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日本工業規格

JIS

 B

1215

-1976

セミチューブラリベット

Semi

−Tubular Rivets

1.

適用範囲  この規格は,一般に用いる鋼製のセミチューブラリベット(以下,鋼リベットという。),

黄銅製のセミチューブラリベット(以下,黄銅リベットという。

,銅製のセミチューブラリベット(以下,

銅リベットという。

及びアルミニウム製のセミチューブラリベット

(以下,

アルミニウムリベットという。

について規定する。ただし,JIS D 4312(自動車用ブレーキライニング及びクラッチフェーシングのリベ

ット)に規定するセミチューブラリベットを除く。

備考  この規格で,鋼リベット,黄銅リベット,銅リベット及びアルミニウムリベットを総称する場

合は,単にリベットという。

引用規格: 

JIS D 4312

  自動車用ブレーキライニング及びクラッチフェシングのリベット

JIS G 3505

  軟鋼線材

JIS H 3504

  タフピッチ銅線

JIS H 3505

  りん脱酸銅線

JIS H 3521

  黄銅線

JIS H 4120

  アルミニウム及びアルミニウム合金リベット

2.

種類  リベットの種類は,頭部の形状によって,薄丸リベット,トラスリベット,平リベット,さら

リベット及び丸リベットの 5 種類とする。

3.

頭部のじん性  リベットを図のように 10 度傾斜したジグの穴に差し込み,常温で頭部を打撃し,リベ

ットの座面が傾斜面に着くまで変形させても折損することなく,また,

変形部に割れが生じてはならない。


2

B 1215-1976

 

4.

かしめ性  リベットは,かしめ工具によりかしめた部分の直径が呼び径の 1.6 倍になるようにかしめ

たとき,横割れ,その他使用上有害な割れを生じてはならない。

なお,特に縦割れについてもその程度を決める必要のある場合は,受渡し当事者間の協定による。

5.

形状・寸法  リベットの形状・寸法は,表 による。

表 1

種類

形状・寸法

薄丸リベット

付表 1

トラスリベット

付表 2

平リベット

付表 3

さらリベット

付表 4

丸リベット

付表 5

備考  丸リベットは,なるべく用いない。 

6.

外観  リベットの表面は滑らかで,割れ及び使用上有害な,ひび,きず,かえり,はく離,ばりなど

の欠点があってはならない。

7.

材料  リベットの材料は,原則として表 による。

表 2

区分

材料

鋼リベット

JIS G 3505

(軟鋼線材)

黄銅リベット

JIS H 3521

(黄銅線)

銅リベット

JIS H 3504

(タフピッチ銅線)

JIS H 3505(りん脱酸銅線)

アルミニウムリベット

JIS H 4120

(アルミニウム及びアルミニウム合金リベット材)

8.

表面処理  めっきその他の表面処理を必要とする場合は,指定する。


3

B 1215-1976

9.

検査  リベットの検査は,次による。ただし,ロット検査における抜取り方式は,受渡し当事者間の

協定による。

(1)

頭部のじん性検査  頭部のじん性は,3.の規定に適合しなければならない。

(2)

かしめ性検査  かしめ性は,4.の規定に適合しなければならない。

(3)

形状・寸法検査  形状・寸法検査は,直接測定,限界ゲージその他の方式によって行い,5.の規定に

適合しなければならない。

(4)

外観検査  外観検査は,目視によって行い,6.の規定に適合しなければならない。

10.

製品の呼び方  リベットの呼び方は,規格番号(

1

)

,種類(

2

)

,呼び径×l,材料(

3

)

及び指定事項による(

1.

参照)

(

1

)

規格番号は,特に必要がなければ省略してもよい。

(

2

)

規格番号を省略した場合は,種類に“セミチューブラ”と冠する(

例 参照)。

(

3

)

材料は,一般名称によるが特に材料を指定された場合は,それによる(

例 参照)。

例:

11.

