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B 1803

:2012

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  量記号

3

5

  種類

4

6

  呼び番号

4

7

  組立品,構成部品の構造及び名称

4

8

  形状及び寸法 

6

8.1

  ダブルピッチチェーン 

6

8.2

  系アタッチメント

11

9

  機械的性能 

13

9.1

  引張強さ 

13

9.2

  ダブルピッチチェーンの長さ

13

9.3

  部品の硬さ 

13

10

  試験方法 

13

10.1

  寸法測定 

13

10.2

  引張強さ試験 

13

10.3

  ダブルピッチチェーン長さの測定 

14

10.4

  硬さの試験方法

15

11

  検査 

15

12

  さび止め 

15

13

  製品の呼び方 

15

14

  表示

16

14.1

  製品の表示 

16

14.2

  包装の表示 

16

附属書 A(参考)スプロケット 

18

附属書 B(参考)系アタッチメント 

26

附属書 JA(参考)系ダブルピッチチェーンの JIS と ISO 規格との呼び番号対比表 

28

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表 

29


B 1803

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本チエーン工業

会(JCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの

申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 1803:1998 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

1803

:2012

伝動用及び搬送用ダブルピッチローラチェーン

Double-pitch precision roller chains for transmission and conveyors

序文 

この規格は,2006 年に第 4 版として発行された ISO 1275 を基とし,製品規格とするため技術的内容を

変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。また,附属書 JA は対応国際規格にはない事項であ

る。

適用範囲 

この規格は,伝動及び搬送に用いるダブルピッチローラチェーン(以下,ダブルピッチチェーンという。

及び A 系アタッチメントの特性について規定する。

なお,ダブルピッチチェーンに関連するスプロケット及び B 系アタッチメントについては,

附属書 

附属書 に記載する。A 系ダブルピッチチェーンは,JIS と ISO 規格とで呼び番号が異なるため,呼び

番号を対比させた表を

附属書 JA に示す。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 1275:2006

,Double-pitch precision roller chains, attachments and associated chain sprockets for

transmission and conveyors

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 1801

  伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン

注記  対応国際規格:ISO 606,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and

associated chain sprockets

(MOD)

JIS B 7450

  ディジタルスケール

JIS B 7502

  マイクロメータ

JIS B 7503

  ダイヤルゲージ

JIS B 7507

  ノギス

JIS B 7721

  引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法


2

B 1803

:2012

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験−試験方法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

ダブルピッチチェーン(double-pitch roller chain)

JIS B 1801

に規定されているローラチェーンのピッチを 2 倍にしたチェーン。プレートをひょうたん形

にしたものを伝動用ダブルピッチチェーンと呼び,小判形にしたものを搬送用ダブルピッチチェーンと呼

ぶ。

3.2 

小形ローラ形内リンク(inner link with small rollers)

プレートの高さより小さい(JIS B 1801 に規定されている伝動用ローラチェーンと同じ)外径のローラ

をもつ内リンク。

3.3 

大形ローラ形内リンク(inner link with large rollers)

プレートの高さより大きい外径のローラをもつ内リンク。

3.4 

リベット形外リンク(rivet type outer link)

ピンの両端をかしめた形式のリンク。記号 RP で表してもよい。

3.5 

割ピン形外リンク(cotter type outer link)

ピンの一端を割ピン又はその他のピンで止めた形式のリンク。記号 CP で表してもよい。

3.6 

クリップ形継手リンク(spring clip type connecting link)

継手プレートをスプリングクリップで止めたリンク。一般にピッチが 38.1 mm 以下のものに用いる。記

号 CLCL で表してもよい。

3.7 

割ピン形継手リンク(cotter type connecting link)

継手プレートを割ピン又はその他のピンで止めたリンク。一般にピッチが 50.8 mm 以上のものに用い

る。記号 CPCL で表してもよい。

3.8 

1

ピッチ形オフセットリンク(cranked link)

1

個で内リンク及び外リンクを構成するリンク。一般に奇数リンクで使用するときに用いる。記号 1POL

又は OL で表してもよい。

3.9 

2

ピッチ形オフセットリンク(two pitch cranked link)

奇数リンク用として,1 個のオフセットリンクと 1 個の内リンクとをリベット形ピンで連結したリン

ク。記号 2POL で表してもよい。


3

B 1803

:2012

3.10 

ベントアタッチメント(bent attachment)

内プレート及び/又は外プレートに相当するプレートを延長して舌状に突出させ,更に折り曲げて,取

付け穴を設けたもの。

3.11 

ストレートアタッチメント(straight attachment)

内プレート及び/又は外プレートに相当するプレートを延長して舌状に突出させ,取付け穴を設けたも

の。

3.12 

延長ピンアタッチメント(extended pin attachment)

ピンを延長して外プレートから突出させたもの。

量記号 

この規格で用いる量記号は,次による。

b

0

:プレートの厚さ(mm)

b

1

:内リンク内幅の最小値(mm)

b

2

:内リンク外幅の最大値(mm)

b

3

:外リンク内幅の最小値(mm)

b

4

:ピンの長さの最大値(mm)

b

5

:延長ピンアタッチメントの突出し長さの最大値(mm)

b

7

:継手ピンの付加長さの最大値(mm)

d

1

:小形ローラの外径の最大値(mm)

d

2

:ピン外径の最大値(mm)

d

3

:ブシュ内径の最小値(mm)

d

4

:ベントアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

d

5

:取付け穴 1 個のストレートアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

d

6

:取付け穴 2 個のストレートアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

d

7

:大形ローラの外径の最大値(mm)

f

:ベントアタッチメント取付け穴の中心距離(mm)

