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B 1199-4 : 2001

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ねじ研究協会 (JFRI) /財団法人日本規

格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

今回の制定は,日本工業規格を国際規格に整合させるため,ISO 7044 : 1997, Prevailing torque type all-metal

hexagon nuts with flange

−Product grades A and B 及び ISO 12126 : 1997, Prevailing torque type all-metal hexagon

nuts with flange with metric fine pitch thread

−Product grades A and B を基礎として用いた。

JIS B 1199-4

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(規定)  フランジ付き六角ナットに対するゲージ検査

附属書 2(参考)  プリベリングトルク形ナットの日本工業規格

附属書 3(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS B 1199

の規格群には,次に示す部編成がある。

第 1 部:非金属インサート付き六角ナット

第 2 部:全金属製六角ナット

第 3 部:非金属インサート付きフランジ付き六角ナット

第 4 部:全金属製フランジ付き六角ナット


日本工業規格

JIS

 B

1199-4

: 2001

プリベリングトルク形ナット−

第 4 部:全金属製フランジ付き六角ナット

Prevailing torque type nuts

Part 4 : All-metal hexagon nuts with flange

序文  この規格は,1997 年に第 2 版として発行された ISO 7044, Prevailing torque type all-metal hexagon nuts

with flange

−Product grades A and B 及び 1997 年に第 1 版として発行された ISO 12126, Prevailing torque type

all-metal hexagon nuts with flange with metric fine pitch thread

−Product grades A and B を元に,対応する部分

(形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方)についてこれを編集し,技術的内容を変更することなく一体

化して作成した日本工業規格である。

なお,プリベリングトルク形ナットの製品について規定している JIS B 1199 は,4 部から構成されている。

各々の部及びそれと対応する国際規格との関係を,

附属書 2(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,一般に用いる全金属製のプリベリングトルク形フランジ付き六角ナットにつ

いて規定する。

この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には,それらの要求を,例えば,JIS B 0205,

JIS B 0207JIS B 0209JIS B 0211

及び JIS B 1056 から選択するのがよい。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 7044 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts with flange−Product grades A and B

(MOD)

ISO 12126 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts with flange with metric fine pitch

thread

−Product grades A and B (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成

するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最

新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0143

  ねじ部品各部の寸法の呼び及び記号

備考  ISO 225 : 1983,   Fasteners − Bolts, screws, studs and nuts − Symbols and designations of

dimensions

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 0205 : 1997

  メートル並目ねじ


2

B 1199-4 : 2001

備考  ISO 68 : 1973,  ISO general purpose screw threads−Basic profile からの引用事項は,この規格の

該当事項と同等である。

ISO 261 : 1973,

  ISO general-purpose metric screw threads−General plan からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

ISO 724 : 1993,

  ISO general-purpose metric screw threads−Basic dimensions からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

JIS B 0207 : 1982

  メートル細目ねじ

備考  ISO 68 : 1973,  ISO general purpose screw threads−Basic profile からの引用事項は,この規格の

該当事項と同等である。

ISO 261 : 1973,

  ISO general-purpose metric screw threads−General plan からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

ISO 262 : 1973,

  ISO general-purpose metric screw threads−Selected sizes for screws, bolts and

nuts

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

ISO 724 : 1993,

  ISO general-purpose metric screw threads−Basic dimensions からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

JIS B 0209 : 1997

  メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差

備考  ISO 965-1 : 1980,  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1 : Principles and

basic data

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

ISO 965-2 : 1980,

  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2 : Limits of sizes

for general purpose external and internal screw threads

−Medium quality からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

ISO 965-3 : 1980,

  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3 : Deviations for

constructional screw threads

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 0211 : 1997

  メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差

備考  ISO 965-1 : 1980,  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1 : Principles and

basic data

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

ISO 965-2 : 1980,

  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2 : Limits of sizes

for general purpose external and internal screw threads

−Medium quality からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

ISO 965-3 : 1980,

  ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3 : Deviations for

constructional screw threads

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 1021

  ねじ部品の公差方式

備考  ISO 4759-1 : 1978,  Tolerances for fasteners−Part 1 : Bolts, screws and nuts with thread diameters

between 1, 6 (inclusive) and 150mm (inclusive) and product grades A, B and C

からの引用事項

は,この規格の該当事項と同等である。

ISO 4759-2 : 1979,

  Tolerances for fasteners−Part 2 : Bolts, screws and nuts with thread diameters

from 1 up to 3 mm and product grade F, for fine mechanics

からの引用事項は,この規格の

該当事項と同等である。

JIS B 1042

  締結用部品−表面欠陥  第 2 部:ナット

備考  ISO 6157-2 : 1995,  Fasteners−Surface discontinuities−Part 2 : Nuts が,この規格と一致してい


