

シングルカッ

トスプロケ
ット 

小形ローラ形のダブルピッチチェーンに用

い,歯形ピッチがチェーンピッチと等しい
スプロケット。

JIS B 1803

ISO 1275

single cut sprocket


40

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.5.16

ダブルカット

スプロケッ
 

小形ローラ形のダブルピッチチェーンに用
い,歯形ピッチがチェーンピッチの約 1/2

のスプロケット。

JIS B 1803

ISO 1275

double cut sprocket

4.5.17

ピッチ円直径 

スプロケットの歯形ピッチに外接する円の

直径(

図 4)。

JIS B 1801

ISO 606

pitch circle diameter

4.5.18

歯先円直径 

スプロケットの歯先部の最大直径(

図 4)。

d

a

 

JIS B 1801

ISO 606

tip circle diameter

4.5.19

歯底円直径 

スプロケットの歯底部の最大直径(

図 4)。

d

f

 

JIS B 1801

ISO 606

root circle diameter

4.5.20

歯底距離 

スプロケットの相対する歯底間距離のうち

の最大寸法(

図 4)。

d

c

 

JIS B 1801

ISO 606

root distance

4.5.21

最大ハブ直径 

チェーンとかみ合わせたときに,チェーン
と干渉しないハブの最大直径(

図 4)。

d

g

 

JIS B 1801 

maximum hub

diameter

4.5.22

歯幅 

1

列のチェーンとかみ合う歯の幅寸法(

4

b

f1

 

JIS B 1801

ISO 606

tooth width

4.5.23

全歯幅 

多列スプロケットの歯の外幅寸法(

図 4)。

b

fn

 

JIS B 1801

ISO 606

total tooth width of n

lines

4.5.24

総幅 

スプロケットの最大幅寸法。

− hub

length

4.5.25

直接測定法 

偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相

対する位置に近接する歯底に直接ポイント

マイクロメータなどを当てて測定する方
法。

JIS B 1801

ISO 606

direct measurement

4.5.26

オーバピン法 

偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相
対する位置に近接する歯底に二つのピンを

挿入し,マイクロメータなどを当ててピン

の外径を測定する方法。

JIS B 1801

ISO 606

over pins

measurement

4.5.27

歯底の振れ 

スプロケットを回転させたときの歯底面の
振れの最大値。

JIS B 1801

ISO 606

radial run out of tooth

root

4.5.28

横振れ 

スプロケットを回転させたときの歯底の近
くの側面の振れの最大値。

JIS B 1801

ISO 606

axial run out of tooth

side surface

4.5.29

歯形 

スプロケット軸直角平面での歯の断面の形

状。

JIS B 1801

ISO 606

tooth profile


41

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.5.30

S

歯形 

歯底に直線部分のない歯形。

JIS B 1801 

S tooth profile

4.5.31

U

歯形 

歯底に直線部分をもつ歯形。

JIS B 1801 

U tooth profile

4.5.32

ISO

歯形 

歯底に直線部分をもち,かつ,歯先部分が

カットされた歯形。

JIS B 1801

ISO 606

ISO tooth profile

4.5.33

歯形ピッチ 

隣り合った歯形の中心間距離。チェーンピ
ッチに等しい。

ISO 606 

chordal pitch equal to

chain pitch

4.5.34

横ピッチ 

隣り合った歯幅の中心間距離。チェーンの
横ピッチに等しい(

図 4)。

p

t

− transverse

pitch

4.5.35 

圧力角 

歯形ピッチ中心線と,ローラ接触面に直角

に作用するローラ中心からの角度。

α

z

JIS B 1801 

pressure angle

4.5.36 

横歯形 

スプロケット軸を含む平面における歯の断
面形状。

JIS B 1801

ISO 606

transverse tooth

profile

4.5.37 

歯数 

歯の総数。

JIS B 1801

ISO 606

number of teeth

4.5.38 

作用歯数 

チェーンとスプロケットとのかみ合い有効

歯数。

z

w

JIS B 1803

ISO 1275

number of working

teeth

4.5.39 

偶数歯 

歯数が偶数のスプロケット。

JIS B 1801

ISO 606

even number of teeth


42

B 1812

:2015

番号

用語

定義

量記号

関連規格

対応英語(参考)