F

u

:最小引張強さ(kN)

g

:アタッチメント取付け穴のピッチ(mm)

h

2

:内プレート高さの最大値(mm)

h

4

:ベントアタッチメントの取付け高さ(mm)

h

5

:取付け穴 1 個のストレートアタッチメントの取付け穴の高さ(mm)

h

6

:取付け穴 2 個のストレートアタッチメントの取付け穴の高さ(mm)

l

:オフセットプレートの曲げ位置とピン又はブシュの中心との距離の最小値(mm)

p

:チェーンピッチの基準寸法(mm)


4

B 1803

:2012

種類 

ダブルピッチチェーンの種類は,各部の形状・寸法によって,A 系伝動用,A 系搬送用,B 系伝動用及

び B 系搬送用の 4 種類に区分する。

呼び番号 

ダブルピッチチェーンの呼び番号は,

表 1∼表 による。

組立品,構成部品の構造及び名称 

ダブルピッチチェーンは,

図 に示すように内リンクと外リンクとを交互に組み合わせたもので,その

継手には通常,継手リンクを用いる。ダブルピッチチェーン全体のリンク数が奇数になる場合は,オフセ

ットリンクを用いる。各部の名称は,

図 による。

内リンク

リベット形外リンク

割ピン形外リンク

a) 

伝動用ダブルピッチチェーン 

リベット形外リンク

内リンク

小形ローラ

b) 

搬送用ダブルピッチチェーン(小形ローラ形) 

リベット形外リンク

内リンク

大形ローラ

c) 

搬送用ダブルピッチチェーン(大形ローラ形) 

図 1−各部の名称 


5

B 1803

:2012

内プレート

内プレート

ブシュ

内プレート

内プレート

ブシュ

小形ローラ

大形ローラ

d) 

小形ローラ形内リンク e) 

大形ローラ形内リンク 

外プレート

外プレート

ピン

f) 

リベット形外リンク 

外プレート

継手ピン

クリップ

継手プレート

外プレート

継手ピン

継手プレート

割ピン

g) 

クリップ形継手リンク h) 

割ピン形継手リンク 

オフセットピン

ローラ

ブシュ

オフセットプレート

内プレート

リベット形ピン

オフセットプレート

ローラ

ブシュ

割ピン

i) 1

ピッチ形オフセットリンク j) 

2

ピッチ形オフセットリンク 

図 1−各部の名称(続き) 


6

B 1803

:2012

形状及び寸法 

8.1 

ダブルピッチチェーン 

ダブルピッチチェーンの形状は,

図 による。寸法は,10.1 に規定した寸法測定を行ったとき,表 1

表 の規定に適合しなければならない。

a) 

伝動用ダブルピッチチェーン 

b) 

搬送用ダブルピッチチェーン(小形ローラ形) 

c) 

搬送用ダブルピッチチェーン(大形ローラ形) 

図 2−ダブルピッチチェーンの形状 


表 1系伝動用ダブルピッチチェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 

ピッチ

(基準
寸法)

小形

ローラ

外径

(最大)

大形

ローラ

外径

(最大)

内リンク

内幅

(最小)

ピン

外径

(最大)

ブシュ

内径

(最小)

内プレ

ート高

(最大)

オフセット

プレート 
曲げ位置 
(最小)

内リン

ク外幅

(最大)

外リン

ク内幅

(最小)

ピン

長さ

(最大)

継手ピン

付加長さ
(最大)

プレート

の厚さ

(参考)

測定

張力

最小

引張 
強さ

p d

1

d

7

b

1

d

2

d

3

h

2

l b

2

b

3

b

4

b

7

b

0

F

u

呼び番号

mm

N kN

2040 7.92

2042

25.40

− 15.88

7.85 3.98 4.00

12.07  6.9  11.17 11.31  17.8

3.9

1.5 120

13.9

2050 10.16

2052

31.75

− 19.05

9.40 5.09 5.12

15.09  8.4  13.84 13.97  21.8

4.1

2.0 200

21.8

2060 11.91

2062

38.10

− 22.23

12.57 5.96 5.98

18.10  9.9  17.75 17.88  26.9

4.6

2.4 280

31.3

2080 15.88

2082

50.80

− 28.58

15.75 7.94 7.96

24.13  13.0  22.60 22.74  33.5

5.4

3.2 500

55.6

2100 19.05

2102

63.50

− 39.67

18.90 9.54 9.56

30.17  16.0  27.45 27.59  41.1

6.1

4.0 780

87.0

2120 22.23

2122

76.20

− 44.45

25.22 11.11 11.14 36.20  19.1 35.45

35.59

50.8 6.6  4.8 1

110

125.0

注記  呼び番号の末尾の“0”は小形ローラ形を示し,“2”は大形ローラ形を示す。

7

B 1803


2012


表 2系搬送用ダブルピッチチェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 

ピッチ

(基準
寸法)

小形

ローラ

外径

(最大)

大形

ローラ

外径

(最大)

内リン

ク内幅

(最小)

ピン

外径

(最大)

ブシュ

内径

(最小)

内プレ

ート高

(最大)

オフセット

プレート 
曲げ位置 
(最小)

内リン

ク外幅

(最大)

外リン

ク内幅

(最小)

ピン

長さ

(最大)

継手ピン

付加長さ
(最大)

プレート

の厚さ

(参考)

