>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

B 1801

:2014

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  量記号  

2

5

  種類 

3

6

  呼び番号  

3

7

  組立品及び構成部品の構造及び名称  

4

8

  形状及び寸法  

5

9

  機械的特性  

9

9.1

  引張強さ  

9

9.2

  チェーン長さの許容差  

9

9.3

  部品の硬さ  

9

10

  試験方法  

9

10.1

  寸法測定  

9

10.2

  引張強さ試験  

9

10.3

  チェーン長さの測定  

10

10.4

  硬さ試験  

11

11

  検査  

11

12

  製品の呼び方  

11

13

  表示  

12

13.1

  製品の表示  

12

13.2

  包装の表示  

12

附属書 JA(参考)スプロケット  

13

附属書 JB(参考)アタッチメント  

23

附属書 JC(参考)列チェーンの最小動的強度  

27

附属書 JD(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

28


B 1801

:2014

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本チエーン工業

会(JCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これ

によって,JIS B 1801:2009 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 B

1801

:2014

伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン

Short-pitch transmission precision roller chains and bush chains

序文 

この規格は,2004 年に第 3 版として発行された ISO 606 を基に,技術的内容を変更して作成した日本工

業規格である。

この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の

一覧表にその説明を付けて,

附属書 JD に示す。

適用範囲 

この規格は,一般の伝動に用いるローラチェーン及びブシュチェーン(以下,チェーンという。

)の特性

について規定する。

チェーンに関連するスプロケット及びアタッチメントについては,参考として

附属書 JA 及び附属書 JB

に示す。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 606:2004

,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and associated

chain sprockets

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 1812

  チェーン,スプロケット及び附属品−用語

JIS B 7502

  マイクロメータ

JIS B 7507

  ノギス

JIS B 7721

  引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験−試験方法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1812 及び次による。

3.1

ローラチェーン(roller chain)


2

B 1801

:2014

ローラのあるチェーン。

3.2

ブシュチェーン(bush chain)

ローラのないチェーン。

3.3

リンク(link)

チェーンを構成する単位要素の総称。この規格では,記号 L で表す。

3.4

内リンク(inner link)

2

個のブシュを 2 枚の内プレートに圧入したリンク。ブシュ外側に回転できるローラをもつものを“ロ

ーラ形内リンク”

,ローラのないものを“ブシュ形内リンク”と呼ぶ。この規格では,記号 RL で表す。

3.5

リベット形外リンク(rivet type outer link)

外リンクでピンの両端をかしめた形式のリンク。この規格では,記号 RP で表す。

3.6

割りピン形外リンク(cotter type outer link)

外リンクでピンの一端を割りピン又はその他のピンで止めた形式のリンク。この規格では,記号 CP で

表す。

3.7

クリップ形継手リンク(spring clip connecting link)

2

本のクリップ形継手ピンの一端を外プレートに圧入し,他端を容易に取付け及び取外しができる継手

プレート及びクリップをもつ継手リンク。

一般にピッチが 19.05 mm 以下に用いる。この規格では,記号 CLCL で表す。

3.8

割りピン形継手リンク(connecting link with cottered pin)

2

本の割りピン形継手ピンの一端を外プレートに圧入し,他端を容易に取付け及び取外しができる継手

プレートと割りピンとを挿入した継手リンク。

一般にピッチが 25.40 mm 以上に用いる。この規格では,記号 CPCL で表す。

3.9

1

ピッチ形オフセットリンク(single offset link)

奇数リンク用として,1 個のブシュを 2 枚のオフセットプレートに圧入し,オフセットピンを容易に取

付け及び取外しができるリンク。この規格では,記号 1POL で表す。また,OL と表してもよい。

3.10

2

ピッチ形オフセットリンク(double offset link)

奇数リンク用として,

1

個のオフセットリンクと 1 個の内リンクとをリベット形ピンで連結したリンク。

この規格では,記号 2POL で表す。

量記号 

この規格で用いる量記号は,次による。

b

0

:プレート厚さ(mm)


3

B 1801

:2014

b

1

:内リンク内幅(mm)

b

2

:内リンク外幅(mm)

b

3

:外リンク内幅(mm)

b

4

:ピン長さ(mm)

b

7

:継手ピン付加長さ(mm)

d

1

:ローラ外径(mm)

d

2

:ピン外径(mm)

d

3

:ブシュ内径(mm)

h

2

:プレート高さ(内プレート)

(mm)

h

3

:プレート高さ(外プレート,中間プレート及び継手プレート)

(mm)

l

1

:オフセットプレート曲げ位置(ブシュ中心からの曲げ位置までの距離)

(mm)

l

2

:オフセットプレート曲げ位置(ピン中心からの曲げ位置までの距離)

(mm)

p

:ピッチ(mm)

p

t

:横ピッチ(mm)

F

u

:最小引張強さ(kN)

種類 

チェーンの種類は,チェーン各部の寸法によって,A 系,A 系 H 級,A 系 HE 級及び B 系の 4 種類に区

分する。

呼び番号 

チェーンの呼び番号は,

表 1∼表 による。


4

B 1801

:2014

組立品及び構成部品の構造及び名称 

チェーンは,

図 に示すように内リンクと外リンクとを交互に組み合わせたもので,その継手には通常,

継手リンクを用いる。チェーン全体のリンク数が奇数リンクになる場合は,継手部分に継手リンク及びオ

フセットリンク又はオフセットリンクだけを用いる。各部の名称例は,

図 による。

a)

  ローラチェーン

b)

  内リンク

c)

  外リンク 

d)

  継手リンク 

e)