4.5.40 

奇数歯 

歯数が奇数のスプロケット。

JIS B 1801

ISO 606

odd number of teeth

4.5.41 

整数歯 

ダブルピッチチェーン用の作用歯数が整数

のスプロケット。

JIS B 1803

ISO 1275

integral teeth

4.5.42 

分数歯 

ダブルピッチチェーン用の作用歯数が分数

のスプロケット。

JIS B 1803

ISO 1275

fractional teeth

図 4−スプロケット寸法図 

4.6 

チェーンの附属品 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.6.1

テンショナ 

チェーンに張りを与えるための方式の総称。ばね式,
ねじ式,重すい(錘)式,油圧式,空圧式などがあ

る。

− tensioner

4.6.2

切継工具 

チェーンを切断したり,連結するときに用いる工具。

− connect

and

disconnect tool

4.6.3

リーフチェー

ン取付け金
 

リーフチェーンの端末に取り付ける金具。

JIS B 1804

ISO 4347

clevis

4.6.4

滑車 

リーフチェーンを巻き上げたり,方向を変えたりす
るための案内車。

JIS B 1804

ISO 4347

sheave

4.7 

チェーンの選定 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.7.1

伝動能力選定

 

伝動能力図によって,チェーンを選定する方法。

JIS B 1810

ISO 10823

maximum kW rating

selection

4.7.2

伝動能力 

チェーンが伝達し得る動力。kW で表す。

JIS B 1810

ISO 10823

maximum kW rating

4.7.3

チェーン張力 

チェーンに作用する張力。

− chain

tension

4.7.4

補正チェーン

張力 

チェーンに作用する張力を補正係数で補正した張
力。

− corrected

chain

tension

d

c

d

f

φ

d

g

φ

d

φ

d

g

b

f1

b

f1

b

fn

φ

d

a

p

t


43

B 1812

:2015

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.7.5 

ゆるみ側張力 

チェーンの緩み側に生じる張力。 
注記  これは,チェーンが歯飛びを起こさないために

必要な張力である。

slack side tension

4.7.6

伝達動力 

チェーンが実際に伝達する動力。

− input

power

4.7.7

安全係数 

チェーンの引張強さをチェーンに作用する使用張力

で除した値。

− safety factor

4.7.8

チェーン速度 

運転されているチェーンの速さ。

JIS B 1810

ISO 10823

chain speed

4.7.9

補正係数 

チェーンの使用条件に応じて補正する係数の総称。

− corrected

factor

4.7.10

多列係数 

1

列ローラチェーンの伝動能力を 1 としたときの多列

ローラチェーンの伝動能力比。

multi strand factor

4.7.11

使用係数 

負荷変動の大小によって,伝動動力を補正する係数。 JIS B 1810

ISO 10823

service factor

4.7.12

速度係数 

速度の大小によって,チェーン張力を補正する係数。

− speed

factor

4.7.13

歯数係数 

スプロケット歯数の大小によって,チェーン張力を

補正する係数。

JIS B 1810

ISO 10823

teeth factor

4.7.14 

衝撃係数 

原動機と被動機械との慣性比の大小と,伝動装置の
あそびの大小とによって,チェーン張力を補正する

係数。

− shock

factor

4.7.15

アンバランス

荷重係数 

複数本のチェーンに作用する張力の不均等を補正す

る係数。

unbalance load factor

4.7.16

ローラ許容負

 

与えられた条件下で許容されるローラの負荷。

− maximum

allowable

load of roller

4.8 

チェーンの取付け・保守 

番号

用語

定義

関連規格

対応英語(参考)

4.8.1

軸の平行度 

2

軸の平行の程度(2 軸間の距離のずれ)

− parallel

measurement

4.8.2

軸の水平度 

軸の水平面に対するずれの角度。

− axial

measurement

4.8.3

たるみ量 

チェーンの緩み側のたるみの量。

− slack

4.8.4 

潤滑形式 

チェーンの速度及びチェーンの呼び番号に応じて推
奨する潤滑の方法。 
注記  油差し又はブラシを用いた頻繁な手差し給油,

滴下給油,オイルバス,ディスク給油,強制給
油などがある。

JIS B 1810

ISO 10823

methods of

lubrication

4.8.5

歯飛び 

チェーンがスプロケットの歯を飛び越す現象。

jumping the sprocket

teeth


44

B 1812

:2015

参考文献  JIS B 1456:1989  ローラチェーン軸継手

JIS B 1803:2012

  伝動用及び搬送用ダブルピッチローラチェーン

注記  対応国際規格:ISO 1275:2006,Double-pitch precision roller chains, attachments and

associated chain sprockets for transmission and conveyors

(MOD)

JIS B 1804:2010

  リーフチェーン

注記  対応国際規格:ISO 4347:2004,Leaf chains, clevises and sheaves−Dimensions, measuring

forces and tensile strengths

(MOD)

JIS B 1810:2011

  伝動用ローラチェーンの選定指針

JIS B 1811:2008

  伝動用ローラチェーンの疲労試験方法

JIS B 9204:1994

  農業機械用フィードチェーン

JIS D 9417:2004

  自転車用チェーン

注記  対応国際規格:ISO 9633:2001,Cycle chains−Characteristics and test methods(MOD)