3

B 1199-4 : 2001

る。

JIS B 1044

  ねじ部品−電気めっき

備考  ISO 4042 : 1989,  Fasteners−Electroplated coatings が,この規格と一致している。

JIS B 1056

  プリベリングトルク形鋼製六角ナット−機械的性質及び性能

備考  ISO 2320 : 1997,  Prevailing torque type steel hexagon nuts−Mechanical and performance

properties

が,この規格と一致している。

JIS B 1091

  締結用部品−受入検査

備考  ISO 3269 : 1988,  Fasteners−Acceptance inspection が,この規格と一致している。

JIS B 1190

  フランジ付き六角ナット

備考  ISO 4161 : 1983,  Hexagon nuts with flange−Coarse thread からの引用事項は,この規格の該当

事項と同等である。

3.

種類  この規格で規定するプリベリングトルク形ナット−全金属製フランジ付き六角ナットの種類は,

表 による。

表 1  プリベリングトルク形ナット−全金属製 

フランジ付き六角ナットの種類

種類

強度区分

ねじの呼び径範囲

対応国際規格

並目ねじ

8, 9, 10, 12

5

∼20mm

ISO 7044 : 1997

細目ねじ

6, 8, 10

8

∼20mm

ISO 12126 : 1997

4.

形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方  この規格で規定するプリベリングトルク形ナット−全金属

製フランジ付き六角ナットの形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方は,

表 による。

表 2  形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方

種類

形状・寸法

製品仕様

製品の呼び方

並目ねじ

図 及び付表 1.1 付表 1.2

付表 1.3

細目ねじ

図 及び付表 2.1 付表 2.2

付表 2.3

備考  全金属製フランジ付き六角ナットの形状・寸法は,JIS B 1190 本体で規定するフランジ付き六

角ナットの外形に対する形状・寸法を基とし,これにプリベリングトルク発生部を加えたもの

である。


4

B 1199-4 : 2001

(

1

)

プリベリングトルク発生部の形状は,任意とする。

(

2

)  m

w

は,六角部の有効高さ(

付表 1.1 の備考を参照)。

(

3

)

θ

=90

°∼120°

(

4

)

δ

=15

°∼25°

(

5

)  c

は,d

w

最小

の位置で測定する。

(

6

)

角部の輪郭形状は,任意とする。

備考  記号及び寸法の表示は,JIS B 0143 による。

図 1  形状

付表 1.1  寸法(並目ねじ)

単位 mm

ねじの呼び

d

M5 M6 M8 M10

M12

(M14)

(

7

)

M16 M20

P(

8

) 0.8

1 1.25

1.5

1.75

2 2 2.5

c

最小

1  1.1 1.2 1.5 1.8 2.1 2.4 3

最大

5.75 6.75 8.75

10.8 13  15.1 17.3 21.6

d

a

最小

5.00 6.00 8.00

10.0 12  14.0 16.0 20.0

d

c

最大

11.8 14.2 17.9 21.8 26  29.9 34.5 42.8

d

w

最小

9.8 12.2 15.8 19.6 23.8 27.6 31.9 39.9

e

最小

8.79 11.05 14.38 16.64 20.03 23.36 26.75 32.95

最大

6.2 7.3 9.40

11.40

13.80

15.9

18.3

22.4

h

最小

5.7 6.8 8.74

10.34

12.57

14.8

17.2

20.3

m

最小

4.7  5.7  7.64 9.64

11.57

13.3 15.3 18.7

m

w

最小

2.5 3.1 4.6 5.6 6.8 7.7 8.9

10.7

最大

8.00 10.00 13.00 15.00 18.00 21.00 24.00 30.00

s

最小

7.78  9.78 12.73 14.73 17.73 20.67 23.67 29.16

r(

9

)

最大

0.3  0.36 0.48 0.6  0.72 0.88 0.96 1.2

備考  製品が附属書 に規定するゲージ検査に合格すれば,e及び m

w

の寸法に対する要求事項を満足す

るものとみなす。

(

7

)

ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。

(

8

)  P

は,ねじのピッチ。

(

9

)  r

は,六角部(対辺及び対角の両方)とフランジ部との接触部分に適用する。 


5

B 1199-4 : 2001

付表 1.2  製品仕様(並目ねじ)