測定

張力

最小

引張 
強さ

p d

1

d

7

b

1

d

2

d

3

h

2

l b

2

b

3

b

4

b

7

b

0

F

u

呼び番号

mm

N kN

C2040 7.92

C2042

25.40

− 15.88

7.85 3.98 4.00

12.07  6.9  11.17 11.31  17.8

3.9

1.5 120

13.9

C2050 10.16

C2052

31.75

− 19.05

9.40 5.09 5.12

15.09  8.4  13.84 13.97  21.8

4.1

2.0 200

21.8

C2060 11.91

C2062

38.10

− 22.23

12.57 5.96 5.98

18.10  9.9  17.75 17.88  26.9

4.6

2.4 280

31.3

C2060H 11.91

C2062H

38.10

− 22.23

12.57 5.96 5.98

18.10  9.9  19.43 19.56  30.2

4.6

3.2 280

31.3

C2080 15.88

C2082

50.80

− 28.58

15.75 7.94 7.96

24.13 13.0  22.60 22.74  33.5

5.4

3.2 500

55.6

C2080H 15.88

C2082H

50.80

− 28.58

15.75 7.94 7.96

24.13 13.0  24.28 24.41  37.4

5.4

4.0 500

55.6

C2100 19.05

C2102

63.50

− 39.67

18.90 9.54 9.56

30.17 16.0  27.45 27.59  41.1

6.1

4.0 780

87.0

C2100H 19.05

C2102H

63.50

− 39.67

18.90 9.54 9.56

30.17 16.0  29.10 29.24  44.5

6.1

4.8 780

87.0

C2120 22.23

C2122

76.20

− 44.45

25.22 11.11 11.14 36.20  19.1 35.45

35.59

50.8 6.6  4.8 1

110

125.0

C2120H 22.23

C2122H

76.20

− 44.45

25.22 11.11 11.14 36.20  19.1 37.18

37.31

55.0 6.6  5.6 1

110

125.0

C2160H 28.58

C2162H

101.60

− 57.15

31.55 14.29 14.31 48.26  25.2  46.88 47.02  69.4

7.9

7.2 2

000

222.4

注記 1  呼び番号の末尾の“0”は小形ローラ形を示し,“2”は大形ローラ形を示す。 
注記 2  呼び番号の“C”は搬送用を示し,“H”は 1 サイズ上のプレート厚さをもったものを示す。

8

B 1803


2012


表 3系伝動用ダブルピッチチェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 

ピッチ

(基準
寸法)

小形

ローラ

外径

(最大)

大形

ローラ

外径

(最大)

内リンク

内幅

(最小)

ピン

外径

(最大)

ブシュ

内径

(最小)

内プレ

ート高

(最大)

オフセット

プレート 
曲げ位置 
(最小)

内リン

ク外幅

(最大)

外リン

ク内幅

(最小)

ピン

長さ

(最大)

継手ピン

付加長さ
(最大)

測定

張力

最小

引張 
強さ

p d

1

d

7

b

1

d

2

d

3

h

2

l b

2

b

3

b

4

b

7

F

u

呼び番号

mm N

kN

208B

−S 8.51

208B

−L

25.40

− 15.88

7.75 4.45 4.50 11.81  6.9  11.30 11.43  17.0

3.9

120

17.8

210B

−S 10.16

210B

−L

31.75

− 19.05

9.65 5.08 5.13 14.73  8.4  13.28 13.41  19.6

4.1

200

22.2

212B

−S 12.07

212B

−L

38.10

− 22.23

11.68 5.72 5.77 16.13  9.9  15.62 15.75  22.7

4.6

280

28.9

216B

−S 15.88

216B

−L

50.80

− 28.58

17.02 8.28 8.33 21.08  13.0  25.45 25.58  36.1

5.4

500

60.0

220B

−S 19.05

220B

−L

63.50

− 39.67

19.56 10.19 10.24  26.42  16.0

29.01 29.14  43.2

6.1

780

95.0

224B

−S 25.40

224B

−L

76.20

− 44.45

25.40 14.63 14.68  33.40  19.1

37.92 38.05 53.4  6.6  1

110

160.0

228B

−S 88.90

27.94

− 30.99

15.90

15.95

37.08 21.3  46.58

46.71

65.1 7.4 1

510  200.0

232B

−S 101.60

29.21

− 30.99

17.81

17.86

42.29 24.4  45.57

45.70

67.4 7.9 2

000  250.0

注記  呼び番号の“S”は小形ローラ形を示し,“L”は大形ローラ形を示す。

9

B 1803


2012


表 4系搬送用ダブルピッチチェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 

ピッチ

(基準
寸法)

小形

ローラ

外径

(最大)

大形

ローラ

外径

(最大)

内リンク

内幅

(最小)

ピン

外径

(最大)

ブシュ

内径

(最小)

内プレ

ート高

(最大)

オフセット

プレート 
曲げ位置 
(最小)

内リン

ク外幅

(最大)

外リン

ク内幅

(最小)

ピン

長さ

(最大)

継手ピン

付加長さ
(最大)

測定

張力

最小

引張 
強さ

p d

1

d

7

b

1

d

2

d

3

h

2

l b

2

b

3

b

4

b

7

F

u

呼び番号

mm N

kN

C208B

−S

8.51

C208B

−L

25.40

− 15.88

7.75 4.45 4.50

11.81

6.9  11.30 11.43  17.0

3.9

120

17.8

C210B

−S

10.16

C210B

−L

31.75

− 19.05

9.65 5.08 5.13

14.73

8.4  13.28 13.41  19.6

4.1

200

22.2

C212B

−S

12.07

C212B

−L

38.10

− 22.23

11.68 5.72 5.77

16.13

9.9  15.62 15.75  22.7

4.6

280

28.9

C216B

−S

15.88

C216B

−L

50.80

− 28.58

17.02 8.28 8.33

21.08  13.0  25.45 25.58  36.1

5.4

500

60.0

C220B

−S

19.05

C220B

−L

63.50

− 39.67

19.56 10.19 10.24 26.42

16.0  29.01 29.14  43.2

6.1

780

95.0

C224B

−S

25.40

C224B

−L

76.20

− 44.45

25.40 14.63 14.68 33.40

19.1  37.92 38.05 53.4  6.6

1

110

160.0

注記  呼び番号の“C”は搬送用を示し,“S”は小形ローラ形を示し,“L”は大形ローラ形を示す。

10

B 1803


2012


11

B 1803

:2012

8.2 A

系アタッチメント 

A

系アタッチメントの種類は,形状によって区分し,

表 による。A 系アタッチメントの形状・寸法は,

図 及び表 に示す。

表 5系アタッチメントの種類 

種類

取付け穴の数

記号

ISO

記号

(参考)