包装の表示  包装には,外面に次の事項を明りょうに表示しなければならない。

(1)

種類

(2)

呼び径×l

(3)

材料

(4)

指定事項

(5)

数量

(6)

製造業者名又はその略号


4

B 1215-1976

付表 1  薄丸リベット

単位 mm

呼び径

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

基準寸法

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

d

許容差

+0.02

−0.05

+0.02

−0.06

+0.02

−0.08

+0.02

−0.10

+0.02

−0.12

+0.02

−0.15

基準寸法

2.2 3  3.7 4.6 5.4 7.2 9  10.5

13.5

D

許容差

0

−0.3

0

−0.4

0

−0.5

0

−0.6

基準寸法

0.3 0.4 0.6 0.9 1.1 1.4 1.8 2.1 2.8

H

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

基準寸法

0.8 1.1 1.3 1.7 2.1 2.8 3.5 4.2 5.6

A

許容差

±0.04

±0.05

±0.07

±0.1

±0.12

基準寸法

1.1 1.4 1.8 2.3 2.7 3.6 4.5 5.4 7.2

B

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

±0.25

±0.3

r

最大 0.06

0.08

0.1

0.2

0.3

0.4

a

1

a

2

最大 0.1

0.2

0.3

0.4

b

1

b

2

最大

0.1 0.15 0.2

c

最大

0.2 0.3 0.4

0.5

備考  長さ  (l)  は,付表 6 による。


5

B 1215-1976

付表 2  トラスリベット

単位 mm

呼び径

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

基準寸法

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

d

許容差

+0.02

−0.05

+0.02

−0.06

+0.02

−0.08

+0.02

−0.10

+0.02

−0.12

+0.02

−0.15

基準寸法

2.7 3.6 4.5 5.6 6.6 8.8 11  13  17

D

許容差

0

−0.3

0

−0.4

0

−0.5

0

−0.6

基準寸法

0.5 0.7 1  1.3 1.4 1.8 2.4 2.8 3.8

H

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

基準寸法

0.8 1.1 1.3 1.7 2.1 2.8 3.5 4.2 5.6

A

許容差

±0.04

±0.05

±0.07

±0.1

±0.12

基準寸法

1.1 1.4 1.8 2.3 2.7 3.6 4.5 5.4 7.2

B

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

±0.25

±0.3

r

最大  0.06

0.08

0.1 0.2

0.3

0.4 0.5 0.6

a

1

a

2

最大 0.1

0.2

0.3

0.4

b

1

b

2

最大 0.1

0.15

0.2

c

最大 0.2

0.3

0.4  0.5

備考  長さ  (l)  は,付表 による。


6

B 1215-1976

付表 3  平リベット

単位 mm

呼び径

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

基準寸法

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

d

許容差

+0.02

−0.05

+0.02

−0.06

+0.02

−0.08

+0.02

−0.1

+0.02

−0.12

+0.02

−0.15

基準寸法

2.2 3  3.7 4.6 5.4 7.2 9  10.5

13.5

D

許容差

0

−0.3

0

−0.4

0

−0.5

0

−0.6

基準寸法

0.3 0.4 0.6 0.9 1.1 1.4 1.8 2.1 2.8

H

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

基準寸法

0.8 1.1 1.3 1.7 2.1 2.8 3.5 4.2 5.6

A

許容差

±0.04

±0.05

±0.07

±0.1

±0.12

基準寸法

1.1 1.4 1.8 2.3 2.7 3.6 4.5 5.4 7.2

B

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

±0.25

±0.3

r

最大 0.06 0.08 0.1

0.2

0.3

0.4

a

1

a

2

最大 0.1

0.2

0.3

0.4

b

1

b

2

最大 0.1

0.15

0.2

c

最大 0.2

0.3

0.4 0.5

備考  長さ  (l)  は,付表 による。


7

B 1215-1976

付表 4  さらリベット