ISO 487:1998

,Steel roller chains, types S and C, attachments and sprockets

ISO 606:2004

,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and associated

chain sprockets

ISO 1977:2006

,Conveyor chains, attachments and sprockets

ISO 3512:1992

,Heavy-duty cranked-link transmission chains

ISO 4348:1983

,Flat-top chains and associated chain wheels for conveyors

ISO 6971:2002

,Cranked-link drag chains of welded construction, attachments and sprockets

ISO 6973:1986

,Drop-forged rivetless chains for conveyors

ISO 10190:2008

,Motorcycle chains−Characteristics and test methods


45

B 1812

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 1812:2015

  チェーン,スプロケット及び附属品−用語

ISO 13203:2005

,Chains, sprockets and accessories−List of equivalent terms

(I)JIS の規定

(II)

国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

全 て の 用 語 に 定 義
を規定

 1

用語及び関連図だけを規

追加

JIS

では一般的に使われる用語

を明確に定義した。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

3

分類

分類を規定し,その

項 目 別 に 用 語 と 定

義を規定した。

追加

チェーンの性能・特性,チェー

ンの選定,チェーンの取付け・

保守を追加した。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

4

用 語 及

び定義

−  2.2.1.5

2.2.2.5

agricultural chain

削除

type S or C agricultural chain

指しており,上記具体例を記載

したため削除。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.4.11

anti-backbend

plate

削除

プレート単体の記載では,チェ

ーン用語としては,活用範囲が
狭いため,用途としてのチェー

ンにて記載。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.1.5.8

biplanar

chain

削除

日本市場での使用用途が不明

であったため削除。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.3.1.2

cotter

削除

チェーンに特別に使われるも
のではないため削除。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.2.3.8

elevator

chain

削除

リーフチェーンで記載。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.5.3

extended

pin

削除

ピン単体ではなく延長ピン付

きアタッチメントとして記載。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.4.5

F attachment plate

削除

使用用途が日本市場において
不明なため。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

45

B 18

12

201

5


46

B 1812

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

4

用 語 及

び定義

−  2.3.4.6

G

attachment

plate

削除

使用用途が日本市場において

不明なため。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.5.5

grooved

pin

削除

クリップ形継手ピンに統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.5.5

guide

rail

削除

形状,材質など様々であり,規

定が難しいため。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.4.3

holed attachment plate

削除

G

アタッチメントで統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.5.2

hollow

pin

削除

ホローピンアタッチメントに
統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.4.7

K

attachment

plate

削除

K

アタッチメントに統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.4.8

M

attachment

plate

削除 SK1 アタッチメントに統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.2.2.6

overhead

conveyor

chain

削除

トロリコンベヤチェーンとし
て記載。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.5.6

pin with fastener hole

削除

割りピン形継手ピンに統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.5.4

pin with threaded end

削除

ねじ付きピンは一般用用途で

はないため削除。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.4.9

pusher attchment plate

削除

ドッグなどで代用し,該当する
ようなアタッチメントが日本

市場に存在しないため。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

2.3.4.10

scraper attachment plate

削除

用途が不明なため。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.5.1

solid

pin

削除

チェーンに使われる一般的な
ものであるため,ピンに統合。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

−  2.3.3.2.2

spring

clip

削除

チェーンに特別に使われるも

のではないため削除。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

46

B 18

12

201

5


47

B 1812

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

4

用 語 及

び定義

4.1.1.1

,4.1.1.2,

4.1.1.20

, 4.1.1.24 ∼

4.1.1.26

, 4.1.1.28 ∼

4.1.1.31

, 4.1.1.36 ,

4.1.1.39

, 4.1.1.40 ,

4.1.2.5

, 4.1.2.8 ,

4.1.2.11

, 4.1.2.13 ,

4.2.1.14

, 4.1.2.16 ,

4.1.2.22

∼ 4.1.2.24 ,

4.1.2.26

, 4.1.2.27 ,

4.1.2.32

, 4.1.2.33 ,

4.2.1.1

, 4.2.1.4 ∼

4.2.1.8

, 4.2.1.11 ,

4.2.2.1

, 4.2.2.5 ∼

4.2.2.7

, 4.2.3.2 ∼

4.2.3.4

, 4.2.4.2 ∼

4.2.4.4

, 4.2.6.1 ∼

4.2.6.19

,4.3,4.4,

4.5.1

∼ 4.5.10 ,

4.5.12

, 4.5.14 ∼

4.5.42

,4.6.2,4.7,

4.8

追加

日本独自に規定した。

ISO

規格の見直し時に提案を検討

する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 13203:2005,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

47

B 18

12

201

5