  オフセットリンク 

図 1−各部の名称例 


5

B 1801

:2014

形状及び寸法 

チェーンの形状は,

図 による。寸法は,10.1 に規定する寸法測定を行ったとき,表 1∼表 の規定に

適合しなければならない。

図 2−チェーンの形状 


6

B 1801

:2014

表 1系チェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 


び番号

ピッ

︵基

準寸



ーラ外

︵最

大︶


リンク

内幅

︵最

小︶


ン外径

︵最

大︶


シュ内

︵最

小︶


レート

高さ︵

内プ

レート︶

︵最

大︶


レー高

さ︵外

プレ

ート・中

間プ

レート・


手プレ

ート︶

︵最

大︶


フセッ

トプレ

ート

曲げ位置

︵最

小︶


ピッチ


多列

基準寸法


リンク

外幅

︵最

大︶


リンク

内幅

︵最

小︶


ン長さ

︵最

大︶


手ピン

付加長

︵最

大︶


レート

厚さ

︵参

考︶


定張力

最小引張強さ

1

2

3

p d

1

b

1

d

2

d

3

h

2

h

3

l

1

l

2

p

t

b

2

b

3

b

4

b

7

b

0

F

u

mm N

kN

25

6.35

3.30 

b)

3.10 2.31 2.33

6.02

5.21

2.65

3.08

6.4

4.80 4.85

9.1

2.5

0.75

50

3.5

7.0

10.5

35

9.525

5.08 

b)

4.68 3.60 3.61

9.05

7.81

3.97

4.60

10.1

7.46 7.52

13.2

3.3

1.25

70

7.9

15.8

23.7

41

c)

  12.70

7.77

6.25 3.60 3.62

9.91

8.51

4.35

5.03

− 9.06

9.12

14.0

2.0

1.25

80

6.7

40

12.70

7.92

7.85 3.98 4.00

12.07

10.42

5.20

6.1

14.4

11.17 11.23

17.8

3.9

1.5 120

13.9  27.8

41.7

50

15.875

10.16

9.40 5.09 5.12

15.09

13.02

6.61

7.62

18.1

13.84 13.89

21.8

4.1

2.0 200

21.8  43.6

65.4

60

19.05

11.91

12.57 5.96 5.98

18.10

15.62

7.90

9.15

22.8

17.75 17.81

26.9

4.6

2.4

280

31.3

62.6

93.9

80

25.40

15.88

15.75 7.94 7.96

24.13

20.83

10.55

12.20

29.3

22.60 22.66

33.5

5.4

3.2 500

55.6 111.2

166.8

100

31.75

19.05

18.90 9.54 9.56

30.17

26.04

13.16

15.24

35.8

27.45 27.51

41.1

6.1

4.0 780

87.0 174.0

261.0

120

38.10

22.23

25.22 11.11 11.14

36.20

31.24

15.80

18.27

45.4

35.45 35.51

50.8

6.6

4.8

1 110

125.0

250.0

375.0

140

44.45

25.40

25.22 12.71 12.74

42.23

36.45

18.42

21.32

48.9

37.18 37.24

54.9

7.4

5.6 1 510

170.0  340.0

510.0

160

50.80

28.58

31.55 14.29 14.31

48.26

41.66

21.04

24.33

58.5

45.21 45.26

65.5

7.9

6.4 2 000

223.0  446.0

669.0

180

57.15

35.71

35.48 17.46 17.49

54.30

46.86

23.65

27.36

65.8

50.85 50.90

73.9

9.1

7.1 2 670

281.0  562.0

843.0

200

63.50

39.68

37.85 19.85 19.87

60.33

52.07

26.24

30.36

71.6

54.88 54.94

80.3

10.2

8.0 3 110

347.0  694.0

1 041.0

240

76.20

47.63

47.35 23.81 23.84

72.40

62.49

31.45

36.40

87.8

67.81 67.87

95.5

10.5

9.5 4 450

500.0 1 000.0

1 500.0

a)

多列チェーンの場合のピン長さは,b

4

p

t

×(チェーン列数−1)で算出する。

b)

この場合の d

1

は,ブシュ外径を示す。

c)

呼び番号 41 は,1 列だけとする。

a)

6

B 18

01

201

4


7

B 1801

:2014

表 2系 級及び 系 HE 級チェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 


び番号

ピッ

︵基

準寸



ーラ外

︵最

大︶


リンク

内幅

︵最

小︶


ン外径

︵最

大︶


シュ内

︵最

小︶


レート

高さ︵

内プ

レート︶

︵最

大︶


レート

高さ︵

外プ

レート・

中間


レート

・継手

プレ

ート

︵最

大︶


フセッ

トプレ

ート

曲げ位置

︵最

小︶


ピッチ


多列

基準寸法


リンク

外幅

︵最

大︶


リンク

内幅

︵最

小︶


ン長さ

︵最

大︶


手ピン

付加長

︵最

大︶


レート

厚さ

︵参

考︶


定張力

最小引張強さ

1

2

3

p d

1

b

1

d

2

d

3

h

2

h

3

l

1

l

2

p

t

b

2

b

3

b

4

b

7

b

0

 

