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B 1192-1:2018  

(1) 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲 1 

2 用語及び定義  1 

2.1 ボールねじ構成要素の用語及び定義 1 

2.2 幾何学上の用語及び定義  3 

2.3 寿命,荷重,速度などの用語及び定義 6 

3 製品の呼び方  9 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表  11 

 

 


 

B 1192-1:2018  

(2) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本工作機器工業会(JMAA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

これによって,JIS B 1192:2013は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS B 1192の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 1192-1 第1部:用語及び記号 

JIS B 1192-2 第2部:呼び径及び呼びリード 

JIS B 1192-3 第3部:精度測定方法 

JIS B 1192-4 第4部:軸方向静剛性 

JIS B 1192-5 第5部:静定格荷重,動定格荷重及び寿命 

 

 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

B 1192-1:2018 

 

ボールねじ−第1部:用語及び記号 

Ball screws-Part 1: Vocabulary and designation 

 

序文 

この規格は,2006年に第2版として発行されたISO 3408-1を基とし,我が国の実情に合わせた用語及

び定義を追加し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

 

適用範囲 

この規格は,ボールねじの用語及び記号について規定する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 3408-1:2006,Ball screws−Part 1: Vocabulary and designation(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

2.1 

ボールねじ構成要素の用語及び定義 

2.1.1 

ボールねじ(ball screw) 

2.1.1.1 

ボールねじ(ball screw) 

ねじ軸及びナットがボールを介して作動する機械部品。 

回転運動を直線運動に又は直線運動を回転運動に変換することが可能である。 

注記1 ボールねじの転動体はボールである。 

注記2 実用上,ボールねじはバックラッシ(2.2.2.7参照)あり,又はバックラッシなし(予圧あり)

のいずれかで設計する。 

注記3 6段階の標準公差等級0,1,3,5,7及び10を適用する。通常は,標準公差等級0〜5は予

圧ありで,標準公差等級7及び標準公差等級10は予圧なし。 

2.1.1.2 

位置決め用ボールねじ,タイプP(positioning ball screw, type P) 

回転角及びリードから軸方向移動量の間接的測定が可能であり,バックラッシのない(予圧状態の)精

密位置決めに用いるボールねじ。 

注記 位置決め用ボールねじには,C系列及びCp系列の2種類がある。 


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2.1.1.3 

搬送用ボールねじ,タイプT(transport ball screw, type T) 

ボールねじの回転角とリードとに無関係な測定系によって,移動量を測定できるボールねじ。 

注記 通常,標準公差等級7及び標準公差等級10を用いる。ただし,トルク変動における高性能(平

滑運転)が要求される特別な使用に対しては,標準公差等級0〜5を使用してもよい。 

2.1.1.4 

1条ボールねじ(single-start ball screw) 

リードがピッチに等しいボールねじ。 

2.1.1.5 

多条ボールねじ(multiple-start ball screw) 

リードがピッチの整数倍であるボールねじ。 

2.1.2 

ねじ軸(ball screw shaft) 

2.1.2.1 

ねじ軸(ball screw shaft) 

1本(又は複数の)ねじ状の溝が設けられた円筒軸。 

2.1.3 

ナット(ball nut) 

2.1.3.1 

ナット(ball nut) 

循環機構,シール及びナット附属物を組み付けた部品。 

2.1.3.2 

ナット本体(ball nut body) 

ボール,循環機構,シール及びナット附属物を除いたナット。 

2.1.3.3 

循環機構(ball recirculation system) 

ボールを循環運動させる機構。 

2.1.3.4 

有効回路数(loaded turns) 

負荷ボールが存在するねじ部。 

注記 ねじ部の巻き数で表し,整数倍である必要はない。 

2.1.3.5 

シール(end seals) 

ナット本体に取り付けられ,異物がナットに侵入するのを防止し,及び/又は潤滑剤を部分的に保持す

る部品。 

2.1.4 

ボール(ball) 

2.1.4.1 

負荷ボール(load ball) 

荷重を受けるボール。 

2.1.4.2 

スペーサボール(spacer ball) 

負荷ボールより小さい径で,荷重を受けず,負荷ボール同士の干渉を防ぐためのボール。 


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2.2 

幾何学上の用語及び定義 

2.2.1 

ボールねじの寸法に関わる幾何学的記号 

ボールねじの寸法に関わる幾何学的記号は,図1による。 

 