材料

ナット本体

公差 6

H

ねじ

規格

JIS B 0205JIS B 0209

強度区分 8

9

10

12

機械的性質のための適用スタイル

(

10

)

d

≦M16

スタイル 1

d

>M16

スタイル 2

スタイル 2 スタイル 1  スタイル 2

機械的性質

及び性能

規格

JIS B 1056

部品等級

d

≦16mm : A

d

>16mm : B

公差

規格

JIS B 1021

表面状態

一般には,表面処理は行わない。ただし,電気めっきを施す場

合には,JIS B 1044 による。

JIS B 1044

によらない電気めっき又はその他の表面処理を施

す場合には,受渡当事者間の協定による。

表面欠陥の限界は,JIS B 1042 による。

受入検査

受入検査手順は,JIS B 1091 による。

(

10

)

ナットの高さ(h

最小

の寸法)を基に規定したこの規格のナットは,スタイル2であるが,スタイル2

に対して,JIS B 1056では,この規格で規定しているすべての強度区分及びすべてのねじの呼びに
ついて機械的性質を規定していない。したがって,ある場合には,スタイル1の機械的性質を適用す

る。

付表 1.3  製品の呼び方(並目ねじ)

製品

ねじの呼びが M12,強度区分 8,全金属製のプリベリングトルク形フランジ付き六角ナット

呼び方  プリベリングトルク形ナット JIS B 1199-4

ISO 7044-M12-8

備考  付表 1.1 及び付表 1.2 は,ISO 7044 : 1997 に一致している。

付表 2.1  寸法(細目ねじ)

単位 mm

ねじの呼び

d

×P(

8

)

M8

×1 M10×1

M10

×1.25

M12

×1.25

M12

×1.5

 (M14

×1.5) (

7

)

M16

×1.5 M20×1.5

c

最小

1.2 1.5 1.8 2.1

2.4 3

最大

8.75

10.8 13  15.1

17.3 21.6

d

a

最小

8.00

10.0 12  14.0

16.0 20.0

d

c

最大

17.9 21.8 26  29.9

34.5 42.8

d

w

最小

15.8 19.6 23.8 27.6

31.9 39.9

e

最小

14.38 16.64 20.03 23.36

26.75 32.95

最大 9.40  11.40  13.80  15.9

18.3

22.4

h

最小

8.74 10.34 12.57 14.8

17.2  20.3

m

最小 7.64

9.64  11.57  13.3

15.3

18.7

m

w

最小

4.6 5.6 6.8 7.7

8.9

10.7

最大

13.00 15.00 18.00 21.00

24.00 30.00

s

最小

12.73 14.73 17.73 20.67

23.67 29.16

r(

9

)

最大

0.48 0.6  0.72 0.88

0.96 1.2

備考  製品が附属書 に規定するゲージ検査に合格すれば,e及び m

w

の寸法に対する要求事

項を満足するものとみなす。

(

7

)

ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。

(

8

)  P

は,ねじのピッチ。

(

9

)  r

は,六角部(対辺及び対角の両方)とフランジ部との接触部分に適用する。 


6

B 1199-4 : 2001

付表 2.2  製品仕様(細目ねじ)

材料

ナット本体

公差 6H

ねじ

規格

JIS B 0207JIS B 0211

強度区分 6 8

10

機械的性質のための適用スタイル(

10

)

スタイル 1

d

≦M16

スタイル 2

d

>M16

スタイル 1

スタイル 2

機械的性質

及び性能

規格

JIS B 1056

部品等級

d

≦16mm : A

d

>16mm : B

公差

規格

JIS B 1021

表面状態

一般には,表面処理は行わない。ただし,電気めっきを

施す場合には,JIS B 1044 による。

JIS B 1044

によらない電気めっき又はその他の表面処理

を施す場合には,受渡当事者間の協定による。

表面欠陥の限界は,JIS B 1042 による。

受入検査

受入検査手順は,JIS B 1091 による。

(

10

)

ナットの高さ(h

最小

の寸法)を基に規定したこの規格のナットは,スタイル2であるが,スタイル2

に対して,JIS B 1056では,この規格で規定しているすべての強度区分及びすべてのねじの呼びにつ
いて機械的性質を規定していない。したがって,ある場合には,スタイル1の機械的性質を適用する。

付表 2.3  製品の呼び方(細目ねじ)