F

u

mm N

kN

60H 19.05

11.91

12.57  5.96

5.98

18.10

15.62

7.90

9.15

26.1

19.43 19.48

30.2

4.6

3.2

280

31.3

62.6

93.9

80H 25.40

15.88

15.75  7.94

7.96

24.13

20.83

10.55

12.20

32.6

24.28 24.33

37.4

5.4

4.0

500

55.6

111.2

166.8

100H 31.75

19.05

18.90  9.54

9.56

30.17

26.04

13.16

15.24

39.1

29.10 29.16

44.5

6.1

4.8

780

87.0

174.0

261.0

120H 38.10

22.23

25.22  11.11

11.14

36.20

31.24

15.80

18.27

48.9

37.18 37.24

55.0

6.6

5.6

1 110

125.0

250.0

375.0

140H 44.45

25.40

25.22  12.71

12.74

42.23

36.45

18.42

21.32

52.2

38.86 38.91

59.0

7.4

6.4

1 510

170.0

340.0

510.0

160H 50.80

28.58

31.55  14.29

14.31

48.26

41.66

21.04

24.33

61.9

46.88 46.94

69.4

7.9

7.1

2 000

223.0

446.0

669.0

180H 57.15

35.71

35.48  17.46

17.49

54.30

46.86

23.65

27.36

69.2

52.50 52.55

77.3

9.1

8.0

2 670

281.0

562.0

843.0

200H 63.50

39.68

37.85  19.85

19.87

60.33

52.07

26.24

30.36

78.3

58.29 58.34

87.1

10.2

9.5

3 110

347.0

694.0

1 041.0

240H 76.20

47.63

47.35  23.81

23.84

72.40

62.49

31.45

36.40

101.2

74.54 74.60

111.4

10.5

12.7

4 450

500.0

1 000.0

1 500.0

60HE

19.05

11.91

12.57 5.96

5.98

18.10

15.62

7.90

9.15

26.1

19.43 19.48

30.2

4.6

3.2

280

41.5

83.0

124.5

80HE

25.40

15.88

15.75 7.94

7.96

24.13

20.83

10.55

12.20

32.6

24.28 24.33

37.4

5.4

4.0

500

69.2

138.4

207.6

100HE

31.75

19.05

18.90 9.54

9.56

30.17

26.04

13.16

15.24

39.1

29.10 29.16

44.5

6.1

4.8

780

104.0

208.0

312.0

120HE

38.10

22.23

25.22 11.11

11.14

36.20

31.24

15.80

18.27

48.9

37.18 37.24

55.0

6.6

5.6

1 110

146.0

292.0

438.0

140HE

44.45

25.40

25.22 12.71

12.74

42.23

36.45

18.42

21.32

52.2

38.86 38.91

59.0

7.4

6.4

1 510

194.0

388.0

582.0

160HE

50.80

28.58

31.55 14.29

14.31

48.26

41.66

21.04

24.33

61.9

46.88 46.94

69.4

7.9

7.1

2 000

250.0

500.0

750.0

180HE

57.15

35.71

35.48 17.46

17.49

54.30

46.86

23.65

27.36

69.2

52.50 52.55

77.3

9.1

8.0

2 670

311.0

622.0

933.0

200HE

63.50

39.68

37.85 19.85

19.87

60.33

52.07

26.24

30.36

78.3

58.29 58.34

87.1

10.2

9.5

3 110

416.0

832.0

1 248.0

240HE

76.20

47.63

47.35 23.81

23.84

72.40

62.49

31.45

36.40

101.2

74.54 74.60

111.4

10.5

12.7

4 450

664.0

1 328.0

1 992.0

a)

多列チェーンの場合のピン長さは,b

4

p

t

×(チェーン列数−1)で算出する。

a)

7

B 18

01

201

4


8

B 1801

:2014

表 3系チェーンの寸法,測定張力及び最小引張強さ 


び番号

ピッ

︵基

準寸



ーラ外

︵最



リンク

内幅

︵最



ン外径

︵最



シュ内

︵最



レート

高さ︵

内プ

レート︶

︵最



レート

高さ


外プ

レート


中間

プレ





手プ

レー

ト︶


最大


フセッ

トプレ

ート

曲げ位置

︵最



ピッチ


多列

基準寸法


リンク

外幅

︵最



リンク

内幅

︵最



ン長さ

︵最



手ピン

付加長

︵最


プレート

厚さ


定張力

最小引張強さ


プレー

︵参

考︶


プレー

︵参

考︶

1

2

3

p d

1

b

1

d

2

d

3

h

2

h

3

l

1

l

2

p

t

b

2

b

3

b

4

b

7

b

0

F

u

mm N

kN

05B  8.00

5.00

3.00 2.31 2.36

7.11

7.11

3.71

3.71

5.64

4.77

4.90

8.6

3.1

0.75

0.75

50

4.4

7.8

11.1

06B  9.525

6.35

5.72 3.28 3.33

8.26

8.26

4.32

4.32

10.24

8.53

8.66 13.5

3.3

1.0

1.3

70

8.9

16.9

24.9

081

b)

 12.70

7.75

3.30  3.66  3.71

9.91

9.91

5.36

5.36

− 5.80

5.93

10.2

1.5

1.0

1.0

125

8.0

083

b)

 12.70

7.75

4.88  4.09  4.14

10.30

10.30

5.36

5.36

− 7.90

8.03

12.9

1.5

1.3

1.3

125

11.6

084

b)

12.70

7.75

4.88 4.09 4.14

11.15

11.15

5.77

5.77

− 8.80

8.93

14.8

1.5

1.5

1.9

125

15.6

08B  12.70

8.51

7.75 4.45 4.50

11.81

10.92

5.66

6.12

13.92

11.30

11.43 17.0

3.9

1.5

1.5

120

17.8

31.1

44.5

10B  15.875

10.16

9.65 5.08 5.13

14.73

13.72

7.11

7.62

16.59

13.28

13.41 19.6

4.1

1.5

1.5

200

22.2

44.5

66.7

12B  19.05

12.07

11.68 5.72 5.77

16.13

16.13

8.33

8.33

19.46

15.62

15.75 22.7

4.6

1.7

1.8

280

28.9

57.8

86.7

16B  25.40

15.88

17.02 8.28 8.33

21.08

21.08

11.15

11.15

31.88

25.45

25.58 36.1

5.4

3.2

4.0

500

60.0

106.0

160.0

20B  31.75

19.05

19.56 10.19 10.24

26.42

26.42

13.89

13.89

36.45

29.01

29.14 43.2

6.1

3.5

4.5

780

95.0

170.0

250.0

24B  38.10

25.40

25.40 14.63 14.68

33.40

33.40

17.55

17.55

48.36

37.92

38.05

53.4

6.6

5.2

6.0

1 110

160.0

280.0

425.0

28B  44.45

27.94

30.99 15.90 15.95

37.08

37.08

19.51

19.51

59.56

46.58

46.71

65.1

7.4

6.3

7.5

1 510

200.0

360.0

530.0

32B  50.80

29.21

30.99 17.81 17.86

42.29

42.29

22.20

22.20

58.55

45.57

45.70

67.4

7.9

6.3

7.0

2 000

250.0

450.0

670.0

40B  63.50

39.37

38.10 22.89 22.94

52.96

52.96

27.76

27.76

72.29

55.75

55.88 82.6

10.2

8.0

8.5

3 110

355.0

630.0

950.0

48B  76.20

48.26

45.72 29.24 29.29

63.88

63.88

33.45

33.45

91.21

70.56

70.69 99.1

10.5

10.0

12.1

4 450

560.0

1 000.0

1 500.0

56B  88.90

53.98

53.34 34.32 34.37

77.85

77.85

40.61

40.61 106.60

81.33

81.46 114.6

11.7

12.3

13.6

6 090

850.0

1 600.0

2 240.0

64B  101.60

63.50

60.96 39.40 39.45

90.17

90.17

47.07

47.07 119.89

92.02

92.15 130.9

13.0

13.6

15.2

7 960

1 120.0

2 000.0

3 000.0

72B  114.30

72.39

68.58 44.48 44.53

103.63

103.63

53.37

53.37 136.27 103.81 103.94 147.4

14.3

15.7

17.4

10 100

1 400.0

2 500.0

3 750.0

a)