 

 1 

:ねじ軸(ball screw shaft) 

:ボール(ball) 

:ナット(ball nut) 

d0 :呼び径(nominal diameter) 
d1 :ねじ部外径(ball screw shaft outer diameter) 
d2 :ねじ部溝谷径(ball screw shaft root diameter) 
d3 :支持部外径(journal diameter) 
D1 :フランジ外径(flange outer diameter) 
D2 :ナット部溝谷径(ball nut root diameter) 
D3 :ナット本体内径(ball nut internal diameter) 
D4 :ナット本体外径(ball nut outer diameter) 
Dpw :ピッチ円径(pitch circle diameter) 
Dw :ボール径(ball diameter) 
l1 

:ねじ部長さ(thread length) 

Ph :リード(lead) 
α 

:接触角(nominal contact angle) 

φ 

:リード角(lead angle) 

 

図1−ボールねじの寸法に関わる幾何学的記号 

 

2.2.2 

ボールねじ用語及び定義 

2.2.2.1 

呼び径,d0(nominal diameter) 

ボールねじのサイズを表す公差をもたないねじ軸のねじ部外径。公差をもたないピッチ円径で表示する

場合もある。 

2.2.2.2 

ピッチ円径,Dpw(pitch circle diameter) 

ねじ軸とナット本体とが,理論的な接触点で接触しているボールの中心を包含する円筒の直径(図1及


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び図2参照)。 

2.2.2.3 

ねじ溝(ball track) 

ねじ軸とナットとが相対する部分でボールが転動するねじ状の空間。ねじ溝の表面をねじ溝面という(図

2参照)。 

 

 

 1:ねじ軸(ball screw shaft) 

2:ボール(ball) 
3:ナット(ball nut) 
 

図2−ねじ溝 

 

2.2.2.4 

ボール溝(grooves) 

2.2.2.4.1 

ゴシック形状溝(gothic groove, ogival groove) 

溝直角断面がゴシックアーチ形状のボール溝。 

2.2.2.4.2 

サーキュラ形状溝(round groove) 

溝直角断面が単一円弧形状のボール溝。 

2.2.2.5 

ボール溝適合度,frs,frn(conformity) 

ボール径Dwに対するねじ軸のボール溝半径rs又はナット本体のボール溝半径rnの比(図2参照)。 

frs=rs/Dw 又は frn=rn/Dw 

ここに,添字sはねじ軸を,添字nはナットを示す。 

2.2.2.6 

接触角,α(contact angle) 


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ボールの中心を通り軸に直角な線と,ボールの中心と接触点とを結ぶ線とがなす角(図2参照)。 

2.2.2.7 

軸方向隙間,バックラッシ,sa(backlash, axial play) 

ナット本体とねじ軸との間に回転運動がないとき,その間の自由な軸方向の隙間。 

2.2.2.8 

半径方向隙間,sr(radial play) 

ナット本体とねじ軸との間に回転運動がないとき,その間の自由な半径方向の隙間。 

2.2.2.9 

移動量,l(travel) 

リードに従って任意の数回転したときの,軸方向移動量。 

2.2.2.9.1 

リード,Ph(lead) 

2π radの回転(又は1回転)に対する,実際のねじ軸とナットとの相対的な軸方向移動量。 

2.2.2.9.2 

呼びリード,Ph0(nominal lead) 

ボールねじのサイズを表すための公差をもたないリード。 

2.2.2.9.3 

基準リード,Phs(specified lead) 

温度上昇又は荷重によって発生する変形量の補償のため,呼びリードに対し補正を加えたリード。搬送

用ボールねじにおいては,一般には呼びリードと同じ。 

2.2.2.9.4 

呼び移動量,l0(nominal travel) 

呼びリードに従って,任意の数回転したときの軸方向移動量[図3 a) の①]。 

2.2.2.9.5 

基準移動量,ls(specified travel) 

基準リードに従って,任意の数回転したときの軸方向移動量[図3 a) の②]。 

注記 基準移動量は,呼び移動量と代表移動量目標値とによって表す場合がある。 

2.2.2.9.6 

実移動量,la(actual travel) 

任意のねじ軸回転角に対するナットの実際の軸方向移動量[図3 a) の③]。 

2.2.2.9.7 

代表移動量,lm(actual mean travel) 