A1

1

K1 K1

A2

ベントアタッチメント

2

K2 K2

SA1

1

SK1 M1

SA2

ストレートアタッチメント

2

SK2 M2

D1

延長ピンアタッチメント

D3

Y

A1 K1

A2 K2

a) 

ベントアタッチメント 

SA1 SK1

b) 

ストレートアタッチメント 

図 3系アタッチメント 


12

B 1803

:2012

SA2 SK2

b) 

ストレートアタッチメント(続き) 

D1 D3

c) 

延長ピンアタッチメント 

図 3系アタッチメント(続き) 

表 6系アタッチメントの寸法 

単位  mm

取付け

穴径

(最小)

取付け

穴径

(最小)

取付け

穴径

(最小)

取付け

高さ

取付け

穴高さ

取付け

穴高さ

取付け

穴の

ピッチ

取付け

穴の中
心距離

ピン

外径

(最大)

突出し

長さ

(最大)

プレー

ト厚さ
(参考)

呼び

番号

d

4

d

5

d

6

h

4

h

5

h

6

g f d

2

b

5

b

0

C2040

C2042

3.3 5.1 3.3 9.1 11.1

13.5 9.5 25.4

3.98

10.2 1.5

C2050

C2052

5.1 6.6 5.1

11.1 14.3

15.9

11.9 31.8

5.09

12.7 2.0

C2060

C2062

5.1 8.2 5.1

14.7 17.5

19.0

14.3 42.9

5.96

15.2 2.4

C2060H

C2062H

5.1 8.2 5.1

14.7 17.5

19.0

14.3 42.9

5.96

15.2 3.2

C2080

C2082

6.6 9.8 6.6

19.1 22.2

25.4

19.1 55.6

7.94

20.3 3.2

C2080H

C2082H

6.6 9.8 6.6

19.1 22.2

25.4

19.1 55.6

7.94

20.3 4.0

C2100

C2102

8.2 13.1  8.2 23.4 28.6 31.8 23.8  66.6

9.54 25.4  4.0

C2100H

C2102H

8.2 13.1  8.2 23.4 28.6 31.8 23.8  66.6

9.54 25.4  4.8

C2120

C2122

9.8 14.7  9.8 27.8 33.3 37.3 28.6  79.3

11.11 30.5  4.8

C2120H

C2122H

9.8 14.7  9.8 27.8 33.3 37.3 28.6  79.3

11.11 30.5  5.6

C2160H

C2162H

13.1 19.5 13.1 36.5 44.5 50.8 38.1 104.7

14.29 40.6  7.2


13

B 1803

:2012

機械的性能 

9.1 

引張強さ 

引張強さは,10.2 によって試験したとき,

表 1∼表 に示す最小引張強さ以上でなければならない。た

だし,継手リンク,オフセットリンク及びアタッチメント付きダブルピッチチェーンには適用しない。

9.2 

ダブルピッチチェーンの長さ 

ダブルピッチチェーンの長さは,10.3 によって測定したとき,基準長さ

1)

に対して

表 の許容差を満足

しなければならない。

1)

ピッチの基準寸法(p)×リンク数で算出した値。

表 7−長さの許容差 

単位  %

区分

長さの許容差

アタッチメントなし

+0.15

0

アタッチメント付き

+0.25

−0.05

9.3 

部品の硬さ 

ダブルピッチチェーンの各部品の表面硬さは,10.4 によって試験したとき,

表 の規定のいずれかに適

合しなければならない。

表 8−表面硬さ 

部品名 HV HRC HRA

HR30N

ピン 450 以上 45 以上 73 以上 64 以上

ブシュ 450 以上 45 以上 73 以上 64 以上

ローラ 390 以上 40 以上 70 以上 59 以上

10 

試験方法 

10.1 

寸法測定 

JIS B 7507

に規定するノギス,JIS B 7502 に規定するマイクロメータなどを用いて測定する。

10.2 

引張強さ試験 

10.2.1 

装置 

引張強さ試験に用いる装置は,次による。

a) 

試験機  JIS B 7721 で校正された引張試験機。

b) 

試験片取付具  図 に示すような試験片に引張力を加えたときに,全てのリンクにねじれ,曲げなど

を発生させないもの。

10.2.2 

測定手順 

測定手順は,次による。

a)

試験片を,

図 に示すように有効部分

2)

が 5 リンク以上になるように 10.2.1 b)に規定した試験片取付

具に取り付ける。


14

B 1803

:2012

b)

試験は,10.2.1 a)に規定した試験機を用いて試験片が破断に至るまで徐々に引っ張り,そのときの最

大引張力を引張強さとする。ただし,破断が有効部分以外で生じた試験片での測定値は,採用しては

ならない。

2)

両端の試験片取付具の間にあり,試験片取付具に取り付けられたリンクを除いた部分。

図 4−試験片取付けの例 

10.3 

ダブルピッチチェーン長さの測定 

ダブルピッチチェーン長さの測定は,次による。

a) 

基準長さは,ダブルピッチチェーンのピッチによって,次のとおりとする。 

1)

ピッチが 31.75 mm 以下のダブルピッチチェーンの場合は,610 mm 以上。

2)

ピッチが 38.10 mm 以上のダブルピッチチェーンの場合は,1 220 mm 以上。

b) 

測定機は,ダブルピッチチェーンが全長にわたって水平に支持できるもので,ダブルピッチチェーン

の一端を固定でき,また,他端に測定張力が加えられる

図 に示すような測定機とする。 

c)