多列チェーンの場合のピン長さは,b

4

p

t

×(チェーン列数−1)で算出する。

b)

呼び番号 081,083 及び 084 は,1 列だけとする。

a)

8

B 18

01

201

4


9

B 1801

:2014

機械的特性 

9.1 

引張強さ 

引張強さは,10.2 で試験したとき,

表 1∼表 に示す最小引張強さ以上でなければならない。ただし,

継手リンク,オフセットリンク及びアタッチメント付きチェーンには適用しない。

なお,1 列チェーンの最小動的強度を,参考までに

附属書 JC に示す。

9.2 

チェーン長さの許容差 

チェーン長さの許容差は,10.3 によって測定したとき,

表 の規定に適合しなければならない。ただし,

チェーン長さの許容差は基準長さ

1)

に対する割合とする。

なお,アタッチメント付きチェーンの長さの許容差は,参考値である。

1)

チェーンピッチの基準値(p)×リンク数で算出した値。

表 4−チェーン長さの許容差 

区分

長さの許容差

%

アタッチメントなし

+0.15

0

アタッチメント付き

(参考)

+0.25

−0.05

9.3 

部品の硬さ 

チェーンの各部品の表面硬さは,10.4 によって試験したとき,

表 の硬さのいずれかに適合しなければ

ならない。

表 5−表面硬さ 

部品名

表面の硬さ

HV HRC HRA

HR30N

ピン 450 以上 45 以上 73 以上 64 以上

ブシュ 450 以上 45 以上 73 以上 64 以上

ローラ 390 以上 40 以上 70 以上 59 以上

10 

試験方法 

10.1 

寸法測定 

チェーン各部の寸法(チェーン長さを除く。

)は,JIS B 7507 に規定するノギス,JIS B 7502 に規定する

マイクロメータなどを用いて測定する。

10.2 

引張強さ試験 

10.2.1 

装置 

引張強さ試験に用いる装置は,次による。

a)

試験機  JIS B 7721 で校正された引張試験機。

b)

試験片取付具  図 に示すようなチェーンに引張力を加えたときに,全てのリンクにねじれ,曲げな

どを生じさせない取付具。

10.2.2 

測定手順 

測定手順は,次による。

a)

試験片を,

図 に示すように有効部分

2)

が 5 リンク以上になるように 10.2.1 b)  に規定する試験片取


10

B 1801

:2014

付具に取り付ける。

b)

試験は,10.2.1 a)  に規定する試験機を用いて試験片が破断に至るまで徐々に引張り,そのときの引張

強さを測定する。ただし,破断が有効部分以外で生じた試験片での測定値は,採用してはならない。

2)

両端の試験片取付具の間にあり,試験片取付具に取り付けられたリンクを除いた部分とする。

図 3−試験片取付けの例 

10.3 

チェーン長さの測定 

チェーン長さの測定は,次による。

a)

基準長さ

1)

ピッチが 19.05 mm 以下のチェーンの場合は,610 mm 以上。

2)

ピッチが 25.40 mm 以上のチェーンの場合は,1 220 mm 以上。

b)

試験機は,チェーン長さ測定用のチェーンが全長にわたって水平に支持できるもので,チェーンの一

端を固定でき,また,他端に測定張力がかけられる

図 に示すような試験機とする。

c)

チェーン長さの測定は,b)  に規定する試験機を用いて,塗油前のチェーンに

表 1∼表 に示す測定張

力をかけて基準長さとの相対差を測定できる測定器で測定し,チェーン長さを得る方法が一般的であ

るが,リニアスケールなどを使用し直接測定してもよい。

なお,多列チェーンの測定張力は,

表 1∼表 に示す測定張力の列数倍とする。ただし,呼び番号

が 56B,64B 及び 72B の 3 列チェーンの場合の測定張力は,次による。

1) 56B

の 3 列チェーンの場合の測定張力は,20 000 N とする。

2) 64B

の 3 列チェーンの場合の測定張力は,27 000 N とする。

3) 72B

の 3 列チェーンの場合の測定張力は,33 500 N とする。


11

B 1801

:2014

図 4−試験機の例 

10.4 

硬さ試験 

硬さの試験方法は,次による。

a)

ビッカース硬さは,JIS Z 2244 に規定する試験方法によって測定する。

b)

ロックウェル硬さは,JIS Z 2245 に規定する試験方法によって測定する。

11 

検査 

チェーンの寸法及び機械的特性は,合理的な抜取検査方式を用いて箇条 10 の試験を行い,箇条 及び箇

条 に適合していることを確認する。

12 

製品の呼び方 

チェーン及びリンクの呼び方は,次による。

a)

チェーンの呼び方は,

例 の 1)  に示すように呼び番号,列数,外リンクの形式を表す記号及びリン

クの総数の順番とする。ただし,列数が 1 列の場合は列数を省略してもよい[

例 の 2)  を参照]。

なお,リンク総数が奇数の場合には,端部を表す形状をリンク総数の後ろに括弧を付けて明記する

例 の 3)  を参照]。

b)

リンクの呼び方は,

例 に示すように呼び番号,列数,リンクの形式を表す記号及びリンクの名称の

順番とする。

例 1  チェーンの場合

1) 100

−2  CP  96L

リンクの総数

外リンクの形式を表す記号(割りピン形)

列数

呼び番号

2) 35

  RP  160L

3) 24B

  CP  81L(OL 付き)


12

B 1801

:2014

例 2  リンクの場合

 120

−2  CP  CL

リンクの名称

継手リンクの形式を表す記号(割りピン形)