実移動量の傾向を代表する直線[図3 a) の④]。 

注記 代表移動量は,ナットの有効移動量(ねじ軸のねじ部有効長さに対する実移動量)を示す曲線

から,最小二乗法又は簡単で適切な近似法によって求める。近似法による代表移動量線の求め

方を,図3 b) に示す。実移動量曲線の少なくとも二つの上側頂点を通る1本又は数本の接線を

引き[図3 b) のⓐ及びⓑ],下側頂点に対してもこの処理を行う[図3 b) のⓒ]。次に,各々

の接線に平行な実移動量曲線の全てを包含する直線を引き[図3 b) のⓐ′,ⓑ′及びⓒ′],

縦軸に平行にそれぞれの変動幅を決定し[図3 b) のⓘ,ⓙ及びⓚ],その最小のものを決定し

た後[図3 b) のⓘ],決定された上下2本の平行線から等しい距離に平行な直線を引き[図3 b) 


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のⓖ],これを代表移動量線とする。 

2.2.2.9.8 

ねじ部有効長さ,lu(useful travel) 

ボールねじの軸方向移動量誤差を規定するねじ軸のねじ部長さ[図3 a) の⑨]。 

2.2.2.10 代表移動量目標値及び代表移動量誤差 

2.2.2.10.1 

代表移動量目標値,c(travel compensation) 

有効移動量内の基準移動量と呼び移動量との差[図3 a) の⑩]。 

2.2.2.10.2 

代表移動量誤差の許容値,ep(tolerance on specified travel) 

ナットの有効移動量又はねじ軸のねじ部有効長さに対応する代表移動量と基準移動量との差の許容値

[図3 a) の⑤]。 

2.2.2.10.3 

移動量誤差,e(travel deviation) 

代表移動量と呼び移動量又は基準移動量との差。 

2.2.2.10.4 

代表移動量誤差,eoa,esa(actual mean travel deviation) 

ねじ部有効長さlu内における代表移動量lmと呼び移動量l0又は基準移動量lsとの差[図3 a) の⑪,⑫]。 

2.2.2.11 

変動,v(travel variation) 

代表移動量線に平行な2本の直線で挟んだ実移動量曲線の最大幅で,次の3項目について規定する。 

vu ナットの有効移動量又はねじ軸のねじ部有効長さに対応するもの[図3 a) の⑥]。 

v300 ねじ軸のねじ部有効長さの間にとった任意の300 mmに対応するもの[図3 a) の⑦]。 

v2π ねじ軸のねじ部有効長さの間にとった任意の1回転(2π rad)に対応するもの[図3 a) の⑧]。 

注記1 実測値にはa,許容値にはpという添え字を付記して区別する。 

注記2 変動(v2π)の測定は,1リード内における連続測定によるか,又は1リードごとに9回の測

定(45°ごとに0°から360°までの9回の測定)で行う。測定位置は,ねじ軸の有効ねじ部

の両端近傍及び中央とする。 

2.3 

寿命,荷重,速度などの用語及び定義 

2.3.1 

寿命,L(life) 

個々のボールねじに対し,ねじ軸若しくはナット本体のいずれかのボール溝又はボールに疲れの最初の

兆候が現れるまでのナット本体に対するねじ軸の総回転数。 

2.3.2 

定格寿命,L10(basic rating life) 

個々のボールねじ又は同一条件下で作動する同一形式のボールねじの一群に対し,90 %の確率で2.3.1

に到達する寿命。 

2.3.3 

基本動定格荷重,Ca(basic dynamic axial load rating) 

ボールねじが100万回転の定格寿命に対して理論的に耐え得る一定の軸方向荷重。 


B 1192-1:2018  

 

2.3.4 

基本静定格荷重,C0a(basic static axial load rating) 

ボールとねじ溝との間の最大荷重を受ける接触点において,ボール及びねじ溝の総永久変形量が,ボー

ル径の0.000 1倍に対応する静的軸方向荷重。 

2.3.5 

等価荷重,Fm(equivalent load) 

各種荷重の組合せにおいても同寿命となる平均荷重。 

2.3.6 

予圧荷重,Fpr(preload) 