製品

ねじの呼びが M12×1.5,強度区分 8,全金属製のプリベリングトルク形フランジ付き六角ナット

呼び方  プリベリングトルク形ナット JIS B 1199-4

ISO 12126-M12×1.5-8

備考  付表 2.1 及び付表 2.2 は,ISO 12126 : 1997 に一致している。


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B 1199-4 : 2001

附属書 1(規定)  フランジ付き六角ナットに対するゲージ検査

1.1

六角部に対する推奨するゲージ検査方法(附属書 図 及び附属書 表 参照)  六角部の高さ,

六角部の有効高さ,角の隅肉の盛上がり及び対角距離が規定値を同時に満足しているかどうかを実証する

ために,二つの平リングゲージ A 及び B を用いて検査する。ゲージ A は,ナットの頂面から挿入して,

フランジ部の上に着座させる。ゲージ B は,ナットの軸線と直角になるように,ナット頂面側に載せる。

二つのゲージは接触してはならない。

1.2

フランジ部に対する推奨するゲージ検査方法(附属書 図 及び附属書 表 参照)  ゲージ C は,

平たいフィーラ又はリングゲージとし,ゲージ A の下面と接触するナットの位置において,フランジが規

定値の厚さを超えているかどうかを検証するのに用いる。平板の上にナットを置き,ゲージ A とゲージ C

が接触しなければ合格とする。

備考 Wa,

最小

=e

理論

(対角距離の理論値)

W

b,

最大

e

最小

−0.01 mm(最小対角距離−0.01 mm)

T

a,

最大

m

w

最小

(最小有効高さ)

附属書 図 1

附属書 表 1

単位 mm

ゲージ A

ゲージ B

ゲージ C

ねじの呼び

W

a

T

a

W

b

T

b

W

c

T

c

並目ねじ

細目ねじ

最大 最小 最大 最小 最大 最小 最小 最小  最大  最小

M5

M6

M8

M8

×1

9.25

11.56

15.02

9.24

11.55

15.01

2.50

3.10

4.60

2.49

3.09

4.59

8.78

11.04

14.37

8.77

11.03

14.36

3

4

4

14

16

20

1.08

1.19

1.31

1.07

1.18

1.30

M10

M12

M14

M10

×1, M10×1.25

M12

×1.5, M12×1.25

M14

×1.5

17.33

20.79

24.26

17.32

20.78

24.25

5.60

6.80

7.70

5.59

6.79

7.69

16.63

20.02

23.35

16.62

20.01

23.34

5

5

6

24

29

32.5

1.81

2.20

2.55

1.80

2.19

2.54

M16

M20

M16

×1.5

M20

×1.5

27.72

34.65

27.71

34.64

8.90

10.70

8.89

10.69

26.74

32.94

26.73

32.93

6

6

37

45

2.96

3.70

2.95

3.69


8

B 1199-4 : 2001

附属書 2(参考)  プリベリングトルク形ナットの日本工業規格

この

附属書 2(参考)は,プリベリングトルク形ナットの製品に関する日本工業規格及びこれらの日本工

業規格と対応する国際規格との関係を示すものであって,規定の一部ではない。

1.

プリベリングトルク形ナットの製品に関する日本工業規格には,次のものがある。

JIS B 1199-1

  プリベリングトルク形ナット−第 1 部:非金属インサート付き六角ナット

JIS B 1199-2

  プリベリングトルク形ナット−第 2 部:全金属製六角ナット

JIS B 1199-3

  プリベリングトルク形ナット−第 3 部:非金属インサート付きフランジ付き六角ナット

JIS B 1199-4

  プリベリングトルク形ナット−第 4 部:全金属製フランジ付き六角ナット

2.

これらの日本工業規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 7040 : 1997

  Prevailing torque type hexagon nuts (with non-metallic insert) , style 1−Property

classes 5, 8 and 10

ISO 7041 : 1997

  Prevailing torque type hexagon nuts (with non-metallic insert) , style 2−Property

classes 9 and 12

ISO 7042 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts, style 2−Property classes 5, 8, 10 and

12

ISO 7043 : 1997

  Prevailing torque type hexagon nuts with flange (with non-metallic insert) −

Product grades A and B

ISO 7044 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts with flange−Product grades A and B

ISO 7719 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts, style 1−Property classes 5, 8 and 10

ISO 7720 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts, style 2−Property class 9

ISO 10511 : 1997

  Prevailing torque type hexagon thin nuts (with non-metallic insert)

ISO 10512 : 1997

  Prevailing torque type hexagon nuts (with non-metallic insert) , style 1, with metric

fine pitch thread

−Property classes 6, 8 and 10

ISO 10513 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts, style 2, with metric fine pitch thread

−Property classes 8, 10 and 12

ISO 12125 : 1997

  Prevailing torque type hexagon nuts with flange (with non-metallic insert) with

metric fine pitch thread

−Product grades A and B

ISO 12126 : 1997

  Prevailing torque type all-metal hexagon nuts with flange with metric fine pitch

thread

−Product grades A and B

3.