列数

呼び番号

13 

表示 

13.1 

製品の表示 

チェーンの外プレートに次の事項を表示する。ただし,呼び番号 25 は除く。

a)

製造業者名,商標又はその略号

b)

呼び番号

13.2 

包装の表示 

チェーンの包装には,次の事項を表示する。

a)

製造業者名,商標又はその略号

b)

呼び番号

c)

列数

d)

外リンクの形式又は外リンクの記号(リベット形の場合は,形式又は記号 RP を省略してもよい。

e)

リンクの総数


13

B 1801

:2014

附属書 JA

(参考)

スプロケット

JA.1 

種類 

スプロケットの種類は,形状によって区分し,

図 JA.1 による。

a)

平板形 

A

形)

b)

片ハブ形 

B

形)

c)

両ハブ形 

C

形)

d)

ハブ分離形 

D

形)

図 JA.1−スプロケットの種類 

JA.2 

量記号 

この附属書で用いる量記号は,次による。

a

:歯底円弧の中心

a'  :歯底円弧の中心 
b

:歯先円弧の中心

b

1

:内リンク内幅(mm)

b

a

:面取り幅(mm)

b

f1

:歯幅(mm)

b

f2

:2 列の歯幅(mm)

b

f3

:3 列の歯幅(mm)

b

fn

列の全歯幅(mm)

c

:歯元円弧の中心

d

:ピッチ円直径(mm)

d

1

:ローラ外径(mm)

d

a

:歯先円直径(mm)

d

b

:軸穴径(mm)

d

c

:歯底距離(mm)

d

f

:歯底円直径(mm)

d

g

:最大ハブ直径及び最大溝直径(mm)

d

R

:測定ピン外径(mm)

E

:歯元円弧半径(mm)

e

:歯溝の中央線とピッチ円との交点


14

B 1801

:2014

F

:歯先円弧半径(mm)

h

:面取り深さ(mm)

h

2

:プレート高さ(内プレート)

(mm)

h

a

:ピッチ多角形状からの歯の高さ(mm)

K  :歯先円弧半径 の起点の水平距離(mm)

M

R

:オーバピン寸法(mm)

n

:ローラチェーンの列数

p

:歯形ピッチ(mm)

p

t

:横ピッチ(mm)

Q  :歯元円弧半径 の起点の水平距離(mm) 
R

:歯底円弧半径(mm)

r

a

:丸み(mm)

r

e

:歯先円弧半径(mm)

r

i

:歯底円弧半径(mm)

r

x

:面取り半径(mm)

T

:歯元円弧半径 の起点の垂直距離(mm)

U  :位相長さ(mm)

V

:歯先円弧半径 の起点の垂直距離(mm)

XY  :ピッチ円に接する水平線 
xy  :歯元円弧部

yw  :最小圧力角直線部 
z

:歯数

α

:歯底円弧の挟角(°)

JA.3 

各部量記号 

スプロケットの各部の量記号は,次による。

a)

径方向寸法の量記号は,

図 JA.2 による。

b)  S

歯形及び U 歯形の量記号は,

図 JA.3 による。

c)

ISO

歯形の量記号は,

図 JA.4 による。

d)

横歯形

1)

の量記号は,

図 JA.5 による。

1)

歯幅方向の形状を示す。


15

B 1801

:2014

a)

  スプロケット概略図 

b)

  偶数歯 c)  奇数歯 

図 JA.2−径方向寸法の量記号 


16

B 1801

:2014

a)

  歯形 

b)

  歯形 

c)

  歯形 点部分の拡大図 

図 JA.3歯形及び 歯形の量記号 


17

B 1801

:2014

図 JA.4ISO 歯形の量記号 

図 JA.5−横歯形の量記号 

JA.4 

径方向寸法 

JA.4.1 

径方向寸法の求め方 

径方向寸法は,

表 JA.1 の計算式によって求める。


18

B 1801

:2014

表 JA.1−径方向寸法の計算式 

単位  mm

項目

S

歯形及び U 歯形径方向寸法の計算式

ISO

歯形径方向寸法の計算式

ピッチ円直径  d

z

p

d

°

=

180

sin

歯先円直径  d

a

°

+

=

z

p

d

180

cot

6

.

0

a

最大

1

a

25

.

1

d

p

d

d

+

=

最小

1

a

6

.

1

1

d

z

p

d

d

+

=

歯底円直径  d

f

1

f

d

d

d

=

歯底距離  d

c

偶数歯

f

c

d

d

=

奇数歯

1

c

90

cos

d

z

d

d

°

=

1

2

180

sin

2

1

d

z

p

°

=

最大ハブ直径及び

最大溝直径  d

g

76

.

0

1

180

cot

g

°

=

z

p

d

呼び番号 25 及び 35

a

2

g

2

00

.

1

05

.

1

180

cot

r

h

z

p

d

°

=

その他のチェーン

76

.

0

04

.

1

180

cot

2

g

°

=

h

z

p

d

JA.4.2 

歯底円直径及び歯底距離の測定方法 

図 JA.2 に示す歯底円直径及び歯底距離の測定方法は,次による。

a)

直接測定法  偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相対する位置に近接する歯底に直接ポイントマ

イクロメータなどを当てて測定する。

b)

オーバピン法  偶数歯では相対する歯底に,奇数歯では相対する位置に近接する歯底に二つの測定ピ

ンを挿入し,直接 JIS B 7502 に規定するマイクロメータなどを当ててピンの外側寸法を測定する。測

定値を M

R

とすると歯底距離(d

c

)は,次の式によって算出する。

偶数歯

(

)

R

R

f

c

2d

M

d

d

=

=

奇数歯

R

R

c

2d

M

d

=

なお,測定ピン外径

d

R

は,チェーンのローラ外径(

d

1

)を超えてはならない。

JA.4.3 

寸法許容差 

歯底円直径及び歯底距離の寸法許容差は,

表 JA.2 による。


19

B 1801

:2014

表 JA.2−歯底円直径及び歯底距離の寸法許容差 

単位  mm

歯底円直径及び歯底距離

寸法許容差

歯底円直径及び歯底距離

寸法許容差

 127

以下 0

−0.25

800

を超え

1 000

以下

0

−0.56

127

を超え 250 以下 0

−0.3

1 000

を超え

1 250

以下

0

−0.66

250

を超え 315 以下 0

−0.32

1 250

を超え

1 600

以下

0

−0.78

315

を超え 400 以下 0

−0.36

1 600

を超え

2 000

以下

0

−0.92

400

を超え 500 以下 0

−0.4

2 000

を超え

2 500

以下

0

−1.1

500

を超え 630 以下 0

−0.44

2 500

を超え

3 150

以下

0

−1.35

630

を超え 800 以下 0

−0.5

JA.5 

基本歯形 

JA.5.1 S

歯形及び 歯形の歯形寸法の求め方 

S

歯形及び

U

歯形の歯形寸法は,

表 JA.3 の計算式によって求める。

表 JA.3歯形及び 歯形の寸法計算式 

単位  mm

項目

計算式

歯形の寸法

歯底円弧の半径

2

076

.

