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B1706-2 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。従来の日本工業規格には,すぐばかさ歯車の大きさに関する規格は,制定されていな

い。したがって,国際規格との整合性を図るため,この規格を制定する。

JIS B 1706-2

には,次に示す附属書がある。

附属書(規定)  ISO 678 に規定されていないすぐばかさ歯車歯形のモジュール 1 mm 未満の標準値


日本工業規格

JIS

 B1706-2

 : 1999

すぐばかさ歯車−

第 2 部:モジュール及び

ダイヤメトラルピッチ

Straight bevel gears for general engineering and heavy

engineering Part 2 : Modules and diametral pitches

0. 

序文  この規格は,1976 年に第 1 版として発行された ISO 678,Straight bevel gears for general engineering

and heavy engineering

−Modules and diametral pitches を元に,本体については対応国際規格を翻訳し,技術

的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目

(1mm 未満のモジュールの標準値)を附属書として追加した。

この規格は,基本的に,切削工具のモジュール及びダイヤメトラルピッチの系列の使用を促進するもので

あるが,

表 に示す値より小さい標準化されていないモジュール又はダイヤメトラルピッチの使用を妨げ

るものではない。

1.

適用範囲  この規格は,産業用のすぐばかさ歯車のモジュール及びダイヤメトラルピッチについて規

定する。

2.

定義

2.1

モジュール (module)   モジュールは,歯の大きさを表し,ミリメートル単位で表したピッチの円

周率

πに対する比(又は,ミリメートル単位で表した基準円直径の歯数に対する比)。

2.2

ダイヤメトラルピッチ (diametral pitch)   ダイヤメトラルピッチは,歯の大きさを表し,円周率

π

のインチ単位で表したピッチに対する比(又は,歯数のインチ単位で表した基準円直径に対する比)

3.

標準値  モジュール及びダイヤメトラルピッチは,標準値を表 に示す。できるだけ,I 列を用いる

ことが望ましい。II 列のモジュール 6.5 は,できるだけ使用しない。

ダイヤメトラルピッチは,暫定的なものであり,メートル法への移行によって,将来的には削除される

予定である。

備考1.  かさ歯車のモジュールは,基準歯形面で規定される。したがって,モジュール及びダイヤメ

トラルピッチは,背円すい歯形に関して定義する。

2.

かさ歯車の基準ラックの定義については,JIS B 1706-1 を参照する。


2

B1706-2 : 1999

表 1  モジュール及びダイヤメトラルピッチ

単位 mm

モジュール

ダイヤメトラルピッチ

I II

I II

 1

20

 1.25

 1.125

16

18

 1.5

 1.375

12

14

 2

 1.75

10

11

 2.5

 2.25

 8

 9

 3

 2.75

 6

 7

 4

 3.5

 5

 5.5

 5

 4.5

 4

 4.5

 6

 5.5

 3

 3.5

 8

 (6.5)

 2.5

 2.75

10

 7

 2

 2.25

12

 9

 1.5

 1.75

16

11

 1.25

 0.875

20 14

1

25 18

0.75

32 22

0.625

40 28

0.50

50 36

 45


3

B1706-2 : 1999

附属書(規定)  ISO 678 に規定されていないすぐばかさ 

歯車歯形のモジュール 1 mm 未満の標準値

1.

適用範囲  この附属書は,ISO 678,Straight bevel gears for general engineering and heavy engineering−

Modules and diametral pitches

に規定されていないすぐばかさ歯車歯形のモジュール 1 mm 未満の標準値につ

いて規定する。

参考  この附属書に示すモジュールの標準値は,1 mm 未満の標準値に関する国際規格が制定された

時点でそれと整合するように見直す。

2.

モジュールの標準値  モジュールの標準値は,附属書表 に示す。I 列のモジュールを優先して用い,

必要に応じて II 列を用いる。

附属書表 1  モジュールの標準値

単位 mm

I II

0.3

0.4

0.35

0.5

0.45

0.6

0.55

 0.7

0.8

0.75

 0.9


4

B1706-2 : 1999

ISO/JIS

審議委員会専門部会  構成表

氏名

所属

(主査)

林          輝

桐蔭横浜大学工学部

近  藤  孝  之

工業技術院機械技術研究所

服  部  寛  二

社団法人日本歯車工業会

高  田      潤

特許庁総務部

児  島  正  昭

株式会社神崎高級工機製作所

石  川  昌  一

株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ

福          繁

大久保歯車株式会社

真  柴  光  輪

住友重機械工業株式会社

山  本  善  太

三菱自動車工業株式会社東京自動車製作所

冨  田  正  英

株式会社浅野歯車工作所

小  守      勉

協育歯車工業株式会社

柴  田  晴  夫

大阪製鎖造機株式会社

大  島      実

石川島播磨重工業株式会社

佐  藤  直  敏

豊精密工業株式会社

小  原  敏  治

小原歯車工業株式会社

久保田      博

日本ギア工業株式会社

川  口  俊  充

株式会社不二越

田  中  祐  弌

コベルコツールエンジニヤリング株式会社

本  間      清

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

西  村  欣  也

社団法人日本歯車工業会

(事務局)

西  郷      勤

社団法人日本歯車工業会

文責  児島  正昭