ボールねじのバックラッシの低減又は剛性の増大を図るため,一群のオーバサイズボールを組み込んだ

ナット,又は相互に軸方向に変位させた一対のナットを使用してボールねじ内に作用させる力。 

2.3.7 

予圧動トルク,Tp(dynamic drag torque) 

所定の予圧を与えたボールねじを外部から荷重の作用しない状態及びシールを取り付けない状態で,ね

じ軸に対してナットを回転させるのに要する動トルク,又はナットに対してねじ軸を回転させるのに要す

る動トルク。 

2.3.8 

予圧全動トルク,Tt(total dynamic drag torque) 

所定の予圧を与えたボールねじを外部から荷重の作用しない状態,かつ,シールを取り付けた状態で,

ねじ軸に対してナットを回転させるのに要する動トルク,又はナットに対してねじ軸を回転させるのに要

する動トルク。 

2.3.9 

基準トルク,Tp0(basic torque) 

目標として設定した予圧動トルク(図4の①)。 

2.3.10 

基準トルク変動値,

瀀ヿ

fluction value of basic torque) 

目標として設定した予圧動トルクの変動値。基準トルクに対し正及び負にとる(図4の②)。 

2.3.11 

基準トルク変動率(fluction rate of basic torque) 

基準トルクTp0に対する基準トルク変動値

瀀〰湒

。 

2.3.12 

実トルク曲線(actual torque curve) 

実際の予圧ボールねじについて測定記録した動トルク曲線(図4の③)。 

2.3.13 

平均実トルク,Tpa(mean actual torque) 

ねじ部有効長さについてナットを往復運動させて測定したときの起動トルクを除いた実トルク曲線の最

大値と最小値との算術平均値(図4の④)。 

2.3.14 

実トルク変動値,

瀀懿

fluction value of actual torque) 

ねじ部有効長さについてナットを往復運動させて測定したときの起動トルクを除いた実トルク曲線の最


B 1192-1:2018  

 

大変動値。平均実トルクに対し正及び負にとる(図4の⑤)。 

2.3.15 

実トルク変動率(fluction rate of actual torque) 

平均実トルクTpaに対する実トルク変動値

瀀愰湒

。 

2.3.16 

軸方向剛性,R(axial rigidity, stiffness, spring rate) 

軸方向たわみに対する単位たわみ当たりの力。 

2.3.17 

危険速度,ncr(critical speed) 

ボールねじが共振を生じるようなナット又はねじ軸の回転速度。 

2.3.18 

逆作動(back driving) 

ボールねじのねじ軸又はナットのどちらか一方に軸方向荷重が作用する場合に,もう一方の部品が回転

する能力。 

 

 

a) 移動量 

図3−用語の定義の説明図 

 


B 1192-1:2018  

 

 

b) 代表移動量の求め方 

図3−用語の定義の説明図(続き) 

 

 

図4−用語の定義の説明図 

 

製品の呼び方 

ボールねじの呼び方は,規格番号,ねじ溝のねじれ方向,ねじ溝の条数,ねじの呼び,ねじの種類及び

等級によって,次のように構成する。 


10 

B 1192-1:2018  

 

例 JIS B 1192-1−XXX×XXX×XXXXX−X XX X X 

 

ねじ溝のねじれ方向 

 

ねじ溝の条数 

 

ねじの等級 

 

ねじの種類 

 

ねじ軸のねじ部長さ 

 

呼びリード 

 

ねじ軸呼び径 

 

規格番号(規格の名称又は略号) 

注記1 規格番号の代わりに,規格の名称又はボールねじの略号(BS)を用いてもよい。 

注記2 ねじ溝のねじれ方向は,左ねじの場合にだけ“左”又は“L”の文字で表してもよい。 

注記3 ねじ溝の条数は,多条ねじの場合にだけ表記し,その表記方法は表1による。 

 

表1−多条ねじの表記(例) 

条数 

表記 

2条又は2N 

3条又は3N 

4条又は4N 

 

注記4 ねじの呼びは,ねじ軸呼び径,呼びリード及びねじ軸のねじ部長さを用いて構成してもよい。 

 


11 

B 1192-1:2018  

 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

 

JIS B 1192-1:2018 ボールねじ−第1部:用語及び記号 

ISO 3408-1:2006,Ball screws−Part 1: Vocabulary and designation 

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲 ボールねじの用語及び

記号について規定。 

 