0

005

.

1

1

+

=

d

R

歯元円弧半径 の起点の水平距離

°

+

°

=

z

d

Q

60

35

cos

8

.

0

1

歯元円弧半径 の起点の垂直距離

°

+

°

=

z

d

T

60

35

sin

8

.

0

1

歯元円弧の半径

038

.

0

5

302

.

1

1

+

=

=

d

cy

E

歯先円弧半径 の起点の水平距離

z

d

K

°

=

180

cos

4

.

1

1

歯先円弧半径 の起点の垂直距離

z

d

V

°

=

180

sin

4

.

1

1

歯先円弧の半径

038

.

0

5

302

.

1

64

17

cos

4

.

1

56

18

cos

8

.

0

1

°

°

+

°

°

=

z

z

d

F

位相長さ

(

)

051

.

0

07

.

0

1

+

=

d

p

U

ただし,S 歯形では U=0


20

B 1801

:2014

JA.5.2 ISO

歯形の歯形寸法の求め方 

ISO

歯形の歯形寸法は,

表 JA.4 の計算式によって求める。

表 JA.4ISO 歯形の寸法計算式 

単位  mm

項目

計算式

歯形の寸法

最小形状

歯先円弧の半径最大値

(

)

2

12

.

0

1

e

+

=

z

d

r

歯底円弧の半径最小値

1

i

505

.

0

d

r

=

歯底円弧の挟角最大値(°)

z

°

°

=

90

140

α

最大形状

歯先円弧の半径最小値

(

)

180

008

.

0

2

1

e

+

=

z

d

r

歯底円弧の半径最大値

3

1

1

i

069

.

0

505

.

0

d

d

r

+

=

歯底円弧の挟角最小値(°)

z

°

°

=

90

120

α

ピッチ多角形状からの 
歯の高さ

最大値

p

z

d

p

h

8

.

0

5

.

0

625

.

0

1

a

+

=

最小値

(

)

1

a

5

.

0

d

p

h

=

JA.6 

横歯形 

JA.6.1 

横歯形の歯形寸法の求め方 

横歯形の歯形寸法は,

表 JA.5 の計算式によって求める。

表 JA.5−横歯形の寸法計算式 

単位  mm

項目

計算式

歯幅  b

f1

(最大)  ピッチ 12.70 mm 以下の場合

1

b

f1

=0.93b

1

2

,3 列

b

f1

=0.91b

1

4

列以上

b

f1

=0.89b

1

(参考)

ピッチ 12.70 mm を超える場合

1

b

f1

=0.95b

1

2

,3 列

b

f1

=0.93b

1

4

列以上

b

f1

=0.91b

1

(参考)

全歯幅  b

fn

b

fn

p

t

 (n

−1)+b

f1

面取り幅  b

a

(約)

チェーン呼び番号 081,083,084

及び 41 の場合

b

a

=0.06 p

その他のチェーンの場合

b

a

=0.13 p

面取り深さ  h  (参考)  h=0.5 p

面取り半径  r

x

(参考)  r

x

p

丸み  r

a

a)

(最大)  r

a

=0.04 p

a)

丸み(最大)は,ハブ直径及び溝直径の最大値を用いたときの値である。

JA.6.2 

歯幅及び全歯幅の測定方法 

図 JA.5 に示す歯幅及び全歯幅は測定する箇所に,直接 JIS B 7502 に規定する歯厚マイクロメータなど

を用いて測定する。

JA.6.3 

歯幅及び全歯幅の寸法許容差 

歯幅及び全歯幅の寸法許容差は,

表 JA.6 による。


21

B 1801

:2014

表 JA.6−歯幅及び全歯幅の寸法許容差 

単位  mm

歯幅及び全歯幅

寸法許容差

歯幅及び全歯幅 

寸法許容差

3

以下 0

−0.25

80

を超え

120

以下

0

−0.87

3

を超え

6

以下 0

−0.3

120

を超え

180

以下

0

−1

6

を超え 10 以下 0

−0.36

180

を超え

250

以下

0

−1.15

10

を超え 18 以下 0

−0.43

250

を超え

315

以下

0

−1.3

18

を超え 30 以下 0

−0.52

315

を超え

400

以下

0

−1.4

30

を超え 50 以下 0

−0.62

400

を超え

500

以下

0

−1.55

50

を超え 80 以下 0

−0.74

JA.7 

スプロケット各部の円周振れ 

JA.7.1 

測定方法 

ピッチ円直径(ピッチ面)又は歯底円直径(歯底面)

,及び歯側面の円周振れは,テーパーマンドレルを

軸穴に挿入したスプロケットを芯押し台に取り付けて JIS B 7503 に規定するダイヤルゲージを用いて測定

する。

JA.7.2 

許容値 

スプロケット各部の円周振れの許容値は,

表 JA.7 による。


22

B 1801

:2014

表 JA.7−スプロケット各部の円周振れの許容値 

a)

 PD

は,ピッチ円直径(ピッチ面)に対する円周振れの適用を意味する。

b)

 LD

は,歯底円直径(歯底面)に対する円周振れの適用を意味する。

単位  mm

歯底円直径  d

f

ピッチ面又は歯底面

の円周振れ  t

1

側面の円周振れ  t

2

90

以下 0.15

0.25

 90

を超え 190 以下

0.000 8d

f

+0.08

 190

を超え 850 以下

0.000 9d

f

+0.08

 850

を超え 1 180 以下

0.76

1 180

を超えるもの 1.14


23

B 1801

:2014

附属書 JB

(参考)