ダブルピッチチェーン長さの測定は,b)に規定した測定機を用いて,塗油前のダブルピッチチェーン

表 1∼表 に示す測定張力を加えて基準長さとの相対差を測定できる測定器(JIS B 7503 に規定す

るダイヤルゲージ,JIS B 7450 に規定するディジタルスケールなど)で測定する。

A

−A


15

B 1803

:2012

図 5−測定機の例 

10.4 

硬さの試験方法 

硬さの試験方法は,次による。

a)

ビッカース硬さは,JIS Z 2244 に規定する試験方法によって測定する。

b)

ロックウェル硬さは,JIS Z 2245 に規定する試験方法によって測定する。

11 

検査 

ダブルピッチチェーンの検査は,適切な抜取検査方式を用いて箇条 10 の試験を行ったとき,形状及び寸

法は箇条 に,機械的性能は箇条 にそれぞれ適合しなければならない。

12 

さび止め 

ダブルピッチチェーン出荷時には,さび止め剤を塗布するか,又はこれに代わる方法によって,さび止

め処理を施す。

13 

製品の呼び方 

ダブルピッチチェーン及びリンクの呼び方は,次による。

a)

ダブルピッチチェーンの呼び方は,規格番号又は商標若しくは商標の略号,呼び番号,外リンクの形

式を表す記号及びリンクの総数の順番とする。

なお,リンクの総数が奇数の場合には,端部を表す形状をリンクの総数の後ろに括弧を付けて明記

する。

例 1  JIS B 1803  C2062H  CP  80L

リンクの総数

外リンクの形式(割ピン形)

呼び番号

規格番号又は商標若しくは商標の略号

例 2  JIS B 1803  2060  RP  25L  (両端内リンク)


16

B 1803

:2012

b)

アタッチメント付きダブルピッチチェーンの呼び方は,規格番号又は商標若しくは商標の略号,呼び

番号,外リンクの形式を表す記号,アタッチメントの取付け間隔,アタッチメントの記号及びリンク

の総数の順番とする。

なお,リンクの総数が奇数の場合には,端部を表す形状をリンクの総数の後ろに括弧を付けて明記

する。

例  JIS B 1803  C2050  RP  2L  A2  96L

リンクの総数

アタッチメントの記号

アタッチメントの取付け間隔

外リンクの形式(リベット形)

呼び番号

規格番号又は商標若しくは商標の略号

c)

リンクの呼び方は,規格番号又は商標若しくは商標の略号,呼び番号,継手リンクの形式を表す記号

及びリンクの名称の順番とする。

例  JIS B 1803  C2060H  CL  継手リンク

リンクの名称

継手リンクの形式(クリップ形)

呼び番号

規格番号又は商標若しくは商標の略号

d)

アタッチメント付きリンクの呼び方は,規格番号又は商標若しくは商標の略号,呼び番号,アタッチ

メントの記号,継手リンクの形式を表す記号及びリンクの名称の順番とする。

例  JIS B 1803  C2060H  A1  CL  継手リンク

リンクの名称

継手リンクの形式(クリップ形)

アタッチメントの記号

呼び番号

規格番号又は商標若しくは商標の略号

14 

表示 

14.1 

製品の表示 

ダブルピッチチェーンの外プレートには,次の事項を表示する。ただし,アタッチメント付き外プレー

トには表示しなくてもよい。

a)

製造業者名,商標又はその略号

b)

呼び番号

14.2 

包装の表示 

ダブルピッチチェーンの包装には,次の事項を表示する。

a)

製造業者名,商標又はその略号

b)

呼び番号

c)

外リンクの形式又は記号(リベット形の場合は省略してもよい。

d)

リンクの総数


17

B 1803

:2012

e)

アタッチメント付きの場合,アタッチメントの記号及び取付け間隔


18

B 1803

:2012

附属書 A

(参考)

スプロケット 

A.1 

量記号 

この附属書で用いる量記号は,次による。

b

1

:内リンク内幅の最小値(mm)

b

a

:面取り幅(mm)

b

f

:歯幅(mm)

d

:ピッチ円直径(mm)

d

1

:小形ローラの外径の最大値(mm)

d

7

:大形ローラの外径の最大値(mm)

d

a

:外径(mm)

d

b

:軸穴径(mm)

d

c

:歯底距離(mm)

d

f

:歯底円直径(mm)

d

g

:最大ハブ直径(mm)

d

R

:測定ピン外径(mm)

h

:面取り深さ(mm)

h

a

:ピッチ多角形状からの歯の高さ(mm)

M

R

:オーバピン寸法(mm)

p

:チェーンピッチ(mm)

r

a

:丸み(mm)

r

e

:歯先円弧半径(mm)

r

i

:歯底円弧半径(mm)

r

x

:面取り半径(mm)

z

:作用歯数

3)

α

:歯底円弧の挟角(°)

3)

スプロケットが 1 回転する間にダブルピッチチェーンとかみ合う歯数。


19

B 1803

:2012

A.2 

種類 

種類は,次による。

a)

スプロケットの種類は,形状によって平板形(A 形)

,片ハブ形(B 形)

,両ハブ形(C 形)

,ハブ分離

形(D 形)に区分し,

図 A.1 に示す。

平板形

(A 形)

片ハブ形

(B 形)

両ハブ形

(C 形)

ハブ分離形

(D 形)

図 A.1−スプロケットの形状による種類 

b)

小形ローラ形ダブルピッチチェーン用スプロケットには,歯切り方法によってシングルカット及びダ

ブルカットの 2 種類がある。

図 A.2 に示す。シングルカットスプロケットでは,スプロケットの総歯

数が作用歯数となる。ダブルカットスプロケットでは,総歯数の 2 分の 1 が作用歯数であり,総歯数

が偶数のとき作用歯数は整数となり,総歯数が奇数のとき作用歯数は分数となる。

シングルカットスプロケット

ダブルカットスプロケット

図 A.2−スプロケットの歯切り方法による種類 


20

B 1803

:2012

A.3 

径方向寸法 

A.3.1 

径方向寸法の求め方 

径方向寸法は,

表 A.1 の計算式によって求める。

表 A.1−径方向寸法の計算式 

単位  mm

区分

項目

小形ローラ形

大形ローラ形

ピッチ円直径  d

z

p

d

°

180

sin

外径  d

a

°

z

p

d

d

90

tan

6

.