JISとほぼ同じ 

削除 

ISO規格の図1の構成図を削除し
た。 

図1で明白に図示されており,重
複するため。 

2 用語及び
定義 

2.1 ボールねじ構成要
素の用語及び定義 

 

2.1 

JISとほぼ同じ 

削除 

ISO規格の図2の部品構成を削除し
た。 

図1で明白に図示されており,重
複するため。 

2.1.1.2 位置決め用ボ
ールねじ,タイプP 

 

2.1.1.2 

JISとほぼ同じ 

追加 

JISではC系列及びCp系列がある
ことを注記で追加した。 

従来のJISを踏襲した。 

2.1.4.2 スペーサボー
ル 

 

2.1.4.2 

JISとほぼ同じ 

追加 

JISではスペーサボールの補足説明
を追加した。 

説明を追加した方が,使用者にと
って分かりやすいと判断した。 

2.2.1 ボールねじの寸
法に関わる幾何学的記
号 

 

2.2.1 

JISとほぼ同じ 

追加 

図1においてナット本体外径D4を
追加した。また,ISO規格のナット
外径D1は,フランジ外径とした。 

我が国では,一般的に使用されて
いる用語であるため。 

2.2.2.8 半径方向隙間 

 

2.2.2.8 

JISとほぼ同じ 

追加 

JISでは半径方向隙間に補足説明を
追加した。 

説明を追加した方が,使用者にと
って分かりやすいと判断した。 

2.2.2.9.3 基準リード 

 

2.2.2.9.3 

JISとほぼ同じ 

追加 

搬送用ボールねじにおける基準リ
ードの考え方を追加した。 

従来のJISでも規定されており,
分かりやすさを優先させ,そのま
ま残した。 

2.2.2.9 移動量〜 
2.2.2.11 変動 

 

2.2.2.9〜
2.2.2.11 

JISとほぼ同じ 

変更 

ISO規格の図5,図6 a)及び図6 b)
は,JISで図3 a)に集約した。 

従来のJISの表記を踏襲し,分か
りやすさを優先させた。 

2.2.2.9.7 代表移動量 

 

2.2.2.9.7 

JISとほぼ同じ 

追加 

JISでは,図3 b)に作図による代表
移動量の求め方を追加した。 

図による説明を追加した方が,分
かりやすいと判断し,従来のJIS
を踏襲した。 

2

 

B

 1

1

9

2

-1

2

0

1

8

 

 

 

 

 


12 

B 1192-1:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

2 用語及び
定義(続き) 

2.2.2.11 変動 

 

2.2.2.11 

JISとほぼ同じ 

変更 

ISO規格では,変動に関する3項目
は注記として記載されているが,
JISでは規定とした。 
そのため,以降の注記番号にずれが
生じた。 
またJISでは,変動(v2π)について,
1リードごとの測定点を詳しく記載
した。 

変動の3項目は,規定値も掲載し
ていることから,規定とした。 
今後ISOへも変更を働きかける。 
変動(v2π)については,詳しく記
載した方が分かりやすいと判断し
た。 

− 

 

2.2.2.9.9 

超過移動量の定義 

削除 

超過移動量(excess travel)の定義
は削除した。 

我が国ではこの用語の概念がな
く,使用している実態がないため。 

− 

 

2.3.9 

コラム強度の定義 

削除 

コラム強度(column strength)の定義
は削除した。 

我が国ではこの用語の概念がな
く,使用している実態がないため。 

2.3.9 基準トルク〜 
2.3.15 実トルク変動率 

 

− 

− 

追加 

基準トルク,基準トルク変動率など
のトルク関連の用語及び説明図(図
4)を追加した。 
そのため,以降の箇条番号にずれが
生じた。 

我が国では一般的に使用されてお
り,従来のJISを踏襲した。 

3 製品の呼
び方 

 

 

JISとほぼ同じ 

変更 

製品の呼び方の並びを変更した。 
また,製品の呼び方は例として記載
する。 

製品の呼び方の並びは,従来のJIS
を踏襲するが,国内製造業者の表
記の実態に合わせ,例として記載
した。今後は,統一していく方向
で検討し,ISOへも働きかける。 

 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3408-1:2006,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
− 追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更  国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD  国際規格を修正している。 

2

 

B

 1

1

9

2

-1

2

0

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