アタッチメント

JB.1 

量記号 

この附属書で用いる量記号は,次による。

b

0

:プレート厚さ(

mm

b

5

:突出し長さ(

mm

b

8

:突出し長さ(

mm

b

10

:突出し長さ(

mm

d

2

:ピン外径(

mm

d

4

:ベントアタッチメント穴径(

mm

d

5

:ストレートアタッチメント穴径(

mm

d

6

:ストレートアタッチメント穴径(

mm

f

:ベントアタッチメント取付け穴中心距離(

mm

h

4

:ベントアタッチメント取付け高さ(

mm

h

5

:ストレートアタッチメント取付け穴高さ(

mm

h

6

:ストレートアタッチメント取付け穴高さ(

mm

g

:アタッチメント穴ピッチ(

mm

JB.2 

種類 

アタッチメント

1)

の種類は,形状によって区分し,

表 JB.1 による。

1)

アタッチメントとは,内プレート及び/又は外プレートに相当するプレートを延長して舌状に

突き出させたもの及びピンを延長して外プレートから突き出させたものをいう。

表 JB.1−アタッチメントの種類 

区分

種類

記号

取付け穴の数

適用するチェーン

b)

I

ストレートアタッチメント SA1

SK1

1 A

系チェーンだけに適用する。

ベントアタッチメント A1

K1

延長ピンアタッチメント D1  −

II

a)

ストレートアタッチメント M1

1  A

系及び B 系チェーンに適用する。

M2 2

ベントアタッチメント K1 1

K2 2

延長ピンアタッチメント X

c)

Y

a)

アタッチメント II 形は,ISO 606 の規定による。

b)

  A

系 H 級及び A 系 HE 級には適用しない。

c)

記号“X”の延長ピンは 2 列用ピンを用いる。


24

B 1801

:2014

JB.3 

形状・寸法 

A

系チェーンの

I

形アタッチメントの形状・寸法は

表 JB.2 に,また,

A

系及び

B

系チェーンの

II

形ア

タッチメントの形状・寸法は,

表 JB.3 による。

表 JB.2系チェーンの 形アタッチメントの形状・寸法 

 SA1

SK1

a)

  ストレートアタッチメント 

 A1

K1

b)

  ベントアタッチメント 

D1

c)

  延長ピンアタッチメント 


25

B 1801

:2014

表 JB.2系チェーンの 形アタッチメントの形状・寸法(続き) 

単位  mm

呼び

番号

ベントアタ

ッチメント

穴径

(最小)

ストレート

アタッチメ

ント穴径 
(最小)

ベントアタ

ッチメント

取付け高さ

ストレート

アタッチメ

ント取付け

穴高さ

ベントアタ

ッチメント

取付け穴 
中心距離

ピン外径

(最大)

延長ピン

突出し長さ

プレート

厚さ

(参考)

d

4

d

5

h

4

h

5

f d

2

b

5

b

0

 25

2.6

2.6

4.8

7.9

14.3

2.31

6.0

0.75

 35

2.6

2.6

6.4

9.5

19.0

3.60

9.5

1.25

 40

3.3

3.3

7.9

12.7

25.4

3.98

9.5

1.5

 50

5.1

5.1

10.3

15.9

31.8

5.09

11.9

2

 60

5.1

5.1

11.9

18.3

38.1

5.96

14.3

2.4

 80

6.6

6.6

15.9

24.6 50.8

7.94

19.0 3.2

100 8.2

8.2

19.8

31.8

63.5

9.54

23.8

4

120 9.8

9.8

23.0

36.5

76.2  11.11

28.6

4.8

140 11.4

11.4

28.6

44.4

88.9  12.71

33.3

5.6

160 13.1

13.1

31.8

50.8

101.6 14.29  38.1

6.4

200 16.3

16.3

42.9

63.5

127.0

19.85

47.6

8

表 JB.3系及び 系チェーンの II 形アタッチメントの形状・寸法 

 M1

M2

a)

  ストレートアタッチメント 

 K1

K2

b)

  ベントアタッチメント 


26

B 1801

:2014

表 JB.3系及び 系チェーンの II 形アタッチメントの形状・寸法(続き) 

c)

  延長ピンアタッチメント 

単位  mm

呼び 
番号

アタッチ

メント

穴ピッチ

ベントア
タッチメ

ント穴径

(最小)

ストレート
アタッチメ

ント穴径

(最小)

ベントア
タッチメ

ント取付

け高さ

ストレート
アタッチメ

ント取付け

穴高さ

ベントア
タッチメ

ント取付

け穴中心

距離

ピン外径 
(最大)

延長ピン

突出し長さ

X Y

g d

4

d

5

d

6

a)

h

4

h

5

h

6

b)

f d

2

b

8

b

10

05B 8.00

− 2.31 7.1

35 9.525  2.6

2.6

6.4

9.5 19.0

3.60

12.3

10.2

06B 9.525

− 3.28

12.2

40 12.70

3.3

3.3

7.9

12.7 25.4

3.98

16.5

10.2

08B 12.70

4.3

4.3

8.9 13.0  25.4

4.45

15.5

50 15.875  5.1

5.1

10.3

15.9 31.8

5.09

20.6

12.7

10B 15.875

5.3

5.3

10.3 16.5  31.8

5.08

18.5

60 19.05

5.1

5.1

11.9

18.3

38.1  5.96  25.7 15.2

12B 19.05

6.4

6.4

13.5 21.0  38.1

5.72

21.5

80 25.40

6.6

6.6

15.9

24.6 50.8

7.94

32.2

20.3

16B 25.40

6.4

6.4

15.9 23.0  50.8

8.28

34.5

100 31.75

8.2

8.2

19.8

31.8 63.5

9.54

39.1

25.4

20B 31.75

8.4

8.4

19.8 30.5  63.5

10.19

39.4

120 38.10

9.8

9.8

23.0

36.5

76.2  11.11

48.9 30.5

24B 38.10

10.5

10.5

26.7 36.0  76.2

14.63

51.4

140 44.45

11.4

11.4

28.6

44.4

88.9  12.71

− 35.6

28B 44.45

13.1

13.1

28.6

− 88.9

160 50.80

13.1

13.1

31.8

50.8

101.6  14.29

− 40.6

32B 50.80

13.1

13.1

31.8

− 101.6 −

200 63.50

16.3

16.3

42.9

63.5

127.0

a)