0

2

a

°

z

p

d

d

90

tan

6

.

0

a

歯底円直径  d

f

d

f

dd

1

d

f

dd

7

(シングルカット偶数歯・ダブルカット整数歯) 
d

c

d

f

(偶数歯) 
d

c

d

f

(シングルカット奇数歯)

1

1

c

2

180

sin

2

1

90

cos

d

z

p

d

z

d

d

°

°

歯底距離  d

c

(ダブルカット分数歯)

1

1

c

2

180

cos

4

180

sin

4

1

45

cos

d

z

z

p

d

z

d

d

°

×

°

°

(奇数歯)

7

7

c

2

180

sin

2

1

90

cos

d

z

p

d

z

d

d

°

°

S

歯 

最大ハブ直径  d

g

a

2

g

2

1

05

.

1

180

cos

r

h

z

p

d

°

ピッチ円直径  d

S

歯形と同じ

外径  d

a

d

a max

d+0.625pd

1

1

min

a

4

.

0

5

.

0

d

z

p

d

d

d

a max

d+1.25pd

7

7

min

a

6

.

1

1

d

z

p

d

d

歯底円直径  d

f

S

歯形と同じ

歯底距離  d

c

S

歯形と同じ

I

S

O

歯 

最大ハブ直径  d

g

S

歯形と同じ


21

B 1803

:2012

A.3.2 

歯底円直径及び歯底距離の測定方法 

歯底円直径及び歯底距離の測定方法は,次による。

a)

直接測定法  偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相対する位置に近接する歯底に直接ポイントマ

イクロメータなどを当てて測定する。

b)

オーバピン法  偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相対する位置に近接する歯底に二つの測定ピ

ンを挿入し,直接 JIS B 7502 に規定するマイクロメータなどを当てて測定ピンの外側寸法(M

R

)を測

定する(

図 A.3 参照)。歯底距離(d

c

)は,次の式によって算出する。

偶数歯  d

f

(=d

c

)=M

R

−2d

R

奇数歯  d

c

M

R

−2d

R

なお,測定ピンの外径(d

R

)は,ダブルピッチチェーンのローラ外径(d

1

又は d

7

)を超えてはなら

ない。

a) 

小形ローラ用スプロケット 

b) 

大形ローラ用スプロケット 

図 A.3−オーバピン法による測定 


22

B 1803

:2012

A.3.3 

寸法許容差 

歯底円直径及び歯底距離の寸法許容差は,

表 A.2 による。

表 A.2−歯底円直径及び歯底距離の寸法許容差 

単位  mm

歯底円直径及び歯底距離

寸法許容差

歯底円直径及び歯底距離

寸法許容差

 127

以下 0

−0.25

800

を超え

1 000

以下

0

−0.56

127

を超え 250 以下 0

−0.3

1 000

を超え

1 250

以下

0

−0.66

250

を超え 315 以下 0

−0.32

1 250

を超え

1 600

以下

0

−0.78

315

を超え 400 以下 0

−0.36

1 600

を超え

2 000

以下

0

−0.92

400

を超え 500 以下 0

−0.4

2 000

を超え

2 500

以下

0

−1.1

500

を超え 630 以下 0

−0.44

2 500

を超え

3 150

以下

0

−1.35

630

を超え 800 以下 0

−0.5


23

B 1803

:2012

A.4 

基本歯形 

ダブルピッチチェーン用スプロケットの基本歯形は,S 歯形及び ISO 歯形とする。

S

歯形の寸法は,JIS B 1801 の計算式による。ただし,小形ローラ用スプロケットの場合,式中の 

は,作用歯数の値を用いる。

ISO

歯形の寸法は,

表 A.3 の計算式による。

表 A.3ISO 歯形の寸法計算式 

単位  mm

小形ローラ形

大形ローラ形

歯先円弧の半径  最大値

r

e

=0.12d

1

(z

+2)

r

e

=0.12d

7

(z

+2)

歯底円弧の半径  最大値

r

i

=0.505d

1

 

r

i

=0.505d

7

 

最小形状

歯底円弧の挟角  最小値(°)

z

α

°

°

90

140

 

z

α

°

°

90

140

 

歯先円弧の半径  最小値

r

e

=0.008d

1

(z

2

+180)

r

e

=0.008d

7

(z

2

+180)

歯底円弧の半径  最小値

3

1

1

i

069

.

0

505

.

0

d

d

r

 

3

7

7

i

069

.

0

505

.

0

d

d

r

 

最大形状

歯底円弧の挟角  最大値(°)

z

α

°

°

90

120

 

z

α

°

°

90

120

 

ピッチ多角形状からの歯の高さ

                      最大値

1

a

5

.

0

8

.

0

5

312

.

0

d

z

p

h

7

a

5

.

0

8

.

0

625

.

0

d

z

p

h

                      最小値

1

a

5

.

0

6

.

0

25

.