日本工業規格と対応する国際規格との関係を,

附属書 表 に示す。


9

B 1199-4 : 2001

附属書 表 1  プリベリングトルク形ナットの日本工業規格と国際規格(網掛け部:JIS B 1199-4

グループ

種類

形状

プリベリング

トルク機構

スタイル

ねじ

強度区分

国際規格

日本工業規格

並目ねじ

5, 8, 10

ISO 7040

スタイル 1

細目ねじ

6, 8, 10

ISO 10512

スタイル 2 並目ねじ

9, 12

ISO 7041

非金属

インサート

低形

並目ねじ

04, 05

ISO 10511

JIS B 1199-1

スタイル 1 並目ねじ

5, 8, 10

ISO 7719

並目ねじ

5, 8, 10, 12

ISO 7042

並目ねじ

9

ISO 7720

六角

全金属製

スタイル 2

細目ねじ

8, 10, 12

ISO 10513

JIS B 1199-2

並目ねじ

8, 9, 10

ISO 7043

非金属

インサート

細目ねじ

6, 8, 10

ISO 12125

JIS B 1199-3

並目ねじ

8, 9, 10, 12

ISO 7044

フランジ付き

六角

全金属製

細目ねじ

6, 8, 10

ISO 12126

JIS B 1199-4


10

B 1

199-4 :

 20
01

附属書 3(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

ISO 7044: 1997

プリベリングトルク形全金属製フランジ付き六角ナット−部

品等級 A 及び B

JIS B 1199-4 : 2001

プリベリングトルク形ナット−第 4 部:全金属製フランジ

付き六角ナット

ISO 12126: 1997

プリベリングトルク形全金属製フランジ付き六角ナット,メー

トル細目ねじ−部品等級 A 及び B

(I)JIS

の規定 (III)国際規格の規定 (IV)JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容

(V)JIS

と国際規格と

の技術的差異の理

由及び今後の対策

項目番号

内容

(II)

国 際 規 格

番号 

ISO 7044 

ISO 12126

項目番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

1.

適用範囲

全金属製のプリベリングト

ルク形フランジ付き六角ナ
ットについて規定

 1.

JIS

に包含 MOD / 追

JIS

は,二つの ISO 規格を包

含して規定

2.

引用規格

JIS B 0143

ほかを引用

2.  ISO 225

ほかを引用 IDT

JIS

では,ISO の引用規格と

整合した JIS を引用してい
る。

JIS B 0143

ほかの規格は,

ISO

と一致又は整合して

いる。

3.

種類

並目ねじと細目ねじに対す
る強度区分及び呼び径の範

MOD

/ 追

JIS

は,二つの規格(並目ね

じ,細目ねじ)で規定する強
度区分及び呼び径の範囲を

種類として規定

JIS

は,二つの ISO 規格で

規定する強度区分及び呼
び径の範囲を一つにまと

めた。

4.

形状・寸法,

製品仕様及び

製品の呼び方

並目ねじ,細目ねじに対する
形状・寸法,製品仕様及び製

品の呼び方

 3.

形 状 ・

寸法

JIS

に同じ IDT  −

4.

製 品 仕

様及び引
用規格

JIS

に同じ IDT  −

5.

製 品 の

呼び方

JIS

に同じ IDT  −

附属書 3

フランジ付き六角ナットに

対するゲージ検査

附属書 A JIS に同じ IDT  −


11

B 1

199-4 :

 20
01

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    −  IDT………………  技術的差異がない。

    −  MOD/追加……  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。


12

B 1199-4 : 2001

プリベリングトルク形ナット JIS 原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

吉  本      勇

東京工業大学名誉教授

(幹事)

大  橋  宣  俊

湘南工科大学

(委員)

丸  山  一  男

東京工業大学

賀  勢  晋  司

信州大学

石  村  光  敏

湘南工科大学

藤  田  昌  宏

通商産業省機械情報産業局

藤  井  慎  一

通商産業省工業技術院標準部

橋  本      進

財団法人日本規格協会

稲  葉  元  成

元・ミネベア株式会社藤沢製作所

谷  口  良  憲

トヨタ自動車株式会社

近  藤  清  隆

いすゞ自動車株式会社

古  田      光

日産自動車株式会社

藤  沢  敏  夫

シチズン時計株式会社

大  森  邦  夫

日本ねじ商業協同組合連合会

笠  原  隆  之

株式会社冨士精密

田  中  誠之助

株式会社佐賀鉄工所

井  上  英  夫

株式会社フセラシ

横  森      潔

株式会社サトーラシ

(事務局)

中  村  智  男

日本ねじ研究協会