ストレートアタッチメントの場合,穴 1 個は d

5

,穴 2 個は d

6

で表す。

b)

ストレートアタッチメントの場合,穴 1 個は h

5

,穴 2 個は h

6

で表す。


27

B 1801

:2014

附属書 JC

(参考)

1

列チェーンの最小動的強度

a)

ISO

チェーン(A 系及び B 系)

A

系−H 級

A

系−HE 級

呼び番号

最小動的強度(N)

呼び番号

最小動的強度(N)

呼び番号

最小動的強度(N)

25 630

35 1 410

05B 820

06B 1 290

40 2 480

08B 2 480

081

083

084

41 1 340

50 3 850

10B 3 330

60 5 490

60H

6 330

60HE

6 330

12B 3 720

80

9 550 80H  10 700 80HE 10 700

16B 9 530

100 14 600

100H

16 000

100HE

16 000

20B 13 500

120 20 500

120H

22 200

120HE

22 200

24B 19 700

140 27 300

140H

29 200

140HE

29 200

28B 27 100

160 34 800

160H

36 900

160HE

36 900

32B 29 900

180 44 500

180H

46 900

180HE

46 900

200 53 600

200H

58 700

200HE

58 700

40B 41 800

240 73 100

240H

84 400

240HE

84 400

48B 63 600

56B 88 900

64B 106 900

72B 132 700

a)

  3

×10

6

回における疲労強度


28

B 1801

:2014

附属書 JD

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS B 1801:2014

  伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン

ISO 606:2004

,Short-pitch transmission precision roller and bush chains, attachments and

associated chain sprockets

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範囲

ローラチェーン及びブシ

ュ チ ェ ー ン の 特 性 を 規
定。

 1

ローラチェーン及びブ

シュチェーンだけでな
くスプロケット及びア

タッチメントの寸法に

ついても規定。

変更

JIS

では,従来からスプロケット

及びアタッチメントを附属書で運
用しているが,技術的な内容に差

異はない。

国内事情が異なり,スプロケット

及びアタッチメントをチェーン
の規格として運用することが難

しい(運用方法が異なるので)

対策はとらない。

2

引用規格

3

用 語 及 び

定義

3.1

∼3.10

追加

JIS

では,規格の内容を理解しや

すいように用語及び定義を JIS B 

1812

に合わせて規定。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

4

量記号

追加

JIS

では,規格の内容を理解しや

すいように量記号を JIS B 1812 
合わせて規定。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

5

種類

追加

JIS

では,規格の内容を理解しや

すいように種類を規定。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

6

呼び番号

追加

JIS

では,表 1∼表 3 で規定してい

る。技術的な内容に差異はない。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

7

組 立 品 及

び 構 成 部 品

の 構 造 及 び

名称

3.1

JIS

とほぼ同じ。

削除

JIS

では,多列チェーンの図示を

外リンクで代表させ,本体の表示

を削除した。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

8

形 状 及 び

寸法

3.3

JIS

とほぼ同じ。

変更

JIS

では,多列チェーンのピン長

さの規定を数式で規定したが技術

的内容に差異はない。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

28

B 18

01

201

4


29

B 1801

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

9

機 械 的 特

9.1

引張強さ

9.2

チェーン長さの許容

9.3

部品の硬さ

 3.4

JIS

とほぼ同じ。

変更

JIS

では,部品の硬さを機械的特

性の規定事項として追加した。

JIS

では,対応国際規格で規定し

ているプレロードが性能上の評価

が不明確なため削除。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

ISO

規格の見直しの際にプレロ

ードの目的の明確化を提案する。

10

試験方法

10.1

寸法測定

10.2

引張強さ試験

10.3

チ ェ ー ン 長 さ の 測

10.4

硬さ試験

追加

JIS

では,製品規格のため追加し

た。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

11

検査

追加

JIS

では,製品規格のため追加し

た。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

12

製品の呼

び方

追加

JIS

では,製品規格のため追加し

た。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

13

表示 13.1

製品の表示

13.2

包装の表示

 3.5

製品の表示だけを規定。 追加

JIS

では,包装の表示についても

規定。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

附属書 JA

(参考)

スプロケット

5

JIS

とほぼ同じ。

変更

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

附属書 JB

(参考)

アタッチメント

4

JIS

とほぼ同じ。

変更

国内事情が異なり,規格として運

用することが難しい。 
対策はとらない。

附属書 JC

(参考)

1

列チェーンの最小動的

強度。

 3.4.5

Table

1

にて計算上の単

列最小動的強度を規定。

変更

JIS

では,附属書に参考値として

記載。

ISO

規格の見直しの際に提案を

検討する。

Annex

A

ピッチ円直径について

規定。

削除

JIS

では,附属書 JA に計算式を記

載。

ISO

規格の見直しの際に提案す

る。

Annex

B

チェーン名称について
規定。

削除

JIS

では,解説にその対照表を記

載した。

29

B 18

01

201

4


30

B 1801

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

Annex

C

最小動的強度の計算式

について規定。

削除

JIS

では,計算式の裏付けとなる

データが乏しく,規定することが
できないので,計算式によって求

められた数値だけ参考として,附

属書 JC に記載した。

ISO

規格に整合すべく‚ 次回の

改正時までには‚ 十分審議し‚

JIS

化を行う準備をする。

Annex

D

動的強度確認試験時の
最大試験荷重の決定方

法について規定。

削除

JIS

では,JIS B 1811 に該当する計

算式が記載されているが,記号並

びに数値の整合がとれていないた

め,十分検証を行うまで削除する。

次回改訂まで十分審議し JIS 
の準備をする。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 606:2004,MOD

注記 1

箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

−  MOD  国際規格を修正している。

30

B 18

01

201

4