0

d

z

p

h

h

a

=0.5(pd

7

)


24

B 1803

:2012

A.5 

横歯形 

A.5.1 

横歯形の歯形寸法の求め方 

横歯形の歯形寸法は,

表 A.4 の計算式によって求める。

表 A.4−横歯形の寸法計算式 

単位  mm

項目

計算式

歯幅  b

f

  (最大)

b

f

=0.95b

1

面取り幅  b

a

  (約)

b

a

=0.065p

面取り深さ  h  (参考)

h=0.25p

面取り半径  r

x

  (参考) r

x

=0.5p

丸み  r

a

a)

  (最大)

r

a

=0.02p

a)

丸み(最大)は,ハブ直径及び溝直径の最大
値を用いたときの値である。

A.5.2 

歯幅の測定方法 

歯幅は,測定する箇所に直接 JIS B 7502 に規定する歯厚マイクロメータなどを当てて測定する。

A.5.3 

歯幅の寸法許容差 

歯幅の寸法許容差は,

表 A.5 による。

表 A.5−歯幅の寸法許容差 

単位  mm

歯幅

寸法許容差

歯幅

寸法許容差

3

以下 0

−0.25

80

を超え

120

以下

0

−0.87

3

を超え

6

以下 0

−0.3

120

を超え

180

以下

0

−1

6

を超え 10 以下 0

−0.36

180

を超え

250

以下

0

−1.15

10

を超え 18 以下 0

−0.43

250

を超え

315

以下

0

−1.3

18

を超え 30 以下 0

−0.52

315

を超え

400

以下

0

−1.4

30

を超え 50 以下 0

−0.62

400

を超え

500

以下

0

−1.55

50

を超え 80 以下 0

−0.74


25

B 1803

:2012

A.6 

歯底の振れ及び横振れ 

A.6.1 

測定方法 

歯底の振れ及び横振れは,

テーパーマンドレルを軸穴に挿入したスプロケットを芯押し台に取り付けて,

JIS B 7503

に規定するダイヤルゲージを用いて測定する。

A.6.2 

許容値 

軸穴の中心に対する歯底の振れ及び横振れの許容値は,

表 A.6 による。

表 A.6−歯底の振れ及び横振れの許容値 

単位  mm

歯底円直径

歯底の振れの許容値

横振れの許容値

90

以下 0.15

 90

を超え 190 以下

0.25

 190

を超え 850 以下

0.000 8d

f

+0.08

 850

を超え 1 180 以下

0.000 9d

f

+0.08

1 180

を超えるもの

0.76

1.14


26

B 1803

:2012

附属書 B

(参考)

B

系アタッチメント

B.1 

量記号 

この附属書で用いる量記号は,次による。

b

10

:延長ピンアタッチメントの突出し長さの最大値(mm)

d

2

:延長ピンアタッチメントのピン外径の最大値(mm)

d

4

:ベントアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

d

5

:取付け穴 1 個のストレートアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

d

6

:取付け穴 2 個のストレートアタッチメントの取付け穴径の最小値(mm)

f

:ベントアタッチメントの取付け穴の中心距離(mm)

g

:アタッチメント取付け穴のピッチ(mm)

h

4

:ベントアタッチメントの取付け高さ(mm)

h

5

:取付け穴 1 個のストレートアタッチメントの取付け穴の高さ(mm)

h

6

:取付け穴 2 個のストレートアタッチメントの取付け穴の高さ(mm)

B.2 

種類 

B

系アタッチメントの種類は,形状によって区分し,

表 B.1 による。

表 B.1系アタッチメントの種類 

種類

取付け穴の数

記号

1 K1

ベントアタッチメント

2 K2

1 M1

ストレートアタッチメント

2 M2

延長ピンアタッチメント

X

B.3 

形状・寸法 

B

系アタッチメントの形状・寸法は,

図 B.1 及び表 B.2 による。

K1 K2

a) 

ベントアタッチメント

図 B.1系アタッチメント 


27

B 1803

:2012

M1 M2

b) 

ストレートアタッチメント 

X

c) 

延長ピンアタッチメント 

図 B.1系アタッチメント(続き) 

表 B.2系アタッチメントの寸法 

単位  mm

取付け穴

(最小)

取付け穴

(最小)

取付け穴

(最小)

取付け高

取付け穴

高さ

取付け穴

高さ

取付け穴
のピッチ

取付け
穴の中
心距離

ピン外径 
(最大)

突出し長さ

(最大)

呼び番号

d

4

d

5

d

6

h

4

h

5

h

6

g f d

2

b

10

C208B

−S

C208B

−L

4.3 4.3 4.3  9.1

13.0

13.7 12.7

25.4

4.45

15.5

C210B

−S

C210B

−L

5.3 5.3 5.3 11.1

16.5

16.5 15.9

31.8

5.08

18.5

C212B

−S

C212B

−L

6.4 6.4 6.4 14.7

21.0

18.5 19.1

38.1

5.72

21.5

C216B

−S

C216B

−L

6.4 6.4 6.4 19.1

23.0

27.4 25.4

50.8

8.28

34.5

C220B

−S

C220B

−L

8.4 8.4 8.4 23.4

30.5

33.0 31.8

63.5

10.19

39.4

C224B

−S

C224B

−L

10.5 10.5 10.5  27.8 36.0 42.7  38.1 76.2

14.63 51.4


28

B 1803

:2012

附属書 JA

(参考)

A

系ダブルピッチチェーンの JIS と ISO 規格との呼び番号対比表

種類 JIS 呼び番号 ISO 呼び番号

2040 208A

−S

2042 208A

−L

2050 210A

−S

2052 210A

−L

2060 212A

−S

2062 212A

−L

2080 216A

−S

2082 216A

−L

2100 220A

−S

2102 220A

−L

2120 224A

−S

伝動用

ダブルピッチ 
チェーン

2122 224A

−L

C2040 C208A

−S

C2042 C208A

−L

C2050 C210A

−S

C2052 C210A

−L

C2060 C212A

−S

C2062 C212A

−L

C2060H C212A

−H−S

C2062H C212A

−H−L

C2080 C216A

−S

C2082 C216A

−L

C2080H C216A

−H−S

C2082H C216A

−H−L

C2100 C220A

−S

C2102 C220A

−L

C2100H C220A

−H−S

C2102H C220A

−H−L

C2120 C224A

−S

C2122 C224A

−L

C2120H C224A

−H−S

C2122H C224A

−H−L

C2160H C232A

−H−S

搬送用

ダブルピッチ 
チェーン

C2162H C232A

−H−L

注記  B 系ダブルピッチチェーンでは,JIS 呼び番号と ISO 呼び番号とは一致する。


附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 1803

:2012

  伝動用及び搬送用ダブルピッチローラチェーン

ISO 1275

:2006

  Double-pitch precision roller chains, attachments and associated chain

sprockets for transmission and conveyors

(I) JIS

の規定 (III)