単位 mm

呼び径

2 2.5

3 4 5 6 8

基準寸法

2 2.5

3 4 5 6 8

d

許容差

+0.02 
−0.06

+0.02 
−0.08

+0.02 
−0.1

+0.02 
−0.12

+0.02 
−0.15

基準寸法

4 5 6 8

10

12

16

D

許容差

0

−0.4

0

−0.5

0

−0.6

0

−0.7

0

−0.8

H

約  1  1.3 1.5 2  2.5 3  4

基準寸法

1.3 1.7 2.1 2.8 3.5 4.2 5.6

A

許容差

±0.05

±0.07

±0.1

±0.12

基準寸法

1.8 2.3 2.7 3.6 4.5 5.4 7.2

B

許容差

±0.15

±0.2

±0.25

±0.3

a

1

a

2

最大 0.2

0.3

0.4

b

1

b

2

最大 0.1

0.15

0.2

c

最大 0.2

0.3

0.4

0.5

備考  長さ  (l)  は,付表 による。


8

B 1215-1976

付表 5  丸リベット

単位 mm

呼び径

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

基準寸法

1.2

1.6

2 2.5

3 4 5 6 8

d

許容差

+0.02

−0.05

+0.02

−0.06

+0.02

−0.08

+0.02

−0.1

+0.02

−0.12

+0.02

−0.15

基準寸法

2.2 3  3.7 4.6 5.4 7.2 9  10.5

13.5

D

許容差

0

−0.3

0

−0.4

0

−0.5

0

−0.6

基準寸法

0.7 1  1.2 1.5 1.8 2.4 3  3.6 4.8

H

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

基準寸法

0.8 1.1 1.3 1.7 2.1 2.8 3.5 4.2 5.6

A

許容差

±0.04

±0.05

±0.07

±0.1

±0.12

基準寸法

1.1 1.4 1.8 2.3 2.7 3.6 4.5 5.4 7.2

B

許容差

±0.1

±0.15

±0.2

±0.25

±0.3

r

最大 0.06

0.08

0.1

0.2

0.3

0.4

a

1

a

2

最大 0.1

0.2

0.3

0.4

a

2

b

2

最大

0.1 0.15 0.2

c

最大

0.2 0.3 0.4

0.5

備考  長さ  (l)  は,付表 による。


9

B 1215-1976

付表 6  寸法

単位  mm

呼び径

1.2 1.6 2  2.5 3  4  5  6  8

d

1

(参考)

1.3 1.7 2.1 2.6 3.2 4.2 5.3 6.3 8.4

k

(参考)

0.7 1  1.2 1.5 1.8 2.4 3  3.6 5

  2

2.5

  

  3

3

3.5

3.5

3.5

  4

4

4

 

4.5

4.5

4.5

   5

5

5

 

5.5

5.5

    6

6

  6※

 

6.5

     7

7

 

7.5

     8

8

8

10

   

10

10

10

1

1

    

12

12

1

14

14

 

14

1

1

2

2

2

3

4

l

5

呼び径

l

の区分

1.2

1.6 2 2.5 3 4 5 6 8

4

以下

±0.1

±0.15

  4

を超え 10 以下

±0.15

±0.2

±0.25

10

を超え 20 以下

±0.2

±0.25

±0.3

20

を超え 40 以下

±0.3

±0.4

40

を超えるもの

±0.5


10

B 1215-1976

備考1.  点線で区切ったところは,さらリベットの最小長さを示す。

2.

長さ  (l)  の段階は,呼び径 1.2∼4 までは 0.5mm とび,5∼8 までは 1mm と

びとする。

注  ※印を付けたものは,の基準寸法を 0.8とすることができる。ただし,はリ

ベットの呼び径。

機械要素部会  セミチューブラリベット専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

益  田      亮

相模工業大学教授

島  田      仁

通商産業省基礎産業局

逢  坂  國  一

工業技術院標準部

宇田川  鉦  作

日本ねじ研究協会

守  屋  新  一

サンボルト株式会社

榎  本  善四郎

社団法人日本ねじ工業協会

尾  形      卓

株式会社桂川精螺製作所

黒  川      宏

守製鋲株式会社

中  山      昭

福井鋲螺株式会社

向  永      博

株式会社月星製作所永井工場

渡  辺      義

日東精工株式会社

井  垣  保  之

松下電器産業株式会社生産技術研究所

梅  島  重  兵

株式会社日立製作所技術管理部

斎  藤      健

トーソ化工株式会社

松  坂  孝  儀

ソニー株式会社音響事業部

(専門委員)

田  島  政  男

工業技術院標準部

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

(事務局)

伊  東      厚

工業技術院標準部機械規格課