国際規格の規定 (IV)

JIS

と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号 及
び題名

内容

(II)

国 際 規

格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)  JIS

と国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

1

  適用範囲

ダブルピッチチェ
ーン及び A 系アタ
ッチメントに適用

する。

 1

ダ ブ ル ピ ッ チ チ ェ ー
ン,A 系・B 系アタッ
チメント及びスプロケ

ットに適用する。

変更

JIS

では,B 系アタッチメント

及びスプロケットを附属書に
記載しているが,技術的内容に

差異はない。

国内では,B 系アタッチメントはほ
とんど生産・需要がないため,附属
書に記載した。

スプロケットをチェーンの規格で規
定することが難しいため,附属書に
記載した。

2

  引用規格

3

  用語 及び

定義

この規格で使用す

る用語及び定義を
規定する。

追加

JIS

では,規格を理解しやすい

ように用語及び定義を規定し
た。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

4

  量記号

この規格で使用す
る量記号を規定す
る。

追加

JIS

では,規格を理解しやすい

ように量記号を規定した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

5

  種類

ダブルピッチチェ
ーンの種類につい
て規定する。

追加

JIS

では,規格を理解しやすい

ように種類を規定した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

6

  呼び番号

ダブルピッチチェ
ーンの呼び番号に

ついて規定する。

 3.2

変更

JIS

では,A 系ダブルピッチチ

ェーンの呼び番号を,我が国で

従来から使っている ANSI の呼
び番号に変更した。

A

系ダブルピッチチェーンにおいて

は,ANSI の呼び番号が国内に広く

浸透しており,ISO 規格の呼び番号
を採用すると使用者に混乱を招くお
それがあるため。

ISO

規格の見直しのときに提案す

る。

29

B 1803


2012


(I) JIS

の規定

(III)

国際規格の規定

(IV)  JIS

と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号 及

び題名

内容

(II)

国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)  JIS

と国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

7

  組立 品,

構 成 部 品 の
構 造 及 び 名

各部の名称を図を

用いて規定する。

 3.1

JIS

とほぼ同じ。

変更

ISO

規格では,伝動用ダブルピ

ッチチェーンの図を用いてい
るが,JIS では,国内で一般に
使用されている搬送用ダブル

ピッチチェーンの図を用いて
規定した。技術的内容に差異は
ない。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

8

  形状 及び

寸法

A

系伝動用,A 系

搬送用,B 系伝動
用及び B 系搬送用

ダブルピッチチェ
ーン,及び A 系ア
タッチメントの形

状及び寸法につい
て規定する。

 3.3

, 4.4

及び 4.7

JIS

とほぼ同じ。

変更

A

系ダブルピッチチェーンで

は,プレート厚さを参考のため
記載した。技術的差異はない。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

9

  機械 的性

引張強さ,ダブル
ピッチチェーンの
長さ及び部品の硬

さについて規定す
る。

 3.4

, 3.6

及び 4.5

JIS

とほぼ同じ。

変更

追加

削除

JIS

では,アタッチメント付き

の 長 さ 許 容 差 を − 0.05 % ∼  
+0.25 %とした。

JIS

では,部品の硬さを機械的

性能として追加した。

JIS

では,対応国際規格で規定

しているプレロードが性能上
の評価が不明確なため削除し
た。

ISO

規格の見直しのときに変更を提

案する。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

ISO

規格の見直しのときにプレロー

ドの目的の明確化を提案する。

10

  試 験 方

寸法測定,引張強
さ試験,ダブルピ
ッチチェーンの長

さの測定及び硬さ
試験について規定
する。

追加

JIS

では,製品規格とするため

に試験方法を規定する必要が
あるため追加した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

30

B 1803


2012


(I) JIS

の規定

(III)

国際規格の規定

(IV)  JIS

と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号 及

び題名

内容

(II)

国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)  JIS

と国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

11

  検査

検査について規定

する。

追加

JIS

では,製品規格とするため

に検査を規定しなければなら
ないので追加した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

12

  さ び 止

さび止め処理につ

いて規定する。

追加

JIS

では,さび止めは必要なた

め追加した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

13

  製 品 の

呼び方

ダブルピッチチェ

ーン及びリンクの
呼び方について規
定する。

追加

JIS

では,製品規格とするため

に製品の呼び方を規定しなけ
ればならないので追加した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

14

  表示

製品の表示及び包
装の表示について
規定する。

 3.7

, 4.6

及び 4.7

JIS

とほぼ同じ。

追加

JIS

では,包装の表示について

も規定した。

ISO

規格の見直しのときに提案を検

討する。

附属書 A(参
考)

対応国際規格のス
プロケットを記載

本体でスプロケットを
規定

変更

JIS

では,スプロケットを附属

書 A(参考)とした。

対応国際規格の本体の一部を編集し
て附属書 A(参考)に移した。

附属書 B(参
考)

対応国際規格の B
系アタッチメント
を記載

本体で B 系アタッチメ
ントを規定

変更

JIS

では,B 系アタッチメント

を附属書 B(参考)とした。

対応国際規格の本体の一部を編集し
て附属書 B(参考)に移した。

附属書 JA(参
考)

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 1275:2006,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

31

B 1803


2012